JPH0143967Y2 - - Google Patents

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JPH0143967Y2
JPH0143967Y2 JP6240583U JP6240583U JPH0143967Y2 JP H0143967 Y2 JPH0143967 Y2 JP H0143967Y2 JP 6240583 U JP6240583 U JP 6240583U JP 6240583 U JP6240583 U JP 6240583U JP H0143967 Y2 JPH0143967 Y2 JP H0143967Y2
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inner hole
seal ring
liquid chamber
stepped
outflow port
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  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両の後輪ブレーキ液圧を制御する車
両用減速度感知型制動液圧制御装置に関し、特
に、所謂Sバルブ機能とPバルブ機能を兼ね備え
た車両用減速度感知型制動液圧制御装置に関す
る。
この種の装置として、従来、実開昭54−55030
号公報にて開示され、第3図にて示したものがあ
る。この装置は、ボデイ1と、段付の制御ピスト
ン2と、これを右方へ付勢するスプリング3と、
制御ピストン2の右端に取付けたシールリング4
と、これに着座可能なボール5と、制御ピストン
2に設けた通路2aを通して軸方向に延びボデイ
1に左端にて固着されているニードル6を主要構
成部材としている。この装置においては、制御ピ
ストン2、スプリング3、シールリング4、ボー
ル5、ニードル6がボデイ1の内孔1a内に同軸
的に組付けられているため、コンパクトである。
また、この装置においては、制動時、ボール5が
シールリング4に着座して所謂Gバルブ機能が得
られたのち、制御ピストン2とボール5が一体的
に左動しボール5がニードル6と係合してシール
リング4から離れることにより所謂Pバルブ機能
が得られる。ところで、上記したPバルブ機能は
振動(車体振動)の影響を受けやすいボール5と
シールリング4と制御ピストン2とニードル6に
よつて得られるため、当該装置の制御特性が安定
して得られないおそれがある。また、この装置に
おいては、ボール5が所定の減速度を感知してシ
ールリング4に着座する。このため、第2図にて
示したように、積載量の少ない軽積時におけるブ
レーキ液圧の前後理想配分線(以下、単に理想配
分線という)と、積載量の多い定積時の理想配
分線が大きく離れている車両において、軽積時
の理想配分線に近似した制御特性が得られるよ
うにボール5のシールリング4への着座タイミン
グ等を設定した場合には、定積時の制御特性が理
想配分線より低くくなり過ぎてブレーキ力不足
を招く。これとは逆に、定積時の理想配分線に
近似した制御特性が得られるようにボール5のシ
ールリング4への着座タイミング等を設定した場
合には、軽積時の制御特性が理想配分線より高
かくなり過ぎて後輪ロツクを招く。
本考案は、かかる実状に鑑みなされたもので、
その目的は、軽積時と定積時の理想配分線が大き
く離れている車両において両理想配分線にそれぞ
れ近似した制御特性が得られ、しかもその制御特
性を安定して得ることができるコンパクトな車両
用減速度感知型制動液圧制御装置を提供すること
にある。
本考案に係る車両用減速度感知型制動液圧制御
装置は、ブレーキマスタシリンダに接続される流
入ポートと後輪ホイールシリンダに接続される流
出ポートを有しかつ内部に前記両ポートを連通す
る内孔を設けてなるボデイと、このボデイの中間
内部に設けられて前記内孔を前記流入ポートに連
通する第1液室と前記流出ポートに連通する第2
液室に区画するとともにこれら両液室を連通する
連通孔とこれと並列的に設けられて前記第2液室
側を大径とする段付内孔を有してなる隔壁と、前
記第2液室内に設けられて前記段付内孔の大径内
孔よりも大径の頚部にて前記ボデイに設けた第1
シールリングとにより液圧制御弁を構成しまた段
付脚部を前記段付内孔内に液密的かつ軸方向へ摺
動可能に嵌合して空気室を形成しかつ軸心に前記
