JPH0153870B2 - - Google Patents
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- JPH0153870B2 JPH0153870B2 JP10090483A JP10090483A JPH0153870B2 JP H0153870 B2 JPH0153870 B2 JP H0153870B2 JP 10090483 A JP10090483 A JP 10090483A JP 10090483 A JP10090483 A JP 10090483A JP H0153870 B2 JPH0153870 B2 JP H0153870B2
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- acetal
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式〔〕
〔式中Rは低級アルキル基を示す〕
で表わされるアルギニナールジ低級アルキルアセ
タールに関する。
タールに関する。
本発明のアルギニナールジ低級アルキルアセタ
ールは各種プロテアーゼ阻害剤、アフイニテイー
クロマトグラフイー用の基質の原料として有用で
ある。
ールは各種プロテアーゼ阻害剤、アフイニテイー
クロマトグラフイー用の基質の原料として有用で
ある。
ある種の放線菌(ストレプトミセス・ロゼウス
MA839−A1;FERM−P3017)によつて生産さ
れるロイペプチン(アセチル及びプロピオニル−
ロイシル−ロイシル−アルギニナール)が種々の
セリンプロテアーゼ、チオールプロテアーゼに対
して強い阻害作用を有していることはすでに梅
沢、青柳らにより明らかにされている。〔ザ・ジ
ヤーナル オブ アンチバイオチツクス22巻、
283ページ(1969年)他〕。このようなロイペプチ
ンに含まれているアルギニナールに着目し、その
アミノ酸配列をモデルとしたアルギニナール誘導
体がいくつか製造されており、いずれもプロテア
ーゼ阻害作用を有することが知られており(エン
ザイム インヒビターズ オブ マイクロバイア
ルオリジン、23ページ、梅沢浜夫著、東大出版
会、1972)、又、アフイニテイークロマトグラフ
イー用の基質として使用しうることも知られてい
る(特開昭55−37185号)。
MA839−A1;FERM−P3017)によつて生産さ
れるロイペプチン(アセチル及びプロピオニル−
ロイシル−ロイシル−アルギニナール)が種々の
セリンプロテアーゼ、チオールプロテアーゼに対
して強い阻害作用を有していることはすでに梅
沢、青柳らにより明らかにされている。〔ザ・ジ
ヤーナル オブ アンチバイオチツクス22巻、
283ページ(1969年)他〕。このようなロイペプチ
ンに含まれているアルギニナールに着目し、その
アミノ酸配列をモデルとしたアルギニナール誘導
体がいくつか製造されており、いずれもプロテア
ーゼ阻害作用を有することが知られており(エン
ザイム インヒビターズ オブ マイクロバイア
ルオリジン、23ページ、梅沢浜夫著、東大出版
会、1972)、又、アフイニテイークロマトグラフ
イー用の基質として使用しうることも知られてい
る(特開昭55−37185号)。
このようなアルギニナール誘導体は、従来発酵
法により、又合成的にはアルギニンを原料として
製造されていた。
法により、又合成的にはアルギニンを原料として
製造されていた。
しかし、発酵法による場合は所望のアミノ酸配
列のアルギニナール誘導体を得ることはできな
い。又、アルギニンを原料とする方法は、例えば
アルギニンのカルボン酸基及びグアニジノ基のア
ミノ基を保護した後、反応、カルボン酸の保護基
除去、還元、アミノ基の保護基除去と極めて煩雑
な方法である。
列のアルギニナール誘導体を得ることはできな
い。又、アルギニンを原料とする方法は、例えば
アルギニンのカルボン酸基及びグアニジノ基のア
ミノ基を保護した後、反応、カルボン酸の保護基
除去、還元、アミノ基の保護基除去と極めて煩雑
な方法である。
しかるに本発明のアルギニナールジアルキルア
セタールを原料とする通常のペプチド化学の手法
によりアミノ酸やペプチドと直接反応させること
ができるので、極めて容易に所望のアミノ酸配列
のアルギニナール誘導体を得ることができるとい
う特徴を有する。
