JPS60168726A - 細胞毒性物質を結合した反応性高分子およびその製造法 - Google Patents

細胞毒性物質を結合した反応性高分子およびその製造法

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JPS60168726A
JPS60168726A JP59025665A JP2566584A JPS60168726A JP S60168726 A JPS60168726 A JP S60168726A JP 59025665 A JP59025665 A JP 59025665A JP 2566584 A JP2566584 A JP 2566584A JP S60168726 A JPS60168726 A JP S60168726A
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water
polysuccinimide
cytotoxic substance
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JP59025665A
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Yoshiaki Murakami
村上 喜昭
Kunio Shiba
斯波 久二雄
Fumiaki Shono
庄野 文章
Akira Yoshitake
吉武 彬
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は細胞毒性物質を結合した反応性重合体とその中
間体及びそれらの製造法に関する。更に詳しくは本発明
は腫瘍細胞等の標的物に結合能を有する抗腫瘍抗体等と
細胞毒物とを結合して標的指向型側がン剤等を製造する
場合において細胞毒物として用いることのできる反応性
重合体及びその製造法並びにその中間体及びその製造法
に関するものである。
従来抗腫瘍抗体に細胞、毒物を結合して抗腫瘍剤を製造
する事は公知である。抗腫瘍抗体と細胞毒性の結合にあ
たりて抗腫瘍抗体の標的結合能を低下させずに多数の細
胞毒性物質を結合せしめるためポリマー担体が用いられ
ている。ポリマー担体として用いられている代表的ポリ
マーはデキストランポリグルタミン酸である。デキスト
ランの場合は主として過ヨウ素酸等で酸化してアルデヒ
ド誘導体にしC用いるが、細胞毒性物質と抗腫瘍抗体を
同一官能基を用いて反応させるため再現性良く結合体を
得るのが困難であり、かつ必要以上に抗腫瘍抗体が結合
し高分子量体を生成して腫瘍細胞等との結合能力を低下
させやすい。又ポリグルタミン酸は上記欠点を有する低
電荷を有するため抗体の結合能を低下せしめると同時に
体内の特定臓器に渠まるので標的指向型側がン剤として
望ましくない。
本発明者らはかかる欠点を解決すべく鋭意検討を行なっ
た結果、電荷を有しないポリマー担体であって安価に容
易に抗腫瘍抗体の活性を低下させず、かつ制がン効果を
有するポリマー担体を見いだし本発明にいたった。
本発明は標的指向型治療剤を製造するために使用できる
細胞毒性物質を結合した反応性面分子であってかつ標的
能を有する抗腫瘍抗体との結合能を有するものを提供す
るものである。
即ち、本発明は細胞毒性物質を結合した式〔1〕で表わ
される反応性高分子である。
〔式中、X、Y、Wおよび2は各々次の意味を示す。
X:分子中にアミノ基もしくはイミノ基を有する細胞毒
性物質の反応残基又 はヒドロキシル基 Y:水溶性脂肪族第一級アミン残基 W:低級アルキレン基 2:水素原子または一般式lもしくは −S−艮で示される基 ここでZ′は隣りの硫黄原子と共に活性ジスルフィド結
合を形成し得る基、艮は炭化水素 (但し、2が水素原子である場合、−SZで表わされる
一8H基は分子内または分子間で他の一8H基と平衡的
に−5−5−結合を形成し得るが、これらを含んで一5
Hと表現するものとする。) また、n 、 m 、 l 、 r 、 pおよび9は
0または自然数であって構成単位の数を示し、これらの
関係は次のとおりである。
n 十m≧2 0.001≦p+q/n−)−m−H+r+p+q≦0
.50 )で表わされ、分子量が2000〜8,000
,000であるポリサクシンイミド誘導体。賢鳴4□こ
こで一般式(I)におけるZは水素原子又は一般式2′
で示される基を意味し、2′は隣りの硫黄原子と共に活
性ジスルフィド結合を形成しうる基を表わすが、後者(
Z’)としては、例えば、2−ピリジルチオ基 8−カルボキシル−4−二トロフェニルチオ−、−) 
ロー 2− ヒ+) シルチ、t 7E (o2N−c
!j−s−)、及びN−フェニルアミノーN′−フェニ
ルイる。
Wは低級アルキレン基であり、例えば炭素数1〜4の直
鎖状または分枝鎖状のアルキレン基を挙げることができ
る。
式(1)のXは分子中にアミノ基もしくはイミノ基を含
む細胞毒性物質の反応残基又はヒドロキシル基を表わす
本発明における細胞毒性物質とは、そのままの状態で細
胞に毒性を発揮する物質、あるいはそのままでは毒性を
発揮しないが、生体内で細胞に毒性を発揮し得る物質に
転換し得る物質をいう。
これらの例としては p−(N、N−ビス(2−クロロエチル)〕フェニレン
ジアミン P−(ビス(2−クロロエチル)アミノ〕−L−フェニ
ルアラニン(メルフアラン)2−アミノ−N−(p−ビ
ス(2−クロロエチル)アミン〕フェニルー8−ヒドロ
キシプロピオンアミド 1−(5’−(2−アミノエチルホスホリル)−β−D
−アラビノフラノシル)シトシン2−アミノ−N −(
p−ビス(2−クロロエチル)アミノコフェニル−8−
ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチルプロピオンアミドメ
トトレキセート cH,cti。
アドリアマイシンD マイトマイシンC x=i−i 、ダウノマイシン X=田、アドリアマイシン 式〔1〕のYは水溶性の脂肪族第一級アミンの反応残基
である。本発明の目的には必ずしも用いる必要はない(
4?+r=0)が反応性高分子の水溶性を向上する目的
で導入する。
用いられる水溶性の脂肪族−級アミンとしてはエタノー
ルアミン、8−アミノ、−1,2−プロパンジオール等
の水酸基を有する脂肪族−級アミン、CHs(CHs)
g”Hz (gt = 1〜4の整数)の脂肪族アミン
等である。特に水酸基を有するエタノールアミン、8−
アミノ−1゜2−プロパンジオール等のアミンが好まし
い。
n十mはXが結合した構成単位の数をあられし、4+r
は水溶性脂肪−級アミンが結合しtこ構成単位の数を表
わし、p+qはZが結合した構成単位の数をあられす。
n+m/n+m+6+r+p+qはモノマーユニットで
あるサクシンイミド基1モルに対してXの縮合モル数を
あられす。
p+q/n+m+6+r+p+qはモノマーユニットで
あるサクシンイミド基1モルに対して一般式−NH−W
−3−Zで示される基の縮合モル数を表わす。
分子量は末端のアミノ基の定量で得゛られた値で表示し
た。
構成単位の重合体中での配列状態は任意である。即ち式
〔1〕では便宜上ブロック重合体の様に表わしであるが
、たとえばランダム共重合体を含みこれに限定されるも
のでない。
分子量は2.000〜a、o o o、o o o好ま
しくは2.000〜8,000,000 であり、n 
十mは2以上、n+m/n+m−+1!+r+p+qが
1未満であり、p+q /n+m+6+r+p+qが0
.001以上、0.50以下好ましくは0.8以下であ
る。
分Ftがこれ以下であると反応性高分子1分子に結合し
ている細胞毒性物質の数が少なくなって抗腫瘍抗体等に
結合できる細胞毒性物質の量が少なくなって好ましくな
い。又分子量が大きすぎると抗腫瘍抗体の会合体が生じ
やすくなり不溶化分、大分子量が生成しやすく好ましく
ない。
p+q/n+m+6+r+p+qはo、o o i以上
であり、これ未満であると抗腫瘍抗体等との結合比率が
低くなり好ましくない。又0.6以下好ましくは0.8
以下であって多過ぎると抗腫瘍抗体等の会合体が生じや
す(なり不溶化分、大分子量分が増加して好ましくない
本発明の、一般式(1)で表わされる反応性重合体は、
下記一般式〔2〕の構成単位を主成分とするポリサクシ
ンイミドより容易に誘導され得る。
〔式中、kは自然数を示す。〕
ポリサクシンイミドは別名アンヒドロポリアスパラチッ
クアシッドとも呼ばれる重合体であって、主としてアス
パラギン酸の熱縮合によって得ることができる。(J、
 Kovacset al、 J、 Org、Chem
、 26 1084(1961) iP 、 Neri
 et al、、 J、Med、 Chem、↓189
8(197B)’) 具体的製造法の例としては、アスパラギン酸(光学活性
体又はDL体であっても良い)を常圧又は減圧下、16
0℃以上240℃以下で脱水重合することによって得る
ことができる。脱水条件が厳しい程、短時間で高分子盪
の重合体を得る事ができるが、温度をこれ以上にすると
重合体の分解がおこり好ましくない。温度がこれ以下で
あると重合体を得るのに長時間を要し好ましくない。
重合後反応生成物をDMF又はDMSOに溶解して水に
て再沈を行ない未反応アスパラギン酸及び低分子縮合体
を除去してガラスフィルターで口過後乾燥を行なう。必
要とあればこの操作を繰返す。
かくして得られた重合体が一般式〔2〕で表わされるも
のである事がIRSNMRから示唆されているが、部分
的にこれ以外の構成単位を含んでいたとしても実質的に
一般式〔2〕の構成単位が主成分である事は一般に認め
られているところである。
かくして得られたポリサクシンイミド〔2〕はアミノ基
を有する化合物たとえばエタノールアミンと反応して、
次に示す反応式の反応を行なう事が知られている。
0 〔2〕 C式中、k、xおよびγは自然数を示す。〕まrこ、ア
ルカリ条件下で次に示す反応式の反応を行なう事が知ら
れている。
す 〔2〕 〔式中に、xおよびγは自然数を示す。〕本発明におけ
るポリサクシンイミド誘導体(1)を得る方法としては
2つの方法がある。
第一の方法は、式〔1〕においてX、、、Of(である
反応性重合体〔8〕およびそれを経由してX=細胞毒性
物質である反応性重合体〔1〕を得る方法である。すな
わちポリサクシンイミドを下記一般式〔8〕で示される
誘導体にする方法であり、さらに分子中にアミン基又は
イミノ基を含む細胞毒性物質を結合させ、必要とあれば
脂肪族第一級アミンと反応させる方法である。
第二の方法はX=細胞毒性物質である重合体〔1〕を得
る方法であり、アミン基を有する細胞毒性物質を結合す
るのに有効な方法で細胞毒性物質、抗腫瘍抗体等との結
合能を有する官能基供与化合物(NH,−W−8−7,
11) 及ヒ水溶性脂肪族第−級アミンをいずれもそれ
らが有するアミン基を用いて直接サクシンイミ体〔1〕
にする方法である。
第一の方法としては、以下(11〜(3)の方法がある
+11 (alポリサクシンイミドと(イ)一般式)I
!N−W−S−Z (Wと2は前記と同じ)で表わされ
する化合物、(用必要とあれば水溶性脂肪族第一級アミ
ンと反応した後、アIレカリ水溶液で処理して一般式〔
8〕の中間体を得る。
(blその後(/jアミ7基又はイミノ基を含む細胞毒
性物質、に)必要とあれば水溶性脂肪族第一級アミンと
反応せしめる方法 (2) ポリサクシンイミドと(a)(イ)一般式H,
N −W−8−8−R(Wは前記と同じ。Kはアルキル
基(例えば炭素数1〜5の低級アルキル基)アラルキル
基(例えば無置換または置換フェニルアルキル基)また
はアリール基(例えば無置換または置換フェニル基)等
