JPH0160469B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0160469B2
JPH0160469B2 JP24819284A JP24819284A JPH0160469B2 JP H0160469 B2 JPH0160469 B2 JP H0160469B2 JP 24819284 A JP24819284 A JP 24819284A JP 24819284 A JP24819284 A JP 24819284A JP H0160469 B2 JPH0160469 B2 JP H0160469B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
cotinine
oxide
solvent
nicotine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP24819284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61126084A (ja
Inventor
Makoto Shibagaki
Hajime Matsushita
Hajime Kaneko
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP24819284A priority Critical patent/JPS61126084A/ja
Publication of JPS61126084A publication Critical patent/JPS61126084A/ja
Publication of JPH0160469B2 publication Critical patent/JPH0160469B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規かつ有用な4―アミノニコチン及
び、その製造方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、人工抗原の研究は人体あるいは薬物によ
る治療など医学的、及び生物学的研究分野におい
て盛んに行なわれており、たとえば、インシユリ
ン、モルフイン、LSDなどの人工抗原が実際に
合成され、これらが研究の進展に大きく寄与して
いることは周知のことである。ニコチンについて
も喫煙医学的見地から、これが人体に及ぼす影響
について長年にわたり研究が続けられており、こ
れらの人工抗原も合成され、これが微量ニコチン
の放射免疫定量への応用についても実際に行なわ
れている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、天然の葉たばこ中に存在するニコチン
はすべて1体で存在しているので、通常必要とさ
れる人工抗原の抗体は1体のみに特異的に反応す
るものが望ましいが、従来の人工抗原の合成方法
の多くは、その合成過程においてラセミ化を起こ
してしまう。そのため、通常必要とされる人工抗
原の1体抗体産出能力を半減してしまう欠点があ
つた。この欠点を改善したニコチン誘導体として
本発明の化合物に類似した光学活性なニコチン誘
導体が提案されている(特公、昭54―914)。しか
し、このニコチン誘導体は、単離精製が煩雑であ
り、また極めて吸湿性の高い化合物であるため、
保管や取り扱いが不便である。
本発明は、このような従来の公知のニコチン誘
導体に伴なう欠点がなく、合成方法及び単離方法
が極めて容易で、かつ、光学純度を保つたまま製
造しうるニコチン誘導体を提供することを目的と
したものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は次式に示す4―アミノニコ
チン及び、その製造方法である。
本化合物は、文献未載の新規化合物であり、以
下にその物性値を示す。
4―アミノニコチン 性状;白色結晶 融点;125〜126℃1 H NMR(溶媒CDCL3,内部標準TMS);
(ppm) 1.86(m,2H),1.98(m,1H),2.02(m,1H),
2.18(s,3H),2.22(t,J=8.7Hz,1H),
3.12(t,J=8.7Hz,1H),3.16(t,J=9.4
Hz,1H),5.60(bs,2H),6.41(d,J=5.4
Hz,1H),8.00(s,1H),8.07(d,J=5.4
Hz,1H) C NMR(溶媒CDCL3、内部標準TMS);
(ppm) 22.61(t),30.15(t),40.09(q),56.58(t)

70.00(d),110.09(d),119.27(s),148.86
(d),149.83(d),152.45(s) MASS;(M/Z) 177(M+;22),84(54),119(14),121(42),
134(20),148(40),162(100),176(11) 旋光度;〔α〕25 d=−95.2゜(c=0.7,MeOH) 4―アミノニコチンは、コチニンを過酸で酸化
してコチニン―N―オキシドとした後、濃硫酸、
発煙硝酸でニトロ化し、酢酸中、鉄で還元した
後、ジボランで還元することにより容易に得るこ
とができる。以下に、その製造方法を後述の製造
例にもとづいて詳細に説明する。
コチニンを、コチニンに対し2〜5倍量、望ま
しくは3倍量の酢酸に溶解させ、酢酸に対し0.2
倍量の30%過酸化水素水を加え、70℃で1〜10時
間、望ましくは5時間反応させる。反応後減圧下
溶媒を留去させ、エチルアルコール、メチルアル
コール等のアルコールを適当量加え、過剰の過酸
化水素を分解させ、水を加え減圧下溶媒を留去さ
