JPH0147338B2 - - Google Patents

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JPH0147338B2
JPH0147338B2 JP15836581A JP15836581A JPH0147338B2 JP H0147338 B2 JPH0147338 B2 JP H0147338B2 JP 15836581 A JP15836581 A JP 15836581A JP 15836581 A JP15836581 A JP 15836581A JP H0147338 B2 JPH0147338 B2 JP H0147338B2
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Japan
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chamber
pressure
valve
control
outlet
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JP15836581A
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JPS5861055A (ja
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Akira Ishii
Yoshihiko Tanaka
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Nabco Ltd
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Nabco Ltd
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Publication date
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Priority to JP15836581A priority Critical patent/JPS5861055A/ja
Publication of JPS5861055A publication Critical patent/JPS5861055A/ja
Publication of JPH0147338B2 publication Critical patent/JPH0147338B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/26Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車両等のブレーキ装置に使用される
減速度応動液圧制御弁に関するものである。
本出願人は、先に特願昭56−53730号に示され
る如く、下記の様なものを提案している。
すなわち、減速度応動弁として、入口と出口と
に連通するシリンダ孔を有する本体と、前記シリ
ンダ孔に摺動自在に挿入され前記入口及び出口に
各々連絡する入口室及び出口室を区画する制御ピ
ストンと、該制御ピストンと前記シリンダ孔の一
端側との間に区画される制御室と、前記制御ピス
トンのシリンダ孔の他端側に設けた凹所に摺動自
在に挿入され前記入口室及び出口室に連絡する第
2入口室及び第2出口室を区画する調圧ピストン
と、該調圧ピストン及び前記制御ピストンを前記
シリンダ孔の一端側に向けて付勢するばね装置
と、前記第2入口室と第2出口室とを連絡する通
路に設けられ、前記調圧ピストンの移動に応じて
第2入口室と第2出口室との連絡を連通・遮断
し、前記ばね装置から前記調圧ピストンに作用す
る作用力により決定される圧力を越える範囲で、
出口側圧力を入口側圧力に比して減圧するための
弁装置と、前記入口室と前記出口室とを連通する
通路に設けられ、所定の減速度が生じたとき当該
通路を介在する前記入口室と前記制御室との連通
を遮断する減速度応動弁と、前記制御室を前記出
口に連通する通路に設けられ、前記制御室から前
記出口に向う液移動を許容し、その逆は禁止する
第2弁装置とを有し、前記制御室内の圧力に応じ
て前記ばね装置から前記調圧ピストンに作用する
作用力を変更可能としたものである。
