JPH018245Y2 - - Google Patents

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JPH018245Y2
JPH018245Y2 JP20155385U JP20155385U JPH018245Y2 JP H018245 Y2 JPH018245 Y2 JP H018245Y2 JP 20155385 U JP20155385 U JP 20155385U JP 20155385 U JP20155385 U JP 20155385U JP H018245 Y2 JPH018245 Y2 JP H018245Y2
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gear
rotation
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center
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は、回転作動機器中の二回転体の回転
(回転角ないしは回転速度)を相対的に変化させ
て、その回転作動機器の運転条件を制御するため
に適用する二回転体の相対回転制御装置に関する
ものである。
(b) 従来の技術とその問題点 二回転体を有し、この二回転体の回転を相対的
に変化させて運転条件を制御するような回転作動
機器においては、その二回転体が回転停止中であ
ろうと回転中であろうと、それに係わりなく、そ
の二回転体の回転の相対的な変化を自由に制御で
きることが望ましい場合が多いものである。たと
えば、この種の回転作動機器の代表的なものに、
加工材料をチヤツキングして回転させるために旋
盤等に用いられるスクロールチヤツクがある。す
なわちスクロールチヤツクは、相対的に回転可能
に連結配置された二回転体としてのチヤツク本体
とスクロール盤を有し、チヤツク本体に半径方向
に移動可能に保持したチヤツク爪にスクロール盤
のスクロールが係合し、チヤツク本体とスクロー
ル盤とのチヤツク全体の同時一体的な回転がそれ
らのうちのいずれか一方の回転駆動手段による回
転によつてなされる一方、チヤツク本体とスクロ
ール盤との相対的な回転操作によつてチヤツク爪
がチヤツク本体の半径方向に移動する開閉動作を
して加工材料の掴み放しがなされる。このような
スクロールチヤツクでは、チヤツク全体の回転停
止時だけでなく、回転中においてもチヤツク本体
とスクロール盤との相対回転の操作制御をできて
チヤツク爪を開閉動作できるようにすることが、
その都度チヤツク全体の回転停止をしなくとも加
工材料の掴み放しをできて作業能率的に有利で望
ましいものである。
係る目的を達成するための二回転体の相対回転
制御装置には、本考案者の提案に係る「二回転体
の相対速度可変装置」と題する特公昭56−2623号
(特願昭51−158116号)の装置がある。しかしこ
の装置の場合、作用的に目的を達成できるにして
も、その主要部に偏心的に回転する2つの歯車を
回り両スライダ機構(オルダム継手)を用いて同
期回転させる機構を含むものであつたため、その
滑らかな運転のために難があり、高速領域での運
転時に震動によるトラブルを招くおそれがあつ
た。
そこで更に本考案者は、オルダム継手のような
ものを用いることなく、滑らかな運転において同
目的を達成できるように改良した装置を提案し
た。すなわち実開昭58−4306号(実願昭56−
97725号)に係る装置がそれである。この改良装
置の場合、同心的に対向配置された一対の内歯歯
車と、その中心に位置する一つの中心歯車とを有
し、これらがフレームに回転自在に支持されてい
る。一対のうち一方の内歯歯車と中心歯車との間
及び他方の内歯歯車と中心歯車との間には夫々中
間歯車が介在噛合している。それら中間歯車のう
ち一方の内歯歯車の側の中間歯車は、中心歯車の
まわりに周回移動可能なように、内歯歯車及び中
心歯車と同心的に前記フレームに回転自在に支持
されたキヤリヤに回転自在に軸支される。対する
に他方の内歯歯車の側の中間歯車は、中心歯車の