の炭化水素基を示す。)、(ロ)必要とあれば水溶性脂
肪族−級アミンと反応させた後、アルカリ水溶液で処理
し一般式(8)(Z=−3−R)の中間体を得る。
(b)その後(ハ)アミノ基又はイミノ基を含む細胞毒
性物質、に)必要とあれば水溶性脂肪族第一級アミンを
反応させる。
(a)またはlb)の反応後、必要とあれば反応性成物
のジスルフィド基をチオール化合物あるいは水素化ホウ
素化合物等で反応させて還元的に切断することによって
式〔l〕において2=水素原子の重合体を得る。
(8)上記いずれかの方法で得られたチオール型反応性
重合体(式(1〕においてZは水素原子)に活性ジスル
フィド比合物を反応させることによって得る方法がある
。この時は式(1)でZ=Z/の重合体が得られる。
さらに上記(g $5よび(2)の方法として上述の(
a)における(イ)、(ロ)および(b)におけるe\
)、←)の反応は任意の順番で逐次行なう逐次反応法、
二成分の反応を同時に行なう同時反応法がある。
反応溶媒として(イ)、(ロ)の反応はポリサクシンイ
ミドの良溶媒であるDMF又はDMS Oを用いる。
ポリサクシンイミドもしくは(イ)、(ロ)の反応を逐
次反応法で行う場合は(イ)又は(ロ)を反応せしめた
ポリサクシンイミド誘導体を、そのl” 80 (W/
W ) % c7) D M F 又ハD M S O
溶媒中で(イ) 、 f口)の1ないし2成分(溶液中
のサクシンイミド基1モルに対して一成分につきo、o
ot〜lOモル)と、−40〜80℃において1分〜2
日間攪拌下反応せしめるのが適当である。未反応の成分
は透析又はゲル沖過により除去することができる。一般
式〔8〕で表わされる中間体を得るには、前記(11、
(21における(λ)のアルカリ水溶液処理前の反応中
間体に未反応サクシンイミド基がある事が望ましい。未
反応サクシンイミド基が加水分解を受けて一〇〇〇H基
を形成するからである。
未反応サクシンイミド基がない時でも(イ)又は(01
との反応残基が加水分解を受け一〇〇〇H基を形成する
。しかしその様な条件は主鎖も加水分解を受け低分子化
しやすいので前者の方が望ましい。未反応サクシンイミ
ド基を残す条件は別途に(イ)又は(cl)とポリサク
シンイミドとの反応速度をめる事により得る事ができる
(イ)、(ロ)の使用モル数については、(イ)又は必
要とあれば(イ)、(ロ)の全モル数を使用するサクシ
ンイミド基の全モル数未満にすることが望ましい。かく
して得られたポリサクシンイミド誘導体をアルカリ条件
にする事により容易にカルボキシル基を導入する事がで
きる。アルカリ水溶液との反応はDMF 、DMSO溶
液中にアルカリ水溶液を滴下するか、又はアルカリ水溶
液中にポリサクシンイミド誘導体を加える事により行う
事ができる。アルカリ水溶液としては、pH3以上で良
いが0.0 IN〜2 N NaOH水溶液が適当であ
る。
か(して得られた一般式〔8〕で表わされる中間体と方
法(1) 、 (21におけるe\)、に))との反応
は任意の順蕃で行なう逐次反応法、同時におこなう同時
反応法がある。本発明の目的では(ハ)を多く導入する
事が好ましいので11)を反応後にに))を反応するの
が好ましい。
反応溶媒としては通常水又はD M F 、DMSO等
の有機溶剤を反応溶液とする均一反応系でおこなわれる
反応に際しては、例えばl−エチル−8−(8−ジメチ
ルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩やジシクロへ
キシルカルボジイミドで重合体中のカルボキシル基を混
合酸無水物の形に活性化しておいてもよい。反応温度は
一40C〜100℃、反応時間はlO分〜lO日間が適
当である。用いる中間体と(ハ)との割合は中間体の1
0〜200%特に100〜200%が望ましい。(ハ)
との反応においてカルボキシル基が未反応で残存してい
る時はに)との反応においてカルボキシル基をなくする
(1)の方法において望ましいZは水素原子である。
アミノ基を含む細胞毒性物質を用いる時はより簡単な第
二の方法で製造が可能である。
アミ7基を含む細胞毒性物質とは細胞毒性を有すると共
に、分子中のアミノ基がポリサクシンイミドのサクシン
イミド基 0 1 1 と反応してアミド結合形成能を有する化合物を言う。
換言すればサクシンイミド基と反応してアミド結合を形
成するアミノ基を有していなければならない。
これらの例としては、ダウノマイシン、アドリアマイシ
ン、P−アミノ−N−(p−ビスC2−クロロエチル)
アミノコフェニル−8−ヒドロキシアミド、2−アミノ
−N −(p−ビス(2−クロロエチル)アミノコフェ
ニル−8−ヒドロキシ−2−ヒドロキシメチルプロピオ
ンアミド、P−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ)−
L−フェニルアラニン等脂肪族アミノ基を有するものが
挙げられる。
第2の方法としては以下の(4)〜(6)の方法がある
(4) ポリサクシンイミド〔2〕と(イ)アミノ基を
有する細胞毒性物質(ロ)一般式H2N−W−8−Z(
W、Zは前記と同じ)で表わされる化合物、およびf→
必要とあれば水溶性脂肪族アミンとの反応によって得る
方法。
(5) ポリサクシンイミド〔2〕と(イ)アミノ基を
有する細胞毒性物質(ロ)一般式H2N−W−5−8−
R(W、Rは前記と同じ。)で表わされる化合物および
GTl)必要とあれば水溶性脂肪族第一級アミンと反応
させ、ジスルフィド型の重合体を得る方法又は必要とあ
ればその後反応生成物のジスルフィド基をチオール化合
物あるいは水素化ホウ素化合物と反応させて還元的に切
断することによってチオール型重合体を得る方法。
(6)上記いずれかの方法で樽られたチオール型反応性
重合体(式(1)においてZ=f()に活性ジスルフィ