ところが、この上記のものでは、前記第2弁装
置を制御室と出口との間に位置する本体部分に設
けているため、実際の製造段階において、本体加
工において手間がかかり効率が低下するといつた
問題があるとともに、当該第2弁装置を設置する
ため出口部分の構造を複雑なものとし、装置全体
を大型化するといつた問題がある。
本発明は、以上の問題に鑑みて成され、小型化
を図るとともに、製造効率を向上した減速度応動
液圧制御弁を提供することを目的とする。この目
的は、本発明によれば、入口と出口とに連通する
シリンダ孔を有する本体と、前記シリンダ孔に摺
動自在に挿入され前記入口及び出口に各々連絡す
る入口室及び出口室を区画する制御ピストンと、
該制御ピストンと前記シリンダ孔の一端側との間
に区画される制御室と、前記制御ピストンのシリ
ンダ孔の他端側に設けた凹所に摺動自在に挿入さ
れ前記入口室及び出口室に連絡する第2入口室及
び第2出口室を区画する調圧ピストンと、該調圧
ピストン及び前記制御ピストンを前記シリンダ孔
の一端側に向けて付勢するばね装置と、前記第2
入口室と第2出口室とを連絡する通路に設けら
れ、前記調圧ピストンの移動に応じて第2入口室
と第2出口室との連通を連通・遮断し、前記ばね
装置から前記調圧ピストンに作用する作用力によ
り決定される圧力を越える範囲で、出口側圧力を
入口側圧力に比して減圧するための弁装置と、前
記入口室と前記制御室とを連通する通路に設けら
れ、所定の減速度が生じたとき当該通路を介在す
る前記入口室と前記制御室との連通を遮断する減
速度応動弁と、前記制御室を前記出口に連通する
通路に設けられ、前記制御室から前記出口に向う
液移動を許容し、その逆は禁止する第2弁装置と
を有し、前記制御室内の圧力に応じて前記ばね装
置から前記調圧ピストンに作用する作用力を変更
可能とした減速度応動液圧制御弁において、前記
第2弁装置を設けられた通路は、前記制御ピスト
ンに設けられ、前記制御室と前記第2出口室とを
連通する通路の少なくとも一部を含み、この一部
に前記第2弁装置を設けて成る減速度応動液圧制
御弁、によつて達成される。
以下、図示の実施例により本発明の減速度応動
液圧制御弁について詳説する。
図は、本発明の一実施例である減速度応動液圧
制御弁の側断面図である。
図において、減速度応動液圧制御弁は、全体と
して1で示され、該弁1は、左方の開口端に向つ
て順次大径となる孔部2,3,4,5を有する段
付孔6と、右方の開口端に向つて順次大径となる
孔部7,8を有する段付孔9とを互いに通路10
を介して連絡して穿設した本体11を有してい
る。
段付孔6内には、小径部12を孔部2に、大径
部13を孔部3,4,5において各々摺動自在に
成して制御ピストン14が配置されている。すな
わち、制御ピストン14の小径部12はシールリ
ング15によりシールされて、孔部2に対して摺
動自在であり、大径部13はシールリング16,
17,18によりシールされ、シールリング17
に対するバツクアツプリング19及び支持リング
20により摺動自在に支持されて、孔部3,4,
5に対して摺動自在となつている。なお、支持リ
ング20はストツパ・リング21により抜け止め
されている。
制御ピストン14の小径部12先端部には弁座
部材22が一体的に固定されており、中央貫通孔
を有し、テーパ部22aを弁座とし、端面には溝
22bが形成され、図示の状態では本体11の内
壁部と当接している。制御ピストン14によつて
孔部2内には制御室23が区画され、孔部3,4
内に出口室24が区画され、孔部2,3内に大気
室25が区画され、孔部5内に入口室26が区画
される。
制御ピストン14には貫通段付孔27が形成さ
れ、この段付孔27の左側部分に摺動自在に調圧
プランジヤ28が配設されている。プランジヤ2
8の右側先端部には弁座部材29が一体的に固定
されており、中央貫通孔を有し、そのテーパ部2
9aを弁座としている。端面には溝が形成され、
図示の状態では制御ピストン14の内壁部と当接
している。調圧プランジヤ28の大径部30は貫
通段付孔27の孔部43に摺動自在に嵌合してお
り、中径部31はシールリング34でシールさ
れ、シールリング34に対するバツクアツプリン
グ33で摺動自在に支持されている。また小径部
はシールリング36によりシールされ、支持蓋部
材37により摺動自在に支持されている。シール
リング34は調圧プランジヤ28の中径部31に