まわりの周回移動を不能なように前記フレームの
定位置に回転自在に軸支される。こうして前記一
対の内歯歯車を回転作動機器中の制御すべき二回
転体に夫々連動連結することにより、前記キヤリ
ヤを制御入力用の回転操作部材として、これの回
転操作によつて前記一方の側の中間歯車を中心歯
車のまわりに周回移動させることにより前記一対
の内歯歯車の間にもたらされる相対的な位相変化
によつて前記二回転体の回転を相対的に変化させ
る制御をなすものであつた。しかしこの改良装置
の場合、回転操作部材の回転よりも、これによつ
て一対の内歯歯車の間にもたらされる相対的な位
相変化が増速になりトルクを弱められることにな
る。従つてスクロールチヤツクのチヤツク本体と
スクロール盤のように比較的大きなトルクを要求
される二回転体の相対回転の制御のためには不利
である。もつともこの装置の場合、中間歯車を外
周と内周に歯を具えた環状歯車とし、その外周歯
を内歯歯車に噛合させ、内周歯を中心歯車に噛合
させるようにすれば、回転操作部材の回転より
も、これによつて一対の内歯歯車の間にもたらさ
れる相対的な位相変化が減速になり得る。しかし
こうした場合、環状の中間歯車にエキセントリツ
クな回動を保障する必要があり、その案内保持が
厄介で構造複雑になり、滑らかな運転のために難
がある。
(c) 本考案の技術的課題 本考案は上記のような既提案の装置に認められ
る問題を解決すること、すなわち、回転操作部材
の回転よりも、これによつて一対の内歯歯車の間
にもたらされる相対的な位相変化が減速になるよ
うにし、しかも構造を簡単にし、滑らかな運転を
可能にすることを目的とするものである。
(d) 本考案の技術的手段 本考案は前記した実開昭58−4306号に係る装置
を次のように改変したものである。すなわち、同
心的に対向配置した一対の内歯歯車の中心に位置
する中心歯車を、一つとせずに内歯歯車と同様に
同心的に対向配置した一対にするように改変す
る。その一対のうち一方の中心歯車はフレームに
回転自在に支持するのに対し、他方の中心歯車は
回転不能なようにフレームに固定する。そして、
その一方の回転自在な中心歯車と一方の内歯歯車
との間及び他方の固定した中心歯車と他方の内歯
歯車との間の夫々に介在噛合した中間歯車を、
夫々の中心歯車のまわりの周回移動を同期的に可
能なように、一対の内歯歯車及び中心歯車と同心
的にフレームに回転自在に支持した共通のキヤリ
ヤに回転自在に軸支する。こうして中間歯車のキ
ヤリヤでなく、一方の回転自在な中心歯車に回転
操作部材を設け、これを回転操作することによつ
て一対の内歯歯車の間に生じる相対的な位相変化
によつて所期の二回転体の回転の相対的な変化の
制御をなすようにするものである。
(e) 本考案の作用 本考案によると、回転操作部材の回転操作を中
間歯車のキヤリヤでなく中心歯車に及ぼすもので
あるので、その回転操作部材の回転よりも、これ
によつて一対の内歯歯車の間に生じる相対的な位
相変化が減速になつてトルクを強められることに
なる。従つてスクロールチヤツクのチヤツク本体
とスクロール盤のように比較的大きなトルクを要
求される二回転体の相対回転の制御のために有利
に使用できる。しかもオルダム継手のようなもの
を必要としないことはもちろん、エキセントリツ
クな回動を要求されるような部分もないので、構
造簡単であり、滑らかに運転できる。
(f) 本考案の実施例 以下に本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図及び第2図に示す実施例装置において、
ケーシングを構成するフレーム1内に、同心的に
対向配置した第1と第2との一対の環状の内歯歯
車10,20を設けてある。この一対の内歯歯車
10,20は相対回転可能なように夫々外周部分
においてベアリング13,23を介してフレーム
1の内周に回転自在に支持してある。
その一対の内歯歯車10,20の回転中心位置
としての第1図に一点鎖線で示す軸線l上には、
その一対の内歯歯車10,20に対応して同じよ
うに同心的に対向配置した第1と第2との一対の
