JPH02127552A - 銀面用湿式積層不織布及びその製造方法 - Google Patents

銀面用湿式積層不織布及びその製造方法

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JPH02127552A
JPH02127552A JP63273202A JP27320288A JPH02127552A JP H02127552 A JPH02127552 A JP H02127552A JP 63273202 A JP63273202 A JP 63273202A JP 27320288 A JP27320288 A JP 27320288A JP H02127552 A JPH02127552 A JP H02127552A
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fibers
short
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後藤 文悟
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銀面用湿式積層不織布及びその製造方法に関す
る。より詳しくは、柔軟にして高い剥離強度、引裂強度
等を示し且つ銀面形成性に優れた銀面用湿式積層不織布
及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、不織布はその優れた性能と高生産性の特徴を生か
して、従来の編織物等の代替用途あるいはwAv&物等
では対応できない機能的用途等に用いられ、著しい発展
を示している。不織布には種々の種類が知られているが
、代表的なものとしては、スパンポンド法、フラッシュ
紡糸法等の繊維形成性高分子重合体を直接紡糸すると同
時に空気、ガス等でフィラメントを牽引し集積して得ら
れる長繊維乾式不織布、メルトブローイング法によって
得られる比較的長い繊維長の短繊維乾式不織布、短繊維
をカーデイングした後クロスレイヤー、エアーレイヤー
等でシート化し目的に応じてニードルパンチや接着剤、
熱融着繊維等で接合して得られる短繊維乾式不織布、お
よび抄造法によって得られる湿式不織布等が知られてい
る。更に、これらの不織布を加工し銀面用基体に適用し
ようとする試みも多数提案されている。例えば、特開昭
58−13785号公報では、メルトブローウェブの三
次元交絡不織布に高分子弾性体を含浸固化したものを銀
面用基体とする事が提案されている。又、特開昭56−
43479号公報、56−43480号公報では極細繊
維束がニードルパンチにより絡合された短繊維乾式不織
布にポリウレタンエラストマーを主体とする多孔質重合
体を含浸した基体に銀面加工する事が提案されている。
しかしながら、この種の不織布自体では引張強度、引裂
強度、剥離強度面で銀面用の基体としては充分で無く、
これを補う為にどうしてもポリウレタンエラストマー等
の高分子弾性体を大量に含浸する必要があり、この場合
どうしても風合が硬くなったり、ゴム状反ta感が強調
されるという欠点があった。
一方、湿式不織布は極めて短かい繊維を水中に分散させ
てシート形成する為に乾式不織布に比べ比較にならない
程均−性が良いという特徴を有する。しかしながら、水
中に繊維を均一に分散させる為には繊維長は一般に3〜
71程度の極めて短かい長さが要求される為、この方法
で得られた不織布は極めて強度が小さく、用途も余り強
度の要求されない分野に限定されている。しかし特公昭
52−107368号公報には、抄造法で得られたシー
トの間に編織物等の補強材を挿入し、高圧水流等により
一体交絡させた不織布が開示されている。この場合引張
強度、引裂強度等の機械強度は編織物の依存する為、編
織物を適宜選択する事によって銀面用基体に要求される
強度を付与する事が可能であるが、しかし、挿入される
編織物と抄造短繊維との絡合には限度が有り充分な剥離
強度を得る事が出来ず、この場合も他の不織布同様高分
子弾性体を含浸する事で剥離強度を確保せざるを得ない
。そのために風合硬化は避けられないという欠点を有し
ていた。この様に従来、編織物に替わる銀面用基体とし
ては不織布に高分子弾性体を含浸し補強したものが使用
されるのが普通であり、不織布自体で均一性に優れ、各
種機械強度が大きく、かつソフトな風合と良好な銀面形
成性を兼ね備えたものは未だ無いのが現状であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、湿式不織布において、その優れた均一性とい
った特徴を生しながら、その欠点である強度が弱い点を
克服し、且−つ高分子弾性体等を含浸せずに又は極少量
を付着するのみで充分な剥離強度等の物性を充足し且つ
