JPH018748Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH018748Y2 JPH018748Y2 JP16056584U JP16056584U JPH018748Y2 JP H018748 Y2 JPH018748 Y2 JP H018748Y2 JP 16056584 U JP16056584 U JP 16056584U JP 16056584 U JP16056584 U JP 16056584U JP H018748 Y2 JPH018748 Y2 JP H018748Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- pair
- lever
- brake shoes
- adjustment lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両等の車輪ブレーキ装置である
LT型ドラムブレーキ、特にバツクプレート上に
移動可能に配設される一対のブレーキシユーと、
該一対のブレーキシユーの一端側に設けられ外部
からの入力に応じて当該一対のブレーキシユーを
ブレーキドラムに押圧可能な作動器と、前記一対
のブレーキシユーの他端側に設けられるアンカー
と、前記一対のブレーキシユーを前記ブレーキド
ラムから離れる方向に付勢する戻しばねと、前記
一対のブレーキシユーにまたがつて配置され戻り
位置で当該ブレーキシユーの間隔を規定可能なス
トラツトと、前記一対のブレーキシユーのいずれ
か一方に揺動可能に支持され前記ストラツトの一
端側に当接可能なパーキング・レバーと、該パー
キング・レバーと一体的に揺動可能であり端部に
爪を有する調整レバーとを備え、前記ストラツト
は、有効長を可変に互いに螺着される少なくとも
2部材を有し、この2部材の一方の外周にラチエ
ツト歯を形成し、このラチエツト歯と前記調整レ
バーの爪とを、当該調整レバーの一方向への揺動
の際には係合可能に、他方向への揺動の際には前
記爪が前記ラチエツト歯を乗り越え可能に成した
隙間調整装置付ドラムブレーキに関する。
LT型ドラムブレーキ、特にバツクプレート上に
移動可能に配設される一対のブレーキシユーと、
該一対のブレーキシユーの一端側に設けられ外部
からの入力に応じて当該一対のブレーキシユーを
ブレーキドラムに押圧可能な作動器と、前記一対
のブレーキシユーの他端側に設けられるアンカー
と、前記一対のブレーキシユーを前記ブレーキド
ラムから離れる方向に付勢する戻しばねと、前記
一対のブレーキシユーにまたがつて配置され戻り
位置で当該ブレーキシユーの間隔を規定可能なス
トラツトと、前記一対のブレーキシユーのいずれ
か一方に揺動可能に支持され前記ストラツトの一
端側に当接可能なパーキング・レバーと、該パー
キング・レバーと一体的に揺動可能であり端部に
爪を有する調整レバーとを備え、前記ストラツト
は、有効長を可変に互いに螺着される少なくとも
2部材を有し、この2部材の一方の外周にラチエ
ツト歯を形成し、このラチエツト歯と前記調整レ
バーの爪とを、当該調整レバーの一方向への揺動
の際には係合可能に、他方向への揺動の際には前
記爪が前記ラチエツト歯を乗り越え可能に成した
隙間調整装置付ドラムブレーキに関する。
この種のドラムブレーキとしては、例えば、特
公昭44−31653号で開示されているものが知られ
ているが、このドラムブレーキでは、板状の調整
レバーを長くし、この長さによつて弾性変形でき
るようにしている。調整レバーの先端部は爪とし
てラチエツト歯に係合可能となつているのである
が、ストラツトの螺着部がさびついたりするとラ
チエツト歯が回転しなくなる場合がある。このよ
うな場合にラチエツト歯に係合している調整レバ
ーが弾性変形しないと、パーキング・レバーによ
る大きな回動力を受けてラチエツト歯が破損した
り、爪が破損したりする恐れがある。あるいはパ
ーキング・レバーのそれ以上の揺動を不能として
ブレーキ作用をできなくする恐れもある。このよ
