JPH0148019B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0148019B2 JPH0148019B2 JP59145420A JP14542084A JPH0148019B2 JP H0148019 B2 JPH0148019 B2 JP H0148019B2 JP 59145420 A JP59145420 A JP 59145420A JP 14542084 A JP14542084 A JP 14542084A JP H0148019 B2 JPH0148019 B2 JP H0148019B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- polyurethane elastic
- elongation
- adhesive
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はポリウレタン不織布を基材とする伸縮
性、通気性および柔軟性の優れた医用感圧接着性
シートに関するものである。ここに医用感圧性シ
ートとはたとえば接着性包帯、ばん創こう、外科
用皮膚被覆材、皮膚粘付剤等に用いるシート或は
テープである。
性、通気性および柔軟性の優れた医用感圧接着性
シートに関するものである。ここに医用感圧性シ
ートとはたとえば接着性包帯、ばん創こう、外科
用皮膚被覆材、皮膚粘付剤等に用いるシート或は
テープである。
(従来の技術)
不織布を基材とする医用感圧接着性シートに伸
縮性、通気性を与える従来技術としては、たとえ
ば伸縮性を有する多孔性不織布の片面に感圧接着
剤エラストマーのエマルジヨンを起泡せしめた後
塗布する方法が、たとえば特公昭50−4993号公報
等に記載されている。また通気性を有する粘着剤
成分を溶解しない液体を含浸させた後、粘着剤溶
液を塗布した離型紙と重ね合わせる方法がたとえ
ば特開昭49−97848号公報等に記載されている。
更に、粘着剤液中に相容しない気体又は液体を微
細な泡の形で分散させた後離型紙上に塗布し、加
熱乾燥後多孔性基材と接合する方法も、たとえば
特公昭51−33811号公報で提案されている。
縮性、通気性を与える従来技術としては、たとえ
ば伸縮性を有する多孔性不織布の片面に感圧接着
剤エラストマーのエマルジヨンを起泡せしめた後
塗布する方法が、たとえば特公昭50−4993号公報
等に記載されている。また通気性を有する粘着剤
成分を溶解しない液体を含浸させた後、粘着剤溶
液を塗布した離型紙と重ね合わせる方法がたとえ
ば特開昭49−97848号公報等に記載されている。
更に、粘着剤液中に相容しない気体又は液体を微
細な泡の形で分散させた後離型紙上に塗布し、加
熱乾燥後多孔性基材と接合する方法も、たとえば
特公昭51−33811号公報で提案されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながらこれらの方法に採用された伸縮性
或は多孔性不織布基材はすべて非弾性体を素材と
する不織布であるため、伸縮性を有すると言つて
も破断伸度が高々100%程度であり、一旦伸長す
ると永久歪を生じ再び元の長さに戻らないという
欠点は避けることが出来なかつた。このため関節
部のような伸縮性の激しい箇所に用いられる場合
には人間の動作の妨げとなつたり、伸ばされてし
まうため皮膚から浮きあがつたりするという問題
点があつた。本発明の目的は上記の問題点を解決
し、充分な伸縮性、通気性を有する柔軟性の優れ
た医用感圧性シートにある。
或は多孔性不織布基材はすべて非弾性体を素材と
する不織布であるため、伸縮性を有すると言つて
も破断伸度が高々100%程度であり、一旦伸長す
ると永久歪を生じ再び元の長さに戻らないという
欠点は避けることが出来なかつた。このため関節
部のような伸縮性の激しい箇所に用いられる場合
には人間の動作の妨げとなつたり、伸ばされてし
まうため皮膚から浮きあがつたりするという問題
点があつた。本発明の目的は上記の問題点を解決
し、充分な伸縮性、通気性を有する柔軟性の優れ
た医用感圧性シートにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の目的は、溶融紡糸されたポリウレタン
弾性フイラメントが実質的に集束されずに積層さ
れ、前記積層されたフイラメントの接触点が該フ
イラメント自体により接合されてなり、かつ100
%伸長時の回復率が85%以上であるポリウレタン
弾性繊維不織布の片面に多数の細孔を有する皮膚
に対する非刺激性の感圧接着剤を付与してなる接
着性シートにより達成される。
弾性フイラメントが実質的に集束されずに積層さ
れ、前記積層されたフイラメントの接触点が該フ
イラメント自体により接合されてなり、かつ100
