JPH0212313Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212313Y2 JPH0212313Y2 JP1982202541U JP20254182U JPH0212313Y2 JP H0212313 Y2 JPH0212313 Y2 JP H0212313Y2 JP 1982202541 U JP1982202541 U JP 1982202541U JP 20254182 U JP20254182 U JP 20254182U JP H0212313 Y2 JPH0212313 Y2 JP H0212313Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- check valve
- chamber
- pressure
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compressor (AREA)
- Check Valves (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロード及びアンロード切り替え機構を
具備する圧縮容量可変型圧縮機、更に具体的には
フロント側とリヤ側に対峙させて設けられる前後
一対の吐出室の内、そのいずれか一方の吐出室に
ロード及びアンロード切り替え機構を設け、この
一方の吐出室をロード及びアンロードに切り替え
ることにより、冷房負荷の変化に対応してその圧
縮容量を変化させることが出来る様に設けられる
圧縮機の改良に関するものであつて、上記両吐出
室より延設する吐出通路を合流する吐出フランジ
において、ロード及びアンロード切り替え機構を
具備する吐出室と連通する吐出通路側に設けられ
る逆止弁の安定した開放状態を得ることをその目
的とするものである。
具備する圧縮容量可変型圧縮機、更に具体的には
フロント側とリヤ側に対峙させて設けられる前後
一対の吐出室の内、そのいずれか一方の吐出室に
ロード及びアンロード切り替え機構を設け、この
一方の吐出室をロード及びアンロードに切り替え
ることにより、冷房負荷の変化に対応してその圧
縮容量を変化させることが出来る様に設けられる
圧縮機の改良に関するものであつて、上記両吐出
室より延設する吐出通路を合流する吐出フランジ
において、ロード及びアンロード切り替え機構を
具備する吐出室と連通する吐出通路側に設けられ
る逆止弁の安定した開放状態を得ることをその目
的とするものである。
例えば斜板式圧縮機において、電磁クラツチを
継続させることなく圧縮容量を可変させる方法の
一つとして斜板室を間に存してフロント側とリヤ
側に対峙させて設けられる前後一対の吐出室の
内、そのいずれか一方の吐出室にロード及びアン
ロード切り替え機構を設ける方法がある。
継続させることなく圧縮容量を可変させる方法の
一つとして斜板室を間に存してフロント側とリヤ
側に対峙させて設けられる前後一対の吐出室の
内、そのいずれか一方の吐出室にロード及びアン
ロード切り替え機構を設ける方法がある。
第5図はその一例を表わす図面であつて、リヤ
側の吐出室18Rに吐出孔12R開閉用の吐出弁
14Rをリヤバルブプレート10Rに対して接離
自在に設け、同吐出弁14Rは停止時及び低冷房
負荷時においてはリヤバルブプレートより離れる
方向に向けて付勢された状態にあり、この様な状
態においてはリヤ側には圧縮作用が得られないこ
とにより圧縮機全体としては50%稼動が得られ、
又高冷房負荷時においては圧力作用室25に対し
て、吐出圧力を送り込み、同吐出圧力を介して吐
出弁14Rをリヤバルブプレート10Rに対して
押し付けることによつて同リヤ側においても圧縮
作用が得られることにより、100%稼動が得られ
る様に設けられる。
側の吐出室18Rに吐出孔12R開閉用の吐出弁
14Rをリヤバルブプレート10Rに対して接離
自在に設け、同吐出弁14Rは停止時及び低冷房
負荷時においてはリヤバルブプレートより離れる
方向に向けて付勢された状態にあり、この様な状
態においてはリヤ側には圧縮作用が得られないこ
とにより圧縮機全体としては50%稼動が得られ、
又高冷房負荷時においては圧力作用室25に対し
て、吐出圧力を送り込み、同吐出圧力を介して吐
出弁14Rをリヤバルブプレート10Rに対して
押し付けることによつて同リヤ側においても圧縮
作用が得られることにより、100%稼動が得られ
る様に設けられる。
しかして上記の様にロード及びアンロード切り
替え機構を具備する圧縮機にあつては前後両吐出
室18F,18Rより延設する吐出通路20F,
20Rが合流する吐出フランジ20において、リ
ヤ側の吐出室18Rがアンロード状態にあるとき
は、フロント側の吐出室18Fより吐出された冷
媒ガスがリヤ側に流れ込まない様にするために同
リヤ側の吐出通路20R内に逆止弁30が設けら
れるのであるが、同逆止弁30のヘツド部30a
が吐出通路20R中にはみ出している場合におい
てリヤ側の吐出室18Rがロード状態にあり、上
記逆止弁30が開放する状態において、吐出フラ
ンジ20内に発生する吐出脈動に起因して、更に
具体的には、フロント側の吐出通路20F内を圧
送される吐出ガスの一部が上記吐出脈動を介して
瞬間的にリヤ側の吐出通路20R内に侵入し、同
吐出ガスが逆止弁30のヘツド部30aとその上
端面(スリーブ31の下端部と対向する部分)に