セタールを原料とする通常のペプチド化学の手法
によりアミノ酸やペプチドと直接反応させること
ができるので、極めて容易に所望のアミノ酸配列
のアルギニナール誘導体を得ることができるとい
う特徴を有する。
本発明において、低級アルキル基はC1〜C6の
アルキル基、好ましくはC3〜C5のアルキル基で
ある。
アルキル基、好ましくはC3〜C5のアルキル基で
ある。
本発明化合物としては例えばアルギニナールの
ジ−n−プロピルアセタール、ジ−n−ブチルア
セタール、ジ−n−ペンチルアセタールなどがあ
げられる。
ジ−n−プロピルアセタール、ジ−n−ブチルア
セタール、ジ−n−ペンチルアセタールなどがあ
げられる。
次に本発明化合物の製法について説明する。
本発明化合物はロイペプチンのジアルキルアセ
タールにα−キモトリプシンや種々の酵素の混在
する市販のプロナーゼE (科研製薬(株)製)を37
℃付近で60〜100時間程度作用させた後シリカゲ
ルを担体としたカラムクロマトグラフイーに吸着
させ、次いで溶出することにより得ることができ
る。又、ロイペプチンのジアルキルアセタールに
サーモライシンを作用させて得られるロイシルア
ルギニナールジアルキルアセタールに、アミノペ
プチダーゼMのようなエキソペプチダーゼを作用
させることによつても同様に得ることができる。
タールにα−キモトリプシンや種々の酵素の混在
する市販のプロナーゼE (科研製薬(株)製)を37
℃付近で60〜100時間程度作用させた後シリカゲ
ルを担体としたカラムクロマトグラフイーに吸着
させ、次いで溶出することにより得ることができ
る。又、ロイペプチンのジアルキルアセタールに
サーモライシンを作用させて得られるロイシルア
ルギニナールジアルキルアセタールに、アミノペ
プチダーゼMのようなエキソペプチダーゼを作用
させることによつても同様に得ることができる。
かくして得られたアルギニナールジアルキルア
セタールは、これ自体酸性基を有する樹脂に固定
した後加水分解してアルギニナールとすることに
よりトリプシン等のアフイニテイー樹脂になり得
るが、そのα−アミノ基にアミノ酸、ペプチドな
どを導入することにより、目的のプロテアーゼに
対する親和性の強いアフイニテイークロマト用の
基質を得ることができる。例えばアルギニナール
のα−アミノ基にフエニルアラニンを導入すると
カリクレインに対して極めて親和性が高い基質と
なる。
セタールは、これ自体酸性基を有する樹脂に固定
した後加水分解してアルギニナールとすることに
よりトリプシン等のアフイニテイー樹脂になり得
るが、そのα−アミノ基にアミノ酸、ペプチドな
どを導入することにより、目的のプロテアーゼに
対する親和性の強いアフイニテイークロマト用の
基質を得ることができる。例えばアルギニナール
のα−アミノ基にフエニルアラニンを導入すると
カリクレインに対して極めて親和性が高い基質と
なる。
本発明のアルギニナールジアルキルアセタール
を利用してペプチド性アルギニナールを合成する
利点としては、(i)グアニジノ基中のアミノ基の保
護を必要としないこと、(ii)合成後、緩和な酸水解
でアセタールをアルデヒド基にすることができる
ことなどがあげられる。
を利用してペプチド性アルギニナールを合成する
利点としては、(i)グアニジノ基中のアミノ基の保
護を必要としないこと、(ii)合成後、緩和な酸水解
でアセタールをアルデヒド基にすることができる
ことなどがあげられる。
本発明のアルギニナールジアルキルアセタール
にアミノ酸残基等を導入するには、ペプチド化学
で一般的に使用されている方法、例えば (1) 酸ハライド法 (2) N−ヒドロキシスクシンイミド、p−ニトロ
フエノール、ペンタクロロフエノールなどを用
いる活性エステル法 (3) ジシクロヘキシルカルボジイミド、ジメチル
アミノプロピルカルボジイミドなどを用いるカ
ルボジイミド法 (4) ジフエニルリン酸アジド、N−エトキシカル
ボニル−2−エトキシジヒドロキノリン、N−
エチル−5−フエニルイソオキサゾリウム−
3′−スルホネート6−クロロ−1−p−クロロ
ベンゼンスルホニルオキシベンゾトリアゾール
などの縮合剤を用いる方法 (5) クロルギ酸エチル、クロルギ酸イソブチルな
どを用いる混合酸無水物法 (6) アジド法 などの方法を利用すればよい。
にアミノ酸残基等を導入するには、ペプチド化学
