JPH018700Y2 - - Google Patents

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JPH018700Y2
JPH018700Y2 JP1515381U JP1515381U JPH018700Y2 JP H018700 Y2 JPH018700 Y2 JP H018700Y2 JP 1515381 U JP1515381 U JP 1515381U JP 1515381 U JP1515381 U JP 1515381U JP H018700 Y2 JPH018700 Y2 JP H018700Y2
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plunger
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fitting
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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プランジヤーに関するもので、更に
詳しくは、プランジヤーヘツドを基部に対してネ
ジ結合により分離可能に構成し、このプランジヤ
ーヘツドを、前記基部に対する連結のためのねじ
孔を設けた金属芯体と、該金属製芯体に被冠する
有底円筒状のセラミツク製覆体とから構成したプ
ランジヤーに関するものである。
〔従来の技術〕
プランジヤーは、圧送する液体がセメントミル
クや薬液や化学薬品等の場合、その表面の耐蝕性
や耐酸性等が問題となり、更には、シリンダーと
の摩擦による磨滅のために、超硬合金を用いた
り、特殊金属メツキを施したりしているが、最
近、こうした目的の使用できる物性を備えたもの
として、セラミツクが多用され始めてきだした。
例えば、実開昭55−76472号公報には、セラミ
ツクで円筒状に構成したプランジヤー本体にステ
ンレスの芯材を通して構成したプランジヤーが提
案されている。
この考案は、円筒状セラミツクのプランジヤー
本体をステンレスの芯材に止めつけるのに、耐蝕
性の押さえ金具を先端から嵌め、これとステンレ
スの芯材とを溶接(実施例)又はねじ込みによつ
て行つている。
こうした止め付け手段は、耐蝕性の押さえ金具
という別部材を必要とすることや、熟練を要する
溶接を行わなければならないこともあつて、製造
工程も多く実用上安価に提供できないという問題
があつた。
最も、例えば、実開昭54−117602号公報に開示
されているように、プランジヤー本体を芯材に止
め付ける手段として、接着剤を用いることは既に
公知であつたところであるが、この公報に開示の
技術においても、結果的にはプランジヤー本体の
芯材に対する相対位置を決めて止め付けるために
座金とナツトとを必要とするものであつた。
このことは、プランジヤー本体の芯材に対する
位置決めが出来る構造が考案されていないのが原
因であり、同公報に記述されているように、単に
冷やしばめに代わる手段として意識されているこ
とを意味する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のように、プランジヤーとしてセラミツク
を使用することが好適であることが分かつてお
り、且つ、固定手段として接着剤を用いることが
できることは分かつていたのであるが、このセラ
ミツク素材をどのようなプランジヤー構造とな
し、しかも、接着剤をどのように用いて芯材乃至
は芯体に止め付ければ部品点数が少なく、構造が
簡単でありながら確実に固定できるのかが問題で
あつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案にかかるプランジヤーは、上記従来技術
の問題点を解決するべく、プランジヤーヘツド8
aを基部に対してねじ結合により分離可能に構成
し、このプランジヤーヘツドを、前記基部に対す
る連結のためのねじ孔を設けた金属製芯体36
と、該金属製芯体36に被冠する有底円筒状のセ
ラミツク製覆体37とから構成したプランジヤー
であつて、前記金属製芯体36の前記セラミツク
製覆体37を被冠する小径部34を、そのセラミ
ツク製覆体37の内径に合致する嵌合部34a
と、該嵌合部34aにつづく前記セラミツク製覆
体37の内径よりも僅かに小径で、且つ、前記嵌
合部34aよりも小径の主体部34bと、該主体
部34bにつづく先細りの先端部34cとから構