作用することにより、同ヘツド部30aの上端面
に対して下方向への押圧力が付与され逆止弁30
の自重と相まつて該上端面がスリーブ31の下端
部から離隔し、両者間に僅かな隙間が生ずると共
に、この様な僅かな隙間が生じた瞬間にこの隙間
内にフロント側の吐出ガスが瞬時に侵入し、逆止
弁30の上端面に対して下方向への押圧力となつ
て作用する。そしてこの様にフロント側の吐出ガ
スが隙間内に侵入する事により、逆止弁30の降
下速度は助長され、隙間を更に拡げる事となる。
一方、この様に逆止弁30がその上端面とスリー
ブ31の下端部との間に隙間を存して降下した状
態において、リヤ側の吐出通路20Rより圧送さ
れる吐出ガスが逆止弁30のヘツド部30aのそ
の下端面に作用する事により、同ヘツド部30a
の下端面に対して上方向への押圧力が付与され、
同逆止弁30aが再びスリーブ31の下端部に接
触する位置迄持ち上げられる事となる。即ち、逆
止弁30はリヤ側の吐出通路R内に生起する吐出
脈動に呼応して連続的に上下動を繰り返す事によ
り、逆止弁30に所謂おどりを生じ安定した開放
状態が得られなくなるとともに、異常音が発生
し、且つ同逆止弁30の摺動部が異常に摩耗する
等の不具合を生ずることとなる。
替え機構を具備する圧縮機にあつては前後両吐出
室18F,18Rより延設する吐出通路20F,
20Rが合流する吐出フランジ20において、リ
ヤ側の吐出室18Rがアンロード状態にあるとき
は、フロント側の吐出室18Fより吐出された冷
媒ガスがリヤ側に流れ込まない様にするために同
リヤ側の吐出通路20R内に逆止弁30が設けら
れるのであるが、同逆止弁30のヘツド部30a
が吐出通路20R中にはみ出している場合におい
てリヤ側の吐出室18Rがロード状態にあり、上
記逆止弁30が開放する状態において、吐出フラ
ンジ20内に発生する吐出脈動に起因して、更に
具体的には、フロント側の吐出通路20F内を圧
送される吐出ガスの一部が上記吐出脈動を介して
瞬間的にリヤ側の吐出通路20R内に侵入し、同
吐出ガスが逆止弁30のヘツド部30aとその上
端面(スリーブ31の下端部と対向する部分)に
作用することにより、同ヘツド部30aの上端面
に対して下方向への押圧力が付与され逆止弁30
の自重と相まつて該上端面がスリーブ31の下端
部から離隔し、両者間に僅かな隙間が生ずると共
に、この様な僅かな隙間が生じた瞬間にこの隙間
内にフロント側の吐出ガスが瞬時に侵入し、逆止
弁30の上端面に対して下方向への押圧力となつ
て作用する。そしてこの様にフロント側の吐出ガ
スが隙間内に侵入する事により、逆止弁30の降
下速度は助長され、隙間を更に拡げる事となる。
一方、この様に逆止弁30がその上端面とスリー
ブ31の下端部との間に隙間を存して降下した状
態において、リヤ側の吐出通路20Rより圧送さ
れる吐出ガスが逆止弁30のヘツド部30aのそ
の下端面に作用する事により、同ヘツド部30a
の下端面に対して上方向への押圧力が付与され、
同逆止弁30aが再びスリーブ31の下端部に接
触する位置迄持ち上げられる事となる。即ち、逆
止弁30はリヤ側の吐出通路R内に生起する吐出
脈動に呼応して連続的に上下動を繰り返す事によ
り、逆止弁30に所謂おどりを生じ安定した開放
状態が得られなくなるとともに、異常音が発生
し、且つ同逆止弁30の摺動部が異常に摩耗する
等の不具合を生ずることとなる。
本考案は上記の様な従来の不具合に鑑みてその
改善を試みたものであつて、逆止弁のヘツド部
を、その後背面より囲繞することが可能な如く、
同ヘツド部の収納凹所を設け、逆止弁の開放時に
おいて、同逆止弁のヘツド部を上記凹所内に収納
させる様にすることにより吐出脈動に起因する逆
止弁のおどり及び異常音の発生を防止する様にし
たことをその特徴とするものである。
改善を試みたものであつて、逆止弁のヘツド部
を、その後背面より囲繞することが可能な如く、
同ヘツド部の収納凹所を設け、逆止弁の開放時に
おいて、同逆止弁のヘツド部を上記凹所内に収納
させる様にすることにより吐出脈動に起因する逆
止弁のおどり及び異常音の発生を防止する様にし
たことをその特徴とするものである。
そして本考案の要旨はフロント側若しくはリヤ
側のいずれか一方の吐出室にロード及びアンロー
ド切り替え機構を設けるとともに、両吐出室より
延設する吐出通路の先端部を吐出フランジ内にお
いて連通する如く設け、ロード及びアンロード切
り替え機構を具備する側の吐出室より延設する吐
出通路内に吐出ガスの送り方向と対向させて逆止
弁を開閉自在に設けて成る斜板式圧縮機におい
て、上記逆止弁の開放時に同逆止弁のヘツド部を
後背面より囲繞する収納凹所を設ける様に構成し
たことにある。
側のいずれか一方の吐出室にロード及びアンロー
ド切り替え機構を設けるとともに、両吐出室より
延設する吐出通路の先端部を吐出フランジ内にお
いて連通する如く設け、ロード及びアンロード切
り替え機構を具備する側の吐出室より延設する吐
出通路内に吐出ガスの送り方向と対向させて逆止
弁を開閉自在に設けて成る斜板式圧縮機におい
て、上記逆止弁の開放時に同逆止弁のヘツド部を
後背面より囲繞する収納凹所を設ける様に構成し
たことにある。
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図及び第2図に表わす両図面において1は
シリンダーブロツクを示す。同シリンダーブロツ
