JPH0210743B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0210743B2 JPH0210743B2 JP56158277A JP15827781A JPH0210743B2 JP H0210743 B2 JPH0210743 B2 JP H0210743B2 JP 56158277 A JP56158277 A JP 56158277A JP 15827781 A JP15827781 A JP 15827781A JP H0210743 B2 JPH0210743 B2 JP H0210743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- tightening mechanism
- roller
- extension
- shearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動安全ベルト装置用の引き締め機
構であつて、事故の際に作動する蓄力器を備え、
この蓄力器は可とう性の引き部材を介して引き部
材ローラと結合されており、引き部材ローラは、
通常運転の際にはベルト軸に連結されていない
が、蓄力器が作動すると、ベルト軸のクラツチ延
長部に向かつて半径方向に運動するクラツチ部材
を有するクラツチによつてベルト軸に連結される
形式のものに関する。
構であつて、事故の際に作動する蓄力器を備え、
この蓄力器は可とう性の引き部材を介して引き部
材ローラと結合されており、引き部材ローラは、
通常運転の際にはベルト軸に連結されていない
が、蓄力器が作動すると、ベルト軸のクラツチ延
長部に向かつて半径方向に運動するクラツチ部材
を有するクラツチによつてベルト軸に連結される
形式のものに関する。
このような形式の引き締め機構は、例えば衝突
事故のような危険時に、まず安全ベルトを引き戻
して、安全ベルトのたるみを除去し、安全ベルト
を人体にできるだけ密着させる。前述の形式の公
知の引き締め機構(ドイツ連邦共和国特許出願公
開第2809587号)においては、引き部材ローラの
クラツチ機構は、遠心力によつて、あるいは駆動
ピストンの作用による回転加速度によつて、操作
される。この場合、回転加速度が所定の値に達す
るまでは、クラツチは連結されない。
事故のような危険時に、まず安全ベルトを引き戻
して、安全ベルトのたるみを除去し、安全ベルト
を人体にできるだけ密着させる。前述の形式の公
知の引き締め機構(ドイツ連邦共和国特許出願公
開第2809587号)においては、引き部材ローラの
クラツチ機構は、遠心力によつて、あるいは駆動
ピストンの作用による回転加速度によつて、操作
される。この場合、回転加速度が所定の値に達す
るまでは、クラツチは連結されない。
本発明の目的は、前述の形式の引き締め機構を
改良して、構造をコンパクトにかつ製作費を安価
にし、しかも蓄力器の作動後、極めて短時間で引
き部材ローラとベルト軸とが確実に連結されるよ
うにすることである。
改良して、構造をコンパクトにかつ製作費を安価
にし、しかも蓄力器の作動後、極めて短時間で引
き部材ローラとベルト軸とが確実に連結されるよ
うにすることである。
この目的を達成するための本発明の構成は、特
許請求の範囲第1項に記載したとおりである。ま
た本発明の有利な実施態様は特許請求の範囲第2
項以下に記載したとおりである。
許請求の範囲第1項に記載したとおりである。ま
た本発明の有利な実施態様は特許請求の範囲第2
項以下に記載したとおりである。
本発明のようにせん断部材とクラツチ部材とが
協働することによつて、クラツチ部材は所定のせ
ん断力若しくは引き力が生じると強制的にベルト
軸のクラツチ延長部と係合せしめられる。この連
結運動は強制的に行われるものであつて、回転加
速度の値とは無関係であり、せん断部材が蓄力器
から発する駆動力に耐えられなくなつたときに、
確実に連結が行われる。必要な駆動力は、蓄力器
を適当な大きさに構成することによつて生ぜしめ
ることができる。要するに、本発明によるせん断
部材は二重の役割を有しており、引き部材ローラ
を係留するとともに、他面においてクラツチ部材
を強制的に運動させるのである。
協働することによつて、クラツチ部材は所定のせ
ん断力若しくは引き力が生じると強制的にベルト
軸のクラツチ延長部と係合せしめられる。この連
結運動は強制的に行われるものであつて、回転加
