JPH0477752B2 - - Google Patents

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JPH0477752B2
JPH0477752B2 JP22555184A JP22555184A JPH0477752B2 JP H0477752 B2 JPH0477752 B2 JP H0477752B2 JP 22555184 A JP22555184 A JP 22555184A JP 22555184 A JP22555184 A JP 22555184A JP H0477752 B2 JPH0477752 B2 JP H0477752B2
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ketomilbemycin
water
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Takao Otsu
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、殺ダニ剤、殺虫剤および駆虫剤合成
の重要な中間体である、下記の一般式()で表
わされる化合物の製法および、一般式()で表
わされる化合物に関するものである。 上記式中、R1はメチル基、エチル基、イソプ
ロピル基またはsec−ブチル基を示し、R2は水素
原子または低級アルキル基を示す。 上記の式()の化合物は、米国特許第
4423209号により公知の化合物であつて、殺ダニ
剤、殺虫剤および駆虫剤合成の重要な中間体であ
る。 上記の米国特許によれば、式()式の化合物
は、13−ヒドロキシ−5−メトキシミルベマイシ
ン類を酢酸水銀で処理し、生成するエノールエー
テルを酸で処理することにより得られる。しかし
ながら、この方法は、原料入手性、反応温度等の
反応条件、収率等の面で難点があり、加えて、水
酸化合物を使用することから、公害対策の配慮が
必要であつて、式()の化合物の大量合成法と
しては満足すべき方法ではない。 本発明者等は、式()の化合物の合成中間体
としての重要性に鑑みて、これを有利に製造する
方法について種々検討の結果、下記一般式()
で表わされる化合物を、下記一般式()で表わ
されるカルボン酸の存在下に、二酸化セレンで処
理することにより効率よく式()の化合物を製
造することを見出した。 R2−COOH () 上記式中、R1およびR2は前記したものと同意
義である。 本発明の原料である式()の化合物は、特開
昭59−103785号および前記米国特許に記載された
公知化合物である。 本発明の方法によれば、式()の化合物を、
式()のカルボン酸の存在下に、二酸化セレン
で処理することにより、その13位が位置選択的に
アリル酸化される。 式()のカルボン酸のR2が低級アルキル基
であるとき、R2は好適には炭素原子数1ないし
4個を有する直鎖または分岐鎖状のアルキル基で
あり、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル、イソブチルである。式()
のカルボン酸は、好適にはギ酸および酢酸、さら
に好適にはギ酸である。 本発明の方法において、式()の化合物が式
()のカルボン酸の存在下に、二酸化セレンで
酸化されると、通常、式()および式()の
化合物が同時に生成される。その比率は、反応条
件、ことに式()のカルボン酸の種類、二酸化
セレンの量等により大幅に変わり、たとえばギ酸
を使用すると、式()の化合物の生成量が大き
くなる。式()の化合物は新規であり、それ自
体も若干の殺ダニ活性を有するが、13位にカルボ
ニル基もしくはホルミル基等の反応性に富む官能
基を有しているので、さらに活性が強い化合物へ
誘導するための中間体としても重要である。 式()の化合物の取得を目的とする場合に
は、それ故、本発明の方法の反応物(通常は、前
述のとおり、式()の化合物との混合物であ
る)を、単離しもしくは単離することなしに、加
水分解反応に付して、その全量を式()の化合
物とするができる。 式()の化合物の取得を目的とする場合に
は、本発明の方法の反応物を、カラム・クロマト
グラフイー等の通常の精製方法で分離・精製すれ
ばよい。 式()と式()の化合物の反応において、
式()のカルボン酸は、式()の化合物1モ
ルに対して通常1モル以上使用される。式()
のカルボン酸を大過剰量用いて、反応溶媒を兼ね
ても差支えなく、このことは本発明の有利な態様
である。 溶媒として、前記カルボン酸以外のものを使用
するときは、本応に不活性である限り、ことに限
定はなく、たとえば、ヘキサン、ベンゼンのよう
な炭化水素類、塩化メチレン、クロロホルムのよ
うなハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサンのようエーテル
類、メタノール、エタノールのようなアルコール
類、酢酸エチル、酢酸アミルのようなエステル
類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジ
メチルアセトアミドのようなアミド類、ジメチル
スルホキシドおよび水、並びにこれらの溶媒の混
合物があげられる。 二酸化セレンの使用量は、式()の化合物1
モルに対して、通常1ないし10倍モル、好適には
1ないし3倍モルである。 反応温度および反応時間はとくに限定はなく、
0℃ないし80℃、好適には、室温ないし、若干加
温下に30分ないし一昼夜程度、反応が行われる。 反応終了後、反応物は通常の方法で処理され
る。たとえば、反応液からセレン化合物を去
し、液から適当な有機溶媒で生成物を抽出し、
濃縮することにより、式()および()の混
合物が粗生成物として得られる。 所望により式()の化合物を加水分解するに
