JPH0148266B2 - - Google Patents

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JPH0148266B2
JPH0148266B2 JP9972481A JP9972481A JPH0148266B2 JP H0148266 B2 JPH0148266 B2 JP H0148266B2 JP 9972481 A JP9972481 A JP 9972481A JP 9972481 A JP9972481 A JP 9972481A JP H0148266 B2 JPH0148266 B2 JP H0148266B2
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JP
Japan
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acid
formula
reaction
mixture
tetrahydropyran
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JP9972481A
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JPS584762A (ja
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Takashi Muryorin
Haniroku Myake
Takashi Yamato
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE8282303374T priority patent/DE3270976D1/de
Priority to US06/392,676 priority patent/US4443478A/en
Priority to EP82303374A priority patent/EP0068871B1/en
Priority to AT82303374T priority patent/ATE19624T1/de
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なプロスタグランジン類似化合物
に関する。
プロスタグランジン(以下PGと記す。)は次の
構造()を持つプロスタン酸の誘導体であり、
種々の種類のPGが知られている。
PGは一般に薬理的性質を有する。例えば血圧
降下作用、利尿作用、血小板凝集抑制作用、胃酸
分泌及び胃腸の潰瘍を抑制する作用、気管支拡張
作用、脂肪分解阻害作用及び卵着床阻害作用を有
する。
したがつて、高血圧、未梢循環障害、喘息及び
胃腸の潰瘍の予防と治療、血栓症及び心筋梗塞の
治療と予防、妊娠哺乳動物の分娩誘発及び中絶、
雌性哺乳動物の受精改善、発情調整、避妊及び月
経正常化に有効であり、又利尿剤として有効であ
る。
本発明者らは、「天然」のPGの薬理作用を有す
るか、あるいはそれらの性質の一つ又はそれ以上
の性質でより強い活性を有するか、あるいは全く
未知の活性を有する新規な化合物を見いだすため
幅広い研究を行なつてきた結果、プロスタン酸の
カルボキシ基をヒドロキシメチルカルボニル基に
置き換え、更に6位の炭素原子にカルボニル基を
導入し、17位の炭素原子にメチル基(S配置)を
導入し、20位の炭素原子にメチル基を導入した新
規化合物が「天然」のプロスタグランジンの有す
る薬理的性質のうち特に胃腸の抗潰瘍作用が選択
的に強いことを見い出し、本発明を完成した。
本発明は、式 〔式中、13位と14位の炭素原子間の二重結合はト
ランスを表わす。〕 で示される新規なプロスタグランジン類似化合
物、そのシクロデキストリン包接化合物に関す
る。
本明細書の構造式において、点線(……)は、
一般的に認められている命名法の規則に従い、そ
れについている基が平面のうしろ側、すなわちα
−配置であり、太線(〓)はそれについている基
が平面の前側、すなわちβ−配置であることを表
わす。
本発明に従えば、式で示されるプロスタグラ
ンジン類似化合物は、式 〔式中、THPはテトラヒドロピラン−2−イル
基を表わし、13位と14位の炭素原子間の二重結合
はトランスを表わす。〕 で示される化合物を酸の存在下に加水分解するこ
とにより得られる。
加水分解反応は一般によく知られており、例え
ば (1) 酢酸、プロピオン酸、シユウ酸、p−トルエ
ンスルホン酸の如き有機酸の水溶液又は塩酸、
硫酸、リン酸の如き無機酸の水溶液中、好適に
は水と混和しうる有機溶媒、例えばメチルアル
コール、エチルアルコールの如き低級アルカノ
ール(好ましくはメチルアルコール)、又は1,
2−ジメトキシエタン、シオキサン、テトラヒ
ドロフランの如きエーテル(好ましくはテトラ
ヒドロフラン)の存在下に室温から90℃の温度
で、 (2) p−トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸
の如き有機酸存在下、メチルアルコール、エチ
ルアルコールの如き無水の低級アルカノール
中、0℃から90℃の温度で、又は (3) p−トルエンスルホン酸−ピリジン錯体存在
下、メチルアルコール、エチルアルコールの如
き無水低級アルカノール中10℃〜90℃の温度で
行われる。
好適には希塩酸とテトラヒドロフランの混合
液、希塩酸とメチルアルコールの混合液、酢酸、
水とテトラヒドロフランの混合液、リン酸、p−
トルエンスルホン酸−ピリジン錯体とメチルアル
コールの混合液を用いて行われる。
式で示される化合物は、式 〔式中、1位と6位の炭素原子の絶対配置は各々
S又はR又はRS混合物を表わし、13位と14位の
炭素原子間の二重結合はトランスを表わす。〕 で示される化合物と開環が同時に起る緩和な酸化
反応に付すことにより得られる。
好ましい緩和な酸化反応は、例えば (1) クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素の
如きハロゲン化炭化水素類又はトルエン中、0
℃から−30℃の温度でジメチルスルフイド−N
−クロロスクシンイミド錯体、チオアニソール
−N−クロロスクシンイミド錯体、ジメチルス
ルフイド−塩素錯体あるいはチオアニソール塩
素錯体を用いて反応させたのち、トリエチルア
ミンで処理することにより行われる〔J.Am.