ド化合物を反応させることによって得る方法がある。こ
れによりZがZ′の反応性重合体(1)が得られる。
さらに上記(4)および(5)の方法としては上述の(
イ)、(ロ)および必要により(ハ)の各成分との反応
を任意の順番で逐次行なう逐次反応法、多成分との反応
を同時に行う同時反応法がある。
まr:eqの成分との反応が必要なときは任意の一成分
との反応を単独で、残り二成分との反応を同時に行なう
二段階法が可能である。
反応溶媒としては、逐次反応又は二段階反応おける第一
番目の反応および同時反応は、ポリサクシンイミドの良
溶媒であるDMF又はDMSOを用いる。逐次反応又は
二段階反応の第二番目以後は、DMF又はDMSOある
いは第一番目又は第二番目の反応で得られたポリサクシ
ンイミド誘導体が水溶性となつた時は水溶媒中で行う事
ができる。
上記(4)及び(5)の反応方法において(イ)、(ロ
)。
(ハ)の成分を反応させるには、以下の操作により実施
される。
ポリサクシンイミド〔2〕又は第一もしくは第二反応後
の未反応のサクシンイミド基ミド誘導体を、その1〜g
 o (w、”w)%のDMF、DMSO又は水溶媒中
で、反応させるベキ成分(イ)、(ロ)、(ハ)の1な
いしそれ以上(溶液中のサクシンイミド基1モルに対し
て一成分につき、0.001〜lOモル)と、−40〜
80℃において10分〜20日間攪拌下反応せしめる。
未反応の成分は透析又はゲル口過により除去することが
できる。
目的とするポリサクシンイミド誘導体(1)は、溶媒の
減圧留去又は凍結乾燥によって得られる。
細胞毒性物質と、一般式H2N−W−5−Z (Wおよ
びZは前記と同じ。)で表わされる化合物または一般式
H2N−W−5−5−R(Wおよびkは前記と同じ。)
で表わされる化合物の導入量を制御する方法は、−成分
との反応を行う時は別途に一定条件下でサクシンイミド
基との反応速度をあらかじめ知り、これにより溶液中の
サクシンイミド基の濃度、温度、反応時間、反応させる
べき成分の添加lを決めることにより可能である。二成
分以上の成分と同時に行う時は二成分以上の混合物での
各成分の相対反応速度をあらかじめ知り、加える成分の
混合比率及び添加量を調整する事によって行うことがで
きる。
分子量の制御は、ポリサクシンイミド重合体を得る縮合
条件の選択により行われ、さらに目的とする分子量を有
する重合体の分離はポリサクシンイミy重合体のDMF
溶液でのゲル口過による分子量分画及びポリサクシンイ
ミド誘導体を得てからの水溶媒中でのゲル口過による分
子量分画の方法による。
(4)の方法において望ましいZは水素原子である。
目的とする分子量分画の収率向上のためポリサクシンイ
ミド重合体を得る縮合条件の選択ポリサクシンイミドの
DMF溶液でのゲル口過による分子量分画をあらかじめ
行なう。
前記(8)及び(6)の方法であるチオール型反応性重
合体(一般式(1)においてZ=H)に活性ジスルフィ
ド化合物を反応させて活性ジスルフィド基を有する反応
性重合体(一般式(1)においてZ=Z/ )を得る方
法において用いられる活性ジスルフィド化合物としては
、一般式〔1〕のZ′で示される基のジスルフィド体、
具体的にはZ′として例示した前述の基のジスルフィド
体例えば2−ピリジルチオ基のジスルフィド体である2
−ピリジ4−ピリジルチオ基のジスルフィド体である4
−ピリジルジスルフィド (N唖)−s−sぺ巨))、8−カルボキシル−4−二
トロフェニルチオ基のジスルフィド体である5、5′−
ジチオビス(2−ニトロである。
チオール型反応性重合体と活性ジスルフィド化合物との
反応は、通常水又はDMFやDMSO等の有機溶媒を反
応溶媒とする均一反応系で行なわれる。あるいはまた、
重合体の水溶液に活性ジスルフィド化合物又はそのアセ
トイ溶液又はジオキサン溶液等を添加混合した反応系で
行なうこともできる。反応温度は一5〜70℃、反応時
間は1分〜24時間が適当である。
本発明の細胞毒性物質を結合した反応性高分子は、細胞
毒性物質による細胞毒性を有しかつ分子中に反応性に富
んだチオール基、又は環元により容易にチオール基が得
られるジスルフィド基、もしくは活性ジスルフィド基を
含んでいるので抗腫瘍抗体(抗腫瘍免疫グロブリン)等
のジスルフィド結合に由来するチオール基に由来するチ
オール基又はアミ7基を利用してN−サクシンイミジル
8−(2−ピリジルジチオ)プロピオネート(SPDP
)等から導入された活性ジスルフィド結合、またはN−
(メタ−マレイミドベンゾイロキシ)サクシンイミド(
MBS)、N−(4−カルボキシシクロヘキシルメチル
)マレイミドのN−ヒドロキシサクシンイミドエステル
(CHM)から導入されたマレイミド基を介して、抗腫
瘍抗体等と結合する事ができる。
抗腫瘍抗体のジスルフィド結合に由来するチオール基と
反応性高分子に由来するチオール基との結合方法として
0−フェニレンジアレイミド等のシマレイミド化合物の
、一つのマレイミド基をあらかじめ抗腫瘍抗体又は反応
性高分子の一方のチオール基と反応せしめてマレイミド
基を導入しtこ後他方のチオール基と反応せしめる方法
がある。
抗腫瘍抗体等のジスルフィド結合に由来するチオール基
は抗体をジチオスレイトール、システアミン等の還元剤
でジスルフィド結合を還元する事によって得られる。
又抗体をペプシン処理することによりFab’の2量体
を得、この24休が有するジスルフィド結合をジチオス
レイトール、システアミン等の還元剤で切断して、分子
中にチオール基を有するFab’を得る。
かくして得られた反応性重合体〔1〕、抗腫瘍抗体等の
標的指向能を有する物質との結合体は選択的な癌治療薬
として効果が期待される。以下参考例及び実施例により
本発明を詳述する。
参考例1 ボリサクシンイミドの重合 L−アスパラギン酸66.5 Fに85%リン酸20.