で一般的に使用されている方法、例えば (1) 酸ハライド法 (2) N−ヒドロキシスクシンイミド、p−ニトロ
フエノール、ペンタクロロフエノールなどを用
いる活性エステル法 (3) ジシクロヘキシルカルボジイミド、ジメチル
アミノプロピルカルボジイミドなどを用いるカ
ルボジイミド法 (4) ジフエニルリン酸アジド、N−エトキシカル
ボニル−2−エトキシジヒドロキノリン、N−
エチル−5−フエニルイソオキサゾリウム−
3′−スルホネート6−クロロ−1−p−クロロ
ベンゼンスルホニルオキシベンゾトリアゾール
などの縮合剤を用いる方法 (5) クロルギ酸エチル、クロルギ酸イソブチルな
どを用いる混合酸無水物法 (6) アジド法 などの方法を利用すればよい。
以上の様な方法によりアミノ酸等の残基の導入
された化合物の精製はグアニジド基を含む化合物
の特徴として結晶化が困難なためシリカゲルを担
体としたカラムクロマトグラフイーで処理する方
法が簡便かつ効率的である。さらに必要に応じて
アミノ基の保護基ベンジルオキシカルボニル基
は、例えばメタノール等の溶媒中パラジウム黒な
どを用いる接触還元で除去すればよい。又、アセ
タールをアルデヒド基にするには、加水分解によ
り行えるが、水に不溶の場合には、メタノール、
エタノール、アセトン、アセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミドの様な水と混和する溶媒を用い、
塩酸、硫酸の様な鉱酸を用いて10〜60℃、好まし
くは25〜40℃で数時間反応させればよい。この場
合用いる酸の濃度は特に限定されないが、0.3〜
0.5規定になる様に調整することが好ましい。シ
リカゲルを担体とした薄層クロマトグラフイーで
原料の消失が認められた後、過剰の酸は弱塩基性
イオン交換樹脂、例えばDowex WGRで除去し
た後凍結乾燥等により目的とする化合物の塩を得
ることができる。
された化合物の精製はグアニジド基を含む化合物
の特徴として結晶化が困難なためシリカゲルを担
体としたカラムクロマトグラフイーで処理する方
法が簡便かつ効率的である。さらに必要に応じて
アミノ基の保護基ベンジルオキシカルボニル基
は、例えばメタノール等の溶媒中パラジウム黒な
どを用いる接触還元で除去すればよい。又、アセ
タールをアルデヒド基にするには、加水分解によ
り行えるが、水に不溶の場合には、メタノール、
エタノール、アセトン、アセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミドの様な水と混和する溶媒を用い、
塩酸、硫酸の様な鉱酸を用いて10〜60℃、好まし
くは25〜40℃で数時間反応させればよい。この場
合用いる酸の濃度は特に限定されないが、0.3〜
0.5規定になる様に調整することが好ましい。シ
リカゲルを担体とした薄層クロマトグラフイーで
原料の消失が認められた後、過剰の酸は弱塩基性
イオン交換樹脂、例えばDowex WGRで除去し
た後凍結乾燥等により目的とする化合物の塩を得
ることができる。
このようにして得られた化合物のアセタールを
加水分解してアルデヒドにすることにより種々の
プロテアーゼの阻害剤を得ることができる。
加水分解してアルデヒドにすることにより種々の
プロテアーゼの阻害剤を得ることができる。
この加水分解は例えばPH1〜4好ましくは2〜
3の酸又は緩衝液を用い、20〜50℃好ましくは30
〜45℃、24時間〜120時間好ましくは48〜96時間
反応させればよい。用いる緩衝剤としては特に制
限はなく、塩酸、リン酸等の鉱酸及び酒石酸、ク
エン酸、乳酸、コハク酸、酢酸等の有機酸とこれ
らのナトリウム、カリウム塩からなる組成のもの
等があげられる。
3の酸又は緩衝液を用い、20〜50℃好ましくは30
〜45℃、24時間〜120時間好ましくは48〜96時間
反応させればよい。用いる緩衝剤としては特に制
限はなく、塩酸、リン酸等の鉱酸及び酒石酸、ク
エン酸、乳酸、コハク酸、酢酸等の有機酸とこれ
らのナトリウム、カリウム塩からなる組成のもの
等があげられる。
このようにして得られる化合物としては例えば
フエニルアラニルアルギニナール、N−ベンジル
オキシカルボニル−プロリル−アルギニナールな
どがあげられる。
フエニルアラニルアルギニナール、N−ベンジル
オキシカルボニル−プロリル−アルギニナールな
どがあげられる。
一方、アセタール化されているアルギニナール
