JPH0211008Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0211008Y2 JPH0211008Y2 JP1987004359U JP435987U JPH0211008Y2 JP H0211008 Y2 JPH0211008 Y2 JP H0211008Y2 JP 1987004359 U JP1987004359 U JP 1987004359U JP 435987 U JP435987 U JP 435987U JP H0211008 Y2 JPH0211008 Y2 JP H0211008Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- bobbin case
- permanent magnet
- magnet piece
- mounting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、縫製用ミシンのかまに装着されてい
る下糸を巻付けたボビンが空転することを防止す
るための構造に関する。
る下糸を巻付けたボビンが空転することを防止す
るための構造に関する。
背景技術
縫製用ミシンでは、外かまはたとえば4000rpm
程度の高速度で回転し、下糸の供給に伴つてボビ
ンが回転する。外かまが停止したときボビンは、
その慣性力で空転し、下糸が撓みを生じ、これに
よつて次の縫製時の品質を低下する結果になる。
程度の高速度で回転し、下糸の供給に伴つてボビ
ンが回転する。外かまが停止したときボビンは、
その慣性力で空転し、下糸が撓みを生じ、これに
よつて次の縫製時の品質を低下する結果になる。
ボビンの空転を防止するための典型的な先行技
術は第6図に示されている。ボビンケース1内に
は第7図に詳しく示されたばね部材2が取付けら
れている。ばね部材2は、切欠き3,4によつて
ばね力が発揮された当接片5を有し、この当接片
5がボビンケースの側部に形成されたフランジに
弾発的に接触する。ばね部材2の係止部6は、ボ
ビンケース1の凹所7に係止し、ばね部材2とボ
ビンケース1との相対的な角変位が阻止されてい
る。
術は第6図に示されている。ボビンケース1内に
は第7図に詳しく示されたばね部材2が取付けら
れている。ばね部材2は、切欠き3,4によつて
ばね力が発揮された当接片5を有し、この当接片
5がボビンケースの側部に形成されたフランジに
弾発的に接触する。ばね部材2の係止部6は、ボ
ビンケース1の凹所7に係止し、ばね部材2とボ
ビンケース1との相対的な角変位が阻止されてい
る。
考案が解決すべき問題点
このような先行技術では、ボビンの側部に弾発
的に接触する当接片5のばね力を調整するには、
当接片5のボビンケース1における軸線方向の突
出量を設定する必要がある。このような当接片5
のばね力を微妙に希望する値に設定することは困
難であり、したがつてボビンを最適な摩擦力で制
動することはできない。
的に接触する当接片5のばね力を調整するには、
当接片5のボビンケース1における軸線方向の突
出量を設定する必要がある。このような当接片5
のばね力を微妙に希望する値に設定することは困
難であり、したがつてボビンを最適な摩擦力で制
動することはできない。
本考案の目的は、ボビンに最適な摩擦力を与え
ることができるようにして、空転を防止するよう
にした構造を提供することである。
ることができるようにして、空転を防止するよう
にした構造を提供することである。
問題点を解決するための手段
本考案は、ボビンケース8の底30には、その
ボビンケース8の軸線31からずれた位置でかつ
ボビンケース8の開口端側には取付部材10がそ
の軸線まわりに回転可能に嵌まり込み、この取付
部材10にはその軸線からずれた位置に永久磁石
片38が設けられ、 前記ボビンケース8に強磁性材料から成るボビ
ン15を収納して、前記永久磁石片38に対向す
るボビン15の側部16,17をその永久磁石片
38によつて磁気吸引することを特徴とするかま
のボビン空転防止構造である。
ボビンケース8の軸線31からずれた位置でかつ
ボビンケース8の開口端側には取付部材10がそ
の軸線まわりに回転可能に嵌まり込み、この取付
部材10にはその軸線からずれた位置に永久磁石
片38が設けられ、 前記ボビンケース8に強磁性材料から成るボビ
ン15を収納して、前記永久磁石片38に対向す
るボビン15の側部16,17をその永久磁石片
38によつて磁気吸引することを特徴とするかま
のボビン空転防止構造である。
作 用
本考案に従えば、ボビンケース8の底30には
取付部材10がその軸線まわりに回転可能であ
り、取付部材10にはその軸線からずれた位置に
