JPH02129020A - 板状炭酸カルシウム複合体用分解抑制剤 - Google Patents

板状炭酸カルシウム複合体用分解抑制剤

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JPH02129020A
JPH02129020A JP28210388A JP28210388A JPH02129020A JP H02129020 A JPH02129020 A JP H02129020A JP 28210388 A JP28210388 A JP 28210388A JP 28210388 A JP28210388 A JP 28210388A JP H02129020 A JPH02129020 A JP H02129020A
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JP
Japan
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group
salt
metal salt
formula
organic amine
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Application number
JP28210388A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Nagami
永見 恭一
Fumikazu Saito
斎藤 文和
Masahiro Machida
町田 雅広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chichibu Lime Industry Co Ltd
Original Assignee
Chichibu Lime Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Chichibu Lime Industry Co Ltd filed Critical Chichibu Lime Industry Co Ltd
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、板状炭酸カルシウム複合体用分解抑制剤およ
びその使用に関するものである。詳しく述べると、2C
aC03・xCa (OH)2 ・yH20の組成式で
示される板状の形態をhoする複合体の分解抑制剤、板
状複合体組成物および該抑制剤を使用する板状複合体の
分解抑制方法に関するものである。
(従来の技術) 一般的な沈降性炭酸カルシウムとして、立方形、紡錘状
、゛柱状、剣状、連鎖状等の各種形状を白°するものが
市販されており、それらの用途として、製紙T業を始め
、ゴム、プラスチック、塗料T業等の分野で白色顔料と
して広く使用されている。
しかしながら、製紙塗工顔料として上記形状の炭酸カル
シウムを用いた場合、顔料として最も多量に使用される
板状カオリンクレーに比べ、光沢性、・1霜°1性等の
特性が不充分であった。
このため、沈降性炭酸カルシウムの優れた白色度および
インキ吸収性に加え、光沢性および・ト滑性に優れた品
質特性をHする板状炭酸カルシウムの開発が切望されて
いた。そこで、これらの要求をl工足すべく2CaCO
3・xCa (OH)2yH20の組成式で示される板
状の炭酸カルシウム複合体が提案されている。 しかし
ながら、このような板状複合体は、乾燥等二次処理工程
、水性媒体中での保存、顔料製造工程等において化学変
化を起して分解しやすいという欠点がある。しかして、
化学変化を起すと、炭酸カルシウムと消石灰に分解する
とともに、板状形態が壊れ、板状炭酸カルシウム複合体
のhoする優れた品質特性が失われてしまうという欠点
があった。
(発明が解決しようとする課a) したがって、本発明の目的は、新規な板状炭酸カルシウ
ム複合体用分解抑制剤およびその使用法を提供すること
にある。本発明の他の目的は、2CaCO3・xCa 
(OH)2  番yH20の組成式で示される板状炭酸
カルンウム複合体の分解抑制剤、板状炭酸カルシウム複
合体組成物および該抑制剤を使用する板状炭酸カルシウ
ム複合体の分解抑制方法を提供することにある。本発明
のさらに他の目的は、例えば製紙用塗工顔料として利用
された場合に、従来の沈降性炭酸カルシウムのaする優
れた白色度およびインキ吸収性とカオリンクレーの白°
する優れた光沢性および゛1之滑性なる品質特性を兼ね
備えた板状炭酸カルシウム複合体の化学的ならびに形態
的不安定性を改善する分解抑制剤、板状炭酸カルシウム
複合体組成物および該抑制剤を使用する板状炭酸カルシ
ウム複合体の分解抑制方法を提供することにある。
(課題を解決するだめの手段) これらの諸口的は、一般式I A I    A 3 C=   C(I) A2     C00XI (ただし、式中A1およびA2はそれぞれ独立に水素、