ク1はフロントシリンダーブロツク1Fと、リヤ
シリンダーブロツク1Rより成り、両シリンダー
ブロツク1F,1R内にはその中心部に位置して
軸孔2′が貫設され、同軸孔2′には軸受け部1
6,16を介して駆動軸2が回転自在に支承され
る。同駆動軸2の一端には電磁クラツチ(図示省
略)が設けられ、同電磁クラツチの接続及び離断
を介してエンジン(図示省略)に対して連結駆動
可能に設けられる。又上記軸孔2′の外周部には
適数個のボア3が同軸孔2′を囲繞する如く設け
られる。各ボア3は斜板室4の間に存して前後一
対を成す様に分割して設けられ、各ボア3内には
両頭式ピストン5が嵌挿される。そして上記斜板
室4には斜板6が前記駆動軸2を介して揺動回転
自在に設けられる。同斜板6の斜面に対しては前
記ピストン5がボール7及びシユー8を介して係
留され、同斜板6の揺動回転は各ピストン5に対
して往復運動として伝達される。又シリンダーブ
ロツク1F,1Rにはその周縁部に位置して吸入
通路9,9が後述する締付けボルト23の通し孔
を兼ねて設けられる。同吸入通路9,9はその一
端を斜板室4に連通し、他端は後述する吸入室1
7F,17Rに連通する。15Fはフロントバル
ブプレート10Fを間に挟んでフロントシリンダ
ーブロツク1Fの開口端を被覆するフロントハウ
ジング、15Rは同じくリヤバルブプレート10
Rを間に挟んでリヤシリンダーブロツク1Rの開
口端を被覆するリヤハウジングであつて、両ハウ
ジング15F,15Rと両シリンダーブロツク1
F,1Rは前述の吸入通路9,9に挿通する締付
けボルト23の螺合作用を介して一体化される。
両ハウジング15F,15Rには前記各ボア3と
相対応して吸入室17F,17Rと吐出室18
F,18Rが環状の隔壁を間に存して同心円状に
設けられる。即ち吐出室18F,18Rは中心部
に位置して設けられ、吸入室17F,17Rは同
吐出室18F,18Rを囲繞する如く外周部寄り
に位置して設けられる。同吸入室17F,17R
は前述の様に吸入通路9,9を介して斜板室4と
連通可能な如く設けられる。そしてフロントバル
ブプレート10F及びリヤバルブプレート10R
には上記吸入室17F,17Rと相対応して吸入
口11F,11Rが、又吐出室18F,18Rと
相対応して吐出口12F,12Rが夫々開口され
る。そして又吸入口11F,11Rにはボア3側
に位置して吸入弁13F,13Rがピストン5の
吸入行程を介して開閉自在な如く設けられ、又吐
出口12F,12Rには吐出室18F,18R側
に位置して吐出弁14F,14Rがピストン5の
排気行程を介して開閉自在な如く設けられる。
シリンダーブロツクを示す。同シリンダーブロツ
ク1はフロントシリンダーブロツク1Fと、リヤ
シリンダーブロツク1Rより成り、両シリンダー
ブロツク1F,1R内にはその中心部に位置して
軸孔2′が貫設され、同軸孔2′には軸受け部1
6,16を介して駆動軸2が回転自在に支承され
る。同駆動軸2の一端には電磁クラツチ(図示省
略)が設けられ、同電磁クラツチの接続及び離断
を介してエンジン(図示省略)に対して連結駆動
可能に設けられる。又上記軸孔2′の外周部には
適数個のボア3が同軸孔2′を囲繞する如く設け
られる。各ボア3は斜板室4の間に存して前後一
対を成す様に分割して設けられ、各ボア3内には
両頭式ピストン5が嵌挿される。そして上記斜板
室4には斜板6が前記駆動軸2を介して揺動回転
自在に設けられる。同斜板6の斜面に対しては前
記ピストン5がボール7及びシユー8を介して係
留され、同斜板6の揺動回転は各ピストン5に対
して往復運動として伝達される。又シリンダーブ
ロツク1F,1Rにはその周縁部に位置して吸入
通路9,9が後述する締付けボルト23の通し孔
を兼ねて設けられる。同吸入通路9,9はその一
端を斜板室4に連通し、他端は後述する吸入室1
7F,17Rに連通する。15Fはフロントバル
ブプレート10Fを間に挟んでフロントシリンダ
ーブロツク1Fの開口端を被覆するフロントハウ
ジング、15Rは同じくリヤバルブプレート10
Rを間に挟んでリヤシリンダーブロツク1Rの開
口端を被覆するリヤハウジングであつて、両ハウ
ジング15F,15Rと両シリンダーブロツク1
F,1Rは前述の吸入通路9,9に挿通する締付
けボルト23の螺合作用を介して一体化される。
両ハウジング15F,15Rには前記各ボア3と
相対応して吸入室17F,17Rと吐出室18
F,18Rが環状の隔壁を間に存して同心円状に
設けられる。即ち吐出室18F,18Rは中心部
に位置して設けられ、吸入室17F,17Rは同
吐出室18F,18Rを囲繞する如く外周部寄り
に位置して設けられる。同吸入室17F,17R
は前述の様に吸入通路9,9を介して斜板室4と
連通可能な如く設けられる。そしてフロントバル
ブプレート10F及びリヤバルブプレート10R
には上記吸入室17F,17Rと相対応して吸入
口11F,11Rが、又吐出室18F,18Rと
相対応して吐出口12F,12Rが夫々開口され
る。そして又吸入口11F,11Rにはボア3側
に位置して吸入弁13F,13Rがピストン5の
吸入行程を介して開閉自在な如く設けられ、又吐
出口12F,12Rには吐出室18F,18R側
に位置して吐出弁14F,14Rがピストン5の
排気行程を介して開閉自在な如く設けられる。
そしてリヤバルブプレート10Rには連結口2
1が設けられる。同連通口21は吐出弁14Rに