%伸長時の回復率が85%以上であるポリウレタン
弾性繊維不織布の片面に多数の細孔を有する皮膚
に対する非刺激性の感圧接着剤を付与してなる接
着性シートにより達成される。
本発明に用いる不織布を構成するポリウレタン
弾性体としては、公知の溶融紡糸可能な熱可塑性
ポリウレタン弾性体は通常分子量500〜6000の低
融点ポリオール、たとえばジヒドロキシポリエー
テル、ジヒドロキシポリエステル、ジヒドロキシ
ポリカーポネート、ジヒドロキシポリエステルア
ミド等と、分子量500以下の有機ジイソシアネー
ト、たとえばジフエニルメタンジイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、水素化ジフエニルメタンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、2,6
―ジイソシアネートメチルカプロエート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート等と、分子量500以下
の鎖伸長剤、たとえばグリコール、アミノアルコ
ール或はトリオールとの反応により得られるポリ
マーである。これらのポリマーのうち、特に良好
なものはポリオールとしてポリテトラメチレング
リコール、またはポリε―カプロラクトン或はポ
リブチレンアジペートを用いたポリウレタンであ
る。ポリオールとしてポリエチレングリコールを
用いると親水性が向上するため特殊の用途に用い
られる。また有機ジイソシアネートとしてはP,
P′―ジフエニルメタンジイソシアネートが好適で
ある。また鎖伸長剤としては、P,P′―ビスヒド
ロキシエトキシベンゼンおよび1,4―ブタンジ
オールが好適である。
弾性体としては、公知の溶融紡糸可能な熱可塑性
ポリウレタン弾性体は通常分子量500〜6000の低
融点ポリオール、たとえばジヒドロキシポリエー
テル、ジヒドロキシポリエステル、ジヒドロキシ
ポリカーポネート、ジヒドロキシポリエステルア
ミド等と、分子量500以下の有機ジイソシアネー
ト、たとえばジフエニルメタンジイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、水素化ジフエニルメタンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、2,6
―ジイソシアネートメチルカプロエート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート等と、分子量500以下
の鎖伸長剤、たとえばグリコール、アミノアルコ
ール或はトリオールとの反応により得られるポリ
マーである。これらのポリマーのうち、特に良好
なものはポリオールとしてポリテトラメチレング
リコール、またはポリε―カプロラクトン或はポ
リブチレンアジペートを用いたポリウレタンであ
る。ポリオールとしてポリエチレングリコールを
用いると親水性が向上するため特殊の用途に用い
られる。また有機ジイソシアネートとしてはP,
P′―ジフエニルメタンジイソシアネートが好適で
ある。また鎖伸長剤としては、P,P′―ビスヒド
ロキシエトキシベンゼンおよび1,4―ブタンジ
オールが好適である。
ポリウレタン弾性体は上記の如くポリオールと
有機ジイソシアネートと鎖伸長剤とから合成され
るものであるが、本発明に於て好適に使用される
のはポリオール成分が全体の65重量%以上であ
り、特に好ましいのは68重量%以上である。ポリ
オール成分の含有量が少ない場合は、得られる不
織布の伸度および伸長回復性が低いものとなる。
これらのポリウレタン弾性体が可塑剤顔料、安定
剤等を含有することは差支えない。
有機ジイソシアネートと鎖伸長剤とから合成され
るものであるが、本発明に於て好適に使用される
のはポリオール成分が全体の65重量%以上であ
り、特に好ましいのは68重量%以上である。ポリ
オール成分の含有量が少ない場合は、得られる不
織布の伸度および伸長回復性が低いものとなる。
これらのポリウレタン弾性体が可塑剤顔料、安定
剤等を含有することは差支えない。
本発明の不織布は、構成するポリウレタン弾性
体フイラメントが実質的に糸条の全長に亘つて接
合することなく開繊して積層されたものである。
モノフイラメントが開繊されずに集束された状態
で接合されていると、不織布の柔軟性が著るしく
損われる。またこのモノフイラメントの直径は通
常平均30ミクロン以下、好ましくは20ミクロン以
下である。モノフイラメントの直径はバラツキが
あることが考えられるが、最大の場合でも50ミク
ロン以下が望ましい。モノフイラメントの繊径が
大きくなると不織布が粗剛になる。
体フイラメントが実質的に糸条の全長に亘つて接
合することなく開繊して積層されたものである。