流出ポートと段付内孔内を連通させる連通孔を有
してなる段付ピストンと、この段付ピストンを前
記流出ポート側へ付勢するスプリングと、前記第
1液室内に設けられて所定の減速度を感知したと
き前記段付内孔の第1液室側開口端部に設けた第
2シールリングに着座して前記第1液室と段付内
孔の連通を遮断する慣性応答弁体を備え、かつ前
記段付ピストンの前記第1液室側端部に該段付ピ
ストンが前記スプリングに抗して所定量移動した
とき前記第2シールリングを通して前記第1液室
内に突出して前記慣性応答弁体の前記第2シール
リングへの着座を阻止するストツパを備えてい
る。
かかる構成の装置においては、慣性応答弁体の
第2シールリングへの着座タイミング等を適宜設
定することにより、軽積時においてGバルブ機能
が得られたのちPバルブ機能が得られるようにす
ることができて軽積時の理想配分線に近似した制
御特性を得ることができ、かつ定積時において慣
性応答弁体が第2シールリングに着座する以前に
ストツパにて慣性応答弁体が第2シールリングへ
着座するのを阻止してGバルブ機能及びPバルブ
機能が得られないようにすることができ、定積時
の理想配分線に近似した制御特性を得ることがで
きる。また、ボデイの内孔内に第1シールリン
グ、段付ピストン、第2シールリング、慣性応答
弁体が同軸的に組付けられるためコンパクトであ
り、しかも不動の隔壁に設けた第2シールリング
と慣性応答弁体によつてGバルブ機能が得られる
ようにし、かつボデイに設けた第1シールリング
と振動の影響をほとんど受けない段付ピストンに
よつてPバルブ機能が得られるようにしたため、
Gバルブ機能及びPバルブ機能がそれぞれ安定し
て得られる。
以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図に示した車両用減速度感知型制動液
圧制御装置において、ボデイ10は、流入ポート
10aを有する第1ボデイ11と、これにOリン
グ12を介して嵌合してボルト13により固着し
た流出ポート10bを有する第2ボデイ14によ
つて構成されていて、内部には両ポート10a,
10bを連通させる内孔10cが形成されてい
る。流入ポート10aはパイプP1によりタンデ
ムブレーキマスタシリンダMCの一方の圧力室に
接続され、流出ポート10bはパイプP2により
後輪ホイールシリンダRCに接続されている。な
お、前輪ホイールシリンダFCはパイプP3によ
りタンデムブレーキマスタシリンダMCの他方の
圧力室に接続されている。
また、ボデイ10の内部には、隔壁部材20と
ボールケース30が組付けられるとともに、段付
ピストン40とボール(慣性応答弁体)50が組
付けられている。隔壁部材20はボデイ10の内
孔10cの中間部分に設けられていて、内孔10
c内を流入ポート10aに連通する第1液室R1
と流出ポート10bに連通する第2液室R2に区
画している。また、隔壁部材20はピン21とス
プリング60によつてボールケース30とともに
位置決めされていて、中心に第2液室R2側を大
径とする段付内孔20aを有し、かつ上方に両液
室R1,R2を連通させる連通孔20bを有して
いる。
段付ピストン40は、段付内孔20aの大径内
孔より大径の頚部40aにて第2ボデイ14に設
けた第1シールリング41とにより液圧制御弁
(Pバルブ)を構成するもので、段付脚部40b
を一対のOリング42,43を介して隔壁部材2
0の段付内孔20a内に軸方向へ摺動可能に嵌合
することにより組付けられ、かつ隔壁部材20間
に介装したスプリング44により左方へ付勢され
ており、段付内孔20aの大径段部に空気室A1
を形成している。また、段付ピストン40は、そ
の軸心に流出ポート10bと段付内孔20a内を
連通させる連通孔40cを有するとともに、その
右端に棒状ストツパ40dを有している。一方、
ボール50は、隔壁部材20の第1液室R1側開
口端部に設けた第2シールリング51とにより遮
断弁(Gバルブ)を構成するもので、ボールケー
ス30内に転動可能に収容されている。しかし
て、棒状ストツパ40dは、段付ピストン40が
スプリング44に抗して所定量移動して隔壁部材
20における段付内孔20aの小径段部に当接し
たとき第2シールリング51を通して第1液室R
1内に突出する長さに形成されていて、第2シー
ルリング51から突出した状態においてボール5
0の第2シールリング51への着座を阻止する。
上記のように構成した装置は、所定の傾角θを
