JPH0212968Y2 - - Google Patents

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JPH0212968Y2
JPH0212968Y2 JP1983010680U JP1068083U JPH0212968Y2 JP H0212968 Y2 JPH0212968 Y2 JP H0212968Y2 JP 1983010680 U JP1983010680 U JP 1983010680U JP 1068083 U JP1068083 U JP 1068083U JP H0212968 Y2 JPH0212968 Y2 JP H0212968Y2
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frame
lower jaw
saucers
jaw frame
occlusal
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JP1983010680U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、歯科技工に用いられるトライポツト
型自由運動咬合器に関する。
(従来の技術) 咬合器は、人体の上顎模型と下顎模型を上・下
フレームに取付けて、顎運動を生体に近いものに
再現させるものであり、歯科治療において患者の
補綴物製作及び下顎運動の考究に必要不可欠の機
器である。
この種咬合器に要求される条件は、生体に近い
下顎運動の再現が可能であること、患者のすべて
のサイズに対して適応でき、普通一般臨床に頻用
できるようある程度安価に製作できること等であ
る。
しかし、従来の咬合器は、上記諸点をすべて満
足させるものではなく、上・下フレームをリンク
機構、スライド機構、カム機構等で連結して生体
に近い顎運動を再現させる全調節型のものにあつ
ては、構造が複雑で高価であり、かつ、操作が煩
雑であつた。また、上・下フレームを何ら連結す
ることなく、残存歯牙の案内により顎運動を再現
させる簡易型自由運動咬合器にあつては、コンパ
クトで使い易い利点はあるが、技工操作過程にお
いて顎模型の咬合局面が摩耗しやすく、かつ生体
に近い顎運動の再現には問題があつた。
そこで上記顎模型の咬合局面の摩耗を防止する
手段を備えた咬合器として、実開昭48−5591号公
報に記載のものがある。この咬合器は、上下一対
の上・下顎フレームと、上・下顎フレームの後部
を連結するスプリング部材とを備え、残存歯牙の
咬合局面を保護するため、この咬合局面をガイド
部に写し取り、該ガイド部の案内により上・下顎
運動を再現するようにしたものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記公報記載の咬合器にあつては、上・下顎フ
レームを連結するスプリングは、その中途部(略
上・下模型の咬合面の高さ)で枢結されているた
め、この枢結部は生体における顎関節より大きく
ずれた位置にある。そのため、例えば、咬合器上
顎での咬合局面削合などの咬合調整に際し、上・
下顎フレームを上下方向に相対移動させる場合、
生体に近い回動運動の再現ができず、より生体に
近く適合する咬合面が得られないという欠点があ
る。
本考案は上記課題に鑑み、下顎フレームに対す
る上顎の回動位置をより生体に近い位置に設け、
顎運動を生体に近いものに再現することのできる
トライポツト型自由運動咬合器を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が上記目的を達成するために講じた技術
的手段は次の通りである。
下面に上顎模型7を取着する上顎フレーム1
と、上面に下顎模型10を取着する下顎フレーム
4とが上下に相対向して配設され、各フレーム
1,4の後端部が上顎フレーム1を支承し得る強
さを有するスプリング部材14で連結され、下顎
フレーム4後部の左右両側と前部の左右方向中央
部とに即時硬化性樹脂を盛る受皿19,21が
夫々設けられ、各受皿19,21に盛られた樹脂
に当接するガイド杆26,27が各受皿19,2
1に対応して上顎フレーム1に夫々下設されたも
のにおいて、 前記スプリング部材14の下端が下顎フレーム
4に固着され、その上端が上下前後左右に移動自
在であると共に上顎フレーム1に模型7,10の
咬合平面12より上方でヒンジ17を介して上下
回動自在に枢結され、前記後部側の各受皿21は
前記咬合平面12より上方に位置すべく下顎フレ
ーム4に立設された支柱20の頂部に設けられ、
前・後の各受皿19,21には模型7,10の中
心咬合位置でガイド杆26,27に当接する先細
り状の突起24が夫々形成された点にある。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基き詳述する。
第1図及び第2図において、1は上顎フレーム
であり、該フレーム1は板金より打抜成形され、
脚部2と腕部3を有するT字形に成形されてい
る。4は下顎フレームであり、該フレーム4も上
顎フレーム1と略同形の脚部5と腕部6を有する
T字形に成形されている。
これら上・下顎フレーム1,4は、脚部2,5
を前方に突出させ、腕部3,6を左右方向に突出
させた水平姿勢として上下に相対向して配設され
ている。
上顎フレーム1の脚部2の略中央部の下面には
上顎模型7を取着する取付座8がビス9等により