モノフイラメントが開繊されずに集束された状態
で接合されていると、不織布の柔軟性が著るしく
損われる。またこのモノフイラメントの直径は通
常平均30ミクロン以下、好ましくは20ミクロン以
下である。モノフイラメントの直径はバラツキが
あることが考えられるが、最大の場合でも50ミク
ロン以下が望ましい。モノフイラメントの繊径が
大きくなると不織布が粗剛になる。
本発明の不織布を構成するポリウレタン弾性繊
維の断面形状は、円形、異形、中空等の各種形状
をとり得るが、不織布としての後加工性、シート
形成性及び伸縮性の面から円形断面のものが好ま
しい。
維の断面形状は、円形、異形、中空等の各種形状
をとり得るが、不織布としての後加工性、シート
形成性及び伸縮性の面から円形断面のものが好ま
しい。
本発明の不織布はポリウレタン弾性体フイラメ
ントが積層され、この積層体を構成する繊維相互
の接触点が繊維自体により接合されたものであ
る。このような接合状態はポリウレタン弾性繊維
相互を熱により融着させることにより達成でき
る。
ントが積層され、この積層体を構成する繊維相互
の接触点が繊維自体により接合されたものであ
る。このような接合状態はポリウレタン弾性繊維
相互を熱により融着させることにより達成でき
る。
本発明の不織布の重要な特長は、不織布の破断
強度、伸度が極めて大きく、弾性的性能が優れて
いることである。これは不織布を構成するポリウ
レタン弾性繊維の性能そのまま反映しているため
であり、従来公知の非弾性重合体からなる不織布
やポリエステルエーテル弾性体などの弾性的性能
の劣る重合体からなる不織布では得られない性能
である。本発明の不織布は破断伸度が通常300%
以上、好ましくは500%以上である。破断強度は、
不織布の厚さにより異なるものであるが、通常
0.4Kg/cm、好ましくは1.0Kg/cmである。また
100%伸長時の回復率は通常85%以上、好ましく
は90%以上である。不織布の強度、伸度および伸
長回復率は、不織布を構成する繊維相互の接触点
の接着強度によつて変動するものであるが、本発
明の不織布が、上記の強度、伸度および伸長回復
率を示すことは接触点の接合が充分に行われてい
ることを示すものである。
強度、伸度が極めて大きく、弾性的性能が優れて
いることである。これは不織布を構成するポリウ
レタン弾性繊維の性能そのまま反映しているため
であり、従来公知の非弾性重合体からなる不織布
やポリエステルエーテル弾性体などの弾性的性能
の劣る重合体からなる不織布では得られない性能
である。本発明の不織布は破断伸度が通常300%
以上、好ましくは500%以上である。破断強度は、
不織布の厚さにより異なるものであるが、通常
0.4Kg/cm、好ましくは1.0Kg/cmである。また
100%伸長時の回復率は通常85%以上、好ましく
は90%以上である。不織布の強度、伸度および伸
長回復率は、不織布を構成する繊維相互の接触点
の接着強度によつて変動するものであるが、本発
明の不織布が、上記の強度、伸度および伸長回復
率を示すことは接触点の接合が充分に行われてい
ることを示すものである。
本発明の不織布のもう一つの特長は極めて柔軟
性が大きいことである。不織布の剛軟度(JISL
―1096の45度カンチレバー法)は該不織布の目付
が大きくなると増加するものであるが、本発明の
不織布は目付をX(g/m2)、剛軟度をY(min)
としたとき Y<0.2X+20 であり、好ましいのは Y<0.2X+10 の範囲のものである。この特長はポリウレタン弾
性体の物性と上述の如き本発明の不織布の構造と
構成繊維の直径が小さいことと相俟つて得られる
ものであり、従来公知の湿式法或いは乾式法によ
るポリウレタン弾性繊維のウエツブでは達成する
ことが出来なかつたものである。
性が大きいことである。不織布の剛軟度(JISL
―1096の45度カンチレバー法)は該不織布の目付
が大きくなると増加するものであるが、本発明の
不織布は目付をX(g/m2)、剛軟度をY(min)
としたとき Y<0.2X+20 であり、好ましいのは Y<0.2X+10 の範囲のものである。この特長はポリウレタン弾
性体の物性と上述の如き本発明の不織布の構造と
構成繊維の直径が小さいことと相俟つて得られる
ものであり、従来公知の湿式法或いは乾式法によ
るポリウレタン弾性繊維のウエツブでは達成する
ことが出来なかつたものである。
以上の如く、本発明に用いられる不織布は、従
来の感圧接着性シートに用いられる基材に比較し
て伸度が十分大きく通気性があり、又柔軟性にと
み100%伸長時においても回復率が90%にも達し
ているという優れた特徴を有する。
来の感圧接着性シートに用いられる基材に比較し
て伸度が十分大きく通気性があり、又柔軟性にと
み100%伸長時においても回復率が90%にも達し