固定されている抜け止めリング35により脱落を
防止されている。また支持蓋部材37はストツ
パ・リング38によつて抜け止めされている。
孔部43において、調圧プランジヤ28によつ
て第2出口室39が区画され、これは制御ピスト
ン14に形成した径方向通路40を介して上述の
第1出口室24と連通している。また調圧プラン
ジヤ28の中径部31及び小径部32の周りには
第2入口室41が区画され、これは制御ピストン
14に形成した径方向通路42を介して上述の第
1入口室26と連通している。
また調圧プランジヤ28の大径部30及び中径
部31にわたつて軸方向通路44が形成され、こ
の中に弁ばね45及び球弁46が配設されてい
る。球弁46は制御ピストン14の貫通段付孔2
7の孔部43に固着されたブロツク状の球弁スト
ツパ47の突起に弁ばね45に付勢されて当接し
ている。すなわち、図示の状態では弁ばね45、
球弁46及び弁座29aによつて構成される弁装
置は開弁しており、第1入口室26は制御ピスト
ン14の径方向通路42、第2入口室41、調圧
プランジヤ28に形成された径方向通路、軸方向
通路44、球弁ストツパ47の突部と弁座部材2
9の中央貫通孔との隙間、第2出口室39及び制
御ピストン14の径方向通路40を介して第1出
口室24と連通している。
球弁ストツパ47には弁座部材29の端面に形
成した溝と連通して逆L字形状の溝49が形成さ
れており、これは制御ピストン14の小径部12
内に形成される孔部50と連通している。孔部5
0には弁ばね51及びこの弁ばね51によつて右
方に付勢される球弁52が配設されている。図示
の状態では、制御ピストン14の先端部に一体的
に固定されている弁座部材22の弁座22aに球
弁52が着座しており、弁座部材22の中央貫通
孔を閉じている。すなわち、弁ばね51、球弁5
2及び弁座22aによつて逆止弁が構成され、こ
の逆止弁は制御室23から弁座部材22の溝22
b及び弁座部材22の中央貫通孔を介して孔部5
0に向う方向を順方向としており、後述するよう
に球弁52が弁座22aから離座した場合には、
制御室23は孔部50、球弁ストツパ47の逆L
字形状の溝49、弁座部材29の溝、第2出口室
39及び通路40を介して第1出口室24と連通
する。弁本体11の下壁部には簡略化して示す入
口53及び出口54が形成され、これらはそれぞ
れマスタシリンダM及び後輪のホイールシリンダ
Wに配管接続されており、上述の第1入口室26
及び第1出口室24と連通している。
本体11の左方開口端部にはカツプ形状のばね
受け55が図示せずともボルトなどによつて固定
され、第1負荷ばね56が制御ピストン14の左
端部に固定されたばね受け部材60とばね受け5
5とによつて圧縮状態で受けられ、第2負荷ばね
57は調圧プランジヤ28の小径部32の端部に
固定されたばね受け部材61と、ばね受け55内
に配設されたカツプ形状のばね受け59の端壁部
とによつて圧縮状態で受けられている。ばね受け
59の内側には更に第3の負荷ばね58が配設さ
れ、これは圧縮状態でばね受け55と59とによ
つて受けられている。図示するように本減速度応
動液圧制御弁1の非作動時においては、ばね受け
55と59との間、及びばね受け59と調圧プラ
ンジヤ28の先端部との間にはそれぞれ所定の間
隙が保持されている。以上のようにして制御ピス
トン14は第1負荷ばね56によつて右方へと付
勢され、調圧プランジヤ28は第2負荷ばね57
及び第3負荷ばね58によつて右方へと付勢され
ている。
他方、段付孔9には、孔部8にボールガイド6
2内を移動可能に成してボール63が収納されて
おり、このボール63に対向して孔部7に弁座部
材64が取付けられている。弁座部材64は、ボ
ール63が密封的に着座するゴム製の座部材65
と、絞り66を有する中央通路67を穿設した保
持部材68とを備えている。上記ボールガイド6
2は、蓋部材69を孔部8に螺着し、カツプ状部
材70を介在して支持するようにしている。なお
78,79はシール部材である。
また本体11の上壁部内には軸方向に通路71
が形成され、これは径方向通路72を介して第1
入口室26と連通している。本体11の上壁部の
左端近くに突出部が形成され、これに上述の径方
向通路72と整列して大径の孔73が形成され、
これに球74を介在させて盲栓75が螺着固定さ