よつて被覆可能な如くリヤバルブプレート10R
の中心部に位置して設けられる。又リヤシリンダ
ーブロツク1Rには上記連通口21と相対応して
凹所22が設けられる。同凹所22はリヤシリン
ダーブロツク1Rの中心部に位置して設けられ
る。そして同凹所22の底部には通気孔22′が
開口され、駆動軸3の軸受け部16を介して斜板
室4と連通可能に設けられる。
1が設けられる。同連通口21は吐出弁14Rに
よつて被覆可能な如くリヤバルブプレート10R
の中心部に位置して設けられる。又リヤシリンダ
ーブロツク1Rには上記連通口21と相対応して
凹所22が設けられる。同凹所22はリヤシリン
ダーブロツク1Rの中心部に位置して設けられ
る。そして同凹所22の底部には通気孔22′が
開口され、駆動軸3の軸受け部16を介して斜板
室4と連通可能に設けられる。
一方吐出室18Rには上記連通口21及び凹所
22と相対面する位置にスプール24が進退自在
に設けられる。同スプール24の後背面とリヤハ
ウジング15Rの内壁面との間には圧力作用室2
5が設けられ、同圧力作用室25は電磁弁52,
53の切り替えを介して後述する吐出フランジ及
び吸入フランジに対して選択的に連通させること
が可能な如く設けられる。
22と相対面する位置にスプール24が進退自在
に設けられる。同スプール24の後背面とリヤハ
ウジング15Rの内壁面との間には圧力作用室2
5が設けられ、同圧力作用室25は電磁弁52,
53の切り替えを介して後述する吐出フランジ及
び吸入フランジに対して選択的に連通させること
が可能な如く設けられる。
尚電磁弁52,53は、車室内の冷房負荷の変
化を検出するセンサー機構(図示省略)、同セン
サー機構より送られる信号を処理する制御機構5
1を介して切り替え作用が得られる。又同スプー
ル24の前面にはリテーナー26と吐出弁14R
がボルト27の螺合を介して固着される。そして
同スプール24と前記凹所22間にはばね28が
介装され、スプール24は同ばね28により常時
は圧力作用室25側に付勢された状態にある様に
設けられる。即ち第1図に示す様に吐出口12R
に対して吐出弁14Rが密着しない状態、換言す
れば吐出口12Rと吐出弁14Rとの間に隙間が
形成される状態にある様に設けられる。
化を検出するセンサー機構(図示省略)、同セン
サー機構より送られる信号を処理する制御機構5
1を介して切り替え作用が得られる。又同スプー
ル24の前面にはリテーナー26と吐出弁14R
がボルト27の螺合を介して固着される。そして
同スプール24と前記凹所22間にはばね28が
介装され、スプール24は同ばね28により常時
は圧力作用室25側に付勢された状態にある様に
設けられる。即ち第1図に示す様に吐出口12R
に対して吐出弁14Rが密着しない状態、換言す
れば吐出口12Rと吐出弁14Rとの間に隙間が
形成される状態にある様に設けられる。
一方両シリンダーブロツク1F,1Rの外周部
には吸入管路(図示省略)に連結する吸入フラン
ジと、吐出管路(図示省略)に連結する吐出フラ
ンジ20が突設される。吸入フランジは吸入通路
を介して斜板室4と連通する如く設けられる一
方、吐出フランジ20は吐出通路20F,20R
を介して両吐出室18F,18Rと連通する如く
設けられる。
には吸入管路(図示省略)に連結する吸入フラン
ジと、吐出管路(図示省略)に連結する吐出フラ
ンジ20が突設される。吸入フランジは吸入通路
を介して斜板室4と連通する如く設けられる一
方、吐出フランジ20は吐出通路20F,20R
を介して両吐出室18F,18Rと連通する如く
設けられる。
即ち吐出フランジ20にはフロント側の吐出室
18Fと連通する吐出通路20Fと、同吐出通路
20Fより分岐してリヤ側の吐出室18Rと連通
する吐出通路20Rが設けられ、同吐出通路20
Rには逆止弁機構が開閉自在に設けられる。同逆
止弁機構は弁座29と、逆止弁30と、同逆止弁
30を嵌挿するスリーブ31より成り、弁座29
は吐出側(吐出通路20Rの先端部側)と対面さ
せて設けられる。
18Fと連通する吐出通路20Fと、同吐出通路
20Fより分岐してリヤ側の吐出室18Rと連通
する吐出通路20Rが設けられ、同吐出通路20
Rには逆止弁機構が開閉自在に設けられる。同逆
止弁機構は弁座29と、逆止弁30と、同逆止弁
30を嵌挿するスリーブ31より成り、弁座29
は吐出側(吐出通路20Rの先端部側)と対面さ
せて設けられる。
そして逆止弁30はヘツド部30aとロツド部
30bより成り、同ヘツド部30aを弁座29に
対して当接させることが可能な如く進退自在に設
けられる。そして又同逆止弁30を嵌挿するスリ
ーブ31にはロツド部30bの挿通孔31bが貫
設され、同スリーブ31の先端部には、ヘツド部
30aの収納凹所31aを同ヘツド部30aの厚
みと略同寸法の収納空間を存して設けられる。
30bより成り、同ヘツド部30aを弁座29に
対して当接させることが可能な如く進退自在に設
けられる。そして又同逆止弁30を嵌挿するスリ
ーブ31にはロツド部30bの挿通孔31bが貫
設され、同スリーブ31の先端部には、ヘツド部
30aの収納凹所31aを同ヘツド部30aの厚
みと略同寸法の収納空間を存して設けられる。
尚上記実施例において、収納凹所31aの収納
空間はヘツド部30aの厚みと同一寸法を存して
設けられているが、同収納空間は必ずしもヘツド
