JPH018247Y2 - - Google Patents

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JPH018247Y2
JPH018247Y2 JP1983117691U JP11769183U JPH018247Y2 JP H018247 Y2 JPH018247 Y2 JP H018247Y2 JP 1983117691 U JP1983117691 U JP 1983117691U JP 11769183 U JP11769183 U JP 11769183U JP H018247 Y2 JPH018247 Y2 JP H018247Y2
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drill unit
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drill
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、送り量を段階的に増加させてドリル
を繰返し動作させることにより深穴を穿設する深
穴加工装置に関する。
(従来技術) 例えば、エンジンのクランク軸に穿設される油
穴等の深穴を特開昭55−5207号公報に示されてい
るような加工機で加工する場合は、加工途中で切
り粉が穴内に詰つてドリルの前進を妨げるといつ
た問題があるため、適宜深さまで穿設した時点で
ドリルを一旦戻し、穴内の切り粉を除去した上で
再びドリルを挿通して更に穿設するというよう
に、送り量を段階的に増加させながらドリルを繰
返し送り動作させるという方法が用いられる。
然るにこのような穴加工方法によると、ドリル
を中間穿設位置から後退させるための時間と、次
にその中間穿設位置までドリルを前進させるため
の時間とが余分に必要となる。そこで、この種の
深穴を加工する装置においては、ドリルの後退速
度を速くすると共に、前進速度を高速と低速とに
切換え可能として、前回穿設位置までのドリル前
進送りについては高速で行わせるように構成され
る。また、この高速での前進送りに際しては、前
回穿設した穴の底部にドリルの先端が高速で当接
すると該ドリルの先端を損傷するおそれがあるの
で、前回穿設位置の若干手前で低速送りに切換え
るように制御される。
然して、従来における深穴加工装置は、上記の
如き送り速度の制御を複雑な電気装置と電気回路
とを用いて行う構成であつたため故障が多く、ま
た故障発生時に現場で直ちに修理することができ
ないといつた欠点があり、メインテナンス上の問
題を有していた。
(考案の目的) 本考案は従来における上記のような実情に鑑
み、深穴加工装置における上記の如き送り速度の
制御を機械的な簡素な構造で行わせるようにし
て、メインテナンス性に優れ、しかも上記制御を
確実且つ高精度に行うことができる深穴加工装置
を実現することを目的とする。
(考案の構成) 本考案に係る深穴加工装置は、上記目的達成の
ため次のように構成される。
即ち、ドリルと該ドリルを回転駆動するモータ
とを有するドリルユニツトと、該ドリルユニツト
を進退動させ且つ前進速度については高速と低速
とに切換え可能とされた油圧シリンダ等でなる送
り装置とを有して、上記ドリルユニツトを送り量
を段階的に増加させながら繰返し送り動作させる
深穴加工装置において、ピストンロツドとシリン
ダケースとから構成されてドリルユニツトの前進
時に該ユニツトに係合して収縮されることにより
該ユニツトの段階的前進位置をその収縮停止位置
として記憶する送り量記憶機構と、該送り量記憶
機構とドリルユニツトとの係合部のドリルユニツ
ト側に設けられて係合時に送り量記憶機構側に当
接する検出器と、送り量記憶機構側に該検出器に
対向させて設けられ、通常時はスプリングにより
送り量記憶機構側当接部材の当接面より検出器側
に所定量突出されて、ドリルユニツトの再前進時
における該ユニツトと送り量記憶機構との再係合
時に上記突出量だけ手前位置で検出器に当接する
速度切換位置設定部材と、該速度切換位置設定部
材の突出量を微調整する調整機構と、上記ピスト
ンロツドとシリンダケースとの間に上記スプリン
グ力より大きな摺動力を付与する摺動力付与機構
と、上記速度切換位置設定部材との当接時に検出
器から出力される検出信号により上記速り装置に
よるドリルユニツトの前進速度を高速から低速に
切換えると共にその低速送り動作を一定時間継続
させ且つ該時間の経過後にドリルユニツトを後退
動作に切換える送り制御装置とを備える。
このような構成によれば、ドリルユニツトの再
前進時に、速度切換位置設定部材と検出器とが当
接して、該ユニツトの送り速度が前回の穿孔位置
より速度切換位置設定部材の突出量だけ手前位置
で高速から低速に切換えられることになるが、そ