6 mlを加えロータリーエバポレーターで190℃に
加熱しつつ、5.5時間10ffHrの減圧上重合を行
った。
重合後DMFに溶解して水にて再沈を行っtこ。再沈後
がラスフィルターで口過し80℃にて8日間真空乾燥を
行った。
得られた重合体をKBr錠剤法にて赤外吸収の測定を行
ったところ1800.1720゜−重 1660cyn にサクシンイミド基特有の吸収が認め
られた。
分子量測定はGPC測定により行った。DMF用GPC
カラム(AD−3QM/S−昭和電工)を用い、得られ
たポリサクシンイミF ヲDMF + 0.01 M 
Lt B r溶媒に0.2%の濃度になる様溶解し、該
溶液260μlを注入し同一溶媒を溶出溶媒として示差
屈折計で測定を行った。各種分子量のポリエチレングリ
コールを用いて検量線を作成した。
得られたポリサクシンイミドはポリエチレングリコール
換算で重量平均分子量8.9×1.0、数平均分子量1
.5X10であった。
実施例1 前記参考例で得られたポリサクシンイミド1.56F(
サクシンイミド基1 (3mmoeに相当)を90g1
のDMFに溶解した。
この溶液にシステアミン84.7■(0,45rr−n
o(1)、x)i/−/L/7ミ7658vRf(l□
、7mmod )をDMF10g/に混合した溶液を加
えて、4℃24時間反応を行った。反応後反応液にIN
 NaOH溶液約50 mlを攪拌下1時間にわたって
滴下した。この後pH4の水溶液で透析を行なった。ダ
イヤフローメンブランl8)(アミコン製分子量1万カ
ツト)でLostに濃縮した後、5ephadex’ 
G −25スーパーフアイア(ファルマシャ製) 2.
6 cmxf X 40−のカラムでゲル沖過を行ない
低分子成分を除去した。
凍結乾燥を行ない、一般式〔8〕でZ=水素原子である
中間体を得た。
中間体中のチオール基の定量を実施例8で示す方法で測
定したところ、中間体lf中に1.5X10’モルのチ
オール基が存在していた。カルボキシル基の定量は常法
に従い酸−塩基滴定法により行った。この結果中間体l
f中に2.8X10 モルのカルボキシル基が存在して
いた。IR及び ””CニーNMRの測定から未反応のサクシンイミド基
は認められなかった。
上記測定結果よりサクシンイミド基1モルあたりのシス
テアミンの導入量(Kモル)、カルボキシル基の導入量
(7モル)を下記の連立方程式からめた。
a(1−x−y )+bx+cy γ a (1−x−y )+bx+c y ここでa、b、c、t、sは下記の如くである。
サクシンイミド基がエタノールアミンと反応した七ツマ
ーユニットの分子fit a=158サクシンイミド基
がシステアミンと反応したモノマーユニットの分子量 
1)=174サクシンイミド基が加水分解されたモノマ
ーユニットの分子量 C=115 中間体(811f中のシステアミンの導入量 t=1,
42XlOモル 中間体(8)If中のカルボキシル基の導入量 S=2
.8XIOモル 計算の結果X=0.02モル、y = o、 aモルで
あワた。
分子量は末端のアミンの測定により行った。上記中間体
51NIをO,l Mホウ酸ナトリウム溶液l肩tに溶
解し、次に2.4.6−ドリニトロベンゼンスルホンm
(以下″lNB5と略す)82qをLOtxtの0.1
 Mホウ酸ナトリウム溶液に溶解した溶液0.1 ml
を加え、25’Cで45分反応を行った後、さらに0.
1Mホウ酸ナナトリウム溶液19 rxlを加え420
nmの吸収の測定を行った。既知量のアスパラギン酸を
用いた検量線より、分子吸光係数ii、tooの値が得
られ、この分子吸光係数を用いて末端アミンの値を算出
した。
この結果中間体lv中に5 X l O−’モルのアミ
ノ基が存在していた。この結果より平均分子量は約20
,000となる。
X、γの値から平均モノマーユニットの分子量は145
.4となり、分子量より重合度n’ −1−rd + 
IJ’ + ” + P’ + Q’ (7)平均値1
t188゜x、yよりn’+m’の平均値は41 、 
e/+ r/の平均値は94.p’+イの平均値は8と
なる。
実施例2 実施例1で得られた中間体20■を5 vtlの水に溶
解し、これに1−エチル−(8−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド塩酸塩68キを加え、INHcJ 
テpH5,6に調整した。この液にダウノマイシン塩酸
塩20■を8 dの水に溶解したものを滴下する。1時
間室温で反応を行った後lNNaOHテPH9,5$(
調整した。ソノ後0.15N NaC1水溶液で平衡化
した5ephadex@ G−25スーパーファイン(
ファルマシャ製) 8.9cmj’X 4.5 cmの
カラムでゲル濾過を行ない低分子成分を除去した後8%
NaC1水溶液で透析を行ない透析後エタノールアミン
塩酸塩100〜、l−エチル−3−(8−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド塩酸塩200Wヲ加エテI
NHC#テpi(5,07!: L 1時間室温で反応
を行った。その後8%NaC1水溶液で透析を行った後
凍結乾燥を行った。
収1t18rNi 得られたポリサクシンイミド誘導体中のダウンマイシン
の導入量は0.1M O,1Mリン酸ナトリウム−0,
15M食塩緩衝液(PH7,4)の溶液中の4850m
 の吸収よりめた。ポリサクシンイミド誘導体lV中に
49XlO’モルのダウノマイシンが導入されていた。
チオール基の定置は実施例8の方法で行った。ポリサク
シンイミド誘導体lf中に9.8XlO’モルのチオー
ル基があった。IR及び”C−NMRより未反応のカル
ボキシル基は検出されなかった。
上記の結果、サクシンイミド基1モルあたりのチオール
基は0.02モル、ダウノマイシンは0.1モル結合し
