JPH0154355B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0154355B2 JPH0154355B2 JP54123159A JP12315979A JPH0154355B2 JP H0154355 B2 JPH0154355 B2 JP H0154355B2 JP 54123159 A JP54123159 A JP 54123159A JP 12315979 A JP12315979 A JP 12315979A JP H0154355 B2 JPH0154355 B2 JP H0154355B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- general formula
- ethylene
- methylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Cephalosporin Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は、一般式()
(式中、Aはメチレン基又はエチレン基であ
り、BはAがメチレン基のときエチレン基であ
り、Aがエチレン基のときメチレン基又はエチレ
ン基であり、R1は1−メチル−1H−テトラゾー
ル−5−イルチオ基又は4−カルバモイルピリジ
ニウム−1−イル基である) で表わされる新規セフアマイシン誘導体及びその
薬理上許容される塩並びに製造法に関するもので
ある。 本発明の前記一般式()を有するセフアマイ
シン誘導体又はその塩は新規化合物であり、すぐ
れた抗菌作用を有し、医薬として有用な化合物で
ある。セフアマイシン系化合物は、β−ラクタメ
ース産生菌に安定なセフアロスポリンとしてこれ
迄多くの誘導体が製造されてきたが、これらの公
知の化合物の中には、広い範囲、特にグラム陽性
及びグラム陰性の多くの菌に対して強い殺菌力を
示すものは極めて少ない。 本発明は、セフアマイシン誘導体の中に殺菌力
の優れた化合物を見出す目的で研究を重ねた結
果、前記一般式()で示される新規化合物が公
知のセフアマイシン誘導体が示すことができなか
つた優れた抗菌活性を有することを見い出し、本
発明を完成させた。 本発明の一般式()を有する化合物の薬理上
許容しうる塩としては、ナトリウム塩のようなア
ルカリ金属塩、L−リジン塩のような塩基性アミ
ノ酸塩が好適に存在し得る。7位未満アミノ酸は
D体とL体の2つの立体異性体の存在が可能であ
るが、本発明はこの両方の場合を含有する。抗菌
力は一般にD体の方が強い。 本発明の一般式()を有する化合物の具体例
としては次のような化合物があげられる。7β−
(3D−3−アミノ−3−カルボキシプロピルチオ
アセトアミド)−7α−メトキシ−3−(1−メチ
ル−1H−テトラゾール−5−イル)チオメチル
−3−セフエム−4−カルボン酸、7β−(3D−3
−アミノ−3−カルボキシプロピルチオアセトア
ミド)−7α−メトキシ−3−(p−カルバモイル
−ピリジウム)メチル−3−セフエム−4−カル
ボン酸、7β−(2D−2−アミノ−2−カルボキシ
エチルチオプロピオンアミド)−7α−メトキシ−
3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イ
ル)チオメチル−3−セフエム−4−カルボン
酸、7β−(3D−3−アミノ−3−カルボキシプロ
ピルチオプロピオンアミド)−7α−メトキシ−3
−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)
チオメチル−3−セフエム−4−カルボン酸。 本発明の一般式()を有する化合物は、広範
囲の病原菌に対して優れた抗菌作用を示すが、そ
の一例をあげれば、次表の如くである。
り、BはAがメチレン基のときエチレン基であ
り、Aがエチレン基のときメチレン基又はエチレ
ン基であり、R1は1−メチル−1H−テトラゾー
ル−5−イルチオ基又は4−カルバモイルピリジ
ニウム−1−イル基である) で表わされる新規セフアマイシン誘導体及びその
薬理上許容される塩並びに製造法に関するもので
ある。 本発明の前記一般式()を有するセフアマイ
シン誘導体又はその塩は新規化合物であり、すぐ
れた抗菌作用を有し、医薬として有用な化合物で
ある。セフアマイシン系化合物は、β−ラクタメ
ース産生菌に安定なセフアロスポリンとしてこれ
迄多くの誘導体が製造されてきたが、これらの公
知の化合物の中には、広い範囲、特にグラム陽性
及びグラム陰性の多くの菌に対して強い殺菌力を
示すものは極めて少ない。 本発明は、セフアマイシン誘導体の中に殺菌力
の優れた化合物を見出す目的で研究を重ねた結
果、前記一般式()で示される新規化合物が公
知のセフアマイシン誘導体が示すことができなか
つた優れた抗菌活性を有することを見い出し、本
発明を完成させた。 本発明の一般式()を有する化合物の薬理上
許容しうる塩としては、ナトリウム塩のようなア