Chem.Soc.、94、7586(1972)参照〕、又は (2) クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素の
如きハロゲン化炭化水素中、室温から0℃の温
度、好ましくは0℃で三酸化クロム−ピリジン
錯体(例えばコリンズ試薬)を用いて行われる
か、又は (3) アセトン中三酸化クロムと希硫酸とにより調
製したジヨーンズ試薬を用いて室温から−30℃
の温度で行われる。
式で示される化合物は、式 〔式中、1位、5位、6位及び3′位の炭素原子の
絶体配置は、各々S又はR又はその混合物を表わ
し、13位と14位の炭素原子間の二重結合はトラン
スを表わす。〕 で示される化合物を脱臭化水素反応に付した後、
酸性条件下での加水分解反応に付すことにより得
られる。
脱臭化水素反応に用いられる試薬はよく知られ
ており、例えば、15−ジアザビシクロ〔5.4.0〕
ウンデカン−5−エン〔DBU〕、1,5−ジアザ
ビシクロ〔4.3.0〕ノナン−5−エン(DBN)あ
るいは、1,4−ジアザビシクロ〔2.2.0〕オク
タン(DABCO)等の二環性アミン類あるいはア
ルカリ金属のアルコラート、例えばナトリウム又
はカリウムの低級アルコラートがあげられる。反
応は40℃から80℃の温度で、アミン類を用いる場
合は溶媒はあつてもなくてもよいが、好ましくは
トルエン中又は無溶媒がよく、アルコラートを用
いる場合は同一の低級アルカノールを溶媒に用い
るのがよい。
酸性条件での加水分解反応には、好ましは塩酸
が用いられる。
式で示される化合物は、式 〔式中、5位と6位の炭素原子の絶体配置は、
(5S,6S)、(5S,6R)、(5R,6S)又は(5R,
6R)であり、13位と14位の炭素原子間の二重結
合はトランスを表わす。〕 で示される化合物に、(2,4−ジオキサ−3−
メチル−ヘキシル)−トリ−n−ブチルスタナン
を付加反応させる公知の方法により得られる。
この反応は、不活性有機溶媒、例えばジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン、1,2−ジメト
キシエタンのようなエーテル類、n−ヘキサン、
n−ヘプタンのような炭化水素またはそれらの混
合溶媒中、0〜−80℃の温度で、n−ブチルリチ
ウム及び(2,4−ジオキサ−3−メチルヘキシ
ル)−トリ−n−ブチルスタナンを用いて行なわ
れる。好ましくは、テトラヒドロフラン中、−78
℃で(2,4−ジオキサ−3−メチルヘキシル)
−トリ−n−ブチルスタナンにn−ブチルリチウ
ムのn−ヘキサン溶液を滴下し、得られた混合液
に一般式()で示されるアルデヒド体のテトラ
ヒドロフラン溶液を滴下することにより行なわれ
る〔J.Am.Chem.Soc.、100、1481(1981)参照〕。
式で示される化合物は式 〔式中、5位と6位の炭素原子の絶体配置は、
(5S,6S)、(5S,6R)、(5R,6S)又は(5R,
6R)であり、13位と14位の炭素原子間の二重結
合はトランスを表わす。〕 で示される化合物を還元反応に付すことにより得
られる。この還元反応には、例えばヘキサン、テ
トラヒドロフラン又はトルエン中、0℃から−80
℃の温度でジイソブチルアルミニウムハイドライ
ド(DIBAL)を用いることにより、好ましはト
ルエン中、−78℃の温度でDIBALを用いて行なわ
れる。
式で示される化合物は、式 〔式中、5位と6位の炭素原子間の二重結合はシ
スを表わし、13位と14位の炭素原子間の二重結合
はトランスを表わす。〕 で示される化合物の5位の炭素原子を臭素化する
ことにより得られる。
臭素化反応は非プロトン性有機溶媒、例えば塩
化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、ジエチ
ルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド、テ
トラヒドロフラン、又はそれらの二つ以上の混合
溶媒中、−30℃から70℃の温度で、N−ブロモス
クシンイミド(NBS)又はN−ブロモアセトア
