JPH02117385A - 遺伝子破壊または遺伝子置換のプラスミドベクター、形質転換体及びその利用 - Google Patents
遺伝子破壊または遺伝子置換のプラスミドベクター、形質転換体及びその利用Info
- Publication number
- JPH02117385A JPH02117385A JP63268097A JP26809788A JPH02117385A JP H02117385 A JPH02117385 A JP H02117385A JP 63268097 A JP63268097 A JP 63268097A JP 26809788 A JP26809788 A JP 26809788A JP H02117385 A JPH02117385 A JP H02117385A
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- JP
- Japan
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- gene
- plasmid vector
- transformant
- urea
- arginase
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、アルギナーゼ遺伝子(CARI)を破壊又は
置換することのできるプラスミドベクター、それらの形
質転換体及びその利用に関する。
置換することのできるプラスミドベクター、それらの形
質転換体及びその利用に関する。
本発明の形質転換体はアルギナーゼの欠失によって、尿
素の生成が抑制され、尿素から誘導されるカルバミン酸
エチルの生成をなくすことができるので1本発明の形質
転換体を用いることによって、カルパミ〉酸エチルを含
まない酒類等を製造することができるものである。
素の生成が抑制され、尿素から誘導されるカルバミン酸
エチルの生成をなくすことができるので1本発明の形質
転換体を用いることによって、カルパミ〉酸エチルを含
まない酒類等を製造することができるものである。
従って1本発明は酒類、アルコール、その他醸造食品の
製造に大きく貢献するものである。
製造に大きく貢献するものである。
(発明の背景及び従来技術とその問題点)一般に、各種
醸造食品(清酒、果実酒、ビール、ウィスキー、ブラン
デー、醤油、味噌等)の製造醪中には、含量にはかなり
の差があるが、尿素が存在し、それがエタノールと反応
して発癌物質であるカルバミン酸エチル(ウレタン、C
AE)を生成させている。
醸造食品(清酒、果実酒、ビール、ウィスキー、ブラン
デー、醤油、味噌等)の製造醪中には、含量にはかなり
の差があるが、尿素が存在し、それがエタノールと反応
して発癌物質であるカルバミン酸エチル(ウレタン、C
AE)を生成させている。
そして、尿素を減少させることにより、カルバミン酸エ
チルも同様に減少することから、尿素が最も主要な前駆
物質と考えられているのである。
チルも同様に減少することから、尿素が最も主要な前駆
物質と考えられているのである。
この尿素は、酵母のアルギナーゼ(EC3,5,3,1
)によりアルギニンがオルニチンに分解される時に同時
に生成される。
)によりアルギニンがオルニチンに分解される時に同時
に生成される。
従来、尿素を減少させる方法としてはアルギニンの酵母
菌体への取込みに関与するアルギニン透過酵素の欠失し
た変異株(アルギニンのアナログであるカナバニンに対
して耐性が生じる)を用いることにより、清酒中の尿素
量を約半社まで減少させる方法がとられてきた。
菌体への取込みに関与するアルギニン透過酵素の欠失し
た変異株(アルギニンのアナログであるカナバニンに対
して耐性が生じる)を用いることにより、清酒中の尿素
量を約半社まで減少させる方法がとられてきた。
しかし、この変異株は、野生株に比較して発酵が鈍いた
めに、他の酵母に汚染されやすく、かつ、リンゴ酸の生
成景が多いためやや酸度の多い清酒になるという問題が
ある。
めに、他の酵母に汚染されやすく、かつ、リンゴ酸の生
成景が多いためやや酸度の多い清酒になるという問題が
ある。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、酒類中の尿素が、酵母のアルギナーゼの
作用で生成することから、アルギナーゼ遺伝子(CAR
I)を破壊又は他の遺伝子で置換して尿素生成をなくし
、かつ、発酵速度及び酸生成能が親株と変らない形質転
換体を開発することを目的として、鋭意研究を行った。
作用で生成することから、アルギナーゼ遺伝子(CAR
I)を破壊又は他の遺伝子で置換して尿素生成をなくし