れている。球74は径方向通路72の上方開口部
に圧着され、密封作用をしている。かくして第1
入口室26は軸方向通路71、段付孔9内部、ボ
ールガイド62の孔77、ボールガイド62の内
部、中央通路67を順次介して制御室23に連通
している。なお、軸方向通路71の右端部に設け
られているストツパ部材76はボールガイド62
の回動を防止する回り止め用である。
なお、図示のものにおいて、プランジヤ28
は、第2出口室39に対する有効受圧面積を第2
入口室41に対するそれよりも所定の比率で大き
くしたものであり、従来のこの種のものと同様な
ものである。また、制御ピストン14は、制御室
23を除けば、その左右に作用する液圧力によつ
ては移動しないように各部の有効受圧面積を決定
してある。
こうした減速度応動液圧制御弁1は、車両等の
進行方向に対して、左側を進行方向に向けるとと
もに、左側が上方に右側が下方に位置するようθ
だけ傾けた状態に成して、車体に取付けられる。
この実施例において、液圧制御弁部は、プラン
ジヤ28、プランジヤ28内の座29a及び球弁
46などから形成される弁、第2、第3負荷ばね
57,58といつた各部材から構成され、減速度
応動弁部は、ボール63、弁座部材64などから
構成され、制御部は、制御室23、制御ピストン
14、プランジヤ28といつた各部材から構成さ
れている。
こうした弁1の作動等について以下に述べる。
今、ブレーキがかけられていないとすると、各
部材は、図示の位置にある。
すなわち、車両等が定速で走行しているため、
ボール63はカツプ状部材70に当接して、制御
室23は、中央通路67、ボールガイド62の孔
77軸方向通路14、入口室26,41を通して
マスタシリンダに連通しており、また、制御ピス
トン14及びプランジヤ28は、各々負荷ばね5
6,57,58に押圧されて、制御ピストン14
の右側が本体11の段部に当接し、プランジヤ2
8の右側が制御ピストン14内の球弁ストツパ4
7に当接する位置にあり、かつ、球弁46が座2
9aから離れており、第2入口室41と第2出口
室39とが連通している。
この状態でブレーキがかけられ、マスタリング
から圧力が伝達されてくると、圧力が低い場合に
は、圧力は入口室26、第2入口室41、通孔4
4、第2出口室39、出口室24を順次介してホ
イールシリンダにそのままの圧力が伝達され、ブ
レーキがきき始める。この際、プランジヤ28に
は、中径部31の右側に第2出口室39の圧力が
作用し、中径部31と小径部32との差面積に第
2入口室41の圧力が作用し、結局プランジヤ2
8は左方に移動しようとするが、上記圧力が低圧
であるから、かつまた、左方に移動させようとす
る作用力が上記両方向の差で、第2、第3負荷ば
ね57,58を単独で圧縮するには不充分である
から、プランジヤ28は制御ピストン14に当接
したままである。他方、制御室23には、通路7
1、孔77、中央通路67を順次介してマスタシ
リンダ側の圧力が伝達されているので、制御ピス
トン14は制御室23内の圧力を小径部12の右
側に受け、第1、第2、第3負荷ばね56,5
7,58の付勢力に抗して移動しようとする。
今、車両の積載荷重等が無いとすると、換言す
れば、空積載であるとすると、ブレーキをかけ始
めた後所定の減速度が発生するに要する圧力も低
く、図示しない配管を通してマスタシリンダから
前輪のホイールシリンダに圧力が伝達されている
とともに、後輪のホイールシリンダには弁1を経
由して伝達されていることから、ボール63は、
その慣性力によつて傾斜θに抗して移動し、弁座
部材64に着座し、制御室23に所定の減速度が
発生したときの圧力を越える圧力が伝達されるの
を防止するとともに、制御ピストン14が移動す
ることを阻止する。従つて空積載時には、制御ピ
ストン14が移動しないので、各負荷ばね56,
57,58の張力が変化せず、プランジヤ28
は、第2、第3負荷ばね57,58のセツト時と
変わらない張力によつて右方向に付勢されてい
る。
その際、その後マスタシリンダ側の圧力が上昇
してくると、プランジヤ28の中径部31に第2
出口室39内の圧力が作用してプランジヤ28を
左方向に移動させようとする作用力が中径部31
と小径部32との差面積に第2入口室41内の圧
力が作用してプランジヤ28を右方向に移動させ
ようとする作用力と第2、第3負荷ばね57,5
8のプランジヤ28を右方向に付勢する作用力と