ミドを用いて行われ、好ましくは、テトラヒドロ
フラン中、室温でNBSを用いて行われる。
式で表わされる化合物は、式 〔式中、Acはアセチル基(すなわちCH3CO−)
を、5位と6位の炭素原子間の二重結合はシス
を、13位と14位の炭素原子間の二重結合はトラン
スを表わす。〕 で示される化合物の15位の炭素原子についている
水酸基をテトラヒドロピラン−2−イルオキシ基
に変換するとともに、9位の炭素原子についてい
るアセトキシ基を水酸基を変換する反応に付すこ
とにより得られる。
15位の炭素原子についている水酸基をテトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ基へ変換する反応
は、不活性有機溶媒、例えば塩化メチレン、クロ
ロホルム、ジエチルエーテル中、縮合剤例えばp
−トルエンスルホン酸、硫酸、塩酸、トリフルオ
ロ酢酸、トリフルオロボランエーテレート、オキ
シ塩化リン、カンフアスルホン酸の存在下、2,
3−ジヒドロピランを用いて室温から−30℃の温
度で行われる。
又、9位の炭素原子についているアセトキシ基
を水酸基に変換する反応はアルカリの存在下、炭
素数1から4の無水アルカノール、好ましくはメ
チルアルコール中、無水炭酸カリウムを用い、室
温から70℃の間の温度で行なわれる。
式で示される化合物は、特開昭50−13362号
明細書中、参考例3(2)の方法により得られる。
式で示されるプロスタグランジン類似化合物
のシクロデキストリン包接化合物は、α−あるい
はβ−あるいはγ−シクロデキストリンあるいは
それらの混合物を用い、日本特許第790979号及び
特開昭47−39057号明細書記載の方法を用いるこ
とにより得られる。
シクロデキストリン包接化合物に変換すること
により式で示されるプロスグランジン類似化合
物の安定性が増大し、かつ水溶性が大きくなり、
薬剤として使用する際好都合である。
式で示されるプロスタグランジン類似化合物
及びそのシクロデキストリン包接化合物は、選択
的にプロスタグランジンに特有の有効な薬理特性
を有し、特に胃酸の分泌抑制活性及び胃潰瘍抑制
活性を有し、胃潰瘍の予防及び(又は)治療に有
用である。
例えば、実験室での実験では、Takagi及び
Okabeによる方法〔Ja.J.Pharmac.、18、9〜18
(1968)〕に従い、ラツトを19℃の水浴中に6時間
つけることによつて発生するストレス潰瘍に対
し、本発明化合物は、20μg/Kg動物体重又は
50μg/Kg動物体重の投与量で水浸直前にラツト
に、経口投与したとき、ストレス潰瘍の発生を
各々56.8%、91.8%抑制した。
次の参考例及び実施例は、本発明の新規プロス
タグランジン類似化合物の製造方法を示してい
る。
参考例及び実施例中の「TLC」、「IR」、
「NMR」及び「MS」の記号はそれぞれ「薄層ク
ロマトグラフイ」、「赤外吸収スペクトル」、「核磁
気共鳴スペクトル」及び「質量分析」を表わして
いる。
クロマトグラフイによる分離の箇所に記載され
ている溶媒の割合は体積による比率を示してい
る。
参考例 1 (5Z,13E)−(9α,11α,15α,17S)−9−ヒ
ドロキシ−11,15ビス(テトラヒドロピラン−
2−イルオキシ)−17,20−ジメチル−プロス
タ−5,13−ジエン酸メチルエステル (5Z,13E)−(9α,11α,15α,17S)−9−ア
セトキシ−11−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−15−ヒドロキシ−17,20−ジメチル−
プロスタ−5,13−ジエン酸メチルエステル
4.8g、ジヒドロピラン1.2ml、p−トルエンスル
ホン酸17mg及び塩化メチレン30mlの混合液を室温
で10分間かきまぜる。
反応液にトリエチルアミンを加えてPH9〜10と
した後、減圧濃縮する。
残留物をメチルアルコール30mlに溶し、
K2CO3 3.8gを加え45℃の温度で50分間かきまぜ
る。
反応液を−5℃の温度に冷やし、酢酸を加え
て、PHを4に調整し、酢酸エチル350mlで希釈し