うな恐れをなくするために調整レバーの弾性変形
が必要となるのであるが、上記従来例では調整レ
バーがかなり長いので専有空間が大きくなり、ド
ラムブレーキ内の限られた空間に対しては種々の
不都合を生ずる。
公昭44−31653号で開示されているものが知られ
ているが、このドラムブレーキでは、板状の調整
レバーを長くし、この長さによつて弾性変形でき
るようにしている。調整レバーの先端部は爪とし
てラチエツト歯に係合可能となつているのである
が、ストラツトの螺着部がさびついたりするとラ
チエツト歯が回転しなくなる場合がある。このよ
うな場合にラチエツト歯に係合している調整レバ
ーが弾性変形しないと、パーキング・レバーによ
る大きな回動力を受けてラチエツト歯が破損した
り、爪が破損したりする恐れがある。あるいはパ
ーキング・レバーのそれ以上の揺動を不能として
ブレーキ作用をできなくする恐れもある。このよ
うな恐れをなくするために調整レバーの弾性変形
が必要となるのであるが、上記従来例では調整レ
バーがかなり長いので専有空間が大きくなり、ド
ラムブレーキ内の限られた空間に対しては種々の
不都合を生ずる。
本考案は上記問題点に鑑みてなされ、調整レバ
ーの専有空間をより小さくすることができる隙間
調整装置付ドラムブレーキを提供することを目的
とする。
ーの専有空間をより小さくすることができる隙間
調整装置付ドラムブレーキを提供することを目的
とする。
上記目的は、以上の構成において、前記調整レ
バーは、全体を板材から形成するとともに、前記
パーキング・レバーに沿つて延びる第1部分と、
該第1部分から一体に延ばして形成され腕曲部を
経て当該第1部分とほゞ直角方向に延びる第2部
分とを有し、この第2部分に前記爪を形成してあ
るようにした隙間調整装置付ドラムブレーキ、に
よつて達成される。
バーは、全体を板材から形成するとともに、前記
パーキング・レバーに沿つて延びる第1部分と、
該第1部分から一体に延ばして形成され腕曲部を
経て当該第1部分とほゞ直角方向に延びる第2部
分とを有し、この第2部分に前記爪を形成してあ
るようにした隙間調整装置付ドラムブレーキ、に
よつて達成される。
板状の調整レバーの第2部分は第1部分に対し
て腕曲部を経てほゞ直角方向に延びているので、
第2部分はそれほど長くなくても第1部分に対し
容易に弾性変形を行うことができ、ストラツトの
螺着部がさびついてラチエツト歯が回動しないよ
うになつても、それ自体の弾性変形によりラチエ
ツト歯を破損することはない。また、それ自体が
破損することがない。あるいは、パーキング・レ
バーの揺動を妨げることもない。
て腕曲部を経てほゞ直角方向に延びているので、
第2部分はそれほど長くなくても第1部分に対し
容易に弾性変形を行うことができ、ストラツトの
螺着部がさびついてラチエツト歯が回動しないよ
うになつても、それ自体の弾性変形によりラチエ
ツト歯を破損することはない。また、それ自体が
破損することがない。あるいは、パーキング・レ
バーの揺動を妨げることもない。
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図において本実施例のLT型ドラムブレー
キ装置は全体として1で示され、一対の弓形のシ
ユー2,3が一点鎖線で示す回転ドラム(ブレー
キドラム)9内でバツクプレート6上に支持され
ている。シユー2,3の各上端部はホイールシリ
ンダ4内の両ピストンに枢着される。また、各下
端部はアンカー5に係合している。
キ装置は全体として1で示され、一対の弓形のシ
ユー2,3が一点鎖線で示す回転ドラム(ブレー
キドラム)9内でバツクプレート6上に支持され
ている。シユー2,3の各上端部はホイールシリ
ンダ4内の両ピストンに枢着される。また、各下
端部はアンカー5に係合している。
シユー2,3は各々、ウエブ2a,3a、リム
2b,3b、該リム2b,3bに貼着されたブレ
ーキライニング7,8から成つており、ウエブ2
a,3aの上端部には上側リターンスプリング1
2の両端が係合しており、シユー2,3は相接近
