JPH0149298B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0149298B2 JPH0149298B2 JP58032955A JP3295583A JPH0149298B2 JP H0149298 B2 JPH0149298 B2 JP H0149298B2 JP 58032955 A JP58032955 A JP 58032955A JP 3295583 A JP3295583 A JP 3295583A JP H0149298 B2 JPH0149298 B2 JP H0149298B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- pyridylthio
- side chain
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K47/00—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
- A61K47/50—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient the non-active ingredient being chemically bound to the active ingredient, e.g. polymer-drug conjugates
- A61K47/51—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient the non-active ingredient being chemically bound to the active ingredient, e.g. polymer-drug conjugates the non-active ingredient being a modifying agent
- A61K47/62—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient the non-active ingredient being chemically bound to the active ingredient, e.g. polymer-drug conjugates the non-active ingredient being a modifying agent the modifying agent being a protein, peptide or polyamino acid
- A61K47/64—Drug-peptide, drug-protein or drug-polyamino acid conjugates, i.e. the modifying agent being a peptide, protein or polyamino acid which is covalently bonded or complexed to a therapeutically active agent
- A61K47/645—Polycationic or polyanionic oligopeptides, polypeptides or polyamino acids, e.g. polylysine, polyarginine, polyglutamic acid or peptide TAT
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Polyamides (AREA)
Description
a 産業上の利用分野
本発明は、側鎖のカルボキシル基に細胞毒性物
質を多数結合すると共に、主鎖の片末端には活性
ジスルフイド結合を含む反応性基を有する、反応
性に富んだ重合体の製造法に関する。そして本発
明の目的とするところは、腫瘍細胞等の標的物に
結合能を有する抗腫瘍抗体等と、制ガン剤等の細
胞毒物を結合して標的指向型制ガン剤(抗腫瘍
剤)等を製造するに際し、両者を有効かつ効率良
く結合させるために用いることができる重合体を
提供することになる。 b 従来技術 ある種の細胞だけを選択的に殺すことを目的と
して、その標的細胞と特異的に結合しうる免疫グ
ロブリンを種々の細胞毒性物質と結合させる試み
がなされてきた。例えば、免疫グロブリンにp−
ビス(2−クロロエチル)アミノ−L−フエニル
アラニン等を結合した複合体(特開昭51−61640
号)、免疫グロブリンにメトトレキセート等を結
合した複合体(特開昭56−65829号)、免疫グロブ
リンにクロラムブシル等を結合した複合体(特開
昭56−65828号)免疫グロブリンにマイトマイシ
ンーC等を結合した複合体(特開昭55−92325
号)、免疫グロブリンにダウノマイシンを結合し
た複合体(特開昭51−144723号)等が公知であ
る。 更に、特開昭51−126281号には、抗腫瘍免疫グ
ロブリンと、1分子当り制ガン剤を5〜500分子
共有結合している重合体担体(例えば、ポリダル
タミン酸)を、アミド結合によつて結合させて抗
腫瘍剤を得たことが開示されている。 これらの方法で得られた細胞毒性複合体は、腫
瘍細胞と選択的に結合し腫瘍細胞に毒性を発揮す
ることが期待されるものであり、非常に興味のあ
る薬剤である。しかしながら細胞毒性物質を直接
免疫グロブリンに結合する場合は、免疫グロブリ
ンに多数の細胞毒性物質を結合すると、免疫グロ
ブリンの抗原認識活性が低下してしまうので、か
かる困難を回避するためには、少数の細胞毒性物
質を結合するにとどめざるをえない。 一方、重合体を細胞毒性物質の担体として用い
る場合は、上記の難点を改善することができると
考えられる。しかし、特開昭51−126281号記載の
方法は、重合体担体に多数の細胞毒性物質を結合
する反応と、重合体−制ガン剤結合体に免疫グロ
ブリンを結合する反応が同一な反応のため、多数
の免疫グロブリンが重合体担体に結合してしま
い、そのため得られる複合体が均一なものとなり
得ないのみならず、治療剤として用いるのが不適
当な高分子量物質も含む、といつた問題を生じる
のである。 c 発明の目的 本発明者等は、かかる先行技術の欠点を解決す
べく鋭意研究を行なつた結果、免疫グロブリンと
の結合反応に供する反応基を1コだけ含有し、か
つ、それとは異なる、細胞毒性物質を結合するた
めの、反応基を多数含む重合体担体を用意し、先
づ多数の反応基によつて多数の細胞毒性物質を該
重合体担体に結合した後に、免疫グロブリンとの
反応基によつて免疫グロブリンと結合する、とい
う手順を踏むことによれば、治療剤として用いる
のが不適当な高分子物質を含まず、かつ、多数の
細胞毒性物質を結合した免疫グロブリン−細胞毒
性物質複合体を製造し得ることを見い出した。本
発明は、かかる抗腫瘍剤あるいは又その他の標的
指向型薬剤を製造する際に最適に使用できる、細
胞毒性物質を結合した反応性重合体を提供するも
のである。 d 発明の構成 本発明は、下記式〔〕 〔式〔〕において、Sは硫黄原子を表わす。
Wは2価の有機基を表わす。R1はα−アミノ酸
のα位側鎖又はその誘導体(但しカルボキシル基
を有する基は除く)を表わす。Yは分子中にアミ
ノ基又はイミノ基を含む細胞毒性物質のアミノ基
又はイミノ基反応残基を表わす。Zは水素原子又
は1価の陽イオンを表わす。mは1〜4の整数を
表わす。n,p,qは構成単位の数を表わし、n
=5〜1500、p=0〜1500、q=0〜1500であ
る。X′は2−ピリジルチオ基、4−ピリジルチ
オ基、3−カルボキシ−4−ニトロフエニルチオ
基、4−カルボキシ−2−ピリジルチオ基、N−
オキシ−2−ピリジルチオ基、2−ニトロフエニ
ルチオ基、4−ニトロ−2−ピリジルチオ基、2
−ベンゾチアゾイルチオ基、2−ベンゾイミダゾ
イルチオ基及びN−フエニルアミノ−N′−フエ
ニルイミノメチルチオ基から成る群から選ばれた
隣接する硫黄原子と共に活性ジスルフイド結合を
形成し得る基を表わす。〕 で表わされる細胞毒性物質を結合した反応性重合
体の製造法である。 式〔〕で表わされる細胞毒性複合体におい
て、Yは分子中にアミノ基又はイミノ基を含む細
胞毒性物質のアミノ基又はイミノ基反応残基を表
わす。本発明における細胞毒性物質とは、そのま
まの状態で細胞に毒性を発揮する物質、あるいは
そのままでは毒性を発揮しないが、生体内で細胞
に毒性を発揮し得る物質に転換し得る物質をい
う。これらの例としては、 p−〔N,N−ビス(2−クロロエチル)〕フエ
ニレンジアミン p−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ〕 L−フエニルアラニン(メルフアラン) 1−(β−D−アラビノフラノシル)シトシン
またはそのモノホスフエート 1−〔5′−(2−アミノエチルホスホリル)−β
−D−アラビノフラノシル〕シトシン 2−アミノ−N−〔p−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ〕フエニル−3−ヒドロキシ−2−ヒ
ドロキシメチルプロピオンアミド メトトレキセート アクチノマイシンD マイトマイシンC 等を挙げることができるが、これらに限られるも
のではない。 Zは水素原子又は1価の陽イオン、例えば
Na+,K+,NH4 +である。 Wは2価の有機基を表わし、本発明の原料とし
て用いる反応性重合体を得る過程で何ら反応に関
与しない不活性な基である限り特に限定されな
い。これらの基としては、例えば2−アミノプロ
