JPH0210148B2 - - Google Patents

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JPH0210148B2
JPH0210148B2 JP57152809A JP15280982A JPH0210148B2 JP H0210148 B2 JPH0210148 B2 JP H0210148B2 JP 57152809 A JP57152809 A JP 57152809A JP 15280982 A JP15280982 A JP 15280982A JP H0210148 B2 JPH0210148 B2 JP H0210148B2
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JP
Japan
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group
hydrogen atom
formula
substituted
prostaglandin
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JP57152809A
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JPS5942363A (ja
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Ryoji Noyori
Seiji Kurozumi
Masaaki Suzuki
Toshio Kawagishi
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0210148B2 publication Critical patent/JPH0210148B2/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は7―置換プロスタグランデインE類及
びその製法に関する。さらに詳しくはプロスタン
酸骨格で7位の炭素原子がオキシ置換された新し
いプロスタグランデイン(以下PGと略記する)
誘導体及びその製法に関する。 従来7位が置換されたプロスタグランデイン類
としては、7―オキソプロスタグランデイン類
(T.Tanakaら、Tetrahedron,33,1105(1977)
参照)及び本発明者らによつて1型のプロスタグ
ランデイン類としての7―ヒドロキシPGE1
(特開昭55―153725,特願昭55―81306参照)が特
異な抗血小板凝集作用を示す物質として提案され
ている以外には本発明者らの知るかぎりにおいて
知られていない。本発明者らはかかる点に注目
し、7位がオキシ化された1型及び2型のプロス
タグランデインE類を得るべく検討した結果、新
規な7―置換―プロスタグランデインE類を得る
ことに成功し、本発明に到達したものである。す
なわち本発明によれば下記式〔〕 〔式中、R1は水素原子,またはC1〜C10の低級ア
ルキル基を表わし、R2,R5は同一もしくは異な
り、水素原子,直鎖もしくは分岐鎖のC1〜C10
アルキル基又は5〜6員のシクロアルキル基を表
わし、R3,R4は同一もしくは異なり水素原子,
水酸基又はトリ(C1〜C7)炭化水素―シリル基
で保護された水酸基を表わし、Bは―CH2CH2
―,―CH=CH―又は―C≡C―を表わしZは
フエニルチオカルボニル,フエノキシチオカルボ
ニル,アセチル又はメタンスルホニルを表わし、
表示〓は一重結合又は二重結合を表わす。〕 で表される7―置換プロスタグランデインE類及
びその製法が提供される。 上記式〔〕において、R1は水素原子、C1
C10の低級アルキル基を表わす。C1〜C10の低級ア
ルキル基としては、例えばメチル,エチル,n―
プロピル,iso―プロピル,n―ブチル,sec―ブ
チル,tert―ブチル,n―ペンチル,n―ヘキシ
ル,n―ヘプチル,n―オクチル,n―ノニル,