部30aの厚みと同一寸法に形成する必要はな
く、第3図に示す様にヘツド部30aの厚みより
小さい収納空間を存して形成することも可能であ
る。そして又上記実施例において収納凹所31a
はスリーブ31に設けられているが第4図に示す
様に吐出フランジ20に対して直接的に設けるこ
とも可能である。
空間はヘツド部30aの厚みと同一寸法を存して
設けられているが、同収納空間は必ずしもヘツド
部30aの厚みと同一寸法に形成する必要はな
く、第3図に示す様にヘツド部30aの厚みより
小さい収納空間を存して形成することも可能であ
る。そして又上記実施例において収納凹所31a
はスリーブ31に設けられているが第4図に示す
様に吐出フランジ20に対して直接的に設けるこ
とも可能である。
次にその作用について説明する。
第1図は圧縮機が運転されていない状態を示す
図面であつて、リヤハウジング15R側の吐出弁
14Rは開いた状態にある。即ちスプール24は
ばね28によつて圧力作用室25側に付勢されリ
ヤバルブプレート10Rと吐出弁14Rとの間に
隙間が形成された状態、換言すれば吐出口12R
と連通口21がいずれも開放された状態にあり、
吐出室18Rと吸入室17R間は連通口21、凹
所22、通孔22′、軸受け部16、斜板室4、
吸入通路9を経て相互に連通する状態にある。又
吐出フランジ20において吐出通路20Rは逆止
弁30によつて閉塞された状態にある。
図面であつて、リヤハウジング15R側の吐出弁
14Rは開いた状態にある。即ちスプール24は
ばね28によつて圧力作用室25側に付勢されリ
ヤバルブプレート10Rと吐出弁14Rとの間に
隙間が形成された状態、換言すれば吐出口12R
と連通口21がいずれも開放された状態にあり、
吐出室18Rと吸入室17R間は連通口21、凹
所22、通孔22′、軸受け部16、斜板室4、
吸入通路9を経て相互に連通する状態にある。又
吐出フランジ20において吐出通路20Rは逆止
弁30によつて閉塞された状態にある。
しかして上記の様にリヤハウジング15R側に
おいて吐出口12Rと連通口21が開放されて吐
出室18Rと吸入室17R間が相互に連通し、逆
止弁30が吐出通路20Rを閉塞する状態におい
て駆動軸2の一端に設けられる電磁クラツチ(図
示省略)の接続操作を介してエンジンの駆動力を
駆動軸2に伝えることにより同駆動軸2が回転す
る状態、及び同駆動軸2の回転を介して斜板6が
斜板室4内において揺動回転する状態が得られ
る。そして同斜板6に対してはシユー8及びボー
ル7を介して各ピストン5が係留されていること
により斜板6の揺動回転はシユー8及びボール7
を介して各ピストン5に対して伝達されて、各ピ
ストン5…が各ボア3内において連続的に往復動
する状態が得られる。
おいて吐出口12Rと連通口21が開放されて吐
出室18Rと吸入室17R間が相互に連通し、逆
止弁30が吐出通路20Rを閉塞する状態におい
て駆動軸2の一端に設けられる電磁クラツチ(図
示省略)の接続操作を介してエンジンの駆動力を
駆動軸2に伝えることにより同駆動軸2が回転す
る状態、及び同駆動軸2の回転を介して斜板6が
斜板室4内において揺動回転する状態が得られ
る。そして同斜板6に対してはシユー8及びボー
ル7を介して各ピストン5が係留されていること
により斜板6の揺動回転はシユー8及びボール7
を介して各ピストン5に対して伝達されて、各ピ
ストン5…が各ボア3内において連続的に往復動
する状態が得られる。
一方エバポレータ、吸入管路を経て圧縮機内に
送り込まれた冷媒ガスは吸入フランジより斜板室
4、吸入通路9、を経て吸入室17F,17R内
に送り込まれる。そしてフロントハウジング15
F側の吸入室17F内に送り込まれた冷媒ガスは
各ピストン5の吸入行程においてボア3内に生ず
る負圧を介して吸入弁13Fを強制的に押し開
き、吸入口11Fよりボア3内に吸引される一
方、各ピストン5の排気行程を介して圧縮され、
同圧縮作用を介して吐出弁14Fを強制的に押し
開き吐出口12Fより吐出室18F内に送り込む
作用、即ち圧縮作用が得られるのであるが、リヤ
ハウジング15R側の吸入室17Rに送り込まれ
た冷媒ガスに対しては、吐出口12Rが開放状態
にあり、且つ吐出室18Rは前述の様に連通口2
1、凹所22、軸受け部16、斜板室4、吸入通
路99を介して吸入室17Rと相互に連通状態に
あることにより、ピストン5の吸入行程において
ボア3内には負圧状態は生じない。従つて圧縮作
用は得られない。即ち運転開始時においてはフロ
ントハウジング15F側においてのみ圧縮作用が
得られる(50%稼動状態)。
送り込まれた冷媒ガスは吸入フランジより斜板室
4、吸入通路9、を経て吸入室17F,17R内
に送り込まれる。そしてフロントハウジング15
F側の吸入室17F内に送り込まれた冷媒ガスは
各ピストン5の吸入行程においてボア3内に生ず
る負圧を介して吸入弁13Fを強制的に押し開
き、吸入口11Fよりボア3内に吸引される一
方、各ピストン5の排気行程を介して圧縮され、
同圧縮作用を介して吐出弁14Fを強制的に押し
開き吐出口12Fより吐出室18F内に送り込む
作用、即ち圧縮作用が得られるのであるが、リヤ
ハウジング15R側の吸入室17Rに送り込まれ
た冷媒ガスに対しては、吐出口12Rが開放状態
にあり、且つ吐出室18Rは前述の様に連通口2
1、凹所22、軸受け部16、斜板室4、吸入通
路99を介して吸入室17Rと相互に連通状態に