ピオン酸残基(−CH2CH2−)の如き直鎖の、あ
るいはN−ベンゾイルシステイン残基
質を多数結合すると共に、主鎖の片末端には活性
ジスルフイド結合を含む反応性基を有する、反応
性に富んだ重合体の製造法に関する。そして本発
明の目的とするところは、腫瘍細胞等の標的物に
結合能を有する抗腫瘍抗体等と、制ガン剤等の細
胞毒物を結合して標的指向型制ガン剤(抗腫瘍
剤)等を製造するに際し、両者を有効かつ効率良
く結合させるために用いることができる重合体を
提供することになる。 b 従来技術 ある種の細胞だけを選択的に殺すことを目的と
して、その標的細胞と特異的に結合しうる免疫グ
ロブリンを種々の細胞毒性物質と結合させる試み
がなされてきた。例えば、免疫グロブリンにp−
ビス(2−クロロエチル)アミノ−L−フエニル
アラニン等を結合した複合体(特開昭51−61640
号)、免疫グロブリンにメトトレキセート等を結
合した複合体(特開昭56−65829号)、免疫グロブ
リンにクロラムブシル等を結合した複合体(特開
昭56−65828号)免疫グロブリンにマイトマイシ
ンーC等を結合した複合体(特開昭55−92325
号)、免疫グロブリンにダウノマイシンを結合し
た複合体(特開昭51−144723号)等が公知であ
る。 更に、特開昭51−126281号には、抗腫瘍免疫グ
ロブリンと、1分子当り制ガン剤を5〜500分子
共有結合している重合体担体(例えば、ポリダル
タミン酸)を、アミド結合によつて結合させて抗
腫瘍剤を得たことが開示されている。 これらの方法で得られた細胞毒性複合体は、腫
瘍細胞と選択的に結合し腫瘍細胞に毒性を発揮す
ることが期待されるものであり、非常に興味のあ
る薬剤である。しかしながら細胞毒性物質を直接
免疫グロブリンに結合する場合は、免疫グロブリ
ンに多数の細胞毒性物質を結合すると、免疫グロ
ブリンの抗原認識活性が低下してしまうので、か
かる困難を回避するためには、少数の細胞毒性物
質を結合するにとどめざるをえない。 一方、重合体を細胞毒性物質の担体として用い
る場合は、上記の難点を改善することができると
考えられる。しかし、特開昭51−126281号記載の
方法は、重合体担体に多数の細胞毒性物質を結合
する反応と、重合体−制ガン剤結合体に免疫グロ
ブリンを結合する反応が同一な反応のため、多数
の免疫グロブリンが重合体担体に結合してしま
い、そのため得られる複合体が均一なものとなり
得ないのみならず、治療剤として用いるのが不適
当な高分子量物質も含む、といつた問題を生じる
のである。 c 発明の目的 本発明者等は、かかる先行技術の欠点を解決す
べく鋭意研究を行なつた結果、免疫グロブリンと
の結合反応に供する反応基を1コだけ含有し、か
つ、それとは異なる、細胞毒性物質を結合するた
めの、反応基を多数含む重合体担体を用意し、先
づ多数の反応基によつて多数の細胞毒性物質を該
重合体担体に結合した後に、免疫グロブリンとの
反応基によつて免疫グロブリンと結合する、とい
う手順を踏むことによれば、治療剤として用いる
のが不適当な高分子物質を含まず、かつ、多数の
細胞毒性物質を結合した免疫グロブリン−細胞毒
性物質複合体を製造し得ることを見い出した。本
発明は、かかる抗腫瘍剤あるいは又その他の標的
指向型薬剤を製造する際に最適に使用できる、細
胞毒性物質を結合した反応性重合体を提供するも
のである。 d 発明の構成 本発明は、下記式〔〕 〔式〔〕において、Sは硫黄原子を表わす。
Wは2価の有機基を表わす。R1はα−アミノ酸
のα位側鎖又はその誘導体(但しカルボキシル基
を有する基は除く)を表わす。Yは分子中にアミ
ノ基又はイミノ基を含む細胞毒性物質のアミノ基
又はイミノ基反応残基を表わす。Zは水素原子又
は1価の陽イオンを表わす。mは1〜4の整数を
表わす。n,p,qは構成単位の数を表わし、n
=5〜1500、p=0〜1500、q=0〜1500であ
る。X′は2−ピリジルチオ基、4−ピリジルチ
オ基、3−カルボキシ−4−ニトロフエニルチオ
基、4−カルボキシ−2−ピリジルチオ基、N−
オキシ−2−ピリジルチオ基、2−ニトロフエニ
ルチオ基、4−ニトロ−2−ピリジルチオ基、2
−ベンゾチアゾイルチオ基、2−ベンゾイミダゾ
イルチオ基及びN−フエニルアミノ−N′−フエ
ニルイミノメチルチオ基から成る群から選ばれた
隣接する硫黄原子と共に活性ジスルフイド結合を
形成し得る基を表わす。〕 で表わされる細胞毒性物質を結合した反応性重合
体の製造法である。 式〔〕で表わされる細胞毒性複合体におい
て、Yは分子中にアミノ基又はイミノ基を含む細
胞毒性物質のアミノ基又はイミノ基反応残基を表
わす。本発明における細胞毒性物質とは、そのま
まの状態で細胞に毒性を発揮する物質、あるいは
そのままでは毒性を発揮しないが、生体内で細胞
に毒性を発揮し得る物質に転換し得る物質をい
う。これらの例としては、 p−〔N,N−ビス(2−クロロエチル)〕フエ
ニレンジアミン p−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ〕 L−フエニルアラニン(メルフアラン) 1−(β−D−アラビノフラノシル)シトシン
またはそのモノホスフエート 1−〔5′−(2−アミノエチルホスホリル)−β
−D−アラビノフラノシル〕シトシン 2−アミノ−N−〔p−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ〕フエニル−3−ヒドロキシ−2−ヒ
ドロキシメチルプロピオンアミド メトトレキセート アクチノマイシンD マイトマイシンC 等を挙げることができるが、これらに限られるも
のではない。 Zは水素原子又は1価の陽イオン、例えば
Na+,K+,NH4 +である。 Wは2価の有機基を表わし、本発明の原料とし
て用いる反応性重合体を得る過程で何ら反応に関
与しない不活性な基である限り特に限定されな
い。これらの基としては、例えば2−アミノプロ
ピオン酸残基(−CH2CH2−)の如き直鎖の、あ
るいはN−ベンゾイルシステイン残基
【式】やN−ベンゾイルホモ
システイン残基
【式】のごと
き側鎖を有するアルキレン、4−メルカプト安息
香酸残基
香酸残基
【式】の如き置換基を有しな
い、あるいは置換基を有するフエニレン基が挙げ
られるが、炭素数1〜4のアルキレン基が特に好
ましい。R1はα−アミノ酸のα位側鎖又はその
誘導体(但しカルボキシル基を有する基は除く)
であり、例えばα−アミノ酸がグリシンの場合は
R1=H、アラニンの場合はR1=CH3、フエニル
アラニンの場合は
られるが、炭素数1〜4のアルキレン基が特に好
ましい。R1はα−アミノ酸のα位側鎖又はその
誘導体(但しカルボキシル基を有する基は除く)
であり、例えばα−アミノ酸がグリシンの場合は
R1=H、アラニンの場合はR1=CH3、フエニル
アラニンの場合は
【式】、セリ
ンの場合はR1=CH2OHである。式〔〕の複合
体において、かかるα−アミノ酸からなる単位
は、細胞毒性物質との結合には何ら関与しない
が、複合体の脂溶性や水溶性、あるいは細胞膜と
の親和性等を調節するのに役立つものである。従
つて、脂溶性や水溶性の調節が格別に必要ない場
合には、かかるα−アミノ酸単位を含有しないも
のの方(式〔〕においてq=0)が実用的に有
利である。 mは1〜4の整数を表わすが、好ましいのはm
が1又は2の場合である。なお、式〔〕で表わ
される複合体としては、例えば、m=1のものと
m=2のものが混在している様な重合体も含む。 式〔〕においてnは細胞毒性物質が結合した
構成単位の数を表わし、pは細胞毒性物質が結合
していない構成単位の数を表わし、qは側鎖にカ
ルボキシル基を有しないα−アミノ酸単位(側鎖
は修飾されていてもよい)の数を表わすが、これ
らの単位の重合体中の配列状態は任意である。即
ち、式〔〕においては、便宜上ブロツク重合体
の如く表わしてあるが、これに限られるものでは
なく、通常の方法で得られるものはランダム配列
の重合体である。n=5〜1500、好ましくは10〜
500であり、p=0〜1500、好ましくは0〜500で
あり、q=0〜1500、好ましくはq=0〜500で
ある。 Sは細胞毒性物質を結合した反応性重合体上の
チオール基又は活性ジスルフイド基に由来する硫
黄原子を表わす。 式〔〕においてXで表わされる、結合してい
る硫黄原子と共に活性ジスルフイド基を形成し得
る1価の有機基の具体例としては、例えば2−ピ
リジルチオ基
体において、かかるα−アミノ酸からなる単位
は、細胞毒性物質との結合には何ら関与しない
が、複合体の脂溶性や水溶性、あるいは細胞膜と
の親和性等を調節するのに役立つものである。従
つて、脂溶性や水溶性の調節が格別に必要ない場
合には、かかるα−アミノ酸単位を含有しないも
のの方(式〔〕においてq=0)が実用的に有
利である。 mは1〜4の整数を表わすが、好ましいのはm
が1又は2の場合である。なお、式〔〕で表わ
される複合体としては、例えば、m=1のものと
m=2のものが混在している様な重合体も含む。 式〔〕においてnは細胞毒性物質が結合した
構成単位の数を表わし、pは細胞毒性物質が結合
していない構成単位の数を表わし、qは側鎖にカ
ルボキシル基を有しないα−アミノ酸単位(側鎖
は修飾されていてもよい)の数を表わすが、これ
らの単位の重合体中の配列状態は任意である。即
ち、式〔〕においては、便宜上ブロツク重合体
の如く表わしてあるが、これに限られるものでは
なく、通常の方法で得られるものはランダム配列
の重合体である。n=5〜1500、好ましくは10〜
500であり、p=0〜1500、好ましくは0〜500で
