JPH0143528B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0143528B2 JPH0143528B2 JP56181024A JP18102481A JPH0143528B2 JP H0143528 B2 JPH0143528 B2 JP H0143528B2 JP 56181024 A JP56181024 A JP 56181024A JP 18102481 A JP18102481 A JP 18102481A JP H0143528 B2 JPH0143528 B2 JP H0143528B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mushrooms
- millet
- rice bran
- present
- culture medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mushroom Cultivation (AREA)
Description
本発明はきのこの人工栽培において使用するた
めの培養基に関する。更に詳細には本発明はライ
麦、からす麦、粟、稗およびきびの少なくとも1
種からなる穀類の粉末を必須構成分としてなるき
のこの栽培用培養基に関する。 従来、食用きのこの栽培は原木を利用したほだ
木栽培がほとんどで気候条件により収穫が左右さ
れることが多かつた。しかるに近年エノキダケ、
ヒラタケ、ナメコ等において鋸屑(おがくず)、
モミガラ等に乾物重量比でその1部に対して米糠
を0.1〜1部の割合で混合した培養基を用いて箱
または壜中で栽培を行なう菌床人工栽培法が確立
され、年間を通して四季に影響されることなく安
定して食用きのこの収穫をすることができるよう
になつた。そして今や従来農家での家内労働的性
格であつたきのこ栽培が大量連続栽培による工業
生産形態に移行しつつある。この工業生産規模で
のきのこの人工栽培は培養基の混合素材として米
糠の使用を必須としている。 しかしながら米の消費量の減少あるいは農業政
策による減反等もあつて米の生産量は年々低下
し、その結果として当然米糠の供給も減少しその
入手が困難となりつつある。また米糠はできるだ
け新鮮なものを使用せねばならぬことも米糠の利
用によるきのこの人工栽培法における難点となつ
ている。ことために従来技術における培養基の混
合素材としての米糠の代替物についての需要があ
るが満足し得るものはいまだに見出されていな
い。例えば特公昭54−7697号公報においてコーン
ブランが提案されているが、これの利用可能性は
ヒラタケの人工栽培に局限されており、最大の生
産量を有するエノキダケの培養には全く無力であ
る。ちなみに現在のヒラタケの年間生産量は
15000トン、そしてエノキダケの年間生産量は
50000トンであり、米糠の使用量もそれとほぼ同
量である。 本発明者は種々研究の結果従来法における培養
基の素材としてライ麦、からす麦、粟、稗および
きびの少なくとも1種からなる穀類の粉末が極め
て効果的であることを見出した。 本発明によれば、ライ麦、からす麦、粟、稗お
よびきびの少なくとも1種からなる穀類の粉末を
使用することによつて米糠の使用を必要とするこ
となしにヒラタケ、ナメコ、マイタケおよびシメ
ジは勿論、従来米糠以外の培地材料では栽培不可
能と考えられていたエノキダケの菌床人工栽培が
可能である。 しかも更に予想外なことには米糠に代えてライ
麦、からす麦、粟、稗およびきびの少なくとも1
種からなる穀類の粉末を培養材料として使用する
ことにより子実体の収量増加、栽培期間の短縮お
よび品質の改良を実現し得ることが見出された。 本発明では、ライ麦、からす麦、粟、稗および
きびの少なくとも1種からなる穀類を各種の粉砕
機で粉砕したものをそのまま培地として使用する
ことが出来るが、その粉砕物を分画して蛋白、脂
肪等を所望する含有量に調整したものも同様に使
用できる。 本発明のきのこの人工栽培用培養基はライ麦、
からす麦、粟、稗およびきびの少なくとも1種か
らなる穀類の粉末単独でもよいし、あるいはまた
従来使用されている鋸屑または(および)モミガ
ラと米糠からなる培養基において米糠の代りにラ
イ麦、からす麦、粟、稗およびきびの少なくとも
1種からなる穀類の粉末を置換したものでありう
る。従つて雑穀類粉末は乾物換算比で鋸屑または
