JPH0141216Y2 - - Google Patents

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JPH0141216Y2
JPH0141216Y2 JP1981156224U JP15622481U JPH0141216Y2 JP H0141216 Y2 JPH0141216 Y2 JP H0141216Y2 JP 1981156224 U JP1981156224 U JP 1981156224U JP 15622481 U JP15622481 U JP 15622481U JP H0141216 Y2 JPH0141216 Y2 JP H0141216Y2
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conductor
glass
antenna conductor
conducting wire
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数個のアンテナを所望に切り換え
て用いるダイバーシテイーアンテナシステムに対
し最適に使用できる自動車用ガラスアンテナに関
するものである。
自動車の車載用ラジオ受信機用のアンテナとし
ては、自動車の窓ガラスの表面あるいは内部にア
ンテナ線を設けたガラスアンテナが広く用いられ
ている。かかるガラスアンテナは、アンテナ線の
パターンの改良や、アンテナに付設されるアン
プ、チヨーク・コイル、コンデンサー等の改良に
より無指向性、受信感度やS/N比に優れたもの
が得られている。例えば、第1図の様な左右非対
称形のパターンで、ガラス板21の側部に給電点
22を持つアンテナ23と、一方を上下2つに分
割したブスバー24,24′と複数本のヒーター
線25とを有する曇り除去用通電加熱ヒーター2
6とをガラス板21に設けたアンテナガラス27
は、FM放送波帯域の電波の水平偏波を受信した
場合における水平面の指向性が少ないため、FM
放送波に対する受信性能が優れたアンテナとして
自動車に使用されている。
しかしながら、この様なガラスアンテナにおい
ても、ラジオ放送局の送信アンテナから発信され
た電波をある条件下で受信した場合、しばしば鋭
い指向性が現われるという欠点が生じた。例え
ば、ビルの谷間で受信した場合や、反射波による
影響の大な場所で受信した場合には、無指向性や
感度が低下する。
特に、FM放送波の様に超短波となると、直線
的な伝搬をする様になるため、ある条件下におい
ては放送局から送信された電波が直接受信アンテ
ナに入射されるよりも、高い建物や山などの障害
物によつて反射されてから受信アンテナに到達す
る方が多くなる場合がある。この様に複雑な径路
を伝搬してきた電波の偏波面は、たとえ送信され
た偏波面が水平であつたとしてもねじれてくると
考えられる。即ち、V成分(垂直成分)の方に偏
つてくると考えられる。
しかしながら、上記ガラスアンテナは、実用面
からFM放送波に対する無指向性の改善に最も強
く影響を及ぼす水平偏波を中心として設計されて
いるため、種々の偏波面成分を含んでいる街中や
山合いでの電波、例えば水平偏波の成分が弱く、
垂直成分が高い電波に対しては、指向性が出てし
まい、感度が低下する。
かかる偏波面成分が異なる電波を受信した時の
受信性能を改善するために、いくつかの偏波面成
分を有する電波を受信した際指向性の異なる複数
本のアンテナを設け、受信電波の状況に応じて、
感度及び指向性の優れた方のアンテナを択一的に
選択して使用する様にしたダイバーシテイーアン
テナシステムが知られている。
本考案は、この様なダイバーシテイーアンテナ
システムに対し最適であり、それによつて指向性
を改善しうるガラスアンテナを提供することを目
的として検討の結果考案されたものであり、その
要旨は、自動車の後部窓用のガラス板の上部又は
下部に2段に、あるいは上部と下部にFM放送受
信用の第1のアンテナ導線と、該第1のアンテナ
導線の指向特性が異なる第2のアンテナ導線とを
設けるとともに、上記第1のアンテナ導線と第2
のアンテナ導線との間にガラス板に2本の平行導
線の一つの先端を短絡された導線回路を有し、そ