あり、q=0〜1500、好ましくはq=0〜500で
ある。 Sは細胞毒性物質を結合した反応性重合体上の
チオール基又は活性ジスルフイド基に由来する硫
黄原子を表わす。 式〔〕においてXで表わされる、結合してい
る硫黄原子と共に活性ジスルフイド基を形成し得
る1価の有機基の具体例としては、例えば2−ピ
リジルチオ基
【式】4−ピリジルチ
オ基
【式】3−カルボキシ−4−ニ
トロフエニルチオ基
【式】4−
カルボキシ−2−ピリジルチオ基
【式】N−オキシ−2−ピ
リジルチオ基
【式】2−ニトロフエ
ニルチオ基
【式】4−ニトロ−2−
ピリジルチオ基
【式】2−ベン
ゾチアゾイルチオ
【式】2−ベ
ンゾイミダゾイルチオ基
【式】
及びN−フエニルアミノ−N′−フエニルイミノ
メチルチオ基
メチルチオ基
【式】等を挙
げることができる。
式〔〕で表わされる活性基を有している反応
性重合体と、分子中にアミノ基又はイミノ基を含
む細胞毒性物質との反応は、通常、水又はジメチ
ルホルムアミドやジメチルスルホキシド等の有機
溶剤を反応溶媒とする均一反応系で行なわれる。
反応に際しては、例えば1−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
やジシクロヘキシルカルボジイミドで重合体中の
カルボキシル基を活性化してもよく、あるいはカ
ルボキシル基を混合酸無水物の形に活性化してお
いてもよい。反応時間は−40〜100℃、反応時間
は10分〜10日間が適当である。用いられる重合体
と細胞毒性物質との割合は、通常重合体中の−
COOZ基の5〜200%に相当する量が適当である。
反応終了後、反応液をゲル過又は透析等に付す
ことにより式〔−1〕で表わされる細胞毒性物
質を結合した反応性重合体を精取する。必要な
ら、凍結乾燥品として得ることもできる。 かくして得られた式〔−1〕で表わされる細
胞毒性物質を結合した反応性重合体をチオール化
合物や水素化ホウ素化合物と反応させて、重合体
中のジスルフイド結合を還元的に切断することに
よつて、式〔−2〕で表わされる細胞毒性物質
を結合し、チオール基を含有する反応性重合体を
得ることができる。式〔−1〕で表わされる重
合体とチオール化合物との反応は、通常、水又は
ジメチルホルムアミドやジメチルスルホキシド等
の有機溶剤を反応溶媒とする均一反応系で行なわ
れる。適当なチオール化合物としては、例えば、
ジチオスレイトール、2−メルカプトエタノール
がある。チオール化合物は、重合体中のジスルフ
イド結合に対し1〜100倍モル量用いられる。反
応温度は−5゜〜70℃、反応時間は5分〜10日間が
好ましい。 水素化ホウ素化合物、例えば水素化ホウ素ナト
リウム、水素化ホウ素カリウムを用いる場合に
は、重合体との反応は通常、水溶液中で行なわれ
る。重合体中のジスルフイド結合に対し1〜100
倍モルの還元剤が好ましく用いられる。反応温度
は−5゜〜40℃、反応温度は1分〜5時間が好まし
い。 反応終了後反応液をゲル過又は透析等に付す
ことにより、式〔−2〕で表わされる重合体を
精取することができる。必要なら、凍結乾燥品と
して得ることもできる。 かくして得られた式〔−2〕で表わされる細
胞毒性物質を結合し、チオール基を含有する反応
性重合体に、活性ジスルフイド類を反応せしめる
ことによつて、式〔−1〕で表わされる活性ジ
スルフイド基を含有する反応性重合体を得ること
ができる。好適に用いることができる活性ジスル
フイド化合物としては、例えば、2−ピリジルジ
スルフイド
性重合体と、分子中にアミノ基又はイミノ基を含
む細胞毒性物質との反応は、通常、水又はジメチ
ルホルムアミドやジメチルスルホキシド等の有機
溶剤を反応溶媒とする均一反応系で行なわれる。
反応に際しては、例えば1−エチル−3−(3−
ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
やジシクロヘキシルカルボジイミドで重合体中の
カルボキシル基を活性化してもよく、あるいはカ
ルボキシル基を混合酸無水物の形に活性化してお
いてもよい。反応時間は−40〜100℃、反応時間
は10分〜10日間が適当である。用いられる重合体
と細胞毒性物質との割合は、通常重合体中の−
COOZ基の5〜200%に相当する量が適当である。
反応終了後、反応液をゲル過又は透析等に付す
ことにより式〔−1〕で表わされる細胞毒性物
質を結合した反応性重合体を精取する。必要な
ら、凍結乾燥品として得ることもできる。 かくして得られた式〔−1〕で表わされる細
胞毒性物質を結合した反応性重合体をチオール化
合物や水素化ホウ素化合物と反応させて、重合体
中のジスルフイド結合を還元的に切断することに
よつて、式〔−2〕で表わされる細胞毒性物質
を結合し、チオール基を含有する反応性重合体を
得ることができる。式〔−1〕で表わされる重
合体とチオール化合物との反応は、通常、水又は
ジメチルホルムアミドやジメチルスルホキシド等
の有機溶剤を反応溶媒とする均一反応系で行なわ
れる。適当なチオール化合物としては、例えば、
ジチオスレイトール、2−メルカプトエタノール
がある。チオール化合物は、重合体中のジスルフ
イド結合に対し1〜100倍モル量用いられる。反
応温度は−5゜〜70℃、反応時間は5分〜10日間が
好ましい。 水素化ホウ素化合物、例えば水素化ホウ素ナト
リウム、水素化ホウ素カリウムを用いる場合に
は、重合体との反応は通常、水溶液中で行なわれ
る。重合体中のジスルフイド結合に対し1〜100
倍モルの還元剤が好ましく用いられる。反応温度
は−5゜〜40℃、反応温度は1分〜5時間が好まし
い。 反応終了後反応液をゲル過又は透析等に付す
ことにより、式〔−2〕で表わされる重合体を
精取することができる。必要なら、凍結乾燥品と
して得ることもできる。 かくして得られた式〔−2〕で表わされる細
胞毒性物質を結合し、チオール基を含有する反応
性重合体に、活性ジスルフイド類を反応せしめる
ことによつて、式〔−1〕で表わされる活性ジ
スルフイド基を含有する反応性重合体を得ること
ができる。好適に用いることができる活性ジスル
フイド化合物としては、例えば、2−ピリジルジ
スルフイド
【式】4−ピ
リジルジスルフイド
【式】5,5−ジチオ
ビス(2−ニトロ安息香酸)
【式】4−カ
ルボキシ−2−ピリジルジスルフイド
N−オキシ−2−ピリジルジスルフイド
【式】2−ニトロフエニ
ルジスルフイド
【式】4
−ニトロ−2−ピリジルジスルフイド
【式】2−ベ
ンゾチアゾイルジスルフイド
【式】2−ベ
ンゾイミダゾイルジスルフイド
【式】N−フ
エニルアミノーN′−フエニルイミノメチルジス
ルフイド を挙げることができる。 両者の反応は、通常、水又はジメチルホルムア
ミドやジメチルスルホキシド等の有機溶剤を反応
溶媒とする均一反応系で行なわれる。あるいはま
た、重合体の水溶液に活性ジスルフイド化合物又
はそのアセトン溶液又はジオキサン溶液等を添加
混合した反応系で行なうこともできる。反応温度
は−5゜〜70℃、反応時間は1分〜24時間が適当で
ある。反応終了後、反応液をゲル過または透析
などに付すことにより式〔−1〕で表わされる
細胞毒性物質を結合した反応性重合体を精取す
る。必要なら凍結乾燥品として得ることができ
る。 本発明の原料物質である、式〔〕で表わされ
る末端の活性基を有している反応性重合体は、例
えばL−グルタミン酸、L−アスパラギン酸等の
重合体又は、それらと他のアミノ酸との間の共重
合体のアミノ末端(N−末端)に、チオール基又
は、保護チオール基導入剤を反応させ、しかる後
に、直接又は保護基をはずして得られたチオール
含有重合体に、活性ジスルフイド化合物を反応さ
せることにより、容易に得られるものである。チ
オール基導入剤として好的に用いることができる
物質としては、例えばN−サクシンイミジル3−
(2−ピリジルジチオ)プロピオネート
ルフイド を挙げることができる。 両者の反応は、通常、水又はジメチルホルムア
ミドやジメチルスルホキシド等の有機溶剤を反応
溶媒とする均一反応系で行なわれる。あるいはま
た、重合体の水溶液に活性ジスルフイド化合物又
はそのアセトン溶液又はジオキサン溶液等を添加
混合した反応系で行なうこともできる。反応温度
は−5゜〜70℃、反応時間は1分〜24時間が適当で
ある。反応終了後、反応液をゲル過または透析
などに付すことにより式〔−1〕で表わされる
細胞毒性物質を結合した反応性重合体を精取す
る。必要なら凍結乾燥品として得ることができ
る。 本発明の原料物質である、式〔〕で表わされ
る末端の活性基を有している反応性重合体は、例
えばL−グルタミン酸、L−アスパラギン酸等の
重合体又は、それらと他のアミノ酸との間の共重
合体のアミノ末端(N−末端)に、チオール基又
は、保護チオール基導入剤を反応させ、しかる後
に、直接又は保護基をはずして得られたチオール
含有重合体に、活性ジスルフイド化合物を反応さ
せることにより、容易に得られるものである。チ
オール基導入剤として好的に用いることができる
物質としては、例えばN−サクシンイミジル3−
(2−ピリジルジチオ)プロピオネート
【式】ジチオビス
(サクシンイミジルプロピオネート)
【式】N−アセチルホモ
システイン
【式】などがあ
る。反応性重合体の製造方法は、さらに参考例で
詳述する。 e 発明の効果 本発明で得られる細胞毒性物質を結合した反応
性重合体は、分子中に反応性に富んだチオール基
又は活性ジスルフイド結合を有しているので、か
かる基又は結合の反応性を利用して抗腫瘍免疫グ
ロブリン又はそのフラグメントと直接又は適当な
