JPH0799979A - 新規遺伝子、それを用いた形質転換体及び その利用 - Google Patents

新規遺伝子、それを用いた形質転換体及び その利用

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JPH0799979A
JPH0799979A JP5265447A JP26544793A JPH0799979A JP H0799979 A JPH0799979 A JP H0799979A JP 5265447 A JP5265447 A JP 5265447A JP 26544793 A JP26544793 A JP 26544793A JP H0799979 A JPH0799979 A JP H0799979A
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amylase
cdna
transformant
acid
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JP5265447A
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English (en)
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Toshiteru Oba
俊輝 大場
Shigetoshi Sudo
茂俊 須藤
Akihiro Kaneko
明裕 金子
Gakuzo Tamura
學造 田村
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JOZO SHIGEN KENKYUSHO KK
TAX ADM AGENCY
National Tax Administration Agency
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JOZO SHIGEN KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アスペルギルス・カワチ由来のα−アミラー
ゼ遺伝子、該α−アミラーゼ生産性形質転換体、及びそ
の利用。 【効果】 耐酸性、耐熱性、生デンプン分解性を有する
α−アミラーゼが効率的に得られ、また、形質転換酵母
は、生デンプンから直接アルコールを生産することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアスペルギルス・カワチ
から得られた新規α−アミラーゼ遺伝子、これを含むベ
クター、そのベクターをアスペルギルス属、又は、サッ
カロミセス・セレビシアエに移入した形質転換体及びそ
の利用に関するものである。
【0002】アスペルギルス・カワチの耐酸性α−アミ
ラーゼは、酸性条件下で失活しないα−アミラーゼであ
り、これを産出する遺伝子を含むベクターで形質転換し
たアスペルギルス属やサッカロミセス・セレビシアエを
用いれば酸性条件下で酒類、アルコール等を製造するこ
とができるようになり、発酵工業界に大いに貢献するも
のである。
【0003】また、アスペルギルス・カワチの耐酸性α
−アミラーゼは生デンプンを分解する事ができるので、
これを産出する遺伝子を含むベクターで形質転換したア
スペルギルス属やサッカロミセス・セレビシアエを用い
れば生デンプンから酒類、アルコール等を製造すること
ができるようになり、発酵工業界に大いに貢献するもの
である。
【0004】
【従来の技術及び問題点】現在、清酒醸造に用いられて
いるα−アミラーゼはアスペルギルス・オリゼーの生産
する酵素であって、耐酸性が低く、酵素の安定なpHが
5〜9の範囲であってpH3以下では100%失活す
る。また、生デンプンに対する分解力もない。
【0005】一方、焼酎醸造等で広く利用されているア
スペルギルス・カワチの分泌生産するα−アミラーゼは
アスペルギルス・オリゼーのα−アミラーゼ(タカアミ
ラーゼA)に比較して耐熱性及び耐酸性が高く、pH3
以下の酸性域においても反応する。
【0006】また他の種のアスペルギルス属のα−アミ
ラーゼにない顕著な特徴として、アスペルギルス・カワ
チのα−アミラーゼは、生デンプン分解力を有すること
が挙げられ本酵素の焼酎醸造以外の分野への利用に期待
がかけられているのである。
【0007】また、これとは別にサッカロミセス・セレ