の一端が上記第1のアンテナ導線の所定部分に接
続され、残る一端が上記第2のアンテナ導線に接
続されてリアクタンス効果が付与される様にした
ものであつて、少なくとも1回の折り返し部を有
するスタブを設け、上記第1のアンテナ導線には
第1の給電点を、第2のアンテナ導線には第2の
給電点を設けてなり、第1の給電点及び第2の給
電点には、第1のアンテナ導線と第2のアンテナ
導線により受信されたFM放送受信のうち利得の
高い方を択一的に選択するスイツチング回路を介
してFMラジオ受信機が接続される様にするとと
もに、第1の給電点又は第2の給電点のいずれか
一方には、AMラジオ受信機が接続される様にし
たことを特徴とする自動車のガラスアンテナに関
するものである。
以下、本考案を図面に従つて説明する。
第2〜6,11図は、自動車の後部窓用のガラ
スアンテナを例示したものであり、又第7〜10
図は、自動車のフロント窓用のガラスアンテナを
例示したものである。各図において、1はガラス
板、2は第1のアンテナ導線、3は第2のアンテ
ナ導線、4は第1のアンテナ導線に設けられた第
1の給電点、5は第2のアンテナ導線に設けられ
た第2の給電点、6はリアクタンス効果を付与す
る導電回路であり、又7は多数本のヒーター線8
と該ヒーター線8に給電するブスバー9とから構
成されている曇り除去用通電加熱ヒーターであ
る。
本考案においては、第1のアンテナ導線2及び
第2のアンテナ導線3がFM放送の受信時におい
てはそれぞれ独立した2つのアンテナとして作用
してダイバーシテイー受信方式の選択アンテナと
して利用される様になつており、又AM放送の受
信時においては第1と第2のアンテナ導線2,3
が1つのアンテナとして作用し充分な利得がもた
らされる様になつている。
第1のアンテナ導線と第2のアンテナ導線は
FM放送受信時ダイバーシテイーアンテナシステ
ムの択一的に選択して使用する各アンテナとして
機能する様に、それぞれ指向特性が異なる様に設
計し、それぞれの感度の弱い部分を補完する様に
される。即ち、第1のアンテナ導線及び第2のア
ンテナ導線のいずれか一方のアンテナの指向性が
低下して利得が低下する部分において他方が高い
利得を有する様にし、互いのアンテナが他方のア
ンテナ性能の低下を補完する指向特性を有するパ
ターン、例えばデイツプ点に示す方向が異なる様
な特性を有するパターンに、第1及び第2のアン
テナ導線のパターンが設計される。
第1のアンテナ導線2及び第2のアンテナ導線
3のパターンとしては、自動車の形状、ガラス板
の寸法、形状、後部窓ガラス板の場合には、曇り
除去用通電加熱ヒーターの上部、下部又は側部の
余白部の大きさ、形状などによりアンテナとして
最適な利得、無指向性が得られる様に適宜のパタ
ーンが設計される。第1及び第2のアンテナ導線
は、FM放送波に対して高い利得と所望の指向性
が得られる様にするとともに、AM放送波に対し
ても高い利得が得られる様、FM及びAM放送波
の両方に共働する様なパターンにしてもよいし、
又FM放送波を主として受信する部分とAM放送
波を主として受信する部分に分けた様なパターン
にしてもよいし、又FM及びAM放送波を受信す
る部分とAM放送波を主として受信する部分とに
分けた様なパターンにしてもよい。
例えば、自動車の後部窓用のガラスアンテナに
おける第1のアンテナ導線及び第2のアンテナ導
線としては、第2〜6図の様に自動車の縦方向の
中心線に関し、左右非対称となる様に所定本数の
横アンテナ導線と、必要に応じて縦アンテナ導線
とを組み合わせた左右非対称形のアンテナパター
ンや自動車の縦方向の中心線に関し、左右対称形
となる様に所定本数の横アンテナ導線と必要に応
じて縦アンテナ導線とを組み合わせた左右対称形
のアンテナパターンや、あるいは1本の横アンテ
ナ線を主体とするアンテナパターンなどが選択さ
れる。本考案においては、上記した様な各種アン
テナパターンの第1のアンテナ導線と第2のアン
テナ導線とを適宜組み合わせてガラス板の上部に
2段に、あるいは上部と下部に、あるいは上部又
は下部と側部に設けられる。この様にガラス板の
横方向に複数本の横アンテナ導線をアンテナ導線
2の主体とすれば、曇り除去用通電加熱ヒーター
7の設けられたガラス板の上部又は下部余白部を