誘導体を樹脂に結合させるためには、アミノ基の
保護基をペプチド化学で汎用される方法で除去し
た後、アミノ基を官能基として利用することによ
り種々の酸性基を有する水不溶性担体に結合させ
ればよい。本発明で使用される水不溶性担体とし
ては特に制限はなく例えばメタクリル酸−ジビニ
ルベンゼン共重合体などの酸性基を有するイオン
交換樹脂、カルボキシメチル基を有するセルロー
ス誘導体、さらにはセフアロース、アガロース、
デキストラン等の高分子多糖体にカルボン酸やス
ルホン酸の様な酸性基を導入したものがあげられ
る。
誘導体を樹脂に結合させるためには、アミノ基の
保護基をペプチド化学で汎用される方法で除去し
た後、アミノ基を官能基として利用することによ
り種々の酸性基を有する水不溶性担体に結合させ
ればよい。本発明で使用される水不溶性担体とし
ては特に制限はなく例えばメタクリル酸−ジビニ
ルベンゼン共重合体などの酸性基を有するイオン
交換樹脂、カルボキシメチル基を有するセルロー
ス誘導体、さらにはセフアロース、アガロース、
デキストラン等の高分子多糖体にカルボン酸やス
ルホン酸の様な酸性基を導入したものがあげられ
る。
これらの水不溶性担体とアセタール化されてい
るアルギニナール誘導体を結合させる方法として
は、一般的にアフイニテイー樹脂を作成する時に
用いられる様な方法、例えばカルボキシアルキル
誘導体をスペーサーにもつアガロースに水溶性カ
ルボジイミドを作用させる方法、CHセフアロー
ス (フアルマシア社製)に水溶性カルボジイミ
ドを作用させる方法、あるいは市販の活性化され
ているCH−セフアロース (フアルマシア社
製)等を利用するのが有効である。
るアルギニナール誘導体を結合させる方法として
は、一般的にアフイニテイー樹脂を作成する時に
用いられる様な方法、例えばカルボキシアルキル
誘導体をスペーサーにもつアガロースに水溶性カ
ルボジイミドを作用させる方法、CHセフアロー
ス (フアルマシア社製)に水溶性カルボジイミ
ドを作用させる方法、あるいは市販の活性化され
ているCH−セフアロース (フアルマシア社
製)等を利用するのが有効である。
得られた化合物は、アセタール部分を先に述べ
た方法で加水分解することにより容易にアルギニ
ナールとすることができる。
た方法で加水分解することにより容易にアルギニ
ナールとすることができる。
このようにして得られるものとしては例えばフ
エニルアラニル−アルギニナールセフアロースな
どがあげられる。
エニルアラニル−アルギニナールセフアロースな
どがあげられる。
以下実施例について本発明を具体的に説明す
る。
る。
なお実施例における薄層クロマトグラフイーの
Rf値はすべてメルク社製薄層板、シリカゲル
60F254プレート0.25mmを使用し、展開溶媒n−ブ
タノール;酢酸ブチル;酢酸;水=4:2:1:
1で展開し、測定した。
Rf値はすべてメルク社製薄層板、シリカゲル
60F254プレート0.25mmを使用し、展開溶媒n−ブ
タノール;酢酸ブチル;酢酸;水=4:2:1:
1で展開し、測定した。
施光度の測定は水銀ランプ578nmで行つた。
また化合物の確認はフイールドデソープシヨン
マススペクトロメトリーで行つた。
マススペクトロメトリーで行つた。
実施例 1
D,L−アルギニナールジブチルアセタール塩
酸塩の調製 特開昭55−37185に記載した方法で得られたロ
イペプチンジブチルアセタール塩酸塩25gを0.02
モル塩化カルシウムおよび0.02モル塩化マンガン
を含む0.1モルN−エチルモルホリン−塩酸緩衝
液(PH8.0、1000ml)に懸濁させ次いでプロナー
ゼEを1.25g添加して37℃で72時間撹拌を行つ
た。反応液をHP20 (500ml)に通導し、水洗
後50%エタノールで溶出を行い坂口試薬陽性画分
を分取してアルギニナールジブチルアセタール塩
酸塩4.8gを得た。
酸塩の調製 特開昭55−37185に記載した方法で得られたロ
イペプチンジブチルアセタール塩酸塩25gを0.02
モル塩化カルシウムおよび0.02モル塩化マンガン
を含む0.1モルN−エチルモルホリン−塩酸緩衝
液(PH8.0、1000ml)に懸濁させ次いでプロナー
ゼEを1.25g添加して37℃で72時間撹拌を行つ
た。反応液をHP20 (500ml)に通導し、水洗
後50%エタノールで溶出を行い坂口試薬陽性画分
を分取してアルギニナールジブチルアセタール塩