の場合に、上記速度位置設定部材と検出器とはド
リルユニツトの移動方向に対向、当接するので、
該ユニツトの位置が直接検出されることになり、
また上記突出量は調整機構によつて微調整するこ
とができるので、ドリルユニツトの速度切換位置
を確実且つ高精度に制御することができるように
なる。また、送り量記憶機構を構成するピストン
ロツドとシリンダケースとの間には、摺動力付与
機構により、速度切換位置を検出器側に付勢する
スプリング力より大きな摺動力が付与されている
ので、上記スプリング力にバラツキがあつても前
回穿孔位置の所定量手前位置で検出器が確実に動
作し、制御の信頼性が確保されることになる。
(実施例) 以下、本考案深穴加工装置を図に示す実施例に
基づいて説明する。
第1図に示すように、深穴加工装置1は、主た
る構成要素としてベース2上に前後スライド可能
に設置されたドリルユニツト10と、上記ベース
2内に設けられた送り装置20とを有する。ドリ
ルユニツト10は、主軸ケース11内に回転自在
に主軸12を軸支し、且つ該主軸12の主軸ケー
ス11から突出した前端部にチヤツク機構13を
介してドリル14を接続させた構成とされてい
る。そして、主軸ケース11の後部に取付けたモ
ータ15によりベルト16,16、中間軸17、
ギヤ18,18を介して上記主軸12ないしドリ
ル14が回転駆動されるようになつている。
一方、送り装置20は、上記ドリルユニツト1
0のスライド方向に平行に配設されたシリンダ2
1と、該シリンダ21内に嵌挿されたピストン2
2と、該ピストン22に先端が固着され且つシリ
ンダ21の後端部から後方に延出されたピストン
ロツド23とを有し、該ロツド23の後端部が連
結部材24を介して上記ドリルユニツト10のケ
ース11に結合されている。そして、上記シリン
ダ21にはピストン22の後方の前進室21aに
通孔21a′を介して通じるパイプ25と、ピストン
22の前方の後退室21bに通じるパイプ26とが接
続され、これらのパイプ25,26からの前進室
21a及び後退室21bに対する作動油の給排に
よりピストン22が摺動されることにより、上記
ピストンロツド23及び連結部材24を介してド
リルユニツト10がベース2上を前後にスライド
されるようになついてる。また、上記ベース2に
はピストンロツド23に沿つてストツパ軸27が
架設されいてると共に、該軸27が上記連結部材
24に形成された孔24aに挿通され、ドリルユ
ニツト10が所定位置まで前進した時に該軸27
の先端の大径部27aに連結部材24が当接する
ことにより該ドリルユニツト10の前進が規制さ
れるようになつている。このストツパ軸27はロ
ツクナツト28を弛めることによりベース2に対
する位置関係を調整することができ、これにより
上記ドリルユニツト10の前進規制位置が任意に
設定される。
そして、第2図に示すように上記ベース2の一
側面における前部及び後部には、ドリルユニツト
10の前進端検出スイツチ29及び後退端検出ス
イツチ30とが夫々設けられていると共に、ドリ
ルユニツト10における主軸ケース11の側面所
定位置には2個の当接部材31,32が前後に並
べて突設されて、図示のようにドリルユニツト1
0が後退端に位置する場合は後方の当接部材32
により後退端検出スイツチ30が導通され、また
該ドリルユニツト10が図示の位置から一定スト
ローク前進した時に前方の当接部材31により前
進端検出スイツチ29が導通されるようになつて
いる。ここで、該前進端検出スイツチ29が導通
されるドリルユニツト10の位置は、上記ストツ
パ軸27によつて前進を規制される位置の手前側
とされている。
以上の構成に加えて、この深穴加工装置1には
ドリルユニツト10の送り量記憶機構40が設け
られている。この送り量記憶機構40は、第3図
に示すように上記ベース2の側部に取付部材41
を介して且つドリルユニツト10のスライド方向
に沿つて固設されたシリンダケース42と、該シ
リンダケース42内に摺動自在に嵌挿されたピス
トンロツド43とを有し、ドリルユニツト10が
前進した時に該ユニツト10における主軸ケース
11から側方に突出された係合部材19がピスト
ンロツド43の後端部に係合することにより、該
ロツド43がシリンダケース42内に押込まれる
ようになつている。ここで、シリンダケース42
の前端部には、該ケース42内にエアを供給して
ピストンロツド43を図に示す最も後退した位置
にリセツトさせるエア供給用パイプ45が接続さ
れている。また、該ピストンロツド43の後端部
に連結部材46を介して連結されたストツパ軸4
7が上記シリンダケース取付部材41に形成され
た孔41aに挿通され、且つ該軸47の前端部に
ナツト48,48が螺着されていることにより、
図示のように該ナツト48,48が取付部材41
に当接する位置で、上記エアによるピストンロツ