速度の値とは無関係であり、せん断部材が蓄力器
から発する駆動力に耐えられなくなつたときに、
確実に連結が行われる。必要な駆動力は、蓄力器
を適当な大きさに構成することによつて生ぜしめ
ることができる。要するに、本発明によるせん断
部材は二重の役割を有しており、引き部材ローラ
を係留するとともに、他面においてクラツチ部材
を強制的に運動させるのである。
以下においては、図面を参照しながら本発明の
構成を具体的に説明する。
構成を具体的に説明する。
第1図〜第4図に示した実施例においては、自
動安全ベルト装置1はU字形のケーシング2を有
しており、これは、孔3によつて例えば自動車の
フレームに固定することができる。ケーシング2
内にはベルト軸4が回転可能に支承されており、
このベルト軸4にはベルト5が巻き付けられてい
る。ベルト軸4は第2図・第3図及び第4図で見
て左側の軸端部を、周知の形式で事故の際に自動
的に作動する係止機構(これはカバー6によつて
覆われている)と作用的に結合されているととも
に、他方の端部を、カバー7によつて覆われてい
る巻き戻しばねと結合されている。ベルト軸4は
延長部(クラツチ延長部)8を有しており、この
延長部8は、巻き戻しばねのカバーを越えて突出
して、半径方向の歯9と半径方向の切り込み10
とを有している。更にカバー7には3つのせん断
ピン11が片持ち式に取り付けられており、これ
らのせん断ピンに引き部材ローラ12が差しはめ
可能である。切り込み10内にはめられたスナツ
プリング13は自動安全ベルト装置の通常動作中
に引き部材ローラ12に対して軸方向の間隔を有
しており、ベルト軸の回転を妨げることはない。
スナツプリング13は、例えば事故の際の引き締
め機構の作動後に、引き部材ローラ12を軸方向
で固定するためのものにすぎない。
動安全ベルト装置1はU字形のケーシング2を有
しており、これは、孔3によつて例えば自動車の
フレームに固定することができる。ケーシング2
内にはベルト軸4が回転可能に支承されており、
このベルト軸4にはベルト5が巻き付けられてい
る。ベルト軸4は第2図・第3図及び第4図で見
て左側の軸端部を、周知の形式で事故の際に自動
的に作動する係止機構(これはカバー6によつて
覆われている)と作用的に結合されているととも
に、他方の端部を、カバー7によつて覆われてい
る巻き戻しばねと結合されている。ベルト軸4は
延長部(クラツチ延長部)8を有しており、この
延長部8は、巻き戻しばねのカバーを越えて突出
して、半径方向の歯9と半径方向の切り込み10
とを有している。更にカバー7には3つのせん断
ピン11が片持ち式に取り付けられており、これ
らのせん断ピンに引き部材ローラ12が差しはめ
可能である。切り込み10内にはめられたスナツ
プリング13は自動安全ベルト装置の通常動作中
に引き部材ローラ12に対して軸方向の間隔を有
しており、ベルト軸の回転を妨げることはない。
スナツプリング13は、例えば事故の際の引き締
め機構の作動後に、引き部材ローラ12を軸方向
で固定するためのものにすぎない。
ボビン状の引き部材ローラ12の孔15内に差
し込まれるとピン14によつてロープ状の引き部
材16のループ端部が固定されている。この引き
部材16は引き部材ローラ12に巻き付けられて
いる。引き部材ローラ12は、半径方向の歯9を
間隔をもつて取り囲む軸方向の切り欠き17を有
している。引き部材ローラ12の円周に沿つて等
間隔で形成されている3つの切り欠き18内に、
つめとして構成されたクラツチ部材19が旋回可
能に支承されており、これらのクラツチ部材はば
ね20によつて非連結位置若しくは不作用位置、
つまり歯状のつめ端部が半径方向の歯9から離れ
ている位置に押される。切り欠き18は長孔状の
溝として形成されていて、クラツチ部材19の旋
回ピン21並びにせん断ピン11を収容する。自
動安全ベルト装置の動作中に、引き部材16に矢
印22の方向の引き力が作用すると、引き部材ロ
ーラ12が矢印23の方向に回転し、クラツチ部
材19がせん断ピン11に当たり、ばね20の力
に抗して旋回せしめられて、歯9と係合せしめら
れる。引き力が更に作用するとせん断ピン11が
せん断し、これによつて連結部を介してベルト軸
4が逆転せしめられ、ベルトのたるみが除去され
る。引き部材16は第1図〜第4図に示されてい
ない駆動装置(蓄力器)によつて駆動される。
し込まれるとピン14によつてロープ状の引き部
材16のループ端部が固定されている。この引き
