JPH0144727B2 - - Google Patents
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- JPH0144727B2 JPH0144727B2 JP56110777A JP11077781A JPH0144727B2 JP H0144727 B2 JPH0144727 B2 JP H0144727B2 JP 56110777 A JP56110777 A JP 56110777A JP 11077781 A JP11077781 A JP 11077781A JP H0144727 B2 JPH0144727 B2 JP H0144727B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ketone
- compound
- vanadium
- compounds
- polymerization
- Prior art date
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Description
本発明は、エチレンとα−オレフインと非共役
ジエンから成る無定形ゴム状弾性共重合体の製造
方法に関する。 バナジウム化合物と有機アルミニウム化合物か
ら成る配位錯体触媒の存在下に、不活性溶媒中で
エチレンとα−オレフインを共重合して、実質的
に線状の無定形ゴム状弾性共重合体を製造するこ
とは公知である。また硫黄による加硫ができるよ
うにエチレンとα−オレフインとさらに非共役ジ
オレフインを共重合させ、不飽和結合を分子中に
導入することも知られている。 これらの従来公知の触媒を用いてエチレンとα
−オレフイン(特にプロピレン)を共重合すると
き、初期重合活性は、かなり大きいが、比較的短
時間で急激に活性が低下する。この活性低下を改
良するため、種々の化合物を公知の触媒系に添加
する改良方法が提案されている。たとえば、トリ
クロル酢酸エステル(特公昭45−33660号公報)、
パークロルクロトン酸エステル(特公昭44−9390
号公報)などである。 またバナジウム化合物と有機アルミニウム化合
物触媒を用いてエチレンとプロピレンを共重合す
ると生成したポリマーは一般に、ロール加工性、
押出加工性が悪いことも知られている。この加工
性を改良するため、バナジウム化合物と有機アル
ミニウムから成る触媒に安息香酸エステルを添加
する方法(特公昭50−30109号公報)が報告され
ている。 本発明者らは、重合活性が大きく、しかも加工
性、ゴム物性が良好な共重合体を与える触媒を鋭
意研究してきた。 その結果、従来公知の触媒とは異なる、全く新
しい触媒を発見し、この触媒によるときは生ゴム
の破壊伸びEBが非常に大きな共重合体ゴムが高
収率で得られ、更に共重合体中ゲルの生成が全く
認められないすぐれた効果が得られることを見出
し、かかる知見に基づいて本発明を達成した。 すなわち本発明は、エチレン、α−オレフイン
および非共役ジエンを共重合させてゴム状共重合
体を溶液重合法により製造するに当り、不活性有
機溶媒中で単量体の存在下に、 (A) 有機アルミニウム化合物 (B) 有機溶媒可溶性バナジウム化合物 (c) メシチルオキシド、ホロン、イソホロン、ア
セトフエノン、フエニルエチルケトン、ベンゾ
フエノン、p,p′−ジトリルケトン、ベンジル
フエニルケトン、ジベンジルケトン、ベンザル
アセトン、ベンザルアセトフエノンから選ばれ
た不飽和結合を有するモノケトン化合物の少な
くとも1種 を接触して成る触媒を用いることを特徴とするオ
レフイン共重合体ゴムの製造方法を提供するもの
である。 以下に本発明をさらに詳細に説明する。 本発明で使用しうるバナジウム化合物として
は、不活性有機溶媒に可溶な3〜5価のパナジウ
ム化合物が用いられる。このバナジウム化合物と
してはバナジウムのハライド、オキシハライド、
含酸素化合物とのキレート錯体、バナシン酸エス
テルなどが好ましい。これらの化合物を具体的に
例示すれば、四塩化バナジウム、オキシ三塩化バ
ナジウム、バナジウムトリスアセチルアセトナー
ト、バナジン酸トリエトキシド、バナジン酸トリ
−n−ブトキシド、バナジン酸ジ−n−ブトキシ
モノクロリド、バナジン酸エトキシジクロリド、
四塩化バナジウムまたはオキシ三塩化バナジウム
とアルコールとの反応生成物等が挙げられる。こ
れらは単独で、または2種以上を混合して用いる
ことができる。これらの化合物のうちさらに好ま
しくは四塩化バナジウム、オキシ三塩化バナジウ
ムおよびこれらのバナジウム化合物とアルコール
との反応生成物である。 有機アルミニウム化合物としては、一般式
AIRoX3-o(但し、Rは炭素数1〜12の炭化水素残