(および)モミガラの1部当り0.1〜1部の量で使
用されうる。当業者には明らかなようにこの場合
に米糠または(および)穀類の皺を培養基の一部
として加えることは妨げない。現実の人工栽培に
当つてはこのような培養基の水分含量を50〜70%
に調整した後、当業者には既知の適当な温度およ
び湿度条件において種付けおよび成育を実施す
る。本発明に使用するモミガラは加圧粉砕したい
わゆる膨軟化モミガラが好適である。 以下に本発明の実施例を掲げるが、本発明はこ
れら実施例に限定されるものではない。 実施例 1 鋸屑270gにからす麦の全粒粉90gおよび水150
mlを添加混合し、水分を66%に調整した培養基を
容量800c.c.のプラスチツク製の壜に充填し、120℃
で30分間高圧殺菌する。冷却後、これに本シメジ
の菌を接種し、室温25℃および湿度70〜80%の培
養室で菌糸の培養を行ない、更に同条件下で熟成
を行なう。接種後90日で菌かきを行ない、室温15
℃および湿度90〜95%の栽培室で栽培する。 対照例として鋸屑270gに米糠90gおよび水150
mlを添加混合し、水分を66%に調整した培養基を
使用して前記と同様に本シメジの培養をした。 また、別の対照例として、実施例1におけるか
らす麦の全粒粉をもろこし粉(粗蛋白8.0%、粗
脂肪2.2%、粗灰分1.0%)に置き換えた外は実施
例1と同様にして本シメジを培養した。 前記実施例および対照例における本シメジの栽
培結果を下表に示す。なお、実施例1により収穫
された茸は傘の色が濃く、茎も太い良質の本シメ
ジであつた。
めの培養基に関する。更に詳細には本発明はライ
麦、からす麦、粟、稗およびきびの少なくとも1
種からなる穀類の粉末を必須構成分としてなるき
のこの栽培用培養基に関する。 従来、食用きのこの栽培は原木を利用したほだ
木栽培がほとんどで気候条件により収穫が左右さ
れることが多かつた。しかるに近年エノキダケ、
ヒラタケ、ナメコ等において鋸屑(おがくず)、
モミガラ等に乾物重量比でその1部に対して米糠
を0.1〜1部の割合で混合した培養基を用いて箱
または壜中で栽培を行なう菌床人工栽培法が確立
され、年間を通して四季に影響されることなく安
定して食用きのこの収穫をすることができるよう
になつた。そして今や従来農家での家内労働的性
格であつたきのこ栽培が大量連続栽培による工業
生産形態に移行しつつある。この工業生産規模で
のきのこの人工栽培は培養基の混合素材として米
糠の使用を必須としている。 しかしながら米の消費量の減少あるいは農業政
策による減反等もあつて米の生産量は年々低下
し、その結果として当然米糠の供給も減少しその
入手が困難となりつつある。また米糠はできるだ
け新鮮なものを使用せねばならぬことも米糠の利
用によるきのこの人工栽培法における難点となつ
ている。ことために従来技術における培養基の混
合素材としての米糠の代替物についての需要があ
るが満足し得るものはいまだに見出されていな
い。例えば特公昭54−7697号公報においてコーン
ブランが提案されているが、これの利用可能性は
ヒラタケの人工栽培に局限されており、最大の生
産量を有するエノキダケの培養には全く無力であ
る。ちなみに現在のヒラタケの年間生産量は
15000トン、そしてエノキダケの年間生産量は
50000トンであり、米糠の使用量もそれとほぼ同
量である。 本発明者は種々研究の結果従来法における培養
基の素材としてライ麦、からす麦、粟、稗および
きびの少なくとも1種からなる穀類の粉末が極め
て効果的であることを見出した。 本発明によれば、ライ麦、からす麦、粟、稗お
よびきびの少なくとも1種からなる穀類の粉末を
使用することによつて米糠の使用を必要とするこ
となしにヒラタケ、ナメコ、マイタケおよびシメ
ジは勿論、従来米糠以外の培地材料では栽培不可
能と考えられていたエノキダケの菌床人工栽培が
可能である。 しかも更に予想外なことには米糠に代えてライ
麦、からす麦、粟、稗およびきびの少なくとも1
種からなる穀類の粉末を培養材料として使用する
ことにより子実体の収量増加、栽培期間の短縮お
よび品質の改良を実現し得ることが見出された。 本発明では、ライ麦、からす麦、粟、稗および
きびの少なくとも1種からなる穀類を各種の粉砕
機で粉砕したものをそのまま培地として使用する
ことが出来るが、その粉砕物を分画して蛋白、脂
肪等を所望する含有量に調整したものも同様に使
用できる。 本発明のきのこの人工栽培用培養基はライ麦、