利得向上、指向性の改善等のアンテナ特性の向上
に効果的に利用することができる。
又、自動車のフロント窓用のガラスアンテナに
おける第1のアンテナ導線及び第2のアンテナ導
線としては、第7〜10図の様に、ガラス板1の
周辺部分に端部から所定の間隔をおいて縦アンテ
ナ導線と横アンテナ導線と、更に必要に応じて折
り返し部や分岐部などとを適宜組み合わせた様な
パターンであつてもよいし、あるいは又、ガラス
板1の周辺部分に端部から所定の間隔をおいて縦
アンテナ導線と横アンテナ導線と、更にガラス板
1の中央部に縦アンテナ導線とを適宜組み合わせ
たパターンであつてもよいし、あるいは又、ガラ
ス板の周辺部分に、端部から所定の間隔をおいて
一本ないし数本の横アンテナ導線、ないし縦アン
テナ導線と、ガラス板1の中央部に縦アンテナ導
線とを適宜組み合わせたパターンでもよい。
勿論、本考案における、第1のアンテナ導線及
び第2のアンテナ導線のアンテナパターンは、第
2〜11図に示した様なパターンに限らず、その
他各種パターンを使用できるものである。
又、第1、第2のアンテナ導線2,3にアンテ
ナフイーダー線を接続するために設けられる第
1、第2の給電点4,5は、設けられる給電点の
位置によつて、第1、第2のアンテナ導線2,3
のFM放送波に対する指向特性が変わつてくるの
で、求めようとする指向特性に応じて、あるいは
取付、配線上の位置を考慮して、最適な位置とな
る様にガラス板の周辺部に設ける。
なお、第4図の様に、ガラス板1の同側部に給
電点4,5を設けると、アンテナフイーダー線の
取出し構造を簡略化することができ、配線作業、
取付作業を容易にすることができ、それによつ
て、コスト低減化をはかることができ、更に故障
の発生率も低減させることができる。又第2,
3,5〜11図の様に給電点4,5をガラス板の
相対する側部、あるいは隣接する側部に設ける様
にすれば、第1及び第2のアンテナ導線の指向特
性を異なる様にして互に指向性を補完して無指向
性を高める上で、各アンテナ導線のパターンの設
計がより容易となる。
本考案のガラスアンテナの第1のアンテナ導線
と第2のアンテナ導線のアンテナのパターンは、
双方同一のパターンであつてもよいが、それぞれ
相異なるパターンとするのがより好ましい。それ
ぞれ相異なるアンテナパターンとすると、FM放
送波に対する指向特性を異なる様にして、互に性
能を補完する様にするのが容易となる。特に、自
動車の後部窓用のガラス板に設けられる第1のア
ンテナ導線と第2のアンテナ導線のアンテナパタ
ーンは第2〜6図に示した様に、第1のアンテナ
導線と第2のアンテナ導線のいずれか一方を自動
車の縦方向の中心線に関し、左右非対称形のパタ
ーンとし、他方を左右対称形のパターンとする
か、あるいは両方とも左右非対称形のパターンと
するのが好ましい。この様にすると、FM放送波
に対する指向特性を異なる様にして、互に性能を
補完するアンテナを設計するのがより容易とな
る。
なお、自動車のフロント窓用のガラス板に対
し、第1及び第2のアンテナを設ける場合には、
自動車の運転手の前方視野の妨げとならない様に
フロント窓の開口部の外周から100mm以内及びフ
ロント窓ガラス板の中心線に対称に巾6.5mmで設
けられた帯状部分の中に、アンテナ導線を設ける
のが好ましい。又、アンテナ導線の巾又は径は、
0.2mm以下とし、本数は各部2本以内とするのが
好ましい。
又、曇り除去用通電加熱ヒーターの設けられた
自動車の後部窓用ガラス板の上記曇り除去用通電
加熱ヒーターの上部又は下部の余白部に第1及び
第2のアンテナ導線を設ける場合、第2〜4図の
様に、第1及び第2のアンテナ導線の両方とも曇
り除去用通電加熱ヒーターによりノイズの発生、
利得低下等の悪影響を受けない様に、曇り除去用
通電加熱ヒーターから2cm以上の間隔を離して設
けてもよいし、又第6図の様に曇り除去用通電加
熱ヒーターをFM放送受信時の指向性改良及び利
得向上のために、あるいはAM放送受信時の利得
向上のために積極的に利用できる様に、第1のア
ンテナ導線及び第2のアンテナ導線のいずれか一
方を曇り除去用通電加熱ヒーターから0.1cm〜1.0
cmの間隔をおいて離し、直流的には接続されない
