JPH0211697Y2 - - Google Patents

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JPH0211697Y2
JPH0211697Y2 JP1980088651U JP8865180U JPH0211697Y2 JP H0211697 Y2 JPH0211697 Y2 JP H0211697Y2 JP 1980088651 U JP1980088651 U JP 1980088651U JP 8865180 U JP8865180 U JP 8865180U JP H0211697 Y2 JPH0211697 Y2 JP H0211697Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、接触不良を根本的に解消したスイツ
チに関する。
従来の技術 従来のスイツチは、例えば実開昭52−121673号
公報に開示されるように、中心軸と、一方向に歩
進するように前記中心軸に挿嵌され逆方向に向う
一対の接触片を有する回転接片と、前記中心軸が
設置されるとともに前記接触片が接触する固定接
点が設けられた絶縁基体とを備え、前記接触片の
双方とも前記絶縁基体に設けたリブまたは傾斜段
座部の垂直壁と当接するように構成される。
考案が解決しようとする問題点 前記スイツチでは、回転接片の一対の接触片の
対称性、絶縁基体のリブまたは傾斜段座部の位置
精度、回転接片の中心軸に対する芯ブレ等の要素
が複雑に絡みあることにより、回転接片が歩進し
ていく際に一対の接触片の一方はリブまたは傾斜
段座部から必ず落ち込んで所定の歩進位置に正常
に移るものの、一対の接触片の他方がリブまたは
傾斜段座部の垂直壁の上方に引つかかつたままに
なつたり、たとえ落ち込んでもそれらの垂直壁
(垂直壁とはいえ実開昭52−121673号公報に示さ
れるようにやや傾斜している)の中腹に引つかか
つたりすることがあるため、接触片と固定接点の
接触が不具合になる問題点があつた。
本考案は、このような問題点を解決して接触不
良を一掃しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、中心軸と、この中心軸に挿嵌され一
対の接触片を有する回転接片と、前記中心軸に挿
嵌され引き手が引かれることによつて前記回転接
片を一方向に歩進する回転アームと、前記中心軸
に挿嵌され前記回転アームをもとの状態に戻すコ
イルバネと、前記中心軸が設置される絶縁基体と
を備え、この絶縁基体には、前記一対の接触片の
所定の歩進位置において固定接点が前記一対の接
触片の少なくとも一方または他方と接触するよう
設けられ、前記一対の接触片の一方が前記所定の
歩進位置に歩進する直前の歩進位置において中点
付近が最高点となる段座部を設けるとともに、前
記一対の接触片の他方が前記所定の歩進位置に歩
進する直前の歩進位置にはこれらの歩進位置間に
位置する垂直壁のあるリブまたは傾斜段座部を設
けたスイツチを構成する。
作 用 本考案によれば、一対の接触片の一方が所定の
歩進位置にその直前の歩進位置から段座部を乗り
こえて歩進する際の落ち込みタイミングをあえて
早くすることにより、所定の歩進位置においてそ
の接触片が段座部に当接しないから、その接触片
は段座部に引つかかりを生ぜず、従つて、回転接
片と固定接点の接触が確実になる。
実施例 本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案のスイツチの分解斜視図であ
り、図中1は箱状の絶縁基体、2は導電性の中心
軸、3は回転接片、4は回転送り板、5は回転ア
ーム、6はコイルバネ、7は支持金具である。絶
縁基体1はその底面中心に中心軸2の挿嵌孔8を
有するとともに、その周囲に固定接点9a,9
b,9c,9dと、中心より放射状に設けられた
リブ10a,10b,10cと、前記各リブ10
a〜10cの一側に連接した傾斜段差部11a,
11bと山形の段座部12a,12bを有する。
傾斜段座部11a,11bはその一側端部に垂直
壁11a′,11b′を有する。また、山形の段座部
12a,12bはその中央の高さが傾斜段座部1
1a,11bの中央の高さとほぼ同一であり、か
つ傾斜角度は山形の段座部12a,12bと傾斜
段座部11a,11bはほぼ同様である。絶縁基
体1の両側壁上部に設けた凹部13a,13bは