固定されている。この取付座8に対向して下顎フ
レーム4の脚部5の上面にも下顎模型10を取着
する取付座11が固着されている。
これら取付座8,11に取着された上・下顎模
型7,10が、互いに上下方向から咬合する咬合
平面12は下顎フレーム4と略平行に形成されて
いる。13は切歯点を示している。
上顎フレーム1の後部の腕部3と、下顎フレー
ム4の後部の腕部6とは、左右一対のスプリング
部材14で連結されている。このスプリング部材
14は一本の弾線からくの字形に成形され、その
折曲部15はつる巻状に周回され、かつ折曲部1
5は後方に突出するよう設けられている。スプリ
ング部材14の下端はビス16等により下顎フレ
ーム4に固定されている。スプリング部材14の
上端は上下回動自在なヒンジ17を介して上顎フ
レーム1に連結されている。このヒンジ軸18は
腕部3の後端縁に平行である。しかして、第2図
仮想線で示す如く、上顎フレーム1はヒンジ軸1
8を中心として上下回動自在となる。ヒンジ軸1
8の左右方向中央部と前記切歯点13を結ぶ距離
は約86.5mmとされ、この直線と前記咬合平面12
とのなす角αは約22゜とされ生体に近い関係に設
定されている。
スプリング部材14は上顎フレーム1を開いた
とき、該フレーム1を支承し得るだけの強さを有
し、かつ、上顎フレーム1を下顎フレーム4に対
し、手の力で上下前後左右に相対移動させ得るだ
けの強さを有している。
下顎フレーム4の脚部5の前端部上面に、上方
開口の受皿19が設けられ、同腕部6の左右両側
上面には支柱20が夫々立設され、該支柱20の
頂部に受皿21が固着されている。この後方の2
個の受皿21は咬合平面12より上方に位置し、
互いに等しい高さに保持されている。これら受皿
19,21,21は周壁22で囲まれ、その周壁
22の一部に切欠部23が設けられている。受皿
19,21,21の中央部には先細り状の突起2
4が設けられている。これら受皿19,21,2
1には即時硬化性樹脂25が盛られる。
前記受皿19,21,21の突起24に対応し
て、上顎フレーム1には、該突起24に接当する
ガイド杆26,27,27が下設されている。
前部のガイド杆26は可能な限り咬合器をコン
パクトにするため、その途中部が前方に向つて突
出するよう折曲成形されており、セツトスクリユ
ー28により上下調整自在に構成されている。こ
の前部のガイド杆26の中途部には、切歯点13
を指向する切歯指示針29が移動固定自在に挿通
されている。
後部の2本のガイド杆27は、上下調整自在に
下垂している。
これら3本のガイド杆26,27,27と突起
24とを一致させることにより、模型7,10の
中心咬合位を安定させる。
次に、上記本考案の実施例の作用効果を説明す
る。
まず上・下顎模型7,10の切歯指示針29に
合わせ装着する。この際、各ガイド杆26,2
7,27が突起部24と一致しなければならな
い。この状態において、ヒンジ軸18と切歯点1
3までの距離及び、それと咬合平面のなす角αが
生体に近いものに設定される。
次に、第3図に示すように受皿19,21,2
1に即時レジン25を盛り、該レジン25が硬化
するまで、上・下顎フレーム1,4を咬合局面の
誘導に従つて相対移動させる。この摺り合せ運動
により、受皿19,21,21の即時レジン25
が、ガイド杆26,27,27先端によりならさ
れ、咬合局面がレジン表面に転写される。
しかして、レジン25が硬化することにより、
該レジン25がガイド部材となつて垂直、水平方
向にフレームを支持し、以後上・下顎フレーム
1,4を相対移動させる際、模型7,10の咬合
局面に過大な力が作用せず、従つて模型7,10
の損傷が防止され、かつ正確な顎運動を再現する
ことができる。
上記相対運動をさせるのに際し、スプリング部
材14は、その運動で許容するだけの強さを有し
ているので、移動容易である。
また、後部の受皿21,21を咬合平面12よ
り上方に位置させたので、上顎フレーム1のガイ
ド杆27の長さが短かくなり、上顎フレーム1を
開いて上顎模型7の作業をする際、ガイド杆27
が邪魔にならず、作業が容易となる。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えばフレームの形状、スプリング部材の
形状は任意である。またヒンジ17で上顎フレー
ム1を取り外し自在としてもよい。
又、咬合局面が見られない場合や、わかりにく
い場合、また歯牙欠損の多い場合もしくは下顎運
動の再現性をさらに望む場合、口腔内において咬
合平面上にガイドピンと即時硬化性樹脂の受皿を
3ケ所に設け、この受皿に盛られた即時硬化樹脂
に、下顎運動を転写させ、この咬合器に模型を装
着し、この転写された下顎運動の軌跡をさらに咬
合器上の三点の受皿に転写する本来のトラポツト
型咬合器として使用することができる。
(考案の効果) 本考案によれば、上・下顎フレーム1,4の後
端部を連結するスプリング部材14の下端が下顎
フレーム4に固着され、その上端が、上下前後左
右に移動自在であると共に上顎フレーム1に模型
7,10の咬合平面12より上方でヒンジ17を
介して上下回動自在に枢結されているので、ヒン
ジ17のヒンジ軸18をより生体の顎関節位置に
近い位置に設けることができる。即ち、上・下顎
フレーム1,4に取付けられた模型7,10の歯
型とヒンジ軸18との相対位置を生体の歯と顎関
節との位置に近づけることができる。従つて、例
えば、咬合器上での咬合面削合などの咬合調整