メチル基または−COOX2を表わし、かつA1および
A2は同時に−COOX2となることはなく、A3は水
素、メチル基または−CH2COOX3を表わし、かつ
A3が−CH2C00X3の場合にはA1およびA2は
それぞれ独立に水素またはメチル基を表わし、XI 、
X2およびX3はそれぞれ独立にまたは一緒に水素、−
価金属、二価金属、アンモニウム基または6機アミン基
を表わす。)で示される不飽和カルボン酸系単量体(1
)40〜99.5モル%および一般式■CH2=C CH2−0−CH2−CH−0H (II) CH2−Z (ただし、式中、R1は水素またはメチル基を表わし、
Zは水酸基、スルホン酸基もしくはその一価金属塩、二
価金属塩、アンモニウム塩、h′機アミン塩または(亜
)リン酸基もしくはその一価金属塩、二価金属塩、アン
モニウム塩、6機アミン塩を表わす。)で示される不飽
和(メタ)アリルエーテル系単量体(II) 60〜0
゜5モル%からなる単量体成分より導かれた・1;、均
分子量が1,000〜50,000の水溶性共重合体か
らなることを特徴とする2CaCO3・xCa (OH
)2・yH20(ただし、式中、Xは0.5〜1.0で
あり、またyは0.7〜1.5である)の組成式で示さ
れる板状炭酸カルシウム複合体用分解抑制剤により達成
される。
これらの諸口的は、2CaCO3拳xCa (OH)2
  舎yH20(ただし、式中、Xは0.5〜1、 0
であり、またyは0.7〜1.5である)の組成式で示
される板状炭酸カルシウム複合体100重量部当り、分
解抑制剤として一般式I、a、t   A3 属、二価金属、アンモニウム基またはh゛機アミン基を
表わす。)で示される不飽和カルボン酸系単量体(I)
40〜99.5モル%および一般式■CH2=C C=   C(I) A2    C00XI (ただし、式中A1およびA2はそれぞれ独立に水素、
メチル基または−COOX2を表わし、かつA1および
A2は同時に−COOX2となることはなく、A3は水
素、メチル基または−CH2C00X3 を表ワシ、か
つA3が−CH2CO0X3の場合にはA1およびA2
はそれぞれ独立に水素またはメチル基を表わし、XI 
、X2およびX3はそれぞれ独立にまたは一緒に水素、
−価金CH2−0−CH2−CH−0H (II) CH2−Z (ただし、式中 R1は水素またはメチル基を表わし、
Zは水酸基、スルホン酸基もしくはその一価金属塩、二
価金属塩、アンモニウム塩、自゛機アミン塩またはく亜
)リン酸基もしくはその一価金属塩、二価金属塩、アン
モニウム塩、何機アミン塩を表わす。)で示される不飽
和(メタ)アリルエーテル系単量体(II) 60〜0
.5モル%からなる単量体成分より導かれた゛1′、均
分子量か1,000〜50,000の水溶性」いi7i
合体を0.1〜7 iTc量部0割合で配合してなる板
状炭酸カルシウム複合体組成物によっても達成される。
これらの二青ロ的は、2CaCO3・xCa(0H)2
 ・yH20(ただし、式中、Xは0.5〜1.0であ
り、またyは0.7〜1.5である)の組成式で示され
る板状炭酸カルシウム複合体1o o i、置部に対し
て分解抑制剤として一般式IAI    A3 C=   C(I) A2     C00XI (ただし、式中A1およびA2はそれぞれ独立に水素、
メチル基または−COOX2を表わし、かつA1および
A2は同時に−COOX2となることはなく、A3は水
素、メチル基または−CH2C00X3を表わし、かつ
A3が−CH2C00X3の場合にはA1およびA2は
それぞれ独立に水素またはメチル基を表わし、XI 、
X2およびX3はそれぞれ独立にまたは一緒に水素、−
価金属、二価金属、アンモニウム基または有機アミン基
を表わす。)で示される不飽和カルボン酸系単量体(I
)40〜99.5モル%および一般式■CH2=C CH2−0−CH2−CH−0H (II) CH2−Z (ただし、式中、R1は水素またはメチル基を表わし、
Zは水酸基、スルホン酸基もしくはその一価金属塩、二
価金属塩、アンモニウム塩、白゛機アミン塩または(亜
)リン酸基もしくはその一価金属塩、二価金属塩、アン
モニウム塩、有機アミン塩を表わす。)で示される不飽
和(メタ)アリルエーテル系単量体(II) 60〜0
.5モル%からなる単量体成分より導かれた・1シ均分
子量が1,000〜50.000の水溶性共重合体を0
.1〜7 iTi:置部の割合で配合することを特徴と
する板状炭酸カルシウム複合体の分解抑制方法によって
も達成される。
(作用) 本発明における板状炭酸カルシウム複合体は、つぎの組
成式■ 2CaCO3・xCa  (O)I)2  ・YH20
(1)(ただし、式中、Xは0.5〜1. 0であり、
またyは0.7〜1.5である)で示され、甲均粒子径
0.2〜2μm1好ましくは0.3〜1μm1アスペク