する方向に付勢されている。またウエブ2a,3
aの下端部には下側リターンスプリング13の両
側が係合しており、シユー2,3の下端部は相接
近する方向に付勢されている。
2b,3b、該リム2b,3bに貼着されたブレ
ーキライニング7,8から成つており、ウエブ2
a,3aの上端部には上側リターンスプリング1
2の両端が係合しており、シユー2,3は相接近
する方向に付勢されている。またウエブ2a,3
aの下端部には下側リターンスプリング13の両
側が係合しており、シユー2,3の下端部は相接
近する方向に付勢されている。
一方のシユー2のウエブ2aの前方にはパキン
グ・レバー10が配設され、図示せずともその一
端部にはワイヤーが止着されている。このワイヤ
ーはワイヤーガイドを通つて車内の駐車ブレーキ
レバーに連動しており、該レバーを操作するとシ
ユー2,3をリターンスプリング12,13のば
ね力に抗してアンカー5の周りで反時計方向、時
計方向に回動させるようになつている。すなわ
ち、両方のシユー2,3のブレーキライニング
7,8を回転ドラム9の内周面に圧接させるよう
になつている。
グ・レバー10が配設され、図示せずともその一
端部にはワイヤーが止着されている。このワイヤ
ーはワイヤーガイドを通つて車内の駐車ブレーキ
レバーに連動しており、該レバーを操作するとシ
ユー2,3をリターンスプリング12,13のば
ね力に抗してアンカー5の周りで反時計方向、時
計方向に回動させるようになつている。すなわ
ち、両方のシユー2,3のブレーキライニング
7,8を回転ドラム9の内周面に圧接させるよう
になつている。
一方のシユー2のウエブ2aの前方には更に調
整レバー15が重ねて配設され、第3図に示すよ
うにシユー2の上端部に嵌着したピン14にパー
キング・レバー10と共に回動自在に支持されて
いる。
整レバー15が重ねて配設され、第3図に示すよ
うにシユー2の上端部に嵌着したピン14にパー
キング・レバー10と共に回動自在に支持されて
いる。
一対のシユー2,3間にはストラツト30が配
設され、これは第4図に明示されるようにソケツ
ト部材18、ボルト19、このボルト19と一体
的なラチエツト20、及びボルト19が螺合する
ナツト部材21から成つている。ソケツト部材1
8の外端部には断面台形状の切欠き18aが形成
され、これは上述のシユー2のウエブ2a及びパ
ーキング・レバー10と係合している。また、内
端部に形成される内孔18bにはボルト19の非
ねじ部19aが摺動自在に嵌合している。ボルト
19のねじ部19bはナツト部材21のねじ孔2
1aに螺合している。ナツト部材21の外端部に
も断面台形状の切欠き21bが形成され、これは
他方のシユー3の水平板状3aに係合している。
設され、これは第4図に明示されるようにソケツ
ト部材18、ボルト19、このボルト19と一体
的なラチエツト20、及びボルト19が螺合する
ナツト部材21から成つている。ソケツト部材1
8の外端部には断面台形状の切欠き18aが形成
され、これは上述のシユー2のウエブ2a及びパ
ーキング・レバー10と係合している。また、内
端部に形成される内孔18bにはボルト19の非
ねじ部19aが摺動自在に嵌合している。ボルト
19のねじ部19bはナツト部材21のねじ孔2
1aに螺合している。ナツト部材21の外端部に
も断面台形状の切欠き21bが形成され、これは
他方のシユー3の水平板状3aに係合している。
ボルト19と一体的なラチエツト20には第5
図に明示するようにラチエツト歯20aが所定の
ピツチで形成されており、後に詳述する調整レバ
ー15の第2部分15cの先端部に形成された爪
15dと係合している。
図に明示するようにラチエツト歯20aが所定の
ピツチで形成されており、後に詳述する調整レバ
ー15の第2部分15cの先端部に形成された爪
15dと係合している。
一対のシユー2,3は皿ばねでなるホールドダ
ウンスプリング31,32をねじ33,34で締
めつけることにより、バツクプレート6に押しつ
けられる。これによりシユー2,3はバツクプレ