もつてトラツクなどの車両本体に装着されて使用
され、制動時、第2図にて示したように、後輪ホ
イールシリンダRCに付与される液圧を車両の積
載状態に応じて制御する。以下にその作用を詳細
に説明する。
運転者が車両停止のためにブレーキペダルを踏
込んだ場合、タンデムブレーキマスタシリンダ
MCが作動し、タンデムブレーキマスタシリンダ
の他方の圧力室から液圧がパイプP3を経て前輪
ホイールシリンダFCに付与され、またタンデム
ブレーキマスタシリンダの一方の圧力室より液圧
(マスタシリンダ液圧)がパイプP1、制動液圧
制御装置、パイプP2を経て後輪ホイールシリン
ダRCに付与されて、前後両ブレーキが作動を開
始し、制動作用が開始する。なお、この間、制動
液圧制御装置内での液圧伝達は、流入ポート10
a、第1液室R1、第2シールリング51、段付
内孔20a、段付ピストン40の連通孔40c、
流出ポート10b、ならびに流入ポート10a、
第1液室R1、連通孔20b、第2液室R2、第
1シールリング41、流出ポート10bの順で行
われる。
しかして、軽積時においては、マスタシリンダ
液圧PMが第2図のPm1に達したとき、車両減速
度が所定値に達し、ボール50が第2シールリン
グ51に着座して、流入ポート10aから流出ポ
ート10bへの段付ピストン40の連通孔40c
を通した液圧伝達が遮断される。ところで、この
ときには、段付ピストン40の頚部40aが第1
シールリング41から離れていて、第2液室R2
と流出ポート10bが第1シールリング41を通
して連通しているため、流入ポート10aから流
出ポート10bへの液圧伝達は引続きなされる。
かくして、第2図のA点に達すると、段付ピスト
ン40の頚部40aが第1シールリング41に接
して第2液室R2と流出ポート10b間の連通を
遮断し、以降マスタシリンダ液圧PMの液圧上昇
に伴つて段付ピストン40と第1シールリング4
1が従来公知のPバルブ作動を行い、後輪ホイー
ルシリンダRCに付与される液圧(後輪ホイール
シリンダ液圧PW)が減圧制御される。なお、マ
スタシリンダ液圧PMがPm1以上のときボール5
0は第2シールリング51に着座し続ける。以上
のように、軽積時においては、後輪ホイールシリ
ンダ液圧PWが第2図の点0,A,Bを結ぶ線で
示したように制御される。
また、半積時(軽積時と定積時の中間時)にお
いては、マスタシリンダ液圧PMがPm2(C点)
に達したとき、車両減速度が所定値に達し、ボー
ル50が第2シールリング51に着座して、流入
ポート10aから流出ポート10bへの段付ピス
トン40の連通孔40cを通した液圧伝達が遮断
される。しかして、このときには、それ以前のA
点において段付ピストン40の頚部40aが第1
シールリング41に接して第2液室R2と流出ポ
ート10b間の連通を遮断しているため、流入ポ
ート10aから流出ポート10bへの液圧伝達が
完全に遮断される。なお、A点からC点までの間
に段付ピストン40は右方へ押動されて第1シー
ルリング41内に嵌入するが、段付内孔20aの
小径段部に当接するまでには至らず、棒状ストツ
パ40dは第2シールリング51から突出しな
い。かかる状態はマスタシリンダ液圧PMがPm4
に達するまで続く。マスタシリンダ液圧PMが
Pm4に達すると、段付ピストン40はマスタシ
リンダ液圧PMの液圧上昇を頚部40aに受けて
左動し、ついには段付ピストン40の頚部40a
が第1シールリング41から外れ、以降マスタシ
リンダ液圧PMの液圧上昇に伴つて段付ピストン
40と第1シールリング41が従来公知のPバル
ブ作動を行い、後輪ホイールシリンダ液圧PWが
減圧制御される。なお、マスタシリンダ液圧PM
がPm2以上のときボール50は第2シールリン
グ51に着座し続ける。以上のように、半積時に
おいては、後輪ホイールシリンダ液圧PWが第2
図の点0,C,D,Bを結ぶ線で示したように制
御される。
更に、定積時においては、マスタシリンダ液圧
PMがPm3(E点)に達したとき、車両減速度が
所定値に達し、ボール50が第2シールリング5
1に着座しようとする。しかして、このときに
は、それ以前のA点において段付ピストン40の
頚部40aが第1シールリング41に接して第2
液室R2と流出ポート10b間の連通を遮断し、
A点からE点までの間に段付ピストン40は右方
へ押動されて第1シールリング41内に嵌入して
段付内孔20aの小径段部に当接し、棒状ストツ
パ40dが第2シールリング51から第1液室R