は、上記の反応混合物を単離し、もしくは単離す
ることなく、通常の加水分解反応に付せばよい。 式()の化合物は、通常の加水分解条件下で
は悪影響を受けることなく、そのまま保たれるの
で、加水分解反応に際して、事前に単離しておく
必要はない。 加水分解は、酸もしくは塩基の存在下に溶媒中
で行なわれる。使用される酸としては、たとえ
ば、塩酸、硝酸、硫酸等の鉱酸、好ましくは塩酸
が挙げられ、また、塩基としては、酢酸ナトリウ
ム、酢酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム等があげられる。 溶媒は反応に関与しないものであれば、とくに
限定はなく、上記反応に使用されたカルボン酸が
引続き使用できる他、メタノール、エタノール、
プロパノールのようなアルコール類、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのよう
なエーテル類および水、並びにこれらの溶媒の混
合物が使用される。 反応温度および反応時間はとくに限定はなく、
通常、−10℃ないし100℃、好適には0℃ないし50
℃で30分ないし15時間、好適には1ないし8時間
反応が行なわれる。 加水分解後、式()の化合物は、常法に従つ
て反応混合物より容易に採取することができる。 たとえば、反応混合物を水に注ぎ、必要ならば
不溶物を別後、液を中和し、水不混和性溶媒
で抽出する。抽出液を乾燥後、溶媒を留去するこ
とにより、式()の化合物が得られる。さらに
必要に応じて、式()の化合物は再結晶、カラ
ムクロマトグラフイー等の常法によつて精製する
こともできる。 本発明の方法を実施例により更に具体的に説明
する。 実施例 1 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4
(R1=C2H5) 5−ケトミルベマイシンA4(2.0g)のギ酸溶液
(25ml)に二酸化セレン(0.56g)を加え、40℃
で2時間撹拌する。反応終了後、反応液にセライ
トを加え、セレン化合物を別する。液を水に
あけ、酢酸エチルで抽出し、抽出液を硫酸マグネ
シウムで乾燥後濃縮すると、1部13−ヒドロキシ
体を含む13−ホルミルオキシ−5−ケトミルベマ
イシンA4の粗生成物を得る。この粗生成物に、
メタノール(120ml)、2規定塩酸水(20ml)、1,
4−ジオキサン(30ml)を加え、室温で5時間撹
拌する。反応終了後、反応液を水にあけ、酢酸エ
チルで抽出する。有機層を硫酸マグネシウムで乾
燥後、濃縮し、残渣をカラムクロマトグラフイー
により精製すると、掲記化合物1.03gを得る。収
率50%。 質量スペクトル(m/e);556(M+)、538(M+
−18) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δppm: 1.59(s,3H,C14CH3) 1.88(s,3H,C4CH3) 3.08(dt,1H,C25H,J=2.6,9.7Hz) 3.5〜3.65(m,2H,C17H,C2H) 3.74(d,1H,C13H,J=10Hz) 3.86(s,1H,C6H) 4.0(s,1H,C7OH) 4.65〜4.85(m,2H,C8CH2) 5.25(t,1H,C15H,J=8.1Hz) 5.35〜5.5(m,2H,C19H,C11H) 5.75〜5.9(m,2H,C10H,C9H) 6.55(m,1H,C3H) 実施例 2 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンDと
13−シセトキシ−5−ケトミルベマイシンD
(R1=i−C3H7) 5−ケトミルベマイシンD(0.56g)の酢酸溶
液(10ml)に二酸化セレン(0.22g)を加え、40
℃で1時間撹拌する。反応終了後、反応液にセラ
イトを加え、セレン化合物を別する。液を水
にあけ、酢酸エチルで抽出し、抽出液を重そう水
で洗い硫酸マグネシウムで乾燥濃縮後、残渣をカ
ラムクロマトグラフイーにより精製すると、13−
アセトキシ−5−ケトミルベマイシンD0.12g
(収率21%)と13−ヒドロキシ−5−ケトミルベ
マイシンD0.18g(収率32%)を得る。 13−アセトキシ体 赤外線吸収スペクトルνKBr nax:3480,1740,
1715,1685,1460cm-1 質量スペクトル(m/e):612(M+)、594(M+
−18) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δppm: 1.55(s,3H,C14CH3) 1.90(s,3H,C4CH3) 2.05(s)および2.07(s)(3H,
【式】) 6.57(m,1H,C3H) 13−ヒドロキシ体 赤外線吸収スペクトルνnujol nax: 3450,1735,
1715,1580cm-1 質量スペクトル(m/e):570(M+)、552(M+
−18) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δppm: 1.58(s,3H,C14CH3) 1.89(m,3H,C4CH3) 4.6〜4.8(m,2H,C8CH2) 5.23(t,C15H) 5.3〜5.45(m,C11H,C19H) 5.6〜5.9(m,C9H,C10H,C15H) 6.57(m,C3H) 6.52(m,C3H) 上記の方法により得られる13−アセトキシ−5
−ケトミルベマイシンD(0.10g)に、メタノー
ル(20ml)、2規定塩酸(5ml)、1,4−ジオキ
サン(10ml)を加え、50℃で5時間加熱撹拌す
る。反応終了後、13−ホルミルオキシ−5−ケト
ミルベマイシンA4の加水分解と同様の後処理に