中心歯車11,21を設けてある。この一対のう
ちの第2の中心歯車21は回転不能なように一端
側においてフレーム1に固定してある。対するに
第1の中心歯車11は、一端側の突出中心軸を第
2の中心歯車21の端面に形成した中心孔に嵌入
してベアリング14で支持し、他端側の突出中心
軸11′をベアリング15を介してフレーム1に
支持してあり、こうして回転自在にしてある。こ
こで第1の中心歯車11には後述する回転操作部
材40を設けるために、その突出中心軸11′の
先端部をフレーム1の外部に突出させてある。
第1の内歯歯車10と第1の中心歯車11との
間には第1の中間歯車12を介在させ、この第1
の中間歯車12の外周歯12aを第1の内歯歯車
10の内周歯10aと第1の中心歯車11の外周
歯11aに噛合させてある。同様に、第2の内歯
歯車20と第2の中心歯車21との間には第2の
中間歯車22を介在させ、この第2の中間歯車2
2の外周歯22aを第2の内歯歯車20の内周歯
20aと第2の中心歯車21の外周歯21aに噛
合させてある。
第1の中間歯車12と第2の中間歯車22と
は、夫々の回転中心軸16,26において、その
まわりを回転自在なようにベアリング17,27
を介して支持してある。それら第1と第2の中間
歯車の回転中心軸16,26は、これを一体化し
た一本の軸で構成し、この軸を一対の内歯歯車1
0,20の両側に配置した一対の環状盤31,3
2からなるキヤリヤ30に対し、その環状盤3
1,32の間に架設するようにして支持してあ
る。キヤリヤとしての環状盤31,32は、一対
の内歯歯車10,20及び中心歯車11,21と
同心的に軸線lを中心に回転自在なように、夫々
外周においてベアリング33,34を介してフレ
ーム1に支持してある。こうして第1と第2の中
間歯車12,22は、それらに共通のキヤリヤ3
0に回転自在に軸支することにより、夫々の中心
歯車11,21のまわりの周回移動を同期的に可
能にしてある。なお、キヤリヤ30には、重量バ
ランスのため、及びねじれ防止のために、第1と
第2の中間歯車12,22の軸支側とは反対側に
おいて両環状盤31,32の間にスペーサ35を
取付けるようなことが必要に応じてなされる。
前記した回転自在な第1の中心歯車11には回
転操作部材40を設けてある。この実施例では、
その回転操作部材40を歯車41で構成し、これ
を前記のようにケース1から外部に突出させた第
1の中心歯車の突出中心軸11′の先端部にキー
42等を用いて固定的に取付けてある。
なお、この装置においては、第1と第2の中間
歯車12,22を夫々一つにするに限らず、その
回転バランスをよくする上で、別に第3図に例示
するように、軸線lを中心にして一定の角度間隔
をおいて三つ配置する等のように二つ以上複数配
置するようにキヤリヤ30に軸支するようにで
き、こうするとスペーサ35を省くことができ
る。また第1と第2の中間歯車12,22は、必
ずしも夫々の回転中心軸16,26を一体にした
一本の軸においてキヤリヤ30に軸支する必要は
なく、その回転中心軸16,26を分離し、これ
を軸線lを中心にして一定の角度間隔をおいて互
いに位相した配置でキヤリヤ30に支持するよう
にもできる。さらにキヤリヤ30については、こ
れを一対の内歯歯車10,20の両側に配置した
一対の環状盤31,32で構成するに限らず、そ
のいずれか一方を省略したり、あるいは一対の内
歯歯車10,20の間に配置したり等の変形も可
能である。
この装置は、第1と第2の内歯歯車10,20
を、制御すべき回転作動機器中の二回転体に夫々
連動連結し、回転操作部材40に適宜に制御用回
転力を入力するようにモータ等の回転駆動手段を
連動連結する等のようにして使用する。この場
合、たとえば、第1と第2の内歯歯車10,20
の夫々の外周部分に外周歯10b,20bを形成
しておき、これら外周歯10b,20bに、フレ
ーム1の適所に設けた開口2の部分において、回
転作動機器中の二回転体の夫々に直接形成又は連
動連結した歯車を夫々噛合するようにされる。
この装置によると、第1の内歯歯車10を回転
制止した状態で回転操作部材40を回転して第1