ート6上で安定に摺動することができる。なお、
40はバツクプレート6に形成された穴であり、
車軸を貫通させる。
ウンスプリング31,32をねじ33,34で締
めつけることにより、バツクプレート6に押しつ
けられる。これによりシユー2,3はバツクプレ
ート6上で安定に摺動することができる。なお、
40はバツクプレート6に形成された穴であり、
車軸を貫通させる。
次に本考案に係わる調整レバー15の詳細につ
いて説明する。
いて説明する。
調整レバー15は単一の板材で主として第1部
分15a、腕曲部15b及び第2部分15cから
成つている。第1部分15aはほゞ3角形状でパ
ーキング・レバー10に重ねて配設され、両側に
形成された屈曲部15e,15fを第2図及び第
6図に示すようにパーキング・レバー10の側縁
に係合させることにより、パーキング・レバー1
0と一体的に揺動するように構成される。
分15a、腕曲部15b及び第2部分15cから
成つている。第1部分15aはほゞ3角形状でパ
ーキング・レバー10に重ねて配設され、両側に
形成された屈曲部15e,15fを第2図及び第
6図に示すようにパーキング・レバー10の側縁
に係合させることにより、パーキング・レバー1
0と一体的に揺動するように構成される。
腕曲部15bは第2図及び第4図に示すように
第1部分15aより高い位置にあり、ドラムブレ
ーキ装置1のほゞ径方向に延びている。第2部分
15cは腕曲部15bと連続しているが、ストラ
ツト30にほゞ平行して延び、第2図に示すよう
に第1部分15a又は腕曲部15bに対しほゞ90
度曲げられている。すなわち、第1部分15a又
は腕曲部15bの板面に対し、第2部分15cの
先端部分の板面はほゞ直角となつている。従つて
この先端部に形成される爪15dは第2図及び第
5図に示されるように板厚の方向でラチエツト2
0の歯20aに係合するようになつている。
第1部分15aより高い位置にあり、ドラムブレ
ーキ装置1のほゞ径方向に延びている。第2部分
15cは腕曲部15bと連続しているが、ストラ
ツト30にほゞ平行して延び、第2図に示すよう
に第1部分15a又は腕曲部15bに対しほゞ90
度曲げられている。すなわち、第1部分15a又
は腕曲部15bの板面に対し、第2部分15cの
先端部分の板面はほゞ直角となつている。従つて
この先端部に形成される爪15dは第2図及び第
5図に示されるように板厚の方向でラチエツト2
0の歯20aに係合するようになつている。
本考案の実施例は以上のように構成されるが、
以下この作用について説明する。
以下この作用について説明する。
運転者がブレーキペダル(図示せず)を踏み込
むとホイールシリンダ4内に液圧が発生し、内部
の両ピストンはそれぞれ第1図において左方向、
右方向へと駆動される。これにより両シユー2,
3はそれぞれアンカー5を支点として反時計方
向、時計方向に回動する。すなわち、相離反する
方向に回動する。回転ドラム9の内周面にブレー
キライニング7,8が押圧されて車輪にブレーキ
がかけられる。ブレーキペダルへの踏力を解除す
るとシユー2,3はリターンスプリング12,1
3のばね力により相接近する方向に回動し、回転
ドラム9の内周面から離れてブレーキはゆるめら
れる。
むとホイールシリンダ4内に液圧が発生し、内部
の両ピストンはそれぞれ第1図において左方向、
右方向へと駆動される。これにより両シユー2,
3はそれぞれアンカー5を支点として反時計方
向、時計方向に回動する。すなわち、相離反する
方向に回動する。回転ドラム9の内周面にブレー
キライニング7,8が押圧されて車輪にブレーキ
がかけられる。ブレーキペダルへの踏力を解除す
るとシユー2,3はリターンスプリング12,1
3のばね力により相接近する方向に回動し、回転
ドラム9の内周面から離れてブレーキはゆるめら
れる。
以上はいわゆるサービスブレーキの場合である
が、この場合にはパーキング・レバー10及び調
整レバー15はシユー2に対して相対的に回動す
ることがないので隙間調整作用は行わない。
