JPH0156166B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0156166B2 JPH0156166B2 JP60022618A JP2261885A JPH0156166B2 JP H0156166 B2 JPH0156166 B2 JP H0156166B2 JP 60022618 A JP60022618 A JP 60022618A JP 2261885 A JP2261885 A JP 2261885A JP H0156166 B2 JPH0156166 B2 JP H0156166B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- false twisting
- bulky
- turbulent flow
- twist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、嵩高性交絡糸の製造法に関する。
近年、フイラメント加工糸の分野に於いては、
天然繊維志向が隆盛であり、タスラン糸に代表さ
れる様なループ、毛羽を中心とした外観的なスパ
ン調効果とボリユウム感を持ち合わせた撹乱流処
理糸が主流を占め展開されて来ている。
天然繊維志向が隆盛であり、タスラン糸に代表さ
れる様なループ、毛羽を中心とした外観的なスパ
ン調効果とボリユウム感を持ち合わせた撹乱流処
理糸が主流を占め展開されて来ている。
又、これらの技術に対し、例えば、特開昭50−
76359号公報、特開昭56−4728号公報では、一旦、
撹乱流処理後、更に仮撚加工を行うという改良方
法が提案されている。これらの改良方法は、付加
的に行う仮撚加工によりS−Z交互未解撚を発生
させ、それにより交互撚りを嵩高交絡糸に付与
し、糸全体の集束性の向上、後工程での通過性の
向上等を狙つたものである。
76359号公報、特開昭56−4728号公報では、一旦、
撹乱流処理後、更に仮撚加工を行うという改良方
法が提案されている。これらの改良方法は、付加
的に行う仮撚加工によりS−Z交互未解撚を発生
させ、それにより交互撚りを嵩高交絡糸に付与
し、糸全体の集束性の向上、後工程での通過性の
向上等を狙つたものである。
本来、撹乱流体処理糸は糸の直角方向にループ
や毛羽が突出した3次元的に高度に複雑な交絡を
示しており、これが高いバルキー性を生み出して
はいるものの、風合面ではハリ腰がない、手持ち
感がない等の欠点を有している。これらの欠点
は、撹乱流処理糸の集束構造に起因するものであ
り、即ち、糸全体の集束の基となる交絡部は、或
る一定の長さを持つているものではなく、むしろ
短かい交絡点が連続している様な性格のものであ
る。従つて、糸の長手方向への一体性は比較的少
なく、これが前述の風合面での欠点につながつて
いると考えられる。
や毛羽が突出した3次元的に高度に複雑な交絡を
示しており、これが高いバルキー性を生み出して
はいるものの、風合面ではハリ腰がない、手持ち
感がない等の欠点を有している。これらの欠点
は、撹乱流処理糸の集束構造に起因するものであ
り、即ち、糸全体の集束の基となる交絡部は、或
る一定の長さを持つているものではなく、むしろ
短かい交絡点が連続している様な性格のものであ
る。従つて、糸の長手方向への一体性は比較的少
なく、これが前述の風合面での欠点につながつて
いると考えられる。
しかるに、前述の改良方法では、仮撚加工で未
解撚部を生じさせ、部分的に糸に残存するZ又は
S方向の撚りにより糸の長手方向のまとまりを或
る程度向上させようとするものであるが、糸に付
与された交互撚りはその繰り返し周期が短かく、
この為、大巾な風合いの向上は望めないのが現状
である。
解撚部を生じさせ、部分的に糸に残存するZ又は
S方向の撚りにより糸の長手方向のまとまりを或
る程度向上させようとするものであるが、糸に付
与された交互撚りはその繰り返し周期が短かく、
この為、大巾な風合いの向上は望めないのが現状
である。
本発明はマルチフイラメントに対し過供給下で
撹乱流による嵩高交絡処理を施こし、引き続いて
間欠的な仮撚加工を行うことを特徴とする嵩高性
交絡糸の製造法である。
撹乱流による嵩高交絡処理を施こし、引き続いて
間欠的な仮撚加工を行うことを特徴とする嵩高性
交絡糸の製造法である。