架橋剤を用いて結合させることができる。かくし
て得られる抗体一細胞毒性物質結合体は腫瘍細胞
等に選択毒性を発揮することが期待されるもので
ある。 以下、参考例および実施例により本発明を詳述
する。 参考例 1 N−末端に反応性基を含有するポリ−L−グル
タミン酸(ナトリウム塩)(3〜)の製造。 1−1 N−末端にジスルフイド結合を導入した
重合体の製造。 ポリ−L−グルタミン酸のナトリウム塩(平均
分子量21000)226.5mgの0.1Mリン酸ナトリウム
緩衝液(PH7.5)(15ml)中溶液に、N−サクシイ
ミジル3−(2−ピリジルジチオ)プロピオネー
ト(以下SPDPと省略する)68.8mgのエタノール
(6ml)溶液を撹拌下、2度に分けて加え、1.5時
間室温下り反応させた。反応液をセロフアン透析
チユーブに入れ、0.01Mリン酸緩衝液(PH7.5)
に対して4゜で2日間透析して低分子物質を除去す
ると、ポリ−L−グルタミン酸分子のアミノ末端
に3−(2−ピリジルジチオ)プロピオニル基が
アミド結合により導入されて生成したジスルフイ
ド結合を有する重合体を含有する溶液50mlが得ら
れた。 1−2 ジスルフイド結合の導入率 参考例1−4)の結果より、生成した重合性に
含有されかつ単離できるジスルフイド基導入重合
体量は35.4mg(15.6重量%)である。 1−3 N−末端にチオール基を有する反応性重
合体(2〜)の製造。 1−1)によつて得られた、アミノ末端に3−
(2−ピリジルジチオ)プロピオニル基を導入し
た、ジスルフイド結合を有する重合体を含有する
溶液50mlに、ジチオスレイトール17mgの0.1Mリ
ン酸ナトリウム(PH0.6)緩衝液2.0ml中溶液を加
え、室温下に80分間反応させた。次いで塩酸酸性
とし、生じた沈澱を遠心分離した。得られたポリ
−L−グルタミン酸の、沈澱物(末端にチオール
基を有するポリ−L−グルタミン酸と有しないポ
リ−L−グルタミン酸を含む。)は、0.01NHCl
で洗浄した。 一方、チオプロピルセフアロース6Bゲル
(Thiopropyl Sepharse6B、フアルマシア社
製)15mlを0.1Mリン酸ナトリウム(PH6.0)−
1mMエチレンジアミンテトラ酢酸(以後EDTA
と省略する)(PH6.0)緩衝液40mlに分散し、得ら
れた分散溶液に、前記で得られたポリ−L−グル
タミン酸を同一緩衝液10mlに溶解して得られる溶
液を加え、室温下、窒素雰囲気中でゆるやかに1
夜撹拌した。これで末端にチオール基を有するポ
リ−L−グルタミン酸が樹脂に結合する。次いで
樹脂をロ別し、0.01Mリン酸緩衝液PH7.5で充分
洗浄した。 かくして得られた樹脂を0.1Mトリスー塩酸−
1mMEDEA(PH8.5)緩衝液50mlに分散し、2−
メルカプトエタノール1.17gを加え、室温下窒素
雰囲気中で10時間ゆるやかに撹拌した。これで末
端がチオール基のポリ−L−グルタミン酸(2〜)
が樹脂から遊離する。 樹脂を別し、0.01Mトリス−塩酸−
0.1mMEDTA(PH8.5)緩衝液でよく洗浄し、次い
で数を氷冷下塩酸でPH1.8とし、生じた末端に
チオール基を有するポリ−L−グルタミン酸
(2〜)の沈澱を遠心分離した。生成物の末端基量
は参考例1−4)、1−5)の結果より
1.984μmoleであつた。 1−4 N−末端に活性ジスルフイド基を有する
反応性重合体(3〜)の製造 1−3)で得られた末端にチオール基を有する
ポリ−L−グルタミン酸の沈澱を、再び0.4Mリ
ン酸ナトリウム−1mMEDTA(PH7.5)緩衝液1
mlに溶解し、得られた溶液を2−ピリジルジスル
フイド(以下2−PDSと省略する)23mgのエタ
ノール(4ml)溶液を0.1Mリン酸ナトリウム−
1mMEDTA(PH6.0)10mlに加えて得られた溶液
に加え、室温下で30分間反応させた後、(ポリ−
L−グルタミン酸の末端が活性ジスルフイド基と
なる)反応液をセロフアンチユーブに入れ、
0.01Mリン酸ナトリウム(PH7.5)に緩衝液に対
して6時間、純水に対して1日透析した。回収液
を減圧で30mlに減少し、凍結乾燥すると、末端に
2−ピリジルジチオ基が導入されたポリ−L−グ
ルタミン酸(ナトリウム塩)(3〜)の綿状固体
35.4mgが得られた(原料である(1)よりの重量収率
15.6%)。末端基量は1−5)の結果より
1.984μmoleであつた。従つて平均分子量は35.4÷
1.984×103=1.78×104、平均ユニツト数は1.74×
104/151=118個と計算される。 1−5 (3〜)の重合体末端2−ピリジルジチオ
基定量 一定量のサンプルを精秤し(1.895mg)3.00ml
の0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(PH7.2)に溶解
し、ジチオスレイトールの小片を加え、遊離した
2−メルカプトピリジンに由来する吸収
(343nm、分子吸光係数ε=8080)を測定した
(A=0.286)。精秤されたサンプル中の末端基量
は0.1062μmole、従つて、同サンプル中の末端活
性ジスルフイド含有ポリ−L−グルタミン酸分子
の分子量は17.800、又同分子中のグルタミン酸
(ナトリウム塩)のユニツト数は、1ユニツトの
質量数が151であることより、118と計算された。
従つて参考例1−3)、1−4)で得られた末端
チオール型及び末端2−ピリジルジチオ型重合体
に含有される末端基量は、35.4/1.895×0.1062= 1.984μmoleである。 実施例 1 側鎖にダウノマイシンを結合し、末端に反応性
基を含有する重合体の製造。 1−1 側鎖にダウノマイシンを結合し、N−末
端に2−ピリジルジチオ基を含有するポリ−L
−グルタミン酸(ナトリウム塩(4〜)の製造。 参考例1−3)で得られたN−末端に2−ピリ
ジルジチオ基を含有するポリ−L−グルタミン酸
(ナトリウム塩)(分子量17800)(3〜)25mg
(1.40μmole)を5%食塩水6mlに溶解し、これ
にダウノマイシン塩酸塩11.2mgと、1−エチル−
3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド塩酸塩(以下、EDCI・HClと省略する)
38.1mgを加え、室温下にて一夜反応させた。反応
液をセロフアンチユーブに入れ、水に対して4゜で
充分透析して低分子物質を除去した。透析内液を
減圧で10.5mlに濃縮すると、目的物である末端に
2−ピリジルジオ基を含有し、側鎖にダウノマイ
シンを結合したポリ−L−グルタミン酸(ナトリ
ウム塩)(4〜)の水溶液が得られた。 生成物は490nmにダウノマイシンに由来する吸
収極大を示したことより、側鎖にダウノマイシン
を結合していることが明らかとなつた。490nmの
吸光度の測定より重合体に結合したダウノマイシ
ンの量は1.16×10-5moleであつた。又、1−2)
の結果より、重合体に含有される2−ピリジルジ
チオ基の量は1.36×10-6moleである。従つて重合
体1分子に結合したダウノマイシン分子の数は、
1.16×10-5mole/1.36×10-6mole=8.53個と計算
された。 1−2 ダウノマイシンを側鎖に結合し、N−末
端にチオール基を含有するポリ−L−グルタミ
ン酸(ナトリウム塩)(5〜)の製造。 1−1)で得られた側鎖にダウノマイシンを結
合し末端に2−ピリジルジチオ基を含有するポリ
−L−グルタミン酸(4〜)の溶液10.5mlに、
0.1Mリン酸緩衝液(PH7.5)中1mMジチオスレイ
トール溶液2.0mlを添加し、室温下に30分間反応
せしめた。遊離した2−メルカプトピリジンに由
来する343nmにおける吸光度増加量を測定して求
めた末端基量は、1.36×10-6moleであつた。 反応液を純水に対し4゜で充分透析することによ
り低分子物質を除くと、側鎖にダウノマイシンを
結合し、末端がチオール基に変換したポリ−L−
グルタミン酸(5〜)の水溶液が得られた。 1−3 ダウノマイシンを側鎖に結合し、N−末
端に3−カルボキシ−4−ニトロフエニルジチ
オ基を含有するポリ−L−グルタミン酸(6〜)
の製造。 1−2)で得られた側鎖にダウノマイシンを結
合し、末端にチオール基を含有するポリ−L−グ
ルタミン酸(5〜)(末端基量0.27×10-6mole、グ
ウノマイシン量2.5×10-6mole)の水溶液5mlに、
0.1Mリン酸緩衝液(PH7.6)中1mMの5,5′−ジ
チオビス(2−ニトロ安息香酸)溶液3.0mlを加
えた。室温下15分反応した後、反応液を4゜で純水
に対して充分透析すると、目的物であるダウノマ
イシンを側鎖に結合し末端に3−カルボキシ−4
−ニトロフエニルジチオ基を含有する、ポリ−L
−グルタミン酸(6〜)の水溶液12mlが得られた。 水溶液の一部にジチオスレイトールを加える
と、遊離した5−メルカプト−2−ニトロ安息香
酸にもとずき、412nmにおいて吸光度の増大が生
じたことより(6〜)の末端構造を確認した。 実施例 2 側鎖にマイトマイシンCを結合し、末端に反応
性基を含有する重合体の製造。 2−1 側鎖にマイトマイシンCを結合し、N−
末端に2−ピリジルジチオ基を含有する重合体
(8〜)の製造 N−末端に2−ピリジルジチオ基を含有するポ
リ−L−グルタミン酸(ナトリウム塩)(分子量
16500)(7〜)20mg(1.212μmole)を5%食塩水
5mlに溶解し、これにマイトマイシンC9.0mgと
EDCI・Cl25mgを加え、室温下に1夜反応させた。
反応液をセロフアンチユーブ中水に対して4゜で充
分透析して低分子物質を除き、目的物である末端