、かつ、発酵速度及び酸生成能が親株と変らない形質転
換体を開発することを目的として、鋭意研究を行った。
まず、本発明者らは、アルギナーゼ遺伝゛子の破壊又は
置換に注目し、サッカロマイセス・セレビシアエのゲノ
ムDNA制限酵素断片から、アルギナーゼをコードする
DNA断片をクローン化し、サッカロマイセス・セレビ
シアエの宿主・ベクター系に連結し、得られたプラスミ
ドベクターを移入することにより、アルギナーゼ遺伝子
(CARl)が破壊又は置換される形質転換体が得られ
ることを見出したのである。
置換に注目し、サッカロマイセス・セレビシアエのゲノ
ムDNA制限酵素断片から、アルギナーゼをコードする
DNA断片をクローン化し、サッカロマイセス・セレビ
シアエの宿主・ベクター系に連結し、得られたプラスミ
ドベクターを移入することにより、アルギナーゼ遺伝子
(CARl)が破壊又は置換される形質転換体が得られ
ることを見出したのである。
また、ここに得られた形質転換体を用いて、アルコール
発酵を行ったところ、尿素の生成は全くみられず、発酵
速度は親株と変らないことを認め、本発明を完成するに
至った。
発酵を行ったところ、尿素の生成は全くみられず、発酵
速度は親株と変らないことを認め、本発明を完成するに
至った。
本発明は、アルギナーゼ遺伝子の遺伝子破壊のためのプ
ラスミドベクターに関するものであり。
ラスミドベクターに関するものであり。
また、アルギナーゼ遺伝子の遺伝子置換のためのプラス
ミドベクターに関するものである。
ミドベクターに関するものである。
また、本発明は、アルギナーゼ遺伝子の遺伝子破壊のた
めのプラスミドベクターを作製し、これを直鎖状とし、
サッカロマイセス・セレビシアエに移入することによっ
て得られる尿素生成のない形質転換体に関するものであ
り、また、アルギナーゼ遺伝子の遺伝子置換のためのプ
ラスミドベクターを作製し、これを直鎖状とし、サッカ
ロマイセス・セレビシアエに移入することによって得ら
れる尿素生成のない形質転換体に関するものである。
めのプラスミドベクターを作製し、これを直鎖状とし、
サッカロマイセス・セレビシアエに移入することによっ
て得られる尿素生成のない形質転換体に関するものであ
り、また、アルギナーゼ遺伝子の遺伝子置換のためのプ
ラスミドベクターを作製し、これを直鎖状とし、サッカ
ロマイセス・セレビシアエに移入することによって得ら
れる尿素生成のない形質転換体に関するものである。
そして、本発明は、このようにして得られた形質転換体
を用いることを特徴とする酒類、アルコール等の製造法
に関するものである。
を用いることを特徴とする酒類、アルコール等の製造法
に関するものである。
(詳細な説明)
本発明に用いたゲノムDANの供与体は、サッカロマイ
セス・セレビシアエであり具体的には協会7号酵母であ
る。
セス・セレビシアエであり具体的には協会7号酵母であ
る。
本菌体から染色体DNA を抽出するには、たとえばJ
、 R,Dillon−A、 Na5in−E、 R,
Nestmann編[組換えDNA実験」190頁記載
された、サッカロマイセス・セレビシアエの全DNAの
抽出法に従って行った。
、 R,Dillon−A、 Na5in−E、 R,
Nestmann編[組換えDNA実験」190頁記載
された、サッカロマイセス・セレビシアエの全DNAの
抽出法に従って行った。
次に得られたDNAをBam旧で部分分解した後、細菌
アルカリフォスファターゼで処理し燐を除去する。
アルカリフォスファターゼで処理し燐を除去する。
同じ接着末端を生じさせる制限酵素で処理したファージ
[)NAに上記で得られたDNA断片を挿入して染色体
シーンライブラリーを作製する。当該ファージとしては
EMBL3(J、 Mo1. Biol、 Vol 1
70.827〜842(1983))が用いられる。上
記で得られた染色体シーンライブラリーからの当該遺伝
子の単離に当っては、サッカロマイセス・セレビシアエ
のアルギナーゼ遺伝子のDNA配列(J、Bacter
iolo yVol 160.1078〜1087(1
984))に基づいて合成したDNAオリゴマーを作成
し、それをプローブに用いてプラークハイブリダイゼー
ションを行い、サッカロマイセス・セレビシアエのアル
ギナーゼ遺伝子のDNAをクローニングする。
[)NAに上記で得られたDNA断片を挿入して染色体
シーンライブラリーを作製する。当該ファージとしては
EMBL3(J、 Mo1. Biol、 Vol 1
70.827〜842(1983))が用いられる。上
記で得られた染色体シーンライブラリーからの当該遺伝
子の単離に当っては、サッカロマイセス・セレビシアエ
のアルギナーゼ遺伝子のDNA配列(J、Bacter