永久磁石片38が設けられる。したがつてこの永
久磁石片38は、取付部材10がその軸線まわり
に角変位することによつてボビンケース8の軸線
に近接/離反変位させることが可能である。この
ような永久磁石片38の変位によつて、ボビンケ
ース8内に収納されたボビン15の回転を停止さ
せるためのトルクを調節することができる。
取付部材10がその軸線まわりに回転可能であ
り、取付部材10にはその軸線からずれた位置に
永久磁石片38が設けられる。したがつてこの永
久磁石片38は、取付部材10がその軸線まわり
に角変位することによつてボビンケース8の軸線
に近接/離反変位させることが可能である。この
ような永久磁石片38の変位によつて、ボビンケ
ース8内に収納されたボビン15の回転を停止さ
せるためのトルクを調節することができる。
実施例
本考案の一実施例は、第1図に示されている。
縫製用ミシンの垂直全回転かまのボビンケース8
の底30には取付部材10が設けられており、こ
の取付部材10には永久磁石片38が固定され
る。
縫製用ミシンの垂直全回転かまのボビンケース8
の底30には取付部材10が設けられており、こ
の取付部材10には永久磁石片38が固定され
る。
第2図はボビンケース8とボビン12と、内か
ま13と、外かま14との分解斜視図であり、第
3図はそれらを組合せた垂直全回転かま15の斜
視図である。ボビン12は軸線方向の両側部にフ
ランジ16,17を有し、それらのフランジ1
6,17間に下糸18が巻付けられている。ボビ
ン12はボビンケース8に収納され、このボビン
ケース8は内かま13の凹所19に収納される。
ボビンケース8と、内かま13との相対的な変位
は阻止されており、ボビンケース8内で下糸18
の供給に伴つてボビン12が回転する。内かま1
3に形成された係止凹所20には、ミシンの機体
に固定されたかま止め部材21の突片22が係止
し、これによつて外かま14が矢符23の方向に
回転するときにおける内かま13およびボビンケ
ース8の回転が制止される。外かま14は、剣先
24を有している。
ま13と、外かま14との分解斜視図であり、第
3図はそれらを組合せた垂直全回転かま15の斜
視図である。ボビン12は軸線方向の両側部にフ
ランジ16,17を有し、それらのフランジ1
6,17間に下糸18が巻付けられている。ボビ
ン12はボビンケース8に収納され、このボビン
ケース8は内かま13の凹所19に収納される。
ボビンケース8と、内かま13との相対的な変位
は阻止されており、ボビンケース8内で下糸18
の供給に伴つてボビン12が回転する。内かま1
3に形成された係止凹所20には、ミシンの機体
に固定されたかま止め部材21の突片22が係止
し、これによつて外かま14が矢符23の方向に
回転するときにおける内かま13およびボビンケ
ース8の回転が制止される。外かま14は、剣先
24を有している。
第4図を参照して、第4図はボビンケース8の
断面図である。ボビンケース8はボビン12を収
納する空間25を有し、中央に形成された支持筒
26は、ボビン12の軸孔27内に挿通する。こ
の支持筒26内には、内かま13の底28に立設
された軸29が挿通する。
断面図である。ボビンケース8はボビン12を収
納する空間25を有し、中央に形成された支持筒
26は、ボビン12の軸孔27内に挿通する。こ
の支持筒26内には、内かま13の底28に立設
された軸29が挿通する。
ボビンケース8の底30には、軸線31からず
れた位置に円形の凹所32が形成される。この凹
所32に連なつて支持孔33が形成される。ボビ
ンケース8の底30の外表面には凹所34が形成
される。
れた位置に円形の凹所32が形成される。この凹
所32に連なつて支持孔33が形成される。ボビ
ンケース8の底30の外表面には凹所34が形成
される。
第5図は、取付部材10の斜視図である。この
取付部材10は合成樹脂などの材料から成り、凹
所32に収納される頭部35と、その頭部35に
連なり取付孔33を挿通する軸部36とから成
る。頭部35には、マイナスドライバーの先端を
掛合するための溝37が形成される。この頭部3
5には、第4図および第5図の左方に臨んでボビ
ン12の底30寄りのフランジ16に対向する永
久磁石片38が設けられる。ボビン12のフラン
ジ16,17は強磁性材料たとえば鉄などの材料
から成り、永久磁石片38との間に磁気吸引力が
発生される。軸部36は、取付孔33の内周面と
摩擦接触して角変位可能に調整して設定すること
ができる。この軸部36の外周面と取付孔33の
内周面とは、上述のように摩擦接触し、したがつ
て縫製動作中に取付部材10が不所望に角変位し
てしまうことがない。軸部36には凹所34にお