あることにより、ピストン5の吸入行程において
ボア3内には負圧状態は生じない。従つて圧縮作
用は得られない。即ち運転開始時においてはフロ
ントハウジング15F側においてのみ圧縮作用が
得られる(50%稼動状態)。
そしてこの様にフロント側において圧縮された
冷媒ガスが吐出通路20Fを経て吐出管路内に送
り込まれるのであるが、同冷媒ガスの一部は圧力
作用室25内に送り込まれる。そしてこの様にし
て圧力作用室25内に冷媒ガス(吐出圧)が送り
込まれることにより、同圧力作用室25内の圧力
が高められる。
冷媒ガスが吐出通路20Fを経て吐出管路内に送
り込まれるのであるが、同冷媒ガスの一部は圧力
作用室25内に送り込まれる。そしてこの様にし
て圧力作用室25内に冷媒ガス(吐出圧)が送り
込まれることにより、同圧力作用室25内の圧力
が高められる。
そしてその圧力がばね28の圧力を上回つた状
態においてスプール24はこれ迄のばね28の付
勢圧に打ち勝つてリヤバルブプレート10R方向
に向けて移動し、第2図に示す様に吐出弁14R
がリヤバルブプレート10Rに密着する状態、更
に具体的には吐出弁14Rによつて吐出口12R
と連通口21を塞ぐ状態が得られる。そしてこの
様に吐出弁14Rによつて吐出口12Rと連通口
21を塞ぐ状態が得られることにより、リヤハウ
ジング15R側においても冷媒ガスの圧縮作用が
得られる。即ち100%稼動状態が得られる。
態においてスプール24はこれ迄のばね28の付
勢圧に打ち勝つてリヤバルブプレート10R方向
に向けて移動し、第2図に示す様に吐出弁14R
がリヤバルブプレート10Rに密着する状態、更
に具体的には吐出弁14Rによつて吐出口12R
と連通口21を塞ぐ状態が得られる。そしてこの
様に吐出弁14Rによつて吐出口12Rと連通口
21を塞ぐ状態が得られることにより、リヤハウ
ジング15R側においても冷媒ガスの圧縮作用が
得られる。即ち100%稼動状態が得られる。
そしてこの様にリヤ側において圧縮作用が得ら
れることにより吐出フランジ20において逆止弁
30のヘツド部30a表面(弁座29との対向
面)には吐出通路20R内を圧送される冷媒ガス
の吐出圧力が付加され、同吐出圧力によつてヘツ
ド部30aがスリーブ31側に押し戻されて同吐
出通路20Rを開放する状態が得られる。更に具
体的には逆止弁30はスリーブ31内に押し戻さ
れてそのヘツド部30aを収納凹所31a内に嵌
挿する状態が得られる。
れることにより吐出フランジ20において逆止弁
30のヘツド部30a表面(弁座29との対向
面)には吐出通路20R内を圧送される冷媒ガス
の吐出圧力が付加され、同吐出圧力によつてヘツ
ド部30aがスリーブ31側に押し戻されて同吐
出通路20Rを開放する状態が得られる。更に具
体的には逆止弁30はスリーブ31内に押し戻さ
れてそのヘツド部30aを収納凹所31a内に嵌
挿する状態が得られる。
そしてこの様に100%運転状態が得られ逆止弁
30がリヤ側の吐出通路20Rを開放する状態に
おいて、フロント側及びリヤ側の両吐出室18
F,18Rより圧送された吐出ガスが同吐出フラ
ンジ20において合流するが、複数のボアから順
番に吐出されるため吐出脈動が発生する。しか
し、この吐出脈動による圧力低下は瞬間的なもの
であることに加えて最大でも約10%程度の差圧で
あつて、この圧力低下分はフロント側の吐出通路
20F内を圧送される吐出ガスの一部がその差圧
によつて吐出通路20R側に侵入し、圧力が補足
されるため、逆止弁30のヘツド部30a表面
(弁座29との対向面)が受ける圧力の低下は殆
どない。又、吐出脈動による圧力変動は吐出フラ
ンジ20の吐出通路内に突出する逆止弁30のロ
ツド部30bにも作用するのであるが、同ロツド
部30bの端面はヘツド部30aの端面と比較し
て圧力を受ける面積が極めて小さいため、ロツド
部30b側にはヘツド部30a側と比較して極め
て小さな圧力しか付加されず、同ヘツド部30a
を収納凹所31aより押し出す程の圧力とはなら
ない。そしてこの様に逆止弁30のヘツド部30
a表面に一定の圧力が付加され、逆止弁30のヘ
ツド部30aは収納凹所31a内に嵌挿された状
態にあることにより上記吐出脈動の影響を何等う
けることなく、吐出通路20Rを全開する状態を
保持することが出来る。
30がリヤ側の吐出通路20Rを開放する状態に
おいて、フロント側及びリヤ側の両吐出室18
F,18Rより圧送された吐出ガスが同吐出フラ
ンジ20において合流するが、複数のボアから順
番に吐出されるため吐出脈動が発生する。しか
し、この吐出脈動による圧力低下は瞬間的なもの
であることに加えて最大でも約10%程度の差圧で
あつて、この圧力低下分はフロント側の吐出通路
20F内を圧送される吐出ガスの一部がその差圧
によつて吐出通路20R側に侵入し、圧力が補足
されるため、逆止弁30のヘツド部30a表面
(弁座29との対向面)が受ける圧力の低下は殆
どない。又、吐出脈動による圧力変動は吐出フラ
ンジ20の吐出通路内に突出する逆止弁30のロ
ツド部30bにも作用するのであるが、同ロツド
部30bの端面はヘツド部30aの端面と比較し
て圧力を受ける面積が極めて小さいため、ロツド
部30b側にはヘツド部30a側と比較して極め
て小さな圧力しか付加されず、同ヘツド部30a
を収納凹所31aより押し出す程の圧力とはなら
ない。そしてこの様に逆止弁30のヘツド部30