た後、水洗、飽和炭酸水素ナトリウム溶液による
洗浄、水洗、更に飽和食塩水による洗浄を行い。
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した
後、シクロヘキサンと酢酸エチルの混合液を溶出
溶媒に用いてシリカゲルカラムクロマトグラフイ
イーで分離精製し、次の物理的性質を有する標題
化合物4.7gを得た。
TLC(展開溶媒、ベンゼン:酢酸エチル=
3:1):Rf=0.25。
MS:m/e=462、378、360、306。
参考例 2 (13E)−(6RS,11α,15α,17S)−5−ブロモ
−6,9−エポキシ−11,15−ビス(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−17,20−ジメ
チル−プロスト−13−エン酸メチルエステル (5Z,13E)−(9α,11α,15α,17S)−9−ヒ
ドロキシ−11,15ビス(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−17,20−ジメチル−プロスタ−
5,13−ジエン酸4.35gを塩化メチレン60mlとテ
トラヒドロフラン7.7mlに溶かし、N−ブロモス
クシンイミド1.65gを加え、室温で1時間かきま
ぜる。
反応液にジエチルエーテル350mlを加え、水洗
し、更に飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧濃縮して、粗製標題化合物
5.8gを得た。
TLC(展開溶媒、シクロヘキサン:酢酸エ
チル=2:1):Rf=0.64。
MS:m/e=456、438、412、377、346。
IR(液膜法):ν=2930、2860、1740、
1435、1350、1240、1120、1070、1030、
1015、970cm-1
NMR(CDCl3溶液):δ=5.6〜5.1(2H、
m)、5.0〜4.3(3H、m)、4.3〜3.0(8H、m)、
3.6(3H、s)ppm。
参考例 3 (13E)−(6RS,11α,15α,17S)−5−デカル
ボキシル−2−ホルミル−5−ブロモ−6,9
−エポキシ−11,15−ビス(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)−17,20−ジメチル−プ
ロスト−13−エン酸 (13E)−(6RS,11α,15α,17S)−5−ブロモ
−6,9−エポキシ−11,15−ビス(テトラヒド
ロピラン−2−イルオキシ)−17,20−ジメチル
−プロスト−13−エン酸メチルエステル5.0gをト
ルエン77mlに溶かし、−78℃に冷却した後、25%
ジイソブチルアルミニウムハイドライドトルエン
溶液13.6mlを滴下し、20分間かきまぜる。
その後、−78℃の温度で、メチルアルコール
1.97gを加え、10分間かまぜる。
反応液を−10℃に温めて、水2.3mlを加え、40
分間かきぜる。セライト上で過し、液中の水
層部を分液した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮し、残留物を塩化メチレンと酢酸エ
チルの混合液を溶出溶媒としたシリカゲルクロマ
トグラフイーで分離精製して、標題化合物3.96g
を得た。
TLC(展開溶媒、シクロヘキサン:酢酸エ
チル=2:1):Rf=0.46。
MS:m/e=426、408、382、347。
IR(液膜法):ν=2920、2860、2700、
1725、1440、1370、1340、1120、1070、
1010、970cm-1
NMR(CDCl3溶液):δ=9.7〜9.6(1H、
m)、5.7〜5.1(2H、m)、4.8〜3.1(11H、m)
ppm。
参考例 4 (13E)−(1RS,5RS,6RS,9α,11α,15α、
17S)−1−ヒドロキシ−1−(2,4−ジオキ
サ−3−メチル−ヘキシル)−5−ブロモ−6,
9−エポキシ−11,15−ビス(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−17,20−ジメチルプ