いて、抜止め片40が固着される。取付部材10
の溝37にマイナスドライバーの先端部を掛合し
て、頭部35を角変位調整することによつて、永
久磁石片38と軸線31との距離rが変化され
る。これによつて永久磁石片38とボビン12の
フランジ16との間の磁気吸引力によるトルクが
変化する。こうしてボビン12に作用する摩擦制
動力が調整される。
取付部材10は合成樹脂などの材料から成り、凹
所32に収納される頭部35と、その頭部35に
連なり取付孔33を挿通する軸部36とから成
る。頭部35には、マイナスドライバーの先端を
掛合するための溝37が形成される。この頭部3
5には、第4図および第5図の左方に臨んでボビ
ン12の底30寄りのフランジ16に対向する永
久磁石片38が設けられる。ボビン12のフラン
ジ16,17は強磁性材料たとえば鉄などの材料
から成り、永久磁石片38との間に磁気吸引力が
発生される。軸部36は、取付孔33の内周面と
摩擦接触して角変位可能に調整して設定すること
ができる。この軸部36の外周面と取付孔33の
内周面とは、上述のように摩擦接触し、したがつ
て縫製動作中に取付部材10が不所望に角変位し
てしまうことがない。軸部36には凹所34にお
いて、抜止め片40が固着される。取付部材10
の溝37にマイナスドライバーの先端部を掛合し
て、頭部35を角変位調整することによつて、永
久磁石片38と軸線31との距離rが変化され
る。これによつて永久磁石片38とボビン12の
フランジ16との間の磁気吸引力によるトルクが
変化する。こうしてボビン12に作用する摩擦制
動力が調整される。
上述の実施例では取付部材10は、ボビンケー
ス8の底30に設けられたけれども、本考案の他
の実施例として、内かま13の底28に設けられ
てもよく、さらにまたボビン12のフランジ1
6,17に設けられてもよい。本考案はボビンケ
ース8を有していないミシンのかまに関連しても
また実施することができる。永久磁石片38に対
向する部分は、強磁性材料製とする。たとえば取
付部材10を内かま13の底28に取付けたとき
には、ボビン12のフランジ16,17は前述の
図示の実施例と同様に強磁性材料とし、また取付
部材10をボビン12のフランジ16,17に取
付けたときには、それに対向する内かま13の底
28およびボビンケース8の底30は、強磁性材
料製とする。
ス8の底30に設けられたけれども、本考案の他
の実施例として、内かま13の底28に設けられ
てもよく、さらにまたボビン12のフランジ1
6,17に設けられてもよい。本考案はボビンケ
ース8を有していないミシンのかまに関連しても
また実施することができる。永久磁石片38に対
向する部分は、強磁性材料製とする。たとえば取
付部材10を内かま13の底28に取付けたとき
には、ボビン12のフランジ16,17は前述の
図示の実施例と同様に強磁性材料とし、また取付
部材10をボビン12のフランジ16,17に取
付けたときには、それに対向する内かま13の底
28およびボビンケース8の底30は、強磁性材
料製とする。
本考案は垂直全回転かまだけでなく、水平全回
転かまに関連してもまた実施することができ、さ
らにまた半回転かまに関連したもまた実施するこ
とができる。取付部材10は上述の各実施例では
角変位可能とされ、これによつて永久磁石片38
の半径方向の距離r(第4図参照)を調整するこ
とができるように構成されたけれども、本考案の
他の実施例としてこの永久磁石片38を、外かま
の半径方向(第4図の上下方向)に変位調整可能
に設けてもよい。
転かまに関連してもまた実施することができ、さ
らにまた半回転かまに関連したもまた実施するこ
とができる。取付部材10は上述の各実施例では
角変位可能とされ、これによつて永久磁石片38
の半径方向の距離r(第4図参照)を調整するこ
とができるように構成されたけれども、本考案の
他の実施例としてこの永久磁石片38を、外かま
の半径方向(第4図の上下方向)に変位調整可能
に設けてもよい。
効 果
以上のように本考案によれば、ボビンに作用す
る摩擦力を微妙に調整することができ、したがつ
て希望する値の摩擦制動力を得ることができるよ
うになる。これによつてボビンの空転を確実に防
止し、縫製品質の向上を図ることができる。
る摩擦力を微妙に調整することができ、したがつ
て希望する値の摩擦制動力を得ることができるよ
うになる。これによつてボビンの空転を確実に防
止し、縫製品質の向上を図ることができる。
また本考案によれば、前記永久磁石片38をボ
ビンケース8の軸線31に対して近接/離反変位
させることができ、これによつてボビンケース8
内に収納されたボビン15の回転を停止させるた