が、高周波的には両者間で接続される様に設けて
もよいし、又第5図の様に、同上の指向性改良、
利得向上のために、第1のアンテナ導線及び第2
のアンテナ導線のいずれか一方を曇り除去用通電
加熱ヒーターの一部と直接接続する様に設けても
よい、なお、これらの場合曇り除去用通電加熱ヒ
ーターの電源用リード線の少なくとも一方に、第
1又は第2のアンテナ導線に誘起された高周波電
流がアースに流れない様に、あるいはノイズの発
生原因となるバツテリーの直流電流がラジオ受信
機側に流れ込まない様に、あるいは、曇り除去用
通電加熱ヒーターがアンテナとしても機能する様
にするために、高周波チヨークコイルあるいはコ
ンデンサーを挿入して、曇り除去用通電加熱ヒー
ターを高周波的に浮かす様にすることができる。
中でも後の2つの場合には、この様にすることが
必要である。
本考案においては、第1のアンテナ導線と第2
のアンテナ導線との間にリアクタンス効果を付与
させる導線回路が接続されており、FM放送受信
時には第1のアンテナ導線と第2のアンテナ導線
とが別々のアンテナとして機能し、AM放送受信
時には、第1のアンテナ導線と第2のアンテナ導
線とが一体化して第1のアンテナ導線と第2のア
ンテナ導線の両方がAM用のアンテナとして機能
する様になつている。かかる導線回路は、FM放
送の周波数帯において、高いインピーダンスを持
つ一方、AM放送の周波数帯においては低いイン
ピーダンスを持つ様にされる。かかるリアクタン
ス効果を付与させる導電回路の最適なものは、平
行の導線の先端を短絡させてリアクタンス成分が
入り、リアクタンス素子として機能する様にさせ
たスタブである。このスタブは、第2〜5,8,
9図の様に2本の平行導線の一つの先端を短絡さ
せて、他端を第1及び第2のアンテナ導線2,3
の所定部分に接続させる様にした1回の折り返し
部の形状を持つものであつてもよいし、あるいは
又第6,7,9図の様に複数回の折り返し部の形
状を持つものであつてもよい。この様なスタブ
は、導線から構成することができるので、ガラス
板に直接設けることができるとともに、第1及び
第2のアンテナ導線と同じ導線を使用することに
より、第1及び第2のアンテナ導線をガラス板に
設ける時に同時に、かつ一体化してガラス板に設
けることができる。
この様に第1のアンテナ導線2の所定部分と第
2のアンテナ導線3の所定部分にスタブ等のリア
クタンス素子として機能する導電回路が接続され
ているので、第1及び第2のアンテナ導線2,3
によつて受信されたFM放送の周波数帯域の高周
波電流に対しては、第1と第2のアンテナ導線
2,3との間に上記導電回路のリアクタンス成分
が入り、第1及び第2のアンテナ導線2,3が
別々のFM用アンテナとして働く一方、AM放送
の周波数帯域の高周波電流に対しては、上記スタ
ブ等の導電回路が単なる伝送路として作用し、第
1及び第2のアンテナ導線2,3がAM用アンテ
ナとして働く。従つて、第1及び第2のアンテナ
導線の所定位置に給電点を設け、第1及び第2の
アンテナ導線に生じたFM受信信号を別々に取り
出す様にすることにより、ダイバーシテイー受信
方式の選択アンテナとして使用することができ
る。又第1又は第2のアンテナ導線のいずれか一
方にAM受信信号取出し用の給電点を設ければ、
第1及び第2のアンテナ導線2,3がAM用のア
ンテナとして機能するので、AM用アンテナの実
効長を長くすることができ、AM放送の受信感度
を高めることができる。
なお、上記したスタツブ等のリアクタンス成分
を付与させる導電回路は、第1又は第2のアンテ
ナ導線の中に、FM放送波を主に受信する部分と
AM放送波を受信する部分とに分けるために設け
ることもでき、又第5図の様に、第1又は第2の
アンテナ導線と曇り除去用通電加熱ヒーターとの
間に設けて、曇り除去用通電加熱ヒーターの導線
部分をAM用のアンテナとして機能させる様にす
ることもできる。
本考案におけるガラスアンテナの第1及び第2
のアンテナ導線は、1枚のガラス板内に設けられ
るものであるが、第1及び第2のアンテナ導線の
指向特性は、第1及び第2のアンテナ導線が占め
られるガラス板内における位置の相違、第1及び
第2のアンテナ導線のアンテナパターンの相違、
給電点の位置の相違や、自動車ボデイ、窓まわり