ビシアエは酒類醸造をはじめとするアルコール発酵に広
く利用されている微生物であるが、α−アミラーゼ生産
能を有しないため、直接デンプンを原料にして、アルコ
ール発酵を行なうことができない。しかし、近年、醸造
工程の簡略化等の目的で直接デンプンを糖化できる酵素
を生産できるサッカロミセス・セレビシアエが求められ
ているが、その目的に叶った株の分離がなされていな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、耐酸
性、耐熱性及び生デンプン分解性を有するα−アミラー
ゼの効率的生産及び効率的アルコールないし酒類醸造を
目的とし、この目的を遺伝子操作によって達成すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
達成のために鋭意研究の結果、アスペルギルス・カワチ
の耐酸性α−アミラーゼ遺伝子に注目し、アスペルギル
ス・カワチの全mRNAを調製し、これに基づいてcD
NAライブラリーを作成し、その中からアスペルギルス
・カワチの耐酸性α−アミラーゼをコードするクローン
を分離することに成功した。そして、耐酸性α−アミラ
ーゼ遺伝子の塩基配列の決定に成功し、このcDNAを
発現ベクターに連結した後サッカロミセス・セレビシア
エに移入することにより、アスペルギルス・カワチと同
等のα−アミラーゼを生産する形質転換体を得ることに
も成功し、本発明を完成したものである。
【0010】すなわち本発明は、 (1)配列表の配列番号1で示される配列 を基本的技術思想のひとつとするものであり、更に次の
ような態様を包含するものである。
【0011】(2)アスペルギルス・カワチから単離し
たα−アミラーゼのcDNA配列。 (3)(2)のcDNAを含むサッカロミセス・セレビ
シアエのα−アミラーゼを分泌させるベクター。 (4)(3)のベクターをサッカロミセス・セレビシア
エに移入することによって得られる耐酸性、耐熱性及び
生デンプン分解力を有するα−アミラーゼを分泌する形
質転換体。 (5)(4)の形質転換体を培養することにより耐酸性
α−アミラーゼの製造ないし、効率的アルコール発酵。
【0012】以下、本発明について説明するが、本発明
に用いたmRNAの供与体は、焼酎用白麹菌(アスペル
ギルス・カワチ)であり、具体的には例えばAsper
gillus kawachii(IFO 4308)
である。
【0013】本発明を実施するには、耐酸性α−アミラ
ーゼを高生産する条件にて、アスペルギルス・カワチI
FO 4308株を培養し、全RNAを抽出した後、常
法によりcDNAを合成し、cDNAのジーンライブラ
リーを作成する。
【0014】一方、耐酸性α−アミラーゼ精製酵素のペ
プチドシークエンスからN末及び活性中心付近のアミノ
酸配列をもとにプライマーを合成し、PCR法によりプ
ローブを作成、cDNAライブラリーよりスクリーニン
グを行いポジティブクローンを得る。
【0015】ポジティブクローンからcDNAを回収
し、cDNAを酵母(S.cerevisiae)にプ
ラスミドベクターにて導入し、形質転換体を得る。そし
てこの形質転換体を各種の用途に利用するのである。
【0016】以下、更に具体的に本発明について説明す
る。
【0017】先ず、アスペルギルス・カワチから全mR
NAを抽出し、それに基づいてcDNAライブラリーを
作成するが、その作業は次に記載の方法による。
【0018】すなわち、デンプンを唯一の炭素源、トリ
プトンを唯一の窒素源とすることにより、α−アミラー
ゼ生産の誘導がかかる培地をpH3.0に調製し、培養
したアスペルギルス・カワチの菌体から実施例で後述す
る方法により全RNAを抽出する。得られた全RNAか
Proc.Natl.Acad.Sci.USA,V
ol.69,1408〜1412(1972)に記載の
方法によりポリA含有RNAをオリゴ(dT)−セファ
ロースを用いて精製し全RNAを得る。この全mRNA
からcDNAをGene,Vol.222,263〜2
69(1983)に記載の方法で合成しScienc
,Vol.222,778〜782(1983)に記
載の方法でファージDNAλgt10に導入し、in
vitroでパッケージングを行なった後cDNAのジ
ーンライブラリーを作成する。
【0019】上記で得られたジーンライブラリーから、
当該α−アミラーゼ遺伝子cDNAのクローニングは、