〔作用、発明の効果〕
以下、図面を用いて本発明を説明する。
第1図は本発明の基本的な工程図である。供給
糸1はフイードローラー2を径て過供給状態で撹
乱流処理ノズル3に供給され嵩高処理される。次
いで、第2フイードローラー4、ヒータ5、仮撚
装置6により仮撚加工され、デリベリローラー7
を径てワインダー8で巻きとられる。
糸1はフイードローラー2を径て過供給状態で撹
乱流処理ノズル3に供給され嵩高処理される。次
いで、第2フイードローラー4、ヒータ5、仮撚
装置6により仮撚加工され、デリベリローラー7
を径てワインダー8で巻きとられる。
ここで、仮撚装置6は、特に限定するものでは
ないが、本発明では、間欠的に糸を加撚する必要
があり、応答性、設備の簡単さ等の点から旋回流
を利用した仮撚ノズルが好ましい。又、この仮撚
ノズルへの間欠的なエアーの供給方法としては、
特に限定はないが、一般的にはON−OFFのラン
ダムパルス信号を発生する装置により得られる電
気信号を受けて電磁弁を作用させる方法が好まし
い。
ないが、本発明では、間欠的に糸を加撚する必要
があり、応答性、設備の簡単さ等の点から旋回流
を利用した仮撚ノズルが好ましい。又、この仮撚
ノズルへの間欠的なエアーの供給方法としては、
特に限定はないが、一般的にはON−OFFのラン
ダムパルス信号を発生する装置により得られる電
気信号を受けて電磁弁を作用させる方法が好まし
い。
本発明では撹乱流による嵩高交絡処理を施こし
た後に間欠的な仮撚りを施こすことが大きな特徴
であるが、これは、次の様な作用、効果を発揮す
る。即ち、仮撚装置より上流側の長い区間の熱セ
ツトされた強撚状態を出来る丈そのままに保つた
めに、仮撚作用が行われ仮撚装置より上流側の糸
が強度に撚回され、熱セツトされた後に、速やか
に仮撚作用を停止させ、この強撚セツト部が仮撚
装置を通過しても何んら解撚作用が生じない様に
し、これにより従来の定常仮撚りによる未解撚加
工では得られまい長い区間の仮撚り方向の強撚状
態が、そのまま得られることになり、このことは
当然ながらその反対に仮撚方向と逆方向の撚りを
有する部分も比較的長い周期で得られることにな
る。
た後に間欠的な仮撚りを施こすことが大きな特徴
であるが、これは、次の様な作用、効果を発揮す
る。即ち、仮撚装置より上流側の長い区間の熱セ
ツトされた強撚状態を出来る丈そのままに保つた
めに、仮撚作用が行われ仮撚装置より上流側の糸
が強度に撚回され、熱セツトされた後に、速やか
に仮撚作用を停止させ、この強撚セツト部が仮撚
装置を通過しても何んら解撚作用が生じない様に
し、これにより従来の定常仮撚りによる未解撚加
工では得られまい長い区間の仮撚り方向の強撚状
態が、そのまま得られることになり、このことは
当然ながらその反対に仮撚方向と逆方向の撚りを
有する部分も比較的長い周期で得られることにな
る。
従つて、第1加工領域(第1図第1フイードロ
ーラー2〜第2フイードローラー4間)で嵩高交
絡加工された糸は、第2加工領域で、糸全体に周
期の長いS、Z交互撚りが与えられ、糸の長手方
向の一体性が大巾に向上し、製品風合面で大きな
効果をもたらす。
ーラー2〜第2フイードローラー4間)で嵩高交
絡加工された糸は、第2加工領域で、糸全体に周
期の長いS、Z交互撚りが与えられ、糸の長手方
向の一体性が大巾に向上し、製品風合面で大きな
効果をもたらす。
又、S、Zの交互周期が長くなることは、製品
外観の面に於いても顕著な効果が発揮出来る。即
ち、S、Zそれぞれの撚方向を持つ部分は、その
撚方向の差、撚密度の差、撚りによる集束性の差
等から糸の見掛け太さの差、光択の差等が生じ、
従来の短ピツチ周期の製品が単調で一様な製品反
面であるのに対し、より自然な糸斑感覚を生み出
すことが出来、嵩高交絡糸本来のウオーム感、ボ
リユウム感と合わせてより紡績糸に近い効果を出
すことが可能となる。
外観の面に於いても顕著な効果が発揮出来る。即
ち、S、Zそれぞれの撚方向を持つ部分は、その
撚方向の差、撚密度の差、撚りによる集束性の差
等から糸の見掛け太さの差、光択の差等が生じ、
従来の短ピツチ周期の製品が単調で一様な製品反
面であるのに対し、より自然な糸斑感覚を生み出
すことが出来、嵩高交絡糸本来のウオーム感、ボ
リユウム感と合わせてより紡績糸に近い効果を出
すことが可能となる。