の中心歯車11を回転した場合、その回転方向を
正方向とするならば、第1の中間歯車12が回転
中心軸16を中心に逆方向に回転(自転)すると
共に第1の中心歯車11のまわりに正方向に周回
移動する。このとき第2の中間歯車12が、共通
のキヤリヤ30によつて第1の中間歯車12の周
回移動に同期して第2の固定中心歯車21のまわ
りに正方向に周回移動し、この周回移動と共に回
転中心軸26を中心に正方向に回転(自転)す
る。もつて第2の内歯歯車20が正方向に回転す
る。
また逆に第2の内歯歯車20を回転制止した状
態で同じように回転操作部材40を回転して第1
の中心歯車11を回転した場合、第2の中心歯車
21が回転不能に固定のため、第2の中間歯車2
2がそのまわりに周回移動できない。ために第1
の中間歯車12が第1の中心歯車11のまわりに
周回移動できず、回転中心軸16を中心に逆方向
に回転(自転)するだけである。もつて第1の内
歯歯車10が逆方向に回転する。
また回転操作部材40を制止した状態で第1と
第2の内歯歯車10,20のいずれか一方を回転
する場合、第1の中心歯車11が第2の固定中心
歯車21と同じように回転を止められた状態にな
るので、第1と第2の中間歯車12,22が同期
的に夫々の中心歯車11,21のまわりに周回移
動して同じように夫々の回転中心軸16,26を
中心に回転する。もつて第1と第2の内歯歯車1
0,20が相互に連動して同期的に同じ回転をす
る。
このようにしてこの装置によると、第1と第2
の内歯歯車10,20の内周歯10a,20a
と、第1と第2の中心歯車11,21の外周歯1
1a,21aと、第1と第2の中間歯車12,2
2の外周歯12a,22aとの歯数比を、たとえ
ば3:1:1とした場合、回転操作部材40を回
転するときに、その1回転あたり1/3回転の度合
で第1と第2の内歯歯車10,20の間に相対的
な位相変化を生じる。つまり、第1と第2の内歯
歯車10,20の内周歯10a,20aの歯数が
Nで、第1と第2の中心歯車11,21の外周歯
11a,21aの歯数がnであると、回転操作部
材40の1回転あたりに第1と第2の内歯歯車1
0,20の間に生じる位相変化量はn/N回転とな る。従つて、回転操作部材40の回転よりも、こ
れによつて第1と第2の内歯歯車10,20の間
に生じる相対的な位相変化が減速になつてトルク
を強められることになる。そして第1と第2の内
歯歯車10,20のいずれか一方を回転すると
き、回転操作部材40を回転しなければその両者
が互いに同一の回転状態を維持し、回転操作部材
40を回転するとこれに応じて上記の度合の相対
的な位相変化が回転速度ないしは回転角の相対的
な変化としてその両者の間に正確に加わることに
なる。
従つて、この装置は、第4図に例示するよう
に、たとえばスクロールチヤツクにつき、その図
示しない回転駆動手段によつて回転される一つの
回転体としてのチヤツク本体Xと、この本体に対
して相対回転可能な連結配置に装備した別の回転
体としてのスクロール盤Yとを、それらの外周に
形成した外周歯Xa,Yaを前記した両内歯歯車の
外周歯10b,20bに夫々噛合させる等のよう
にして、両内歯歯車10,20に夫々連動連結す
るように適用すると、回転駆動手段によるチヤツ
ク本体Xの回転に伴つて、これとスクロール盤Y
とのチヤツク全体が同時一体的に回転するごとき
本来の運転のための運動を妨げることなく、随時
に、別のモータM等の回転駆動手段によるこの装
置の回転操作部材40の回転操作によつてその回
転中のチヤツク本体Xとスクロール盤Yとを強力
なトルクで相対的に位相変化させて、その相対的
な回転速度ないしは回転角を変化させる制御を自
由に任意の度合に正確にでき、このようにしてチ
ヤツク本体Xに設けてある各チヤツク爪Zを一斎
に当該スクロールチヤツクの運転時(回転時)に
おいても安全に正確かつ円滑に随意開閉動し得
る。尚、図中Wはチヤツク爪Zを開閉可能なよう
に半径方向に移動可能に案内保持するためのチヤ
ツク本体Xに形成したガイド溝、Ybはスクロー
ル盤Yのスクロール歯、Zaはスクロール歯Ybと
係合するようにチヤツク爪Wに形成した弧状歯を