n―デシル等の直鎖状又は分岐状のものを挙げる
ことができる。なかでも水素原子,メチル,エチ
ル,n―デシル基が好ましい。R1としては特に
メチル基,エチル基が好ましい。 R2,R5は同一もしくは異なり、水素原子また
は直鎖もしくは分岐鎖のC1〜C10のアルキル基又
は5〜6員のシクロアルキル基を表わす。C1
C10のアルキル基としては例えば、メチル,エチ
ル,n―プロピル,iso―プロピル,n―ブチル,
n―ペンチル,n―ヘキシル,2―メチル―1―
ヘキシル,2―メチル―2―ヘキシル,n―ヘプ
チル,n―オクチル等の直鎖状又は分岐状のもの
が挙げられる。非置換の5〜6員のシクロアルキ
ル基としては、シクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基などがが挙げられる。特にR2としては、メ
チル,n―ペンチル,n―ヘキシル,2―メチル
―1―ヘキシル基,シクロペンチル基又はシクロ
ヘキシル基が好ましく、R5としては水素原子又
はメチル基が好ましい。R3,R4は同一もしくは
異なり、水素原子,水酸基又はトリ(C1〜C7
炭化水素―シリル基で保護された水酸基を表わ
す。トリ(C1〜C7)炭化水素―シリル基として
は、例えばトリメチルシリル,トリエチルシリ
ル,t―ブチルジメチルシリル基の如きトリ
(C1〜C4)アルキルシリル基;t―ブチルジフエ
ニルシリル基の如きジフエニル(C1〜C4)アル
キルシリル基又はトリベンジルシリル基等を挙げ
ることができる。R3,R4はなかでも、水素原子
又はt―ブチルジメチルシリル基で保護された水
酸基が好ましい。Bは―CH2CH2―,―CH=CH
―又は―C≡C―を表わす。Zとしてはフエニル
チオカルボニル,フエノキシチオカルボニル,ア
セチル,メタンスルホニル基等のアルコール保護
基を挙げることが出来る。表示〓は一重結合又は
二重結合を表わす。 本発明における前記式〔〕で表わされる7―
置換PGE類はその7位,8位,9位,11位,12
位,15位に不斉炭素原子を有するため、各種の立
体異性体が存在するが、本発明の7―置換PGE
類はこれらすべての立体異性体,光学異性体及び
それらの混合物を包含する。この内特に天然型プ
ロスタグランデインと同じ立体配置を有する7―
置換PGE類は、これを中間体として天然配置を
有するPGE1類,PGE2,F2の類,PGI2類など各
種PG類に導くことが出来るものとして有用であ
る。 本発明の好ましい7―置換PGE類の具体例を
示すと以下の通りである。 (1) 7―フエニルチオカルボニルオキシ―PGE2, (2) 7―フエニルチオカルボニルオキシ―20―メ
チルPGE2, (3) 7―フエニルチオカルボニルオキシ―17,20
ジメチルPGE2, (4) 7―フエニルチオカルボニルオキシ―16,
17,18,19,20―ペンタノル―15―シクロヘキ
シルPGE2, (5) 7―フエニルチオカルボニルオキシ―16,
17,18,19,20―ペンタノル―15―シクロペン
チル―PGE2, (6) 1)〜5)の5,6―デヒドロPGE2体 (7) 1)〜5)の5,6―ジヒドロPGE2
(PGE1)体 (8) 1)〜7)の化合物の相当する7―フエノキ
シチオカルボニルオキシ置換体 (9) 1)〜7)の化合物の相当する7―アセトキ
シ置換体 (10) 1)〜7)の化合物の相当する7―メタンス
ルホニルオキシ置換体 (11) 1)〜10)の化合物のメチルエステル,エチ
ルエステル体 (12) 1)〜11)の化合物がt―ブチルジメチルシ
リル基によつて水酸基が保護された化合物 (13) 1)〜12)の化合物の立体異性体,光学異
性体等が挙げられるが、これに限定されるもの
ではない。 しかして本発明の上記式〔〕で表わされる7
―置換PGE類の製造は下記式〔〕 〔式中、R2,R5,Bの定義は上記に同じ、R11
C1〜C10の低級アルキル基を表わし、R31,R41
同一もしくは異なり水素原子又はトリ(C1〜C7
炭化水素―シリル基で保護された水酸基を表わ