ルカリ金属塩、L−リジン塩のような塩基性アミ
ノ酸塩が好適に存在し得る。7位未満アミノ酸は
D体とL体の2つの立体異性体の存在が可能であ
るが、本発明はこの両方の場合を含有する。抗菌
力は一般にD体の方が強い。 本発明の一般式()を有する化合物の具体例
としては次のような化合物があげられる。7β−
(3D−3−アミノ−3−カルボキシプロピルチオ
アセトアミド)−7α−メトキシ−3−(1−メチ
ル−1H−テトラゾール−5−イル)チオメチル
−3−セフエム−4−カルボン酸、7β−(3D−3
−アミノ−3−カルボキシプロピルチオアセトア
ミド)−7α−メトキシ−3−(p−カルバモイル
−ピリジウム)メチル−3−セフエム−4−カル
ボン酸、7β−(2D−2−アミノ−2−カルボキシ
エチルチオプロピオンアミド)−7α−メトキシ−
3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イ
ル)チオメチル−3−セフエム−4−カルボン
酸、7β−(3D−3−アミノ−3−カルボキシプロ
ピルチオプロピオンアミド)−7α−メトキシ−3
−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)
チオメチル−3−セフエム−4−カルボン酸。 本発明の一般式()を有する化合物は、広範
囲の病原菌に対して優れた抗菌作用を示すが、そ
の一例をあげれば、次表の如くである。
【表】
【表】
従つて、本発明の一般式()を有する化合物
は、細菌性疾患を治療するための医薬として有用
である。この目的のための投与形態としては、一
般には、静脈内もしくは筋肉注射又は、坐薬等に
よる非経口投与が好ましいが、錠剤、散剤、カプ
セル剤、シロツプ剤等による経口投与も可能であ
る。 本発明の一般式()を有する化合物は、公知
の方法例えば、公開特許公報昭53−141291号に記
載されている方法に準じて得られる一般式
(): (式中、A及びR1は上述の意味を表し、Zは
ハロゲン原子である) を有する化合物又はその塩に、一般式(): (式中、Bは上述の意味を表す) を有する化合物又はその塩を反応させて得られ
る。 式()におけるハロゲン原子としては、塩
素、臭素又はよう素が用いられるが、特に塩素、
臭素が好適である。 本発明において、前記一般式()で示される
化合物より前記式()で示される化合物を生成
させる反応は、通常不活性溶媒中、酸結合剤の存
在下で前記式()で示される化合物を作用させ
ることによつて実施することができる。この反応
に使用される溶媒としては、反応に関与しない溶
媒であれば特に限定なく使用できるが、水、メタ
ノール、アセトン等が好適である。酸結合剤であ
る炭酸水素アルカリ金属塩、トリアルキルアミ
ン、又はピリジン等の塩基を添加することによ
り、ほぼ中性条件下、室温又はそれ以下の温度で
両者は反応し、前記の式()で示される化合物
が得られる。反応に要する時間は、主にハロゲン
活性度、酸結合剤及び溶媒によつて異なるが、多
くの場合1〜5時間で反応が終了する。 本発明の化合物である一般式()を有する化
合物を製造する別法として、公知の方法、例えば
文献:ジヤーナル・オブ・アンテイバイオテイツ
クス29巻、554頁に記載の方法を適用して得られ
る式(): (式中、R1は上述の意味を表し、R2は脱離可
能なカルボキシル基の保護基である) を有する化合物に、式(): (式中、X1は脱離可能なアミノ基の保護基を
表し、X2は脱離可能なカルボキシル基の保護基
を表し、A及びBは上述の意味を表し、YはOH
基又はカルボン酸を活性誘導体とする原子もしく
は原子団である) で表わされる化合物を反応させた後、X1及びX2
を脱離することによつて得られる。 一般式()の化合物は式() (式中、X1,X2及びBは上述の意味を表す) の化合物に式() Z−(A)−COOH () (式中、Zはハロゲン原子を表し、Aは上述の
意味を表す) を反応させた後、チオニルクロライドのような酸
ハロゲン化剤、またはクロル炭酸エチルのような
混合酸無水物を作用させることによつて得られ
る。式()のX1はt−ブトキシカルボニル、
トリクロロエトキシカルボニル基のようなアミノ
基の保護器、X2及び式()のR2はジフエニル
メチル、トリクロロエチル等のカルボキシル基の
保護基であり、公知の方法によつて導入及び脱離
が可能である。式()のZのハロゲン原子は塩
素、臭素、ヨウ素で、特に臭素が好適である。 本発明において、前記一般式()で示される
化合物より前記()で示される化合物を生成さ
せる反応は、通常不活性溶媒中、アミド結合の形
成条件で、前記式()を有する化合物を作用さ
せることによつて実施することができる。この反
応に使用される溶媒としては反応に関与しない溶
媒であれば特に限定なく使用できる。例えばジク
ロルメタン、クロロホルム、ベンゼン、ジメチル
ホルムアミド等の有機溶媒が使用される。式
()の化合物が酸ハロゲナイドの場合には、酸
結合剤としてトリアルキルアミン、ピリジン等の