ド43の後方へのリセツト位置が規制されるよう
になつている。
そして、この送り量記憶機構40におけるピス
トンロツド43の後端部と、その後方に位置する
ドリルユニツト10における係合部材19との係
合部には両者の係合を検出する検出器50と、速
度切換位置設定部材60とが相対向させて設けら
れている。
上記検出器50は、第4図に拡大して示すよう
に係合部材19に後方から装着されたリミツトス
イツチであつて、係合部材19の前面に固着され
た押付部材51より前方に突出された触子50a
が押込まれた時に導通する。
また、上記速度切換位置設定部材60は、筒状
のピストンロツド43の後端部に固着された保持
部材61に前後摺動可能に保持されていると共
に、ピストンロツド43内におけるバネ受け部材
62との間に装着されたスプリング63により後
方に付勢されている。そして、その後端部は上記
保持部材61に螺着された袋ナツト64を貫通し
て検出器50側に所定量aだけ突出されている
が、その突出量aは保持部材61に対する袋ナツ
ト64の締込み量によつて調節され、且つ該袋ナ
ツト64は調節された位置でロツクナツト65に
より固定されるように構成されている。
ここで、ドリルユニツト10が前進すると上記
検出器50と速度切換位置設定部材60とが当接
するが、その場合、先ず鎖線で示すように検出器
50の触子50aが速度切換位置設定部材60の
後端面60aに当接して押込まれた後、該設定部
材60が検出器50側の押付部材51によりスプ
リング63に抗してピストンロツド43内に押し
込まれる。然る後、上記押付部材51が袋ナツト
64の後端面64aに対接し、ピストンロツド4
3が前方に押動される。その場合に、押付部材5
1と袋ナツト64とが当接するまでピストンロツ
ド43が移動しないように、第3図に示すように
該ピストンロツド43に摺動抵抗を与える摩擦部
材70がシリンダケース42の後端部に具備され
ている。この摩擦部材70はシリンダケース42
の後端部に螺着された袋ナツト71との間に装着
されたスプリング72により該シリンダケース4
2とピストンロツド43との間に楔状に喰込むよ
うになつている。
更に、この深穴加工装置1には第5図に示すよ
うに回路構成された送り制御装置80が備えられ
ている。この制御装置80は油圧ポンプ81と、
該ポンプ81から吐出される作動油を油路(パイ
プ)25又は26を介して上記送り装置20にお
けるシリンダ21の前進室21a又は後退室21
bのいずれか一方に供給し且つ他方の室内の作動
油を排出する方向切換弁82と、上記後退室21
bと方向切換弁82との間の油路26上に設置さ
れた速度切換弁83と、該速度切換弁83をバイ
パスするバイパス路84上に設置された可変絞り
弁85と、該絞り弁85に並列に設けられて上記
方向切換弁82からシリンダ21(後退室21
b)側にのみ作動油を通過させる逆止弁86とを
有する。また、図示しないエア源から上記送り量
記憶機構40におけるシリンダケース42に至る
エア供給路(パイプ)45上には開閉弁87が設
置されている。
次に、上記実施例の作動を説明する。
先ず、第1〜4図に示すようにドリルユニツト
10が後退端に位置する状態で、当該深穴加工装
置1を起動させると、該ユニツト10におけるド
リル14がモータ15によつて中間軸17及び主
軸12を介して回転駆動されると共に、第5図の
送り制御装置80における方向切換弁82の第1
ソレノイド82aが励磁される。そのため、ポン
プ81から油路25を通つて送り装置20におけ
るシリンダ21の前進室21aに作動油が供給さ
れると共に、後退室21bに充満されていた作動
油が油路26から速度切換弁83及び上記方向切
換弁82を経て排出され、これに伴つて該シリン
ダ21内のピストン22が前方に摺動される。こ
の場合、上記後退室21b内の作動油は速度切換
弁83を速かに通過し、従つてピストン22は高
速で移動を開始する。
このようにしてピストン22が高速で前進を開
始すると、これに伴つて第1図に示すピストンロ
ツド23及び連結部材24を介してドリルユニツ
ト10がベース2上を同じく高速で前進を開始す
るが、該ユニツト10が初期ストローク分(第4
図の寸法b)だけ前進した時点で、第4図に鎖線
で示すようにドリルユニツト10の係合部材19
に取付けられた検出器50の触子50aが送り量
記憶機構40におけるピストンロツド43の後端
に設けられた速度切換位置設定部材60に当接
し、該検出器50が導通される。該検出器50が
導通されると、制御装置80においては速度切換
弁83のソレノイド83aが励磁されて該切換弁
83が閉じる。そのため、シリンダ21の後退室
21b内にあつた作動油はバイパス路84を通つ
て排出されることになるが、該バイパス路84上
には絞り弁85が設置されているため作動油の排
出速度が低速となり、これにより、シリンダ21