成し、且つ、該小径部34を前記セラミツク製覆
体37の嵌合深さよりも短く構成して該セラミツ
ク製覆体37の有底との間に接着剤38の溜まり
スペースSを形成し、前記小径部34の主体部3
4bと先端部34cの実質的に全周に渡つて前記
セラミツク製覆体37を接着固定した、のであ
る。
〔作用〕
即ち、問題となるセラミツク製覆体37の金属
製芯体36に対する、プランジヤー軸芯に平行及
び直交する方向での位置決めを、その金属製芯体
36の小径部34の嵌合部34aにおいて行うこ
とができるのである。
そして、小径部34の先端部34cと、有底円
筒状セラミツク製覆体37の底部との間の接着剤
38の溜まりスペースSに接着剤を多量に充填し
ておいて、これに、前記嵌合部34aよりも小径
の主体部34bと、該主体部34bにつづく先細
りの先端部34cを挿入して行くと、その接着剤
が自動的に押し退けられて、前記主体部34bと
前記セラミツク製覆体37の内周全域に広がつて
行き、ねじやナツトを用いることなく両者を強固
に固着出来るのである。しかも、接着剤38の溜
まりスペースSを残存形成したことで、此処に残
つた多量の接着剤38が強力な接着力を発揮する
のみならず、前記セラミツク製覆体37と内部の
金属製の主体部34bとを、その大きな体積を持
つ接着剤38自身を緩衝材として利用することが
でき、薄くして用いると比較的に機械的強度に脆
さのあるセラミツク(耐酸性や耐摩耗性に優れて
いる)をこの種のプランジヤーのセラミツク製覆
体37に用いるに大きな役割を果たす。
また、上記金属製芯体36に対するセラミツク
製覆体37の被冠(挿入)も、その金属製芯体3
6を、先端に行くにしたがつて暫時細く構成して
あるので、直線的な挿入操作だけで極めてスムー
スに行うことができるのである。
〔実施例〕
以下、本考案にかかるプランジヤーの好適実施
例について図面に基づき詳述する。
第1図は、本考案のプランジヤーを適用できる
ところのグラウト工事に於けるセメントミル薬液
の注入、その他、薬品や粒状物の圧送に適したプ
ランジヤーポンプの一例を示し、このプランジヤ
ーポンプは、第1図に示すような構成になつてお
り、其の動作を説明すると、モーター等の駆動源
により駆動軸1が回転すると、この回転が、噛合
する歯車2,3を介して連結されているクランク
シヤフト4に伝達され、更に、クランクシヤフト
4の面部から一体に突設した偏心輪5、偏心輪5
にベアリングを介在して環装したリング6及びリ
ング6と一体のクランク腕7を介してプランジヤ
ー8が往復動し、この往復動に対応して、プラン
ジヤー8の先端部のプランジヤーヘツド8aの臨
出するポンプ室9内が交互に負圧及び加圧状態と
なる。従つて、それぞれ弁ばね10,11の付勢
弾力に依つて対応する弁座体12,13を閉塞し
て液体の流通を遮断する吸入側の逆止弁14及び
吐出側の逆止弁15が、弁ばね10,11の付勢
力に抗して交互に開けられ、ポンプ室9内に於い
て、吸入口16から弁室17を介しての薬液等の
吸引と弁室18への薬液等の押出しが繰り返され
て吐出口19に液体が圧送される。
尚図中の20はプランジヤー8のシリンダーを
示し、その基端にはクランクケース21が、また
先端にはケーシング22が連設してある。又、プ
ランジヤー8はプランジヤーヘツド8aと基部8
bとの2部分に分割構成され、基部8bに突成し
たねじ部23をプランジヤーヘツド8aのねじ孔
24に螺着することに依つて相互に同軸状に結合
されており、基部8bには、基部8bに対してプ
ランジヤーヘツド8aを螺回転させる際の回転止
め用押え凹部25が形成されている。更に、26
はシリンダー20の中間部上面に開設した窓孔、
27は窓孔27に対し開閉自在となつた蓋、28
はシリンダー20の下面部に前記窓孔26と対向
するよう開設した混入物排出用の透孔、29,3
0はシリンダー20の環状凹部内に嵌入したプラ
ンジヤーヘツド8a外周のシール、31は前記シ
ール29,30固定用の押え環、32は吐出口1
9に連通接続した空気タンクである。
そして、前記プランジヤーポンプの特長は、プ
ランジヤー8が一体物ではなく、シリンダー20
内に密嵌されて摩耗の激しいプランジヤーヘツド
8aを連結用の基部8bとは別体に構成している
点にあり、以つて、プランジヤーヘツド8aのみ
を耐摩耗性の優れた高価な金属で成形して基部8
bは安価な材料で成形することができることであ
る。
本考案は、前記プランジヤー8のプランジヤー
ヘツド8aの各部分のうち、シリンダー20に摺
動する部分及び薬液に直接触れる部分をセラミツ