ている。
末端アミ7基の定量は実施例1と同様の方法で行った。
ポリサクシンイミド誘導体lv中に8.58XlO’ 
モルのアミノ基が存在し、平均分子量は28,000と
なる。
これらの値より、式(1)においてX=ダウノマイシン
であり、2が水素原子であり、かつ重合度n+m+6+
r+p+qの平均値188 、 n−1−mの平均値1
4.d−1−rの平均値121 、 p+qの平均値8
のポリサクシンイミド誘導体である。
実施例8 本実施例はチオール型の中間体〔8〕 (Z=水素原子)を、Z=Z/の中間体〔8〕にする方
法を示すと共に、チオール型中間体〔8〕中のチオール
基の定量方法をも示すものである。
実施例1で得られた中間体(8)20mFを8 rst
のQ、 l M lj 7酸ナトリ17 ムー1mME
DTA (P f(7,0)の衝液に溶解し、ジチオス
レイトールlQmyを加えて80℃1時間還元反応を行
った。反応後前記緩衝液で平衡化しり5ephadex
oG −25スーパーファイン(ファルマシ’)’ I
lj ) 2.0 can X 15cmでゲル沖過し
、低分子成分を除去した同一緩衝液で20倍に希釈した
。この反応液500μeに5mM 4−ピリジルジスル
フィドのメタノール溶液20μaを加え30℃15分間
反応させ、Z = Z II =−8うで示される中間
体〔8〕を得た。同時に生成した4−チオピリドンを3
24 nmで測定した。4−チオピリドンの分子吸光係
数 1、98 X l O’ヲ用いて中間体〔8〕(z=水
素原子)のチオール基量を計算したところ中間体11中
に1.4XlO’モルのチオール基が存在していrこ。
実施例4 前記参考例で得られたポリサクシンイミド86■(サク
シンイミド基Q、 39 mmolに相当)を2 ml
のDMFに溶解した。
この液にダウノマイシン塩酸塩20my(86μmol
 )を加えたのちトリエチルアミン12μe(86μm
ol)を加えて室温でIO日間反応させた。その後シス
テアミンs、、7+ダ、エタノールアミン0.18譚/
 DMFl mlを混合した溶液を加え4℃で4時間反
応させrこ。
この反応溶液を水に対して2日間透析後孔径0.45μ
mの膜(ミリポアフィルタ−)で不溶化部分を除去し0
液を5ephadex[相]G−25スーパーファイン
(ファルマシャ製)2.6圀メ×40t−Inのカラム
で、溶出液として蒸留水を用いてゲル口過し低分子成分
を除去した。この後凍結乾燥を行いポリサクシンイミド
誘導体を得た。収量4o++v。
IR、”C−NM艮の測定より未反応サクシンイミド基
は検出されなかった。
得られたポリサクシンイミド誘導体中のサクシンイミド
基1mo/あたりのダウノマイシン及びシステアミンの
導入緻は実施例2と同様の方法でめた。ポリサクシンイ
ミド誘導体12中に1.2XlOモルのダウノマイシン
が結合していた。
結合したシステアミンの量は実施例8の方法で行った。
ポリサクシンイミド誘導体11中に2.5XlOモルの
システアミンが存在していた。
111及び” C: −N M Rの測定から未反応サ
クシンイミド基は検出されなかった。
上記の値よりサクシンイミド基1モルにダウノマイシン
が0.02モル、システアミンが0.005モル結合し
ている。
実施例1と同様の方法で末端アミン基の定量を行ったと
ころポリサクシンイミド誘導体1f中に1.25 X 
l Oモルのアミノ基が存在していた。平均分子量はg
 o、o o 。
となる。
以上の結果より重合度n+m+g+r+p+qの平均値
は478となり、n +m (7)平均値はt o 、
 a+rの平均値は466゜P+9の平均値が2である
、式(1’)においてX=ダウンマイシン、Z=水素原
子であるポリサクシンイミド誘導体が得られた。
実施例5 前記参考例で得られたポリサクシンイミド86■(サク
シンイミド基Q、 39 rrmolに相当)を2 m
lのDMFに溶解した。
この溶液にアドリアマイシン塩酸塩40■(69μm0
4)を加えたのちトリエチルアミン20μeを加え、室
温で10日間反応させた。その後システアミン6、7 
m9を加えて室温で8時間攪拌後、エタノールアミン0
.18 tsl′lfeDM F 1 mlと混じた液
をくわえてさらに1時間反応を行った。この反応溶液を
水に対して2日間透析し、不溶化部分を孔径0.45μ
mの膜(ミリボアフィル■ ター)で除去しr液を5ephadex G −25ス
ーパーフアイン(ファルマシャW)2.6(W* X 
40 Crnのカラムで溶出液として蒸留水を用いてゲ
ル沖過し低分子成分を除去した。この後凍結乾燥を行い
ポリサクシンイミド誘導体を得た。収量401η。
I R、”C−NMRの測定より未反応サクシンイミド
羞は検出されなかった。
得られたポリサクシンイミド誘導体中のアドリアマイシ
ンの定量は実施例2におけるダウノマイシンの定量と同
様に行った。
lf中に2.24X10 モルのアドリアマイシンが結
合していた。
システアミンの結合量は実施例8の方法でチオール基の
定量よりめた。11中に2.8XlO’モルのシステア
ミンが結合していた。
上記の値よりサクシンイミド基1モルにアドリアマイシ
ンが0.04モル、システアミンが0.005モル結合
していた。
実施例1と同様の方法で末端アミノ基を定量したところ
11中に1.18XlOモルのアミ7基が存在していた
。平均分子量は85,000となる。
以上の結果より重合度n+m+g+r+p+qの平均値
は472.n+m(7)平均値はl 9 、 (1+T
の平均値は451 、 p+qの平均値は2である、式
(1)においてX=ニアドリアマイシンZ=水素原子で
あるポリサクシンイミド誘導体が得られた。
実施例6 前記参考例で得られたポリサクシンイミド86rNI(
サクシンイミド基Q、 39 mmoeに相当)を2 
mlのDMFに溶解した。
この溶液にP−(ビス(2−クロロエチル)アミノ)−
L−フェニルアラニン(別名メルフアラン) 58FW
(0,1gmmojlj)を加えた後、トリエチルアミ
ン58μeを加えて、60℃48時間攪拌を行った。そ
の後システアミンa、4+9、a−アミノ−1゜2−プ
ロパンジオール0.12 ml、 D M Fo、5m
lを混合した°溶液を加え40℃で2時間反応を行った
。その後蒸留水で2日間透析し、孔径0.45μmの膜
(ミリポアフィルタ−)で不溶部分を沖過し、沖液を5
ephadex”G−25スーパーフアイン(ファルマ
シャ製)2、6 cm〆×40譚のカラムで溶出液とし
て蒸留水を用いてゲル口過し、低分子成分を除去した。
この後凍結乾燥を行ないポリサクシンイミド誘導体を得
た。収量85■。
IR,”C−NMRの測定より未反応サクシンイミド基
は検出されなかつた。
得られたポリサクシンイミド誘導体中のサクシンイミド
基1modあたりのp−Cビス(2−クロロエチル)ア
ミノ)−L−フェニルアラニン及びシスティンの導入量
は以下の様にもとめた。
ポリサクシンイミド誘導体lv中のp−〔ビス(2−ク
ロロエチル)アミノ) −L−フェニルアラニンの導入
量をポリサクシンイミド誘導体のg、IMPBS バッ
ファー(pH7,4)の溶液中の258.5 nmの吸
収よりP−〔ビス(2−クロロエチル)アミノ)−L−
フェニルアラニンと吸光度が変化しないものとして測定
した。If中に2、5 X l Oモル結合していた。
システアミンの結合量は実施例8の方法でチオール基の
定量よりめた。li中に2.4XlO’モルのシステア
ミンが結合していた。
上記の値よりサクシンイミド基1モルにp−(ビス(2
−クロロエチル)アミノ〕−L−フェニルアラニンが0
.1モル、システアミンが0.005モル結合している
実施例1と同様の方法で末端アミ7基を定量したところ
lt中に2.5X10 モルのアミノ基が存在していた
。平均分子量は40.000となる。
以上の結果より重合度n+m+g+r+p+qの平均値
は191で、n +m c7)平均値が19 、 e+
rの平均値がt71.p+9の平均値が1である、式〔
1〕においてX、、、P−(ビス(2−クロロエチル)
アミン)−L−フェニルアラニン、Z=水素原子である
ポリサクシンイミド誘導体が得られた。
参考例2 実施例4で得られたダウノマイシンを結合したポリサク
シンイミド誘導体の制癌効果を調べた。
マウス白血病細胞であるP2S5の5×10’個/譚l
の溶液をつくりこの液にポリサクシンイミド誘導体を加
え、37℃ 5%C02で2日間培養を行った後、細胞
数をコールタ−カウンターで測定した。
結果は以下の通りであった。
投 呼量 増殖抑制率 20μg/yil 97% 6 89 2 84 以上のどと(実施例4で得られたダウノマイシンを結合
したポリサクシンイミド誘導体は制癌効果を有すること
が明らかとなった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11一般式 %式% 〔式中、X、Y、WおよびZは各々次の意味を示す。 X:分子中にアミノ基もしくはイミノ基を有する細胞毒
    性物質の反応残基又 はヒドロキシル基である。 Y:水溶性脂肪族第一級アミン残基 W:低級アルキレン基 Z:水素原子又は一般式Z′もしくは一般式−S−4で
    示される基、ここでZ/は隣りの硫黄原子と共に活性ジ
    スル フィド基を形成しうる基、艮は炭化 水素基 (但し、Zが水素原子である場合、−SZで表わされる
    ーSR基は分子内または分子間で他の一5H基と平衡的
    に−5−S−結合を形成し得るが、これらを含んで一5
    Hと表現するものとする。) またn 、 m 、 l 、 y 、 pおよび9は0
    または自然数であって構成単位の数を示し、これらの関
    係は次のとおりである。 n十m≧2 0.001≦p+q/n−+−m+4i’+r+p+q
    ≦0.50)で表わされ、分子量が2000〜a、o 
    o o、o o 。 であるポリサクシンイミド誘導体。 (2)一般式 〔式中、x、y、wおよび2は各々次の意味を示す。 x′二分子中にアミノ基又はイミノ基を有する細胞毒性
    物質の反応残基 Y:水溶性脂肪族第一級アミン残基 W:低級アルキレン基 2:水素原子又は一般式Z/ もしくは一般式−5−1
    で示される基、ここでZ′は隣りの硫黄原子と共に活性
    ジスル フィド基を形成し得る基、kは炭化 水素 (但し、Zが水素原子である場合−SZで表わされる一
    5H基は分子内または分子間で他の一5H基と平衡的に
    −5−S−結合を形成し得るが、これらを含んで一8H
    と表現するものとする。) また、n 、 m 、 l 、 r 、 pおよびqは
    0または自然数であって構成単位の数を示し、これらの
    関係は次のとおりである。 n−1−m≧2 0.001≦p+q/n−1−m+6+r+p≦0.5
    0 〕であられされ、分子量が2000〜s、o o 
    o、o 。 であるポリサクシンイミド誘導体を製造するにあたり、
    一般式 〔式中、Y、ZおよびWは前述と同じ。 n’ 、In’ 、/z er’ eP’ オヨヒq’
     ハ。 または自然数であって構成単位の数を示し、これらの関
    係は次のとおりである。 n’−1−m’≧2 o、oot≦〆+(1’ /n ’−1−1n’+ 6
    ′+r’+p′+q′≦o、50 )で表わされる重合
    体に (イ) アミノ基又はイミノ基を含む細胞毒性物質 (O) 必要とあれば水溶性脂肪族第一級アミン を反応させることを特徴とする前記ポリサクシンイミド
    誘導体の製造法 8)一般式 〔式中、X、YおよびWは各々次の意味を示す。 X:分子中にアミ7基又はイミノ基を有する細胞毒性物
