JPH019678Y2 - - Google Patents

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JPH019678Y2
JPH019678Y2 JP4980785U JP4980785U JPH019678Y2 JP H019678 Y2 JPH019678 Y2 JP H019678Y2 JP 4980785 U JP4980785 U JP 4980785U JP 4980785 U JP4980785 U JP 4980785U JP H019678 Y2 JPH019678 Y2 JP H019678Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、小規模下水処理施設等において好適
に使用される組立式接触水路に関するものであ
る。
[従来の技術] 下水処理施設においては、放流前の水に薬品処
理を施すための設備として接触水路が設置されて
いる。しかして、この種の接触水路は、底版およ
び両側壁を有した水路本体の始端に流入口を有し
た始端壁を設けるとともに、終端に放流口を有し
た終端壁を設けている。そして、前記始端壁の近
傍に次亜塩接触筒等を配設するとともに、前記終
端壁の直前にせきを設けている。そして、従来の
接触水路は、前記水路本体を含むすべてをいわゆ
る現場打ちコンクリートにより築造するのが一般
的である。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、かかる接触水路全体を現場打ちコン
クリートにより構築するには、現場での大がかり
な型枠工事や鉄筋工事が不可欠となり、作業の煩
雑化を招く。したがつて、工期の短縮やコストダ
ウンを図るのが難しく、また、品質管理にも一定
の限界があるという点が問題となつている。
本考案は、このような問題点を解消することを
目的としてなされたもので、高い品質を保障する
ことができるとともに現場での煩雑な作業を低減
することができる組立式接触水路を提供しようと
するものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、かかる目的を達成するために、少な
くとも水路本体をプレキヤスト製の上面開口形ブ
ロツクにより構成するようにしたものである。す
なわち本考案に係る接触水路は、外方端に流入口
付きの端壁を備え途中に薬剤配設部を設けた始端
用上面開口形ブロツクと、この上面開口形ブロツ
クに接合させた1又は2以上の中間用上面開口形
ブロツクと、この中間用上面開口形ブロツクに接
合され途中にせきを備えるとともに外方端に放流
口付きの端壁を設けてなる終端用上面開口形ブロ
ツクと、これらの上面開口形ブロツクを緊締連結
する連結手段とを具備してなることを特徴とす
る。
[作用] このような接触水路であれば、予め工場等で製
作しておいた始端用上面開口形ブロツク、中間用
上面開口形ブロツクおよび終端用上面開口形ブロ
ツクを組み合せることによつて水路本体を構築す
ることができるので、現場での大がかりな型枠工
事や鉄筋工事を省略することができる。そして、
このものは、前記中間用上面開口形ブロツクの個
数を選定することによつて、種々の処理能力仕様
に対応することが可能となる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は、本考案に係る組立式接触水路を示す
概略的な平面図であり、第2図は同正断面図であ
る。これらの図面に示されるように、この接触水
路は、始端用U形(上面開口形)ブロツク1と、
例えば、2個の中間用U形(上面開口形)ブロツ
ク21,22と、終端用U形(上面開口形)ブロツ
ク3とを順次長手方向に接合させて連結手段4に
より緊締連結してなるものである。
始端用U形ブロツク1は、底版1aと両側壁1
bとを一体的に成形してなるプレキヤスト製のも
ので、鉄筋コンクリート構造をなしており、その
一端面1cの内縁側に凹部5を有するとともに、
他端面1dの内縁側に凸条6を有している。そし
て、その外方端に流入口7付きの端壁8を設ける
とともに、途中に薬剤配設部9を設けている。端
壁8は、例えば、現場で構築するようにした鉄筋
コンクリート製のもので、その流入口7には、水
Wを導入するための流入管10が接続してある。
また、薬剤配設部9はコンクリートを台状に打設
してなるもので、その上面に該水路を流れる水W
と浄化用の薬剤とを接触させるための次亜塩接触
筒11を載置している。
また、中間用U形ブロツク21,22は、第3図
および第4図に示すように底版2aと両側壁2b
とを一体に成形してなるプレキヤスト製のもの
で、鉄筋コンクリート構造をなしており、その一