第2図は、本発明をより効果的に実施するため
に、第1図の工程から第2フイードローラー4を
省略した工程図であるが、これにより、糸の外観
変化がより顕著になり、糸斑感覚が増加し、又、
光択感が向上し、高級感が発揮出来る。即ち、撹
乱流による嵩高交絡処理と間欠的な仮撚加工を同
一の過供給領域内で行われるが、この際、仮撚作
用を受けて、上流側に撚が遡上し、撹乱流処理ノ
ズルを走行する糸をも加撚集束するケースが生ず
る。この場合は、云うまでもなく、走行糸は、撹
乱流処理ノズル内にあつても開繊され得ず、従つ
て嵩高交絡糸には成り得ず、前述の間欠的撚りの
効果により全く強撚状として残ることになる。
に、第1図の工程から第2フイードローラー4を
省略した工程図であるが、これにより、糸の外観
変化がより顕著になり、糸斑感覚が増加し、又、
光択感が向上し、高級感が発揮出来る。即ち、撹
乱流による嵩高交絡処理と間欠的な仮撚加工を同
一の過供給領域内で行われるが、この際、仮撚作
用を受けて、上流側に撚が遡上し、撹乱流処理ノ
ズルを走行する糸をも加撚集束するケースが生ず
る。この場合は、云うまでもなく、走行糸は、撹
乱流処理ノズル内にあつても開繊され得ず、従つ
て嵩高交絡糸には成り得ず、前述の間欠的撚りの
効果により全く強撚状として残ることになる。
この状態へ至らしめるには、適度なエアー圧と
噴射時間であり、これら条件の適切な選定によ
り、又、噴射時間にランダム性を持たせることに
より、強撚調の部分とゆるく反対方向の撚を持つ
ている嵩高交絡部を有する見掛上の糸斑感の大き
なもの、又、これらと比較的糸斑感の少ない部分
とがミツクスしたもの等、風合、光択、ボリユウ
ム感に大きな変化を生ぜしめることが可能とな
る。
噴射時間であり、これら条件の適切な選定によ
り、又、噴射時間にランダム性を持たせることに
より、強撚調の部分とゆるく反対方向の撚を持つ
ている嵩高交絡部を有する見掛上の糸斑感の大き
なもの、又、これらと比較的糸斑感の少ない部分
とがミツクスしたもの等、風合、光択、ボリユウ
ム感に大きな変化を生ぜしめることが可能とな
る。
以上の如く、本発明は、嵩高交絡処理に引き続
き、連続的に間欠的な仮撚を行うことにより従来
技術では得られない風合面及び製品外観面の効果
が発揮でき、その意義は大である。
き、連続的に間欠的な仮撚を行うことにより従来
技術では得られない風合面及び製品外観面の効果
が発揮でき、その意義は大である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
実施例 1
第2図に示す工程にて下記条件で本発明を実施
した。
した。
使用原糸:トリアセテートトフイラメント
B100d/64f×ポリエステルフイラメント
SD50d/24f 加工条件: 加工速度=70m/分 オーバーフイード率=+12.2% エアー圧(撹乱流処理ノズル/仮撚ノズル)=
1.5/2.6Kg/cm2 エアー間欠時間(噴射時間/停止時間)=0.25〜
0.4/0.15〜0.3sec ヒーター温度=185℃ この結果、得られた加工糸はバルキー感のある
嵩高交絡部と比較的まとまりの良い撚残留部とが
交互に発生した糸形態をなし、この加工糸を天竺
編した編地は、表面にかすかな筋状の変化があり
良好な外観を呈するものであつた。
B100d/64f×ポリエステルフイラメント
SD50d/24f 加工条件: 加工速度=70m/分 オーバーフイード率=+12.2% エアー圧(撹乱流処理ノズル/仮撚ノズル)=
1.5/2.6Kg/cm2 エアー間欠時間(噴射時間/停止時間)=0.25〜
0.4/0.15〜0.3sec ヒーター温度=185℃ この結果、得られた加工糸はバルキー感のある
嵩高交絡部と比較的まとまりの良い撚残留部とが
交互に発生した糸形態をなし、この加工糸を天竺
編した編地は、表面にかすかな筋状の変化があり
良好な外観を呈するものであつた。
実施例 2
第2図に示す工程にて、下記原糸、条件で加工
を実施した。
を実施した。
使用原糸:トリアセテートトフイラメント
B75d/20f×ポリエステルフイラメント
D30d/12f 加工条件: 加工速度=70m/分 オーバーフイード率=+15.0% エアー圧(撹乱流処理ノズル/仮撚ノズル)=
1.5/3.0Kg/cm2 エアー間欠時間(噴射時間/停止時間)=0.25〜