からす麦、粟、稗およびきびの少なくとも1種か
らなる穀類の粉末単独でもよいし、あるいはまた
従来使用されている鋸屑または(および)モミガ
ラと米糠からなる培養基において米糠の代りにラ
イ麦、からす麦、粟、稗およびきびの少なくとも
1種からなる穀類の粉末を置換したものでありう
る。従つて雑穀類粉末は乾物換算比で鋸屑または
(および)モミガラの1部当り0.1〜1部の量で使
用されうる。当業者には明らかなようにこの場合
に米糠または(および)穀類の皺を培養基の一部
として加えることは妨げない。現実の人工栽培に
当つてはこのような培養基の水分含量を50〜70%
に調整した後、当業者には既知の適当な温度およ
び湿度条件において種付けおよび成育を実施す
る。本発明に使用するモミガラは加圧粉砕したい
わゆる膨軟化モミガラが好適である。 以下に本発明の実施例を掲げるが、本発明はこ
れら実施例に限定されるものではない。 実施例 1 鋸屑270gにからす麦の全粒粉90gおよび水150
mlを添加混合し、水分を66%に調整した培養基を
容量800c.c.のプラスチツク製の壜に充填し、120℃
で30分間高圧殺菌する。冷却後、これに本シメジ
の菌を接種し、室温25℃および湿度70〜80%の培
養室で菌糸の培養を行ない、更に同条件下で熟成
を行なう。接種後90日で菌かきを行ない、室温15
℃および湿度90〜95%の栽培室で栽培する。 対照例として鋸屑270gに米糠90gおよび水150
mlを添加混合し、水分を66%に調整した培養基を
使用して前記と同様に本シメジの培養をした。 また、別の対照例として、実施例1におけるか
らす麦の全粒粉をもろこし粉(粗蛋白8.0%、粗
脂肪2.2%、粗灰分1.0%)に置き換えた外は実施
例1と同様にして本シメジを培養した。 前記実施例および対照例における本シメジの栽
培結果を下表に示す。なお、実施例1により収穫
された茸は傘の色が濃く、茎も太い良質の本シメ
ジであつた。
【表】
上記表に示された結果から、からす麦の全粒粉
を使用している本発明では、米糠またはもろこし
粉を使用する従来技術(対照例)に比べて本シメ
ジの収穫量が大幅に増加する(米糠を使用した場
合に比べて約3割、もろこし粉を使用した場合に
比べて約1割)ことがわかる。しかも本発明のか
かる実施例1で得られた本シメジは、茎の太さ、
きのこの高さおよび傘の直径の平均値のいずれも
が対照例で得られたものに比べて大きくなつてお
り、さらに傘の直径が5mm以上のきのこの本数も
多くなつていて傘の色も濃くなつており、このこ
とから本発明では対照例に比べて品質のより良好
な本シメジが得られることがわかる。 実施例 2 鋸屑270gにライ麦90gおよび水150mlを添加混
合した培養基を用いる以外は実施例1と同様にし
て本シメジの栽培を行つた。その結果を下表に示
す。下表に示されている結果から、ライ麦を使用
している本発明では米糠を使用している従来技術
(対照例)に比べて本シメジの合計栽培日数が少
なくて済み、それにも拘らず本シメジの収穫量が
大幅に増加(約2割)していることがわかる。し
かも本発明のかかる実施例2で得られた本シメジ
は、茎の太さ、きのこの高さおよび傘の直径の平
均値のいずれもが対照例で得られたものに比べて
大きくなつていて傘の色も濃く、このことから本
発明では対照例に比べて品質のより良好な本シメ
ジが得られることがわかる。
を使用している本発明では、米糠またはもろこし
粉を使用する従来技術(対照例)に比べて本シメ
ジの収穫量が大幅に増加する(米糠を使用した場
合に比べて約3割、もろこし粉を使用した場合に
比べて約1割)ことがわかる。しかも本発明のか
かる実施例1で得られた本シメジは、茎の太さ、
きのこの高さおよび傘の直径の平均値のいずれも
が対照例で得られたものに比べて大きくなつてお
り、さらに傘の直径が5mm以上のきのこの本数も
多くなつていて傘の色も濃くなつており、このこ
とから本発明では対照例に比べて品質のより良好
な本シメジが得られることがわかる。 実施例 2 鋸屑270gにライ麦90gおよび水150mlを添加混
合した培養基を用いる以外は実施例1と同様にし
て本シメジの栽培を行つた。その結果を下表に示
す。下表に示されている結果から、ライ麦を使用
している本発明では米糠を使用している従来技術
(対照例)に比べて本シメジの合計栽培日数が少
なくて済み、それにも拘らず本シメジの収穫量が
大幅に増加(約2割)していることがわかる。し