端面2cの内縁側に凹部5を有するとともに、他
端面2dの内縁側に凸条6を有している。
さらに、終端用U形ブロツク3は、底版3aと
両側壁3bとを一体に成形してなるプレキヤスト
製のもので、鉄筋コンクリート構造をなしてお
り、その一端面3cの内縁側に凹部5を有すると
ともに、他端面3dの内縁側に凸条6を有してい
る。そして、その外方端に、放流口12付きの端
壁13を設けるとともに、その端壁13の直前部
分にせき14を備えている。端壁13は、例え
ば、現場で構築するようにした鉄筋コンクリート
製のもので、その放流口12には処理後の水Wを
外部へ導出させるための放流管15が接続してあ
る。せき14は、第5図に示すように、上端中央
部にコ字形の切欠部16aを有した仕切壁16
と、この仕切壁16の切欠部16a部分に装着し
た三角ノツチ17とを具備してなる。仕切壁16
は前記端壁13よりも背の低い鉄筋コンクリート
製のもので、その切欠部16aの開口端面には図
示しなしインサートナツトが所定の間隔をあけて
埋設してある。一方、三角ノツチ17は、板状の
もので前記各インサートナツトに螺着したボルト
18により前記仕切壁16に固設されている。
なお、前記各U形ブロツク1,21,22,3の
底版1a,2a,3aおよび両側壁1b,2b,
3bはそれぞれ同一の形状をなしており、前記凹
部5と前記凸条6とを順次係合させることによつ
て相互に接合されている。
一方、連結手段4は、第3図、第4図、第6図
および第7図等に示すように、前記各U形ブロツ
ク1,21,22,3の隅部内面側に連結用ボツク
ス19を開口状態で埋設するとともに、前記各U
形ブロツク1,21,22,3の隅部肉厚内に、前
記連結用ボツクス19内とU形ブロツク1,21
2,3の両端面1a,1b,2a,2b,3a,
3bとを連通させる挿通孔21,22を設けてお
き(第7図では省略してある)、この挿通孔21,
22内に挿入した縦締PC鋼棒23の両端螺子部
24,25を隣接するU形ブロツク1,21,2
,3の各連結用ボツクス19内にそれぞれ位置
させ、それら各螺子部24,25にアンカープレ
ート26を介してナツト27を定着することによ
つて相互に隣接するU形ブロツク1,21,22
3同志をそれぞれ緊締連結するようにしたもので
ある。
前記PC鋼棒23を緊締する方法をさらに具体
的に説明すれば、第6図に示すようである。すな
わち、まず、始端用U形ブロツク1に中間用U形
ブロツク21を接合させ、これら両U形ブロツク
1,21間にPC鋼棒23を挿通させ、このPC鋼
棒23の一端螺子部24を始端用U形ブロツク1
の連結用ボツクス19内に位置させるとともに、
他端側の螺子部25を中間用U形ブロツク21
連結用ボツクス19内に突出させる。そして、前
記各螺子部24,25にアンカープレート26を
介してナツト27を螺合させ、しかる後に、前記
中間用U形ブロツク21の開放端側から挿通した
緊張棒28と前記PC鋼棒23の螺子部25とを
連結子29を介して連結する。そして、この緊張
棒28を油圧ジヤツキ31により外方へ予め設定
した所定の力で牽引し、その状態で、前記螺子部
25に螺合させたナツト27をレンチ等を用いて
締め付ける。しかる後、この緊張棒28および前
記連結子29を除去し、1番目の中間用U形ブロ
ツク21の隣に2番目の中間用U形ブロツク22
並べる。そして、これら両中間用U形ブロツク2
,22同志およびこの中間用U形ブロツク22
終端U形ブロツク3との緊締も前記と同様にして
行なう。
第8図は、緊締後のU形ブロツク1,21,2
,3の接合部分を拡大して示す平断面図であり、
図中32は水膨張ゴム製のシール材、33はポリ
ウレタン樹脂目地である。
このような構成のものであれば、U形ブロツク
1,21,22,3を現場で組み合せることによつ
て、完成品を得ることができるので、現場での大
がかりな型枠工事や鉄筋工事が不要となり、現場
作業の煩雑化を大幅に緩和することができる。ま
た、前記U形ブロツク1,21,22,3の底版1
a,2a,3aおよび側壁1b,2b,3b部分
は工場等で大量生産的手法により製造することが
できるので、品質管理を十分に行なうことが可能
であり、寸法精度が高くコストダウンを図るのが
容易な接触水路を提供し得るものである。しか
も、前記中間用U形ブロツク21,22の段数を適
宜変更することによつて、容量を種々選定するこ
とができ、設計変更やそれに伴なう型枠等の再製
作を要することなしに種々の処理能力を有した接
触水路を得ることができるという便利さがある。
なお、前記実施例では、端壁を現場で構築する
場合について説明したが、流入管や放流管の位置
が予め明確である場合には、これら端壁をもプレ