    質の反応残基 Y:水溶性脂肪族第一級アミン残基 W:低級アルキレン基 また、n、m、g、r、pおよびqは0または自然数で
    あって構成単位の数を示し、これらの関係は次のとおり
    である。 n−4−m≧2 0.001≦p+q/n−t−m−H+r+p≦0.5
    0 )であられされ、分子量が2000〜8,000,
    000であるポリサクシンイミド誘導体を製造するにあ
    たり、一般式 C式中、Y、ZおよびWは前述と同じ。 Rは炭化水素基。 n’ 、m’ 、l’ 、r’ 、p’ およびq/は
    Oまたは自然数であって構成単位の数を示し、これらの
    関係は次のとおりである。 n ’ −1−m ’≧2 0.001≦〆+q’/n′+rn’+#l+r’+p
    ′+q’≦o、+s O)で表わされる重合体に (イ) アミノ基又はイミノ基を含む細胞毒性物質 (ロ)必要とあれば水溶性脂肪族第一級アミを反応させ
    次いでジスルフィド結合を還元的に切断することを特徴
    とする前記ボリサクシンイミド誘導体の製造法 (4)一般式 〔式中、Xr′、 Y 、 Wおよび2は各々次の意味
    を示す。 x′二分子中にアミノ基を有する細胞毒性物質の反応残
    基又はヒドロキシル基 Y:水溶性脂肪族第−級アミン残基 W:低級アルキレン基 Z:水素原子又は一般式Z/ もしくは一般式−5−t
    tで示される基、ここでZ′は隣りの硫黄原子と共に活
    性ジスル フィド基を形成しうる基、艮は炭化 水素基 (但し、Zが水素原子である場合、−SZで表わされる
    一8H基は分子内または分子間で他の−SH基と平衡的
    に−8−8−結合を形成し得るが、これらを含んで一8
    Hと表現するものとする。) またn 、 m 、 l 、 r 、 pおよび9は0
    または自然数であって構成単位の数を示し、これらの関
    係は次のとおりである。 n−4−m≧2 o、oot≦p+q/n−1−al−H+r+p+q≦
    0.50 ’1で表わされ、分子量が球状蛋白換算20
    00〜8.000,000 であるポリサクシンイミド
    誘導体を製造するにあたり、一般式 0 〔式中、kは自然数を示す。〕 で表わされるポリサクシンイミドに (イ)アミノ基を有する二官能性細胞毒性物質又は水 (all一般式82N−W−3−Z (式中、Wおよび
    2は前述と同じ意味を示す。〕で表わされる化合物およ
    び (7X)必要とあれば水溶性脂肪族アミンを反応させる
    ことを特徴とする前記ポリサクシンイミド誘導体の製造
    法。 (5)一般式 〔式中、Xtt、 yおよびWは各々次の意味を示す。 x′:分子中にアミン基を有する細胞毒性物質の反応残
    基又はヒドロキシル基 Y:水溶性脂肪族第−級アミン残基 W:低級アルキレン基 またn 、 m 、 l 、 r 、 pおよびqは0
    または自然数であって構成単位の数を示し、これらの関
    係は次のとおりである。 n−1−m≧2 0.001≦p+q /n+m−H+r+p+q≦0.
    50(但し一8H基は分子内または分子間で他の一3R
    基と平衡的に−5−5−結合を形成し得るが、これらを
    含んで一8Hと表現するものとする。)〕 で表わされ、分子着が2000〜a、o o o、o 
    o 。 であるポリサクシンイミド誘導体を製造するにあたり、
    一般式 〔式中、kは自然数を示す。〕 で表わされるポリサクシンイミドに (イ)アミノ基を有する細胞毒性物質又は水(ロ)一般
    式H2N−W−3−8−艮〔式中、Wは前述と同じ悪法
    を、艮は炭化水素基を示す。〕で表わされる化合物、お
    よび (ハ)必要とあれば水溶性脂肪族アミンを反応させ、次
    いでこの反応生成物のジスルフィド結合を還元的に切断
    することを特徴とする前記ポリサクシンイミド誘導体の
    製造法。 (6)一般式 〔式中、X、Y、Wおよび21は各々次の意味を示す。 X:分子中にアミノ基もしくはイミノ基を有する細胞毒
    性物質の反応残基又 はヒドロキシル基 Y:水溶性脂肪族第一級アミン残基 W:低級アルキレン基 z′:隣りの硫黄原子と共に活性ジスルフィド基を形成
    しうる基 またn 、 m 、 l 、 r 、 pおよびqはO
    または自然数であって構成単位の数を示し、これらの関
    係は次のとおりである。 n−1−m≧2 o、o o i≦p+q /n−)−m−H+r+p+
    q≦0.50)で表わされ、分子針が2000〜a、o
     o o、o o 。 であるポリサクシイミド誘導体を製造するにあたり、一
    般式 〔式中、X 、 Y 、 W 、 n 、 m 、 l
     、 r 、 pおよび9は前述と同じ意味を示す。〕 で表わされるチオール型ポリサクシイミド誘導体に活性
    ジスルフィド化合物を反応させることを特徴とする前記
    ポリサクシイミド誘導体の製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03287545A (ja) * 1990-03-31 1991-12-18 Res Dev Corp Of Japan 標的指向性高分子医薬化合物及びその中間体

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JPH03287545A (ja) * 1990-03-31 1991-12-18 Res Dev Corp Of Japan 標的指向性高分子医薬化合物及びその中間体

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