す。〕 で表わされる7―ヒドロキシプロスタグランデイ
ン類を下記式〔〕 X―Z ……〔〕 〔式中、Zの定義は上記に同じであり、Xはハロ
ゲン原子を表わす。〕 で表わされるハロゲン化物と反応せしめ、必要に
応じて脱保護及び又は加水分解反応に付すること
によつて達成される。 出発原料となる上記式〔〕で表わされる7―
ヒドロキシプロスタグランデインE類は、本発明
者らが別途に提案した方法(特開昭55−153725及
び特願昭56−195590参照)によつて容易に入手出
来る。 上記式〔〕のX―Zで表わされるハロゲン化
化合物としてはフエニルチオカルボニルクロリ
ド,フエノキシチオカルボニルクロリド,メチル
チオチオカルボニルクロリド,イミダゾリルチオ
カルボニルクロリド,ベンゾイルアミノカルボニ
ルクロリド,アセチルクロリド,メタンスルホニ
ルクロリド等が好んで用いられる。本発明方法で
は上記式〔〕を好ましくは塩基性化合物の存在
下、上記式〔〕で表わされるハロゲン化合物と
を反応せしめることから開始される。ここで用い
られる塩基性化合物としては、アミン類が好まし
く、かかるアミン類としては例えば、4,4―ジ
メチル―アミノピリジン,ピリジントリエチルア
ミン,ジイソプロピルシクロヘキシルアミン,イ
ソプロピルジメチルアミン,ジイソプロピルエチ
ルアミンなどが挙げられ、なかでも特に4,4―
ジメチルアミノピリジン,ピリジンが好ましい。 用いられるハロゲン化物〔〕は、式〔〕の
原料化合物に対して、0.5〜10当量、好ましくは
2〜3当量の範囲で用いられ、また塩基性化合物
は1〜10当量、好ましくは4〜6当量の範囲で用
いられる。 反応温度は0〜50℃で、好ましくは10〜40℃で
あり、原料化合物が消失するのを薄層クロマトグ
ラフイー等で追跡することにより反応の終点を確
認することができる。反応時間は通常は、0.5〜
10時間である。反応をスムーズに進行させるため
に溶媒を用いても良い。かかる溶媒としては、例
えば、ジクロロメタン,クロロホルム,四塩化炭
素等のハロゲン化炭化水素;エーテル,テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類;ベンゼン,トルエ
ン,ペンタン,ヘキサン,シクロヘキサン等の炭
化水素類が用いられ、好ましくはジクロロメタン
が用いられる。反応生成物は反応混合物を通常の
手段で、例えば抽出,水洗,乾燥,クロマトグラ
フイー等で精製取することが出来る。 かくして得られる7―置換プロスタグランデイ
ン類は下記式〔―1〕 〔式中、R11,R2,R31,R41,R5,Z,Bの定義
は上記に同じ。〕 で表わされるE型7―置換プロスタグランデイン
類である。このものの9位のカルボニル基はそれ
自体公知の方法(S.Iguchiら,Bull,Chem,
Soc.Japan,54,3033(1981);G.P.Polliniら,J.
Org.Chem.,45,3141(1980);K.G.Untchら,J.
Org.Chem.,44,3755(1979)を参照)により還
元して下記式〔―2〕 〔式中、R11,R2,R31,R41,R5,Z,Bの定義
は上記に同じ〕 で表わされるF型7―置換プロスタグランデイン
類に導くことが出来る。ここで特に好ましく用い
られる還元剤としては水素化ホウ素ナトリウム,
水素化リチウムトリアルキル(C1〜C4)ホウ素,
水素化カリウムトリアルキル(C1〜C4)ホウ素,
ジイソブチルアルミニウムハイドライド,ジイソ
ブチルアルミニウム2,6―ジ―t―ブチル―4
―メチルフエノキシドなどが挙げられる。 かくして得られた生成物は、通常の手段で例え
ば、抽出,水洗,乾燥,クロマトグラフイー等で
精製取することが出来る。得られた生成物は必要
に応じて11位,15位のヒドロキシル基の保護基を
除去しても良い。除去にあたつては例えば酢酸―
水―テトロヒドロフラン混合物(3:1:1〜
3:2:2)中で生成物を室温で処理することに
よつて達成される(E.J.Coreyら,J.Amer.Chem.
Soc.,94,6190(1972)を参照)。また、保護基が
シリル基の場合はアセトリトリルの0.5〜10%の
フツ化水素酸溶液,フツ化水素―ピリジン錯体の
溶液を用いることも出来る。 また必要に応じて、1位のエステル基を加水分
解してもよい。かかる加水分解は、例えばリパー
ゼ,エステラーゼ等の加水分解酵素を用いて行な
うことができる。かくして目的とする7―置換プ
ロスタグランデイン類が製造される。 かくして得られた7―置換プロスタグランデイ
ン類は7―ヒドロキシPGE類より容易に得るこ
とが出来るという製法上の特長を有しており、し
かも本発明方法で提供される化合物の有用性は以
下の諸点にある。 (i) 7―置換プロスタグランデイン類の7位は特
殊にその水酸基が保護されているため7位の炭
素―酸素結合は選択的に切断することが出来、
結果として下記に示すタイプのα鎖が天然型の
PG類〔〕を製造することが出来る。 (ii) また7―置換プロスタグランデインE類は脱
離反応に供することにより7,8―デヒドロ体
としてこれを還元して上記式〔〕のE型プロ
スタグランデイン類とすることも可能である。 (iii) 7位に置換基は水酸基の保護基としては特殊
は保護基としてみなすことが出来、それぞれ、
9位,11位,15位と区別して反応させることが
出来、例えば7―アセトキシ体などはそれ自体
血小板凝集抑制作用,抗潰瘍作用,血圧降下作
用等をE型で、陣痛促進作用等をF型で期待す
ることが出来る。 以上のように本発明で提供される7―置換プロ
スタグランデイン類は天然PG類の合成の中間体
と有用であるばかりでなく、それ自体生物活性が
期待される有用な化合物である。 以下に実施例を挙げて本発明方法を説明する。 実施例 1 アルコール体1(200mg,0.33mmol)を乾燥
CH2Cl2(20ml)にとかし、4―ジメチルアミノピ
リジン(136mg,1.11mmol)を加えたのち、0℃
にてチオベンゾイルクロリド(160mg,
1.01mmol)を注射器を用いニートで加えた。混
合液を18℃に昇温し3時間撹拌した。CH2Cl2(20
ml)を加え希釈したのち冷却したIN―希塩酸水
溶液,H2O,さらに飽和NaHCO3水溶液で洗う。
Na2SO4上で乾燥し、減圧濃縮した。シリカゲル
クロマトグラフイー(10g,酢酸エチル―ヘキサ
ン―ベンゼン1:15:2)に供し黄色油状物
(149.4mg,62.4%,低極性)を得た。主生成物で
ある2は 1HNMRより二立体異性体である。こ
れはC―7およびC―8の立体に起因(トレオお
よびエリスロ体)しているものと考えられる。 スペクトルデータ 2;Rf0.29(ヘキサン―酢酸エチル=5:1) IR(液膜);2230,1743,1596,1210cm-1. 1H NMR(CDCL3)δ;0.1と0.17(それぞれ
S,12,S.CH3×4),0.8―1.1(m,21,C
―CH3×7),1.2―1.6(m,8,CH2×4),
1.8―3.3(m,10,CH2,CH2CO×2,CH2C
≡,及びCH×2),3.74(S,3,OCH3),
3.9―4.4(m,2,CHOSi×2),5.6―5.8
(m,2,ビニル),6.37と6.66(br,1,
CHOC(=S)),7.3―7.6(m,3,フエニ
ル),8.1―8.4(m,2,フエニル). 実施例 2 3(126mg,0.207mmol)を乾燥メチレンクロリ
ド(2.5ml)にとかし、4―ジメチルアミノピリ
ジン(55mg,0.45mmol)を加え、21℃にて撹拌
下チオベンゾイルクロリド(65mg,0.41mmol)
のCH2Cl2(0.5ml)溶液を滴下した。この温度に
て70分間撹拌したのちCH2Cl2(20ml)で希釈し、
飽和NaHCO3水溶液(20ml),希塩酸(20ml)つ
いで飽和NaCl水溶液(20ml)で洗浄液、無水
MgSo4上で乾燥した。減圧濃縮後シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(15g,ヘキサン―酢酸
エチル10:1)に供し黄褐色の油状物4(102.6
mg,68%;less polar,Rf0.29(ヘキサン―酢酸
エチル5:1))を得た。 4のスペクトルデータ TLC;(Rf0.29,ヘキサン―酢酸エチル=5:
1) IR(neat);2230(C≡C),1748(C=O),
1212(C=S)cm-1. 1H NMR(CDCl3)δ;0.8―1.0(m,21,C―
CH3×7),1.0―1.7(m,8,CH2),1.7―
2.0(m,2,CH2),2.0―3.0(m,8,
CH2CO×2,CH2C≡とCH×2),3.66(s,
3,OCH3),3.8―4.4(br,2,CHOS1×
2),5.44―5.76(m,2,ビニル),6.30と
6.57(br,1,CHOC(=S)),7.20―7.68
(m,3,フエニル),8.04―8.34(m,2,
フエニル). Anal.Calcd for C40H64O6SSi2;C,65.88:
H,8.85.Found;C,65.83:H,8.78. 実施例 3,4,5,6,7 実施例1と同様にして下記化合物を合成した。
それぞれの化合物のスペクトルデータは表示して
示した。
【表】
【表】 実施例 8 (7R)―7―ヒドロキシ―5,6―デヒドロ
プロスタグランジンE2メチルエステル11,15―
ビス――ブチルジメチルシリルエーテル200mg
(328μmol)10を無水ピリジン2mlに溶かし氷冷
撹拌しながらメタンスルホニルクロリド76μl
(985μmol)を加え、0℃で1.5時間撹拌した。氷
水上にあけ、ペンタンで抽出し、有機層を飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
過濃縮(7R)―7―メタンスルホニルオキシ
―5,6―デヒドロプロスタグランジンE2メチ
ルエステル11,15―ビス――ブチルジメチルシ
リルエーテル11を含む油状物210mgを得た。 スペクトルデータ NMRδCDCl3;3.04(s,3H),3.65(s,3H),
3.8〜4.4(m,2H),5.3〜5.8(m,3H). IR(液膜);1744,1365,1252,1175,834cm-1. 実施例 9 (7R)―7―ヒドロキシプロスタグランジン
E1メチルエステル11,15―ビス―ブチルジメ
チルシリルエーテル12、30mg(49μmol)を無水
ピリジン0.5mlに溶かし、室温で撹拌しながらメ
タンスルホニルクロリド11.4μl(147μmol)を加え
2時間撹拌した。反応液を氷水上へあけペンタン
で抽出し、有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。過濃縮し(7R)7―メタンスル
ホニルオキシプロスタグランジンE1メチルエス
テル11,15―ビス――ブチルジメチルシリルエ
ーテル13を含む油状物31mgを得た。 スペクトルデータ NMRδCDCl3;3.08(s,3H),3.65(s,3H),
3.8〜4.4(m,2H),5.3〜5.8(m,3H). IR(液膜);1729,1363,1253,1175,833cm-1. 実施例 10,11,12 実施例8の処方に準じて下記の化合物を得た。
それぞれの化合物のスペクトルデータは表示して
示した。
【表】 実施例 13 アルコール体100mg(0.165mmol)を無水ピリ
ジンlmlと四塩化炭素1mlに溶解し氷冷下に撹拌
しながらアセチルクロリド15mg(0.20mmol)を
ゆつくりと加えて1時間反応させた。反応物を常
法によつて処理して約93mg油状生成物の29を得
た。 29のスペクトルデータ TLC:Rf0.55(酢酸エチル―ベンゼン;10:90) IR(液膜,cm-1):2230,1750,1600cm-1. nmr(CDCl3,δ(ppm)):2.05(s,3H),3.65
(s,3H),5.45(m.2H). 実施例 14 3―ブチル―2―(1―ヒドロキシ―6―カル
ボメトキシ―2―ヘキシニル)シクロペンタノン
30532mg(1.81mmol)を乾燥ジクロロメタン6ml
に溶かし、4―ジメチルアミノピリジン423mg
(2.70mmol)を加えて、10℃に冷却した。これに
塩化チオベンゾイル423mg(2.70mmol)の乾燥ジ
クロロメタン溶液(1.0ml)のシリンジで滴下し、
さらに0.5mlの乾燥ジクロロメタンでシリンジを
洗つて加えた。10〜16℃で50分間かくはんしたの
ち、20mlのジクロロメタンで希釈し、20mlの飽和
重ソウ水,20mlの1N塩酸,20mlの飽和食塩水で
洗浄した。無水硫酸マグネシウム上で乾燥したの
ち、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(Merck7734,30g,ヘキサン:酢エチ=
6:1)にて分取し、3―ブチル―2―(6―カ
ルボメトキシ―1―チオベンゾイロキシ―2―ヘ
キシニル)シクロペンタノン(31)722mg(96%)
を得た。 スペクトルデータ(二異性混合物) シリカゲルTLC;f=0.34(ヘキサン:酢エ
チ=3:1) IR(neat,cm-1);2238(C≡C),1746(C=
O),1599(phenyl),7206(C=S),771
(phenyl),685(phenyl). 1H NMR(CDCl3,90MHz,ppm)δ;8.2―
8.0(m,2H,オルト位),7.6―7.2(m,3H,
メタ位,パラ位),6.64(m,0.33H,
【式】),6.42(m,0.67H,
【式】),3.64(s,3H,―OCH〜3), 2.7―2.1(m,8H,
【式】
【式】―CH〜2―C≡C―),2.1― 1.1(m,―CH〜2―),0.94(t,3H,―CH2C
H〜3). MS(,75eV);414(M+) 実施例 15 化合物30(300mg,1.0mmol)を乾燥ジクロロメ
タン5mlに溶解し、4―ジメチルアミノピリジン
(280mg,1.80mmol)を加えて0℃に冷却し、こ
れにフエノキシチオカルボニルクロリド(264mg,
1.70mmol)のジクロロメタン溶液0.5mlを加え
て、0℃〜16℃で約30分間撹拌した。反応後反応
液を常法によつて処理して、シリカゲルクロマト
グラフイー(Merck7734,30g,ヘキサン:酢
酸エチル=6:1)にて分取し、3―ブチル―2
―(6―カルボメトキシ―1―フエノキシカルボ
ニルオキシ―2―ヘキシニル)シクロペンタノン
32 315mgを得た。 スペクトルデータ シリカゲルTLC;Rf=0.40(ヘキサン:ACOEt
=3:1) IR(neat,cm-1);2240,1750,1600 nmr(CDCl3),δ(ppm));8.3〜7.2(5H,m),
6.6と6.45(m,1H),3.65(s,3H). 実施例 16 7―ヒドロキシ―5,6―デヒドロ―15―デオ
キシ―13,14―ジヒドロ―17,18,19,20―テト
ラノルプロスタグランジンE2メチルエステル11
―t―ブチルジメチルシリルエーテル33の7―S
および7―R体およびそれらのdl体の混合物41mg
(0.097mmol)を無水ジクロロメタン0.5mlに溶解
し、―40℃に冷却し、無水トリエチルアミン15μl
(0.11mmol)を加えた後メタンスルホニルクロリ
ド8.5μl(0.11mmol)を加えた。―40℃で1.5時間
撹拌した後、氷水上にあけエーテルで抽出し、有
機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。過濃縮し、7―メタンスルホニルオキシ―
5,6―デヒドロ―15―デオキシ―13,14―ジヒ
ドロ―17,18,19,20―テトラノルプロスタグラ
ンジンE2メチルエステル11―t―ブチルジメチ
ルシリルエーテルの7―Sおよび7―R体および
それらのdl体の混合物34を含む油状物42mgを得
た。 スペクトルデータ NMRδCDCl3;3.04及び3.08(s,3H),3.67(s,
3H),3.9〜4.4(m.1H),5.4〜5.8(m,1H). 参考例 1 チオベンゾエート2(233.4mg,0.32mmolをア
ルゴン下トリブチル錫ハイドライド(2ml)に溶