アスペルギルス・カワチの生産する酵素α−アミラーゼ
の部分アミノ酸配列より推定した塩基配列をプライマー
としたPCR法により約0.9Kbpsの塩基配列をプ
ローブに用いたプラークハイブリダイゼーションによっ
て行なう。単離された当該α−アミラーゼ遺伝子cDN
Aに含まれるコーディング領域はアスペルギルス・カワ
チの生産する酵素α−アミラーゼの部分アミノ酸配列を
有していた。
【0020】次に得られたアスペルギルス・カワチのα
−アミラーゼ遺伝子のcDNAをサッカロミセス・セレ
ビシアエの発現ベクター、例えば酵母アルコールデヒド
ロゲナーゼ遺伝子(ADH1)プロモーターを持つ酵母
発現ベクターpYCDE1に挿入し、サッカロミセス・
セレビシアエに移入することにより、形質転換体を作成
する。それぞれ形質転換方法としては公知の方法たとえ
J.Bacteriol,Vol.153,163〜
168(1983)に記載された方法あるいはそれに準
じた方法がとられる。
【0021】以下、本発明の実施例について述べる。
【0022】
【実施例1】 アスペルギルス・カワチのcDNAライブラリーの作
成:
【0023】アスペルギルス・カワチIFO 4308
の分生胞子1白金耳をクエン酸バッファーによりpH
3.0に調製した。デンプン・ペプトン培地(2.0%
スターチ,0.3%NaNO3,0.1%K2HPO4
0.05%KCl,0.05%MgSO4・7H2O,
0.001%FeSO4・7H2O,1.0%トリプト
ン,pH3.0)に接種し、30℃、120時間、回転
振とう培養後、得られた菌体をフィルターで集め、水洗
した。次に、この菌体を予め冷却した乳鉢にガラスビー
ズ(直径約0.5mm)数gと一緒に加え、これに液体
窒素20〜50mlを加え、凍結させ、摩砕した。さら
に同様に液体窒素を加え、摩砕操作をさらに2回繰り返
した後、得られた破砕菌体に6Mグアニジンチオシアネ
ート水溶液10mlを加え、これに等量のフェノールを
添加した後、5分間振とうした。この混合液を1200
0rpm、10分間の冷却遠心にかけ、水層を分取し
た。この水層を等量のフェノールで2回、続けてクロロ
ホルム−フェノール(1:1)で2回処理して、混在す
るタンパク質を除去した後、1/10容の3M酢酸ナト
リウムを添加し、さらに2容の冷エタノールを加えて、
全RNAを凍結乾燥後、水2mlに溶かした。この一連
の操作によって3.5mgの全RNAを得た。
【0024】次に、全RNAからmRNAの抽出は以下
の方法で行なった。一般に真核生物のmRNAは3′末
端にポリAを持っている。アスペルギルス・カワチのm
RNAの場合もポリAを持つと考えられるので、オリゴ
dTを固定したカラムを用いて“Molecular
Cloning”pp197〜198,Cold Sp
ring Laboratory(1982)に記載の
方法で行なった。なおオリゴdTカラムはファルマシア
製type7を0.5g用いた。この方法により2mg
の全RNAから10μgのmRNAを得た。
【0025】次にこのmRNAからcDNAを以下の方
法により作成した。原理はMol.Celi.Bio
.,Vol.,161〜170(1982)及び
ene,Vol.25,263〜269(1983)に
記載のRNase H法を用い、実際の操作にはcDN
A合成システム・プラス(アマシャム製)を用いた。こ
の一連の操作によって5μgのmRNAから1.5μg
のcDNAを得た。
【0026】次に、このcDNAを用いてライブラリー
の作製を以下の方法によって行なった。まず、前述のc
DNA 1μgをEcoRIメチラーゼで処理して、c
DNA鎖内に存在する制限酵素EcoRI切断部位をす
べて、マスキングした。続いて、このcDNAにEco
RIリンカーをT4DNAリガーゼで連結した後、制限
酵素EcoRIで消化し、両末端にEcoRIの粘着末
端を持つcDNAを得た。これらのcDNAをファージ
ベクターλgt10のEcoRI部位につなぎ、in
vitroパッケージングを行なった後、E.coli
NW514にトランスフェクションして、cDNAラ
イブラリー(約20万プラーク)を作製した。なお、こ
のcDNAのクローニングに関する操作はcDNAクロ
ーニングシステムλgt10キット(アマシャム社製)
を用いて行なった。
【0027】
【実施例2】 cDNAライブラリーからアスペルギルス・カワチの耐
酸性α−アミラーゼ(AAA)cDNAのクローニン