に2−ピリジルチオ基を含有し、側鎖にマイトマ
イシンCを結合したポリ−L−グルタミン酸(ナ
トリウム塩)(8〜)の水溶液8.5mlを得た。実施例
2−2)の結果より、得られた重合体は末端基量
で1.1μmoleであり、9.8μmoleのマイトマイシン
Cを結合していることが判明した。 生成物は360〜nmにマイトマイシンCに由来す
る吸収を示したことにより、ポリ−L−グルタミ
ン酸の側鎖にマイトマイシンCが結合しているこ
とが明らかになつた。360nmの吸光度の測定よ
り、重合体は9.8×10-6moleのマイトマイシンC
を結合していることが判明した。又、2−2)の
結果より、重合体に含有される2−ピリジルジチ
オ基の量は1.1×10-6moleである。従つて重合体
1分子に結合したマイトマイシンCの数は、9.8
×10-6/1.1×10-6=9.0個と計算された。 2−2 側鎖にマイトマイシンCを結合し、N−
末端にチオール基を含有するポリ−L−グルタ
ミン酸(ナトリウム塩)(9〜)の製造。 実施例2−1)で得た、側鎖にマイトマイシン
Cを結合し、末端に2−ピリジルジチオ基を含有
するポリ−L−グルタミン酸(8〜)の溶酸8.3ml
に、0.1Mリン酸緩衝液(PH7.6)中20mM2−メル
カプトエタノール溶液1.5mlを添加し、室温下に
30分間反応せしめた。遊離した2−メルカプトピ
リジンに由来する343nmにおける吸光度増加量よ
り、末端基量を求めると1.10×10-6moleであつ
た。反応液を純水に対し4゜で充分透析して、低分
子物質を除くことにより精製し、マイトマイシン
Cを側鎖に結合し、末端にチオール基を含有する
ポリ−L−グルタミン酸(9〜)の水溶液を得た。 2−3 側鎖にマイトマイシンCを結合し、N−
末端に5−ニトロ−2−ピリジルジチオ基を含
有するポリ−L−グルタミン酸(ナトリウム
塩)(10〜)の製造。 実施例2−2)で得られた、側鎖にマイトマイ
シンCを結合し、末端にチオール基を含有するポ
リ−L−グルタミン酸(9〜)(末端基量
0.1μmole、マイトマイシンC量8.9μmole)の水
溶液2mlに、2,2′−ジチオビス(5−ニトロピ
リジン)の0.1Mリン酸緩衝液(PH7.5)中、
10mM溶液0.5mlを加え、室温下30分間反応せし
めた。反応液を4℃にて純水に対して充分透析
し、目的物である側鎖にマイトマイシンCを結合
し、末端に5−ニトロ−2−ピリジルジチオ基を
含有するポリ−L−グルタミン酸(ナトリウム
塩)(10〜)の水溶液3.2mlを得た。生成物の一部
にジチオスレイトールを加えると、遊離した5−
ニトロ−2−メルカプトピリジンに由来する
386nmにおける吸光度の増大が生じたことによ
り、(10〜)の末端構造を確認した。 実施例 3 側鎖にメルフアランを結合し、末端に反応性基
を含有する重合体の製造。 3−1 側鎖にメルフアランを結合し、N−末端
に2−ピリジルジチオ基を含有するL−グルタ
ミン酸とL−アラニンの共重合体(ナトリウム
塩)(12〜)の製造 N−末端に2−ピリジルジチオ基を含有する、
L−グルタミン酸とL−アラニンの共重合体(ナ
トリウム塩)(構成当量比30.3:1)(分子量
13900)(11〜)10mgを3mlの水に溶解し、4゜にて
EDCI・HCl12.5mgを加え、2分間撹拌したのち、
p−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ〕L−フ
エニルアラニン(メルフアラン)10mgを3mlに溶
解して得られた水溶液を滴下し、反応液を4゜にて
12時間撹拌した。反応液をセロフアンチユーブに
入れ、水に対して4゜で充分透析して低分子物質を
除くことによつて精製し、目的物である末端に2
−ピリジルジチオ基を含有し、側鎖にメルフアラ
ンを結したL−グルタミン酸とL−アラニンの共
重合体(ナトリウム塩)(12〜)の水溶液7.4mlが
得られた。 生成物は259nmと302nmにメルフアランに由来
する吸収極大を示したことより、側鎖にメルフア
ランを結合していることが明らかとなつた。
259nmの吸光度の側定より、重合体に結合したメ
ルフアラン量は、4.92×10-6moleであつた。又3
−2)の結果より、重合体に含有される2−ピリ
ジルジオ基の量は、0.70×10-6moleである。従つ
て、重合体1分子に結合したメルフアラン分子の
数は、4.92×10-6/0.70×10-6=7.0と計算され
た。 3−2 側鎖にメルフアランを結合し、N−末端
にチオール基を含有するL−グルタミン酸とL
−アラニンの共重合体(ナトリウム塩)(13〜)
の製造。 実施例3−1)で得られた、側鎖にメルフアラ
ンを結合し、N−末端に2−ピリジルジチオ基を
含有するL−グルタミン酸とL−アラニンの共重
合体(ナトリウム塩)(12〜)の溶液7.4mlに、
0.1Mリン酸緩衝液(PH7.5)中1mMジチオスレイ
トール溶液2.0mlを添加し、室温下に30分間反応
せしめた。遊離した2−メルカプトピリジンに由
来する343nmにおける吸光度の増加量より末端基
量を定量した結果、0.70×10-6moleであつた。 反応液を純水に対し4゜で透析することにより生
成物を精製し、目的物である側鎖にメルフアラン
を結合し、N−末端にチオール基を含有する共重
合体(ナトリウム塩)(13〜)の水溶液を得た。 3−3 メルフアランを側鎖に結合し、N−末端
に3−カルボキシ−4−ニトロフエニルジチオ
基を含有するL−グルタミン酸とL−アラニン
の共重合体(ナトリウム塩)(14〜)の製造。 3−2)で得られた、側鎖にメルフアランを結
合し、末端にチオール基を含有するL−グルタミ
ン酸とL−アラニンの共重合体(ナトリウム塩)
(13〜)(末端基量0.7μmole、メルフアラン量
4.92μmole)11.7mlに、0.1Mリン酸緩衝液(PH
7.6)中5mM5,5′−ジチオビス(2−ニトロ安息
香酸)溶液2mlを加え、室温下に15分間反応させ
た。反応液を4゜で純水に対して充分透析すると、
目的物であるメルフアランを側鎖に結合し、末端
に3−カルボキシ−4−ニトロフエニルジチオ基
を含有するL−グルタミン酸とL−アラニンの共
重合体(ナトリウム塩)(14〜)の水溶液16.3ml
が得られた。生成物の一部にジチオスレイトール
を反応せしめたところ、遊離ある5−メルカプト
−2−ニトロ安息香酸に由来する412nmにおける
吸光度の増大があつたことから、末端基の構造を
確認した。 実施例 4 側鎖にアラーCを結合し、末端に反応性基を含
有する重合体の製造。 4−1 側鎖にアラーC誘導体を結合し、N末端
に4−ニトロ−3−カルボキシフエニルジチオ
基を含有するポリ−L−グルタミン酸(ナトリ
ウム塩)(16〜)の製造。 N−末端に4−ニトロ−3−カルボキシフエニ
ルジチオ基を含有するポリ−L−グルタミン酸
(ナトリウム塩)(分子量13100)(15〜)10mgを、
0.1Mリン酸緩衝液(PH7.5)3mlに溶解し、これ
に5′−(2−アミノエチルホスホリル)−1−(β
−D−アラビノフラノシル)シトシン(アラーC
誘導体)47mgと、EDCI・HCl50mgを加えて溶解
し、12時間撹拌して反応せしめた。反応液をセロ
フアンチユーブに入れ、水に対して4゜で充分透析
して、低分子物質を除くことによつて精製すると
目的物質である側鎖にアラーC誘導体を結合し、
末端に4−ニトロ−3−カルボキシ−フエニルジ
チオ基を含有したポリ−L−グルタミン酸(ナト
リウム塩)(16〜)の水溶液4.7mlが得られた。 生成物は272nmにアラーCに由来する吸収極大
を示したことより、側鎖にアラーC誘導体を結合
していることを確認した。272nmの吸光度の測定
より、結合したアラーC誘導体の量は15.9×
10-6moleであつた。又、4−2)の結果より、
重合体に含有される4−ニトロ−3−カルボキシ
フエニルジチオ基の量は、0.68×10-6moleであ
る。従つて、重合体1分子に結合したアラーC誘
導体の分子の数は15.9×10-6/0.68×10-6=23.4
個と計算された。 4−2 側鎖にアラーC誘導体を結合し、N−末
端にチオール基を含有するポリ−L−グルタミ
ン酸(ナトリウム塩)(16〜)の製造。 4−1)で得られた、側鎖にアラーC誘導体を
結合し、N−末端に4−ニトロ−3−カルボキシ
フエニルジチオ基を含有するポリ−L−グルタミ
ン酸(16〜)の溶液4.7mlに0.1Mリン酸緩衝液中
1mMジチオスレイトール溶液1.0mlを添加し、室
温下に30分間反応せしめた。遊離した5−メルカ
プト−2−ニトロ安息香酸に由来する412nmにお
ける吸光度の増大量を測定することにより、末端
基量を求めた結果、0.68×10-6moleであつた。反
応液を純水に対して、4゜で充分透析することによ
り、低分子物質を除き、側鎖にアラーC誘導体を
結合し、末端がチオール基に変換したポリ−L−
グルタミン酸(17〜)の水溶液を得た。 4−3 アラーC誘導体を側鎖に結合し、N−末
端に2−ピリジルジチオ基を含有するポリ−L
−グルタミン酸(18〜)の製造。 4−2)で得られた、側鎖にアラーC誘導体を
結合し、N−末端にチオール基を含有するポリ−
L−グルタミン酸(末端基量0.14μmole、アラー
C量3.2μmole)の水溶液2mlに、0.1Mリン酸緩
衝液(PH7.2)中0.5mM2,2′−ジチオジピリジン
2.0mlを加え、室温下30分間反応せしめた。反応
液を4゜で純水に対して充分透析すると、目的物で
あるアラーC誘導体を側鎖に結合し、末端に2−
ピリジルジチオ基を含有するポリ−L−グルタミ