が、この場合にはパーキング・レバー10及び調
整レバー15はシユー2に対して相対的に回動す
ることがないので隙間調整作用は行わない。
次に、駐車ブレーキをかける場合について説明
する。
する。
図示しない駐車ブレーキレバーを操作するとパ
ーキング・レバー10は第1図においてピン14
の周りに反時計方向に回動する。これによりスト
ラツト30のソケツト部材18が右方へと押圧さ
れ、この押圧力はボルト19及びナツト部材21
を介して他方のシユー3に伝達され、このシユー
3はリターンスプリング12,13のばね力に抗
してアンカー5の周りに時計方向に回動させられ
る。一方のシユー2はストラツト30を介してこ
の反力を受け、アンカー5の周りに反時計方向に
回動させられる。このようにして回転ドラム9の
内周面にライニング7,8が圧接されてブレーキ
がかけられる。
ーキング・レバー10は第1図においてピン14
の周りに反時計方向に回動する。これによりスト
ラツト30のソケツト部材18が右方へと押圧さ
れ、この押圧力はボルト19及びナツト部材21
を介して他方のシユー3に伝達され、このシユー
3はリターンスプリング12,13のばね力に抗
してアンカー5の周りに時計方向に回動させられ
る。一方のシユー2はストラツト30を介してこ
の反力を受け、アンカー5の周りに反時計方向に
回動させられる。このようにして回転ドラム9の
内周面にライニング7,8が圧接されてブレーキ
がかけられる。
パーキング・レバー10のピン14の周りの反
時計方向の回動と共に、これと一体的な調整レバ
ー15も同様に反時計方向に回動する。これによ
り、調整レバー15の爪15dは第5図において
右矢印方向に移動する。
時計方向の回動と共に、これと一体的な調整レバ
ー15も同様に反時計方向に回動する。これによ
り、調整レバー15の爪15dは第5図において
右矢印方向に移動する。
なお、第5図ではラチエツト20の歯20aと
爪15dとが係合しているが、このときシユー
2,3のブレーキライニング7,8と回転ドラム
9の内周面との間の隙間はブレーキライニング
7,8が摩耗して所定の隙間よりかなり大きくな
つているものとする。
爪15dとが係合しているが、このときシユー
2,3のブレーキライニング7,8と回転ドラム
9の内周面との間の隙間はブレーキライニング
7,8が摩耗して所定の隙間よりかなり大きくな
つているものとする。
調整レバー15の爪15dが第5図において右
矢印方向に移動すると共にラチエツト20は矢印
で示すように時計方向に歯20aの約1ピツチ
分、回動させられる。これと共に第4図において
ボルト19が回動し、ねじ部19bとナツト部材
21のねじ孔21aとのねじ作用により結局、ス
トラツト30はラチエツト20の約一歯分の回動
に対応するねじ部19bのねじ進み量だけ長くな
る。
矢印方向に移動すると共にラチエツト20は矢印
で示すように時計方向に歯20aの約1ピツチ
分、回動させられる。これと共に第4図において
ボルト19が回動し、ねじ部19bとナツト部材
21のねじ孔21aとのねじ作用により結局、ス
トラツト30はラチエツト20の約一歯分の回動
に対応するねじ部19bのねじ進み量だけ長くな
る。
パーキング・レバー10の揺動によりシユー
2,3は回転ドラム9に圧接されてブレーキがか
けられるのであるが、このときストラツト30の
長さはパーキングブレーキのかけ始めよりすでに
長くなつている。従つて、パーキングブレーキを
ゆるめるときには、リターンスプリング12,1
3のばね力によりパーキング・レバー10はスト
ラツト30に押圧されてピン14の周りに時計方
向に回動するのであるが、この回動量はブレーキ
をかけたときの反時計方向の回動量より小さい。
すなわち、第5図において爪15dは矢印左方向
に移動するのであるが、この移動量はラチエツト
20を回動させたときの移動量より小さく、爪1
5dは隣接する歯20aを乗り越えて歯20aの
斜面の中ほどで停止する。シユー2,3はストラ
ツト30の長くなつた分だけ拡開して停止する。
すなわち隙間は小さくなる。