グ:
【0028】実施例1に記載のcDNAライブラリーに
保存されたファージのプラークを形成後、プラークハイ
ブリダイゼーションにより、耐酸性α−アミラーゼのc
DNAを含むクローンの選択を行なった。この一連の操
作は“MolecularCloning”pp.63
−67,Cold Spring HarborLab
oratory(1982)に記載の常法によった。プ
ラークハイブリダイゼーションに用いたプローブは、次
に示すアミノ酸配列から推定される塩基配列を合成して
プライマーとし、cDNAをテンプレートにPCR法に
より作製した。
【0029】 5′ 3′ Leu-Ser-Ala-Ala-Glu-Trp-Arg-Thr-Gln 5′ 3′ Ile-Glu-Asn-His-Asp-Asn-Pro-Arg
【0030】この方法により約4500個のプラーク中
から、上記のプローブにハイブリダイゼーションするポ
ジティブなクローン3個を選択し、これをE.coli
のプラスミドベクターpUC118に連結して、pUC
118−AAAcDNAを得た。
【0031】
【実施例3】 アスペルギルス・カワチの耐酸性α−アミラーゼ(AA
A)cDNAに含まれるコーディング領域のDNA配列
の決定:
【0032】実施例2に記載のpUC118−AAAc
DNAについてcDNA由来のコーディング領域のDN
A配列を決定するにあたり、pUC118−AAAcD
NAを各種制限酵素処理し、サブクローンを作製した。
このサブクローンをシークエンスすることにより、下記
の表1、表2で示される配列表の配列番号1に示される
DNA配列を得た。この全DNA配列は、2142bp
sであり、Metではじまる671アミノ酸からなるペ
プチドをコードするものである。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【実施例4】 活性アスペルギルス・カワチのα−アミラーゼ(AA)
を生産するサッカロミセス・セレビシアエの作製:
【0036】配列表の配列番号1に示したα−アミラー
ゼのコーディング領域を含む実施例2に記載されたpU
C118−AAAcDNAクローンのcDNAを酵母サ
ッカロミセス・セレビシアエの発現ベクターに連結し、
酵母に移入し、発現させることによりAAAの分泌生産
が可能になる。
【0037】pUC118−AAAcDNAクローンか
ら制限酵素EcoRIで切り出したcDNA(2.1k
bps)を1%アガロースゲル電気泳動により分取後、
図1に示すように発現ベクターに連結した。使用したベ
クターはMethod inEnzymology,1
01,pp.192〜201(1983)記載のpYC
DE1である。本ベクターは酵母で複製可能な2μDN
A、E.coliのpBR322、標識遺伝子として酵
母TRP1及び酵母のプロモーターとしてアルコール脱
水素酵素遺伝子(ADH1)、ターミネーターとしてチ
トクロームCIの遺伝子(CYC1)で構成されてい
る。異種DNA挿入部位はEcoRI部位である。この
ベクターをEcoRIで処理後、細菌のアルカリフォス
ファターゼを用いて5′末端のリン酸を除去し、これに
AAAのcDNA断片を加えて、T4DNAリガーゼで
連結し、pYEAAを得た。
【0038】次のこのpYEAAをE.coli HB
101に移入し、常法により大量に精製した。続いて精
製pYEAAをIto等のJ.bacteriol.,
Vol.153,163〜168(1983)記載の方
法に従って酵母宿主DBY746(a trpl−28
9 his 3Δ1 leu 2−3−112 ura
3−52)に導入し、トリプトファン要求性が相補され
たことにより、トリプトファンを含まない培地において
生育可能な形質転換体(A)を得た。この形質転換体を
次に示す組成の合成培地100mlに接種し、30℃、
120時間、振とう培養した。
【0039】合成培地:2%グルコース、0.67%イ
ーストニトロゲンペース(ディフコ社製)、24mg/
lウラシル、24mg/1L−ヒスチジン、36mg/
1L−ロイシン、pH5.7。
【0040】培養後、3000rpm、10分間の遠心
分離によって集めた菌体を、あらかじめ冷却した乳鉢に
ガラスビーズ(直径約0.5mm)数gと一緒に加え、
これに液体窒素20〜50mlを加え凍結させ、摩砕し
た。さらに同様に液体窒素を加え摩砕操作をさらに2回
繰り返した後、得られた摩砕菌体に0.2M酢酸緩衝液