iolo yVol 160.1078〜1087(1
984))に基づいて合成したDNAオリゴマーを作成
し、それをプローブに用いてプラークハイブリダイゼー
ションを行い、サッカロマイセス・セレビシアエのアル
ギナーゼ遺伝子のDNAをクローニングする。
遺伝子破壊のためのプラスミドの作製は次のようにして
行う。
行う。
即ち、アルギナーゼ遺伝子由来の0.9kbのHind
III−PstIフラグメントを組み込んだベクターp
Uc119にYRp7より切り出したTrplを含む0
.8kbのEcoRI−PstIフラグメントをつない
だYIp型プラスミドpEPH−2を作製する(第1図
)。
III−PstIフラグメントを組み込んだベクターp
Uc119にYRp7より切り出したTrplを含む0
.8kbのEcoRI−PstIフラグメントをつない
だYIp型プラスミドpEPH−2を作製する(第1図
)。
この方法の特徴は、まず破壊される遺伝子(アルギナー
ゼ)と共通な配列を持ち、かつその遺伝子上に存在する
mRNAの開始コドンと終止コドンを除いたプラスミド
を作製する。このプラスミドは。
ゼ)と共通な配列を持ち、かつその遺伝子上に存在する
mRNAの開始コドンと終止コドンを除いたプラスミド
を作製する。このプラスミドは。
共通配列上の特異な制限酵素部位で切断したのち、直鎖
状のDNAにして形質転換に用いられる0通常このプラ
スミドには選択のためのマーカーがつないであり、形質
転換体、即ち遺伝子破壊体をプレート上で選択できるよ
うになっている。
状のDNAにして形質転換に用いられる0通常このプラ
スミドには選択のためのマーカーがつないであり、形質
転換体、即ち遺伝子破壊体をプレート上で選択できるよ
うになっている。
遺伝子置換のためのプラスミドの作製は次のようにして
行う。
行う。
即ち、第2図に示されるように、プラスミドベクターP
CAR112をSaC■で切断し、得られたSac I
I切断部位を、ベクターYRp7のTRPI gene
をコードする0、7kbのEcoRI−Pst夏フラグ
メントと連結してpREP−1を作製する。
CAR112をSaC■で切断し、得られたSac I
I切断部位を、ベクターYRp7のTRPI gene
をコードする0、7kbのEcoRI−Pst夏フラグ
メントと連結してpREP−1を作製する。
このプラスミドは共通配列上の特異な制限酵素部位で切
断し、直鎖状のDNAにして形質転換し、遺伝子置換を
行なわせるものである。
断し、直鎖状のDNAにして形質転換し、遺伝子置換を
行なわせるものである。
なお、アルギナーゼ遺伝子が破壊又は置換されたかどう
かの判定は、次の方法でアルギナーゼ活性を測定し、活
性の有無によって行う。
かの判定は、次の方法でアルギナーゼ活性を測定し、活
性の有無によって行う。
形質転換株及び親株をYEPD培地(1%酵母エキス、
2%ペプトン、2%グルコース)中で30℃。
2%ペプトン、2%グルコース)中で30℃。
16時間培養後集菌洗浄し、25w+Mグリシン−画性
ソーダ緩衝液(pH9,5)に懸濁し、ガラスピーズで
破壊する。
ソーダ緩衝液(pH9,5)に懸濁し、ガラスピーズで
破壊する。
このホモジネートの1500Orpm、 10分間の遠
心上滑液を酵素液とし、アルギニンを基質として反応さ
せ、生成する尿素を東洋醸造(株)製尿素キットで定量
し、アルギナーゼ活性とした。
心上滑液を酵素液とし、アルギニンを基質として反応さ
せ、生成する尿素を東洋醸造(株)製尿素キットで定量
し、アルギナーゼ活性とした。
次に、この形質転換体を用いて、常法どおり、清酒や果
実酒、ビール、しょうちゅう、ウィスキー等の酒類を製
造することにより、尿素を含まない酒類を製造でき、ひ
いてはカルバミン酸エチルの生成しない酒類の製造が可
能となる。
実酒、ビール、しょうちゅう、ウィスキー等の酒類を製
造することにより、尿素を含まない酒類を製造でき、ひ
いてはカルバミン酸エチルの生成しない酒類の製造が可
能となる。
実施例1 染色体DNAのシーンライブラリーの作製;
サッカロマイセス・セレビシアエ、協会7号のスラント
より1白金耳をYEPD培地5IIIQ中で対数増殖期
まで増殖させ、遠心によって菌体を集菌した。
より1白金耳をYEPD培地5IIIQ中で対数増殖期
まで増殖させ、遠心によって菌体を集菌した。
1.0MソルビトールlnQ中に)謁濁後、小型遠心機
で30〜60秒遠心してペレットにし、50mMリン酸
カリウム(pH7,5)、14mM 2−メルカプトエ
タノール、1Mソルビトールの溶液0.5mΩに再懸濁
した。これに。
で30〜60秒遠心してペレットにし、50mMリン酸
カリウム(pH7,5)、14mM 2−メルカプトエ
タノール、1Mソルビトールの溶液0.5mΩに再懸濁