解し、ビス―t―プチルペルオキシド(8mg)を
加え、50℃にて35分撹拌した。室温に冷却後、直
接シリカゲルカラムクロマトグラフイー(20g,
酢酸エチル―ヘキサン―ベンゼン=1:15:2)
に供し36(157.4mg,83%)を無色油状物として得
た。 36のスペクトルデータ TLC:Rf0.50(酢酸エチル―ヘキサン=1:5) IR(neat);1746,1246,827,767cm-1 1H NMR(CDCl3―CCl41:1)δ;
0.04and0.06(それぞれs,12,SiCH3×2),
0.89(s,18,SiC(CH33×2),0.92(t,
1,J=6.5Hz,CH3),1.1―1.5(m,8,
CH2×4),1.7―2.9(m,12,CH2CO×2,
CH2C≡×2,CH×2,及びCH2),3.65
(s,3,OCH3),4.05(m,2,CHOSi×
2),5.4―5.7(m,2,ビニル). 13C NMR(CDCl3)δ;―4.7,―4.5(2個分),
―4.2,13.6,14.0,16.9,18.0,18.2,22.6,
24.2,25.0,25.8(3個分),25.9(3個分),
31.9,32.7,38.6,47.7,51.4,51.9,52.9,
72.7,73.1,77.3,80.8,128.2,136.8,
173.4,213.4. 〔α〕21 D ―13.9゜ (1.59,CH3OH) 参考例 2 アセチレン化合物36(48.2mg,0.081mmol)お
よび合成キノリン(25mg)をベンゼン(2.5ml)
に溶解し、シクロヘキサン(2.5ml)、つづいて5
%Pd―BaSO4(25mg)を加えたのち水素雰囲気下
25℃にて3時間撹拌後合成キノリン(50mg)およ
び5%Pd―BaSO4(50mg)を追加し、40℃にて
4.5時間撹拌した。触媒を過したのち酢酸エチ
ルで洗い、合わせて減圧濃縮した。シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(8g,エーテル―ヘキ
サン=1:10)に供し集めた画分を減圧濃縮した
のち、さらに残渣を真空ポンプ減圧下(<4mmH
g)に7時間放置するとオレフイン化合物37
(41.8mg,87%)が得られた。 37のスペクトルデータ 〔α〕21 D―52.7゜ 1.28,CH3OH) TLC:Rf0.58(酢酸エチル―ヘキサン1:5) IR(neat);1743,1243,1000,964,927,
828,768cm-1. 1H NMR(CDCl3)δ;0.03及び0.06(それぞれ
s,12,SiCH3×4),0.8―1.0(m,21,C
―CH3×7),1.2―1.5(m,8,CH2×4),
1.6―2.9(m,12,CH2CO×2,CH2C=×
2,CH×2及びCH2),3.67(s,3,
OCH3),4.06(m,2,CHOSi×2),5.37
(m,1,ビニル),5.54(m,1,ビニル). 本化合物は(−)―PGE2より誘導した11,15
の保護されたジシリル体と完全に一致した。 参考例 3 シリル体37(40mg,0.067mmol)を無水アセト
ニトリル(8ml)にとかし0℃にてHF―ピリジ
ン,0.1ml)を加え24℃にて30分撹拌後さらにHF
―ピリジン(0.4ml)を追加し3時間撹拌した。
飽和NaHCO3水溶液(20ml)へそそいだのち、
酢酸エチルで3回(30ml×3)抽出した。合わせ
てNa2SO4上で乾燥後、減圧濃縮した。残渣中の
ピリジンを除くためトルエンを加えさらに減圧濃
縮した。真空ポンプ減圧下(<4mmHg)にしば
らく放置したのちシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(2g,酢酸エチル―ヘキサン(1:1)
→(1:0)グラデイエント)に供し(−)―
PGE2メチルエステル38(24.1mg,98%)を得た。 38のスペクトルデータ TLC;0.29(酢酸エチル―シクロヘキサン―THF