の金属体や曇り除去用通電加熱ヒーターからの反
射波の影響等の反射波の影響などのため、種々の
偏波面成分比において、第1及び第2のアンテナ
導線の指向性が同一となる確率は低いものであ
る。
本考案におけるガラスアンテナを構成するアン
テナ導線及びリアクタンス成分を付与させる導電
回路は、導電性金属粉末(例えば銀)と低融点ガ
ラスフリツトとビヒクルとその他所望の成分とを
混合して懸濁させた導電ペーストをガラス面に所
定のパターンにプリントし、焼成し、更に必要に
応じてメツキ加工して形成したプリント線、ある
いは銅などの導電性金属細線などが挙げられる。
この導電性金属細線を用いる場合には、合せプラ
スチツク中間膜面に金属細線を配線し、これを2
枚のガラス板間に挾み、合せ加工して合せガラス
として用いられる。特に、自動車のフロント窓用
のガラスアンテナの場合には、前方の視野の妨げ
とならない様に、アンテナ導線として0.25mm以下
の金属細線を利用し、これを合せプラスチツク中
間膜に配線して合せ加工した合せガラスタイプの
ガラスアンテナが最適である。
本考案のガラスアンテナをダイバーシテイーア
ンテナシステムに対し利用するに当つては、複数
個のアンテナからの複数のアンテナ出力、例えば
第1及び第2のアンテナ導線からの2つのFM放
送波の受信信号のうちいずれか一つを択一的に選
択するスイツチング回路を、ガラスアンテナの各
構成アンテナの給電点とラジオ受信機との間、あ
るいはラジオ受信機内に設け、択一的に選択され
たアンテナの受信信号のいずれかがラジオ受信機
へ入力される様にされる。
又、本考案のガラスアンテナを使用するに当つ
ては、AM及びFM放送波の受信感度を高めるた
めに、あるいはAM放送波又はFM放送波の受信
感度を高めるために、高周波増巾回路をガラスア
ンテナの各構成アンテナ、例えば第1のアンテナ
導線及び第2のアンテナ導線のいずれか一つに、
あるいは全部に接続することができる。この高周
波増巾回路は、アンテナの給電点とスイツチング
回路との間に設けてもよいし、あるいは又スイツ
チング回路とラジオ受信機のアンテナ信号入力端
との間に設けてもよい。高周波増巾回路として
は、同調型でもよいし、あるいは又非同調型でも
よい。
又、必要に応じて、ガラスアンテナの各構成ア
ンテナの給電点、例えば、第1のアンテナ導線と
第2のアンテナ導線の給電点のいずれか一方又は
両方とスイツチング回路との間にゲイン調整用の
アツテネーターを設けることもできる。
尚、スイツチング回路は、ラジオ受信機の入力
の前に設ける必要はなく、ラジオ受信機の高周波
増巾段(RF段)、あるいは低周波増巾段(AF
段)、あるいはその他のラジオ受信機の回路の都
合のよい位置に設けることもできる。
第11図は、本考案のガラスアンテナを用いた
ダイバーシテイーアンテナシステムの概略図であ
り、曇り除去用通電加熱ヒーター7の電源用リー
ド線10,11とアースとの間には、高周波チヨ
ークコイル12が挿入され、曇り除去用通電加熱
ヒーター7を高周波的に浮かせ、該ヒーター2に
誘起された電流が漏れなくFMラジオ受信機1
3、及びAMラジオ受信機14に流れ、又曇り除
去用通電加熱ヒーター7の加熱用直流電源に含ま
れるノイズ成分がFM及びAMラジオ受信機13,
14に流れない様にされている。この高周波チヨ
ークコイル12としては、小型で高インピーダン
スが得られる同相巻チヨークコイルが利用されて
おり、このコイルの一方の片側巻線はブスバー9
aへ、他方の片側巻線はブスバー9bへそれぞれ
直列に接続されている。
又、第1のアンテナ導線2と第2のアンテナ導
線3の給電点4,5とFM及びAMラジオ受信機
13,14の入力端子との間には、高周波増巾回
路15が挿入され、AM放送波及びFM放送波の
受信信号の利得が高められる様にされている。
又、第1のアンテナ導線2と第2のアンテナ導線
3の2つのFM放送波の受信信号を入力し、利得
の高い方の信号を選択するスイツチング回路16
が第1のアンテナ導線2と第2のアンテナ導線3
に接続され、このスイツチング回路16により選
択された第1のアンテナ導線又は第2のアンテナ
導線のFM受信信号がFMラジオ受信機13へ入
力される様になつている。
次に、本考案の実施例について説明する。