塩基の存在下室温又はそれ以下の温度で両者が反
応し、アミノ基、カルボキシル基の保護基を脱離
すれば、前記の式()で示される化合物が得ら
れる。反応に要する時間は主に、カルボン酸誘導
体の活性度によつて異なるが、多くの場合、1〜
5時間で反応が完了する。 式()のYがOH基の化合物の場合は、N,
N′−ジシクロヘキシルカルボジイミドのような
脱水縮合剤の存在下、式()の化合物と反応さ
せることによつて、式()で示される化合物が
得られる。 以上の如くして得られた一般式()で示され
る化合物は、反応混合物より常法によつて採取さ
れる。例えば、反応混合物を水で希釈して吸着レ
ジン又は活性炭に吸着させ、含水有機溶媒で溶出
して精製することができる。又必要があればセフ
アデツクスLH−20又はG−10(フアーマシア社
製)、ダイヤイオンHP−20(三菱化成製)のカラ
ムクロマトグラフイによつて精製、単離すること
が出来る。 本発明の方法で得られる一般式()で示され
る化合物はすべて新規化合物である。 次に本発明の実施例を示すが本発明はこれらに
よつてなんら限定されるものではない。 実施例 1 7β−ブロモアセトアミド−7α−メトキシ−3
−(1H−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)
チオメチル−3−セフエム−4−カルボン酸960
mgを水20mlに懸濁し、炭酸水素ナトリウムを加え
てPH7として溶解させた。 D−ホモシステイン300mgを加えてPHを7から
7.5に保ちつつ、室温で1.5時間反応させた。 反応終了後、反応液のPHを5.5〜6.0に調整し、
少量に濃縮し、ダイヤイオンHP−20(三菱化成
製)150mlを充填したカラム(2×68cm)に吸着
させ、水で溶離した。目的物を含有するフラクシ
ヨンを集めて濃縮後、凍結乾燥して7β−(3D−3
−アミノ−3−カルボキシプロピルチオアセトア
ミド)−7α−メトキシ−3−(1−メチル−1H−
テトラゾール−5−イル)チオメチル−3−セフ
エム−4−カルボン酸ナトリウム塩390mgを得た。 シリカゲル薄層クロマトにおけるRf値:0.39
(n−ブタノール−酢酸−水=2:1:1) 実施例 2 7β−ブロモアセトアミド−7α−メトキシ−3
(p−カルバモイルピリジニウム)メチル−3−
セフエム−4−カルボン酸1.45gを水30mlに溶解
し、DL−ホモシステイン450mgを加え、溶液のPH
を7.0に維持し、室温で2時間反応させた。反応
終了後、実施例1と同様に処理して、7β−(3DL
−3−アミノ−3−カルボキシプロピルチオアセ
トアミド)−7α−メトキシ−3−(p−カルバモ
イルピリジニウム)メチル−3−セフエム−4−
カルボン酸600mgを得た。 シリカゲル薄層クロマトグラフイーにおける
Rf値:0.25(n−ブタノール:酢酸:水=2:
1:1) 実施例 3 7β−2−ブロモプロピオンアミド−7α−メト
キシ−3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5
−イル)チオメチル−3−セフエム−4−カルボ
ン酸500mgを水10mlに懸濁し、炭酸水素ナトリウ
ムを加え、PHを7.0に調整したのち、D−システ
イン塩酸塩210mgを加え、反応液のPHを7.0から
7.5に保ちながら室温で2時間反応させた。反応
終了後、反応液のPHを6.0に調整し、少量に濃縮
して実施例1と同様に処理して7β−{2−(2D−
2−アミノ−2−カルボキシエチルチオ)プロピ
オンアミド}−7α−メトキシ−3−(1−メチル
−1H−テトラゾール−5−イル)チオメチル−
3−セフエム−4−カルボン酸ナトリウム塩230
mgを得た。 シリカゲル薄層クロマトグラフイーのRf値:
0.4(展開溶媒n−ブタノール:酢酸:水=2:
1:1) 実施例 4 7β−ブロモプロピオンアミド−7α−メトキシ
−3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イ
ル)チオメチル−3−セフエム−4−カルボン酸
980mgを水20mlに懸濁し、炭酸水素ナトリウムを
加えPH7.0として溶解したのち、D−ホモシステ
イン325mgを加え、反応液のPHを7.0〜7.5に維持
し、2時間反応させた。反応液を実施例1と同様
に処理して、7β−(3D−3−アミノ−3−カルボ
キシプロピルチオプロピオンアミド)−7α−メト
キシ−3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5
−イル)−チオメチル−3−セフエム−4−カル
ボン酸ナトリウム塩410mgを得た。 シリカゲル薄層クロマトグラフイーのRf値:
0.43(展開溶媒n−ブタノール:酢酸:水=2:
1:1)。
は、細菌性疾患を治療するための医薬として有用
である。この目的のための投与形態としては、一
般には、静脈内もしくは筋肉注射又は、坐薬等に
よる非経口投与が好ましいが、錠剤、散剤、カプ
セル剤、シロツプ剤等による経口投与も可能であ