ているという優れた特徴を有する。
これらの性質は後述する感圧接着剤を塗布して
得られる接着性シートに通気性を大きく保ち得て
カブレや炎症をひきおこすことなく、又皮膚の伸
びに比較して十分なる伸度を与え、且つ柔かい感
触をも与えるのに役立つ。
得られる接着性シートに通気性を大きく保ち得て
カブレや炎症をひきおこすことなく、又皮膚の伸
びに比較して十分なる伸度を与え、且つ柔かい感
触をも与えるのに役立つ。
本発明に用いられる不織布の目付は、30〜250
g/m2の範囲のもの、好ましくは50〜200g/m2
のものが好適である。
g/m2の範囲のもの、好ましくは50〜200g/m2
のものが好適である。
これは、感圧接着剤の粘度が低い場合に該不織
布の目付が30g/m2よりも小さいと基材表面に滲
みだしたり又風合が損なわれたりするからであ
り、一方目付が250g/m2よりも大きいとこれに
より得られる接着性シートの柔軟性、通気性が欠
けたり、体の動きの邪魔になつたりするからであ
る。
布の目付が30g/m2よりも小さいと基材表面に滲
みだしたり又風合が損なわれたりするからであ
り、一方目付が250g/m2よりも大きいとこれに
より得られる接着性シートの柔軟性、通気性が欠
けたり、体の動きの邪魔になつたりするからであ
る。
一方、本発明に用いられる感圧接着剤としては
皮膚に対して無刺激性で毒性を有しないものなら
特にさしつかえないが、例えばアクリル酸エステ
ル重合体系、ポリビニルアルキルエーテル系、天
然ゴム―樹脂系、ポリイソブチレン系などのもの
を適宜使用することができる。
皮膚に対して無刺激性で毒性を有しないものなら
特にさしつかえないが、例えばアクリル酸エステ
ル重合体系、ポリビニルアルキルエーテル系、天
然ゴム―樹脂系、ポリイソブチレン系などのもの
を適宜使用することができる。
又これら接着剤組成物を含む接着剤液はエマル
ジヨンタイプ、溶液タイプどちらでも良いが、特
にエマルジヨンタイプのものは適当な撹拌機、例
えばホモミキサー、ラボスターラー等を用いて多
数の微細な気泡を液中に生成せしめることができ
るので好ましい。
ジヨンタイプ、溶液タイプどちらでも良いが、特
にエマルジヨンタイプのものは適当な撹拌機、例
えばホモミキサー、ラボスターラー等を用いて多
数の微細な気泡を液中に生成せしめることができ
るので好ましい。
これら感圧接着剤の塗布方法としては公知に技
術、例えばナイフコート法やロールコート法ある
いはロールプリント法等の手段を用いることがで
き、これらの手段により不織布基材表面に塗布し
たり、あるいは一定のパターン状にプリントする
ことができる。
術、例えばナイフコート法やロールコート法ある
いはロールプリント法等の手段を用いることがで
き、これらの手段により不織布基材表面に塗布し
たり、あるいは一定のパターン状にプリントする
ことができる。
又、上記不織布が熱により容易に形がつく性質
を利用して該不織布を加熱下エンボスして、この
不織布片面上に凹凸模様をつけ、該凸部にのみ上
記感圧接着剤を塗布する方法も採り得る。
を利用して該不織布を加熱下エンボスして、この
不織布片面上に凹凸模様をつけ、該凸部にのみ上
記感圧接着剤を塗布する方法も採り得る。
次に、本発明を実施例によつて説明する。
なお、各種の物性値の測定は以下の方法で行な
つた。
つた。
破断強度および伸度:巾2cmの試料をJIS 1096
に準じ、つかみ間隔を5cm、引張速度10cm/min
として伸長し、破断時の1cm当りの強度と伸度を
測定する。
に準じ、つかみ間隔を5cm、引張速度10cm/min
として伸長し、破断時の1cm当りの強度と伸度を
測定する。
100%伸長回復率:巾2cmの試料をつかみ間隔
5cm引張速度10cm/minとして100%伸長し、直
ちに同じ速度で原長まで回復させる。記録した荷
重―伸長曲線から残留伸び率l(%)を求め次式
により100%伸長回復率を算出する。
5cm引張速度10cm/minとして100%伸長し、直
ちに同じ速度で原長まで回復させる。記録した荷
重―伸長曲線から残留伸び率l(%)を求め次式
により100%伸長回復率を算出する。
100%伸長回復率(%)=100−l/100×100
剛軟度:JIS L―1096の45゜カンチレバー法に
よつた。
よつた。
通気性:JIS L―1096のフラジール形試験機を
用いた。
用いた。
実施例 1
脱水した水酸基価102のポリテトラメチレング
リコール5548部(以下部はすべて重量部を意味す
る。)と1,4―ビス(β―ヒドロキシエトキシ)
ベンゼン499部とをジヤケツト付のニーダーに仕
込み、撹拌しながら充分に溶解した後、85℃の温
度に保ち、これにP,P′―ジフエニルメタンジイ
ソシアネート1953部を加えて反応させた。
リコール5548部(以下部はすべて重量部を意味す