した。これに。
ザイモリアーゼ60000500μgを加え30℃、3
0分間培養し、プロトプラスト化した。プロトプラスト
を遠心し、 50mM EDTA(pH8,5)0.
5mNに再懸濁し、10%5DS20μQとジエチルオ
キシジホルメート1μQを加えた。冷却しながら5M酢
酸カリウム溶液100μQを加え、更に60分間氷水中
につけた。得られた溶菌液を1500Orpm、 10
分間冷却遠心後上清を取得し、その上清を等量のフェノ
ールで2回、続いて等量のクロロホルムで2回処理して
夾雑するタンパク質を除去後、2容の冷エタノールを加
え核酸分を沈澱させた。この沈澱を凍結乾燥後、TE温
溶液溶解しDNA溶液とした。得られた[lNAを制限
酵素BamHIで部分分解し、アルカリフォスファター
ゼで処理後、λEMBL3−Bamt(Iアーム(東洋
紡(株))にT4リガーゼを用いて連結し、得られたフ
ァージDNAをin vitroパッケージングキット
(ギガパックゴールド(東洋紡(株)販売))を用いて
パッケージング後E、 coli P2392にトラン
スフェクションし染色体DNAのシーンライブラリーと
した。
0分間培養し、プロトプラスト化した。プロトプラスト
を遠心し、 50mM EDTA(pH8,5)0.
5mNに再懸濁し、10%5DS20μQとジエチルオ
キシジホルメート1μQを加えた。冷却しながら5M酢
酸カリウム溶液100μQを加え、更に60分間氷水中
につけた。得られた溶菌液を1500Orpm、 10
分間冷却遠心後上清を取得し、その上清を等量のフェノ
ールで2回、続いて等量のクロロホルムで2回処理して
夾雑するタンパク質を除去後、2容の冷エタノールを加
え核酸分を沈澱させた。この沈澱を凍結乾燥後、TE温
溶液溶解しDNA溶液とした。得られた[lNAを制限
酵素BamHIで部分分解し、アルカリフォスファター
ゼで処理後、λEMBL3−Bamt(Iアーム(東洋
紡(株))にT4リガーゼを用いて連結し、得られたフ
ァージDNAをin vitroパッケージングキット
(ギガパックゴールド(東洋紡(株)販売))を用いて
パッケージング後E、 coli P2392にトラン
スフェクションし染色体DNAのシーンライブラリーと
した。
実施例2 染色体DNAシーンライブラリーからのサッ
カロマイセス・セレビシアエのアルギナーゼ遺伝子(C
ARI)のクローニング;実施例1に記載の染色体DN
Aのシーンライブラリーに保存されたファージのプラー
ク形成後、プラークハイブリダイゼーションによりアル
ギナーゼ遺伝子を含むクローンの選択を行った。この−
連の操作は常法(Molecular Cloning
、 p63〜67゜Co1d SpringHarbo
r Laboratory(1982))によった。
カロマイセス・セレビシアエのアルギナーゼ遺伝子(C
ARI)のクローニング;実施例1に記載の染色体DN
Aのシーンライブラリーに保存されたファージのプラー
ク形成後、プラークハイブリダイゼーションによりアル
ギナーゼ遺伝子を含むクローンの選択を行った。この−
連の操作は常法(Molecular Cloning
、 p63〜67゜Co1d SpringHarbo
r Laboratory(1982))によった。
プラークハイブリダイゼーションに用いた2つのプロー
ブは次の配列をもつ合成オリゴマー(32〜35mer
)を32pで放射能標識したものである。
ブは次の配列をもつ合成オリゴマー(32〜35mer
)を32pで放射能標識したものである。
NR−15’TGGACAAATACCCCGATGC
TGGTCTTTTATGG3’NR−25’ATGT
AACCCTGATCTGGCTATTCATGATA
TCCATG3’約20,000個のプラークよりNR
−1,NR−2プローブのどちらにもハイブリダイゼー
ションする1個のクローンを選択できた。
TGGTCTTTTATGG3’NR−25’ATGT
AACCCTGATCTGGCTATTCATGATA
TCCATG3’約20,000個のプラークよりNR
−1,NR−2プローブのどちらにもハイブリダイゼー
ションする1個のクローンを選択できた。
これらのクローンの中に挿入されているサッカロマイセ
ス・セレビシアエ協会7号由来のDNA断片をBawl
(Iで完全消化したところ、2つのプローブでハイブリ
ダイゼーションする5、6kbのDNA断片を得た。こ
のDNA断片をE、 coliのプラスミドベクターρ
1c119に連結し、サブクローンρCAR112を得
て2、これから当該挿入断片の制限酵素切断地図を作製
した。(第2図のpCAR112)結果は、Sumra
daら(j、 Bacteriology、 Vol