2,3は回転ドラム9に圧接されてブレーキがか
けられるのであるが、このときストラツト30の
長さはパーキングブレーキのかけ始めよりすでに
長くなつている。従つて、パーキングブレーキを
ゆるめるときには、リターンスプリング12,1
3のばね力によりパーキング・レバー10はスト
ラツト30に押圧されてピン14の周りに時計方
向に回動するのであるが、この回動量はブレーキ
をかけたときの反時計方向の回動量より小さい。
すなわち、第5図において爪15dは矢印左方向
に移動するのであるが、この移動量はラチエツト
20を回動させたときの移動量より小さく、爪1
5dは隣接する歯20aを乗り越えて歯20aの
斜面の中ほどで停止する。シユー2,3はストラ
ツト30の長くなつた分だけ拡開して停止する。
すなわち隙間は小さくなる。
次に駐車ブレーキをかけたときには、爪15d
は歯20aの斜面を摺動するだけで、歯20aと
係合することなくラチエツト20を回動させるこ
とはない。駐車ブレーキをゆるめると爪15dは
歯20aの斜面を摺動して元の位置に戻る。ブレ
ーキライニング7,8の摩耗と共に爪15dの移
動巾が大きくなり、遂には歯20aと係合するよ
うになり、係合してからの移動量に相当する量だ
けラチエツト20を回動させる。これによりスト
ラツト30はこの回動量に相当する分だけ延び
る。
は歯20aの斜面を摺動するだけで、歯20aと
係合することなくラチエツト20を回動させるこ
とはない。駐車ブレーキをゆるめると爪15dは
歯20aの斜面を摺動して元の位置に戻る。ブレ
ーキライニング7,8の摩耗と共に爪15dの移
動巾が大きくなり、遂には歯20aと係合するよ
うになり、係合してからの移動量に相当する量だ
けラチエツト20を回動させる。これによりスト
ラツト30はこの回動量に相当する分だけ延び
る。
以上のような作用を繰り返し、隙間が調整され
るのであるが、何回かの調整作用の後、爪15d
と歯20aとの位置関係は再び第5図に示すよう
になる。
るのであるが、何回かの調整作用の後、爪15d
と歯20aとの位置関係は再び第5図に示すよう
になる。
本実施例は以上のような作用を行うのである
が、次のような効果を奏するものである。
が、次のような効果を奏するものである。
すなわち、例えば、ボルト19のねじ部19b
とナツト部21のねじ孔21aがさびついてラチ
エツト20が回動しなくなると、パーキング・レ
バー10を揺動させた場合、調整レバー15の第
2部分15cはその延在方向に対しほゞ直角方向
に容易に曲がり、歯20aを破損することはな
い。勿論、爪15dが歯20aによつて破損する
ことも防止される。
とナツト部21のねじ孔21aがさびついてラチ
エツト20が回動しなくなると、パーキング・レ
バー10を揺動させた場合、調整レバー15の第
2部分15cはその延在方向に対しほゞ直角方向
に容易に曲がり、歯20aを破損することはな
い。勿論、爪15dが歯20aによつて破損する
ことも防止される。
特に、第2部分15cは第1部分15aに対し
ほゞ90度ねじつて形成されているので、その長さ
が短かいにもかゝわらず、弾性変形をしやすく、
小さな専有空間をとるだけである。これはドラム
ブレーキ内の限られた空間に対して極めて有利な
点である。
ほゞ90度ねじつて形成されているので、その長さ
が短かいにもかゝわらず、弾性変形をしやすく、
小さな専有空間をとるだけである。これはドラム
ブレーキ内の限られた空間に対して極めて有利な
点である。
以上、本考案の実施例について説明したが、勿
論、本考案はこれに限定されることなく、本考案
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
論、本考案はこれに限定されることなく、本考案
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能であ
る。
例えば、以上の実施例では駐車ブレーキをかけ
るときには調整レバー15の爪15dをラチエツ
ト20に対して係合するようにし、ゆるめるとき