ン酸(18)の水溶液5.4mlが得られた。末端基の
構造は、生成物の一部に過剰のジチオスレイトー
ルを反応せしめた時、遊離する2−メルカプトピ
リジンに由来する、343nmにおける吸収の増大が
生ずることで確認した。
詳述する。 e 発明の効果 本発明で得られる細胞毒性物質を結合した反応
性重合体は、分子中に反応性に富んだチオール基
又は活性ジスルフイド結合を有しているので、か
かる基又は結合の反応性を利用して抗腫瘍免疫グ
ロブリン又はそのフラグメントと直接又は適当な
架橋剤を用いて結合させることができる。かくし
て得られる抗体一細胞毒性物質結合体は腫瘍細胞
等に選択毒性を発揮することが期待されるもので
ある。 以下、参考例および実施例により本発明を詳述
する。 参考例 1 N−末端に反応性基を含有するポリ−L−グル
タミン酸(ナトリウム塩)(3〜)の製造。 1−1 N−末端にジスルフイド結合を導入した
重合体の製造。 ポリ−L−グルタミン酸のナトリウム塩(平均
分子量21000)226.5mgの0.1Mリン酸ナトリウム
緩衝液(PH7.5)(15ml)中溶液に、N−サクシイ
ミジル3−(2−ピリジルジチオ)プロピオネー
ト(以下SPDPと省略する)68.8mgのエタノール
(6ml)溶液を撹拌下、2度に分けて加え、1.5時
間室温下り反応させた。反応液をセロフアン透析
チユーブに入れ、0.01Mリン酸緩衝液(PH7.5)
に対して4゜で2日間透析して低分子物質を除去す
ると、ポリ−L−グルタミン酸分子のアミノ末端
に3−(2−ピリジルジチオ)プロピオニル基が
アミド結合により導入されて生成したジスルフイ
ド結合を有する重合体を含有する溶液50mlが得ら
れた。 1−2 ジスルフイド結合の導入率 参考例1−4)の結果より、生成した重合性に
含有されかつ単離できるジスルフイド基導入重合
体量は35.4mg(15.6重量%)である。 1−3 N−末端にチオール基を有する反応性重
合体(2〜)の製造。 1−1)によつて得られた、アミノ末端に3−
(2−ピリジルジチオ)プロピオニル基を導入し
た、ジスルフイド結合を有する重合体を含有する
溶液50mlに、ジチオスレイトール17mgの0.1Mリ
ン酸ナトリウム(PH0.6)緩衝液2.0ml中溶液を加
え、室温下に80分間反応させた。次いで塩酸酸性
とし、生じた沈澱を遠心分離した。得られたポリ
−L−グルタミン酸の、沈澱物(末端にチオール
基を有するポリ−L−グルタミン酸と有しないポ
リ−L−グルタミン酸を含む。)は、0.01NHCl
で洗浄した。 一方、チオプロピルセフアロース6Bゲル
(Thiopropyl Sepharse6B、フアルマシア社
製)15mlを0.1Mリン酸ナトリウム(PH6.0)−
1mMエチレンジアミンテトラ酢酸(以後EDTA
と省略する)(PH6.0)緩衝液40mlに分散し、得ら
れた分散溶液に、前記で得られたポリ−L−グル
タミン酸を同一緩衝液10mlに溶解して得られる溶
液を加え、室温下、窒素雰囲気中でゆるやかに1
夜撹拌した。これで末端にチオール基を有するポ
リ−L−グルタミン酸が樹脂に結合する。次いで
樹脂をロ別し、0.01Mリン酸緩衝液PH7.5で充分
洗浄した。 かくして得られた樹脂を0.1Mトリスー塩酸−
1mMEDEA(PH8.5)緩衝液50mlに分散し、2−
メルカプトエタノール1.17gを加え、室温下窒素
雰囲気中で10時間ゆるやかに撹拌した。これで末
端がチオール基のポリ−L−グルタミン酸(2〜)
が樹脂から遊離する。 樹脂を別し、0.01Mトリス−塩酸−
0.1mMEDTA(PH8.5)緩衝液でよく洗浄し、次い
で数を氷冷下塩酸でPH1.8とし、生じた末端に
チオール基を有するポリ−L−グルタミン酸
(2〜)の沈澱を遠心分離した。生成物の末端基量
は参考例1−4)、1−5)の結果より
1.984μmoleであつた。 1−4 N−末端に活性ジスルフイド基を有する
反応性重合体(3〜)の製造 1−3)で得られた末端にチオール基を有する
ポリ−L−グルタミン酸の沈澱を、再び0.4Mリ
ン酸ナトリウム−1mMEDTA(PH7.5)緩衝液1
mlに溶解し、得られた溶液を2−ピリジルジスル
フイド(以下2−PDSと省略する)23mgのエタ
ノール(4ml)溶液を0.1Mリン酸ナトリウム−
1mMEDTA(PH6.0)10mlに加えて得られた溶液
に加え、室温下で30分間反応させた後、(ポリ−
L−グルタミン酸の末端が活性ジスルフイド基と
なる)反応液をセロフアンチユーブに入れ、
0.01Mリン酸ナトリウム(PH7.5)に緩衝液に対
して6時間、純水に対して1日透析した。回収液
を減圧で30mlに減少し、凍結乾燥すると、末端に
2−ピリジルジチオ基が導入されたポリ−L−グ
ルタミン酸(ナトリウム塩)(3〜)の綿状固体
35.4mgが得られた(原料である(1)よりの重量収率
15.6%)。末端基量は1−5)の結果より
1.984μmoleであつた。従つて平均分子量は35.4÷
1.984×103=1.78×104、平均ユニツト数は1.74×
104/151=118個と計算される。 1−5 (3〜)の重合体末端2−ピリジルジチオ
基定量 一定量のサンプルを精秤し(1.895mg)3.00ml
の0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液(PH7.2)に溶解
し、ジチオスレイトールの小片を加え、遊離した
2−メルカプトピリジンに由来する吸収
(343nm、分子吸光係数ε=8080)を測定した
(A=0.286)。精秤されたサンプル中の末端基量
は0.1062μmole、従つて、同サンプル中の末端活
性ジスルフイド含有ポリ−L−グルタミン酸分子
の分子量は17.800、又同分子中のグルタミン酸
(ナトリウム塩)のユニツト数は、1ユニツトの
質量数が151であることより、118と計算された。
従つて参考例1−3)、1−4)で得られた末端
チオール型及び末端2−ピリジルジチオ型重合体
に含有される末端基量は、35.4/1.895×0.1062= 1.984μmoleである。 実施例 1 側鎖にダウノマイシンを結合し、末端に反応性
基を含有する重合体の製造。 1−1 側鎖にダウノマイシンを結合し、N−末
端に2−ピリジルジチオ基を含有するポリ−L
−グルタミン酸(ナトリウム塩(4〜)の製造。 参考例1−3)で得られたN−末端に2−ピリ
ジルジチオ基を含有するポリ−L−グルタミン酸
(ナトリウム塩)(分子量17800)(3〜)25mg
(1.40μmole)を5%食塩水6mlに溶解し、これ
にダウノマイシン塩酸塩11.2mgと、1−エチル−
3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイ
ミド塩酸塩(以下、EDCI・HClと省略する)
38.1mgを加え、室温下にて一夜反応させた。反応
液をセロフアンチユーブに入れ、水に対して4゜で
充分透析して低分子物質を除去した。透析内液を
減圧で10.5mlに濃縮すると、目的物である末端に
2−ピリジルジオ基を含有し、側鎖にダウノマイ
シンを結合したポリ−L−グルタミン酸(ナトリ
ウム塩)(4〜)の水溶液が得られた。 生成物は490nmにダウノマイシンに由来する吸
収極大を示したことより、側鎖にダウノマイシン
を結合していることが明らかとなつた。490nmの
吸光度の測定より重合体に結合したダウノマイシ
ンの量は1.16×10-5moleであつた。又、1−2)
の結果より、重合体に含有される2−ピリジルジ
チオ基の量は1.36×10-6moleである。従つて重合
体1分子に結合したダウノマイシン分子の数は、
1.16×10-5mole/1.36×10-6mole=8.53個と計算
された。 1−2 ダウノマイシンを側鎖に結合し、N−末
端にチオール基を含有するポリ−L−グルタミ
ン酸(ナトリウム塩)(5〜)の製造。 1−1)で得られた側鎖にダウノマイシンを結
合し末端に2−ピリジルジチオ基を含有するポリ
−L−グルタミン酸(4〜)の溶液10.5mlに、
0.1Mリン酸緩衝液(PH7.5)中1mMジチオスレイ
トール溶液2.0mlを添加し、室温下に30分間反応
せしめた。遊離した2−メルカプトピリジンに由
来する343nmにおける吸光度増加量を測定して求
めた末端基量は、1.36×10-6moleであつた。 反応液を純水に対し4゜で充分透析することによ
り低分子物質を除くと、側鎖にダウノマイシンを
結合し、末端がチオール基に変換したポリ−L−
グルタミン酸(5〜)の水溶液が得られた。 1−3 ダウノマイシンを側鎖に結合し、N−末
端に3−カルボキシ−4−ニトロフエニルジチ
オ基を含有するポリ−L−グルタミン酸(6〜)
の製造。 1−2)で得られた側鎖にダウノマイシンを結
合し、末端にチオール基を含有するポリ−L−グ
ルタミン酸(5〜)(末端基量0.27×10-6mole、グ
ウノマイシン量2.5×10-6mole)の水溶液5mlに、
0.1Mリン酸緩衝液(PH7.6)中1mMの5,5′−ジ
チオビス(2−ニトロ安息香酸)溶液3.0mlを加
えた。室温下15分反応した後、反応液を4゜で純水
に対して充分透析すると、目的物であるダウノマ
イシンを側鎖に結合し末端に3−カルボキシ−4
−ニトロフエニルジチオ基を含有する、ポリ−L
−グルタミン酸(6〜)の水溶液12mlが得られた。 水溶液の一部にジチオスレイトールを加える
と、遊離した5−メルカプト−2−ニトロ安息香
酸にもとずき、412nmにおいて吸光度の増大が生
じたことより(6〜)の末端構造を確認した。 実施例 2 側鎖にマイトマイシンCを結合し、末端に反応