極めて柔軟な風合と良好な銀面形成性を有する新規な銀
面用湿式積層不織布とその製造方法を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記課題について鋭意検討し本発明に到
達した。すなわち本発明の前述の目的は、平均単繊維繊
度0.5デニール以下の極細短繊維が三次元交絡した不
織布層(A)と下記(11式、(2)式を共に満たす短
繊維が三次元交絡した不織布層fB)からなる積層不織
布であって、前記不織布層(A)と(8)はその各々の
層を構成する短繊維1部同士の相互の交絡により一体に
結合されており、少く兵事織布層(8)を構成する短繊
維の繊維交絡点間距離が300μ以下である銀面用湿式
積層不織布によって達成される。
短繊維の単糸の直径:D 短繊維の繊維長  :L (1)式−一−−−−−7μ階≦D≦25μm(2)弐
……0.8× 10’≦L/D≦2.0X10’前記本
発明による銀面用湿式積層不織布を得るための不織布の
製造方法は平均単繊維繊度0.5デニール以下の極細短
繊維から抄造法により得たシートの片面に、下記(1)
式、(2)式を共に満たす短繊維から得た抄造シート又
は該短繊維と前記極細短繊維の混合された抄造シートを
積層し、次いで高速流伴流を積層シートの両面から交互
に処理することにより、前記二種の短繊維同士及び相互
に三次元交絡させることを特徴とする。
なお短繊維といえば通常1本の繊維を示す。しかし不織
布に関連する技術分野では複数本の短繊維の集束体を単
に短繊維と総称する場合がある。
そこで本明細書では特にその差を明確にする必要がある
場合には1本の繊維の場合「短繊維の単糸」又は「単糸
Jと称する。
本発明の銀面用湿式積層不織布に於いて、不織布層(A
)を構成する繊維は、平均単繊維繊度が0.5デニール
以下の極細繊維が必要である。0.5デニール越える繊
維の場合は表面が疎で荒く平滑にならない為、該表面に
直接高分子弾性体の非多孔膜をコーティングして銀面を
形成したり、或は該表面に湿式凝固等による発泡層を形
成し、その上りこ非多孔層を積層する方法で銀面を形成
したりした場合でも、均一で平滑な銀面表面は得られず
、表面の凹凸いわゆる「あらび」という欠点を発生し好
しくない。即ち、均一で優美な銀面を形成する為にはそ
の表面が平滑で緻密な層から成る必要があるのであり、
これを達成する為に、不織布層(A)は0.5デニール
以下の繊維を用いる事を必要とし、ナイロン6、ナイロ
ン66などのポリアミド繊維及びポリエチレンテレフタ
レート繊維が好適に用いられる。これ以外に、ポリブチ
レンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、
レーヨン、アクリル繊維であっても、前記平均単繊維の
条件をみたす限り本発明の不織布N(A)用の繊維とし
て用いることが出来る。次に本発明の銀面用湿式積層不
織布に於ける不織布層(8)は該不織布の引張強度、引
裂強度等の機械強度発現に寄与するものであるので、そ
の不織布層(8)を構成する繊維は単糸直径が7〜25
μm、繊維長しと単糸直径りとの比L/Dカ0.8 X
IO’ 〜2. OXl03(7)ニーM)要素を共に
満たすことが必要である。単糸直径が7μ閘未満である
と、L/Dが前記の範囲であっても、単糸強力が余りに
も低い為に、特に引張強度、引裂強度等の強力が低く高
強度が得られない。銀面用基体に求められる単糸直径が
25μmを超えると、L/Dが本発明の範囲であっても
余りに繊維が太い為に不織布の表面の均一性、緻密さが
失なわれ、風合も硬くなり、本発明の目的を達すること
が出来ない。単糸直径の好ましい範囲は強度、(均一性
)柔軟性の点からみて7〜25μmである。
次に、繊維のL/Dは前記の繊維直径の範囲内で0.8
X10’〜2.0X103である必要がある。繊維のL
/Dは、繊維同士の交絡のしやすさと重要な関係がある
ことが本発明者らの検討により見い出され、L/Dが0
.8X103未満である場合、及び2.0X103を超
える場合はいずれも目的とする不織布強度が得られず、
本発明の0.8X10’〜2.0X103の範囲で始め
て実用的な高強度が得られる。この驚くべき事実は次の
様に推定される。
即ち、繊維の柱状水流等による動き易さはL/Dが小さ
い、即ち太く短かい程大きく、繊維相互の絡みは大きく
なる。一方、繊維間相互の接触点の数は繊維が細く長い
、即ちL/Dが大きい程多くなる。しかしながらL/D
が大きすぎると交絡時に於ける繊維の動きが抑制され繊
維相互の絡みは逆に小さくなる。したがって繊維同士の
交絡密度が最大になる最適範囲のL/Dが存在し、この
範囲がo、5xto’〜2.0X10”であると理解さ
れる。
本発明の銀面用積層28式不織布は均一で「あらび」等
の欠点の生じない銀面層を形成する為に構成繊維が0.