ロスタン (2,4−ジオキサ−3−メチル−ヘキシル)
−トリ−n−ブチルスタナン5.46gをテトラヒド
ロフラン70mlにとかし、−78℃に冷却し、1.6モ
ル/のn−ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液
7.91mlを滴下する。
(13E)−(6RS,11α,15α,17S)−5−デカル
ボキシ−2−ホルミル−5−ブロモ−6,9−エ
ポキシ−11,15−ビス(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−17,20−ジメチル−プロスト−
13−エン酸3.88gをテトラヒドロフラン31mlに溶
かした溶液を上記の溶液に、−78℃の温度で滴下
し、30分間かきまぜる。
反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液100ml中
に注ぎ、ジエチルエーテル350mlを加え、エーテ
ル層を水洗し飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮し、塩化メチレ
ンと酢酸エチルの混合液を溶出溶媒としたシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーで分離精製して標
題化合物3.62gを得た。
TLC(展開溶媒、シクロヘキサン:酢酸エ
チル=1:1):Rf=0.43。
MS:m/e=484、440、405。
IR(液膜法):ν=3480、2920、2860、
1440、1380、1130、1020、975cm-1
NMR(CDCl3溶液):δ=5.7〜5.2(2H、
m)、5.1〜3.1(17H、m)ppm。
参考例 5 (13E)−(1RS,6RS,9α,11α,15α,17S)−
1−(2,4−ジオキサ−3−メチルヘキシル)
−1,6−ジヒドロキシ−6,9−エポキシ−
11,15−ビス(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−17,20−ジメチルプロスタン (13E)−(1RS,5RS,6RS,9α,11α,15α,
17S)−1−ヒドロキシ−1−((2,4−ジオキ
サ−3−メチルヘキシル)−5−ブロモ−6,9
−エポキシ−11,15−ビス(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−17,20−ジメチルプロスタ
ン3.62gに無水トルエン5ml、ジアザビシクロ
〔5.4.0〕ウンデカン−5−エン(DBU)7.45mlを
加え、75℃の温度で1時間30分間かきまぜる。
反応溶液にジエチルエーテル300mlを加え、1
規定塩酸30mlで洗浄後、トリエチルアミンを加え
てPH9〜10に調整し、水洗し、飽和食塩水で洗浄
した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃
縮し、塩化メチレンと酢酸エチルの混合液を溶出
溶媒としたシリカゲルカラムクロマトグラフイに
より分離精製し、標題化合物1.94gを得た。
TLC(展開溶媒、シクロヘキサン:酢酸エ
チル=2:1):Rf=0.08。
MS:m/e=591、563、533、489、461、
449、405。
IR(液膜法):ν=3450、2920、2860、
1700(弱いピーク)、1440、1370、1340、
1120、1015、970cm-1
NMR(CDCl3溶液):δ=5.7〜5.1(2H、
m)、4.8〜4.3(4H、m)、4.3〜3.0(11H、m)
ppm。
参考例 6 (13E)−(11α,15α,17S)−1−(2,4−ジ
オキサ−3−メチルヘキシル)−1,6,9−
トリオキソ−11,15−ビス(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)−17,20−ジメチルプロ
スタン ピリジン9.56ml、塩化メチレン147mlに、室温
下で無水クロム酸5.92g、セライト30gを加えたの