る。 本発明の一般式()を有する化合物は、公知
の方法例えば、公開特許公報昭53−141291号に記
載されている方法に準じて得られる一般式
(): (式中、A及びR1は上述の意味を表し、Zは
ハロゲン原子である) を有する化合物又はその塩に、一般式(): (式中、Bは上述の意味を表す) を有する化合物又はその塩を反応させて得られ
る。 式()におけるハロゲン原子としては、塩
素、臭素又はよう素が用いられるが、特に塩素、
臭素が好適である。 本発明において、前記一般式()で示される
化合物より前記式()で示される化合物を生成
させる反応は、通常不活性溶媒中、酸結合剤の存
在下で前記式()で示される化合物を作用させ
ることによつて実施することができる。この反応
に使用される溶媒としては、反応に関与しない溶
媒であれば特に限定なく使用できるが、水、メタ
ノール、アセトン等が好適である。酸結合剤であ
る炭酸水素アルカリ金属塩、トリアルキルアミ
ン、又はピリジン等の塩基を添加することによ
り、ほぼ中性条件下、室温又はそれ以下の温度で
両者は反応し、前記の式()で示される化合物
が得られる。反応に要する時間は、主にハロゲン
活性度、酸結合剤及び溶媒によつて異なるが、多
くの場合1〜5時間で反応が終了する。 本発明の化合物である一般式()を有する化
合物を製造する別法として、公知の方法、例えば
文献:ジヤーナル・オブ・アンテイバイオテイツ
クス29巻、554頁に記載の方法を適用して得られ
る式(): (式中、R1は上述の意味を表し、R2は脱離可
能なカルボキシル基の保護基である) を有する化合物に、式(): (式中、X1は脱離可能なアミノ基の保護基を
表し、X2は脱離可能なカルボキシル基の保護基
を表し、A及びBは上述の意味を表し、YはOH
基又はカルボン酸を活性誘導体とする原子もしく
は原子団である) で表わされる化合物を反応させた後、X1及びX2
を脱離することによつて得られる。 一般式()の化合物は式() (式中、X1,X2及びBは上述の意味を表す) の化合物に式() Z−(A)−COOH () (式中、Zはハロゲン原子を表し、Aは上述の
意味を表す) を反応させた後、チオニルクロライドのような酸
ハロゲン化剤、またはクロル炭酸エチルのような
混合酸無水物を作用させることによつて得られ
る。式()のX1はt−ブトキシカルボニル、
トリクロロエトキシカルボニル基のようなアミノ
基の保護器、X2及び式()のR2はジフエニル
メチル、トリクロロエチル等のカルボキシル基の
保護基であり、公知の方法によつて導入及び脱離
が可能である。式()のZのハロゲン原子は塩
素、臭素、ヨウ素で、特に臭素が好適である。 本発明において、前記一般式()で示される
化合物より前記()で示される化合物を生成さ
せる反応は、通常不活性溶媒中、アミド結合の形
成条件で、前記式()を有する化合物を作用さ
せることによつて実施することができる。この反
応に使用される溶媒としては反応に関与しない溶
媒であれば特に限定なく使用できる。例えばジク
ロルメタン、クロロホルム、ベンゼン、ジメチル
ホルムアミド等の有機溶媒が使用される。式
()の化合物が酸ハロゲナイドの場合には、酸
結合剤としてトリアルキルアミン、ピリジン等の
塩基の存在下室温又はそれ以下の温度で両者が反
応し、アミノ基、カルボキシル基の保護基を脱離
すれば、前記の式()で示される化合物が得ら
れる。反応に要する時間は主に、カルボン酸誘導
体の活性度によつて異なるが、多くの場合、1〜
5時間で反応が完了する。 式()のYがOH基の化合物の場合は、N,
N′−ジシクロヘキシルカルボジイミドのような
脱水縮合剤の存在下、式()の化合物と反応さ
せることによつて、式()で示される化合物が
得られる。 以上の如くして得られた一般式()で示され
る化合物は、反応混合物より常法によつて採取さ
れる。例えば、反応混合物を水で希釈して吸着レ
ジン又は活性炭に吸着させ、含水有機溶媒で溶出
して精製することができる。又必要があればセフ
アデツクスLH−20又はG−10(フアーマシア社
製)、ダイヤイオンHP−20(三菱化成製)のカラ
ムクロマトグラフイによつて精製、単離すること
が出来る。 本発明の方法で得られる一般式()で示され
る化合物はすべて新規化合物である。 次に本発明の実施例を示すが本発明はこれらに
よつてなんら限定されるものではない。 実施例 1 7β−ブロモアセトアミド−7α−メトキシ−3
−(1H−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)
チオメチル−3−セフエム−4−カルボン酸960
mgを水20mlに懸濁し、炭酸水素ナトリウムを加え
てPH7として溶解させた。 D−ホモシステイン300mgを加えてPHを7から
7.5に保ちつつ、室温で1.5時間反応させた。 反応終了後、反応液のPHを5.5〜6.0に調整し、
少量に濃縮し、ダイヤイオンHP−20(三菱化成
製)150mlを充填したカラム(2×68cm)に吸着