0.4/0.15〜0.3sec ヒーター温度=185℃ この結果、エアー仮撚の作用時は撚の上流側へ
の遡上が大で、一部嵩高処理ノズル内へも影響を
及ぼし、撚残留部はかなり強く集束しており、光
沢も良く、嵩高交絡部とミツクスされ、適度のボ
リユウム感と光沢変化があり、又、この織製品は
良好なハリ腰ある風合を呈した。
B75d/20f×ポリエステルフイラメント
D30d/12f 加工条件: 加工速度=70m/分 オーバーフイード率=+15.0% エアー圧(撹乱流処理ノズル/仮撚ノズル)=
1.5/3.0Kg/cm2 エアー間欠時間(噴射時間/停止時間)=0.25〜
0.4/0.15〜0.3sec ヒーター温度=185℃ この結果、エアー仮撚の作用時は撚の上流側へ
の遡上が大で、一部嵩高処理ノズル内へも影響を
及ぼし、撚残留部はかなり強く集束しており、光
沢も良く、嵩高交絡部とミツクスされ、適度のボ
リユウム感と光沢変化があり、又、この織製品は
良好なハリ腰ある風合を呈した。
第1図、第2図は本発明の実施例を示す概略工
程図である。 2……第1フイードローラー、3……撹乱流処
理ノズル、4……第2フイードローラー、5……
ヒーター、6……仮撚装置、7……デリベリロー
ラー、8……巻き取り装置。
程図である。 2……第1フイードローラー、3……撹乱流処
理ノズル、4……第2フイードローラー、5……
ヒーター、6……仮撚装置、7……デリベリロー
ラー、8……巻き取り装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 マルチフイラメントに対し過供給下で撹乱流
による嵩高交絡処理を施こし、引き続いて間欠的
な仮撚加工を行うことを特徴とする嵩高性交絡糸
の製造法。 2 撹乱流による嵩高交絡処理と間欠的な仮撚加
工とを同一の過供給領域内で行うことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の嵩高性交絡糸の製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2261885A JPS61186543A (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | 嵩高性交絡糸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2261885A JPS61186543A (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | 嵩高性交絡糸の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61186543A JPS61186543A (ja) | 1986-08-20 |
| JPH0156166B2 true JPH0156166B2 (ja) | 1989-11-29 |
Family
ID=12087821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2261885A Granted JPS61186543A (ja) | 1985-02-07 | 1985-02-07 | 嵩高性交絡糸の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61186543A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56118921A (en) * | 1980-02-25 | 1981-09-18 | Unitika Ltd | Production of partial bulky yarn |
| JPS58136849A (ja) * | 1982-02-09 | 1983-08-15 | ユニチカ株式会社 | 強撚調特殊嵩高加工糸 |
-
1985
- 1985-02-07 JP JP2261885A patent/JPS61186543A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61186543A (ja) | 1986-08-20 |
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