せる。得られた油状物質に炭酸カリウム、炭酸ナ
トリウム等のアルカリを加え中和させ、クロロフ
オルム、ジクロロメタン等の有機溶媒で抽出し、
硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム等で乾燥さ
せ、減圧下溶媒を留去させると、コチニン―N―
オキシドが収率95〜99%で白色結晶として得られ
る。
得られたコチニン―N―オキシドを、それに対
し10〜20倍量、望ましくは12倍量の濃硫酸及び同
量の発煙硝酸に溶解させ、130℃で3〜10時間、
望ましくは5時間反応させる。反応後、反応液
を、加えた濃硫酸の2倍量程度の氷に注意深く注
ぐ。次に、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等のア
ルカリを加え中和し、クロロフオルム、ジクロロ
メタン等の有機溶媒で抽出する。抽出液を硫酸ナ
トリウム、硫酸マグネシウム等で乾燥させた後、
減圧下溶媒を留去し、少量のクロロフオルムで再
結晶させると、4―ニトロコチニン―N―オキシ
ドが収率30〜45%で薄黄色の結晶として得られ
る。
得られた4―ニトロコチニン―N―オキシド
を、それに対し5〜20倍量、望ましくは8倍量の
酢酸に溶解させ、4―ニトロコチニン―N―オキ
シドに対し1〜3倍量、望ましくは2倍量の鉄粉
を加え、2〜10時間、望ましくは3時間酢酸の沸
点で還流させる。反応後、未反応の鉄粉をろ過
し、減圧下酢酸を留去した後、炭酸カリウム、炭
酸ナトリウム等のアルカリで中和し、クロロフオ
ルムジクロロメタン等の有機溶媒で抽出し、硫酸
ナトリウム、硫酸マグネシウム等で乾燥させ、減
圧下溶媒を留去させた後、少量のクロロフオルム
で再結晶させると、4―アミノコチニンが収率40
〜65%で白色結晶として得られる。次に、得られ
た4―アミノコチニンと、それに対し4〜8倍
量、望ましくは5倍量の水素化ホウ素ナトリウム
を、4―アミノコチニンに対し8〜20倍量、望し
くは、10倍量のジグリムに溶解し、水素化ホウ素
ナトリウムに対し1.25倍量の3フツ化ホウ素・エ
ーテル錯体をゆつくり滴下する。滴下後、室温
で、3〜5時間、望ましくは4時間撹拌させる。
その後、はじめに加えた4―アミノコチニンに対
し5〜20倍量、望ましくは10倍量の10%塩酸に反
応液を注ぎ、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム等
のアルカリで中和し、はじめに加えた4―アミノ
コチニンに対し30倍量のクロロフオルムで抽出す
る。減圧下溶媒を留去すると、4―アミノニコチ
ンが白色結晶として収率50〜70%で得ることがで
きる。
以上詳細に説明したように、本発明による製造
方法は、アミノ基が位置選択的に4位に導入で
き、さらに光学純度を失なうことなく製造するこ
とができることから、後で述べるように、ニコチ
ンの人工抗原として極めて重要な特徴である、ピ
リジン環、ピロリジン環、さらに光学活性を維持
しているという利点がある。
(実施例) 100mlナスフラスコ中、3.4g(20mmol)のコ
チニンを、12mlの酢酸に溶解させ、その溶液中に
30%過酸化水素2.4mlを加え70℃で5時間反応さ
せる。反応後、減圧下酢酸を留去しエチルアルコ
ールを加え過剰の過酸化水素を処理し、水を加え
減圧下溶媒を留去し、炭酸カリウムで中和し、ク
ロロフオルムで抽出し硫酸ナトリウムで乾燥させ
溶媒を留去し、コチニン―N―オキシドを白色結
晶として3.7g(収率98%)得た。
得られたコチニン―N―オキシド3.7g
(19mmol)を100mlナスフラスコ中、濃硫酸40
ml、発煙硝酸40mlに溶解させ130℃で5時間反応
させる。反応後、反応液を100mlの氷に注ぎ炭酸
カリウムで中和し、クロロフオルムで抽出し硫酸
ナトリウムで乾燥させ溶媒を留去した後、少量の
クロロフオルムで再結晶させ、4―ニトロコチニ
ン―N―オキシドを薄黄色の針状結晶として1.8
g(収率40%)得た。
得られた4―ニトロコチニン―N―オキシド
1.8g(7.6mmol)を100mlナスフラスコ中、酢酸
20mlに溶解させ、鉄粉4gを加え3時間還流させ
る。反応後、未反応の鉄粉をろ過し、減圧下酢酸
を留去した後、炭酸カリウムで中和し、水酸化鉄
をろ別し、クロロフオルムで抽出し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥させ、溶媒を減圧下留去した後、少量
のクロロフオルムで再結晶させ、4―アミノコチ
ニンを1.0g(収率62%)得た。
得られた4―アミノコチニニ1.9g(10mmol)
と水素化ホウ素ナトリウム1.9g(50mmol)を、
50mlナスフラスコ中、ジグリム20mlに溶解させ、
BF3・Et2O8.8g(63mmol)を滴下させる。滴下
後、室温で4時間撹拌させた後、10%塩酸20ml中
に注ぎ、次いで水酸化ナトリウムで中和し、クロ
ロフオルムで抽出する。硫酸ナトリウムで乾燥さ
せた後、溶媒を減圧下留去し減圧蒸留にかけ、
160℃(2mmHg)留分として4―アミノニコチン
を1.0g(収率56%)得た。
(発明の効果) 4―アミノニコチンは上述したように、カルボ
キシル基を有する蛋白質などの高分子化合物とペ
プチド合成試薬を用いて結合させることにより、
ニコチンの人工抗原として利用することができ、
これらの人工抗原は高い抗体価の抗体を産出せし
める能力がある。すなわち、本発明の化合物の構
造式から明らかなように、これらの人工抗原は本
発明化合物の一級アミノ基において高分子化合物
と結合しているので、ニコチンの構造、特にその
特徴であるピリジン環、N―メチルピロリジン環