基であり、Xはハロゲンまたはアルコキシ基であ
り、nは1≦n≦3である。)で表わされる化合
物であり、トリアルキルアルミニウム、ジアルキ
ルアルミニウムモノハライド、ジアルキルアルミ
ニウムモノアルコキシド、アルキルアルミニウム
セスキハライド、アルキルアルミニウムジハライ
ドなどが好ましい。これらの化合物を具体的に例
示すれば、トリエチルアルミニウム、トリブチル
アルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリ
オクチルアルミニウム、ジエチルアルミニウムモ
ノクロリド、ジエチルアルミニウムモノブロミ
ド、ジイソブチルアルミニウムモノクロリド、エ
チルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミ
ニウムセスキブロミド、イソブチルアルミニウム
セスキクロリド、n−ブチルアルミニウムセスキ
ブロミド、ジイソブチルアルミニウムモノエトキ
シド、ジエチルアルミニウムモノブトキシド、エ
チルアルミニウムジクロリド、エチルアルミニウ
ムジブロミドなどである。これらの化合物は単独
で、または2種以上の化合物を混合して用いるこ
とができる。これらの化合物のうち特に好ましく
はエチルアルミニウムセスキクロリド、イソブチ
ルアルミニウムセスキクロリドである。 触媒(C)成分としては、メシチルオキシド、ホロ
ン、イソホロン、アセトフエノン、フエニルエチ
ルケトン、ベンゾフエノン、p,p′−ジトリルケ
トン、ベンジルフエニルケトン、ジベンジルケト
ン、ベンザルアセトン、ベンザルアセトフエノン
から選ばれた不飽和結合を有するモノケトン化合
物の少なくとも1種が用いられる。 これらのケトンのうち、メシチルオキシド、ホ
ロン、イソホロン、アセトフエノン、ベンザルア
セトン、ベンゾフエノンが好ましい。共重合用モ
ノマーとしてはエチレンと1種以上の炭素数3〜
12のα−オレフインを用いる。α−オレフインの
具体例としてはプロピレン、ブテン−1,4−メ
チルペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1
などである。好ましくはエチレンとプロピレンの
組合せである。 さらに、加硫を容易にするために、少なくとも
1種の非共役ジエンを共重合させる。非共役ジエ
ンとしては、以下の化合物が挙げられる。 ジシクロペンタジエン、トリシクロペンタジエ
ン、5−メチル−2,5−ノルボルナジエン、5
−メチレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン
−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2
−ノルボルネン、5−イソプロペニル−2−ノル
ボルネン、5−(1−ブテニル)−2−ノルボルネ
ン、シクロオクタジエン、ビニルシクロヘキセ
ン、1,5,9−シクロドデカトリエン、6−メ
チル−4,7,8,9−テトラヒドロインデン、
2,2′−ジシクロペンテニル、トランス−1,2
−ジビニルシクロプタン、1,4−ヘキサジエ
ン、2−メチル−1,4−ヘキサジエン、1,6
−オクタジエンなどがある。これらの非共役ジエ
ンの中で、特にジシクロペンタジエン、5−エチ
リデン−2−ノルボルネンが好ましい。 本発明溶液重合法におい、溶媒としてはn−ヘ
キサン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソオク
タン、ケロシンなどの炭化水素溶液がよく用いら
れる。共重合はバツチ重合でも連続重合でも良
い。共重合体の分子量は必要に応じて、水素を用
いることにより任意に調節することができる。共
重合の温度は−20〜120℃好ましくは0〜60℃で
ある。 次に触媒の使用量について説明する。バナジウ
ム化合物の使用量は共重合溶媒1当り0.01〜50
mmol、好ましくは0.1〜5mmolである。有機ア
ルミニウム化合物の使用量はバナジウム化合物
1mol当り1〜100倍モル、好ましくは2〜30倍モ
ルである。ケトン化合物はバナジウム化合物
1mol当り0.1〜5倍モル、好ましくは0.2〜2倍モ
ルである。 触媒の調整は、単量体の存在下に有機アルミニ
ウム化合物と有機溶媒可溶バナジウム化合物を接
触させた後に不飽和結合を有するモノケトン化合
物を添加するのが好ましい。 単量体の存在下に有機アルミニウム化合物とバ
ナジウム化合物とを接触させる前に、ケトン化合
物と有機アルミニウム化合物と接触させると活性
が低下することがあり、また、ケトン化合物とバ
ナジウム化合物とを接触させると固形分が析出し
重合が不安定になるおそれがある。 次に実施例によつて本発明をさらに具体的に説
明する。 なお、実施例中の共重合体の諸物性の測定値