に空回りするようにしたが、これを逆にしてブレ
ーキをかけるときに空回りさせ、ゆるめるときに
係合するようにしてもよい。この場合には、ラチ
エツトの歯の方向や、爪との相対的位置を適宜、
図示の例とは変更するようにすればよい。
るときには調整レバー15の爪15dをラチエツ
ト20に対して係合するようにし、ゆるめるとき
に空回りするようにしたが、これを逆にしてブレ
ーキをかけるときに空回りさせ、ゆるめるときに
係合するようにしてもよい。この場合には、ラチ
エツトの歯の方向や、爪との相対的位置を適宜、
図示の例とは変更するようにすればよい。
また、以上の実施例ではストラツト30はソケ
ツト部材18、ボルト19、ナツト部材21の3
部材から成るが、ソケツト部材18に対応する部
材をパーキングレバー10に一体的に形成して、
2部材とすることも可能である。あるいは、ユニ
バーサル・ジヨイントの球形凹所をパーキング・
レバー10に一体的に形成し、これにボルト19
の球形状とした非ねじ部19aを結合させるよう
にしてもよい。
ツト部材18、ボルト19、ナツト部材21の3
部材から成るが、ソケツト部材18に対応する部
材をパーキングレバー10に一体的に形成して、
2部材とすることも可能である。あるいは、ユニ
バーサル・ジヨイントの球形凹所をパーキング・
レバー10に一体的に形成し、これにボルト19
の球形状とした非ねじ部19aを結合させるよう
にしてもよい。
以上述べたように本考案の隙間調整装置付ドラ
ムブレーキによれば、調整レバーが占める専有空
間は従来より小さくなり、組み込み作業も容易と
なる。
ムブレーキによれば、調整レバーが占める専有空
間は従来より小さくなり、組み込み作業も容易と
なる。
第1図は本考案の実施例による隙間調整装置付
ドラムブレーキ装置の正面図、第2図は同装置に
おける要部の拡大斜視図、第3図は第1図におけ
る−線方向拡大断面図、第4図は第1図にお
ける−線方向拡大断面図、第5図は第4図に
おける−線方向拡大断面図、及び第6図は第
1図における−線方向拡大断面図である。 なお図において、1……ドラムブレーキ装置、
2,3……シユー、10……パーキング・レバ
ー、15……調整レバー、15a……第1部分、
15b……腕曲部、15c……第2部分、15d
……爪、20……ラチエツト、20a……ラチエ
ツト歯。
ドラムブレーキ装置の正面図、第2図は同装置に
おける要部の拡大斜視図、第3図は第1図におけ
る−線方向拡大断面図、第4図は第1図にお
ける−線方向拡大断面図、第5図は第4図に
おける−線方向拡大断面図、及び第6図は第
1図における−線方向拡大断面図である。 なお図において、1……ドラムブレーキ装置、
2,3……シユー、10……パーキング・レバ
ー、15……調整レバー、15a……第1部分、
15b……腕曲部、15c……第2部分、15d
……爪、20……ラチエツト、20a……ラチエ
ツト歯。
Claims (1)
- バツクプレート上に移動可能に配設される一対
のブレーキシユーと、該一対のブレーキシユーの
一端側に設けられ外部からの入力に応じて当該一
対のブレーキシユーをブレーキドラムに押圧可能
な作動器と、前記一対のブレーキシユーの他端側
に設けられるアンカーと、前記一対のブレーキシ
ユーを前記ブレーキドラムから離れる方向に付勢
する戻しばねと、前記一対のブレーキシユーにま
たがつて配置され戻り位置で当該ブレーキシユー
の間隔を規定可能なストラツトと、前記一対のブ
レーキシユーのいずれか一方に揺動可能に支持さ
れ前記ストラツトの一端側に当接可能なパーキン
グレバーと、該パーキングレバーと一体的に揺動
可能であり端部に爪を有する調整レバーとを備
え、前記ストラツトは、有効長を可変に互いに螺
着される少なくとも2部材を有し、この2部材の
一方の外周にラチエツト歯を形成し、このラチエ
ツト歯と前記調整レバーの爪とを、当該調整レバ
ーの一方向への揺動の際には係合可能に、他方向
への揺動の際には前記爪が前記ラチエツト歯を乗
り越え可能に成した隙間調整装置付ドラムブレー