部材16は引き部材ローラ12に巻き付けられて
いる。引き部材ローラ12は、半径方向の歯9を
間隔をもつて取り囲む軸方向の切り欠き17を有
している。引き部材ローラ12の円周に沿つて等
間隔で形成されている3つの切り欠き18内に、
つめとして構成されたクラツチ部材19が旋回可
能に支承されており、これらのクラツチ部材はば
ね20によつて非連結位置若しくは不作用位置、
つまり歯状のつめ端部が半径方向の歯9から離れ
ている位置に押される。切り欠き18は長孔状の
溝として形成されていて、クラツチ部材19の旋
回ピン21並びにせん断ピン11を収容する。自
動安全ベルト装置の動作中に、引き部材16に矢
印22の方向の引き力が作用すると、引き部材ロ
ーラ12が矢印23の方向に回転し、クラツチ部
材19がせん断ピン11に当たり、ばね20の力
に抗して旋回せしめられて、歯9と係合せしめら
れる。引き力が更に作用するとせん断ピン11が
せん断し、これによつて連結部を介してベルト軸
4が逆転せしめられ、ベルトのたるみが除去され
る。引き部材16は第1図〜第4図に示されてい
ない駆動装置(蓄力器)によつて駆動される。
つめの代わりに締め付けレバーを使用し、ベル
ト軸の滑らかなクラツチ延長部と協働させること
もできる。
ト軸の滑らかなクラツチ延長部と協働させること
もできる。
第5図には、引き部材16が巻き付けられてい
る引き部材ローラ69が概略的に示されている。
引き部材ローラ69と、ベツト軸の延長部35の
滑らかな外周面との間のクラツチ部材として、小
さなリングとして構成された転動体70が役立
ち、この転動体70は、自動安定ベルト装置の通
常動作中は不動である支承ピン71に支承されて
保持されている。支承ピン71はやはりせん断ピ
ンとして構成されていて、矢印72の方向に充分
に大きな引き力が引き部材16に対して作用せし
められると、せん断する。引き部材ローラ69に
は、ローラ軸線に向かつてくさび状に接近してい
る制御軌道73が形成されている。転動体70
は、例えば自動安全ベルト装置のカバー7に形成
されている支承ピン71に支承されていて、延長
部35の外周面から間隔aを有するような位置に
保持されているので、ベルト軸の回転を阻止しな
い。引き部材16に矢印72の方向に大きな引き
力が作用すると、支承ピン71がせん断し、次い
で転動体はばね74によつて傾斜した制御軌道7
3に沿つて押されて、延長部35の外周面と接触
し、更にそれ以上引き力が作用すると制御軌道7
3と延長部35の外周面との間に締め込まれ、し
たがつて延長部35ひいてはベルト軸が逆方向に
回転せしめられて、安全ベルトが引き締められ
る。
る引き部材ローラ69が概略的に示されている。
引き部材ローラ69と、ベツト軸の延長部35の
滑らかな外周面との間のクラツチ部材として、小
さなリングとして構成された転動体70が役立
ち、この転動体70は、自動安定ベルト装置の通
常動作中は不動である支承ピン71に支承されて
保持されている。支承ピン71はやはりせん断ピ
ンとして構成されていて、矢印72の方向に充分
に大きな引き力が引き部材16に対して作用せし
められると、せん断する。引き部材ローラ69に
は、ローラ軸線に向かつてくさび状に接近してい
る制御軌道73が形成されている。転動体70
は、例えば自動安全ベルト装置のカバー7に形成
されている支承ピン71に支承されていて、延長
部35の外周面から間隔aを有するような位置に
保持されているので、ベルト軸の回転を阻止しな
い。引き部材16に矢印72の方向に大きな引き
力が作用すると、支承ピン71がせん断し、次い
で転動体はばね74によつて傾斜した制御軌道7
3に沿つて押されて、延長部35の外周面と接触
し、更にそれ以上引き力が作用すると制御軌道7
3と延長部35の外周面との間に締め込まれ、し
たがつて延長部35ひいてはベルト軸が逆方向に
回転せしめられて、安全ベルトが引き締められ
る。
第6図〜第9図に示した実施例においては、第
5図に示した原理が採用されている。この場合引
き部材16はやはりボビン状の引き部材ローラ6
9′に巻き付けられており、この引き部材ローラ
69′はほぼ接線方向の孔109を有しており、
この孔内に引き部材の自由端部が差し込まれてい
る。第6図及び第8図から分かるように、引き部
材ローラ69′は孔109に対して直角なねじ孔
110を有しており、このねじ孔は孔109と交
差していて、ねじピン111がねじ孔110内に
ねじ込まれており、このねじピン111によつて
引き部材端部が孔109とねじ孔110との交差
箇所で圧縮変形せしめられて、引き部材ローラ6
9′に固定されている。
5図に示した原理が採用されている。この場合引
き部材16はやはりボビン状の引き部材ローラ6
9′に巻き付けられており、この引き部材ローラ
69′はほぼ接線方向の孔109を有しており、
この孔内に引き部材の自由端部が差し込まれてい
る。第6図及び第8図から分かるように、引き部
材ローラ69′は孔109に対して直角なねじ孔
110を有しており、このねじ孔は孔109と交
差していて、ねじピン111がねじ孔110内に
ねじ込まれており、このねじピン111によつて
引き部材端部が孔109とねじ孔110との交差
箇所で圧縮変形せしめられて、引き部材ローラ6
9′に固定されている。
更に、延長部35′は外周面に歯112を有し
ていて、これに、中間ブツシユ113が回転不能
に取り付けられている。滑らかな外周面を有して
いる中間ブツシユ113はボス状に構成されてい
て、軸方向の孔115を形成されているフランジ
114を一体的に有している。フランジ114を
有する中間ブツシユ113はねじ116によつて
延長部35′に固定されており、この場合延長部
35′はねじ孔116′を有している。自動安全ベ
ルト装置の通常の動作中はフランジ114は引き
部材ローラ69′の端面からわずかな間隔を有し
ている(第7図)。また、引き部材ローラ69′は
支承ピン71′によつて回転を阻止されており、
この支承ピン71′は、ころ状の転動体70を回
転可能に支承していて、カバー7に一体に形成さ
れているプラスチツク製の細いピンとして構成さ
れている。更に、付加的なせん断ピン71″が設
けられており、これは、やはりカバー7に形成さ
れていて、引き部材ローラ69′に対する係留力
を決定する。せん断ピン71″は、第7図に示す
ように、引き部材ローラ69′が装着された後に
自由端部を変形せしめられる。せん断ピン71″
を通すために引き部材ローラ69′に孔117が
形成されている。転動体70は、自動安全ベルト
装置が通常に動作しているときには制御軌道7
3′の、回転軸線から最も離れた端部若しくは角
のところに位置していて、延長部35′に対して
引き部材ローラ69′を心出しし、転動体70と
中間ブツシユ113の外周面との間にある程度の
間隔を生ぜしめる。引き締め機構が作動せしめら
れた、引き部材16に引き力が作用し、引き部材
ローラ69′にトルクが作用せしめられると、ま
ず、支承ピン71′が弾性的に変形し、せん断ピ
ン71″と共にせん断する。矢印118の方向で
引き部材16に加速力が作用する際の慣性力に基
づいて引き部材ローラ69′と中間ブツシユ11
3とが直ちに連結される。この場合、転動体70
は制御軌道73′に沿つて転動して、中間ブツシ
ユ113の外周面と接触する。中間ブツシユ11
3のフランジ114は引き部材ローラ69′を軸
方向で押さえる作用をする。
ていて、これに、中間ブツシユ113が回転不能
に取り付けられている。滑らかな外周面を有して
いる中間ブツシユ113はボス状に構成されてい
て、軸方向の孔115を形成されているフランジ
114を一体的に有している。フランジ114を
有する中間ブツシユ113はねじ116によつて
延長部35′に固定されており、この場合延長部
35′はねじ孔116′を有している。自動安全ベ
ルト装置の通常の動作中はフランジ114は引き
部材ローラ69′の端面からわずかな間隔を有し
ている(第7図)。また、引き部材ローラ69′は
支承ピン71′によつて回転を阻止されており、
この支承ピン71′は、ころ状の転動体70を回
転可能に支承していて、カバー7に一体に形成さ
れているプラスチツク製の細いピンとして構成さ
れている。更に、付加的なせん断ピン71″が設
けられており、これは、やはりカバー7に形成さ
れていて、引き部材ローラ69′に対する係留力
を決定する。せん断ピン71″は、第7図に示す
ように、引き部材ローラ69′が装着された後に
自由端部を変形せしめられる。せん断ピン71″
を通すために引き部材ローラ69′に孔117が
形成されている。転動体70は、自動安全ベルト
装置が通常に動作しているときには制御軌道7
3′の、回転軸線から最も離れた端部若しくは角
のところに位置していて、延長部35′に対して
引き部材ローラ69′を心出しし、転動体70と
中間ブツシユ113の外周面との間にある程度の
間隔を生ぜしめる。引き締め機構が作動せしめら
れた、引き部材16に引き力が作用し、引き部材
ローラ69′にトルクが作用せしめられると、ま
ず、支承ピン71′が弾性的に変形し、せん断ピ
ン71″と共にせん断する。矢印118の方向で
引き部材16に加速力が作用する際の慣性力に基
づいて引き部材ローラ69′と中間ブツシユ11
3とが直ちに連結される。この場合、転動体70
は制御軌道73′に沿つて転動して、中間ブツシ
ユ113の外周面と接触する。中間ブツシユ11
3のフランジ114は引き部材ローラ69′を軸
方向で押さえる作用をする。
第10図〜第13図に示した実施例において
は、自動安全ベルト装置のU字形のケーシング2
の側板2′に並んで引き部材ローラ169が配置
されており、これはベルト軸の、側板2′から突
出している延長部135に回転可能に支承されて
いる。引き部材ローラ169は外周面に引き部材
16を巻き付けられており、引き部材16は孔2
09内で固定されている。延長部135よりも直
径が大きい支承孔120には3つの切り欠きが等
間隔で形成されており、この切り欠きは、ローラ
軸線に向かつて傾斜している制御軌道173を形
成している。支承孔120と延長部135との間
には、熱可塑性材料から成るブツシユ状の保持器
121があり、これは、制御軌道173と同じピ
ツチで窓状の3つの開口122を有しており、こ
の開口内にはころ状の転動体123が保持されて
いる。第12図に示すように保持器121は、ば
ね状の薄い付加部124を有しており、これは、
開口122内に突入していて、転動体123を、
半径方向で外方に向かつて、引き部材ローラ16
9の制御軌道173に押し付けている。このよう
な付加部を設ける代わりに、開口122の寸法を
転動体123の寸法よりも幾分か小さくしておく
こともできる。
は、自動安全ベルト装置のU字形のケーシング2
の側板2′に並んで引き部材ローラ169が配置
されており、これはベルト軸の、側板2′から突
出している延長部135に回転可能に支承されて
いる。引き部材ローラ169は外周面に引き部材
16を巻き付けられており、引き部材16は孔2
09内で固定されている。延長部135よりも直
径が大きい支承孔120には3つの切り欠きが等
間隔で形成されており、この切り欠きは、ローラ
軸線に向かつて傾斜している制御軌道173を形
成している。支承孔120と延長部135との間
には、熱可塑性材料から成るブツシユ状の保持器
121があり、これは、制御軌道173と同じピ
ツチで窓状の3つの開口122を有しており、こ
の開口内にはころ状の転動体123が保持されて
いる。第12図に示すように保持器121は、ば
ね状の薄い付加部124を有しており、これは、
開口122内に突入していて、転動体123を、
半径方向で外方に向かつて、引き部材ローラ16
9の制御軌道173に押し付けている。このよう
な付加部を設ける代わりに、開口122の寸法を
転動体123の寸法よりも幾分か小さくしておく
こともできる。
保持器121は、軸平行の3つのせん断部材1
25を有しており、このせん断部材は、側板2′
に相応する3つの開口126内に突入していて、
所定のトルク若しくはせん断モーメントが生ずる
までは、引き部材ローラ169を側板2′に回転
不能に結合している。引き部材ローラ169はや
はり所定のトルクが生ずるまでは、側板2′の孔
171′内に差し込まれるせん断ピン171によ
つて、側板2′に回転不能に結合されている。延
長部135に接続してベルト軸は、連行スリツト
128を備えた小径の突出部127を有してい
て、これに、ベルト巻き戻しばね129が取り付
けられている。引き部材ローラ169及び戻しば
ね129はカバー130によつて取り囲まれてお
り、このカバーは、戻しばねと引き部材ローラと
の間に中間壁131を有している。
25を有しており、このせん断部材は、側板2′
に相応する3つの開口126内に突入していて、
所定のトルク若しくはせん断モーメントが生ずる
までは、引き部材ローラ169を側板2′に回転
不能に結合している。引き部材ローラ169はや
はり所定のトルクが生ずるまでは、側板2′の孔
171′内に差し込まれるせん断ピン171によ
つて、側板2′に回転不能に結合されている。延
長部135に接続してベルト軸は、連行スリツト
128を備えた小径の突出部127を有してい
て、これに、ベルト巻き戻しばね129が取り付
けられている。引き部材ローラ169及び戻しば