は、ムーニー粘度(ML100℃ 1+4)は予熱1分、測
定4分、温度100℃での測定により、またプロピ
レン含量(wt%)は赤外線吸収スペクトルによ
り、ヨウ素価は滴定法により、引張強度TB(Kg/
cm2)、破断伸びEB(%)およびシヨアーA硬度HS
はJISK−6301に準じた測定方法により求めた値
である。 実施例 1〜6 3のセパラブルフラスコに、撹拌羽根、三方
コツク、ガス吹込管、温度計、第3成分モノマー
添加用滴下ロート、を取りつけ、充分N2で置換
し乾燥した。このフラスコに、モノキユラーシー
ブスで乾燥し脱気したn−ヘキサン2を入れた
ガス吹込管を通して、乾燥したエチレンを6.5
/min、プロピレンを3.5/minおよび水素を
0.7〜1.2/min混合ガスとして通気した。この
ときフラスコ内の温度を20℃に調節した。滴下ロ
ートでジシクロペンタジエン28mlを乾燥n−ヘキ
サンに溶解して全量を200mlとした。 混合ガスを10分間通気したところで、エチルア
ルミニウムセスキクロリド7mmol(1mol/の
n−ヘキサン溶液使用)を加え、充分撹拌しなが
らVOCl30.7mmol(0.2mol/のn−ヘキサン溶
液使用)を加えた。次いで表1記載のケトン化合
物の所定量(0.1〜0.2mol/のn−ヘキサン溶
液使用)を加え共重合を開始した。重合開始と同
時に、滴下ロートから8ml/minの速度でジシク
ロペンタジエンのn−ヘキサン溶液を滴下開始し
た。重合中外部冷却により重合温度を20℃にコン
トロールした。 重合開始後25分でジシクロペンタジエンの滴下
を終了した。30分でエチレン、プロピレンおよび
水素の混合ガスの供給を停止し、メタノール50ml
を添加して重合を停止した。重合中、溶媒不溶性
のゲルの生成は認められなかつた。次に少量の老
化防止剤を加えた。少量の分散剤を加えた水1
を加えよく撹拌した後スチームストリツピング
し、固形ゴムを得た。収量、ムーニー粘度、プロ
ピレン含量、ヨウ素価および生ゴムの物性値を測
定し、結果を表1にまとめた。 比較例 1、2 実施例1において使用したベンザルアセトンを
使用しないほかは、実施例1と同様の操作(但し
水素量を変えてムーニー粘度の異なる2重の共重
合体を得た。)を行なつた。重合中、溶媒不溶性
のゲルが多量生成した。結果を表1にまとめた。 実施例 7〜12 非共役ジエンとして実施例1で使用したジシク
ロペンタジエンの代わりに5−エチリデン−2−
ノルボルネン12mlを使用しエチレン5/min、
プロピレン5/min、水素0.7〜1.4/minの
混合ガスを使用したほかは実施例1と同様な操作
を行なつた。結果を表2にまとめた。 比較例 3、4 実施例7で使用したベンザルアセトンを使用し
ないほかは実施例7と同様の操作を行いムーニー
粘度の異なる2種の共重合体を得た。結果を表2
にまとめた。 比較例 5、6 実施例7で使用したベンザルアセトンをシクロ
ヘキサノン(比較例5)、ヘキサクロルアセトン
(比較例6)に代えて使用したほかは実施例7と
同様の操作を行なつた。結果を表2にまとめた。 実施例 13〜17 実施例7において使用したベンザルアセトンの
代わりに、表3に示したケトン化合物を各々使用
したほかは実施例7と同様な操作を行なつた。生
成ポリマー中にゲルは全く認められなかつた。結
果を表3にまとめた。
ジエンから成る無定形ゴム状弾性共重合体の製造
方法に関する。 バナジウム化合物と有機アルミニウム化合物か
ら成る配位錯体触媒の存在下に、不活性溶媒中で
エチレンとα−オレフインを共重合して、実質的
に線状の無定形ゴム状弾性共重合体を製造するこ
とは公知である。また硫黄による加硫ができるよ
うにエチレンとα−オレフインとさらに非共役ジ
オレフインを共重合させ、不飽和結合を分子中に
導入することも知られている。 これらの従来公知の触媒を用いてエチレンとα
−オレフイン(特にプロピレン)を共重合すると
き、初期重合活性は、かなり大きいが、比較的短
時間で急激に活性が低下する。この活性低下を改
良するため、種々の化合物を公知の触媒系に添加
する改良方法が提案されている。たとえば、トリ
クロル酢酸エステル(特公昭45−33660号公報)、
パークロルクロトン酸エステル(特公昭44−9390
号公報)などである。 またバナジウム化合物と有機アルミニウム化合
物触媒を用いてエチレンとプロピレンを共重合す
ると生成したポリマーは一般に、ロール加工性、
押出加工性が悪いことも知られている。この加工
性を改良するため、バナジウム化合物と有機アル
ミニウムから成る触媒に安息香酸エステルを添加
する方法(特公昭50−30109号公報)が報告され
ている。 本発明者らは、重合活性が大きく、しかも加工
性、ゴム物性が良好な共重合体を与える触媒を鋭