性基を含有する重合体の製造。 2−1 側鎖にマイトマイシンCを結合し、N−
末端に2−ピリジルジチオ基を含有する重合体
(8〜)の製造 N−末端に2−ピリジルジチオ基を含有するポ
リ−L−グルタミン酸(ナトリウム塩)(分子量
16500)(7〜)20mg(1.212μmole)を5%食塩水
5mlに溶解し、これにマイトマイシンC9.0mgと
EDCI・Cl25mgを加え、室温下に1夜反応させた。
反応液をセロフアンチユーブ中水に対して4゜で充
分透析して低分子物質を除き、目的物である末端
に2−ピリジルチオ基を含有し、側鎖にマイトマ
イシンCを結合したポリ−L−グルタミン酸(ナ
トリウム塩)(8〜)の水溶液8.5mlを得た。実施例
2−2)の結果より、得られた重合体は末端基量
で1.1μmoleであり、9.8μmoleのマイトマイシン
Cを結合していることが判明した。 生成物は360〜nmにマイトマイシンCに由来す
る吸収を示したことにより、ポリ−L−グルタミ
ン酸の側鎖にマイトマイシンCが結合しているこ
とが明らかになつた。360nmの吸光度の測定よ
り、重合体は9.8×10-6moleのマイトマイシンC
を結合していることが判明した。又、2−2)の
結果より、重合体に含有される2−ピリジルジチ
オ基の量は1.1×10-6moleである。従つて重合体
1分子に結合したマイトマイシンCの数は、9.8
×10-6/1.1×10-6=9.0個と計算された。 2−2 側鎖にマイトマイシンCを結合し、N−
末端にチオール基を含有するポリ−L−グルタ
ミン酸(ナトリウム塩)(9〜)の製造。 実施例2−1)で得た、側鎖にマイトマイシン
Cを結合し、末端に2−ピリジルジチオ基を含有
するポリ−L−グルタミン酸(8〜)の溶酸8.3ml
に、0.1Mリン酸緩衝液(PH7.6)中20mM2−メル
カプトエタノール溶液1.5mlを添加し、室温下に
30分間反応せしめた。遊離した2−メルカプトピ
リジンに由来する343nmにおける吸光度増加量よ
り、末端基量を求めると1.10×10-6moleであつ
た。反応液を純水に対し4゜で充分透析して、低分
子物質を除くことにより精製し、マイトマイシン
Cを側鎖に結合し、末端にチオール基を含有する
ポリ−L−グルタミン酸(9〜)の水溶液を得た。 2−3 側鎖にマイトマイシンCを結合し、N−
末端に5−ニトロ−2−ピリジルジチオ基を含
有するポリ−L−グルタミン酸(ナトリウム
塩)(10〜)の製造。 実施例2−2)で得られた、側鎖にマイトマイ
シンCを結合し、末端にチオール基を含有するポ
リ−L−グルタミン酸(9〜)(末端基量
0.1μmole、マイトマイシンC量8.9μmole)の水
溶液2mlに、2,2′−ジチオビス(5−ニトロピ
リジン)の0.1Mリン酸緩衝液(PH7.5)中、
10mM溶液0.5mlを加え、室温下30分間反応せし
めた。反応液を4℃にて純水に対して充分透析
し、目的物である側鎖にマイトマイシンCを結合
し、末端に5−ニトロ−2−ピリジルジチオ基を
含有するポリ−L−グルタミン酸(ナトリウム
塩)(10〜)の水溶液3.2mlを得た。生成物の一部
にジチオスレイトールを加えると、遊離した5−
ニトロ−2−メルカプトピリジンに由来する
386nmにおける吸光度の増大が生じたことによ
り、(10〜)の末端構造を確認した。 実施例 3 側鎖にメルフアランを結合し、末端に反応性基
を含有する重合体の製造。 3−1 側鎖にメルフアランを結合し、N−末端
に2−ピリジルジチオ基を含有するL−グルタ
ミン酸とL−アラニンの共重合体(ナトリウム
塩)(12〜)の製造 N−末端に2−ピリジルジチオ基を含有する、
L−グルタミン酸とL−アラニンの共重合体(ナ
トリウム塩)(構成当量比30.3:1)(分子量
13900)(11〜)10mgを3mlの水に溶解し、4゜にて
EDCI・HCl12.5mgを加え、2分間撹拌したのち、
p−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ〕L−フ
エニルアラニン(メルフアラン)10mgを3mlに溶
解して得られた水溶液を滴下し、反応液を4゜にて
12時間撹拌した。反応液をセロフアンチユーブに
入れ、水に対して4゜で充分透析して低分子物質を
除くことによつて精製し、目的物である末端に2
−ピリジルジチオ基を含有し、側鎖にメルフアラ
ンを結したL−グルタミン酸とL−アラニンの共
重合体(ナトリウム塩)(12〜)の水溶液7.4mlが
得られた。 生成物は259nmと302nmにメルフアランに由来
する吸収極大を示したことより、側鎖にメルフア
ランを結合していることが明らかとなつた。
259nmの吸光度の側定より、重合体に結合したメ
ルフアラン量は、4.92×10-6moleであつた。又3
−2)の結果より、重合体に含有される2−ピリ
ジルジオ基の量は、0.70×10-6moleである。従つ
て、重合体1分子に結合したメルフアラン分子の
数は、4.92×10-6/0.70×10-6=7.0と計算され
た。 3−2 側鎖にメルフアランを結合し、N−末端
にチオール基を含有するL−グルタミン酸とL
−アラニンの共重合体(ナトリウム塩)(13〜)
の製造。 実施例3−1)で得られた、側鎖にメルフアラ
ンを結合し、N−末端に2−ピリジルジチオ基を
含有するL−グルタミン酸とL−アラニンの共重
合体(ナトリウム塩)(12〜)の溶液7.4mlに、
0.1Mリン酸緩衝液(PH7.5)中1mMジチオスレイ
トール溶液2.0mlを添加し、室温下に30分間反応
せしめた。遊離した2−メルカプトピリジンに由
来する343nmにおける吸光度の増加量より末端基
量を定量した結果、0.70×10-6moleであつた。 反応液を純水に対し4゜で透析することにより生
成物を精製し、目的物である側鎖にメルフアラン
を結合し、N−末端にチオール基を含有する共重
合体(ナトリウム塩)(13〜)の水溶液を得た。 3−3 メルフアランを側鎖に結合し、N−末端
に3−カルボキシ−4−ニトロフエニルジチオ
基を含有するL−グルタミン酸とL−アラニン
の共重合体(ナトリウム塩)(14〜)の製造。 3−2)で得られた、側鎖にメルフアランを結
合し、末端にチオール基を含有するL−グルタミ
ン酸とL−アラニンの共重合体(ナトリウム塩)
(13〜)(末端基量0.7μmole、メルフアラン量
4.92μmole)11.7mlに、0.1Mリン酸緩衝液(PH
7.6)中5mM5,5′−ジチオビス(2−ニトロ安息
香酸)溶液2mlを加え、室温下に15分間反応させ
た。反応液を4゜で純水に対して充分透析すると、
目的物であるメルフアランを側鎖に結合し、末端
に3−カルボキシ−4−ニトロフエニルジチオ基
を含有するL−グルタミン酸とL−アラニンの共
重合体(ナトリウム塩)(14〜)の水溶液16.3ml
が得られた。生成物の一部にジチオスレイトール
を反応せしめたところ、遊離ある5−メルカプト
−2−ニトロ安息香酸に由来する412nmにおける
吸光度の増大があつたことから、末端基の構造を
確認した。 実施例 4 側鎖にアラーCを結合し、末端に反応性基を含
有する重合体の製造。 4−1 側鎖にアラーC誘導体を結合し、N末端
に4−ニトロ−3−カルボキシフエニルジチオ
基を含有するポリ−L−グルタミン酸(ナトリ
ウム塩)(16〜)の製造。 N−末端に4−ニトロ−3−カルボキシフエニ
ルジチオ基を含有するポリ−L−グルタミン酸
(ナトリウム塩)(分子量13100)(15〜)10mgを、
0.1Mリン酸緩衝液(PH7.5)3mlに溶解し、これ
に5′−(2−アミノエチルホスホリル)−1−(β
−D−アラビノフラノシル)シトシン(アラーC
誘導体)47mgと、EDCI・HCl50mgを加えて溶解
し、12時間撹拌して反応せしめた。反応液をセロ
フアンチユーブに入れ、水に対して4゜で充分透析
して、低分子物質を除くことによつて精製すると
目的物質である側鎖にアラーC誘導体を結合し、
末端に4−ニトロ−3−カルボキシ−フエニルジ
チオ基を含有したポリ−L−グルタミン酸(ナト
リウム塩)(16〜)の水溶液4.7mlが得られた。 生成物は272nmにアラーCに由来する吸収極大
を示したことより、側鎖にアラーC誘導体を結合
していることを確認した。272nmの吸光度の測定
より、結合したアラーC誘導体の量は15.9×
10-6moleであつた。又、4−2)の結果より、
重合体に含有される4−ニトロ−3−カルボキシ
フエニルジチオ基の量は、0.68×10-6moleであ
る。従つて、重合体1分子に結合したアラーC誘
導体の分子の数は15.9×10-6/0.68×10-6=23.4
個と計算された。 4−2 側鎖にアラーC誘導体を結合し、N−末
端にチオール基を含有するポリ−L−グルタミ
ン酸(ナトリウム塩)(16〜)の製造。 4−1)で得られた、側鎖にアラーC誘導体を
結合し、N−末端に4−ニトロ−3−カルボキシ
フエニルジチオ基を含有するポリ−L−グルタミ
ン酸(16〜)の溶液4.7mlに0.1Mリン酸緩衝液中
1mMジチオスレイトール溶液1.0mlを添加し、室
温下に30分間反応せしめた。遊離した5−メルカ
プト−2−ニトロ安息香酸に由来する412nmにお
ける吸光度の増大量を測定することにより、末端
基量を求めた結果、0.68×10-6moleであつた。反
応液を純水に対して、4゜で充分透析することによ
り、低分子物質を除き、側鎖にアラーC誘導体を
結合し、末端がチオール基に変換したポリ−L−
グルタミン酸(17〜)の水溶液を得た。 4−3 アラーC誘導体を側鎖に結合し、N−末
端に2−ピリジルジチオ基を含有するポリ−L