ト比3〜20、好ましくは4〜8である。
該複合体は、例えば、消石灰乳を反応槽中で二酸化炭素
食付ガスと一定の条件下、例えば、5〜18℃、好まし
くは10〜16℃の温度で、CaOとしての濃度4〜1
5g/100m1、好ましくは6〜10g/100m1
の濃度で炭酸化反応させることにより製造される。この
板状炭酸カルシウム複合体は、例えば固形分13市量%
で密閉容器内に保存した場合、水性媒体中において第1
図に示すように分解が起る。このような分解は、保存温
度が高くなるにしたがって、速くなる。なお、分解率α
は、つぎの式■によって示される。
α= Z / Z o    (II )(ただし、式
中、ZはX線回折での炭酸カルシウム(カルサイト)最
強線強度であり、またZoは完全に分解した場合のX線
回折の炭酸カルシウム(カルサイト)最強線強度である
)。なお、第1図において、曲線Aは60℃における経
時変化、曲線Bは70℃における経時変化、曲線Cは8
0°Cにおける経時変化である。
本発明に用いられる前記一般式Iで示される不飽和カル
ボン酸系単量体(I)としては、例えば、アクリル酸、
メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸、シトラコン酸等の不飽和カルボン酸あるいは
それ等の酸の一価金属、二価金属、アンモニア、何機ア
ミン等による部分!和物もしくは完全中和物等の不飽和
カルボン酸塩等があげられる。−価金属としてはナトリ
ウム、カリウム、リチウム等があり、二価金属としては
、カルシウム、マグネシウム、亜鉛等があり、また、l
アミンとしてはモノメチルアミン、ジメチルアミン、ト
リメチルアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、
トリエチルアミン等のアルキルアミン類、モノエタノー
ルアミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン
、モノイソプロパツールアミン、ジメチルエタノールア
ミン等のアルカノールアミン類、ピリジン等をあげるこ
とができる。
また、前記一般式■で示される不飽和(メタ)アリルエ
ーテル系単量体(If)としてはグリセロールモノ(メ
タ)アリルエーテル、3−(メタ)アリロキシ−2−ヒ
ドロキシプロパンスルホン酸、3−(メタ)アリロキシ
−2−ヒドロキシプロパンリン酸、3−(メタ)アリロ
キシ−2−ヒドロキシプロパン亜リン酸あるいはそれ等
の酸の一価金属、二価金属アンモニア、白゛機アミン等
による部分中和物もしくは完全中和物が挙げられる。
価金属としてはナトリウム、カリウム、リチウム等があ
り、二価金属としては、カルシウム、マグネシウム、亜
鉛等があり、また、何機アミンとしてはモノメチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、モノエチルア
ミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアルキル
アミン類、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン
、トリエタノールアミン、モノイソプロパツールアミン
、ジメチルエタノールアミン等のアルカノールアミン類
、ピリジン等を挙げることができるが中でも安価かつ工
業的に最も容易に製造可能なグリセロールモノアリルエ
ーテルおよび3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロパン
スルホン酸およびその塩が特に好ましい。
本発明で用いられる水溶性共重合体(A)は、前記一般
式Iで表わされる不飽和カルボン酸系単量体(I)40
〜99.5モル%および一般式■で表わされる不飽和(
メタ)アリルエーテル系単量体■0.5〜60モル%か
らなる単量体成分を重合することにより導かれた平均分
子量が1,000〜50,000、好ましくは2,00
0〜3o、oooの共重合体であり、単量体成分の組成
および平均分子量のうちのいずれか一方でも上記範囲外
にある場合は、板状炭酸カルシウム複合体の分解に対す
る顕著な抑制効果を発現させることができなくなる。水
溶性共重合体は分子中のカルボキシル基が全く中和され
ていない酸形の水溶性共重合体(A−1)であっても良
く、該カルボキシル基の少なくとも一部が中和された塩
形の水溶性共重合体(A−2)であってもよい。なお、
塩形の水溶性共m合体(A−2)は、不飽和カルボン酸
系単量体(I)として不飽和カルボン酸塩を用いて得ら
れたものであってもよく、不飽和カルボン酸を用いて得
られる酸型の水溶性共m合体(A−1)の部分中和物ま
たは完全中和物であってもよい。
また、水溶性共重合体の使用量は、板状炭酸カルシウム
複合体100市量部に対して0.1〜7屯量部、好まし
くは0.5〜5屯量部の範囲とすることができる。0.