かも本発明のかかる実施例2で得られた本シメジ
は、茎の太さ、きのこの高さおよび傘の直径の平
均値のいずれもが対照例で得られたものに比べて
大きくなつていて傘の色も濃く、このことから本
発明では対照例に比べて品質のより良好な本シメ
ジが得られることがわかる。
【表】
のものの本数
【表】
・総合評価 優 良
Claims (1)
- 1 ライ麦、からす麦、粟、稗およびきびの少な
くとも1種からなる穀類の粉末を必須構成分とし
てなることを特徴とする、きのこの栽培用培養
基。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56181024A JPS5886017A (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | きのこの栽培用培養基 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56181024A JPS5886017A (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | きのこの栽培用培養基 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5886017A JPS5886017A (ja) | 1983-05-23 |
| JPH0143528B2 true JPH0143528B2 (ja) | 1989-09-21 |
Family
ID=16093424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56181024A Granted JPS5886017A (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | きのこの栽培用培養基 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5886017A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4753856A (en) * | 1987-01-02 | 1988-06-28 | Dow Corning Corporation | Multilayer ceramic coatings from silicate esters and metal oxides |
| US7487784B2 (en) | 2002-06-07 | 2009-02-10 | L'oreal | Applicator including a stem connected to a handle member via a hinge |
| US7172357B2 (en) | 2002-06-07 | 2007-02-06 | L'oreal | Applicator comprising a sloping applicator element and a stem connected via a hinge to a handle member |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5148417A (en) * | 1974-10-24 | 1976-04-26 | Shigenobu Watari | Kinokono saibaikakohoho |
| JPS52154747A (en) * | 1976-06-10 | 1977-12-22 | Jirou Kobayashi | Culturing method of spawn of matsutake mushroom |
| US4127965A (en) * | 1976-11-08 | 1978-12-05 | The Kinoko Company | Method for growing wood mushrooms |
-
1981
- 1981-11-13 JP JP56181024A patent/JPS5886017A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5886017A (ja) | 1983-05-23 |
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