(咬み合せの調整)をする際に、顎関節位置に近
い位置にあるヒンジ軸18を中心にして上顎フレ
ーム1を上下に回動させることにより、より生体
に近い模型7,10の相対移動が再現でき、より
生体に近く適合する咬合面が得られる。
また、下顎フレーム4に設けられた各受皿1
9,21には、模型7,10の中心咬合位置でガ
イド杆26,27に当接する先細り状の突起24
が夫々形成されているので、各突起24を目印と
して該各突起24にガイド杆26,27を当接す
ることにより、歯を咬みしめて全部の歯がしつか
り咬み合う中心咬合位に模型7,10を容易に設
定することができる。また、模型7,10を中心
咬合位で咬合する際に、各ガイド杆26,27が
先細り状の突起24に当接することから、受皿1
9,21内で硬化した樹脂を損耗するおそれが少
ないにもかかわらず、上・下顎模型7,10の摺
り合せ時にガイド杆26,27が突起24先端よ
り下方に移動可能となり、例えば下顎前突や受け
口のように反対咬合などの下顎運動量の大きい広
範囲に及ぶ異常咬合の患者にも対応できる。
また、後部の受皿21,21を咬合平面12よ
り上方に位置させたので、上顎フレーム1のガイ
ド杆27の長さが短かくなり、上顎フレーム1を
開いて上顎模型7の作業をする際、ガイド杆27
が邪魔にならず、作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は斜視図、
第2図は側面図、第3図は受皿の断面図である。 1……上顎フレーム、4……下顎フレーム、7
……上顎模型、10……下顎模型、12……咬合
平面、14……スプリング部材、19……受皿、
20……支柱、21……受皿、25……即時硬化
性樹脂、26,27……ガイド杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下面に上顎模型7を取着する上顎フレーム1
    と、上面に下顎模型10を取着する下顎フレーム
    4とが上下に相対向して配設され、各フレーム
    1,4の後端部が上顎フレーム1を支承し得る強
    さを有するスプリング部材14で連結され、下顎
    フレーム4後部の左右両側と前部の左右方向中央
    部とに即時硬化性樹脂を盛る受皿19,21が
    夫々設けられ、各受皿19,21に盛られた樹脂
    に当接するガイド杆26,27が各受皿19,2
    1に対応して上顎フレーム1に夫々下設されたも
    のにおいて、 前記スプリング部材14の下端が下顎フレーム
    4に固着され、その上端が上下前後左右に移動自
    在であると共に上顎フレーム1に模型7,10の
    咬合平面12より上方でヒンジ17を介して上下
    回動自在に枢結され、前記後部側の各受皿21は
    前記咬合平面12より上方に位置すべく下顎フレ
    ーム4に立設された支柱20の頂部に設けられ、
    前・後の各受皿19,21には模型7,10の中
    心咬合位置でガイド杆26,27に当接する先細
    り状の突起24が夫々形成されたことを特徴とす
    るトライポツト型自由運動咬合器。
JP1068083U 1983-01-27 1983-01-27 トライポツト型自由運動咬合器 Granted JPS59116012U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1068083U JPS59116012U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 トライポツト型自由運動咬合器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1068083U JPS59116012U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 トライポツト型自由運動咬合器

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Publication Number Publication Date
JPS59116012U JPS59116012U (ja) 1984-08-06
JPH0212968Y2 true JPH0212968Y2 (ja) 1990-04-11

Family

ID=30142117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1068083U Granted JPS59116012U (ja) 1983-01-27 1983-01-27 トライポツト型自由運動咬合器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59116012U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS485591U (ja) * 1971-06-04 1973-01-22
JPS4824370U (ja) * 1971-07-28 1973-03-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59116012U (ja) 1984-08-06

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