H1部未満の少ない使用量では分解を抑制することが困
難であり、また7重量部を越える量を用いても増量に見
合った効果はでないものである。
本発明に用いられる水溶性共m合体を得るには、これら
の不飽和カルボン酸系単量体(I)および不飽和(メタ
)アリルエーテル系単量体(II)からなる単量体成分
を公知の技術で重合すればよい。
例えば、水溶液重合の場合、過硫酸ナトリウム、過硫酸
カリウム等の過硫酸塩、過酸化水素、2゜2′−アゾビ
ス(2−アミジノプロパン)塩酸塩、4.4゛−アゾビ
ス−4−シアノバレリン酸等の水溶性アゾ化合物などを
重合触媒として常法により製造することができる。また
、メタノール、イソプロバール等のアルコール系、テト
ラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系、ベンゼン
、キシレン、トルエン等の芳香族系またはメチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系などの1
!1′機溶剤中での重合の場合、過酸化ベンゾイル、過
酸化ラウロイル、過酷酸等の白゛機過酸化物、アゾビス
イソブチロニトリル、2.2−−アゾビス(4−メトキ
シ−2,4−ジメチルバレロニトリル)等の油溶性アゾ
化合物などを重合触媒として常法により製造することが
できる。
また、水溶性ノ(小合体を得るに際し、本発明の効果を
損なわない範囲内で不飽和カルボン酸系単量体(I)お
よび不飽和(メタ)アリルエーテル系単量体(I[)と
共重合可能な他の単量体を」いπ合することは勿論可能
である。」(重合可能な他の単量体としては、例えば、
(メタ)アクリルアミド、t−ブチル(メタ)アクリル
アミド等のアミド系単量体、(メタ)アクリル酸エステ
ル、スチレン、2−メチルスチレン、酢酸ビニル等の疎
水性単量体、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メ
タリルスルホン酸、スチレンスルホン酸、2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸、スルホエチル
(メタ)アクリレート、スルホプロピル(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシスルホプロピル(メタ)アクリ
レート、スルホエチルマレイミドあるいはそれらの一価
金属、二価金属、アンモニア、h゛機アミン等による部
分中和物や完全中和物等の不飽和スルホン酸系単量体、
2−ヒドロキシルエチル(メタ)アクリレート、ポリエ
チレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロ
ピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、アリルア
ルコール、ポリエチレングリコールモノアリルエーテル
、ポリプロピレングリコールモノアリルエーテル、3−
メチル−3−ブテン−1−オール(イソプレノール)、
ポリエチレングリコールモノイソプレノールエーテル、
ポリプロピレングリコールモノイソブレノールエーテル
、3−メチル−2−ブテン−1−オール(プレノール)
、ポリエチレングリコールモノブレノールエーテル、ポ
リプロピレングリコールモノブレノールエーテル、2−
メチル−3−ブテン−2−オール(イソプレンアルコー
ル)、ポリエチレングリコールモノイソブレンアルコー
ルエーテル、ポリプロピレングリコールモノイソブレン
アルコールエーテル、α−ヒドロキシアクリル酸、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド、グリセロールモノ
(メタ)アクリレート、ビニルアルコール等の水酸基金
h′不飽和単量体、ジメチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルア
ミド等のカチオン性単量体、(メタ)アクリロニトリル
等のニトリル系単量体、(メタ)アクリルアミトメクン
ホスホン酸、(メタ)アクリルアミドメタンホスホン酸
メチルエステル、2−(メタ)アクリルアミド−2−メ
チルプロパンホスホン酸等のきリン単量体、エチレン、
プロピレン、1−ブテン、イソブチレン、α−アミレン
、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン(
α−イソアミレン)、1−・ヘキセン、1−ヘプテン等
のα−オレフィン系単量体等を挙げることができる。た