5デニール以下の極細短繊維が三次元交絡した不織布層
(A)と高分子弾性体の接合剤を含浸する事なしに充分
に強い強度の発現に寄与する為に上記の特定された繊維
直径、L/Dを有する短繊維が三次元交絡された不織布
層価)が積層されてなる湿式不織布であって、該不織布
層(A)と不織布層(8)はその各々の層を構成する短
繊維一部同士の三次元交絡により一体に結合されている
事が本発明の重要の構成要件である。更に、本発明の必
須の構成要件として、少く兵事織布層(日)を構成する
短繊維の繊維交絡点間路M 300μm以下の状態まで
緻密に三次元交絡していなければならない。
不織布層(A)及び不織布層(8)を構成する短繊維の
形状が本発明の構成要件を満たしていたとしても短繊維
の三次元交絡が不充分で少なく共不織布層(8)の繊維
交絡点間距離が300μmを超える様な比較的ルーズな
交絡状態は本発明の目的とする銀面用の基体として供す
るに充分な強度が得られず、本発明に含まれない。
本発明を構成する単糸の直径は、単糸の断面が円形であ
っても、非円形の種々の異形断面であっても良い。円形
の場合は直接的にその直径を測定した値でもって単糸の
直径とし、異形断面糸の場合の単糸の直径は、重量法に
よりその繊度(デニール)を測定し、このデニールを単
糸が円形と仮定した場合の下記式で得られる平均直径で
もって表わすこととする。
(ここで R=単糸の直径(μm) S=単糸を構成する高分子重合体の 密度(g/cm’) d=単糸の繊度(デニール) 一円周率          ) ここでいう繊維交絡点間距離とは、特開昭58−191
280で公知のつぎの方法で測定した値のことであり、
繊維間相互の交絡密度を示す1つの尺度として値が小さ
いほど交絡が緻密であることを示すものである。第1図
は、湿式不織布における構成繊維を平面方向に表面から
観察したときの構成繊維の拡大模式図である。構成繊維
をf、、f、、f。
・・・とし、そのうちの任意の2本の繊維f、、f2が
交絡する点をalとし、上になっている繊維f2が他の
繊維の下になる形で交差する点までたどっていき、その
交差した点をazとする。同様にa3+a4・・・とす
る。つぎにこのようにして求めた交絡点の間の直線水平
比M aI  aZ +  aZ ”3・・・を測定し
、これら多数の測定値の平均値を求めこれを繊維交絡点
間距離とする。
本発明の湿式積層不織布の不織布層(B)を構成する原
糸は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610など
のポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート等のポリエステル繊維、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン繊維、レー
ヨン等の再生セルロース繊維等が、本発明の繊維直径及
びL/Dの範囲内で好ましく用いられる。また、原糸の
ヤング率は50〜700kg/llll112、とりわ
Lt 50〜500 kg / mm ”の範囲である
ことが好ましい。700kg/mmzを超える様な高ヤ
ング率の原糸は曲げ剛性も大きく、本発明でいう交絡点
間距離300μm以下の交絡状態になる為には、大きい
交絡力(例えば非常に高い圧力の柱状水流)が必要であ
る等の問題が生ずることがある。
本発明の銀面用湿式積層不織布に於いて、不織布層(A
)を構成する極細短繊維と不織布層(8)を構成する特
定形状の短繊維の目付比率は10/90〜70/30が
好ましい。極細短繊維が10%以下になると銀面層を形
成する表面層の均一性、平滑性が充分得られず、美麗な
銀面層が得られない、一方極細短繊維が70%を超える
と、銀面用基体としての充分な引裂、引張強度を得る事
が出来ない。
本発明の湿式積層不織布はそのまま銀面用基体として用
い、不織布層(A)の表面にポリウレタン、塩化ビニー
ル、SBR,NBR,MBR等の弾性重合体の溶液、或
いはエマルジョンをグラビア、ド積層不織布はそのまま
で非常に高い引張、引裂、剥離強度を有する為、銀面層
を形成する前に接合剤としてポリウレタン等の弾性重合
体を含浸し、乾式、或は湿式凝固させ充填する必要が無
いので掻めてソフトな風合の銀面様人工皮革を得る事が
出来るが、裏面の摩耗強度や充実感の有るソフトな風合
を得る為に少量の弾性重合体を本発明の湿式積層不織布
に充填した後に銀面層を形成する事は何ら本発明を左右
するものでは無い。この場合、弾性重合体の含浸量は不
織布重量の20%以下が好ましい。
又、本発明の不織布層(B)に0.5デニール以下の極
細繊維を混合する事はより均一で緻密な不織布を得るに
好ましいが、多量に極細繊維を混合する事は強度低下を
起こし好しくない。不織布層(8)に於ける極細短繊維
の混合比率はO/100〜50150(極細短繊維/特
定形状短繊維)の範囲が好適である。
次に本発明の銀面用積層不織布の製造方法について説明
する。
まず、0.5デニール以下の極細繊維を短繊維にカット
する。カット長は水に対する均一分散性の面から単糸デ
ニールによって異なるが一般的に0.1〜0.5デニー
ルであれば3〜5關、0.1デニール以下であれば3鉗
以下の長さが選択される。
得られた極細短繊維をO,1〜3%の濃度になるよう水
に分散させスラリーを調整する。この際少量の分散剤を
加えることが好ましい。このスラリーを長網式或は丸網
式の抄造機にて抄造シートを形成する。次に単糸直径7
〜25μm 、 L/D 0.8×10′3〜2X10
’の特定の形状を持った短繊維を準備する。この繊維を
用いて上記極細短繊維と同様に抄造シートを形成する。
或は、先の極細短繊維と単糸直径7〜25μm、■、/
D O,8xlO’〜2X10”の特定形状を持った短
繊維との、混抄シートを形成する。この場合、極細短繊
維と特定形状を持った短繊維の割合は0 : 100〜
50 : 50(7)範囲テ50 : 50を越えて極
細短繊維を混抄すると不織布層(8)の短繊維の強度が
小さくなる為、積層不織布の強度発現が不充分となり引
張強度、引裂強度が低下し銀面用基体として好ましくな
い場合がある。以上の様にして得た極細短繊維の抄造シ
ートと特定形状を持った短繊維の抄造シート又は、特定
形状を持った短繊維と極細短繊維の混抄シートを積層し
高速流体流にて交絡させる。ここでいう流体とは、液体
或は気体であるが、取り扱いやすさ、コスト、流体とし
ての衝突エネルギーの大きさなどの点から水が最も好ま
しい。水を用いる場合、水圧は用いる原糸の種類及び積
層抄造シートの目付量によって異なるが、少く兵事織布
層(8)の短繊維からなる繊維層の繊維交絡点間距離3
00 p mを得る為には5〜200 kg / c+
+1、好ましくは10/80kgの範囲で積層シートの
両面から交互に衝突させる。同一原料繊維組成の場合、
低目行程水圧は低く、高目付になる程高水圧に設定すれ
ばよい。また、同一目付の場合ヤング率の高い原糸を特
定形状を有する短繊維として使用している場合にはより
高圧の水流で処理することが本発明の目的とする高強度
が得られる。水流を噴射するノズルの径は0.01〜1
朋が好ましい。水流の軌跡形状は抄造シートの進行方向
に対し平行な直線状であっても良いし、ノズルを取り付
けたヘソグーの回転運動やシートの進行方向に直角に往
復する振動運動によって得られる曲線形状であっても良
い。回転運動により得られる幾重にも重なった円形状の
水流軌跡の交絡は、ノズル1錘当りのシートに対する水
流の噴射面積が大きくなり効率的であると同時に、用途
によっては商品価値を低下させる水流軌跡の斑が見えに
くい、更には不織布の経緯の強度比が小さい等の利点が
あり好ましい。抄造シートに対する高速水流の処理回数
は目的に応して最適条件を選択すればよい。これら積層
抄造シートの柱状流処理の水圧条件は、極細短繊維同士
の三次元交絡、単糸直径7〜25μm、L/D 0.8
X10’〜2X103の特定形状短繊維同士の交絡、及
び極細繊維と特定形状短繊維の繊維眉間の交絡が達成さ
れ、主に特定形状短繊維からなる不織布層(8)の繊維
交絡点間距離が300μm以下を得る様に及び、均一性
を得る様な条件下で選択される。
〔実施例〕
以下、実施例でもって本発明をさらに詳しく説明する。
実施例中、測定値は以下の方法によって測定したもので
あり、%は全て重量%である。
1)引張強度: JTSL1096  ストリップ法2
)引裂強度: JISL1096  シングルクング法
3)剥離強度: JISK6328  ゴム引布のはく
離試験法 4)柔軟度 : JISL1096 45°カンチレバ
ー法5)1M!i維交絡点間距離:走査型電子顕微鏡で
100倍の倍率で測定し、50個 の平均値をとった。
裏旅貫土 単糸繊度0.1デニール、繊維長5鶴のポリエチレンテ
レフタレート繊維から得た100g/mの極細短繊維抄
造シートと、ナイロン6繊維の1.5デニール(13,
1,17111) 、繊維長12.5mm (L / 
D =0.95XlO″)を用い抄造した200g/m
のシートを積層し、この積層抄造シートを、ノズル径:
0.2鰭、ノズルピンチ:5關、ノズル列数18列、積
層抄造シートとノズルの間隔3ON1ノズルヘッダ回転
数: 150 rpm 、シート速度5m/分で柱状流
処理を極細短繊維側からとナイロン6繊維側からとそれ
ぞれ各1回行った。この交絡積層不織布のナイロン6繊
維の繊維交絡点間距離は100 p mであって、該不
織布の強度物性は下記の様に高い値を示した。
引張強度(タテ/ヨコ) 12.9/11.6kg/c
m引裂強度(タテ/ヨコ)5.715.2kir剥離強
度(ヨコ)    2゜l  kg/cmこの積層不織
布の極細繊維層表面に、グラビアロールにてポリブチレ
ンアジペート、P、P’ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、エチレンゲルコールの組成からなる30%ジメチ
ルホルムアミドをコーティングし、水中で凝固、ついで
乾燥した。さらにこの面にポリエチレンゲルコール、P
、P’ジフェニルメタンジイソシアネート、エチレンジ
アミンのメチルエチル千トンとイソプロピルアルコール
の混合溶媒の40%溶液をグラビアロールにてコーティ
ングし、130℃で溶媒を乾燥除去した。こうして得ら
れた銀面様シート状物はポリウレタンの銀面層の表面平
滑性を極めて良好で、風合の柔軟性に優れ、物性も下記
に示す様に例えばスポーツシューズ用にも適用し得る程
度に迄十分な強度を有していた。
引張強度(タテ/ヨコ) 25.2/ 24.5kg/
 cm引裂強度(タテ/ヨコ) 5.3 / 5.0 
kg/cm剥離強度(ヨコ)     6.5kg柔軟
度     78酊 1上1 ナイロン6繊維0.2デニール、5曹1の極細短繊維か
らなる5 0 g / mの抄造シートと、ナイロン6
6繊維の1デニール(10,7μm)、10鶴(L /
 D =0.93x 10” )の短繊維からなる抄造
シートを積層した。これを実施例1と同じ条件(水圧条
件のみ変更)で柱状流処理をし積層不織布を得た。この
積層不織布のナイロン66繊維層面から観察した繊維交
絡点間距離は90μ割であった。
又、得られた積層不織布の強度を下記に示した。
引張強度(タテ/ヨコ) 9.5 / 8.7 kg/
am引裂強度(タテ/ヨコ)3.8/3.4kg剥離強
度(ヨコ)    1.6  kgこの積層不織布のナ
イロン6極細繊維層表面に実施例1と同様にポリウレタ
ンの銀面層を形成した。得られた銀面様人工皮革の表面
は平滑で均一であると共に、極めてソフトな風合と下記
に示した物性を示し、例えば婦人靴アッパー材、及び靴
裏材として充分適用し得るものであった。
引張強度 :  17.0/15.1kg/am引裂強
度 :   4.3/4.1 kg剥離強度 :1.6
kg 柔軟度  ; 58 酊 夫施斑ユ PETo、15デニール、繊維長3flの繊維から得た
120g/rrrの抄造シートに、ナイロン6繊維1.
5デニール(13,1μIII)、繊維長12.5n(
L/D=0.95xlO’ )繊維とPETo、15デ
ニール、繊維長5龍の極細繊維を重量比N6 : PE
T=7 : 3で混合して得た250 g / mの混
抄シートを積層した。これを実施例1と同様の条件で(
水圧条件のみ変更)柱状流処理を行って積層不織布を得
た。
この積層不織布のナイロン6繊維とPET極細繊維の混
合シート層側の繊維交絡点間距離200μmであった。
又、この不織布の強度物性は下記に示した。
引張強度(タテ/ヨコ) 18.1/17.5kg/c
m引裂強度(タテ/ヨコ)7.2/6.5に+r剥離強
度(ヨコ)     2.6  kg/us更に、この
積層不織布を基体に無黄変タイプのポリウレタンエラス
トマー(「クリスボン33554大日本インキ化学工業
KK製)の10%溶液(イソプロピルアルコール/トル
エン= 1 : 1 混合溶媒)に褐色顔料を樹脂に対
して15%添加したものをグラビアロールで塗布し乾燥
した。さらに、この着色層の上に無黄変タイプのポリウ
レタンエラストマーのイソプロピルアルコール/トルエ
ン/DMF (=515/1)溶液(樹脂濃度lO%)
をグラビアコートし乾燥した。次いでエンボス加工、も
み加工を行って仕上げた。
得られた銀面用シート状物は、均一な折れシボの表面を
有し、極めて高強度の物性(下記)とソフトな風合を示
し例えば紳士靴用のアッパー材、スポーツ靴用アッパー
材として適用し得るものであった・ 引張強度(タテ/ヨコ) 30.1/28.6kg/c
+a引裂強度(タテ/ヨコ)6.315.7kg剥離強
度(ヨコ)    8.2kg 柔軟度     82重1 〔発明の効果〕 本発明の銀面用湿式積層不織布は極細短繊維層と特定さ
れた短繊維層が積層され、且つ一定の三次元交絡構造を
有しているため、従来の湿式不織布では得られなかった
非常に高い強度と柔軟な風合を有し、且つ均一で平滑な
不織布表面層を有している為、均一で「あらび」等の欠
点を生じない優れた銀面表面を形成することが出来る。
又、その不織布の剥離強度は特異的に高い為に、銀面用
基体として用いる場合、従来の不織布では必須であった
接合剤の充填を殆んど必要としないほどの優れた特徴を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の不織布の平面方向の一方の表面から観
察したときの構成繊維の拡大模式図である。 f、−f7・・・構成繊維、 a、〜a、・・・構成繊維同士の交絡点。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.平均単繊維繊度0.5デニール以下の極細短繊維が
    三次元交絡した不織布層(A)と下記(1)式、(2)
    式を共に満たす短繊維が三次元交絡した不織布層(8)
    からなる積層不織布であって、前記不織布層(A)と(
    8)はその各々の層を構成する短繊維の1部同士の相互
    の交絡により一体に結合されており、少く共不織布層(
    B)を構成する短繊維の繊維交絡点間距離が300μm
    以下である銀面用湿式積層不織布。 短繊維の単糸の直径:D 短繊維の繊維長:L (1)式………7μm≦D≦25μm
  2. (2)式……0.8×10^3≦L/D≦2.0×10
    ^32.平均単繊維繊度0.5デニール以下の極細短繊
    維から抄造法により得たシートの片面に、下記(1)式
    、(2)式を共に満たす短繊維から得た抄造シート又は
    該短繊維と前記極細短繊維の混合された抄造シートを積
    層し、次いで高速流体流を積層シートの両面から交互に
    処理することにより、前記二種の短繊維同士及び相互に
    三次元交絡させることを特徴とする銀面用湿式積層不織
    布の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04136295A (ja) * 1990-09-21 1992-05-11 Kuraray Co Ltd 嵩高性不織布およびその製造法
JPH04185793A (ja) * 1990-11-09 1992-07-02 Asahi Chem Ind Co Ltd 湿式不織布とその製造方法並びに人工皮革

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