内のピストン22の移動速度、即ちドリルユニツ
ト10の前進速度が低速に切換えられる。そし
て、この時点から制御装置80に具備されたタイ
マ(図示せず)が刻時を開始し、ドリルユニツト
10が所定時間の間、低速で前進される。この間
に第6図aに示すようにドリルユニツト10にお
けるドリル14の先端がワークAに突入し、第1
次の穿孔動作が行われる。
然る後、上記タイマの設定時間が経過すると、
上記方向切換弁82における第1ソレノイド82
aが励磁解除されると共に、第2ソレノイド82
bが励磁される。そのため、ポンプ81から吐出
される作動油が油路26により逆止弁86(又は
再び開通された速度切換弁83)を介してシリン
ダ21の後退室21bに供給され、また前進室2
1a内の作動油が排出されて、該シリンダ21内
のピストン22ないしドリルユニツト10が後退
を開始する。そして、所定位置まで後退された時
点で第2図に示す後退端検出スイツチ30が導通
されることにより、上記方向切換弁82の第2ソ
レノイド82bが励磁解除され、該切換弁82か
らシリンダ後退室21bへの作動油の供給が停止
されてドリルユニツト10の後退が停止される。
これにより、第1次の穿孔動作が終了する。
然して、この動作における上記係合部材19が
送り量記憶機構40のピストンロツド43に係合
した後、ドリルユニツト10の前進が終了するま
での間においては、係合部材19側の押付部材5
1とピストンロツド43側の袋ナツト64の後端
面64aとが当接した状態で該ピストンロツド4
3がシリンダケース42内に押込まれる。従つ
て、ドリルユニツト10の前進が停止し、第6図
aに示すようにワークAに一定深さの穴Bが穿設
された時点で、該穴Bの底部B′に対応した位置
に上記ピストンロツド43の後端の袋ナツト64
の後端面64aが位置し、この位置に該ピストン
ロツド43ないし袋ナツト64を残してドリルユ
ニツト10側のドリル14及び係合部材19等が
後退する。
次いで、上記後退端検出スイツチ30の導通に
より方向切換弁82の第1ソレノイド82aが再
び励磁されてドリルユニツト10が前進を開始
し、第2次の穿孔動作が行われる。この場合、送
り量記憶機構40におけるピストンロツド43は
第1次の穿孔動作によつて穴Bの底部B′に対応
する位置に残されているから、ドリルユニツト1
0の再前進行程の初期においては係合部材19と
ピストンロツド43とが係合しない。従つてこの
間においては検出器50が導通されず、制御装置
80の速度切換弁83が開通した状態にあつてド
リルユニツト10が高速で前進され、この高速前
進によつて該ユニツト10におけるドリル14が
前回の穿孔動作による穴B内に挿入される。そし
て、該ドリル14の先端が穴Bの底部B′に到達
した時点で、ドリルユニツト10側の係合部材1
9における押付部材51とピストンロツド43側
の袋ナツト64の後端面64aとが再び係合する
のであるが、第6図bに示すように該袋ナツト6
4の後端面64aからは速度切換位置設定部材6
0の後端部がスプリング63により所定量aだけ
突出されているため、該袋ナツト後端面64aと
上記押付部材51とが再係合する直前で、該設定
部材60により検出器50が導通されることにな
る。そのため、ドリルユニツト10の送り速度は
ドリル14の先端が穴Bの底部B′の上記寸法a
だけ手前位置まで挿入された時点で高速から低速
に切換えられることになり、この低速前進状態で
上記タイマに設定された時間だけ上記穴Bを更に
掘り進めることになる。
その場合に、上記速度切換位置設定部材60と
検出器50とは、ドリルユニツト10の移動方向
に当接して該ユニツト10の位置が直接検出され
るので、速度の切換位置が確実且つ高精度に制御
されると共に、第4図に示すロツクナツト65を
緩めて保持部材61に対する袋ナツト64の締め
込み量を加減することにより、上記寸法aを微妙
に調整することができ、従つてこの寸法aを徒に
大きくして高速送りの時間を短くすることなく、
ドリル14の先端が穴Bの底部B′に高速で当接
することを確実に防止することができるようにな
る。また、送り量記憶機構40のピストンロツド
43とシリンダケース42との間には、摩擦部材
70により、上記速度切換位置設定部材60を検
出器50側に付勢するスプリング63の付勢力よ
り大きな摺動力が付与されているので、該設定部
材60と検出器50との当接時にピストンロツド
43が移動して検出器50が確実に動作しないと
いつたことがなく、また上記設定部材60が押し
付け部材51によつて袋ナツト64内に確実に押
し込まれてからピストンロツド43が移動するこ
とになるので、次の穿孔位置を正しく記憶するこ
とになる。
このようにして順次送り量を増加させながらド
リルユニツト10を繰返し送り動作させることに
より次第に深い穴が穿設されるのであるが、その