示している。
本考案の装置を上述したようなスクロールチヤ
ツクのチヤツク爪の開閉動の制御のために適用す
る場合に関する他の例としては、第5図に例示す
るような構成を実施することもできる。この例に
おけるスクロールチヤツクないしはチヤツキング
装置は、チヤツク本体Xの回転中心支軸を筒にす
ることによつて、その支軸を含めてスクロールチ
ヤツク全体の中心部に貫通孔50を形成して成る
もので、支軸を介してスクロールチヤツクを回転
可能に保持している機体58におけるスクロール
チヤツク設置側とは反対側の側面に、本考案に係
る制御装置を配設しておくことにより、遠隔位置
においてスクロールチヤツクのチヤツク爪Zの開
閉動の制御をすることができるようにするのみな
らず、その中心部にある貫通孔50を通して長尺
のパイプ材等を挿入しチヤツキングすることがで
きるという利点を得るようにしたものである。
尚、同図において、51は機体58に貫通し回転
可能に保持させると共にその一方の端部にチヤツ
ク本体Xを固着支持させた支軸としての回転外
筒、52は外筒51内に回転可能に収容してある
と共にその一方の端部においてスクロール盤Yと
連動連結させ得るようにした回転内筒、53は内
筒52における一方の端部に係合部57を介して
一体的に回転するように接続した回転連結筒、5
4は連結筒53とスクロール盤Yとをそれらに形
成した外周歯55と内周歯56において連動連結
すべくそれら歯55,56の間に噛合させて介在
させるようにピン部材等の支軸59によつてチヤ
ツク本体Xに回転可能に軸支させた連動連結歯
車、X′及びY′は外筒51及び内筒52のスクロ
ールチヤツクとは反対側に機体58から突出する
他方の端部に夫々形成してあるところの二回転体
としての回転部材、X′a,Y′aはそれらの回転部
材の外周に設けた外周歯である。この場合、図示
しない回転駆動手段によつて外筒51又は内筒5
2を回転し、或はチヤツク本体Xを直接回転する
ことにより、チヤツクを全体的に回転させるよう
にされる一方、両回転部材X′,Y′を、本考案に
係る制御装置の両内歯歯車10,20に、それら
の外周歯X′a,Y′aと10b,20bの噛合等に
より連動連結することによつて所期のチヤツク爪
Zの開閉動の制御を行い得るようにされる。
さらに本考案の装置はスクロールチヤツク以外
にも、二回転体の同期的な連動回転と、その回転
の相対的な変化を期することを望まれる回転作動
機器に対しても有効に適用できるものである。
若干の例をあげると、たとえば、布等のウエブ
や糸等を案内又は送る少くとも2つの回転ローラ
を具える機器において、それら2つのローラを或
る速度で同期的に回転させたり、或はそれによつ
て送られるウエブや糸の過度の緊張や緩みを防止
又は調整するために相対的に回転速度や回転角度
に関する位相の変化をさせる等の制御を随時なし
得るようにするような場合、それら2つのローラ
に第1と第2の内歯歯車11,21を夫々運動連
結するように本考案の装置を適用して、そのよう
な所期の制御の作用を有効に達成できる。また、
たとえば、2つの回転ベンデイングローラを有す
る金属板その他のベンデイング用機器において、
そのベンデイングの度合を制御する等の目的で、
その2つの回転ベンデイングローラの相対的な回
転の変化の制御を正確にできるようにするため
に、それらローラを第1と第2の内歯歯車11,
21に夫々連動連結するように本考案の装置を適
用して、その所期制御を有効にできるようにな
る。また、たとえばトラクターやブルドーザー等
の一対の無限軌条等の走行装置をもち、それら軌
条等の相対的な回転の変化によつて操蛇されるよ
うな機器に対しても、その操蛇のために両軌条等
の回転駆動軸に第1と第2の内歯歯車11,21
を夫々連動連結するように本考案の装置を適用す
るような使用もできる。
(g) 本考案の効果 以上のようにして本考案の装置によると、同心
的に対向配置した一対の内歯歯車10,20の中
心に位置する中心歯車を一方がフレーム1に回転
自在な支持で他方がフレーム1に回転不能な固定
である一対のもの11,21で構成し、この一対