意研究してきた。 その結果、従来公知の触媒とは異なる、全く新
しい触媒を発見し、この触媒によるときは生ゴム
の破壊伸びEBが非常に大きな共重合体ゴムが高
収率で得られ、更に共重合体中ゲルの生成が全く
認められないすぐれた効果が得られることを見出
し、かかる知見に基づいて本発明を達成した。 すなわち本発明は、エチレン、α−オレフイン
および非共役ジエンを共重合させてゴム状共重合
体を溶液重合法により製造するに当り、不活性有
機溶媒中で単量体の存在下に、 (A) 有機アルミニウム化合物 (B) 有機溶媒可溶性バナジウム化合物 (c) メシチルオキシド、ホロン、イソホロン、ア
セトフエノン、フエニルエチルケトン、ベンゾ
フエノン、p,p′−ジトリルケトン、ベンジル
フエニルケトン、ジベンジルケトン、ベンザル
アセトン、ベンザルアセトフエノンから選ばれ
た不飽和結合を有するモノケトン化合物の少な
くとも1種 を接触して成る触媒を用いることを特徴とするオ
レフイン共重合体ゴムの製造方法を提供するもの
である。 以下に本発明をさらに詳細に説明する。 本発明で使用しうるバナジウム化合物として
は、不活性有機溶媒に可溶な3〜5価のパナジウ
ム化合物が用いられる。このバナジウム化合物と
してはバナジウムのハライド、オキシハライド、
含酸素化合物とのキレート錯体、バナシン酸エス
テルなどが好ましい。これらの化合物を具体的に
例示すれば、四塩化バナジウム、オキシ三塩化バ
ナジウム、バナジウムトリスアセチルアセトナー
ト、バナジン酸トリエトキシド、バナジン酸トリ
−n−ブトキシド、バナジン酸ジ−n−ブトキシ
モノクロリド、バナジン酸エトキシジクロリド、
四塩化バナジウムまたはオキシ三塩化バナジウム
とアルコールとの反応生成物等が挙げられる。こ
れらは単独で、または2種以上を混合して用いる
ことができる。これらの化合物のうちさらに好ま
しくは四塩化バナジウム、オキシ三塩化バナジウ
ムおよびこれらのバナジウム化合物とアルコール
との反応生成物である。 有機アルミニウム化合物としては、一般式
AIRoX3-o(但し、Rは炭素数1〜12の炭化水素残
基であり、Xはハロゲンまたはアルコキシ基であ
り、nは1≦n≦3である。)で表わされる化合
物であり、トリアルキルアルミニウム、ジアルキ
ルアルミニウムモノハライド、ジアルキルアルミ
ニウムモノアルコキシド、アルキルアルミニウム
セスキハライド、アルキルアルミニウムジハライ
ドなどが好ましい。これらの化合物を具体的に例
示すれば、トリエチルアルミニウム、トリブチル
アルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリ
オクチルアルミニウム、ジエチルアルミニウムモ
ノクロリド、ジエチルアルミニウムモノブロミ
ド、ジイソブチルアルミニウムモノクロリド、エ
チルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミ
ニウムセスキブロミド、イソブチルアルミニウム
セスキクロリド、n−ブチルアルミニウムセスキ
ブロミド、ジイソブチルアルミニウムモノエトキ
シド、ジエチルアルミニウムモノブトキシド、エ
チルアルミニウムジクロリド、エチルアルミニウ
ムジブロミドなどである。これらの化合物は単独
で、または2種以上の化合物を混合して用いるこ
とができる。これらの化合物のうち特に好ましく
はエチルアルミニウムセスキクロリド、イソブチ
ルアルミニウムセスキクロリドである。 触媒(C)成分としては、メシチルオキシド、ホロ
ン、イソホロン、アセトフエノン、フエニルエチ
ルケトン、ベンゾフエノン、p,p′−ジトリルケ
トン、ベンジルフエニルケトン、ジベンジルケト
ン、ベンザルアセトン、ベンザルアセトフエノン
から選ばれた不飽和結合を有するモノケトン化合
物の少なくとも1種が用いられる。 これらのケトンのうち、メシチルオキシド、ホ
ロン、イソホロン、アセトフエノン、ベンザルア
セトン、ベンゾフエノンが好ましい。共重合用モ
ノマーとしてはエチレンと1種以上の炭素数3〜
12のα−オレフインを用いる。α−オレフインの
具体例としてはプロピレン、ブテン−1,4−メ
チルペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1
などである。好ましくはエチレンとプロピレンの
組合せである。 さらに、加硫を容易にするために、少なくとも
1種の非共役ジエンを共重合させる。非共役ジエ
ンとしては、以下の化合物が挙げられる。 ジシクロペンタジエン、トリシクロペンタジエ
ン、5−メチル−2,5−ノルボルナジエン、5
−メチレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン
−2−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2
−ノルボルネン、5−イソプロペニル−2−ノル
ボルネン、5−(1−ブテニル)−2−ノルボルネ
ン、シクロオクタジエン、ビニルシクロヘキセ
ン、1,5,9−シクロドデカトリエン、6−メ
チル−4,7,8,9−テトラヒドロインデン、
2,2′−ジシクロペンテニル、トランス−1,2
−ジビニルシクロプタン、1,4−ヘキサジエ
ン、2−メチル−1,4−ヘキサジエン、1,6
−オクタジエンなどがある。これらの非共役ジエ
ンの中で、特にジシクロペンタジエン、5−エチ
リデン−2−ノルボルネンが好ましい。 本発明溶液重合法におい、溶媒としてはn−ヘ
キサン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソオク
タン、ケロシンなどの炭化水素溶液がよく用いら
れる。共重合はバツチ重合でも連続重合でも良
い。共重合体の分子量は必要に応じて、水素を用
いることにより任意に調節することができる。共
重合の温度は−20〜120℃好ましくは0〜60℃で
ある。 次に触媒の使用量について説明する。バナジウ
ム化合物の使用量は共重合溶媒1当り0.01〜50
mmol、好ましくは0.1〜5mmolである。有機ア
ルミニウム化合物の使用量はバナジウム化合物
1mol当り1〜100倍モル、好ましくは2〜30倍モ
ルである。ケトン化合物はバナジウム化合物
1mol当り0.1〜5倍モル、好ましくは0.2〜2倍モ
ルである。 触媒の調整は、単量体の存在下に有機アルミニ
ウム化合物と有機溶媒可溶バナジウム化合物を接
触させた後に不飽和結合を有するモノケトン化合
物を添加するのが好ましい。 単量体の存在下に有機アルミニウム化合物とバ
ナジウム化合物とを接触させる前に、ケトン化合
物と有機アルミニウム化合物と接触させると活性
が低下することがあり、また、ケトン化合物とバ
ナジウム化合物とを接触させると固形分が析出し
重合が不安定になるおそれがある。 次に実施例によつて本発明をさらに具体的に説
明する。 なお、実施例中の共重合体の諸物性の測定値
は、ムーニー粘度(ML100℃ 1+4)は予熱1分、測
定4分、温度100℃での測定により、またプロピ
レン含量(wt%)は赤外線吸収スペクトルによ
り、ヨウ素価は滴定法により、引張強度TB(Kg/
cm2)、破断伸びEB(%)およびシヨアーA硬度HS
はJISK−6301に準じた測定方法により求めた値
である。 実施例 1〜6 3のセパラブルフラスコに、撹拌羽根、三方
コツク、ガス吹込管、温度計、第3成分モノマー
添加用滴下ロート、を取りつけ、充分N2で置換
し乾燥した。このフラスコに、モノキユラーシー
ブスで乾燥し脱気したn−ヘキサン2を入れた
ガス吹込管を通して、乾燥したエチレンを6.5
/min、プロピレンを3.5/minおよび水素を
0.7〜1.2/min混合ガスとして通気した。この
ときフラスコ内の温度を20℃に調節した。滴下ロ
ートでジシクロペンタジエン28mlを乾燥n−ヘキ
サンに溶解して全量を200mlとした。 混合ガスを10分間通気したところで、エチルア
ルミニウムセスキクロリド7mmol(1mol/の
n−ヘキサン溶液使用)を加え、充分撹拌しなが
らVOCl30.7mmol(0.2mol/のn−ヘキサン溶
液使用)を加えた。次いで表1記載のケトン化合
物の所定量(0.1〜0.2mol/のn−ヘキサン溶
液使用)を加え共重合を開始した。重合開始と同
時に、滴下ロートから8ml/minの速度でジシク
ロペンタジエンのn−ヘキサン溶液を滴下開始し
た。重合中外部冷却により重合温度を20℃にコン
トロールした。 重合開始後25分でジシクロペンタジエンの滴下
を終了した。30分でエチレン、プロピレンおよび
水素の混合ガスの供給を停止し、メタノール50ml
を添加して重合を停止した。重合中、溶媒不溶性
のゲルの生成は認められなかつた。次に少量の老
化防止剤を加えた。少量の分散剤を加えた水1
を加えよく撹拌した後スチームストリツピング
し、固形ゴムを得た。収量、ムーニー粘度、プロ
ピレン含量、ヨウ素価および生ゴムの物性値を測
定し、結果を表1にまとめた。 比較例 1、2 実施例1において使用したベンザルアセトンを
使用しないほかは、実施例1と同様の操作(但し
水素量を変えてムーニー粘度の異なる2重の共重
合体を得た。)を行なつた。重合中、溶媒不溶性
のゲルが多量生成した。結果を表1にまとめた。 実施例 7〜12 非共役ジエンとして実施例1で使用したジシク
ロペンタジエンの代わりに5−エチリデン−2−
ノルボルネン12mlを使用しエチレン5/min、
プロピレン5/min、水素0.7〜1.4/minの
混合ガスを使用したほかは実施例1と同様な操作