る。)と1,4―ビス(β―ヒドロキシエトキシ)
ベンゼン499部とをジヤケツト付のニーダーに仕
込み、撹拌しながら充分に溶解した後、85℃の温
度に保ち、これにP,P′―ジフエニルメタンジイ
ソシアネート1953部を加えて反応させた。
撹拌を続けると約30分で粉末状のポリウレタン
が得られ、それを押出機によりペレツト状に形成
しジメチルホルムアミド中25℃で測定した濃度1
g/100c.c.の相対粘度が250のポリウレタン弾性体
を得た。
が得られ、それを押出機によりペレツト状に形成
しジメチルホルムアミド中25℃で測定した濃度1
g/100c.c.の相対粘度が250のポリウレタン弾性体
を得た。
このようにして得たポリウレタン弾性体のペレ
ツトを原料とし、1列に配列した直径0.8mmのノ
ズルの両側に加熱気体の噴射用スリツトを有する
溶融ブロー紡糸装置を用い溶融温度245℃、ノズ
ル当り毎分0.15gの割合でポリマーを吐出し、
200℃で加熱した空気を3.5Kg/cm2の圧力でスリツ
トから噴射して細化した。細化したフイラメント
をノズル下方25cmに設置した30メツシユの金網か
らなるコンベア上で捕集し、ローラーではさんで
引取り不織布を得た。この不織布はポリウレタン
弾性繊維のモノフイラメント間の交絡点は互に融
着により接合されていた。この不織布の物性値は
次のごとくであつた。
ツトを原料とし、1列に配列した直径0.8mmのノ
ズルの両側に加熱気体の噴射用スリツトを有する
溶融ブロー紡糸装置を用い溶融温度245℃、ノズ
ル当り毎分0.15gの割合でポリマーを吐出し、
200℃で加熱した空気を3.5Kg/cm2の圧力でスリツ
トから噴射して細化した。細化したフイラメント
をノズル下方25cmに設置した30メツシユの金網か
らなるコンベア上で捕集し、ローラーではさんで
引取り不織布を得た。この不織布はポリウレタン
弾性繊維のモノフイラメント間の交絡点は互に融
着により接合されていた。この不織布の物性値は
次のごとくであつた。
目 付 50 g/m2
引帳強力 0.3Kg/cm
破断伸度 540 %
100%伸長回復率 92 %
剛軟度 20 mm
フイラメント直径 13 ミクロン
通気性 400 c.c./m2/sec
一方、ポリ(2―エチルヘキシルアクリレー
ト)エマルジヨン、ポリビニルメチルエーテル及
び非イオン活性剤を含む分散系をホモミキサーに
より起泡せしめ、固型分20g/m2になるよう上記
不織布上片面にナイフコーターにより塗布した。
ト)エマルジヨン、ポリビニルメチルエーテル及
び非イオン活性剤を含む分散系をホモミキサーに
より起泡せしめ、固型分20g/m2になるよう上記
不織布上片面にナイフコーターにより塗布した。
この後、130℃で乾燥し得られた粘着シート状
物の物性値は次の如くであつた。
物の物性値は次の如くであつた。
引張強力 0.28Kg/cm
破断伸度 510 %
100%伸長回復率 92 %
剛軟度 52 mm
通気性 350 c.c./cm2/sec
このものは伸縮により通気度の低下は認められ
ず長時間貼着使用してもカブレ等の症状はなく、
極めて感触もよく着用感も良好であつた。
ず長時間貼着使用してもカブレ等の症状はなく、
極めて感触もよく着用感も良好であつた。
実施例 2
実施例1と同様な方法により得られた目付100
g/m2のポリウレタン弾性繊維不織布をドツト状
のロールをもつエンボス機により130℃、10Kg/
cm2の条件でエンボス処理した。このものの片面凸
部にポリ(2―エチルヘキシルアクリレート)エ
マルジヨン、ポリビニルメチルエーテルよりなる
1500cpsの接着剤をキスロールにより塗布した。
塗布に際しての印圧は10g/cm2であつた。
g/m2のポリウレタン弾性繊維不織布をドツト状
のロールをもつエンボス機により130℃、10Kg/
cm2の条件でエンボス処理した。このものの片面凸
部にポリ(2―エチルヘキシルアクリレート)エ
マルジヨン、ポリビニルメチルエーテルよりなる
1500cpsの接着剤をキスロールにより塗布した。
塗布に際しての印圧は10g/cm2であつた。
得られた接着性シートは伸縮による通気度の低
下は全くなく、皮膚に密着した伸びを有し、かつ
この時の感ずる抵抗はわずかで、非常に感触が良
かつた。
下は全くなく、皮膚に密着した伸びを有し、かつ
この時の感ずる抵抗はわずかで、非常に感触が良
かつた。
(発明の効果)
かくして得られる接着性シートの重要な性能の
一つは通気性が有り、例えば該シート状物の目付
が70g/m2(感圧接着剤固形分20g/m2のとき)
の場合の通気度は350c.c./cm2/secの値をもつてい
ることであり、更に、他の重要な性能の一つとし
て本発明による接着性シートは基材にポリウレタ
ン弾性繊維不織布を用いているため、伸縮性、柔