の中心歯車11,21と一対の内歯歯車10,2
0との間に夫々介在噛合した中間歯車12,22
を夫々の中心歯車11,21のまわりの周回移動
を同期的に可能なように共通のキヤリヤ30に回
転自在に軸支し、一方の回転自在な中心歯車11
に回転操作部材40を設けたことにより、回転操
作部材40の回転よりも、これによつて一対の内
歯歯車10,20の間に生じる相対的な位相変化
が減速になつてトルクを強められるものであり、
もつて所期の回転作動機器中における二回転体の
相対回転変化の制御を回転操作部材40に対する
小さな入力トルクをもつてして強力に遂行でき、
実用的に優れた効果を発揮できるものである。し
かも、オルダム継手のようなものや、エキセント
リツクな回動を要求されるような部分もないの
で、構造簡単であり、滑らかに運転できるもので
ある。さらに本考案の装置によると、一対の内歯
歯車10,20のいずれか一方に回転力が入力さ
れてその両者が連動回転するとき、この作用が共
通のキヤリヤ30に軸支された両中間歯車12,
22の回転中心軸16,26を中心とする回転
(自転)だけでなく中心歯車11,21のまわり
の同期的な周回移動を伴つて遂行されるものであ
るため、このときの両中間歯車12,22の回転
(自転)は周回移動の分だけ低められるので極度
に高速になるおそれがなく、その回転(自転)の
ための軸受部分に大きな負担がかかるおそれがな
い。この点で、本考案の装置は高速運転型の回転
作動機器の二回転体の相対回転制御用に適用して
滑らかな運転と耐久性を保障する上で非常に有利
であるという特長もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の実施例を示す断面図、
第2図は同装置の内部の回転部分の配置状態を概
略的に示す側面図、第3図は第1図の装置の部分
的な改変に係る実施例を示す第2図と同態様の側
面図、第4図は本考案の装置をスクロールチヤツ
クに適用した場合の実施例を示す一部破断側面
図、第5図は本考案の装置をスクロールチヤツク
に適用した場合の別の実施例を示す要部の側断面
図である。 1……フレーム、10,20……内歯歯車、1
1,21……中心歯車、12,22……中間歯
車、30……キヤリヤ、40……回転操作部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転作動機器中の二回転体の回転を相対的に変
    化させて、その回転作動機器の運転条件を制御す
    るための装置であつて、同心的に対向配置した一
    対の内歯歯車10,20を相対回転可能なように
    フレーム1に回転自在に支持し、この一対の内歯
    歯車の回転中心位置に同じく同心的に対向配置し
    た一対の中心歯車11,21を設け、この一対の
    うちの一方の中心歯車11は前記フレーム1に回
    転自在に支持するのに対して他方の中心歯車21
    は回転不能なように前記フレーム1に固定し、そ
    の一方の回転可能な中心歯車11と一方の内歯歯車
    10との間及び他方の固定した中心歯車21と他
    方の内歯歯車20との間の夫々に中間歯車12,
    22を介在噛合させ、これら中間歯車12,22
    は夫々の中心歯車11,21のまわりの周回移動
    を同期的に可能なように前記一対の内歯歯車1
    0,20及び中心歯車11,21と同心的に前記
    フレーム1に回転自在に支持した共通のキヤリヤ
    30に回転自在に軸支し、前記一方の回転自在な
    中心歯車11に回転操作部材40を設け、前記一
    対の内歯歯車10,20を前記回転作動機器中の
    二回転体に夫々連動連結することにより、前記回
    転操作部材40の回転操作によつて前記一対の内
    歯歯車10,20の間に生じる相対的な位相変化
    によつて前記二回転体の回転を相対的に変化させ
    るようにしてなることを特徴とする二回転体の相
    対回転制御装置。
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