a表面に一定の圧力が付加され、逆止弁30のヘ
ツド部30aは収納凹所31a内に嵌挿された状
態にあることにより上記吐出脈動の影響を何等う
けることなく、吐出通路20Rを全開する状態を
保持することが出来る。
そして又この様に100%運転が得られた状態に
おいて、車室内の冷房負荷が減少し、同冷房負荷
の減少をセンサー機構によつて検出することによ
り、電磁弁52,53が切り替えられて圧力作用
室25には吸入フランジ内の冷媒ガス(吸入圧)
が送り込まれることとなるのであるが、この様に
圧力作用室25に対して吸入圧力が送り込まれて
同圧力作用室25の圧力が低下することにより、
ばね28の付勢圧が打ち勝つてリヤ先の吐出弁1
4Rが開放され、リヤ側はアンロード状態とな
る。この様にリヤ側がアンロード状態となると同
時に、リヤ側の吐出通路20Rとフロント側の吐
出通路20F間に生ずる差圧が大きくなり、フロ
ント側の吐出圧力がリヤ側の吐出通路20R内に
流入する状態が得られる。この様にリヤ側の吐出
通路20R内に流入する吐出流(吐出通路20R
においては逆流となる)は、逆止弁30のヘツド
部30a表面(弁座29との対向面)に対して、
弁座29に向かう動圧として作用し、同ヘツド部
30aを下向きに引き寄せる働きを行なう。又、
アンロード状態となる迄ヘツド部30aを押し上
げ方向に作用していたリヤ側の吐出ガスがなくな
ることにより、上記の様にヘツド部30aを下向
きに引き寄せる働きを行なう吐出流と相まつて、
逆止弁30が自重によつて速やかに降下する状態
が得られる一方、ヘツド部30aが降下して収納
凹所31aより飛び出した状態においては、同ヘ
ツド部30aの裏面(収納凹所31aとの対向
面)に対して上記吐出流による圧力が下向きに付
加することにより、逆止弁30が速度をより一層
速めて降下する状態が得られ、これにより確実に
吐出通路20Rは逆止弁30によつて閉塞され
る。(100%運転より50%運転に切り替える作用が
得られる。) 本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様に、逆止弁のヘツド部と相対応させて、
同ヘツド部の収納凹所を設け、逆止弁の開放時に
おいて、ヘツド部を上記凹所内に収納させる様に
したことにより、吐出脈動に起因する逆止弁のお
どりを防止することが出来、開放状態を保持する
ことが出来るとともに異常音及び異常摩耗の発生
を防止することが出来るに至つた。即ち信頼性の
高い逆止弁の開放状態を得ることが出来るに至つ
た。尚上記実施例においては斜板式圧縮機に適用
した例を述べたが、本考案はクランク式のレシプ
ロ圧縮機において2つの吐出室を吐出通路で連通
する部分に設けた逆止弁にも適用出来る。
おいて、車室内の冷房負荷が減少し、同冷房負荷
の減少をセンサー機構によつて検出することによ
り、電磁弁52,53が切り替えられて圧力作用
室25には吸入フランジ内の冷媒ガス(吸入圧)
が送り込まれることとなるのであるが、この様に
圧力作用室25に対して吸入圧力が送り込まれて
同圧力作用室25の圧力が低下することにより、
ばね28の付勢圧が打ち勝つてリヤ先の吐出弁1
4Rが開放され、リヤ側はアンロード状態とな
る。この様にリヤ側がアンロード状態となると同
時に、リヤ側の吐出通路20Rとフロント側の吐
出通路20F間に生ずる差圧が大きくなり、フロ
ント側の吐出圧力がリヤ側の吐出通路20R内に
流入する状態が得られる。この様にリヤ側の吐出
通路20R内に流入する吐出流(吐出通路20R
においては逆流となる)は、逆止弁30のヘツド
部30a表面(弁座29との対向面)に対して、
弁座29に向かう動圧として作用し、同ヘツド部
30aを下向きに引き寄せる働きを行なう。又、
アンロード状態となる迄ヘツド部30aを押し上
げ方向に作用していたリヤ側の吐出ガスがなくな
ることにより、上記の様にヘツド部30aを下向
きに引き寄せる働きを行なう吐出流と相まつて、
逆止弁30が自重によつて速やかに降下する状態
が得られる一方、ヘツド部30aが降下して収納
凹所31aより飛び出した状態においては、同ヘ
ツド部30aの裏面(収納凹所31aとの対向
面)に対して上記吐出流による圧力が下向きに付
加することにより、逆止弁30が速度をより一層
速めて降下する状態が得られ、これにより確実に
吐出通路20Rは逆止弁30によつて閉塞され
る。(100%運転より50%運転に切り替える作用が
得られる。) 本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様に、逆止弁のヘツド部と相対応させて、
同ヘツド部の収納凹所を設け、逆止弁の開放時に
おいて、ヘツド部を上記凹所内に収納させる様に
したことにより、吐出脈動に起因する逆止弁のお
どりを防止することが出来、開放状態を保持する
ことが出来るとともに異常音及び異常摩耗の発生
を防止することが出来るに至つた。即ち信頼性の
高い逆止弁の開放状態を得ることが出来るに至つ
た。尚上記実施例においては斜板式圧縮機に適用
した例を述べたが、本考案はクランク式のレシプ
ロ圧縮機において2つの吐出室を吐出通路で連通
する部分に設けた逆止弁にも適用出来る。
第1図は本考案に係る圧縮機の側断面図、第2
図は同作用状態を示す側断面図、第3図及び第4
図は他の実施態様を表わす吐出フランジ部分の断
面図、第5図は従来構造を表わす圧縮機の側断面