1内に突出する。したがつて、ボール50は第2
シールリング51に着座せず、第1液室R1内の
マスタシリンダ液圧PMは第2シールリング5
1、段付内孔20a、段付ピストン40の連通孔
40c及び流出ポート10bを通して後輪ホイー
ルシリンダRCに付与され続ける。以上のように、
定積時においては、後輪ホイールシリンダ液圧
PWが第2図の点0,Fを結ぶ線で示したように
なる。
したがつて、第1図に示した装置によれば、後
輪ホイールシリンダ液圧PWが第2図に一点鎖線
にて示した軽積時の理想配分線、半積時の理想
配分線および定積時の理想配分線に近似して
制御される。
ところで、第1図に示した装置においては、ボ
デイ10の内孔10c内に第1シールリング4
1、段付ピストン40、第2シールリング51、
ボール50が同軸的に組付けられているためコン
パクトであり、しかも不動の隔壁部材20に設け
た第2シールリング51とボール50によつて、
車両減速度が所定値以上のとき液圧の伝達を遮断
する機能(Gバルブ機能)が得られるようにし、
かつボデイ10に設けた第1シールリング41と
振動の影響をほとんど受けない段付ピストン40
によつて液圧を減圧制御する機能(Pバルブ機
能)が得られるようにしたため、Gバルブ機能及
びPバルブ機能がそれぞれ安定して得られ、第2
図にて示した特性が安定して得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用減速度感知型制動
液圧制御装置を含むブレーキ系統図、第2図は第
1図の装置によつて得られる特性線図、第3図は
従来例を示す断面図である。 符号の説明、10……ボデイ、10a……流入
ポート、10b……流出ポート、10c……内
孔、20……隔壁部材、20a……段付内孔、2
0b……連通孔、40……段付ピストン、40a
……頚部、40b……段付脚部、40c……連通
孔、40d……棒状ストツパ、41……第1シー
ルリング、44……スプリング、50……ボール
(慣性応答弁体)、51……第2シールリング、
MC……タンデムブレーキマスタシリンダ、RC
……後輪ホイールシリンダ、R1……第1液室、
R2……第2液室、A1……空気室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレーキマスタシリンダに接続される流入ポー
    トと後輪ホイールシリンダに接続される流出ポー
    トを有しかつ内部に前記両ポートを連通する内孔
    を設けてなるボデイと、このボデイの中間内部に
    設けられて前記内孔を前記流入ポートに連通する
    第1液室と前記流出ポートに連通する第2液室に
    区画するとともにこれら両液室を連通する連通孔
    とこれと並列的に設けられて前記第2液室側を大
    径とする段付内孔を有してなる隔壁と、前記第2
    液室内に設けられて前記段付内孔の大径内孔より
    も大径の頚部にて前記ボデイに設けた第1シール
    リングとにより液圧制御弁を構成しまた段付脚部
    を前記段付内孔内に液密的かつ軸方向へ摺動可能
    に嵌合して空気室を形成しかつ軸心に前記流出ポ
    ートと段付内孔内を連通させる連通孔を有してな
    る段付ピストンと、この段付ピストンを前記流出
    ポート側へ付勢するスプリングと、前記第1液室
    内に設けられて所定の減速度を感知したとき前記
    段付内孔の第1液室側開口端部に設けた第2シー
    ルリングに着座して前記第1液室と段付内孔の連
    通を遮断する慣性応答弁体を備え、かつ前記段付
    ピストンの前記第1液室側端部に該段付ピストン
    が前記スプリングに抗して所定量移動したとき前
    記第2シールリングを通して前記第1液室内に突
    出して前記慣性応答弁体の前記第2シールリング
    への着座を阻止するストツパを備えてなる車両用
    減速度感知型制動液圧制御装置。
JP6240583U 1983-04-26 1983-04-26 車両用減速度感知型制動液圧制御装置 Granted JPS59167759U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS59167759U JPS59167759U (ja) 1984-11-09
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