160.1078〜1087(1984))と同じであ
った。
ス・セレビシアエ協会7号由来のDNA断片をBawl
(Iで完全消化したところ、2つのプローブでハイブリ
ダイゼーションする5、6kbのDNA断片を得た。こ
のDNA断片をE、 coliのプラスミドベクターρ
1c119に連結し、サブクローンρCAR112を得
て2、これから当該挿入断片の制限酵素切断地図を作製
した。(第2図のpCAR112)結果は、Sumra
daら(j、 Bacteriology、 Vol
160.1078〜1087(1984))と同じであ
った。
実施例3 アルギナーゼ遺伝子の遺伝子破壊のためのプ
ラスミドベクターの作製; 実施例2に記載のプラスミドベクターPCAR112か
ら制限酵素Hind m とPstIで切り出される
CAR1gene由来の0.9kbのDNA断片をpU
c119にT4DNAリガーゼを用いて連結し、 ’
P)IP−1プラスミドベクターを作製した。これに選
択マーカーを付与するために、ベクターYRp7よりT
RPI geneをコードする0、7kbのEcoRI
−Pst Iフラグメントを制限酵素で切り出しT4D
NAリガーゼを用いpHP−1プラスミドベクターに連
結し、アルギナーゼ遺伝子破壊用プラスミドベクターp
EPH−2を作製した。(第1図)実施例4 アルギナ
ーゼ遺伝子の遺伝子置換のためのプラスミドベクターの
作製; 実施例2に記載のプラスミドベクターPCAR112を
CARI遺伝子上の制限酵素Sac II切断部位で切
断した。これに選択マーカーを付与するために、ベクタ
ーYRp7よりTRPI geneをコードする0、7
kbのEcoRI−Pst 1フラグメントを制限酵素
で切り出し単離した。次に、上記のベクターおよびフラ
グメントに各々存在する接着末端を74DNAポリメラ
ーゼを用いる常法(Molecular Clonin
g、 p395. ColdSpring Harbo
r Laboratory(1982))により平滑末
端とした。後に、両者をT4DNAリガーゼを用いて連
結し、アルギナーゼ遺伝子直換用プラスミドベクターp
REP−1を作製した。(第2図)実施例5 アルギナ
ーゼを生産しないサッカロマイセス・セレビシアエの作
製; アルギナーゼ遺伝子の遺伝子破壊用ベクターpEI’H
−2を用い、サッカロマイセス・セレビシアエYNN2
7 (α、 trpl ura3. ga41)及び8
92 (a、 trpl。
ラスミドベクターの作製; 実施例2に記載のプラスミドベクターPCAR112か
ら制限酵素Hind m とPstIで切り出される
CAR1gene由来の0.9kbのDNA断片をpU
c119にT4DNAリガーゼを用いて連結し、 ’
P)IP−1プラスミドベクターを作製した。これに選
択マーカーを付与するために、ベクターYRp7よりT
RPI geneをコードする0、7kbのEcoRI
−Pst Iフラグメントを制限酵素で切り出しT4D
NAリガーゼを用いpHP−1プラスミドベクターに連
結し、アルギナーゼ遺伝子破壊用プラスミドベクターp
EPH−2を作製した。(第1図)実施例4 アルギナ
ーゼ遺伝子の遺伝子置換のためのプラスミドベクターの
作製; 実施例2に記載のプラスミドベクターPCAR112を
CARI遺伝子上の制限酵素Sac II切断部位で切
断した。これに選択マーカーを付与するために、ベクタ
ーYRp7よりTRPI geneをコードする0、7
kbのEcoRI−Pst 1フラグメントを制限酵素
で切り出し単離した。次に、上記のベクターおよびフラ
グメントに各々存在する接着末端を74DNAポリメラ
ーゼを用いる常法(Molecular Clonin
g、 p395. ColdSpring Harbo
r Laboratory(1982))により平滑末
端とした。後に、両者をT4DNAリガーゼを用いて連
結し、アルギナーゼ遺伝子直換用プラスミドベクターp
REP−1を作製した。(第2図)実施例5 アルギナ
ーゼを生産しないサッカロマイセス・セレビシアエの作
製; アルギナーゼ遺伝子の遺伝子破壊用ベクターpEI’H
−2を用い、サッカロマイセス・セレビシアエYNN2
7 (α、 trpl ura3. ga41)及び8
92 (a、 trpl。
asp5. mak12)の2株の形質転換をItoら
の方法(J。
の方法(J。
Bacteriology、 vol 153.163
〜(1983))に準じて行った。
〜(1983))に準じて行った。
つまり、酵母YNN27及び892を各々をloomQ
のYPD培地(1%酵母エキス、2%ポリペプトン、2
%グルコース、pH5,3)で30℃で振とう培養し、
対数増殖期に遠心によってi菌した。TE緩衝液で洗浄