軟性に富むということがある。
一つは通気性が有り、例えば該シート状物の目付
が70g/m2(感圧接着剤固形分20g/m2のとき)
の場合の通気度は350c.c./cm2/secの値をもつてい
ることであり、更に、他の重要な性能の一つとし
て本発明による接着性シートは基材にポリウレタ
ン弾性繊維不織布を用いているため、伸縮性、柔
軟性に富むということがある。
即ち、体の各部位例えば関節部に要する伸びに
比しても十分なる余裕を有していて、伸長時の応
力が小さいこと、又皮膚に密着して伸びるという
ことは従来製品では得られない性質である。
比しても十分なる余裕を有していて、伸長時の応
力が小さいこと、又皮膚に密着して伸びるという
ことは従来製品では得られない性質である。
本発明にる接着性シートは、ポリウレタン弾性
繊維不織布の目付を250g/m2以下に、又接着剤
層の厚みと適正に保つならば接着剤を該不織布上
片面に均一に塗布しても伸縮により通気性が失な
われるという問題はなかつた。
繊維不織布の目付を250g/m2以下に、又接着剤
層の厚みと適正に保つならば接着剤を該不織布上
片面に均一に塗布しても伸縮により通気性が失な
われるという問題はなかつた。
以上の如く本発明による接着性シートは充分な
伸縮性、通気性を有しているので種々の用途、例
えば接着性包帯、ばん創こう、外科用布材等に応
用できる。
伸縮性、通気性を有しているので種々の用途、例
えば接着性包帯、ばん創こう、外科用布材等に応
用できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶融紡糸されたポリウレタン弾性フイラメン
トが実質的に集束されずに積層され、前記積層さ
れたフイラメントの接触点が該フイラメント自体
により接合されてなり、かつ100%伸長時の回復
率が85%以上であるポリウレタン弾性繊維不織布
の片面に多数の細孔を有し皮膚に対する非刺激性
の感圧接着剤を付与してなる医用感圧接着性シー
ト。 2 ポリウレタン弾性繊維不織布の剛軟度Yが一
般式 Y<0.2X+20 〔Yは剛軟度(mm),Xは目付(g/m2)を示
す〕で表わされる範囲である特許請求の範囲第1
項記載のシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59145420A JPS6122855A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 医用感圧接着性シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59145420A JPS6122855A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 医用感圧接着性シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6122855A JPS6122855A (ja) | 1986-01-31 |
| JPH0148019B2 true JPH0148019B2 (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=15384834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59145420A Granted JPS6122855A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | 医用感圧接着性シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6122855A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11642247B2 (en) | 2016-11-09 | 2023-05-09 | Kuraray Co., Ltd. | Pressure-sensitive adhesive sheet, adhesive bandage, and method of producing the same |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IN169554B (ja) * | 1987-07-24 | 1991-11-09 | Ethicon Inc | |
| US4906240A (en) * | 1988-02-01 | 1990-03-06 | Matrix Medica, Inc. | Adhesive-faced porous absorbent sheet and method of making same |