場合におけるドリルユニツト10の各前進送り時
には、ドリル14の先端が前回穿設された穴の底
部に到達する直前で送り速度が高速から低速に切
換えられることになる。そして、一定深さまで掘
り進んだ時点で第2図に示す前進端検出スイツチ
29が導通されるのであるが、この前進端検出ス
イツチ29の導通によつては直ちにドリルユニツ
ト10の送りが停止されず、更に該スイツチ29
の導通時から一定時間低速前進送りが継続され
る。しかし、該時間の経過前に第1図に示す連結
部材24がストツパ軸27の先端27aに当接す
る。これにより、ドリルユニツト10の前進が所
定位置で機械的に阻止され、所定深さの穴が精度
良く穿設されることになる。
尚、最終回の穿孔動作が終了してドリルユニツ
ト10が後退端に戻された時、制御装置80にお
いては開閉弁87が開いて送り量記憶機構40の
シリンダケース21内にエアが供給される。これ
により、該機構40におけるピストンロツド43
が当初の後退端にリセツトされる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、送り量を段階的
に増加させながらドリルユニツトを繰返し送り動
作させることにより深穴を加工する深穴加工装置
において、上記ドリルユニツトの再前進時にドリ
ルの先端が前回穿設した穴の底部に当接する直前
で送り速度が高速から低速に切換えられることに
なる。これにより、この種の深穴加工装置におい
て加工時間が短縮され且つドリルの損傷が防止さ
れることになる。特に、本考案によれば、上記の
如き送り速度の制御が機械的な簡素な構成によ
り、しかも確実且つ高精度に行われることによ
り、故障が少なく、また故障時にも修理が容易な
メインテナンス性に優れた深穴加工装置が実現さ
れることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案深穴加工装置の実施例を示すもの
で、第1図は縦断側面図、第2図は外側面図、第
3図は平面図、第4図は要部拡大横断平面図、第
5図は制御装置の回路図、第6図a,bは作用状
態を示す要部横断平面図である。 1……深穴加工装置、10……ドリルユニツ
ト、20……送り装置、40……送り量記憶機
構、42……シリンダケース、43……ピストン
ロツド、50……検出器、60……速度切換位置
設定部材、63……スプリング、64……調整機
構(袋ナツト)、70……摺動力付与機構(摩擦
部材)、80……送り制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送り量を段階的に増加させてドリルユニツトを
    繰返し送り動作させることによりワークに深穴を
    加工する装置であつて、上記ドリツユニツトを進
    退動させ且つ前進速度を高速と低速とに切換え可
    能とされた送り装置と、ドリルユニツトの前進時
    に該ユニツトに係合して収縮され該ユニツトの段
    階的前進位置をその収縮停止位置として記憶する
    と共に流体圧の供給により伸張状態にリセツトさ
    れるピストンロツドとシリンダケースとからなる
    送り量記憶機構と、該送り量記憶機構とドリルユ
    ニツトとの係合部のドリルユニツト側に設けられ
    て係合時に送り量記憶機構側に当接する検出器
    と、送り量記憶機構側に該検出器に対向させて設
    けられ且つ通常時はスプリングにより送り量記憶
    機構側当接部材の当接面より検出器側に所定量突
    出されてドリルユニツトの再前進時における該ユ
    ニツトと送り量記憶機構との再係合時に上記突出
    量だけ手前位置で検出器に当接する速度切換位置
    設定部材と、該速度切換位置設定部材の突出量を
    微調整する調整機構と、上記ピストンロツドとシ
    リンダケースとの間に上記スプリング力より大き
    な摺動力を付与する摺動力付与機構と、上記速度
    切換位置設定部材との当接時に検出器から出力さ
    れる検出信号により上記送り装置によるドリルユ
    ニツトの前進速度を高速から低速に切換えると共
    にその低速送り動作を一定時間継続させ且つ該時
    間の経過後にドリルユニツトを後退動作に切換え
    る送り制御装置とからなる深穴加工装置。
JP11769183U 1983-07-27 1983-07-27 深穴加工装置 Granted JPS6029014U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11769183U JPS6029014U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 深穴加工装置

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