10mlを加えた。得られた液を15000rpm、1
0分間冷却遠心し、上清を分取した。その上清中のα−
アミラーゼ活性を測定し、下記表3に示した。
【0041】
【表3】
【0042】
【実施例5】 形質転換体(A)により得られたα−アミラーゼの耐酸
性:実施例4により得られたα−アミラーゼの各pHに
て30℃・3時間保持後のpH安定性を図2に示す。p
H2〜7の範囲で安定であった。
【0043】
【実施例6】 形質転換体(A)により得られたα−アミラーゼの耐熱
性:実施例4により得られたα−アミラーゼの各温度に
おける熱安定性を図3に示す。60℃で60分後すくな
くとも80%の残留活性を有していた。
【0044】
【実施例7】 形質転換体(A)により得られたα−アミラーゼの生デ
ンプン分解活性:
【0045】実施例4により得られたα−アミラーゼ
(70ユニット/ml)500mlを50mg生デンプ
ンと30℃にて反応させて遊離してくる還元糖量をフェ
ノール硫酸法により測定した。還元糖の生成経時変化を
図4に示す。生デンプンが分解され遊離還元糖の生成が
確認された。
【0046】
【発明の効果】本発明により、耐酸性α−アミラーゼ遺
伝子をコードする配列がはじめて明らかにされ、しかも
酵母においてこれを発現せしめることに成功した。
【0047】この耐酸性α−アミラーゼは、耐酸性のほ
かに耐熱性及び生デンプン分解性も併有しており、各種
の用途に広く利用することができる。例えば、本遺伝子
で形質転換したサッカロミセス・セレビシアエを用いる
と、酸性条件下で、直接デンプンを原料にして糖化、ア
ルコール発酵を行うことができ、アルコールや酒類製造
の省力化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】α−アミラーゼ発現用プラスミドpYEAAの
構築図である。
【図2】形質転換体により得られたα−アミラーゼのp
H安定性を示す。
【図3】形質転換体により得られたα−アミラーゼの熱
安定性を示す。
【図4】形質転換体により得られたα−アミラーゼの生
デンプン分解活性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12N 15/09 ZNA C12R 1:66) (C12N 1/19 C12R 1:865) (C12N 9/28 C12R 1:865) C12R 1:66) (72)発明者 金子 明裕 東京都北区滝野川1丁目54番18号 株式会 社醸造資源研究所内 (72)発明者 田村 學造 東京都北区滝野川1丁目54番18号 株式会 社醸造資源研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列表の配列番号1に示す塩基配列。
  2. 【請求項2】 該塩基配列が、アスペルギルス・カワチ
    のα−アミラーゼmRNAから合成したcDNA配列で
    あること、を特徴とする請求項1に記載の塩基配列。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の配列を含
    んでなる、サッカロミセス・セレビシアエのベクター。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のベクターをサッカロミ
    セス・セレビシアエに移入してなる、耐酸性α−アミラ
    ーゼ生産能を有する形質転換体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の形質転換体を培養する
    ことを特徴とする耐酸性α−アミラーゼの製造方法。
  6. 【請求項6】 α−アミラーゼが、耐酸性、耐熱性及び
    生デンプン分解能を有する酵素であること、を特徴とす
    る請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 α−アミラーゼの耐酸性が、pH2〜7
    の範囲で安定であり、耐熱性が、60℃で60分後の残
    留活性が少なくとも80%であること、を特徴とする請
    求項6に記載の方法。
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Cited By (4)

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