酸塩4.8gを得た。
〔α〕25 578+0.5゜(C=0、8、酢酸)
m.p.164〜166℃
FD−MS;289(M+H)+
実施例 2
D,L−アルギニナールジブチルアセタール塩
酸塩の調製 実施例1と同様に、ロイペプチンジブチルアセ
タール塩酸塩500mgを0.02モル塩化カルシウム及
び0.02モル塩化マンガンを含む0.1モルN−エチ
ルモルホリン−塩酸緩衝液(PH9.0、20ml)に懸
濁させ、次いでストレプトミセス・グリセウス・
プロテアーゼAを25mg添加して37℃で96時間撹拌
を行つた。反応液を実施例1と同様にHP20(10
ml)処理を行い標記粉末47mgを得た。
酸塩の調製 実施例1と同様に、ロイペプチンジブチルアセ
タール塩酸塩500mgを0.02モル塩化カルシウム及
び0.02モル塩化マンガンを含む0.1モルN−エチ
ルモルホリン−塩酸緩衝液(PH9.0、20ml)に懸
濁させ、次いでストレプトミセス・グリセウス・
プロテアーゼAを25mg添加して37℃で96時間撹拌
を行つた。反応液を実施例1と同様にHP20(10
ml)処理を行い標記粉末47mgを得た。
実施例 3
特開昭55−37185で記載した方法で得られたL
−ロイシル−D,L−アルギニナールジブチルア
セタール塩酸塩500mgを実施例1と同様の緩衝液
20mlに懸濁させ、次いでプロナーゼEを25mg添加
して37℃で72時間撹拌を行なつた後、実施例1と
同様にHP20(10ml)処理を行ない標記粉末125mg
を得た。
−ロイシル−D,L−アルギニナールジブチルア
セタール塩酸塩500mgを実施例1と同様の緩衝液
20mlに懸濁させ、次いでプロナーゼEを25mg添加
して37℃で72時間撹拌を行なつた後、実施例1と
同様にHP20(10ml)処理を行ない標記粉末125mg
を得た。
参考例 1
(1) N−ベンジルオキシカルボニル−L−フエニ
ルアラニル−D,L−アルギニナールジブチル
アセタール塩酸塩の製造 N−ベンジルオキシカルボニル−L−フエニ
ルアラニンN−ヒドロキシスクシンイミドエス
テル480mgおよび実施例1で得られたD,L−
アルギニナールジブチルアセタール塩酸塩288
mgを氷冷下50%N,N′−ジメチルホルムアミ
ド水溶液10mlに溶解し、次いで70μのトリエ
チルアミンを加えさらに室温で8時間撹拌を行
なつた。溶媒を減圧で留去した後シリカゲルを
担体としたカラムクロマトグラフイーに附しブ
タノール;酢酸ブチル;酢酸;水=4:2:
1:1(v/v)で展開しRf0.7の坂口試薬陽性
画分を減圧で濃縮し標記化合物300mgを得た。
ルアラニル−D,L−アルギニナールジブチル
アセタール塩酸塩の製造 N−ベンジルオキシカルボニル−L−フエニ
ルアラニンN−ヒドロキシスクシンイミドエス
テル480mgおよび実施例1で得られたD,L−
アルギニナールジブチルアセタール塩酸塩288
mgを氷冷下50%N,N′−ジメチルホルムアミ
ド水溶液10mlに溶解し、次いで70μのトリエ
チルアミンを加えさらに室温で8時間撹拌を行
なつた。溶媒を減圧で留去した後シリカゲルを
担体としたカラムクロマトグラフイーに附しブ
タノール;酢酸ブチル;酢酸;水=4:2:
1:1(v/v)で展開しRf0.7の坂口試薬陽性
画分を減圧で濃縮し標記化合物300mgを得た。
〔α〕29 578−8.3゜(C=0.4、AcOH)
FD−MS;m/z=570(M+H)+(100%)、
571(32.8%)、572(5.6%)、573(1.6%)、462
(4.9%)、463(1.2%) (2) N−ベンジルオキシカルボニル−L−フエニ
ルアラニル−D,L−アルギニナール塩酸塩の
製造 得られたN−ベンジルオキシカルボニル−L
−フエニルアラニル−D,L−アルギニナール
ジブチルアセタール塩酸塩100mgを1規定塩酸
(1容);アセトニトリル(2容)の混液で37
℃、2時間加水分解を行ない、水20mlを加え弱
塩基性イオン交換樹脂Dowex WGR(OHタイ
プ)で中和した。水溶液を凍結乾燥し、標記粉
末72mgを得た。
571(32.8%)、572(5.6%)、573(1.6%)、462
(4.9%)、463(1.2%) (2) N−ベンジルオキシカルボニル−L−フエニ
ルアラニル−D,L−アルギニナール塩酸塩の
製造 得られたN−ベンジルオキシカルボニル−L
−フエニルアラニル−D,L−アルギニナール