=6:3:1) IR(液膜);3680―3080,1744,970cm-1. 1H NMR(CDCl3)δ;0.90(t,1,J=6.5
Hz,CH3),1.1―2.9(m,20,CH2CO×2,
CH2×5,CH2C=×2,CH×2),3.08
(br,1,OH),3.66(s,3,OCH3),4.06
(m,3,CHO×2及びOH),5.34(m,1,
ビニル),5.70(m,1,ビニル). 13C NMR(CDCl3)δ;14.0,22.6,24.7,
25.1,26.6,31.7,33.5,37.3,46.1,51.5,
53.7,54.5,72.0,73.0,126.6,130.8,
131.5,136.8,174.0,214.1. 〔α〕22 D―71.7゜ (1.043,CH3OH)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式〔〕 〔式中、R1は水素原子またはC1〜C10の低級アル
    キル基を表し、R2、R5は同一もしくは異なり、
    水素原子、直鎖もしくは分枝鎖のC1〜C10のアル
    キル基または5〜6員のシクロアルキル基を表
    し、R3、R4は同一もしくは異なり、水素原子、
    水酸基またはトリ(C1〜C7)炭化水素―シリル
    基で保護された水酸基を表し、Bは―CH2CH2
    ―、―CH=CH―または―C≡C―を表し、Z
    はフエニルチオカルボニル、フエノキシチオカル
    ボニル、アセチルまたはメタンスルホニルを表
    し、表示〓は一重結合又は二重結合を表す。〕 で表される7―置換プロスタグランデインE類。 2 上記式〔〕において、R1がメチル基また
    はエチル基である特許請求の範囲第1項記載の7
    ―置換プロスタグランデインE類。 3 上記〔1〕において、R2がメチル基、n―
    ペンチル基、シクロペンチル基、n―ヘキシル
    基、2―メチル―1―ヘキシル基またはシクロヘ
    キシル基である特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の7―置換プロスタグランデインE類。 4 上記式〔〕において、R5が水素原子また
    はメチル基である特許請求の範囲第1項〜第3項
    のいずれか1項記載の7―置換プロスタグランデ
    インE類。 5 上記式〔〕において、R3、R4が水素原子
    またはt―ブチルジメチルシリル基で保護された
    水酸基である特許請求の範囲第1項〜第4項のい
    ずれか1項記載の7―置換プロスタグランデイン
    E類。 6 下記式〔〕 〔式中、R2、R5は同一もしくは異なり、水素原
    子、直鎖もしくは分枝鎖のC1〜C10のアルキル基
    または5〜6員のシクロアルキル基を表し、Bは
    ―CH2CH2―、―CH=CH―または―C≡C―を
    表し、表示〓は一重結合又は二重結合を表す。
    R11はC1〜C10の低級アルキル基を表し、R31
    R41は同一もしくは異なり、水素原子またはトリ
    (C1〜C7)炭化水素―シリル基で保護された水酸
    基を表す。〕 で表される7―ヒドロキシプロスタグランデイン
    類を下記式〔〕 X―Z ……〔〕 〔式中、Zはフエニルチオカルボニル、フエノキ
    シチオカルボニル、アセチルまたはメタンスルホ
    ニルを表し、Xはハロゲン原子を表す。〕 で表されるハロゲン化合物と反応せしめ、必要に
    応じて脱保護および/または加水分解反応に付す
    ことを特徴とする下記式〔〕 〔式中、R1は水素原子またはC1〜C10の低級アル
    キル基を表し、R4は水素原子、水酸基またはト
    リ(C1〜C7)炭化水素―シリル基で保護された
    水酸基を表し、R2、R5、Z、B、表示〓の定義
    は上記に同じ。〕 で表される7―置換プロスタグランデインE類の
    製法。
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