−グルタミン酸(18〜)の製造。 4−2)で得られた、側鎖にアラーC誘導体を
結合し、N−末端にチオール基を含有するポリ−
L−グルタミン酸(末端基量0.14μmole、アラー
C量3.2μmole)の水溶液2mlに、0.1Mリン酸緩
衝液(PH7.2)中0.5mM2,2′−ジチオジピリジン
2.0mlを加え、室温下30分間反応せしめた。反応
液を4゜で純水に対して充分透析すると、目的物で
あるアラーC誘導体を側鎖に結合し、末端に2−
ピリジルジチオ基を含有するポリ−L−グルタミ
ン酸(18)の水溶液5.4mlが得られた。末端基の
構造は、生成物の一部に過剰のジチオスレイトー
ルを反応せしめた時、遊離する2−メルカプトピ
リジンに由来する、343nmにおける吸収の増大が
生ずることで確認した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式[] 〔式[]において、Sは硫黄原子を表わす。
Wは2価の有機基を表わす。R1はα−アミノ酸
のα位側鎖又はその誘導体(但しカルボキシル基
を有する基は除く)を表わす。Zは水素原子又は
1価の陽イオンを表わす。mは1〜4の整数を表
わす。n,p,qは構成単位の数を表わし、n=
5〜1500、p=0〜1500、q=0〜1500である。
X′は2−ピリジルチオ基、4−ピリジルチオ基、
3−カルボキシ−4−ニトロフエニルチオ基、4
−カルボキシ−2−ピリジルチオ基、N−オキシ
−2−ピリジルチオ基、2−ニトロフエニルチオ
基、4−ニトロ−2−ピリジルチオ基、2−ベン
ゾチアゾイルチオ基、2−ベンゾイミダゾイルチ
オ基及びN−フエニルアミノ−N′−フエニルイ
ミノメチルチオ基からなる群から選ばれた隣接す
る硫黄原子と共に活性ジスフイド結合を形成しう
る基を表わす。〕 で表わされる反応性重合体に分子中にアミノ基又
はイミノ基を含む細胞毒性物質を反応させること
を特徴とする、下記式[−1] 〔式[−1]において、S,W,R1,m,
n,pおよびqの定義は式[]の場合と同じで
ある。X′の定義も式[]の場合と同じであ
る。〕 で表わされる細胞毒性物質を結合した反応性重合
体の製造法。 2 下記式[−2] 〔式[−2]において、Sは硫黄原子を表わ
す。Wは2価の有機基を表わす。R1はα−アミ
ノ酸のα位側鎖又はその誘導体(但しカルボキシ
ル基を有する基は除く)を表わす。Yは分子中に
アミノ基又はイミノ基を含む細胞毒性物質のアミ
ノ基反応残基を表わす。Zは水素原子又は1価の
陽イオンを表わす。は1〜4の整数を表わす。
n,p,qは構成単位の数を表わし、=5〜1500、
p=0〜1500、q=0〜1500である。〕 で表わされる細胞毒性物質を結合した重合体と2
−ピリジルチオ基、4−ピリジルチオ基、3−カ
ルボキシ−4−ニトロフエニルチオ基、4−カル
ボキシ−2−ピリジルチオ基、N−オキシ−2−
ピリジルチオ基、2−ニトロフエニルチオ基、4
−ニトロ−2−ピリジルチオ基、2−ベンゾチオ
ゾイルチオ基、2−ベンゾイミダゾイルチオ基及
びN−フエニルアミノ−N′−フエニルイミノメ
チルチオ基からなる群から選ばれた隣接する硫黄
原子と共に活性ジスルフイド結合を形成し得る活
性ジスルフイド化合物を反応させることを特徴と
する、下記式[−1] 〔式[−1]において、S,W,R1,Y,
Z,m,n,p,およびqの定義は式[−2]
の場合と同じである。〕 で表わされる細胞毒性物質を結合した反応性重合
体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58032955A JPS59159827A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 細胞毒性物質を結合した反応性重合体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58032955A JPS59159827A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 細胞毒性物質を結合した反応性重合体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59159827A JPS59159827A (ja) | 1984-09-10 |
| JPH0149298B2 true JPH0149298B2 (ja) | 1989-10-24 |
Family
ID=12373351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58032955A Granted JPS59159827A (ja) | 1983-03-02 | 1983-03-02 | 細胞毒性物質を結合した反応性重合体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59159827A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60172935A (ja) * | 1984-02-16 | 1985-09-06 | Green Cross Corp:The | 制癌作用物質複合体の製造方法 |
| CA1341592C (en) * | 1989-07-07 | 2009-04-14 | Abbott Laboratories | Ion capture reagents and methods for performing binding assays |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731930A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-20 | Teijin Ltd | Production of cytotoxic substance-bound reactive polymer |
-
1983
- 1983-03-02 JP JP58032955A patent/JPS59159827A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59159827A (ja) | 1984-09-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4385169A (en) | Reactive alpha amino acid polymer | |
| CA2187346C (en) | Receptor modulating agents and methods relating thereto | |
| EP0115171B1 (en) | Conjugate having cytotoxicity and process for the preparation thereof | |
| US4046722A (en) | Immunological materials | |
| KR910000029B1 (ko) | 효소와 항체의 공유 결합에 의해 결합된 접합체의 제조방법 | |
| US5338542A (en) | Disulfide linked immunotoxins with molecular groupings in the linker which cause steric hindrance to the disulfide linkage | |
| JPS6121227B2 (ja) | ||
| US4543211A (en) | Conjugate having cytotoxicity and process for the preparation thereof | |
| JPH02152993A (ja) | アンチマーおよびアンチマー複合体 | |
| JPH0149298B2 (ja) | ||
| KR950007215B1 (ko) | 오시딕 단위를 산화시키고 쉬프염기를 형성하여 리보솜을 비활성화시키는 당단백질을 변형시키는 방법 | |
| JPS59159828A (ja) | 反応性重合体の製造法 | |
| JPS6219770B2 (ja) | ||
| JPS6238368B2 (ja) | ||
| JPS58167519A (ja) | 細胞毒性複合体及びその製造法 | |
| JPH0338294B2 (ja) | ||
| JPS60168726A (ja) | 細胞毒性物質を結合した反応性高分子およびその製造法 | |
| JP2594803B2 (ja) | レクチン複合体及びそれを製造する方法及びプローブ | |
| JPS62175500A (ja) | 修飾糖タンパク質、当該修飾糖タンパク質の製造方法、当該修飾糖タンパク質を含む免疫毒素および当該免疫毒素を有効成分として含む抗ガン剤組成物 | |
| JPH07502784A (ja) | 水溶性の非免疫原性ポリアミド架橋剤 | |
| Palacios et al. | Novel solid-phase synthesis of thiol-terminated-poly (α-amino acid)-drug conjugate | |
| JPS62116522A (ja) | 抗腫瘍剤 | |
| JPS6119635A (ja) | 細胞毒性物質と蛋白質複合体 | |
| JPH0570608B2 (ja) | ||
| JPS60243121A (ja) | 細胞毒性物質を結合した反応性高分子 |