ジブチルアセタール塩酸塩100mgを1規定塩酸
(1容);アセトニトリル(2容)の混液で37
℃、2時間加水分解を行ない、水20mlを加え弱
塩基性イオン交換樹脂Dowex WGR(OHタイ
プ)で中和した。水溶液を凍結乾燥し、標記粉
末72mgを得た。
Rf;0.43〜0.65*(展開条件は前述)
〔α〕26 578+9.0(C=0.5、MeOH)
FD−MS;m/z440(M+H)+(100%)、441
(43.1%)、442(4.9%) *参考 天然ロイペプチンRf:0.41〜0.28ロイ
ペプチンは前記薄層クロマトグラフイーの条
件で3スポツトを与える。
(43.1%)、442(4.9%) *参考 天然ロイペプチンRf:0.41〜0.28ロイ
ペプチンは前記薄層クロマトグラフイーの条
件で3スポツトを与える。
(3) L−フエニルアラニル−D,L−アルギニナ
ールセフアロースの調製 (1)で得られたN−ベンジルオキシカルボニル
−L−フエニルアラニル−D,L−アルギニナ
ールジブチルアセタール塩酸塩130mgを10mlの
メタノールに溶解しパラジウム黒を用いて4時
間接触還元を行なつた。反応終了後パラジウム
黒を除去し、溶媒を減圧で留去して、L−フエ
ニルアラニル−D,L−アルギニナールジブチ
ルアセタール塩酸塩の粉末を97mg得た。得られ
た粉末を0.1モル−モルホリノエタンスルホン
酸30mlおよび、ジオキサン30mlの混液に懸濁さ
せ、次いでCH−セフアロース 4B(フアルマ
シア社製)20mlを加え、PHを5に調整した。次
いで37℃水浴上で撹拌しながら全量1gの水溶
性カルボジイミドを1時間にわたり加えさらに
20時間撹拌した。樹脂をグラスフイルターにう
つし、十分に水で洗滌後100mlの0.2モル−クエ
ン酸ソーダ緩衝液、PH2.5で40℃、60時間浸漬
させた。次いで緩衝液を除去し、水洗を行ない
標記樹脂20mlを得た。
ールセフアロースの調製 (1)で得られたN−ベンジルオキシカルボニル
−L−フエニルアラニル−D,L−アルギニナ
ールジブチルアセタール塩酸塩130mgを10mlの
メタノールに溶解しパラジウム黒を用いて4時
間接触還元を行なつた。反応終了後パラジウム
黒を除去し、溶媒を減圧で留去して、L−フエ
ニルアラニル−D,L−アルギニナールジブチ
ルアセタール塩酸塩の粉末を97mg得た。得られ
た粉末を0.1モル−モルホリノエタンスルホン
酸30mlおよび、ジオキサン30mlの混液に懸濁さ
せ、次いでCH−セフアロース 4B(フアルマ
シア社製)20mlを加え、PHを5に調整した。次
いで37℃水浴上で撹拌しながら全量1gの水溶
性カルボジイミドを1時間にわたり加えさらに
20時間撹拌した。樹脂をグラスフイルターにう
つし、十分に水で洗滌後100mlの0.2モル−クエ
ン酸ソーダ緩衝液、PH2.5で40℃、60時間浸漬
させた。次いで緩衝液を除去し、水洗を行ない
標記樹脂20mlを得た。
参考例 2
N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリル
−L−アルギニナール塩酸塩の製造 N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリン
N−ヒドロキシスクシンイミドエステル415mgお
よびD,L−アルギニナールジブチルアセタール
塩酸塩324mgおよびトリエチルアミン140μを実
施例2と同様に10mlの50%N,N′−ジメチルホ
ルムアミド水溶液中で反応させ、参考例1(1)と同
様な処理し、145mgの標記化合物の粉末を得た。
−L−アルギニナール塩酸塩の製造 N−ベンジルオキシカルボニル−L−プロリン
N−ヒドロキシスクシンイミドエステル415mgお
よびD,L−アルギニナールジブチルアセタール
塩酸塩324mgおよびトリエチルアミン140μを実
施例2と同様に10mlの50%N,N′−ジメチルホ
ルムアミド水溶液中で反応させ、参考例1(1)と同
様な処理し、145mgの標記化合物の粉末を得た。
Rf;0.8(実施例2と同溶媒)
〔α〕24 578−60.3゜(C=0.3、MeOH)
得られた粉末100mgを参考例1(2)と同様な処理
を行ない標記粉末73mgを得た。
を行ない標記粉末73mgを得た。
Rf;0.53〜0.41
〔α〕26 578−77.7゜(C=0.5、MeOH)