キヤスト化することが可能である。
また、始端用上面開口形ブロツク、中間用上面
開口形ブロツクおよび終端用上面開口形ブロツク
は、かならずしも横断面U形のものに限られない
のは勿論であり、例えば、丸みのない角形あるい
は台形状のものにする等、種々変形が可能であ
る。
さらに、中間用上面開口形ブロツクの接合個数
は、図示例のものに限られないのは勿論であり、
要求される処理能力に応じて適宜変更が可能であ
る。
また、各上面開口形ブロツクを連結するための
連結手段も前記実施例のものに限定されるもので
はなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案にかかる接触水路
は、少なくとも水路本体をプレキヤスト製の上面
開口形ブロツクにより構成しているので、現場作
業の煩雑化を解消することができ、工期の短縮な
らびにコストダウンを図ることができる。しか
も、中間用上面開口形ブロツクの個数を変更する
ことによつて、その容量を適宜選定することがで
きるので、種々の処理能力を有した接触水路を容
易に製作することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例を示し、第1図は概
略的な平面図、第2図は正断面図、第3図は上面
開口形ブロツクの正面図、第4図は同ブロツクの
一部切欠した側面図、第5図は第2図における
−線断面図、第6図は上面開口形ブロツクの緊
締方法を説明するための説明図、第7図は連結手
段を説明するための正面図、第8図は上面開口形
ブロツク同志の接合部分を拡大して示す平断面図
である。 1……始端用上面開口形ブロツク、1a……底
版、1b……側壁、1c……一端面、1d……他
端面、21,22……中間用上面開口形ブロツク、
2a……底版、2b……側壁、2c……一端面、
2d……他端面、3……終端用上面開口形ブロツ
ク、3a……底版、3b……側壁、3c……一端
面、3d……他端面、4……連結手段、5……凹
部、6……凸条、7……流入口、8……端壁、9
……薬剤配設部、10……流入管、11……次亜
塩接触筒、12……放流口、13……端壁、14
……せき、15……放流管、16……仕切壁、1
6a……切欠部、17……三角ノツチ、18……
ボルト、19……連結用ボツクス、21,22…
…挿通孔、23……PC鋼棒、24,25……螺
子部、26……アンカープレート、27……ナツ
ト、28……緊張棒、29……連結子、31……
油圧ジヤツキ、32……シール部材、33……ポ
リウレタン樹脂目地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外方端に流入口付きの端壁を備え途中に薬剤配
    設部を設けた始端用上面開口形ブロツクと、この
    上面開口形ブロツクに接合させた1又は2以上の
    中間用上面開口形ブロツクと、この中間用上面開
    口形ブロツクに接合され途中にせきを備えるとと
    もに外方端に放流口付きの端壁を設けてなる終端
    用上面開口形ブロツクと、これらの上面開口形ブ
    ロツクを緊締連結する連結手段とを具備してなる
    ことを特徴とする組立式接触水路。
JP4980785U 1985-04-02 1985-04-02 Expired JPH019678Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4980785U JPH019678Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

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JP4980785U JPH019678Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

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Publication Number Publication Date
JPS61168000U JPS61168000U (ja) 1986-10-18
JPH019678Y2 true JPH019678Y2 (ja) 1989-03-16

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JP4980785U Expired JPH019678Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

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