だし、これら他の単量体を用いる場合は、本発明の特徴
を充分に発揮させるために用いる単量体の全量中30モ
ル%未満とするのが好ましい。
L記水溶性重合体よりなる分解抑制剤を用いて組成式I
で示される板状炭酸カルシウム複合体の分解を抑制する
には、通常、板状炭酸カルシウム複合体と水性媒体との
混合物中に前記分解抑制剤を配合することにより行なわ
れる。このときの該複合体の固形分濃度には特別な制限
はなく、広い範囲とすることができるが、1的に応じて
10〜75市量%、特に30〜65重敏%が賞月される
。
特に高濃度(例えば25iTi’量%以1−)で配合す
る場合には、プレスフィルター等で脱水処理を行なって
ケーキ状態として、固形分100重量部当り前記分解抑
制剤を0.4〜10iTi’量部添加し、高速攪拌機等
により攪拌混合して板状複合体の表面に該分解抑mす剤
を被覆する。あるいは板状炭酸カルシウム複合体水性懸
濁液中に該分解抑制剤を添加し、高速攪拌機等により分
解抑制処理を行なったのちに、プレスフィルター等で脱
水処理を行なうこともできる。さらに、この分解抑制処
理は、得られる板状炭酸カルシウム複合体に対して、あ
るいは顔料として使用する際に分解抑制剤を添加して行
なってもよいが、該複合体の製造工程において水性懸濁
体中あるいは濃縮して得られるケーキ中に添加すること
が最も好ましい。
なお、前記分解抑制剤は、界面活性剤やピロリン酸ナト
リウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等の公知の無機顔
料分散剤と併用しても効果が損なわれるものではない。
(実施例) つぎに、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、
本発明は、これらの実施例によって限定されるものでは
ない。また、下記参考例、実施例および比較例において
特にことわらない限り、「部」は全て重量部、また「%
」は全て重量%を意味するものである。
参考例1 工業用生石灰2.4部を40℃の水17.6部の中に投
入し、撹拌しながら15分間消和を行った。その後分級
機で篩分けし、74μm通過の消石灰乳を取り出し、こ
れに水を加えて消石灰濃度10%の消石灰乳20部を得
た。これを反応容器(内径345vi、高さ360mm
、内容積40g)に入れ、撹拌しながら(かい型羽根、
1100mm、50Orpm)10℃に冷却後、100
%濃度の炭酸ガスを25g/minの速度で導入した。
この時の相対炭酸ガス吹出速度は12. 5ml/si
n g Ca(OH)2であった。反応開始から少なく
とも15分間は冷却を続け、15℃以下に液温を保持し
た後、電気伝導度4. 5ms/ ca+で炭酸ガスの
吹込を停止した。反応生成物を走査型電子顕微鏡で観察
したところ、′1ス均で幅0.3μm1厚さ0゜08μ
mの多角形の板状を有していた。また、この生成物の回
折X線測定の結果、炭酸カルシウムおよび消石灰のピー
クはほとんど認められず、熱重量分析から組成式は2C
aCO3・0.63Ca (OH)2  ” 0.86
H20であった。
参考例2 温度計および還流冷却器を備えた容量1gのガラス製丸
底フラスコに脱イオン水175部を採り、95℃まで昇
温した。撹拌下に37%アクリル酸ナトリウム水溶液3
71.9部、80%アクリル酸水溶液18.7部、25
%3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸
ナトリウム水溶液363.9部、15%過硫酸ナトリウ
ム水溶液43.1部および5%過酸化水素水41.7部
を各々別々の滴下ノズルより2時間で滴下した。なお、
m命中の温変は95℃となるようにコントロールした。
滴下完了後、同温度に30分間保持して小会を完結した
。冷却後48%水酸化ナトリウム水溶液を用いてpHが
10になるように完全中和した。得られたアクリル酸/
3−アリロキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸=
80/20(モル比)共重合体のナトリウム塩の平均分
子量は4.000であった。
実施例1 参考例1で得た2CaCO3φ0.63Ca(OH)2
 ・0.86H20で示される板状炭酸カルシウム複合
体の13%濃度の水性懸濁液をプレスフィルターで脱水
し、固形分60%の水性板状複合体とした。この板状複
合体100部を処理容器(内径φ60mn+、高さ15
0mm)に入れ、参考例2で得られた共重合体のナトリ