| AU609963B2 (en) * | 1988-05-13 | 1991-05-09 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Elastomeric adhesive and cohesive materials |
| JP2552142Y2 (ja) * | 1991-10-29 | 1997-10-27 | 耕三 合田 | ばんそうこう |
| JP2011246672A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Lintec Corp | 皮膚貼付用粘着シート |
| JP6685163B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2020-04-22 | 日本毛織株式会社 | 医療用繊維シートの製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504993A (ja) * | 1973-05-16 | 1975-01-20 | ||
| JPS57205251U (ja) * | 1981-06-23 | 1982-12-27 |
-
1984
- 1984-07-12 JP JP59145420A patent/JPS6122855A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11642247B2 (en) | 2016-11-09 | 2023-05-09 | Kuraray Co., Ltd. | Pressure-sensitive adhesive sheet, adhesive bandage, and method of producing the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6122855A (ja) | 1986-01-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3255615B2 (ja) | ポリウレタン弾性繊維不織布及びその製造方法並びにそのポリウレタン弾性繊維不織布を使用した合成皮革 | |
| EP2005925B1 (en) | Medical sheet base and medical sheet comprising the same | |
| EP1495184B1 (en) | Elastic nonwoven sheet | |
| JPH0148019B2 (ja) | ||
| JPH0130945B2 (ja) | ||
| EP1761667B1 (en) | Elastic nonwoven sheet | |
| JPH08113861A (ja) | ポリウレタン弾性繊維不織布及びそれを用いた積層複合不織シート | |
| JPH06293117A (ja) | 伸縮性皮革様シート状物 | |
| JPH0355152B2 (ja) | ||
| JPH05138789A (ja) | 伸縮性シート状物及びその製造方法 | |
| US20050186879A1 (en) | Elastic nonwoven sheet for medical devices | |
| JPH0364157B2 (ja) | ||
| WO2006009031A1 (ja) | 伸縮性不織布および伸縮性複合不織布 | |
| US8067318B2 (en) | Elastic nonwoven sheet | |
| JP3410580B2 (ja) | 積層体 | |
| WO2007106088A1 (en) | Elastic nonwoven sheet for medical articles | |
| JPH11138727A (ja) | フィルムラミネート不織布及びその製造方法 | |
| JPH0124625B2 (ja) | ||
| JPH0112659B2 (ja) | ||
| JPH05186972A (ja) | 伸縮性皮革様シート状物及びその製造方法 | |
| JPH0588187B2 (ja) | ||
| JPH05131580A (ja) | 伸縮性繊維シート及びその製造方法 | |
| JPH05186971A (ja) | 伸縮性シート状物及びその製造方法 | |
| TWI279469B (en) | Elastic nonwoven sheet for medical articles | |
| JP2025140844A (ja) | 生分解性不織布、その用途及びその製造方法。 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |