JPH0149826B2 - - Google Patents
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- JPH0149826B2 JPH0149826B2 JP19907787A JP19907787A JPH0149826B2 JP H0149826 B2 JPH0149826 B2 JP H0149826B2 JP 19907787 A JP19907787 A JP 19907787A JP 19907787 A JP19907787 A JP 19907787A JP H0149826 B2 JPH0149826 B2 JP H0149826B2
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- Japan
- Prior art keywords
- silk
- processing
- manufactured
- yellowing
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、絹織物のしわおよび黄変防止加工方
法に関する。 (従来の技術) 従来、絹織物に防しわ性、黄変防止を向上させ
るための加工方法に用いる加工剤として、スチレ
ン、メチルメタクリレート、ヒドロキシルエチル
メタクリレート、メタクリルアミド等のグラフト
重合加工剤と、尿素−ホルマリン初期縮合物、メ
ラミン−ホルマリン初期縮合物、チオ尿素−ホル
マリン初期縮合物、エチレン尿素系樹脂、エポキ
シ化合物等の樹脂加工剤とが一般に知られてい
る。 (発明が解決しようとする問題点) 前記従来の加工剤のうち、前者のグラフト重合
加工剤は、主として絹の嵩高性の向上を目的とし
て用いられ、未加工絹に対して通常3〜100%の
高い重合付着率で加工することが多いため絹織物
の防しわ性、黄変防止に対してほとんど効果が得
られないばかりか、絹織物に用いたとき絹本来の
触感、風合い、柔軟性、吸湿性、光沢、白度、染
色性などの特長が損われるという不都合を有す
る。 また、後者の樹脂加工剤のうち、尿素−ホルマ
リン初期縮合物やエチレン尿素系樹脂は絹織物の
湿潤時の防しわ性向上効果は得られるが、絹織物
の触感、摩擦性、光沢、染色性などの性質を低下
させたり、或いは着用時では帯電によつて汚染を
招きやすくなる等の不都合を有する。またチオ尿
素−ホルマリン初期縮合物は絹織物に対し優れた
黄変防止効果を有するが、防しわ性に対しては全
く効果が得られず、かつチオ尿素−ホルマリン自
体毒性を有するので絹織物の黄変防止剤として使
用されていない。現在絹織物の黄変防止剤として
用いられているものは、紫外線吸収剤、アルキル
ヒドラジン誘導体、非常に耐光性の高い特殊な螢
光性を有する有機金属化合物などであり、これら
黄変防止剤を絹繊維中に単に含浸させたり、或い
は付着させたりしているため、ソーピングや洗た
くによつて黄変防止効果が失われ易く、耐久性に
乏しいという問題を有する。 本発明は、前記問題点を解消し、防しわ性を著
しく向上させると共に、チオ尿素−ホルマリン初
期縮合物と同等に優れた黄変防止効果が得られる
絹織物のしわおよび黄変防止加工方法を提供する
ことを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明者は、前記目的を達成する絹織物のしわ
および黄変防止加工方法について鋭意検討した結
果、エチレン尿素と熱反応型水溶性ウレタン・オ
リゴマーをブレンドして成る複合加工剤を用いる
ことによつて、乾/湿両防しわ性を著しく(湿潤
防しわ性で約24%)向上させ、50〜200時間キセ
ノンランプ(2.5KW)照射による耐光試験にお
いてチオ尿素−ホルマリン初期縮合物と同等以上
の黄変防止効果のあることを知見した。 本発明は、前記知見に基づいてなされたもので
あつて、 一般式 [式中、Xは水素基(−H)あるいは水酸基(−
OH)である。]で示される五員環型メチロール
化合物のエチレン尿素と、 一般式〜00CNH〜NCOで示されるブロツク化
ウレタン・オリゴマーの熱反応型水溶液ウレタン
とから成る複合加工剤を用いて、絹織物に樹脂加
工を施すことを特徴とする。 本発明の加工方法に用いる前記複合加工剤はエ
チレン尿素のブレンドによつて得られる黄変防止
の効果と、ブロツク化ウレタン・オリゴマーのブ
レンドによる絹特有の柔らかい風合いを損なうこ
となく得られる防しわ効果の双方が最大限に発揮
される組成比であるとの理由等から、五員環型メ
チロール化合物のエチレン尿素とブロツク化ウレ
タン・オリゴマーの熱反応型水溶性ウレタンとの
組成比を一般には4:6〜6:4好ましくは5:
5とし、ブレンドした複合加工剤の濃度10%前後
のエマルジヨン液にエチレン尿素系樹脂に有効な
無機金属塩系の触媒を加工剤濃度に対し約20重量
%添加する。 また加工方法としては例えばパツド・ドライキ
ユア法を用いるものであつて、前記エマルジヨン
液中に絹織物を常温で充分浸漬してパツデイング
を行う。続いてマングルでピツクアツプ80〜100
%程度に絞つた後、直ちに70〜80℃で3〜5分間
のプレドライを引続き130〜150℃で3〜5分間の
キユアリング処理を施す。この場合キユアリング
温度が高くなるほど樹脂加工率が向上し、処理時
間に比例して重合付着率も増加する傾向を示す
が、絹の物性保持の面から140℃前後で5分間の
キユアリングを行うのが好ましい。また樹脂加工
後、0.2〜0.5%の無水炭酸ナトリウムとアニオン
活性剤を加えたソーピング液にて50℃で15分間の
処理を施して絹織物からホモポリマーや薬剤等を
完全除去させる。 尚本加工方法は絹に直接反応固着させるので、
ソーピングや洗たくによつても加工効果は失われ
ることがなく、極めて耐久性に優れている。しか
も5〜8%の低い樹脂付着率で耐しわ性、黄変防
止性の顕著な向上効果が得られるため、高付着率
のグラフト重合加工剤のように絹特有の風合い、
触感、白度、吸湿性、染色性などの特長を何ら損
うことがない。また本加工方法は、五員環型メチ
ロール化合物のエチレン尿素と、ブロツク化ウレ
タン・オリゴマーの熱反応型水溶性ウレタンとの
加工剤分子の大きさが違うため、エチレン尿素は
繊維内部で、水溶性ウレタンは繊維表面ないし繊
維表面層で同時進行するので加工効率がよく、ま
た水溶性ウレタンは加熱によつて容易に自己架橋
して、柔軟性に富んだ強靭な網状構造のポリウレ
タン皮膜が形成され、更に繊維間〓或いは加工液
中でのポリマー形成がほとんどないため、処理さ
れた加工布は風合い、柔軟性、触感などに優れ
る。 五員環型メチロール化合物のエチレン尿素と、
ブロツク化ウレタン・オリゴマーの熱反応型水溶
性ウレタンとの複合加工剤を用いることによつ
て、耐しわ性および黄変防止性が向上するのは、
五員環型メチロール化合物のエチレン尿素が反応
型樹脂のため絹分子中の水酸基(−OH)やアミ
ノ基(−NH2)と反応して繊維間架橋結合を作
り、絹織物の防しわ性に寄与すると共に、ブロツ
ク化ウレタン・オリゴマーの熱反応型水溶性ウレ
タンの緻密な薄膜皮膜が繊維表面を被覆するため
と考えられる。 前記ジメチロールエチレン尿素と熱反応型水溶
性ウレタンとから成る複合加工剤にチオ尿素を添
加してもよい。その場合、その添加量は該複合加
工剤に対して2〜8%程度とする。 (実施例) 以下、本発明を具体的実施列並びにその比較例
に基づき説明する。 実験例 1 精練した絹布(18目付 平羽二重)44.4gを、
ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタンと
の組成比5:5から成る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)
199.8g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 40.0g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 199.8g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 20.0g 全液量 1332ml の入つたステンレスタンクにて常温で30分間浸漬
した後、取り出してパツダー(マングル圧力0.8
Kg/cm2)にてピツクアツプ90%に絞り、直ちにピ
ンテンター型ベーキング試験機にて80℃で5分間
のプレキユアを施し、続いて150℃で5分間キユ
アリングを行つた。次いで炭酸ソーダ(無水)と
アニオン活性剤(高級アルコール硫酸エステルソ
ーダ)の各0.2%溶液にて50℃で15分間ソーピン
グを行ない、充分水洗、風乾処理をした。これを
実施例1とした。また全く加工処理を施さなかつ
た絹布を比較例1とし、更に実施例1の複合加工
剤の代りにチオ尿素0.5、尿素0.5、ホルマリン2.0
の組成比で処理したチオ尿素−ホルマリン樹脂を
用いた以外は実施例1と同様の加工処理を施した
ものを比較例2とした。 各絹布の夫々について加工剤の付着率と防しわ
率を測定すると共に、耐光試験を行つた。尚防し
わ率はJIS F 1509 B法(モンサント法)によ
つて測定し、また耐光試験はキセノンロングライ
フ フエードメータ FAL−25 AXU−HC−
EC(スガ試験機)にて0〜200時間照射後の黄色
度・白色度をSMカラーコンピユータSM−3−
SCH(スガ試験機)の直読によつて測定した。 得られた加工剤の付着率と、防しわ率の測定結
果を下記表−1に示す。 また得られた耐光試験の試験結果を第1図及び
第2図に示す。 尚加工剤として市販の黄変防止剤(日本ヒドラ
ジン工業株式会社製)を用いた以外は実施例1と
同様の加工処理を行つた比較例3及び、前記市販
の黄変防止剤を用い、ソーピング処理を除いた以
外は実施例1と同様の加工処理を行つた比較例4
についても同様に耐光試験を行い、その試験結果
を第1図および第2図に示した。
法に関する。 (従来の技術) 従来、絹織物に防しわ性、黄変防止を向上させ
るための加工方法に用いる加工剤として、スチレ
ン、メチルメタクリレート、ヒドロキシルエチル
メタクリレート、メタクリルアミド等のグラフト
重合加工剤と、尿素−ホルマリン初期縮合物、メ
ラミン−ホルマリン初期縮合物、チオ尿素−ホル
マリン初期縮合物、エチレン尿素系樹脂、エポキ
シ化合物等の樹脂加工剤とが一般に知られてい
る。 (発明が解決しようとする問題点) 前記従来の加工剤のうち、前者のグラフト重合
加工剤は、主として絹の嵩高性の向上を目的とし
て用いられ、未加工絹に対して通常3〜100%の
高い重合付着率で加工することが多いため絹織物
の防しわ性、黄変防止に対してほとんど効果が得
られないばかりか、絹織物に用いたとき絹本来の
触感、風合い、柔軟性、吸湿性、光沢、白度、染
色性などの特長が損われるという不都合を有す
る。 また、後者の樹脂加工剤のうち、尿素−ホルマ
リン初期縮合物やエチレン尿素系樹脂は絹織物の
湿潤時の防しわ性向上効果は得られるが、絹織物
の触感、摩擦性、光沢、染色性などの性質を低下
させたり、或いは着用時では帯電によつて汚染を
招きやすくなる等の不都合を有する。またチオ尿
素−ホルマリン初期縮合物は絹織物に対し優れた
黄変防止効果を有するが、防しわ性に対しては全
く効果が得られず、かつチオ尿素−ホルマリン自
体毒性を有するので絹織物の黄変防止剤として使
用されていない。現在絹織物の黄変防止剤として
用いられているものは、紫外線吸収剤、アルキル
ヒドラジン誘導体、非常に耐光性の高い特殊な螢
光性を有する有機金属化合物などであり、これら
黄変防止剤を絹繊維中に単に含浸させたり、或い
は付着させたりしているため、ソーピングや洗た
くによつて黄変防止効果が失われ易く、耐久性に
乏しいという問題を有する。 本発明は、前記問題点を解消し、防しわ性を著
しく向上させると共に、チオ尿素−ホルマリン初
期縮合物と同等に優れた黄変防止効果が得られる
絹織物のしわおよび黄変防止加工方法を提供する
ことを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明者は、前記目的を達成する絹織物のしわ
および黄変防止加工方法について鋭意検討した結
果、エチレン尿素と熱反応型水溶性ウレタン・オ
リゴマーをブレンドして成る複合加工剤を用いる
ことによつて、乾/湿両防しわ性を著しく(湿潤
防しわ性で約24%)向上させ、50〜200時間キセ
ノンランプ(2.5KW)照射による耐光試験にお
いてチオ尿素−ホルマリン初期縮合物と同等以上
の黄変防止効果のあることを知見した。 本発明は、前記知見に基づいてなされたもので
あつて、 一般式 [式中、Xは水素基(−H)あるいは水酸基(−
OH)である。]で示される五員環型メチロール
化合物のエチレン尿素と、 一般式〜00CNH〜NCOで示されるブロツク化
ウレタン・オリゴマーの熱反応型水溶液ウレタン
とから成る複合加工剤を用いて、絹織物に樹脂加
工を施すことを特徴とする。 本発明の加工方法に用いる前記複合加工剤はエ
チレン尿素のブレンドによつて得られる黄変防止
の効果と、ブロツク化ウレタン・オリゴマーのブ
レンドによる絹特有の柔らかい風合いを損なうこ
となく得られる防しわ効果の双方が最大限に発揮
される組成比であるとの理由等から、五員環型メ
チロール化合物のエチレン尿素とブロツク化ウレ
タン・オリゴマーの熱反応型水溶性ウレタンとの
組成比を一般には4:6〜6:4好ましくは5:
5とし、ブレンドした複合加工剤の濃度10%前後
のエマルジヨン液にエチレン尿素系樹脂に有効な
無機金属塩系の触媒を加工剤濃度に対し約20重量
%添加する。 また加工方法としては例えばパツド・ドライキ
ユア法を用いるものであつて、前記エマルジヨン
液中に絹織物を常温で充分浸漬してパツデイング
を行う。続いてマングルでピツクアツプ80〜100
%程度に絞つた後、直ちに70〜80℃で3〜5分間
のプレドライを引続き130〜150℃で3〜5分間の
キユアリング処理を施す。この場合キユアリング
温度が高くなるほど樹脂加工率が向上し、処理時
間に比例して重合付着率も増加する傾向を示す
が、絹の物性保持の面から140℃前後で5分間の
キユアリングを行うのが好ましい。また樹脂加工
後、0.2〜0.5%の無水炭酸ナトリウムとアニオン
活性剤を加えたソーピング液にて50℃で15分間の
処理を施して絹織物からホモポリマーや薬剤等を
完全除去させる。 尚本加工方法は絹に直接反応固着させるので、
ソーピングや洗たくによつても加工効果は失われ
ることがなく、極めて耐久性に優れている。しか
も5〜8%の低い樹脂付着率で耐しわ性、黄変防
止性の顕著な向上効果が得られるため、高付着率
のグラフト重合加工剤のように絹特有の風合い、
触感、白度、吸湿性、染色性などの特長を何ら損
うことがない。また本加工方法は、五員環型メチ
ロール化合物のエチレン尿素と、ブロツク化ウレ
タン・オリゴマーの熱反応型水溶性ウレタンとの
加工剤分子の大きさが違うため、エチレン尿素は
繊維内部で、水溶性ウレタンは繊維表面ないし繊
維表面層で同時進行するので加工効率がよく、ま
た水溶性ウレタンは加熱によつて容易に自己架橋
して、柔軟性に富んだ強靭な網状構造のポリウレ
タン皮膜が形成され、更に繊維間〓或いは加工液
中でのポリマー形成がほとんどないため、処理さ
れた加工布は風合い、柔軟性、触感などに優れ
る。 五員環型メチロール化合物のエチレン尿素と、
ブロツク化ウレタン・オリゴマーの熱反応型水溶
性ウレタンとの複合加工剤を用いることによつ
て、耐しわ性および黄変防止性が向上するのは、
五員環型メチロール化合物のエチレン尿素が反応
型樹脂のため絹分子中の水酸基(−OH)やアミ
ノ基(−NH2)と反応して繊維間架橋結合を作
り、絹織物の防しわ性に寄与すると共に、ブロツ
ク化ウレタン・オリゴマーの熱反応型水溶性ウレ
タンの緻密な薄膜皮膜が繊維表面を被覆するため
と考えられる。 前記ジメチロールエチレン尿素と熱反応型水溶
性ウレタンとから成る複合加工剤にチオ尿素を添
加してもよい。その場合、その添加量は該複合加
工剤に対して2〜8%程度とする。 (実施例) 以下、本発明を具体的実施列並びにその比較例
に基づき説明する。 実験例 1 精練した絹布(18目付 平羽二重)44.4gを、
ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタンと
の組成比5:5から成る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)
199.8g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 40.0g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 199.8g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 20.0g 全液量 1332ml の入つたステンレスタンクにて常温で30分間浸漬
した後、取り出してパツダー(マングル圧力0.8
Kg/cm2)にてピツクアツプ90%に絞り、直ちにピ
ンテンター型ベーキング試験機にて80℃で5分間
のプレキユアを施し、続いて150℃で5分間キユ
アリングを行つた。次いで炭酸ソーダ(無水)と
アニオン活性剤(高級アルコール硫酸エステルソ
ーダ)の各0.2%溶液にて50℃で15分間ソーピン
グを行ない、充分水洗、風乾処理をした。これを
実施例1とした。また全く加工処理を施さなかつ
た絹布を比較例1とし、更に実施例1の複合加工
剤の代りにチオ尿素0.5、尿素0.5、ホルマリン2.0
の組成比で処理したチオ尿素−ホルマリン樹脂を
用いた以外は実施例1と同様の加工処理を施した
ものを比較例2とした。 各絹布の夫々について加工剤の付着率と防しわ
率を測定すると共に、耐光試験を行つた。尚防し
わ率はJIS F 1509 B法(モンサント法)によ
つて測定し、また耐光試験はキセノンロングライ
フ フエードメータ FAL−25 AXU−HC−
EC(スガ試験機)にて0〜200時間照射後の黄色
度・白色度をSMカラーコンピユータSM−3−
SCH(スガ試験機)の直読によつて測定した。 得られた加工剤の付着率と、防しわ率の測定結
果を下記表−1に示す。 また得られた耐光試験の試験結果を第1図及び
第2図に示す。 尚加工剤として市販の黄変防止剤(日本ヒドラ
ジン工業株式会社製)を用いた以外は実施例1と
同様の加工処理を行つた比較例3及び、前記市販
の黄変防止剤を用い、ソーピング処理を除いた以
外は実施例1と同様の加工処理を行つた比較例4
についても同様に耐光試験を行い、その試験結果
を第1図および第2図に示した。
【表】
表−1から明らかなように実施例1は比較例1
および比較例2に比して湿潤時の防しわ率が著し
く向上していることが確認された。また第1図お
よび第2図から明らかなように本発明の実施例1
の黄変防止効果は、チオ尿素−ホルマリン樹脂加
工物処理を施した比較例2のものに比して何ら遜
色がなく、またソーピングが行われても実施例1
の複合加工剤は比較例3および比較例4における
市販の黄変防止剤のように加工布より脱落するこ
とがないため、黄変防止効果が低下しないので耐
洗濯性に優れる。 実験例 2 精練した絹布(18目付 平羽二重)53.4gを、
ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタンと
の組成比1.5:1から成る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)
240.3g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 48.1g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 48.1g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 16.0g 全液量 1602ml で、浸漬時間を60分、ピツクアツプ率を70%、パ
ツダーのマングル圧力を2.5Kg/cm2とした以外は
前記実施例1と同様の加工処理を施した。これを
実施例2とした。また全く加工処理を施さなかつ
た絹布を比較例5し、更に実施例2の複合加工剤
の代りにジメチロールエチレン尿素のみを単独加
工剤として用いた以外は実施例2と同様の加工処
理を施したものを比較例6、実施例2の複合加工
剤の代りに水溶性ウレタンのみを単独加工剤とし
て用いた以外は実施例2と同様の加工処理を施し
たものを比較例7とした。 各絹布の夫々について前記実施例1の測定方法
および試験方法に準拠して加工剤の付着率と、防
しわ率を測定すると共に、耐光試験を行つた。得
られた加工剤の付着率と、防しわ率の測定結果お
よび耐光試験の試験結果を下記表−2に示す。
および比較例2に比して湿潤時の防しわ率が著し
く向上していることが確認された。また第1図お
よび第2図から明らかなように本発明の実施例1
の黄変防止効果は、チオ尿素−ホルマリン樹脂加
工物処理を施した比較例2のものに比して何ら遜
色がなく、またソーピングが行われても実施例1
の複合加工剤は比較例3および比較例4における
市販の黄変防止剤のように加工布より脱落するこ
とがないため、黄変防止効果が低下しないので耐
洗濯性に優れる。 実験例 2 精練した絹布(18目付 平羽二重)53.4gを、
ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタンと
の組成比1.5:1から成る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)
240.3g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 48.1g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 48.1g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 16.0g 全液量 1602ml で、浸漬時間を60分、ピツクアツプ率を70%、パ
ツダーのマングル圧力を2.5Kg/cm2とした以外は
前記実施例1と同様の加工処理を施した。これを
実施例2とした。また全く加工処理を施さなかつ
た絹布を比較例5し、更に実施例2の複合加工剤
の代りにジメチロールエチレン尿素のみを単独加
工剤として用いた以外は実施例2と同様の加工処
理を施したものを比較例6、実施例2の複合加工
剤の代りに水溶性ウレタンのみを単独加工剤とし
て用いた以外は実施例2と同様の加工処理を施し
たものを比較例7とした。 各絹布の夫々について前記実施例1の測定方法
および試験方法に準拠して加工剤の付着率と、防
しわ率を測定すると共に、耐光試験を行つた。得
られた加工剤の付着率と、防しわ率の測定結果お
よび耐光試験の試験結果を下記表−2に示す。
【表】
尚表−2における黄色度、白色度は紫外線照射
100時間における測定値である。 表−2から明らかなように実施例2は比較例
5、比較例6および比較例7に比して防しわ率か
向上していることが確認され、特に乾燥時におけ
る防しわ率は著しく向上した。また実施例2の黄
変防止効果は、比較例5、6、7に比して優れた
防止効果を有することが確認された。特に実施例
2のように加工剤の付着率が4.4%と極めて少量
であるにもかかわらず本発明法に用いる複合加工
剤は優れた黄変防止効果を有している。 実験例 3 精練した絹布(18目付 平羽二重)32.3gを、
ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタンと
の組成比6:4から成る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)
145.4g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 29.1g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 96.9g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 9.7g 全液量 969ml で、温度30℃で浸漬時間を60分とした以外は前記
実施例1と同様の加工処理を施した。これを実施
例3とした。 また精練した絹布(18目付 平羽二重)35.1g
を、ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタ
ンとの組成比4:6から成る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)
105.3g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 21.1g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 158.0g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 15.8g 全液量 1053ml で、温度30℃で浸漬時間を60分とした以外は前記
実施例1と同様の加工処理を施した。これを実施
例4とした。更に全く加工処理を施さなかつた絹
布を比較例8とした。 各絹布のそれぞについて前記実施例1の測定方
法および試験方法に準拠して加工剤の付着率と、
防しわ率を測定すると共に、耐光試験を行つた。
得られた加工剤の付着率と、防しわ率の測定結果
および耐光試験の試験結果を下記表−3に示す。
100時間における測定値である。 表−2から明らかなように実施例2は比較例
5、比較例6および比較例7に比して防しわ率か
向上していることが確認され、特に乾燥時におけ
る防しわ率は著しく向上した。また実施例2の黄
変防止効果は、比較例5、6、7に比して優れた
防止効果を有することが確認された。特に実施例
2のように加工剤の付着率が4.4%と極めて少量
であるにもかかわらず本発明法に用いる複合加工
剤は優れた黄変防止効果を有している。 実験例 3 精練した絹布(18目付 平羽二重)32.3gを、
ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタンと
の組成比6:4から成る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)
145.4g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 29.1g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 96.9g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 9.7g 全液量 969ml で、温度30℃で浸漬時間を60分とした以外は前記
実施例1と同様の加工処理を施した。これを実施
例3とした。 また精練した絹布(18目付 平羽二重)35.1g
を、ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタ
ンとの組成比4:6から成る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)
105.3g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 21.1g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 158.0g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 15.8g 全液量 1053ml で、温度30℃で浸漬時間を60分とした以外は前記
実施例1と同様の加工処理を施した。これを実施
例4とした。更に全く加工処理を施さなかつた絹
布を比較例8とした。 各絹布のそれぞについて前記実施例1の測定方
法および試験方法に準拠して加工剤の付着率と、
防しわ率を測定すると共に、耐光試験を行つた。
得られた加工剤の付着率と、防しわ率の測定結果
および耐光試験の試験結果を下記表−3に示す。
【表】
尚表−3における黄色度、白色度は紫外線照射
200時間における測定値である。 表−3から明らかなように実施例3および実施
例4は比較例8に比して紫外線照射200時間の過
酷な条件下で優れた黄変防止効果を有することが
確認された。また複合加工剤中ジメチロールエチ
レン尿素の比率が多い程黄変防止効果が良い傾向
を示した。 実験例 4 サク蚕糸をよこ糸に織り込んだ厚地の精練した
絹織物(24目付 綾羽二重)72.2gを、ジメチロ
ールエチレン尿素と、水溶性ウレタンとの組成比
5:5から成る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)
219.6g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 43.9g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 219.6g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 22.0g 全液量 2196ml で、温度30℃で浸漬時間を60分、パツダーのマン
グル圧力を0.5Kg/cm2とした以外は前記実施例1
と同様の加工処理を施した。これを実施例5とし
た。また全く加工処理を施さなかつた絹織物を比
較例9とした。 各絹織物の夫々について前記実施例1の測定方
法に準拠して加工剤の付着率および防しわ率を測
定した。更に剛軟度をJIS L 1096剛軟性C法
(クラーク法)によつて測定した。得られた加工
剤の付着率、防しわ率、剛軟度の測定結果を下記
表−4に示す。
200時間における測定値である。 表−3から明らかなように実施例3および実施
例4は比較例8に比して紫外線照射200時間の過
酷な条件下で優れた黄変防止効果を有することが
確認された。また複合加工剤中ジメチロールエチ
レン尿素の比率が多い程黄変防止効果が良い傾向
を示した。 実験例 4 サク蚕糸をよこ糸に織り込んだ厚地の精練した
絹織物(24目付 綾羽二重)72.2gを、ジメチロ
ールエチレン尿素と、水溶性ウレタンとの組成比
5:5から成る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)
219.6g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 43.9g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 219.6g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 22.0g 全液量 2196ml で、温度30℃で浸漬時間を60分、パツダーのマン
グル圧力を0.5Kg/cm2とした以外は前記実施例1
と同様の加工処理を施した。これを実施例5とし
た。また全く加工処理を施さなかつた絹織物を比
較例9とした。 各絹織物の夫々について前記実施例1の測定方
法に準拠して加工剤の付着率および防しわ率を測
定した。更に剛軟度をJIS L 1096剛軟性C法
(クラーク法)によつて測定した。得られた加工
剤の付着率、防しわ率、剛軟度の測定結果を下記
表−4に示す。
【表】
表−4から明らかなように、実施例5は比較例
9に比して湿潤時の防しわ率が著しく向上してい
ることが確認された。また実施例5の剛軟度は加
工処理を施しているのにもかかわらず全く加工処
理が施されていない比較例9に比して何ら遜色が
無い。 実験例 5 精練した絹布(14目付 平羽二重)30.95gを、
ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタンと
の組成比5:5とチオ尿素2%(対液量)から成
る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)92.9g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩 触媒) 18.6g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 92.9g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 9.3g チオ尿素(試薬特級品) 12.4g 全液量 619ml に浸漬した以外は前記実施例1と同様の加工処理
を施した。これを実施例6とした。また全く加工
処理を施さなかつた絹布を比較例10とした。 各絹布の夫々について前記実施例1の測定方法
および試験方法に準拠して加工剤の付着率と、防
しわ率を測定すると共に、同様の耐光試験を行つ
た。 得られた加工剤の付着率と、防しわ率の測定結
果および耐光試験の試験結果を下記表−5に示
す。
9に比して湿潤時の防しわ率が著しく向上してい
ることが確認された。また実施例5の剛軟度は加
工処理を施しているのにもかかわらず全く加工処
理が施されていない比較例9に比して何ら遜色が
無い。 実験例 5 精練した絹布(14目付 平羽二重)30.95gを、
ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタンと
の組成比5:5とチオ尿素2%(対液量)から成
る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)92.9g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩 触媒) 18.6g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 92.9g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 9.3g チオ尿素(試薬特級品) 12.4g 全液量 619ml に浸漬した以外は前記実施例1と同様の加工処理
を施した。これを実施例6とした。また全く加工
処理を施さなかつた絹布を比較例10とした。 各絹布の夫々について前記実施例1の測定方法
および試験方法に準拠して加工剤の付着率と、防
しわ率を測定すると共に、同様の耐光試験を行つ
た。 得られた加工剤の付着率と、防しわ率の測定結
果および耐光試験の試験結果を下記表−5に示
す。
【表】
尚、表−5における黄色度、白色度は強い紫外
線を発生する殺菌灯(主波長253.7nm)による紫
外線照射20時間における測定値である。 表−5から明らかなように本発明実施例6は比
較例10に比して湿潤時の防しわ率が著しく向上し
ていることが確認された。また、実施例6の黄変
防止効果(殺菌灯による紫外線照射)は、比較例
10に比して優れた防止効果を有することが確認さ
れた。 実験例 6 精練した絹布(14目付 平羽二重)30.6gを、
ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタンと
の組成比5:5とチオ尿素1%(対液量)から成
る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)61.2g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 12.2g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 61.2g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 6.1g チオ尿素(試薬特級品) 6.1g 全液量 612ml で、温度30℃で浸漬時間を40分間とし、またパツ
ダーのマングルによる絞り率95%とした以外は前
記実施例1と同様の加工処理を施した。これを実
施例7とし、また、耐洗濯性を見るために、実施
例7の加工処理済み絹布にターゴトメータ(洗浄
力試験機 大栄科学精機製所所製)を用いてJIS
L 0844−1973 A−2法に準拠した洗濯「石鹸
5g/の100倍溶液中にて温度50℃で時間10分
間(撹拌回数50回/分)の撹拌と、温水による水
洗3回」処理を施したものを実施例8とした。ま
た、全く加工処理を施さなかつた絹布を比較例11
とした。 各絹布の夫々について前記実施例1の測定方法
および試験方法に準拠して加工剤の付着率と、防
しわ率を測定すると共に、耐光試験を行つた。 得られた加工剤の付着率と、防しわ率の測定結
果および耐光試験の試験結果を下記表−6に示
す。
線を発生する殺菌灯(主波長253.7nm)による紫
外線照射20時間における測定値である。 表−5から明らかなように本発明実施例6は比
較例10に比して湿潤時の防しわ率が著しく向上し
ていることが確認された。また、実施例6の黄変
防止効果(殺菌灯による紫外線照射)は、比較例
10に比して優れた防止効果を有することが確認さ
れた。 実験例 6 精練した絹布(14目付 平羽二重)30.6gを、
ジメチロールエチレン尿素と、水溶性ウレタンと
の組成比5:5とチオ尿素1%(対液量)から成
る次の加工液 Sumitex Resin 901(住友化学工業株式会社製ジ
メチロールエチレン尿素、有効成分50%)61.2g Sumitex Accelerater MX(住友化学工業株式会
社製 無機金属塩触媒) 12.2g エラストロン MF−9(第一工業製薬株式会社
製 水溶性ウレタン・オリゴマー、有効成分30
%) 61.2g エラストロン Cat(第一工業製薬株式会社製
触媒) 6.1g チオ尿素(試薬特級品) 6.1g 全液量 612ml で、温度30℃で浸漬時間を40分間とし、またパツ
ダーのマングルによる絞り率95%とした以外は前
記実施例1と同様の加工処理を施した。これを実
施例7とし、また、耐洗濯性を見るために、実施
例7の加工処理済み絹布にターゴトメータ(洗浄
力試験機 大栄科学精機製所所製)を用いてJIS
L 0844−1973 A−2法に準拠した洗濯「石鹸
5g/の100倍溶液中にて温度50℃で時間10分
間(撹拌回数50回/分)の撹拌と、温水による水
洗3回」処理を施したものを実施例8とした。ま
た、全く加工処理を施さなかつた絹布を比較例11
とした。 各絹布の夫々について前記実施例1の測定方法
および試験方法に準拠して加工剤の付着率と、防
しわ率を測定すると共に、耐光試験を行つた。 得られた加工剤の付着率と、防しわ率の測定結
果および耐光試験の試験結果を下記表−6に示
す。
【表】
尚、表−6における黄色度、白色度試験のキセ
ノンランプ試験はキセノンアークランプによる紫
外線照射200時間、また殺菌灯試験は強い紫外線
を発生する殺菌灯(主波長253.7nm)による紫外
線照射30時間における測定値である。 表−6から明らかなように本発明実施例7、8
は比較例11に比して防しわ率が向上していること
が確認された。また実施例7、8は比較例11に比
してキセノンランプによる紫外線照射200時間、
殺菌灯による紫外線照射30時間の過酷な条件下で
優れた黄変防止効果を有することが確認された。 (発明の効果) このように本発明によるときは、五員環型メチ
ロール化合物のエチレン尿素と、ブロツク化ウレ
タン・オリゴマーの熱反応型水溶性ウレタンとか
ら成る複合加工剤で絹織物に樹脂加工を施すよう
にしたので、処理加工された絹織物の防しわ率を
著しく向上させることが出来、しかも従来のチオ
尿素−ホルマリン初期化合物と同等の優れた黄変
防止効果が得られる絹織物のしわおよび黄変防止
加工方法を提供出来る効果がある。
ノンランプ試験はキセノンアークランプによる紫
外線照射200時間、また殺菌灯試験は強い紫外線
を発生する殺菌灯(主波長253.7nm)による紫外
線照射30時間における測定値である。 表−6から明らかなように本発明実施例7、8
は比較例11に比して防しわ率が向上していること
が確認された。また実施例7、8は比較例11に比
してキセノンランプによる紫外線照射200時間、
殺菌灯による紫外線照射30時間の過酷な条件下で
優れた黄変防止効果を有することが確認された。 (発明の効果) このように本発明によるときは、五員環型メチ
ロール化合物のエチレン尿素と、ブロツク化ウレ
タン・オリゴマーの熱反応型水溶性ウレタンとか
ら成る複合加工剤で絹織物に樹脂加工を施すよう
にしたので、処理加工された絹織物の防しわ率を
著しく向上させることが出来、しかも従来のチオ
尿素−ホルマリン初期化合物と同等の優れた黄変
防止効果が得られる絹織物のしわおよび黄変防止
加工方法を提供出来る効果がある。
第1図は本発明加工方法の実施例並びにその比
較例の絹布の黄色度を示す特性曲線図、第2図は
本発明加工方法の実施例並びにその比較例の絹布
の白色度を示す特性曲線図である。
較例の絹布の黄色度を示す特性曲線図、第2図は
本発明加工方法の実施例並びにその比較例の絹布
の白色度を示す特性曲線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 [式中、Xは水素基(−H)あるいは水酸基(−
OH)である。]で示される五員環型メチロール
化合物のエチレン尿素と、 一般式〜00CNH〜NCOで示されるブロツク化
ウレタン・オリゴマーの熱反応型水溶液ウレタン
とから成る複合加工剤を用いて、絹織物に樹脂加
工を施すことを特徴とする絹織物のしわおよび黄
変防止加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19907787A JPS6445871A (en) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | Processing method for preventing wrinkles and yellowing of fabric |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19907787A JPS6445871A (en) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | Processing method for preventing wrinkles and yellowing of fabric |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6445871A JPS6445871A (en) | 1989-02-20 |
| JPH0149826B2 true JPH0149826B2 (ja) | 1989-10-26 |
Family
ID=16401724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19907787A Granted JPS6445871A (en) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | Processing method for preventing wrinkles and yellowing of fabric |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6445871A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011078068A1 (ja) * | 2009-12-24 | 2011-06-30 | コニカミノルタIj株式会社 | インクジェット捺染用布帛前処理剤、布帛の前処理方法及びテキスタイルプリント方法 |
-
1987
- 1987-08-11 JP JP19907787A patent/JPS6445871A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6445871A (en) | 1989-02-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |