JPH02124986A - ポリオレフィン系樹脂用酸硬化型被覆組成物 - Google Patents

ポリオレフィン系樹脂用酸硬化型被覆組成物

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JPH02124986A
JPH02124986A JP27734488A JP27734488A JPH02124986A JP H02124986 A JPH02124986 A JP H02124986A JP 27734488 A JP27734488 A JP 27734488A JP 27734488 A JP27734488 A JP 27734488A JP H02124986 A JPH02124986 A JP H02124986A
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polyolefin
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浦田 啓司
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白井 孝行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリオレフィン系樹脂、例えばポリプロピレン
ホモポリマー、エチレン−プロピレン共重合物、エチレ
ン−プロピレン−ジエン共重合物などの保護または美粧
を目的として用いられる被覆組成物に関し、更に詳しく
はポリオレフィン系樹脂のシート、フィルムおよび成型
物に上塗り塗装または下塗り塗装して、付着性、耐候性
、耐湿性、耐溶剤性、外観などの優れた塗膜を与えるポ
リオレフィン系樹脂用の酸硬化型被覆組成物に関するも
のである。
〔従来の技術〕
ポリオレフィン系樹脂は、優れた性質、例えば耐薬品性
、耐オゾン性、耐熱性、良好な電気特性などを有し、軽
量で価格も安いため家庭電化製品を始めとして自動車部
品など、工業材料として広範囲に使用されており、将来
その需要の伸びが最も期待されている材料の一つである
。
しかしこのような特徴を有していながら、例えば自動車
部品に関していえば、省エネルギーという観点から各種
プラスチック使用による軽量化が行われ、年々その使用
量が増大しているにもかかわらずポリオレフィン系樹脂
の使用は一部にとどまっている。その汎用化を妨げてい
る原因の一つに、ポリオレフィン系樹脂が無極性でかつ
結晶性であるため、塗装や接着が困難であることがあげ
られる。ポリオレフィン系樹脂への印刷または接着は、
従来から例えばコロナ放電などの処理によって付着性を
改良しているが、これらの方法は複雑な表面を有する成
型物に対して均一に処理が行えないという欠点がある。
それ故にこれらの前処理なしに塗装する方法として、ポ
リオレフィン系樹脂に付着性の良いブライマー組成物が
種々提案されている。
例えば特公昭49−18089号、゛特公昭49−52
14号で示されている環化ゴム、芳香族石油樹脂、油溶
性フェノール樹脂、クマロンインデン樹脂および塩素化
ポリオレフィンよりなるプライマー組成物などがその例
である。しかしこれらはポリオレフィン系樹脂との付着
性は良好であっても上塗り塗料との付着性が不十分であ
ったり、ポリオレフィン系樹脂と上塗り塗料との両方に
良好な付着性を示しても、耐溶剤性が悪いという欠点を
有している。ことに近年、自動車、オートバイなど屋外
で使用される塗装物においては、より強固な付着性、耐
候性に加え、耐ガソリン性のある被覆組成物が求められ
るようになった。これらについては、特開昭56−50
971号に見られるような、塩素化ポリオレフィンと塩
基性窒素含有アクリル系単量体および他のアクリル系単
量体を共重合したものに硬化剤としてエポキシ樹脂を配
合したものや、特開昭59−75958号、特開昭60
−223831号に見られるような、カルボキシル化し
た塩素化ポリオレフィンに第三級アミン類を促進剤とし
て添加し、エポキシ樹脂を硬化剤として用いるもの、お
よび特開昭62−18434号に見られるような、塩素
化ポリジエンと塩素化ポリオレフィンおよび水酸基含有
アクリル系単量体を共重合したものに硬化剤としてポリ
イソシアネートを配合したもの等が提案されている。こ
れらはポリオレフィン系樹脂に対する付着性や耐溶剤性
、その他の諸物性は確かに優れているが、主剤と硬化剤
を使用直前に混合して用いる2液硬化型の組成物である
ため、硬化剤を添加した時点から硬化反応がある程度進
行して塗工が困難になるまでの時間、いわゆるポットラ
イフを有し、作業時間上大きな制約を受けるという欠点
を持つものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
組成物がポットライフを有することによる欠点は、作業
時間上大きな制約を受けるだけでなく、例えば塗装や印
刷が終了した時点で残余の組成物は硬化する前に廃棄さ
れなければならないし、塗装や印刷の装置およびライ°
ンを完全に洗浄する必要が生ずる。
本発明はポリオレフィン系樹脂に対し、優れた付着性、
耐候性、耐湿性、外観などに加え、優れた耐溶剤性を有
し、かっ2液硬化型の組成物が持つ欠点を改良した1液
で取り扱うことのできる、ポットライフを有しない、新
規で有用な酸硬化型の被覆組成物を提供するものである
。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は上記のような問題を解決するため、ヒドロ
キシル基を含有する樹脂とアルキルエーテル化アミノ樹
脂が酸性触媒の存在下で、常温では反応が進行せず、約
60℃以上に加熱することにより反応が進行し、硬化樹
脂を形成することに着目し、ポリオレフィン系樹脂との
付着性が良好なヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィ
ン95〜10重量%に対しアルキルエーテル化アミノ樹
脂5〜90重量%および酸性触媒から成る酸硬化型の被
覆組成物が、ポリオレフィン系樹脂に対し付着性、耐候
性、耐湿性、外観、耐溶剤性などの優れた諸物性を示す
ばかりでなく、約60℃以下で取り扱う限り硬化反応が
進行せず、ポットライフが存在しないことを見出し本発
明を成すに至った。
本発明に用いられるヒドロキシル基含有塩素化ポリオレ
フィンはポリオレフィン系樹脂、例えば結晶性ポリプロ
ピレン、非結晶性ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポ
リベンテン−1,4−メチルペンテン−1、低密度また
は高密度ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体
などを単独または2種以上混合し、塩素化溶媒中に分散
または溶解し、ラジカル発生剤の存在下または紫外線の
照射下において50〜120℃の温度で塩素ガスを吹込
み得られた塩素化ポリオレフィンを、更にラジカル発生
剤の存在下で、全部または1部がヒドロキシル基を含有
するアクリル系単量体と反応させて得られる。また、塩
素化ポリオレフィンとアクリル系単量体とのグラフト反
応を円滑に行うため、ポリオレフィンの塩素吹込み中に
空気、酸素、ボゾンより選ばれた少なくとも1種を同時
に吹込み塩素化ポリオレフィンを酸化変性する処方は本
発明品を合成する上で望ましい。
かかるヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィンの製造
方法は、本出願人が既に提案した特開昭48−1028
92号および特公昭51−24318号に詳細に記され
ている。
また、本発明でヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィ
ンとして用いられる不飽和ポリカルボン酸またはその酸
無水物で変性されたヒドロキシル基含有塩素化ポリオレ
フィンは、前記した原料のポリオレフィン系樹脂を熱溶
融し、回分式あるいは連続式で、ラジカル発生剤の存在
下に不飽和ポリカルボン酸またはその酸無水物で変性し
た後、前記と同様に塩素化溶媒中で塩素化し、更にラジ
カル発生剤の存在下で、全部または1部がヒドロキシル
基を含有するアクリル系単量体と反応させて得られる。
変性反応に用いられる不飽和ポリカルボン酸またはその
酸無水物としては、例えば、マレイン酸、無水マレイン
酸、シトラコン酸、無水シトラコン酸、フマル酸、メサ
コン酸、イタコン酸、無水イタコン酸、アコニット酸、
無水アコニット酸等がある。また、変性反応に用いられ
るラジカル発生剤としては、例えば、ジー1e+1−ブ
チルパーオキシド、terl−ブチルヒドロパーオキシ
ド、ジクミルパーオキシド、ベンゾイルパーオキシド、
tell−ブチルパーオキシドベンゾエート、メチルエ
チルケトンパーオキシド、ジーter+−ブチルシバー
フタレイトのようなパーオキシド類や、アゾビスイソブ
チロニトリル、アゾビスイソプロピオニトリルなどのア
ゾニトリル類がある。
本発明に用いられるヒドロキシル基を含有するアクリル
系単量体としては、例えば、アクリル酸2−ヒドロキシ
エチル、メタクリル酸2−ヒドロキシルエチル、アクリ
ル酸2−ヒドロキシルプロピル、メタクリル酸2−ヒド
ロキシルプ口ピルなどがあり、その他のアクリル系単量
体としては、例えば、アクリル酸、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸
グリシジル、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル
酸イソブチル、メタクリル酸1−ブチル、メタクリン酸
2−エチルヘキシル、メタクリン酸ラウリル、メタクリ
ル酸グレシジルなどがある。
本発明に用いられるアルキルエーテル化アミノ樹脂は尿
素、メラミン、ベンゾグアナミンなどのアミノ化合物と
ホルムアルデヒドを反応させてメチロール化した後、メ
タノールやブタノールのような低級アルコールでエーテ
ル化することによって得られる。
例えば、n−ブチルエーテル化尿素樹脂、イソブチルエ
ーテル化尿素樹脂、メチルエーテル化メラミン樹脂、n
−ブチルエーテル化メラミン樹脂、n−ブチルエーテル
化ベンゾグアナミン樹脂などがそれである。
本発明に用いられる酸素触媒はヒドロキシル基含有塩素
化ポリオレフィンとアルキルエーテル化アミノ樹脂との
反応を促進させるもので、塩酸、硝酸、リン酸および有
機酸など酸性を示すものであればすべて使用できる。
例えば、塩酸のアルコール溶液、塩化アンモノのような
強酸の塩類、リン酸モノブチルのようなリン酸エステル
類、p−トルエンスルホン酸のような有機スルホン酸類
などで、これらを単独または2種以上組合せて使用でき
る。
本発明組成物の樹脂分は既述のヒドロキシル基含有塩素
化ポリオレフィンとアルキルエーテル化アミノ樹脂であ
り、アルキルエーテル化アミノ樹脂の割合が5重量%未
満であると架橋密度が低いので充分な性能の塗膜が得ら
れない。
また90重量%を超すと塗膜の乾燥性やポリオレフィン
系樹脂との付着性が悪くなる。そのため樹脂分に占める
アルキルエーテル化アミノ樹脂の割合は通常5〜90重
量%であり、好ましくは10〜80重量%の範囲である
。
本発明に用いられるヒドロキシル基含有塩素化ポリオレ
フィンの塩素含有量は5〜50重量%の間で使用するこ
とができ、好ましくは10〜45重量%である。塩素含
有量が低すぎると溶液状態が悪(なり、塩素含有量が高
すぎるとポリオレフィン系樹脂との付着性が悪くなる。
本発明に用いられるヒドロキシル基含有塩素化ポリオレ
フィンが不飽和ポリカルボン酸またはその酸無水物で変
性されることによる利点は、該組成物を下塗り塗料とし
て用いた場合、上塗り塗料との付着性が改良される。
また、ヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィンとアル
キルエーテル化アミノ樹脂の反応促進に用いる酸触媒の
量を減することができるなどである。この場合、不飽和
ポリカルボン酸またはその酸無水物で変性したポリオレ
フィンのケン化価は少なくとも6以上で、好ましくは1
1)〜60である。ケン化価が低すぎると上塗り塗料と
の付着性はあまり改良されないし、酸触媒としての効果
が少い。またケン化価が高すぎるとポリオレフィン系樹
脂との付着性が悪くなり、また塗膜の耐湿性や耐水性が
低下する。
本発明の組成物に用いられる溶剤は主としてアルコール
類と芳香族炭化水素系溶剤の混合溶剤が最も好ましい。
アルコール類はメタノール、エタノール、イソプロパツ
ール、ブタノールなどで、芳香族炭化水素系溶剤として
はトルエン、キシレンなどがある。その他にシクロヘキ
サン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサンな
どの飽和環状炭化水素系溶剤も良溶剤である。
また、エステル系溶剤、ケトン系溶剤などを一部混合し
て使用しても差しつかえない。
〔作 用〕
本発明の特徴とするところは、ヒドロキシル基含有塩素
化ポリオレフィンとアルキルエーテル化アミノ樹脂およ
び酸性触媒から成る酸硬化型被覆組成物が、本来付着困
難なポリオレフィン系樹脂に対して適用でき、しかも1
液で取り扱うことが可能で、2液硬化タイプの組成物が
あわせ持つ欠点、 例えば主剤と硬化剤を混合した時点から反応が進行する
ことにより(1)作業時間に大きな制約が加わる。(2
)塗装や印刷が終了した時点で残余の組成物を廃棄しな
ければならない。(3)使用した装置やラインを完全に
洗浄しておく必要がある。など作業上、省資源、省エネ
ルギー上の問題が解決できることにある。
本発明に係る組成物はそのままコーティングして用いて
もよいが顔料やその他の添加剤を加え塗料やインキとし
て使用することができる。
また該組成物はそれだけでバランスの取れた塗膜物性を
示すが、必要であれば環化ゴム、石油樹脂、アクリル樹
脂、アルキッド樹脂などを更に添加して用いても差しつ
かえない。
本発明に係る組成物はポリオレフィン系樹脂のシートや
フィルムおよび成型物に塗装し、室温で自然乾燥した後
、60℃以上の温度好ましくは80℃以上の温度で焼付
けることによりワンコート仕上げの硬化塗膜が得られる
。得られた塗膜は付着性、耐候性、耐水性、耐湿性、耐
溶剤性などの諸物性に優れ、ポリオレフィン系樹脂だけ
でなく、他のプラスチック類や木材、鉄鋼、コンクリー
トなどの基材に対しても適用できる。
また、本発明に係る組成物はポリオレフィン系樹脂の下
塗り塗料としても用いることができる。この除用いる上
塗り塗料としては、既存の塗料、例えばメラミン樹脂系
塗料、エポキシ樹脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、ウレ
タン樹脂系塗料、アルキッド樹脂系塗料などが適してお
り、従来の下塗り剤を使用した塗膜に比較し、耐ガソリ
ン性、耐水性、耐湿性、耐薬品性、耐屈曲性、耐衝撃性
などに優れ、かつ基材と上塗り塗料の両方に強力な付着
性を示す。
〔実施例および発明の効果〕
次に本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発
明はこれに限定されるものではない。
製造例−1 JIS−に675gに準じて測定したメ°ルトフローイ
ンデックスが1.5のアイソタクチックポリプロピレン
3kgを四塩化炭素701に加圧下で均一に溶解し、1
00〜110℃の温度で紫外線を照射しつつ塩素化を行
い、塩素化度約10%に達した時、塩素/酸素容積比が
4515.5となる混合ガスを吹込み酸化処理を行いつ
つ塩素含有量が27重量%になるまで塩素化を行った。
反応終了後、溶媒の四塩化炭素はエバポレーターで留去
し、トルエンで置換し、不揮発分20重量%のトルエン
溶液を得た。次に該トルエン溶液1000gを、攪拌器
と滴下ロートと溶剤及びモノマーを還流するための冷却
管を取り付けた三ツロフラスコ中に入れ、70〜80℃
に保温した。ベンゾイルパーオキサイドを2g添加し、
約30分間攪拌しつつ窒素ガス置換を行った後、メタク
リル酸2−ヒドロキシルエチル30gを滴下ロートより
約2時間で逐次添加し、約3時間グラフト重合を行い、
ヒドロキシル基含有塩素化ポリプロピレンを得た。
製造例−2 180℃における溶融粘度が約26QOCPSであるア
イソタクチックポリプロピレン500gを、攪拌器と滴
下ロートとモノマーを還流するための冷却管を取り付け
た三ツロフラスコ中に入れ、180℃で一定に保たれた
油浴中で完全に溶融した。フラスコ内の窒素置換を約1
0分間行った後、攪拌を行いながら無水マレイン20g
を約5分間かけて投入し、次にジー1e+l−ブチルパ
ーオキシド2gを10m1のへブタンに溶解し、滴下ロ
ートより約30分間かけて投入した。このとき系内は1
80℃に保たれ、さらに約1時間反応を継続した後、ア
スピレータ−でフラスコ内を減圧しながら約30分かけ
て未反応の無水マレイン酸を取り除いた。この生成物の
ケン化価は26であった。次にこの生成物をグラスライ
ニングされた反応釜に500g投入し、101の四酸化
炭素を加え、2 kg / alの圧力下に110℃で
十分に溶解した後、紫外線を照射しつつ、塩素含有量が
25重量%になるまで塩素ガスを吹込んだ。反応終了後
、溶媒である四塩化炭素はエバポレーダーで留去し、ト
ルエンで置換し、無水マレイン酸で変性した塩素化ポリ
プロピレンの20重量%トルエン溶液を得た。
製造例−3 製造例−2で得た無水マレイン酸変性塩素化ポリプロピ
レン(20重量%トルエン溶液) 1000gを製造例
−1と同じ装備の三ツロフラスコ中に入れ、ベンゾイル
パーオキシド2g1メタクリル酸2−ヒドロキシルエチ
ル40gを用い、製造例−1と同様な方法でグラフト重
合を行い、無水マレイン酸で変性したヒドロキシル基含
有塩素化ポリプロピレンを得た。
製造例−4 製造例−2で得た無水マレイン酸変性塩素化ポリプロピ
レン(20重量%トルエン溶液) 1000gを製造例
−1と同じ装備の三ツロフラスコ中に入れ、ベンゾイル
パーオキサイド2g1メタクリル酸2−ヒドロキシルエ
チル20g1メタクリル酸メチル20gを用い、製造例
−1と同様な方法でグラフト重合を行い、無水マレイン
酸で変性したヒドロキシル基含有塩素化ポリプロピレン
を得た。
実施例−1 製造例−1で得たヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフ
ィン100重量部とスーパーベッカミンL−127−6
0(大日本インキ化学工業株式会社製、n−ブチルエー
テル化メラミン樹脂、不揮発分60%)16重量部及び
酸触媒としてP−)ルエンスルホン酸/36%塩酸/イ
ソプロパツール=IO/Ill/80(重量比)の溶液
を20重量部混合し、完全に密閉した容器に入れ、40
℃の雰囲気に貯蔵して経時的な粘度変化を見た。結果を
表−1に示す。
実施例−2 製造例−3で得た無水マレイン酸で変性したヒドロキシ
ル基含有塩素化ポリプロピレン1[10重量部とメラン
220(日立化成工業株式会社製、n−ブチルエーテル
化メラミン樹脂、不揮発分70%)22重量部及び実施
例−1の酸触媒を10重量部混合し、実施例−1と同様
な方法で貯蔵し、経時的な粘度変化を見た。結果を表−
1に示す。
実施例−3 製造例−4で得た無水マレイン酸で変性したヒドロキシ
ル基含有塩素化ポリプロピレン100重量部とメラン1
1(日立化成工業株式会社製、ブチルエーテル化尿素樹
脂、不揮発分60%)17重量部及び実施例−1の酸触
媒を10重量部混合し、実施例−1と同様な方法で貯蔵
し、経時的な粘度変化を見た。結果を表−1に示す。
比較例−1 製造例−2で得た無水マレイン酸変性塩素化ポリプロピ
レン100重量部と硬化剤としてエポ)−トY)l−3
(10(、東部化成株式会社製、3官能エポキシ樹脂)
2重量部及び3級アミン系触媒としてDBU  [サン
アプ口株式会社製、1.8−ジアザ−ビシクロ(5,4
,Q)ウンデセン−7]0.2重量部を混合し、実施例
−1と同様な方法で貯蔵し、経時的な粘度変化を見た。
結果を表−1に示す。
比較例−2 製造例−2で得た無水マレイン酸で変性したカルボキシ
ル基含有塩素化ポリプロピレン100重量部と硬化剤と
してスミジュールN−3200(住友バイエルウレタン
株式会社製、ポリイソシアート)6重量部を混合し、実
施例−1と同様な方法で貯蔵し、経時的な粘度変化を見
た。結果を表−1に示す。
表−140℃で貯蔵したフェスの経時粘度粘度測定はB
型粘度計を使用した。測定温度は25℃表中の単位はセ
ンチボイズ(C,P) 表−1かられかるように実施例−1,2,3の酸硬化型
被覆組成物は40℃で1ケ月間貯蔵してもフェスの増粘
はほとんど見られないが、比較例−1,2の硬化剤を用
いた2液硬化型の組成物は経時的に増粘し、数日でゲル
化に達し、作業が困難になる。このことより本発明品が
作業上非常に有利であることがわかる。
実施例−4 製造例−1で得たヒドロキシル基含有塩素化ポリプロピ
レン100重量部とスーパーベッカミンL−127−6
0を16重量部及び二酸化チタン20重量部を混合し、
サンドミルで1時間顔料分散させた後、実施例−1の酸
触媒を20重量部加え、トルエン/イソプロパツール=
9515(重量比)の混合溶剤で適当な粘度に希釈して
膜層が40〜50μになるようポリプロピレン板(2X
5X80ffII11)にスプレー塗装した。約20分
間室温で乾燥した後、110℃で30分間強制乾燥し、
24時間室内に静置した後、塗膜の試験を行った。結果
を表−2に示す。
実施例−5 製造例−3で得た無水マレイン酸で変性したヒドロキシ
ル基含有塩素化ポリプロピレン1[10重量部とメラン
220を22重量部及び二酸化チタン25重量部を混合
し、実施例−4と同様に顔料分散を行い、実施例−1の
酸触媒を10重量部加え、実施例−4と同様な方法で塗
装板を作製し、塗膜の試験を行った。結果を表−2に示
す。
実施例−6 製造例−4で得た無水マレイン酸で変性したヒドロキシ
ル基含有塩素化ポリプロピレン100重量部とメラン1
1の17重量部及び二酸化チタン25重量部を混合し、
実施例−4と同様に顔料分散を行い、実施例−1の酸触
媒を10重量部加え、実施例−4と同様な方法で塗装板
を作製し、塗膜の試験を行った。結果を表−2に示す。
比較例−3 製造例−2で得た無水マレイン酸塩素化ポリプロピレン
100重量部と二酸化チタン12重量部を混合し、実施
例−4と同様に顔料分散及び塗装板を作製し、 塗膜の試験を行った。
結果を表 2に示す。
表−2 塗 膜 試 験 結 果 試験方法 付  着 性:塗面上に1−間隔で素地に達す る100個のゴバン目を作り、そ の上にセロファン粘着テープを 密着させて180°方向に引きは がし、残存するゴバン目の数を 調べた。
耐ガソリン性;塗面上に素地に達するスクラッチ(×印
)を入れ、25℃に於い てレギュラーガソリンに2時間 浸漬し塗膜の状態を調べた。
性:1/2φインチマンドレルで 1800折り曲げ、塗膜の状態を 調べた。
性;デュポン式衝撃試験器で、撃芯 1/2φインチ、荷重500gを使 用し、表打ちの場合50anより落 下、裏打ちの場合250より落下 させた。
性=50℃の温水に240時間浸漬し、曲 撃 水 屈 衝 塗膜の状態を調べた。
耐 湿 性:50℃で相対温度98部゛以上の雰囲気に
240時間放置し、塗膜の状 態を調べた。
表−2の塗膜試験結果より、実施例−4,5゜6の酸硬
化型被覆組成物は架橋による塗膜物性の向上が耐ガソリ
ン性、耐水性、耐湿性などに見られるが、比較例−3の
場合硬化型の被覆組成物でないためこれらの物性が劣り
、非常に優位な差が表われる。
実施例−7 製造例−4で得た無水マレイン酸で変性したヒドロキシ
ル基含有塩素化ポリプロピレン100重量部とスーパー
ベッカミンL−105−60(大日本インキ化学工業株
式会社製、メチルエーテル化メラミン樹脂、不揮発分6
0%)17重量部及び実施例−1の酸触媒を10重量部
混合し、実施例−4の混合溶剤で適当な粘度に希釈して
、ポリプロピレン板に膜厚が5〜10μになるようスプ
レー塗装した。約20分室温で乾燥した後、低温焼付型
メラミン塗料(関西ペイント株式会社製)を膜厚30〜
40μになるようスプレー塗装し、約20分間室温乾燥
した後、100℃で30分間強制乾燥し、さらに24時
間室内に静置後、塗膜の試験を行った。得られた塗膜は
、耐ガソリン性、耐屈曲性、耐衝撃性、耐湿性、耐水性
などに優れ、また付着性も極めて良好であり、本発明品
がポリオレフィン系樹脂を塗装する場合のプライマーと
して使用可能であることがわかる。
手続補正書 (自 発) 平成元年2月14日 1゜ 事件の表示 昭和63年 特許願 第277344号2゜ 発明の名称 ポリオレフィン系樹脂用酸硬化型被覆組成物3゜ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所   東京都千代田区丸の内−丁目4番5号名 
称   (234)山陽国策パルプ株式会社4゜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィン95〜
    10重量%、アルキルエーテル化アミノ樹脂5〜90重
    量%および酸性触媒から成るポリオレフィン系樹脂用酸
    硬化型被覆組成物。
  2. (2)ヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィンが不飽
    和ポリカルボン酸またはその酸無水物で変性されたもの
    である請求項1記載の酸硬化型被覆組成物。
  3. (3)ヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィンが、ポ
    リオレフィンを塩素化した後、ラジカル発生剤の存在下
    で、全部または1部がヒドロキシル基を含有するアクリ
    ル系単量体と反応させて得られる反応物である請求項1
    記載の酸硬化型被覆組成物。
  4. (4)ヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィンがポリ
    オレフィンを不飽和ポリカルボン酸もしくはその酸無水
    物からなる群から選ばれた1種あるいは2種以上の化合
    物で、ケン化価が6〜60になるように変性し、さらに
    塩素化した後、ラジカル発生剤の存在下で、全部または
    1部がヒドロキシル基を有するアクリル系単量体と反応
    させて得られる反応物である請求項1記載の酸硬化型被
    覆組成物。
  5. (5)ヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィンが請求
    項3記載の反応物と請求項4記載の反応物とを併用した
    ものである請求項1記載の酸硬化型被覆組成物。
  6. (6)ヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィンの塩素
    含有量が5〜50重量%である請求項1記載の酸硬化型
    被覆組成物。
  7. (7)アルキルエーテル化アミノ樹脂がアルキルエーテ
    ル化尿素樹脂および/またはアルキルエーテル化メラミ
    ン樹脂ないしはアルキルエーテル化ベンゾグアナミン樹
    脂である請求項1記載の酸硬化型被覆組成物。
  8. (8)ヒドロキシル基含有塩素化ポリオレフィンとアル
    キルエーテル化アミノ樹脂と酸性触媒とを混合すること
    を特徴とする約60℃以下では硬化反応が進行しないポ
    リオレフィン系樹脂用酸硬化型被覆組成物の製法。
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