ウム塩からなる分解抑制剤を板状複合体に対して固形分
として1.6部添加し、デイシルバー撹拌機(撹拌翼径
φ40am)で200Orpm、15分間、分解抑制処
理を実施した。この分解抑制処理を施した水性板状複合
体を密閉容器に入れ、恒温槽中80℃で48時間保持し
た。
48時間後恒温槽から密閉容器を取出し、水性板状炭酸
カルシウム複合体を真空乾燥後、回折X線測定を行い、
測定結果から分解抑制率[β]を算出した。分解抑制率
βは下記の式で表される。
β−[1−(Z/Zo  )  コ x 100Z :
X線回折図から求めた炭酸カルシウム(カルサイト)の
最強線強度(cps)Zo :完全に分解した場合のX
線回折図から求めた炭酸力シルラムの最強線強度(cp
s)なお、cpsは1秒間当りのカウント数である。
次にこの分解抑制率βを用い、下記に示される4段階評
価の分解抑制能を求めた。
分解抑制能  ◎:90≦β≦100 同 −ヒ   ○ニア0≦β<90 同  L    Δ: 50≦β<70同  t−X:
50未満 分解抑制能を第1表に示した。この分解抑制処理を実施
した板状複合体は、分解抑制率が高く、走査型電子顕微
鏡(倍率20,000倍)で、形態を観察したところ、
製造直後の形態(第6図)と変わらず板状形態全白“し
ていた(第7図)。また、製造直後の複合体は第2図に
示すX線回折図より明らかなように、2θが29.4度
のときの最強線強度が178eps[強度演算機能付回
折X線測定装置RAD−IIC(理学電機株式会社製)
によって求めた]であるのに対して、処理後のものは第
3図に示すX線回折図より明らかなように、2θが29
.4度のときの最強線強度が210epSでかつ分解抑
制率は94.6%であった。
実施例2〜20 実施例1で使用した固形分60%の水性板状複合体を用
い、第1表に示した分解抑制剤を第1表に示した所定量
を添加し、実施例1と同様に分解抑制処理を実施し、分
解抑制能を求めた。
その結果を第1表に示した。
実施例21〜24 参考例1で得た板状複合体の13%濃度の水性懸E液に
第1表に示した共重合体からなる分解抑制剤を板状複合
体100部に対して固形分とて0゜15部添加し、デイ
シルバー撹拌機(撹拌翼径φ40mm)で200Orp
m、15分間分解抑制処理を実施した。この後、プレス
フィルターで脱水し、固形分60%の水性板状複合体と
し、これを密閉容器に入れ、恒温槽中で45℃で48時
間保持した。48時間後、実施例1と同様に回折X線測
定を行い、分解抑制能を求めた。その結果を第1表に示
した。
比較例1 参考例1で得た2CaCO3会0.63Ca(OH)2
 ・0.86H20で示される板状炭酸カルシウム複合
体の13%濃度の水性懸r:Ji&をプレスフィルター
で脱水し、固形分60%の水性板状複合体とした。この
板状複合体100部を処理容器(内径φ60a+a+、
高さ150龍)に入れ、第2表に示した(共)重合体か
らなる分解抑制剤を固形分に対して、第2表に示した所
定量を添加し、デイシルバー撹拌機(撹拌翼径φ40a
im)で2000rpsg、15分間、分解抑制処理を
実施した。
この分解抑制処理を施した水性板状複合体を密閉容器に
入れ、恒温槽中80℃で保持した。48時間後取出し、
実施例1と同様に分解抑制率βを算出し、分解抑制能を
求めた。その結果を第2表に示した。
この分解抑制処理を実施した板状複合体は分解抑制率が
低(、形態は、走査型電子顕微yt<倍率20.000
倍)で観察すると、板状形態の他に紡錘状形態が確認さ
れたく第8図)。また、第4図から明らかなように、2
θが29.4度のときの最強線強度は1908cpsで
かつ分解抑制率は51.3%であった。
比較例2〜9 実施例1で使用した固形分60%の水性板状複合体を用
い第2表に示した分解抑制剤を第2表に示した所定量を
添加し、実施例1と同様に分解抑制処理を実施し、分解
抑制能を求めた。その結果を第2表に示した。
比較例10〜13 参考例1で得た板状複合体の13%濃度の水性懸rXJ
液に第2表に示した分解抑制剤を第2表に示した所定量
を添加し、実施例21〜24と同様に分解抑制処理を施
し、プレスフィルターで脱水後、固型分60%の水性板
状複合体を得た。この板状複合体を密閉容器に入れ、恒
温槽中、45℃で48時間保持した。48時間後、取出
し、実施例1と同様に回折X線測定を行い、分解抑制能
を求めた。その結果を第2表に示した。
比較例14 実施例1で使用した固型分60%水性板状複合体に分解
抑制剤を用いず、そのまま密封容器に入れ、恒温槽中8