の和に打勝ち、球弁46を座29aに着座させる
べく左方向にプランジヤ28が移動し、第2入口
室41と第2出口室39との連通が遮断され、第
2出口室39側の圧力を第2入口室41側の圧力
に比して所定の割合で減圧し始める。
この減圧は、プランジヤ28を右方向に移動さ
せようとする作用力と、左方向に移動させようと
する作用力とが釣り合うように球弁46が座29
aに対して着離座を繰り返して行うことにより行
なわれ、減圧割合は、プランジヤ28の諸元によ
つて決まり、減圧開始の圧力は、プランジヤ28
の諸元と第2、第3負荷ばね57,58のプラン
ジヤ28に対する付勢力とによつて決まる。な
お、こうした作用については従来よりよく知られ
ているので詳細な記述は省略する。
次に、車両の積載荷重等がかなりあり、例えば
満積載であるとすると、ブレーキをかけ始めた
後、所定の減速度が発生する圧力が高くなり、ボ
ール63が弁座部材64に着座するまでに制御室
23内の圧力も比較的高い圧力となり、制御ピス
トン14を左方に移動させようとする力が、負荷
ばね56,57,58の張力の和に打勝ち、制御
ピストン14は、第1負荷ばね56を直接圧縮
し、第2、第3負荷ばね57,58をプランジヤ
28を介して圧縮しながら移動する。なお、この
移動中において、ばね受け59がばね受け55と
当接するに至り、以後第3負荷ばね58は圧縮さ
れることなく、第2負荷ばね57だけが調圧プラ
ンジヤ28の移動によつて圧縮される。すなわ
ち、ばね受け59がばね受け55に当接するまで
は、第2負荷ばね57と第3負荷ばね58とは直
列に接続されていることになり、全体のばね常数
は小さいが、当接した後は第2負荷ばね57のば
ね常数が調圧プランジヤ28に働らくばね力のば
ね常数となるので、より大きくなる。このように
して中程度の積載量でも満積載でも適切な減圧開
始圧力が得られるようにしている。従つてプラン
ジヤ28は、制御ピストン14の移動によつて第
2、第3負荷ばね57,58から大きな付勢力を
受けることになり、減圧割合は変化しないが、そ
の減圧開始圧力は第2、第3負荷ばね57,58
の張力の増大に伴つてより高い圧力になる。
こうした作用を呈する上述の実施例において
は、以下の如き効果が得られる。
すなわち、制御室23内に車両等の総重量乃至
は積載量に略比例した液圧を導入し、この液圧に
応じて第2、第3負荷ばね57,58の張力を変
化させることができるから、後輪のホイールシリ
ンダに伝達する圧力をマスタシリンダ側の圧力に
比して減圧制御し始める圧力を、車両等の総重量
及至は積載量に応じて変更することができ、最適
な圧力を後輪のホイールシリンダに伝達できる。
更に、空積載時に急ブレーキをかけた場合に、
入口室26内の圧力が急激に上昇するとともに、
ボールガイド62内の圧力も急激に上昇し、この
ボールガイド62内の圧力が制御室23に絞り6
6を介して伝達されるものの制御室23内の圧力
が必要以上に上昇しようとするが、制御室23内
の圧力が後輪のホイールシリンダに伝達される圧
力よりも高くなると、球弁52が左右に作用する
圧力差によつて弁座部材22から離れ、制御室2
3内の圧力をホイールシリンダ側へ解放し、制御
室23内の必要以上の圧力上昇を防止し、かつま
た、後輪のホイールシリンダに伝達される圧力
は、プランジヤ28内を通して伝達される場合マ
スタシリンダ側に比して遅れて上昇するが、制御
室23から解放されてくる圧力によつてその遅れ
をある程度とり戻すことができ、前輪側と後輪側
との圧力を比較した場合、前輪側が非常に高く、
後輪側が非常に低いというブレーキ力配分となる
のを防止し、前後輪のブレーキ力配分を適正なも
のに近づけることができる。特に、空積載のとき
急ブレーキをかけると、所定の減速度が発生した
ときに制御室23内の圧力が必要以上に高いと、
後輪のホイールシリンダへ伝達される圧力が高く
なり、後輪ロツクといつた危険があるが、上記実
施例においては、制御室23内の圧力が必要以上
に上昇することを防止でき、信頼性が秀れたもの
となる。
また、前輪側のブレーキ装置が故障し、後輪側
だけでブレーキをかける場合、特に車両等が満積
載であるときには、後輪のホイールシリンダにか
なり高い圧力を伝達しなければならないが、この
場合には、所定の減速度がなかなか発生しないも
ののプランジヤ28はその左右に作用する作用力