FD−MS;m/z=390(M+H)+(100%)、391
(26.7%)、372(21.6%) 実験例 1 参考例1により調製したプロテアーゼ吸着体10
mlをカラムに充填し、PH7.5に調整した0.1M塩化
ナトリウムを含む、0.1Mトリスヒドロキシメタ
ン−塩酸緩衝液で充分に緩衝化を行なつた。その
後PH7.5に調整した力価782カリクレイン単位の粗
製人尿カリクレイン(比活性2.4カリクレイン単
位/mg蛋白)含有溶液をカラムに通過させ、該吸
着体に人尿カリクレインを吸着させた。次いで上
記緩衝液でカラムを洗滌した後、10mMのロイペ
プチンを含む上記緩衝液を用いてカラムに吸着し
た人尿カリクレインを脱着させ、次いで溶出液に
20mM相当の水素化ホウ素ナトリウムを加えて、
活性測定を行ない力価564カリクレイン単位(比
活性54.2カリクレイン単位/mg蛋白)を得た。回
収率は、72%であり、比活性は約23倍上昇した。
(26.7%)、372(21.6%) 実験例 1 参考例1により調製したプロテアーゼ吸着体10
mlをカラムに充填し、PH7.5に調整した0.1M塩化
ナトリウムを含む、0.1Mトリスヒドロキシメタ
ン−塩酸緩衝液で充分に緩衝化を行なつた。その
後PH7.5に調整した力価782カリクレイン単位の粗
製人尿カリクレイン(比活性2.4カリクレイン単
位/mg蛋白)含有溶液をカラムに通過させ、該吸
着体に人尿カリクレインを吸着させた。次いで上
記緩衝液でカラムを洗滌した後、10mMのロイペ
プチンを含む上記緩衝液を用いてカラムに吸着し
た人尿カリクレインを脱着させ、次いで溶出液に
20mM相当の水素化ホウ素ナトリウムを加えて、
活性測定を行ない力価564カリクレイン単位(比
活性54.2カリクレイン単位/mg蛋白)を得た。回
収率は、72%であり、比活性は約23倍上昇した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中Rは低級アルキル基を示す〕 で表わされるアルギニナールジ低級アルキルアセ
タール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090483A JPS59227855A (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | アルギニナ−ルジ低級アルキルアセタ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090483A JPS59227855A (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | アルギニナ−ルジ低級アルキルアセタ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59227855A JPS59227855A (ja) | 1984-12-21 |
| JPH0153870B2 true JPH0153870B2 (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=14286327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10090483A Granted JPS59227855A (ja) | 1983-06-08 | 1983-06-08 | アルギニナ−ルジ低級アルキルアセタ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59227855A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0778038B2 (ja) * | 1989-01-18 | 1995-08-23 | 日東紡績株式会社 | L―アルギニナールジ低級アルキルアセタールの製造法 |
-
1983
- 1983-06-08 JP JP10090483A patent/JPS59227855A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59227855A (ja) | 1984-12-21 |
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