0℃で48時間、保持した。48時間後、取出し、実施
例1と同様に回折X線al11定を行い、分解抑制能を
求めた。その結果を第2表に示した。この分解抑制処理
を用いない板状複合体の形態は、走査型電子顕微鏡(倍
率20,000倍)で観察すると板状形態から大部分が
紡錘状形態に変化していた(第9図)。また、第5図か
ら明らかなように、2θが29.4度のときの最強線強
度は3607 cpsでかつ分解抑制率は7゜8%であ
った。
(発明の効果) 以1−述べたように、本発明は、前記のごとき水溶性共
重合体を2CaCO3・xCa (OH)2・yH20
の組成式で示される板状炭酸カルシウム複合体に対する
分解抑制剤として使用するものであるから、該分解抑制
剤を配合された板状複合体は極めて安定しており、特に
温度が」二昇しても化学変化による分解の問題は解決さ
れ、板状炭酸カルシウム複合体の優れた品質特性が1−
分に発揮されることにより、δ分野での用途に利用可能
となる。例えば、製紙用塗工顔料として利用される場合
、白色度、光沢性、平滑性、インキ吸収性等の改善が図
られ、優れた品質か得られる。また、ゴム、プラスチッ
ク用充填剤、塗料顔料等としても有望である。
【図面の簡単な説明】
第1図は板状炭酸カルシウム複合体の経時時間と分解率
との関係を示すグラフ、第2図は製造直後の板状複合体
のX線回折図、第3図は本発明による分解抑制剤を使用
したときの板状複合体のX線回折図、第4図は本発明の
範囲外の重合体を使用したときの板状複合体のX線回折
図、第5図は分解抑制剤を使用しないときの板状複合体
のX線回折図、第6図は製造直後の板状複合体の形態を
示す走査型電子顕微鏡写真、第7図は本発明による分解
抑制剤を使用したときの板状複合体の形態を示す走査型
電子顕微鏡写真、第8図は本発明の範囲外の小合体を使
用したときの板状複合体の形態を示す走査型電子顕微鏡
写真であり、また第9図は分解抑制剤を使用しないとき
の板状複合体の形態を示す走査型電子顕微鏡写真である
。 ps 特許出願人   秩父石灰工業株式会社代 理 人

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、式中A^1およびA^2はそれぞれ独立に水
    素、メチル基または−COOX^2を表わし、かつA^
    1およびA^2は同時に−COOX^2となることはな
    く、A^3は水素、メチル基または−CH_2COOX
    ^3を表わし、かつA^3が−CH_2COOX^3の
    場合にはA^1およびA^2はそれぞれ独立に水素また
    はメチル基を表わし、X^1、X^2およびX^3はそ
    れぞれ独立にまたは一緒に水素、一価金属、二価金属、
    アンモニウム基または有機アミン基を表わす。)で示さ
    れる不飽和カルボン酸系単量体( I )40〜99.5
    モル%および一般式II▲数式、化学式、表等があります
    ▼(II) (ただし、式中、R^1は水素またはメチル基を表わし
    、Zは水酸基、スルホン酸基もしくはその一価金属塩、
    二価金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩または(亜
    )リン酸基もしくはその一価金属塩、二価金属塩、アン
    モニウム塩、有機アミン塩を表わす。)で示される不飽
    和(メタ)アリルエーテル系単量体(II)60〜0.5
    モル%からなる単量体成分より導かれた平均分子量が1
    ,000〜50,000の水溶性共重合体からなること
    を特徴とする2CaCO_3・xCa(OH)_2・y
    H_2O(ただし、式中、xは0.5〜1.0であり、
    またyは0.7〜1.5である)の組成式で示される板
    状炭酸カルシウム複合体用分解抑制剤。
  2. (2)2CaCO_3・xCa(OH)_2・yH_2
    O(ただし、式中、xは0.5〜1.0であり、またy
    は0.7〜1.5である)の組成式で示される板状炭酸
    カルシウム複合体100重量部当り、分解抑制剤として
    一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、式中A^1およびA^2はそれぞれ独立に水
    素、メチル基または−COOX^2を表わし、かつA^
    1およびA^2は同時に−COOX^2となることはな
    く、A^3は水素、メチル基または−CH_2COOX