めのトルクを変化させることができる。これによ
つてボビン15から下糸が取出される際に、その
ボビン15に不所望に大きな磁気吸引力が作用す
ることなしに円滑に下糸を取出すことができる。
また前記永久磁石片38は、取付部材10に設け
るようにしたので、ボビンケース8がその永久磁
石片38によつて磁化されるおそれはなく、これ
によつてもまた、ボビン15に不所望な磁気吸引
力が作用することはない。このようにしてボビン
15の空転を確実に防止し、かつ円滑にボビン1
5に巻回される下糸を取出すことができる。
ビンケース8の軸線31に対して近接/離反変位
させることができ、これによつてボビンケース8
内に収納されたボビン15の回転を停止させるた
めのトルクを変化させることができる。これによ
つてボビン15から下糸が取出される際に、その
ボビン15に不所望に大きな磁気吸引力が作用す
ることなしに円滑に下糸を取出すことができる。
また前記永久磁石片38は、取付部材10に設け
るようにしたので、ボビンケース8がその永久磁
石片38によつて磁化されるおそれはなく、これ
によつてもまた、ボビン15に不所望な磁気吸引
力が作用することはない。このようにしてボビン
15の空転を確実に防止し、かつ円滑にボビン1
5に巻回される下糸を取出すことができる。
第1図は本考案の一実施例のボビンケース8の
斜視図、第2図は垂直全回転かま15の分解斜視
図、第3図は垂直全回転かま15の組立てた状態
を示す斜視図、第4図はボビンケース8の底30
付近の断面図、第5図は取付部材10の斜視図、
第6図は先行技術のボビンケース1の斜視図、第
7図は第6図の先行技術において用いられている
ばね部材2の斜視図である。 8……ボビンケース、10……取付部材、12
……ボビン、13……内かま、14……外かま、
16,17……フランジ、18……下糸、35…
…頭部、36……軸部、38……永久磁石片。
斜視図、第2図は垂直全回転かま15の分解斜視
図、第3図は垂直全回転かま15の組立てた状態
を示す斜視図、第4図はボビンケース8の底30
付近の断面図、第5図は取付部材10の斜視図、
第6図は先行技術のボビンケース1の斜視図、第
7図は第6図の先行技術において用いられている
ばね部材2の斜視図である。 8……ボビンケース、10……取付部材、12
……ボビン、13……内かま、14……外かま、
16,17……フランジ、18……下糸、35…
…頭部、36……軸部、38……永久磁石片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ボビンケース8の底30には、そのボビンケー
ス8の軸線31からずれた位置でかつボビンケー
ス8の開口端側には取付部材10がその軸線まわ
りに回転可能に嵌まり込み、この取付部材10に
はその軸線からずれた位置に永久磁石片38が設
けられ、 前記ボビンケース8に強磁性材料から成るボビ
ン15を収納して、前記永久磁石片38に対向す
るボビン15の側部16,17をその永久磁石片
38によつて磁気吸引することを特徴とするかま
のボビン空転防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987004359U JPH0211008Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987004359U JPH0211008Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63111883U JPS63111883U (ja) | 1988-07-18 |
| JPH0211008Y2 true JPH0211008Y2 (ja) | 1990-03-19 |
Family
ID=30784954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987004359U Expired JPH0211008Y2 (ja) | 1987-01-14 | 1987-01-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0211008Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-14 JP JP1987004359U patent/JPH0211008Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63111883U (ja) | 1988-07-18 |
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