クに依り構成し、セラミツクの有する極めて顕著
な種々の特長を利用するようにしたものであり、
第2図及び第3図に基づき詳述する。
同図は前記のプランジヤー8に於けるプランジ
ヤーヘツド8aのみを示し、大径部33と小径部
34とが一体に形成され且つ大径部33にねじ孔
24と六角形の螺回転部35とが形成された金属
製芯体36と、小径部34の外径と略同一の内径
を有する有底円筒状のセラミツク製覆体37とか
ら成り、覆体37の底部に接着剤38を充填して
覆体37を芯体36の小径部34に被冠し、且つ
接着剤38で固着した構成になつている。
つまり、この実施例構造を整理換言すると、プ
ランジヤーは、プランジヤーヘツド8aを基部に
対してねじ結合により分離可能に構成し、このプ
ランジヤーヘツドを、前記基部に対する連結のた
めのねじ孔を設けた金属製芯体36と、該金属製
芯体36に被冠する有底円筒状のセラミツク製覆
体37とから構成している。
そして、第2図及び第3図から明らかなよう
に、前記金属製芯体36の前記セラミツク製覆体
37を被冠する小径部34を、そのセラミツク製
覆体37の内径に合致する嵌合部34aと、該嵌
合部34aにつづく前記セラミツク製覆体37の
内径よりも僅かに小径で、且つ、前記嵌合部34
aよりも小径の主体部34bと、該主体部34b
につづく先細りの先端部34cとから構成し、且
つ、該小径部34を前記セラミツク製覆体37の
嵌合深さよりも短く構成して該セラミツク製覆体
37の有底との間に接着剤38の溜まりスペース
Sを形成し、前記小径部34の主体部34bと先
端部34cの実質的に全周に渡つて前記セラミツ
ク製覆体37を接着固定したということである。
〔考案の効果〕
本考案のプランジヤーは、上述の構成からなる
ので、耐酸性や耐摩耗性に優れていて、この種の
素材として理想的なセラミツクを、有底円筒状の
覆体に構成して金属製芯体に被冠し、固定手段と
して簡便な接着剤を有効に使用して強力に接着さ
せることができ、しかも、金属製芯体の先端と有
底円筒状のセラミツク覆体の底面との間に接着剤
の溜まりスペースを設けて、ここの接着剤で強力
な接着効果を発揮するのみならず、脆さのあるセ
ラミツクを硬い芯体に被冠するのに、この溜まり
スペースの体積ある接着剤自身を一種の緩衝材と
して機能せしめ、以て、セラミツク覆体の衝撃等
による破損を少なくすることができて長期に渡つ
て使用できる効果を奏する。
また、上記構成によつて、セラミツク覆体と金
属製芯体との取りつけが、特別のねじやナツト或
いは溶接手段を用いることなく、単なる直線的な
挿入操作でもつて正確に位置決めしながら行い得
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の適用されるプランジヤーポン
プの切断正面図、第2図及び第3図は夫々本考案
のプランジヤーのプランジヤーヘツドの切断正面
図及び右側面図である。 8a……プランジヤーヘツド、8b……基部、
36……芯体、37……覆体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プランジヤーヘツド8aを基部に対してねじ結
    合により分離可能に構成し、このプランジヤーヘ
    ツドを、前記基部に対する連結のためのねじ孔を
    設けた金属製芯体36と、該金属製芯体36に被
    冠する有底円筒状のセラミツク製覆体37とから
    構成したプランジヤーであつて、前記金属製芯体
    36の前記セラミツク製覆体37を被冠する小径
    部34を、そのセラミツク製覆体37の内径に合
    致する嵌合部34aと、該嵌合部34aにつづく
    前記セラミツク製覆体37の内径よりも僅かに小
    径で、且つ、前記嵌合部34aよりも小径の主体
    部34bと、該主体部34bにつづく先細りの先
    端部34cとから構成し、且つ、該小径部34を
    前記セラミツク製覆体37の嵌合深さよりも短く
    構成して該セラミツク製覆体37の有底との間に
    接着剤38の溜まりスペースSを形成し、前記小
    径部34の主体部34bと先端部34cの実質的
    に全周に渡つて前記セラミツク製覆体37を接着
    固定したことを特徴とするプランジヤー。
JP1515381U 1981-02-04 1981-02-04 Expired JPH018700Y2 (ja)

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