    ^3を表わし、かつA^3が−CH_2COOX^3の
    場合にはA^1およびA^2はそれぞれ独立に水素また
    はメチル基を表わし、X^1、X^2およびX^3はそ
    れぞれ独立にまたは一緒に水素、一価金属、二価金属、
    アンモニウム基または有機アミン基を表わす。)で示さ
    れる不飽和カルボン酸系単量体( I )40〜99.5
    モル%および一般式II▲数式、化学式、表等があります
    ▼(II) (ただし、式中、R^1は水素またはメチル基を表わし
    、Zは水酸基、スルホン酸基もしくはその一価金属塩、
    二価金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩または(亜
    )リン酸基もしくはその一価金属塩、二価金属塩、アン
    モニウム塩、有機アミン塩を表わす。)で示される不飽
    和(メタ)アリルエーテル系単量体(II)60〜0.5
    モル%からなる単量体成分より導かれた平均分子量が1
    ,000〜50,000の水溶性共重合体を0.1〜7
    重量部の割合で配合してなる板状炭酸カルシウム複合体
    組成物。
  3. (3)2CaCO_3・xCa(OH)_2・yH_2
    O(ただし、式中、xは0.5〜1.0であり、またy
    は0.7〜1.5である)の組成式で示される板状炭酸
    カルシウム複合体100重量部に対して分解抑制剤とし
    て一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、式中A^1およびA^2はそれぞれ独立に水
    素、メチル基または−COOX^2を表わしかつA^1
    およびA^2は同時に−COOX^2となることはなく
    、A^3は水素、メチル基または−CH_2COOX^
    3を表わし、かつA^3が−CH_2COOX^3の場
    合にはA^1およびA^2はそれぞれ独立に水素または
    メチル基を表わし、X^1、X^2およびX^3はそれ
    ぞれ独立にまたは一緒に水素、一価金属、二価金属、ア
    ンモニウム基または有機アミン基を表わす。)で示され
    る不飽和カルボン酸系単量体( I )40〜99.5モ
    ル%および一般式II▲数式、化学式、表等があります▼
    (II) (ただし、式中、R^1は水素またはメチル基を表わし
    、Zは水酸基、スルホン酸基もしくはその一価金属塩、
    二価金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩または(亜
    )リン酸基もしくはその一価金属塩、二価金属塩、アン
    モニウム塩、有機アミン塩を表わす。)で示される不飽
    和(メタ)アリルエーテル系単量体(II)60〜0.5
    モル%からなる単量体成分より導かれた平均分子量が1
    ,000〜50,000の水溶性共重合体を0.1〜7
    重量部の割合で配合することを特徴とする板状炭酸カル
    シウム複合体の分解抑制方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057096A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Nippon Shokubai Co Ltd ポリアルキレングリコール系重合体及びその製造方法
JP2012224680A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Nippon Shokubai Co Ltd (メタ)アクリル酸系共重合体、およびその製造方法、およびその用途
US8450261B2 (en) 2007-11-09 2013-05-28 The Procter & Gamble Company Cleaning compositions with monocarboxylic acid monomers dicarboxylic monomers, and monomers comprising sulfonic acid groups
JP2017521338A (ja) * 2014-04-30 2017-08-03 オムヤ インターナショナル アーゲー 沈降炭酸カルシウムの製造

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