後同じ緩衝液に2X10@セル/ynQの濃度で懸濁し
た。
のYPD培地(1%酵母エキス、2%ポリペプトン、2
%グルコース、pH5,3)で30℃で振とう培養し、
対数増殖期に遠心によってi菌した。TE緩衝液で洗浄
後同じ緩衝液に2X10@セル/ynQの濃度で懸濁し
た。
この0 、5mQを小試験管に移し、等容量の0.2M
酢酸リチウム溶液を添加し、1時間30℃で振とうした
。
酢酸リチウム溶液を添加し、1時間30℃で振とうした
。
この中から0,1mQを1 、8+n12のエッペンド
ルフチューブに移し、プラスミドベクターpEPl!−
2を制限酵素BglIIで処理し直鎖状にしたDNA溶
液(670μg/mQ)15μgを加え30℃、30分
間静置培養した。
ルフチューブに移し、プラスミドベクターpEPl!−
2を制限酵素BglIIで処理し直鎖状にしたDNA溶
液(670μg/mQ)15μgを加え30℃、30分
間静置培養した。
次に殺菌した70%PEG−4000115μQを加え
、よく混合した。30℃で1時間静置した後、エッペン
ドルフチューブを42℃の恒温水中で5分間静置後、菌
体を直ちに室温迄冷却し、室温で殺菌水で洗浄し、形質
転換株を得た。これらの中からまず、Trp+形質転換
体を選択した。YNB−T培地(2%グルコース、 0
.67%ナイトロゲンベースW10AA、 0.002
%ウラシル、1.5%寒天)でTrpなしで生ffする
株が各々50〜100株得られた。
、よく混合した。30℃で1時間静置した後、エッペン
ドルフチューブを42℃の恒温水中で5分間静置後、菌
体を直ちに室温迄冷却し、室温で殺菌水で洗浄し、形質
転換株を得た。これらの中からまず、Trp+形質転換
体を選択した。YNB−T培地(2%グルコース、 0
.67%ナイトロゲンベースW10AA、 0.002
%ウラシル、1.5%寒天)でTrpなしで生ffする
株が各々50〜100株得られた。
次に、Trp+菌株の中から、アルギナーゼ欠損株とし
て、アルギニンを唯一の窒素源とする培地(2%グルコ
ース、 0.67%ナイトロゲンフリーカーボンベース
、0.002%ウラシル、0.5%アルギニン、1.5
%寒天)で生育できず、オルニチンを唯一の窒素源とす
る培地(2%グルコース、 0.67%ナイトロゲンフ
リーカーボンベース、0.002%ウラシル、0.5%
オルニチン、1.5%寒天)で生育できる株として、Y
NN27からの形質転換体3株(U−1,2,3)を得
た。
て、アルギニンを唯一の窒素源とする培地(2%グルコ
ース、 0.67%ナイトロゲンフリーカーボンベース
、0.002%ウラシル、0.5%アルギニン、1.5
%寒天)で生育できず、オルニチンを唯一の窒素源とす
る培地(2%グルコース、 0.67%ナイトロゲンフ
リーカーボンベース、0.002%ウラシル、0.5%
オルニチン、1.5%寒天)で生育できる株として、Y
NN27からの形質転換体3株(U−1,2,3)を得
た。
アルギナーゼ欠損株U−3と親株のアルギナーゼ活性を
第3図に示したが、u−3株はアルギナーゼ活性が認め
られないことから、アルギナーゼ遺伝子の破壊株である
ことが確認された。
第3図に示したが、u−3株はアルギナーゼ活性が認め
られないことから、アルギナーゼ遺伝子の破壊株である
ことが確認された。
U−3株はFERM P−10357として微工研に寄
託されている。
託されている。
実施例6 形質転換株による酒類の醸造;形質転換株U
−3FERM P−10357をYPAD培地5培地5
コQ℃、1夜振どう培養後、集菌洗浄し、α米16g、
麹4g、水40mQおよび加工水(KN、PO41,3
g、 NaCQO,25g及び醸造用乳酸6mQを水で
100mGとしたもの)0.25mQと混合し、100
m12容三角フラスコに入れ25℃でアルコール発酵を
行った。
−3FERM P−10357をYPAD培地5培地5
コQ℃、1夜振どう培養後、集菌洗浄し、α米16g、
麹4g、水40mQおよび加工水(KN、PO41,3
g、 NaCQO,25g及び醸造用乳酸6mQを水で
100mGとしたもの)0.25mQと混合し、100
m12容三角フラスコに入れ25℃でアルコール発酵を
行った。
アルコール発酵経過をCO□の発生による重量の減少で
測定し、アルギナーゼによるアルギニンからの尿素の生
成経過を東洋醸造(株)製尿素測定キットで測定し、結
果を第4図に示した。
測定し、アルギナーゼによるアルギニンからの尿素の生
成経過を東洋醸造(株)製尿素測定キットで測定し、結
果を第4図に示した。
この結果、CO2減少による発酵経過は親株とLl−3
の間ではほぼ同一であった。一方、尿素の生成は、親株