ね129はカバー130によつて取り囲まれてお
り、このカバーは、戻しばねと引き部材ローラと
の間に中間壁131を有している。
引き部材16に矢印Aの方向に突然引き力が作
用して、引き部材ローラ169にトルクが作用す
ると、せん断ピン171がせん断する。この場合
保持器121と引き部材ローラ169との間に相
対運動が行われ、転動体123が保持器121内
で制御軌道173に沿つて非連結位置からのロー
ラ軸線に向かつて動き、延長部135に係合す
る。これによつてせん断部材125もせん断し
て、引き締め運動が開始される。
用して、引き部材ローラ169にトルクが作用す
ると、せん断ピン171がせん断する。この場合
保持器121と引き部材ローラ169との間に相
対運動が行われ、転動体123が保持器121内
で制御軌道173に沿つて非連結位置からのロー
ラ軸線に向かつて動き、延長部135に係合す
る。これによつてせん断部材125もせん断し
て、引き締め運動が開始される。
第1図は第1実施例の側面図、第2図は第1実
施例の正面図、第3図は第1実施例の斜視図、第
4図は第1実施例の分解図、第5図は第2実施例
の概略図、第6図は第3実施例の横断面図、第7
図は第6図のXIVB−XIVB線に沿つた縦断面
図、第8図は第6図のXIVC−XIVC線に沿つた
部分的縦断面図、第9図は第3実施例の分解図、
第10図は第4実施例の横断面図、第11図は第
4実施例の縦断面図、第12図は第4実施例の保
持器の部分的拡大横断面図、第13図は第4実施
例の分解図である。 1……自動安全ベルト、2……ケーシング、
2′……側板、3……孔、4……ベルト軸、5…
…ベルト、6及び7……カバー、8……延長部、
9……歯、10……切り込み、11……せん断ピ
ン、12……引き部材ローラ、13……スナツプ
リング、14……ピン、15……孔、16……引
き部材、17及び18……切り欠き、19……ク
ラツチ部材、20……ばね、21……旋回ピン、
22及び23……矢印、35及び35′……延長
部、69及び69′……引き部材ローラ、70…
…転動体、71及び71′……支承ピン、71″…
…せん断ピン、73及び73′……制御軌道、7
4……ばね、109……孔、110……ねじ孔、
111……ねじピン、112……歯、113……
中間ブツシユ、114……フランジ、115……
孔、116……ねじ、116′……ねじ孔、11
7……孔、121……保持器、122……開口、
123……転動体、124……付加部、125…
…せん断部材、126……開口、127……突出
部、128……連行スリツト、129……戻しば
ね、130……カバー、131……中間壁、13
5……延長部、169……引き部材ローラ、17
1……せん断ピン、171′……孔、173……
制御軌道、209……孔。
施例の正面図、第3図は第1実施例の斜視図、第
4図は第1実施例の分解図、第5図は第2実施例
の概略図、第6図は第3実施例の横断面図、第7
図は第6図のXIVB−XIVB線に沿つた縦断面
図、第8図は第6図のXIVC−XIVC線に沿つた
部分的縦断面図、第9図は第3実施例の分解図、
第10図は第4実施例の横断面図、第11図は第
4実施例の縦断面図、第12図は第4実施例の保
持器の部分的拡大横断面図、第13図は第4実施
例の分解図である。 1……自動安全ベルト、2……ケーシング、
2′……側板、3……孔、4……ベルト軸、5…
…ベルト、6及び7……カバー、8……延長部、
9……歯、10……切り込み、11……せん断ピ
ン、12……引き部材ローラ、13……スナツプ
リング、14……ピン、15……孔、16……引
き部材、17及び18……切り欠き、19……ク
ラツチ部材、20……ばね、21……旋回ピン、
22及び23……矢印、35及び35′……延長
部、69及び69′……引き部材ローラ、70…
…転動体、71及び71′……支承ピン、71″…
…せん断ピン、73及び73′……制御軌道、7
4……ばね、109……孔、110……ねじ孔、
111……ねじピン、112……歯、113……
中間ブツシユ、114……フランジ、115……
孔、116……ねじ、116′……ねじ孔、11
7……孔、121……保持器、122……開口、
123……転動体、124……付加部、125…
…せん断部材、126……開口、127……突出
部、128……連行スリツト、129……戻しば
ね、130……カバー、131……中間壁、13
5……延長部、169……引き部材ローラ、17
1……せん断ピン、171′……孔、173……
制御軌道、209……孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 自動安全ベルト装置用の引き締め機構であつ
て、事故の際に作動する蓄力器を備え、この蓄力
器は可とう性の引き部材を介して引き部材ローラ
と結合されており、引き部材ローラは、通常運転
の際にはベルト軸に連結されていないが、蓄力器
が作動すると、ベルト軸のクラツチ延長部に向か
つて半径方向に運動するクラツチ部材を有するク
ラツチによつてベルト軸に連結される形式のもの
において、せん断部材11,71,71′,12
5によつてケーシング2に取り付けられているク
ラツチ部材19;70;123が、引き部材ロー
ラ12;69′;169の回転によつて強制制御
されて、ベルト軸のクラツチ延長部8;135に
押し付けられ、係合せしめられることを特徴とす
る自動安全ベルト装置用の引き締め機構。 2 ケーシング2にせん断部材(せん断ピン1
1)が設けられており、このせん断部材は、ばね
20によつて非連結位置に保たれているクラツチ
部材19の運動軌道内に突出していて、引き部材
ローラ12の回転が始まると、クラツチ部材19
を係合位置に押し付ける特許請求の範囲第1項記
載の引き締め機構。 3 クラツチがつめクラツチとして構成されてい
て、そのクラツチ延長部8が半径方向の歯9を有
している特許請求の範囲第1項記載の引き締め機
構。 4 クラツチが締め付けレバーを有する一方向ク
ラツチとして構成されている特許請求の範囲第1
項記載の引き締め機構。 5 引き部材ローラ12に支承されているクラツ
チ部材19が、せん断ピン11として構成された
せん断部材によつて非連結位置に支えられている
特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか
1項に記載の引き締め機構。 6 クラツチが締め付け転動体123を有する一
方向クラツチとして構成されている特許請求の範
囲第1項記載の引き締め機構。 7 転動体123を支承するために、半径方向に
可とう性でせん断部材125によつてケーシング
2に取り付けられている保持器121が設けられ
ている特許請求の範囲第6項記載の引き締め機
構。 8 ブツシユ状又はリング状の保持器121が、
転動体123のために、円周に沿つて分配された
窓状の開口122を有しており、この開口内に
は、転動体を非連結位置に向かつて押すばね状の
付加部124が突入している特許請求の範囲第7
項記載の引き締め機構。 9 せん断部材125が保持器121の円周に沿
つて分配されて設けられていて、このせん断部材
によつて保持器121がケーシング2の側板2′
に取り付けられている特許請求の範囲第7項記載
の引き締め機構。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3037738 | 1980-10-06 |
Related Child Applications (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP64000582A Division JPH01309850A (ja) | 1980-10-06 | 1989-01-06 | 安全ベルト自動巻き取り装置用の引き締め機構 |
| JP64000581A Division JPH01309849A (ja) | 1980-10-06 | 1989-01-06 | 安全ベルト用の引き締め機構 |
| JP64000583A Division JPH01309851A (ja) | 1980-10-06 | 1989-01-06 | 安全ベルト自動巻き取り装置用の引き締め機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57128169A JPS57128169A (en) | 1982-08-09 |