キにおいて、前記調整レバーは、全体を板材から
形成するとともに、前記パーキング・レバーに沿
つて延びる第1部分と、該第1部分から一体に延
ばして形成され腕曲部を経て当該第1部分とほゞ
直角方向に延びる第2部分とを有し、この第2部
分に前記爪を形成してあるようにした隙間調整装
置付ドラムブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16056584U JPH018748Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16056584U JPH018748Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6175533U JPS6175533U (ja) | 1986-05-21 |
| JPH018748Y2 true JPH018748Y2 (ja) | 1989-03-09 |
Family
ID=30718489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16056584U Expired JPH018748Y2 (ja) | 1984-10-24 | 1984-10-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH018748Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-24 JP JP16056584U patent/JPH018748Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6175533U (ja) | 1986-05-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0908641A1 (en) | Drum brake device | |
| JPH018748Y2 (ja) | ||
| JPH09506416A (ja) | ドラムブレーキ用自動調整ストラット | |
| JPH0225939Y2 (ja) | ||
| US6302245B1 (en) | Drum brake device | |
| US2842229A (en) | Internal expanding brake | |
| US6877590B2 (en) | Dual mode drum brake | |
| JP3936731B2 (ja) | 電動式ドラムブレーキ | |
| US6679354B1 (en) | Actuator mechanism for drum in hat brake | |
| JPH0650680Y2 (ja) | 調整装置付ドラムブレーキ装置 | |
| US6637553B1 (en) | Mounting stud retention system for use in a vehicle drum-in-hat disc brake assembly | |
| JPS6223176B2 (ja) | ||
| JPH032014Y2 (ja) | ||
| JP3553590B2 (ja) | ドラムブレーキアクチュエータ | |
| JPS6128117Y2 (ja) | ||
| JPS6325389Y2 (ja) | ||
| JPH0312990Y2 (ja) | ||
| JP3999680B2 (ja) | 駐車ブレーキ機構付きディスクブレーキ装置 | |
| JPH0515624Y2 (ja) | ||
| JPH0527719Y2 (ja) | ||
| JPH0130668Y2 (ja) | ||
| US20010003320A1 (en) | Drum brake device | |
| JPH0313634Y2 (ja) | ||
| JPH11201199A (ja) | ディスクブレーキ | |
| JPS6357652B2 (ja) |