が4日目以後直線的に増加を示すのに対し、U−3株で
は、最後まで尿素の生成はみられず、尿素を含まない酒
類の製造が可能であった。
の間ではほぼ同一であった。一方、尿素の生成は、親株
が4日目以後直線的に増加を示すのに対し、U−3株で
は、最後まで尿素の生成はみられず、尿素を含まない酒
類の製造が可能であった。
第1図はアルギナーゼ遺伝子の遺伝子破壊のためのプラ
スミドベクターの作成説明図で、第2図はアルギナーゼ
遺伝子の遺伝子置換のためのプラスミドベクターの作成
説明図で、第3図は親株と形質転換体のアルギナーゼ活
性を示す図で、第4図は親株と形質転換体のアルコール
発酵の経過図である。 代理人 弁理士 戸 1)親 男 〔^R1 (E) イ5キュベ゛−シシ (#)
スミドベクターの作成説明図で、第2図はアルギナーゼ
遺伝子の遺伝子置換のためのプラスミドベクターの作成
説明図で、第3図は親株と形質転換体のアルギナーゼ活
性を示す図で、第4図は親株と形質転換体のアルコール
発酵の経過図である。 代理人 弁理士 戸 1)親 男 〔^R1 (E) イ5キュベ゛−シシ (#)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)アルギナーゼ遺伝子の遺伝子破壊のためのプラスミ
ドベクター。 2)アルギナーゼ遺伝子の遺伝子置換のためのプラスミ
ドベクター。 3)特許請求範囲第1項記載のプラスミドベクターを直
鎖状とし、サッカロマイセス・セレビシアエに移入する
ことによって得られる尿素生成のない形質転換体。 4)特許請求範囲第2項記載のプラスミドベクターを直
鎖状とし、サッカロマイセス・セレビシアエに移入する
ことによって得られる尿素生成のない形質転換体。 5)特許請求範囲第3項又は第4項で得られた形質転換
体を用いることを特徴とする酒類、アルコール等の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26809788A JPH0771493B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 遺伝子破壊または遺伝子置換のプラスミドベクター、形質転換体及びその利用 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26809788A JPH0771493B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 遺伝子破壊または遺伝子置換のプラスミドベクター、形質転換体及びその利用 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02117385A true JPH02117385A (ja) | 1990-05-01 |
| JPH0771493B2 JPH0771493B2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=17453851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26809788A Expired - Lifetime JPH0771493B2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 遺伝子破壊または遺伝子置換のプラスミドベクター、形質転換体及びその利用 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771493B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0420282A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-23 | Tax Adm Agency | アルギナーゼ遺伝子欠損株選択培地とそれを利用した尿素非生産性酵母の育種及びそれを用いる酒類の製造法 |
| JP2001238665A (ja) * | 2000-03-02 | 2001-09-04 | Natl Food Res Inst | アミノ酸高蓄積実用パン酵母 |
| JP2013158301A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Gekkeikan Sake Co Ltd | 高酸型酵母の育種方法、該育種方法で育種された高酸型酵母、及び該高酸型酵母を用いたアルコール飲料の製造方法 |
| CN105385613A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-03-09 | 绍兴国家黄酒工程技术研究中心有限公司 | 一株低产尿素黄酒酵母菌及其应用 |