させ、水で溶離した。目的物を含有するフラクシ
ヨンを集めて濃縮後、凍結乾燥して7β−(3D−3
−アミノ−3−カルボキシプロピルチオアセトア
ミド)−7α−メトキシ−3−(1−メチル−1H−
テトラゾール−5−イル)チオメチル−3−セフ
エム−4−カルボン酸ナトリウム塩390mgを得た。 シリカゲル薄層クロマトにおけるRf値:0.39
(n−ブタノール−酢酸−水=2:1:1) 実施例 2 7β−ブロモアセトアミド−7α−メトキシ−3
(p−カルバモイルピリジニウム)メチル−3−
セフエム−4−カルボン酸1.45gを水30mlに溶解
し、DL−ホモシステイン450mgを加え、溶液のPH
を7.0に維持し、室温で2時間反応させた。反応
終了後、実施例1と同様に処理して、7β−(3DL
−3−アミノ−3−カルボキシプロピルチオアセ
トアミド)−7α−メトキシ−3−(p−カルバモ
イルピリジニウム)メチル−3−セフエム−4−
カルボン酸600mgを得た。 シリカゲル薄層クロマトグラフイーにおける
Rf値:0.25(n−ブタノール:酢酸:水=2:
1:1) 実施例 3 7β−2−ブロモプロピオンアミド−7α−メト
キシ−3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5
−イル)チオメチル−3−セフエム−4−カルボ
ン酸500mgを水10mlに懸濁し、炭酸水素ナトリウ
ムを加え、PHを7.0に調整したのち、D−システ
イン塩酸塩210mgを加え、反応液のPHを7.0から
7.5に保ちながら室温で2時間反応させた。反応
終了後、反応液のPHを6.0に調整し、少量に濃縮
して実施例1と同様に処理して7β−{2−(2D−
2−アミノ−2−カルボキシエチルチオ)プロピ
オンアミド}−7α−メトキシ−3−(1−メチル
−1H−テトラゾール−5−イル)チオメチル−
3−セフエム−4−カルボン酸ナトリウム塩230
mgを得た。 シリカゲル薄層クロマトグラフイーのRf値:
0.4(展開溶媒n−ブタノール:酢酸:水=2:
1:1) 実施例 4 7β−ブロモプロピオンアミド−7α−メトキシ
−3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イ
ル)チオメチル−3−セフエム−4−カルボン酸
980mgを水20mlに懸濁し、炭酸水素ナトリウムを
加えPH7.0として溶解したのち、D−ホモシステ
イン325mgを加え、反応液のPHを7.0〜7.5に維持
し、2時間反応させた。反応液を実施例1と同様
に処理して、7β−(3D−3−アミノ−3−カルボ
キシプロピルチオプロピオンアミド)−7α−メト
キシ−3−(1−メチル−1H−テトラゾール−5
−イル)−チオメチル−3−セフエム−4−カル
ボン酸ナトリウム塩410mgを得た。 シリカゲル薄層クロマトグラフイーのRf値:
0.43(展開溶媒n−ブタノール:酢酸:水=2:
1:1)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Aはメチレン基又はエチレン基であ
り、BはAがメチレン基のときエチレン基であ
り、Aがエチレン基のときメチレン基又はエチレ
ン基であり、R1は1−メチル−1H−テトラゾー
ル−5−イルチオ基又は4−カルバモイルピリジ
ウム−1−イル基である) で表わされる新規セフアマイシン誘導体及びその
薬理上許容される塩。 2 式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の新規セ
フアマイシン誘導体及びその薬理上許容される
塩。 3 式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の新規セ
フアマイシン誘導体及びその薬理上許容される
塩。 4 一般式 (式中、Zはハロゲン原子であり、Aはメチレ
ン基又はエチレン基であり、R1は1−メチル−
1H−テトラゾール−5−イルチオ基又は4−カ
ルバモイルピリジウム−1−イル基である) で表わされる化合物又はその塩に 一般式 (式中、BはAがメチレン基のときにはエチレ
ン基、Aはエチレン基のときはメチレン基又はエ
チレン基である) で表わされる化合物又はその塩を反応させて得ら
れる 一般式 (式中、A,B及びR1は上述の意味である) で表わされる化合物の製造法。 5 一般式 (式中、R1は1−メチル−1H−テトラゾール
−5−イルチオ基又は4−カルバモイルピリジウ
ム−1−イル基であり、R2は脱離可能なカルボ
キシル基の保護基である。) で表わされる化合物に 一般式 (式中、X1は脱離可能なアミノ基の保護基で
あり、X2は脱離可能なカルボキシル基の保護基
であり、YはOH又はカルボン酸を活性誘導体と
する原子もしくは原子団であり、Aはメチレン基
又はエチレン基であり、BはAがメチレン基のと
きはエチレン基、Aがエチレン基のときはメチレ
ン基又はエチレン基である) で表わされる化合物を反応させた後、X1及びX2
を脱離することを特徴とする一般式 (式中、A,B及びR1は上述の意味である) で表わされる化合物の製造法。