になんらの変化を加えることなく、特異性の高い
抗体を産出せしめる一因となつている。
さらに、本発明化合物より得られた人工抗原が
動物体内に産出させる抗体は―ニコチンに対し
て特異的に反応し、d―ニコチンとの交叉反応が
小さいなど従来知られているニコチンの人工抗原
に比し極めてすぐれた利点がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式で表される4―アミノニコチン 2 コチニンを過酸で処理しコチニン―N―オキ
    シドとした後濃硫酸、発煙硝酸と反応させ、4―
    ニトロコチニン―N―オキシドとし、酢酸中、鉄
    で還元した後、ジボランで還元することを特徴と
    する4―アミノニコチンの製造方法。
JP24819284A 1984-11-26 1984-11-26 4−アミノコチニン及びその製造方法 Granted JPS61126084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24819284A JPS61126084A (ja) 1984-11-26 1984-11-26 4−アミノコチニン及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24819284A JPS61126084A (ja) 1984-11-26 1984-11-26 4−アミノコチニン及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61126084A JPS61126084A (ja) 1986-06-13
JPH0160469B2 true JPH0160469B2 (ja) 1989-12-22

Family

ID=17174570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24819284A Granted JPS61126084A (ja) 1984-11-26 1984-11-26 4−アミノコチニン及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61126084A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5164504A (en) * 1991-01-16 1992-11-17 Abbott Laboratories Haptens, tracers, immunogens and antibodies for immunoassays for cotinine derivatives

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61126084A (ja) 1986-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1340549C (en) Method of preparing sphingosine derivatives
JPH0776209B2 (ja) 光学活性3―ヒドロキシピロリジン誘導体の製造方法
JPH0160469B2 (ja)
JP2003221369A (ja) スフィンゴシンの合成方法
US11708320B2 (en) Environmentally-friendly hydroazidation of olefins
JP2006519786A (ja) N−ホルミルヒドロキシルアミン化合物を得るための中間体作成に関する化学的方法
JPH0160468B2 (ja)
US5446166A (en) Preparation of pyrrol and oxazole compounds: formation of porphyrins and C-acyl-α-amino acid esters therefrom
KR100625649B1 (ko) β-히드록시부틸산 알킬 에스테르의 제조방법
JP2011105691A (ja) トリフルオロメチルシクロプロパン化合物の製造方法
JP6233934B2 (ja) デスモシン、イソデスモシン、およびその誘導体の製造方法
Chang et al. Synthesis of (±)-rolipram
KR101009467B1 (ko) 도세탁셀의 합성에 유용한 탁산 유도체 및 그 제조방법
KR100856133B1 (ko) 아토르바스타틴의 개선된 제조방법
US20180009771A1 (en) Furoxan compound, and manufacturing method for same
JP2012036161A (ja) 光学活性トリフルオロメチルシクロプロパン化合物の製造方法
JP2558491B2 (ja) α,βー不飽和カルボニル化合物のオルガノチオメチル化方法
JP3272170B2 (ja) ピリジン誘導体の製造法
JP3274011B2 (ja) シクロペンタキノリン誘導体
FR2777278A1 (fr) Nouveau procede de preparation de la 3-hydroxymethyl quinuclidine, intermediaire de synthese de la mequitazine
KR20120055562A (ko) 피라졸 글리코시드 유도체의 제조방법
JPS58216185A (ja) ニコチン誘導体
JP2004250364A (ja) イミダゾール−4,5−ジカルボン酸の製造方法
JPS6111231B2 (ja)
JPH0477752B2 (ja)