支持具7の両端を係合するものである。中心軸2
はその下方に鍔部14を有し、上方に細軸部15
を有する。回転接片3は中心軸2に挿嵌される挿
嵌孔16と逆方向に向う一対の接触片17a,1
7bと、やはり逆方向に向う爪18a,18bを
有する。回転送り板4は中心軸2に挿嵌されると
ともに挿嵌孔16の周囲に挿嵌される挿嵌孔19
と下方に斜めに折曲された送り爪20a,20
b,20c,20dと上方に折曲されたかしめ爪
21a,21b,21cを有する。回転アーム5
は大径孔22とこの大径孔の一部に形成した係合
孔22aとかしめ爪21a,21b,21cがか
しめられる切欠部23a,23b,23cとアー
ム部24に取付られた引き手24aを有する。コ
イルバネ6はその下端に係合孔22aに係合する
折曲部25と支持金具7の側部に引つ掛ける延長
部26を有する。支持金具7は中心軸2の細軸部
15が挿嵌される挿嵌孔27を有する。
次に上記構成部品の組立順序を説明する。
(1) 中心軸2を挿嵌孔8に挿嵌して絶縁基体1の
下面に突出する部品をかしめて設置する。
(2) 中心軸2に回転接片3を挿嵌する。
(3) 回転送り板4と回転アーム5は、かしめ爪2
1a,21b,21cを切欠部23a,23
b,23cに差し込んでからかしめ爪21a,
21b,21cを中心方向に折曲することによ
り合体する。
(4) この合体された回転送り板4と回転アーム5
からなる回転接片3の駆動手段を中心軸2に挿
嵌する。なお、回転送り板4と回転アーム5と
が一つの部品からなるものは、この種のスイツ
チで周知であり、その場合は一括して回転アー
ムと称する。
(5) コイルバネ6を中心軸2に挿嵌する。このと
き、折曲部25を係合孔22aに係合する。
(6) 支持金具7の挿嵌孔27を中心軸2の細軸部
15に挿嵌して、細軸部15の端部をかしめ
る。なお、支持金具7の両端部は凹部13a,
13bに係合される。
(7) コイルバネ6の延長部26を上方から見て右
回りに回転させ、支持金具7の側部に引つ掛け
る。こうして組立が完了した状態の縦断面図は
第2図に示す。
次にこのスイツチの動作を説明する。
(1) 引き手24aを手前に引くと、送り爪20
a,20b,20c,20dのうち、爪18
a,18bと当接するものはこれらの爪を引つ
掛けて回転接片3を歩進させる。
(2) 次に引き手24aを放つと、コイルバネ6の
巻き戻し力で回転アーム5と回転送り板4が、
送り爪20a,20b,20c,20bのう
ち、爪18a,18bと関係したものがこの爪
に対して逆方向にのりこえることにより、もと
に戻される。
(3) 回転接片3はその接触片17a,17bがリ
ブ10a,10b,10cの垂直壁や傾斜段座
部11a,11bの垂直壁11a′,11b′のい
ずれかに当接するため、もとの位置に戻される
ことなく歩進した位置に保たれる。こうして、
引き手24aを引く毎に回転接片3が一方向に
歩進されるようになる。
次に第3図は絶縁基体1の底面の展開断面図、
第4図は底面の平面図で、第3図は回転接片3の
接触片17a,17bが点線位置から実線位置に
歩進した状態が示される。このとき、接触片17
aは傾斜段座部11aの垂直壁11a′と当接し、
固定接点9aに接触する。そして、接触片17b
はこのような当接作用がなく、固定接点9cに接
触する。したがつて、接触片17aと固定接点9
aの接触、接触片17bと固定接点9cの接触は
各々確実になる。従来は、山形の段座部12bも
傾斜段座部11aと同様な傾斜段座部であつたた
め、たとえば接触片17aが垂直壁11a′から落
下して固定接点9aと接触するものの、接触片1
7bが山形の段座部12bに置換位置する傾斜段
座部の垂直壁(図示せず)の上方または中腹に引
つ掛かりを生じて固定接点9cとの接触が不確実
になる欠点が有つた。本考案のスイツチでは回転
接片3が歩進する際、回転接片3の接触片の一方
すなわち、接触片17bが歩進する際の落ち込み
タイミングを、他方すなわち、接触片17aのそ
れより早くできるため、このような欠点が皆無に
なる。また、接触片17aが固定接点9bに接触
するとともに、接触片17bが傾斜段座部11b
上にあり、接触片17bがリブ10cの垂直壁に
当接する位置でも、接触片17aと固定接点9b
の接触は確実になる。
すなわち、この歩進位置に進んだ接触片17a
の直前の歩進位置には従来と異なる段座部12a
があるため、接触片17aは段座部12aに当接