Priority Applications (15)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12315979A JPS5646884A (en) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | Novel cephamycin derivative and its preparation |
| IL58939A IL58939A (en) | 1978-12-18 | 1979-12-12 | 7 alpha-methoxycephalosporin derivatives and their production |
| GB7943159A GB2040926B (en) | 1978-12-18 | 1979-12-14 | 7a - methoxysephalosporin derivative and process for producing the same |
| AU53869/79A AU528886B2 (en) | 1978-12-18 | 1979-12-14 | 7-alpha-methoxycephalosporin derivatives |
| FR7930864A FR2444684A1 (fr) | 1978-12-18 | 1979-12-17 | Derive de la 7a-methoxycephalosporine, son procede de fabrication et composition pharmaceutique contenant ce derive |
| SI7913086A SI7913086A8 (en) | 1978-12-18 | 1979-12-17 | Process for obtaining the 7-alpha-methoxy-cephalosporin derivate |
| PT70602A PT70602A (en) | 1978-12-18 | 1979-12-17 | Process for preparing 7alpha-methoxycephalosporin derivatives |
| IT51101/79A IT1162424B (it) | 1978-12-18 | 1979-12-17 | Derivati di 7 alfa-metossicefalosporina e procedimento per produrli |
| SE7910387A SE446535B (sv) | 1978-12-18 | 1979-12-17 | 7alfa-metoxicefalosporinderivat och forfarande for framstellning derav samt farmaceutisk komposition derav |
| YU3086/79A YU41900B (en) | 1978-12-18 | 1979-12-17 | Process for obtaining the 7-alpha-methoxy - cephalosporin derivative |
| CH1114979A CH643851A5 (fr) | 1978-12-18 | 1979-12-17 | Derives de la 7alpha-methoxycephalosporine et procedes pour leur preparation. |
| DE2950990A DE2950990C2 (de) | 1978-12-18 | 1979-12-18 | 7α-Methoxycephalosporinderivate, Verfahren zu deren Herstellung und Arzneimittel, welche diese enthalten |
| ES487040A ES487040A0 (es) | 1978-12-18 | 1979-12-18 | Un derivado de 7x-metoxicefalosporina |
| NLAANVRAGE7909104,A NL186161C (nl) | 1978-12-18 | 1979-12-18 | Farmaceutisch preparaat met antibacteriele werking, alsmede 7beta-(2-(gesubstitueerd thio)aceetamido)-7alfa-methoxy-3-(gesubstitueerd methyl)-3-cefem-4-carbonzuur derivaat. |
| GR60791A GR73909B (ja) | 1978-12-18 | 1979-12-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12315979A JPS5646884A (en) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | Novel cephamycin derivative and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5646884A JPS5646884A (en) | 1981-04-28 |
| JPH0154355B2 true JPH0154355B2 (ja) | 1989-11-17 |
Family
ID=14853635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12315979A Granted JPS5646884A (en) | 1978-12-18 | 1979-09-27 | Novel cephamycin derivative and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5646884A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS549294A (en) * | 1977-06-22 | 1979-01-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 7alpha-methoxycephalosporins and process for their preparation |
| JPS6118555A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-27 | 日立金属株式会社 | 鋼板の溶接台車 |
-
1979
- 1979-09-27 JP JP12315979A patent/JPS5646884A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5646884A (en) | 1981-04-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0197409B1 (en) | Cephalosporin derivatives | |
| FR2540117A1 (fr) | Vinylcephalosporines substituees | |
| US5081116A (en) | Cephalosporin derivatives | |
| US4325951A (en) | 1-Oxadethiacephalosporin derivatives and antibacterial use thereof | |
| JPS6118555B2 (ja) | ||
| EP0026811B1 (en) | Cephalosporin derivatives | |
| JPS6247874B2 (ja) | ||
| WO1991007411A1 (fr) | Derive de cephalosporine | |
| SU1028249A3 (ru) | Способ получени 1-оксадетиацефалоспорина | |
| JPS6133825B2 (ja) | ||
| US20090221815A1 (en) | Processes for the preparation of cephem derivatives | |
| EP0188781B1 (en) | 1-oxa-1-dethia-cephalosporin compounds and antibacterial agent comprising the same | |
| JP2002316992A (ja) | 抗菌性の置換7−アシルアミノ−3−(メチルヒドラゾノ)メチルセファロスポリンおよび中間体 | |
| JP2904810B2 (ja) | 7―チアゾリルアセトアミド―3―プロペニルセフェム誘導体 | |
| EP0186586A2 (en) | Cephem compounds and the production thereof | |
| JPS6210513B2 (ja) | ||
| JP3005273B2 (ja) | チアゾリルアセトアミド―3―セフェム系誘導体 | |
| JPS6310709B2 (ja) | ||
| KR840001826B1 (ko) | 1-옥사데티아세팔로스포린 유도체의 제조방법 | |
| JP2959821B2 (ja) | チアゾリルアセトアミドセフェム誘導体 | |
| KR100576334B1 (ko) | 세팔로스포린 유도체의 제조방법 | |
| JPH01242589A (ja) | セフエム化合物 | |
| KR20050041251A (ko) | 세팔로스포린 유도체의 제조방법 | |
| GB2131799A (en) | Cephalosporin compounds | |
| JPH042596B2 (ja) |