よつて、0.015gの13−ヒドロキシ−5−ケトミ
ルベマイシンDを得る。 実施例 3 13−ホルミルオキシ−5−ケトミルベマイシン
D(R1=i−C3H7) 5−ケトミルベマイシンD(0.56g)のギ酸溶
液(10ml)に、二酸化セレン(0.17g)を加え、
40℃で2時間撹拌する。反応終了後、反応液にセ
ライトを加え、セレン化合物を別した後、液
を水にあけ、酢酸エチルで抽出する。抽出液の濃
縮残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
より精製して、0,27g(収率44%)の13−ホル
ミル体と、0.02gの13−ヒドロキシ体を得る。 13−ホルミル体 赤外線吸収スペクトルνKBr nax:3550,1730,
1685,1460cm-1 質量スペクトル(m/e):598(M+)、580(M+
−18) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δppm: 1.56(s,3H,C14CH3) 1.91(m,3H,C4CH3) 5.06(d,1H,C13,H,J=10Hz) 5.35〜5.45(m,3H,C11H,C19,C15H) 5.8〜5.9(m,2H,C9H,C10H) 6.58(m,1H,C3H) 8.09(m,1H,−OCHO) 上記の方法により得られる13−ホルミルオキシ
−5−ケトミルベマイシンD(0.20g)に、メタ
ノール(25ml)、1規定塩酸水(10ml)、1,4−
ジオキサン(15ml)を加え、室温で一晩撹拌後、
反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出する。抽出
液の濃縮残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーにより精製して、0.14gの13−ヒドロキシ−
5−ケトミルベマイシンDを得る。 実施例 4 13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシンA4
+A3(R1=C2H5とR1=CH3の3:1の混合物) 5−ケトミルベマイシンA4と5−ケトミルベ
マイシンA3の混合物(混合比A4/A3=3/1)
(12.44g)のギ酸溶液(8.7ml)に二酸化セレン
(3.83g)を加え、40℃で2時間撹拌した。反応
終了後、反応液にセライトを加え、セレン化合物
を濾別した。濾液を水にあけ、酢酸エチルで抽出
し、抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し、
一部13−ヒドロキシ体を含む13−ホルミルオキシ
−5−ケトミルベマイシンA4+A3の粗生成物を
得た。この粗生成物に、メタノール(200ml)、2
規定塩酸水(50ml)、1,4−ジオキサン(100
ml)を加え、室温で5時間撹拌した。反応終了
後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。
有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、残
渣をカラムクロマトグラフイーにより精製し、標
記化合物5.59g(収率44%)を得た。 質量スペクトル(m/e):556(M+forR1
C2H5)、542(M+forR1=CH3)、538(M+
18)、524(M+−18) 核磁気共鳴スペクトル(CDCl3)δppm: 3.01−3.15(m,0.75H,C25 CH2CH3)、
3.28(m,0.25H,C25 CH3)、3.73(d,
1H,C13H,J=10Hz)、3.86(s,1H,
C6H)、3.99(s,1H,C7OH)、4.71(br.s,
2H,C8CH2)、5.22(m,1H,C15H)、
5.32−5.51(m,2H,C11,C19H)、5.60−
5.91(m,2H,C9H,C10H)、6.54(br.s,
1H,C3H)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中、R1はメチル基、エチル基、イソプロ
    ピル基またはsec−ブチル基を示す)で表わされ
    る化合物を、一般式() R2−COOH (式中、R2は水素原子または低級アルキル基
    を示す)で表わされるカルボン酸の存在下、二酸
    化セレンで処理して、一般式()または() (式中、R1およびR2は、前記したものと同意
    義である)で表わされる化合物とし、必要に応じ
    て、一般式()の化合物を加水分解することを
    特徴とする、一般式()で表わされる化合物の
    製造法。
JP22555184A 1984-10-26 1984-10-26 13−置換−5−ケトミルベマイシン類およびその製造法 Granted JPS61103884A (ja)

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IL76816A IL76816A (en) 1984-10-26 1985-10-24 Process for preparing 13-hydroxy-5-ketomilbemycin
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EP85307782A EP0184308B1 (en) 1984-10-26 1985-10-28 Process for preparing milbemycin derivatives and certain novel compounds employed therein
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