しないからである。この場合は一対の接触片17
a,17bの片方、すなわち接触片17aが固定
接点9bに接触する構成でも本考案が同一作用効
果をもつことを示す。また、図の実線位置に接触
片17a,17bがあるときに、固定接点9cが
従来と同じ傾斜段座部に置換されている構成でも
接触片17aと固定接点9aの接触が確実にな
る。
この場合、接触片17aの実線位置の直前の歩
進位置(第3図における点線位置)には従来と同
じ傾斜段座部11aがあるが、もし、実線位置の
接触片17bの直前の歩進位置(点線位置)にも
従来と同じ傾斜段座部がある場合を想定すると、
一対の接触片17a,17bのいずれかがそのよ
うな傾斜段座部(11aおよび想定したもの)に
引つかかりを生ずることがあり、もし、接触片1
7aが傾斜段座部11aの垂直壁11a′に引つか
かると、接触片17aと固定接点9aとの接触が
不確実になるのは明らかである。
要するに、絶縁基体1において、一対の接触片
17a,17bの一方の所定の歩進位置の直前の
歩進位置における中点付近が最高点となる段座部
(例えば山形の段座部12a又は12b)を設け
るとともに、一対の接触片17a,17bの他方
の所定の歩進位置の直前の歩進位置にはこれらの
歩進位置間に位賃する垂直壁のあるリブ10cま
たは傾斜段座部11aを設け、かつ、一対の接触
片17a,17bの一方ならびに他方の所定の歩
進位置の少なくとも片方において固定接点9b又
は9a,9c(前述の通り9cはなくてもよい)
が設けられる。
なお、上記構成では通電経路を中心軸2−回転
接片3−固定接点とするものであるが、固定接点
−回転接片3−他の固定接点となる通電経路が用
いられるように固定接点を配置してももちろんよ
い。この場合、中心軸2は必ずしも導電性である
必要はない。
考案の効果 以上のように本考案によれば、回転接片の一対
の接触片の一方が所定の歩進位置にその直前の歩
進位置から本考案特有の段座部を乗りこえて歩進
する際の落ち込みタイミングをあえて早くするこ
とにより、所定の歩進位置においてその接触片は
段座部に当接しないから段座部に引つかかりを生
ぜず、従つて、回転接片と固定接点との接触を確
実に成し、接触不良を一掃できる優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の一実施例のスイツチを
示し、第1図は分解斜視図、第2図は組立時縦断
面図、第3図は要部展開断面図、第4図は要部平
面図である。 1……絶縁基体、2……中心軸、3……回転接
片、5……回転アーム、6……コイルバネ、9
a,9b,9c,9d……固定接点、10a,1
0b,10c……リブ、11a,11b……傾斜
段座部、11a′,11b′……垂直壁、12a,1
2b……(山形の)段座部、17a,17b……
接触片。24a……引き手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心軸と、この中心軸に挿嵌され一対の接触片
    を有する回転接片と、前記中心軸に挿嵌され引き
    手が引かれることによつて前記回転接片を一方向
    に歩進する回転アームと、前記中心軸に挿嵌され
    前記回転アームをもとの状態に戻すコイルバネ
    と、前記中心軸が設置される絶縁基体とを備え、
    この絶縁基体には、前記一対の接触片の所定の歩
    進位置において固定接点が前記一対の接触片の少
    なくとも一方または他方と接触するよう設けら
    れ、前記一対の接触片の一方が前記所定の歩進位
    置に歩進する直前の歩進位置において中点付近が
    最高点となる段座部を設けるとともに、前記一対
    の接触片の他方が前記所定の歩進位置に歩進する
    直前の歩進位置にはこれらの歩進位置間に位置す
    る垂直壁のあるリブまたは傾斜段座部を設けたス
    イツチ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619773Y2 (ja) * 1976-03-15 1981-05-11

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JPS5716132U (ja) 1982-01-27

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