を行なつた。結果を表2にまとめた。 比較例 3、4 実施例7で使用したベンザルアセトンを使用し
ないほかは実施例7と同様の操作を行いムーニー
粘度の異なる2種の共重合体を得た。結果を表2
にまとめた。 比較例 5、6 実施例7で使用したベンザルアセトンをシクロ
ヘキサノン(比較例5)、ヘキサクロルアセトン
(比較例6)に代えて使用したほかは実施例7と
同様の操作を行なつた。結果を表2にまとめた。 実施例 13〜17 実施例7において使用したベンザルアセトンの
代わりに、表3に示したケトン化合物を各々使用
したほかは実施例7と同様な操作を行なつた。生
成ポリマー中にゲルは全く認められなかつた。結
果を表3にまとめた。
【表】
【表】
【表】
第1図は、本発明の触媒成分と調製工程を有機
的に結合したフローチヤート図である。
的に結合したフローチヤート図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エチレン、α−オレフインおよび非共役ジエ
ンを共重合させてゴム状共重合体を溶液重合法に
より製造するに当り、不活性有機溶媒中で単量体
の存在下に、 (A) 有機アルミニウム化合物 (B) 有機溶媒可溶性バナジウム化合物 (c) メシチルオキシド、ホロン、イソホロン、ア
セトフエノン、フエニルエチルケトン、ベンゾ
フエノン、p,p′−ジトリルケトン、ベンジル
フエニルケトン、ジベンジルケトン、ベンザル
アセトン、ベンザルアセトフエノンから選ばれ
た不飽和結合を有するモノケトン化合物の少な
くとも1種 を接触して成る触媒を用いることを特徴とするオ
レフイン共重合体ゴムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11077781A JPS5813606A (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | オレフイン共重合体ゴムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11077781A JPS5813606A (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | オレフイン共重合体ゴムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5813606A JPS5813606A (ja) | 1983-01-26 |
| JPH0144727B2 true JPH0144727B2 (ja) | 1989-09-29 |
Family
ID=14544334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11077781A Granted JPS5813606A (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | オレフイン共重合体ゴムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813606A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6036511A (ja) * | 1983-08-10 | 1985-02-25 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | オレフイン共重合ゴムの製造方法 |
| DE69032553T2 (de) | 1989-05-08 | 1999-03-11 | Kawasaki Steel Corp., Kobe, Hyogo | Verfahren zur herstellung von gleichgerichteten siliziumblechen mit ausgezeichneten magnetischen eigenschaften |
| JPH0617133A (ja) * | 1992-07-03 | 1994-01-25 | Nippon Steel Corp | 大重量コイルで磁性均一な方向性電磁鋼板の製造方法 |
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-
1981
- 1981-07-17 JP JP11077781A patent/JPS5813606A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5813606A (ja) | 1983-01-26 |
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