によつて後輪のホイールシリンダに伝達される圧
力を減圧しようとし、第2出口室39、出口室2
4内の圧力が第2入口室41、入口室26内の圧
力より低くなるが、このときには、制御室23か
ら球弁52を弁座部材22から離してマスタシリ
ンダ側の圧力が後輪のホイールシリンダ側に伝達
され、ホイールシリンダに供給する圧力を減圧す
ることがなく、充分高い圧力をホイールシリンダ
に供給できる。
こうした弁1を実車に取付ける際の作業につい
て以下に示す。
通常、ホイールシリンダには、従来よりよく知
られているブリーダ装置が設けられており、この
ブリーダ装置は、配管系の内部を外部と連通・遮
断可能な装置であるが、以下の説明はこのブリー
ダ装置と関連して述べる。
弁1を実車の車体に固定し、配管等の装着が完
了したとすると、ホイールシリンダのブリーダ装
置を遮断の位置にしたままマスタシリンダを何度
か作動させ、圧液を入口53から入口室26に供
給する。すると、圧液の一部は、入口室26、第
2入口室41、通孔44、第2出口室39、出口
室24に順次充満しつつ出口54からホイールシ
リンダ側に流出し、また一方では、通路71、孔
77、ボールガイド62内に流入し、制御室23
内の空気を圧縮しつつ中央通路67を通つて制御
室23内に流入する。
このようにして配管系内にある程度圧力を発生
させた状態でブリーダ装置を連通の位置にする
と、配管系内の空気がブリーダ装置を通して外部
に排出されるとともに、制御室23内で圧縮され
ていた空気は、球弁52のホイールシリンダ側の
圧力が低下することと、制御室23内の空気の膨
張に対して絞り66が抵抗となることから球弁5
2の制御室23側の圧力の低下はホイールシリン
ダ側に比して遅れることによつて、ボール球弁5
2を座部材22から離してホイールシリンダ側に
流出する。
ブリーダ装置からの排出がなくなつた後、ブリ
ーダ装置を遮断の位置にし、上記と同様に配管系
内に圧力を発生させた状態とし上記作業を繰り返
して行う。この際、配管系内の空気の大部分が外
部り排出されると、配管系内に発生する圧力が比
較的高くなり、制御室23内の圧力で制御ピスト
ン14が左方に移動して制御室23内の容積を増
大するとともに、より多く液を制御室23内に導
入する。こうした状態で、ブリーダ装置を連通の
位置にすると、制御室23内に残存している空気
は、その圧力が絞り66から解放されるものの制
御ピストン14の右方への移動によつて上記解放
にみあつて圧力を高く維持されるようになるた
め、球弁52を積極的に座部材22から離してホ
イールシリンダ側に流出し、遂にはブリーダ装置
から外部に排出される。
このように、上記実施例においては、前述の効
果の他に、従来と同様な空気抜き作業を行う場合
に、制御室23に対してブリーダ装置を設けるこ
とに替え、ホイールシリンダ側への液移動を許容
する逆止弁を設けることによつて、制御室23内
の空気を確実に排出させることができるという効
果を奏し、更に、ブリーダ装置を用いた場合に
は、液漏れの心配があるが、上記実施例では弁1
の外部に対する液漏れはなく、確実な空気抜きに
よる弁1の機能達成という効果のみならず、弁1
の液漏れに対する信頼性を向上するものである。
また、積載時において、後輪のホイールシリン
ダの液圧を低く制御する必要のない場合には、ば
ね受け59とばね受け59とを当接させ、かつプ
ランジヤ28の先端部とばね受け59を当接させ
て制御ピストン14の移動量が所定値以上では制
御弁を開放状態に保つようにすることができる。
更に以上の実施例では、逆止弁を制御ピストン
14に設けた通路50内に配設したから、本体1
1等の加工が簡単になるのみならず、制御ピスト
ン自体に対する加工も簡単なものであるから、製
造効率が向上する。また、制御ピストン14に逆
止弁を内蔵させるから、従来と比べホイールシリ
ンダへの出口部分を大型化せず、全体として小型
化が図れる。
以上本発明の実施例について説明したが、勿
論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
すなわち、上記実施例では、制御ピストン14
の内部にプランジヤ28を内設させて図示の形状
をとらせているが、内設させておればこれら2つ
の可動体は、従来より知られている各種の形状の
ものが適用可能である。
また上記実施例における第1及び第2弁装置に