| CN105861348A (zh) * | 2016-06-14 | 2016-08-17 | 江南大学 | 一株低产尿素的酿酒酵母及其在食品生产中的应用 |
| US9469863B2 (en) | 2007-11-30 | 2016-10-18 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | Aminoglycoside antibiotics, process for producing the same, and pharmaceutical use thereof |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105273918A (zh) * | 2015-11-20 | 2016-01-27 | 江南大学 | 一种可降低黄酒发酵中氨基甲酸乙酯积累的方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63164876A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | Tax Adm Agency | 清酒醸造法 |
| EP0286303A1 (en) * | 1987-04-01 | 1988-10-12 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | DNA and its use |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP26809788A patent/JPH0771493B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63164876A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-08 | Tax Adm Agency | 清酒醸造法 |
| EP0286303A1 (en) * | 1987-04-01 | 1988-10-12 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | DNA and its use |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0420282A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-23 | Tax Adm Agency | アルギナーゼ遺伝子欠損株選択培地とそれを利用した尿素非生産性酵母の育種及びそれを用いる酒類の製造法 |
| JP2001238665A (ja) * | 2000-03-02 | 2001-09-04 | Natl Food Res Inst | アミノ酸高蓄積実用パン酵母 |
| US9469863B2 (en) | 2007-11-30 | 2016-10-18 | Meiji Seika Kaisha, Ltd. | Aminoglycoside antibiotics, process for producing the same, and pharmaceutical use thereof |
| JP2013158301A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Gekkeikan Sake Co Ltd | 高酸型酵母の育種方法、該育種方法で育種された高酸型酵母、及び該高酸型酵母を用いたアルコール飲料の製造方法 |
| CN105385613A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-03-09 | 绍兴国家黄酒工程技术研究中心有限公司 | 一株低产尿素黄酒酵母菌及其应用 |
| CN105861348A (zh) * | 2016-06-14 | 2016-08-17 | 江南大学 | 一株低产尿素的酿酒酵母及其在食品生产中的应用 |
| CN105861348B (zh) * | 2016-06-14 | 2019-04-23 | 江南大学 | 一株低产尿素的酿酒酵母及其在食品生产中的应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0771493B2 (ja) | 1995-08-02 |
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