ち冷却する。
反応液に、(13E)−(1RS,6RS,9α、11α,
15α,17S)−1−(2,4−ジオキサ−3−メチ
ルヘキシル)−1,6−ジヒドロキシ−6,9−
エポキシ−11,15−ビス(テトラヒドロピラン−
2−イルオキシ)−17,20−ジメチルプロスタン
−1.94gと塩化メチレン15mlを加え、5℃で10分
間かきまぜる。
反応液に、ジエチルエーテル100mlを加え、セ
ライト上で過し、減圧濃縮した後、塩化メチレ
ンと酢酸エチルの混合液を溶出溶媒としたシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーで分離製精し、標
題化合物1.2gを得た。
TLC(展開溶媒、シクロヘキサン:酢酸エ
チル=1:2):Rf=0.72。
MS:m/e=591、533、418。
IR(液膜法):ν=2920、2860、1745、
1720、1440、1370、1120、1070、1030、
1015、970cm-1
NMR(CDCl3溶液):δ=5.7〜5.1(2H、
m)、4.9〜4.4(3H、m)、4.4〜3.1(8H、m)、
4.0(2H、s)ppm。
実施例 1 2−デカルボキシ−2−グリコロイル−17S,
20−ジメチル−6−ケト−PGE1 (13E)−(11α,15α,17S)−1−(2,4−ジ
オキサ−3−メチルヘキシル)1,6,9−トリ
オキソ−11,15−ビス(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−17,20−ジメチルプロスタン
1.19gをテトラヒドロフラン1.8mlに溶かし、65%
酢酸水溶液18mlを加え、80℃の温度で8分間かき
まぜる。
反応液に酢酸エチル350mlを加え、水洗し、飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮し、トルエンを加えて共沸させて酢
酸を完全に除去する。
粗精製物をカラムクロマトグラフイーで分離精
製し、純粋な標題化合物267mgを得た。
TLC(展開溶媒、酢酸エチル:ギ酸=
400:5):Rf=0.20。
MS:m/e=410(M+)、392(M+−18)、
374(M+−18−18)、361、356、143。
IR(液膜法):ν=3400、2920、2860、
1740、1715、1400、1370、1070、970cm-1
NMR(CDCl3溶液):δ=5.75〜5.35(2H、
m)、4.4〜3.9(2H、m)、4.22(2H、s)、
2.77(1H、dd)ppm。
本発明化合物をヒトを含めた哺乳動物、特にヒ
トに於ける胃潰瘍の治療のために用いる場合の投
与量は、目的とする治療効果、投与方法、治療期
間、年令、体重等により決められるが、通常成人
一人当り1回の投与量は、経口、直腸内、静脈
内、筋肉内、又は皮下投与で0.5μgから1mgであ
る。
投与に用られる薬剤組成物の例としては、錠
剤、丸薬、散剤、顆粒剤、カプセル剤、坐薬、注
射剤等が挙げられ、これらの組成物は、当業者に
よく知られた公知の方法により製造することがで
きる。
次の参考例は、本発明の化合物を含有する薬剤
組成物を示している。
参考例 7 2−デカルボキシ−2−グリコロイル−17S,
20−ジメチル−6−ケト−PGE11mgをトリカプリ
リン9.999gにとかし、これを常法に従つて軟カプ
セルに充填し、1カプセル当り有効成分を各10μ
g含有する100mgの軟カプセル100個を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中、13位と14位の炭素原子間の二重結合は、
    トランスを表わす。〕 で示されるプロスタグランジン類似化合物、また
    はそのシクロデキストリン包接化合物。
JP9972481A 1981-06-29 1981-06-29 プロスタグランジン類似化合物 Granted JPS584762A (ja)

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