図である。 1……シリンダーブロツク、1F……フロント
シリンダーブロツク、1R……リヤシリンダーブ
ロツク、2……駆動軸、2′……軸孔、3……ボ
ア、4……斜板室、5……ピストン、6……斜
板、7……ボール、8……シユー、9……吸入通
路、10F……フロントバルブプレート、10R
……リヤバルブプレート、11F,11R……吸
入口、12F,12R……吐出口、13F,13
R……吸入弁、14F,14R……吐出弁、15
F……フロントハウジング、15R……リヤハウ
ジング、16……軸受け部、17F,17R……
吸入室、18F,18R……吐出室、20……吐
出フランジ、20F,20R……吐出通路、21
……連結口、22……凹所、22′……通気孔、
23……締付けボルト、24……スプール、25
……圧力作用室、26……リテーナー、27……
ボルト、28……ばね、29……弁座、30……
逆止弁、30a……ヘツド部、30b……ロツド
部、31……スリーブ、31a……収納凹所、3
1b……挿通孔、51……制御機構、52,53
……電磁弁。
図は同作用状態を示す側断面図、第3図及び第4
図は他の実施態様を表わす吐出フランジ部分の断
面図、第5図は従来構造を表わす圧縮機の側断面
図である。 1……シリンダーブロツク、1F……フロント
シリンダーブロツク、1R……リヤシリンダーブ
ロツク、2……駆動軸、2′……軸孔、3……ボ
ア、4……斜板室、5……ピストン、6……斜
板、7……ボール、8……シユー、9……吸入通
路、10F……フロントバルブプレート、10R
……リヤバルブプレート、11F,11R……吸
入口、12F,12R……吐出口、13F,13
R……吸入弁、14F,14R……吐出弁、15
F……フロントハウジング、15R……リヤハウ
ジング、16……軸受け部、17F,17R……
吸入室、18F,18R……吐出室、20……吐
出フランジ、20F,20R……吐出通路、21
……連結口、22……凹所、22′……通気孔、
23……締付けボルト、24……スプール、25
……圧力作用室、26……リテーナー、27……
ボルト、28……ばね、29……弁座、30……
逆止弁、30a……ヘツド部、30b……ロツド
部、31……スリーブ、31a……収納凹所、3
1b……挿通孔、51……制御機構、52,53
……電磁弁。
Claims (1)
- フロント側若しくはリヤ側のいずれか一方の吐
出室にロード及びアンロード切り替え機構を設け
ると共に両吐出室より延設する吐出通路の先端部
を吐出フランジ内において連通する如く設け、ロ
ード及びアンロード切り替え機構を具備する側の
吐出室より延設する吐出通路内に、吐出ガス圧力
によつて該吐出通路の開閉を行なう逆止弁を同吐
出ガスの送り方向と対向させて上下方向に進退自
在に設けて成る圧縮機において、上記逆止弁の開
放時に同逆止弁のヘツド部を後背面より囲繞する
収納凹所を前記吐出通路の逆止弁保持部に下向き
に開口させて設けたことを特徴とする圧縮機にお
ける吐出通路開閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20254182U JPS59107080U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 圧縮機における吐出通路開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20254182U JPS59107080U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 圧縮機における吐出通路開閉機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59107080U JPS59107080U (ja) | 1984-07-19 |
| JPH0212313Y2 true JPH0212313Y2 (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=30428009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20254182U Granted JPS59107080U (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | 圧縮機における吐出通路開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59107080U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5773877A (en) * | 1980-10-27 | 1982-05-08 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | Variable capacity compressor |
-
1982
- 1982-12-30 JP JP20254182U patent/JPS59107080U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59107080U (ja) | 1984-07-19 |
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