| JPH0210743B2 true JPH0210743B2 (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=6113747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56158277A Granted JPS57128169A (en) | 1980-10-06 | 1981-10-06 | Clamp mechanism for automatic safety belt apparatus |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57128169A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021255890A1 (ja) | 2020-06-18 | 2021-12-23 | Tpr株式会社 | スパイニライナ及びその製造方法、並びに接合強度の鑑別法 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1164414B (it) * | 1982-08-26 | 1987-04-08 | Repa Feinstanzwerk Gmbh | Dispositivo accoppiatore per l'albero avvolgitore di un avvolgitore di cintura di sicurezza con dispositivo di trazione all'indietro |
| DE3407378A1 (de) * | 1984-02-29 | 1985-11-14 | Autoflug Gmbh, 2084 Rellingen | Sicherheitsgurtaufroller mit strammvorrichtung |
| JPS61169353A (ja) * | 1985-01-21 | 1986-07-31 | テ−・エル・ヴエ−・レパ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 安全ベルト巻取りローラ |
| DE8611919U1 (de) * | 1986-04-30 | 1986-11-27 | Trw Repa Gmbh, 73553 Alfdorf | Sicherungsanordnung für Fahrzeuginsassen |
| JPH075061B2 (ja) * | 1987-12-23 | 1995-01-25 | 日産自動車株式会社 | 再引締装置付き安全ベルト巻取装置 |
| GB2222510B (en) * | 1988-09-07 | 1992-10-07 | Autoliv Dev | Improvements in or relating to a safety belt arrangement |
| DE19513724A1 (de) * | 1995-04-11 | 1996-10-17 | Trw Repa Gmbh | Gurtaufroller für ein Fahrzeugsicherheitsgurtsystem |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2387662A1 (fr) * | 1977-04-20 | 1978-11-17 | Poudres & Explosifs Ste Nale | Dispositif d'entrainement en rotation a moyen moteur tubulaire sous pression |
| JPS586430Y2 (ja) * | 1978-05-19 | 1983-02-03 | トヨタ自動車株式会社 | シ−トベルト用ブリロ−ド装置 |
| JPS6131879Y2 (ja) * | 1978-09-18 | 1986-09-17 | ||
| JPS581317Y2 (ja) * | 1979-02-14 | 1983-01-11 | トヨタ自動車株式会社 | シ−トベルト巻取装置 |
-
1981
- 1981-10-06 JP JP56158277A patent/JPS57128169A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021255890A1 (ja) | 2020-06-18 | 2021-12-23 | Tpr株式会社 | スパイニライナ及びその製造方法、並びに接合強度の鑑別法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57128169A (en) | 1982-08-09 |
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