おける弁体として球弁46,52が用いられた
が、これに限ることなく公知の種々の弁体が適用
可能である。
また第2弁装置は以上の実施例では制御ピスト
ン14の端部近くに設けられているが、この位置
に限らず、制御室23と第2出口室39とを連通
する通路の少なくとも一部を含み、この一部であ
れば制御ピストン14内のいづれの通路位置に設
けてもよい。
また以上の実施例では第1弁装置の球弁46に
対してブロツク状の球弁ストツパ47が用いられ
ているが、非作動時に第1弁装置を開弁させ、第
2出口室39と第2弁装置を設けている通路とを
通連させる構成であれば、いかなる構成のもので
あつてもよい。例えば、球弁ストツパ47の代り
に中央部に球弁46と当接する突起部を有し、周
縁部に少なくとも一つの小孔を有する円板が孔部
48に固定されてもよい。
また、ばね装置においては第1、第2、第3負
荷ばね56,57,58が用いられているが、第
3負荷ばね58を省略してもよい。
以上述べたように本発明による減速度応動液圧
制御弁は上記第2弁装置(逆止弁)を設けられた
通路は、上記制御ピストンに設けられ、上記制御
室と上記第2出口室とを連通する通路の少なくと
も一部を含み、この一部に上記第2弁装置を設け
ているので、小型化することができ、かつその製
造効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例である減速度応動液圧制御
弁の側断面図である。 なお図において、1……減速度応動液圧制御
弁、6,9……段付孔、11……本体、14……
制御ピストン、22……弁座部材、22a……弁
座、23……制御室、24……出口室、26……
入口室、27……貫通段付孔、28……調圧プラ
ンジヤ、29……弁座部材、29a……弁座、3
9……第2出口室、41……第2入口室、42…
…通路、45……弁ばね、46……球弁、49…
…通路、50……孔部、51……ばね、52……
球弁、53……入口、54……出口、56……第
1負荷ばね、57……第2負荷ばね、58……第
3負荷ばね、63……ボール、64……弁座部
材、67……中央通路、71……軸方向通路、7
2,77……通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入口と出口とに連通するシリンダ孔を有する
    本体と、前記シリンダ孔に摺動自在に挿入され前
    記入口及び出口に各々連絡する入口室及び出口室
    を区画する制御ピストンと、該制御ピストンと前
    記シリンダ孔の一端側との間に区画される制御室
    と、前記制御ピストンのシリンダ孔の他端側に設
    けた凹所に摺動自在に挿入され前記入口室及び出
    口室に連絡する第2入口室及び第2出口室を区画
    する調圧ピストンと、該調圧ピストン及び前記制
    御ピストンを前記シリンダ孔の一端側に向けて付
    勢するばね装置と、前記第2入口室と第2出口室
    とを連絡する通路に設けられ、前記調圧ピストン
    の移動に応じて第2入口室と第2出口室との連通
    を連通・遮断し、前記ばね装置から前記調圧ピス
    トンに作用する作用力により決定される圧力を越
    える範囲で、出口側圧力を入口側圧力に比して減
    圧するための弁装置と、前記入口室と前記制御室
    とを連通する通路に設けられ、所定の減速度が生
    じたとき当該通路を介在する前記入口室と前記制
    御室との連通を遮断する減速度応動弁と、前記制
    御室を前記出口に連通する通路に設けられ、前記
    制御室から前記出口に向う液移動を許容し、その
    逆は禁止する第2弁装置とを有し、前記制御室内
    の圧力に応じて前記ばね装置から前記調圧ピスト
    ンに作用する作用力を変更可能とした減速度応動
    液圧制御弁において、前記第2弁装置を設けられ
    た通路は、前記制御ピストンに設けられ、前記制
    御室と前記第2出口室とを連通する通路の少なく
    とも一部を含み、この一部に前記第2弁装置を設
    けて成る減速度応動液圧制御弁。
JP15836581A 1981-10-05 1981-10-05 減速度応動液圧制御弁 Granted JPS5861055A (ja)

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