実施例 第12図の様な自動車後部窓用ガラス板1面に
銀紛末とガラスフリツトを含む銀ペーストを同図
の様な第1のアンテナ導線2と第2のアンテナ導
線3と曇り除去用通電加熱ヒーター7のパターン
となる様にシルクスクリーン印刷法によりプリン
トし、乾燥し、次いで加熱炉の中へ入れて650℃
に加熱して焼付けてガラスアンテナを製造した。
このガラスアンテナにおいて各部の寸法は以下の
通りとした。
A=320mm、B=100mm、C=350mm、D=420
mm、E=525mm、F=35mm、G=20mm 水平面を基準としてα(ここでαは0゜,45゜,
90゜)の角度に送信アンテナを傾け、それぞれの
角度における上記ガラスアンテナの第1のアンテ
ナ導線及び第2のアンテナ導線の指向特性を測定
した結果を第13,14図に示す。なお、この測
定は、60dB均一電界強度で、周波数80MHz及び
85MHzの電波に対し行なつた。なお、第13図は
周波数80MHzでの指向特性であり、第14図は周
波数85MHZでの指向特性であり、第13図及
び第14図のaはα=0゜、bはα=45゜、cはα
=90゜での指向特性であり、図中Aは第1のアン
テナ導線、Bは第2のアンテナ導線のFM指向特
性曲線を示すものである。
かかる指向特性曲線からも判る様に、本考案の
ガラスアンテナは、種々の偏波面成分を有する電
波を受信した場合にも、第1及び第2のアンテナ
導線で互に利得の低い部分を補完し合う様になつ
ているので、第1のアンテナ導線と第2のアンテ
ナ導線の2つのFM受信信号のうち、強い方の信
号を選択すれば、種々の偏波面成分を有する電波
を受信した場合にも、良好なFMの無指向性が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動車用ガラスアンテナの正
面図、第2〜10図は、本考案の具体例に係る自
動車用ガラスアンテナの正面図、第11図は、本
考案の自動車用ガラスアンテナを組み込んだダイ
バーシテイーアンテナシステムの概略図、第12
図は、実施例1に係る自動車用ガラスアンテナの
正面図、第13,14図は実施例1の自動車用ガ
ラスアンテナについての指向特性図である。 1;ガラス板、2;第1のアンテナ導線、3;
第2のアンテナ導線、4:第1のアンテナ導線の
給電点、5;第2のアンテナ導線の給電点、6:
リアクタンス成分を付与する導電回路、7;曇り
除去用通電加熱ヒーター、13;FMラジオ受信
機、14;AMラジオ受信機、15;高周波増巾
回路、16:スイツチング回路、17;電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の後部窓用のガラス板の上部又は下部に
    2段に、あるいは上部と下部にFM放送受信用の
    第1のアンテナ導線と、該第1のアンテナ導線の
    指向特性が異なる第2のアンテナ導線とを設ける
    とともに、上記第1のアンテナ導線と第2のアン
    テナ導線との間にガラス板に2本の平行導線の一
    つの先端を短絡された導線回路を有し、その一端
    が上記第1のアンテナ導線の所定部分に接続さ
    れ、残る一端が上記第2のアンテナ導線に接続さ
    れてリアクタンス効果が付与される様にしたもの
    であつて、少なくとも1回の折り返し部を有する
    スタブを設け、上記第1のアンテナ導線には第1
    の給電点を、第2のアンテナ導線には第2の給電
    点を設けてなり、第1の給電点及び第2の給電点
    には、第1のアンテナ導線と第2のアンテナ導線
    により受信されたFM放送受信のうち利得の高い
    方を択一的に選択するスイツチング回路を介して
    FMラジオ受信機が接続される様にするととも
    に、第1の給電点又は第2の給電点のいずれか一
    方には、AMラジオ受信機が接続される様にした
    ことを特徴とする自動車のガラスアンテナ。
JP15622481U 1981-10-22 1981-10-22 自動車のガラスアンテナ Granted JPS5864105U (ja)

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