JPH02130102A - コンクリート型枠の内面処理法 - Google Patents

コンクリート型枠の内面処理法

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JPH02130102A
JPH02130102A JP28379588A JP28379588A JPH02130102A JP H02130102 A JPH02130102 A JP H02130102A JP 28379588 A JP28379588 A JP 28379588A JP 28379588 A JP28379588 A JP 28379588A JP H02130102 A JPH02130102 A JP H02130102A
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Hisaaki Suzuki
鈴木 久明
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Chiyoda Technical and Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はコンクリート型枠の内面処理法に関する。
〈従来の技術〉 コンクリート型枠の内面処理とは、型枠内へ充填したコ
ンクリートが脱型の際に付着、残存しないようにするも
ので、従来は剥離剤を塗布するだけであった。最近、実
公昭58−4652号「剥離剤のいらない型枠」として
、剥離(離型)剤を塗らなくてもコンクリートの剥離性
を良くする内面処理か提案された。
その内容は、型枠内面に合成樹脂と粉体、粒体とで多孔
組織層を作り、これに油類を含浸させておくものである
。その油かコンクリート養生時の昇温て膨出し、コンク
リートの付着を防げるというのである。
しかし、この考案は実際的効果があがらないため実用化
されていない。理論的にも、コンクリート投入時は型枠
表面に油か少ないため付着しやすく、その後、養生中に
油か膨出してきても、その付着面植全体を分離させる事
はできないためと思われる。
〈発明が解決しようとする課題〉 コンクリート製品製造工場では、硬練コンクリートによ
る即時脱型方式ても、実線コンクリートによる流し込み
成形の場合でも、鋼製型枠にコンクリートを投入し、製
品を脱型したら1次の投入前に必ず内面を清掃し、塗油
(剥離剤塗布)を行っている。
清掃を怠ると、型枠内面に残っていたコンクリートか次
の製品の表面に欠陥を作る。塗油を怠ると、型枠内面に
コンクリートの一部か付着して、製品表面に欠落部を作
る。鋼板製型枠はコンクリートか付着しやすいため、−
凹成形するごとに、ワイヤブラシ等により、微少なコン
クリート付着も無いように清掃した後、吹伺は等により
型枠内面に塗油している。鋼板製型枠を用いる限り、清
掃と塗油は共に不可欠と考えられた。
この発明は鋼板製型枠に内面処理を施して、上記清掃は
完全に不要とし、塗油も数回のコンクリート成形ごとに
行えば足りるようにするものである。
く課題を解決するための手段〉 この発明のコンクリート型枠の内面処理法は、コンクリ
ート成形用鋼板製型枠の内面に、鋼板から剥離し難く、
コンクリート剥離性のよい合成樹脂による塗膜を形成し
、コンクリート投入前に。
上記塗膜の上に、さらに脂肪酸を塗布することを特徴と
する。
上記合成樹脂の塗膜は焼付塗装法によって形成し、上記
脂肪酸の塗布は揮発性溶剤を使ってスプレー塗装するこ
とか好ましい。
さらに上記塗膜の寿命を長くする手段として。
塗膜を形成する前に型枠内面に硬質粉粒材を薄膜状に溶
着、圧着、又は接着して粗面とすることか好ましい。
さらに上記脂肪酸の塗布は、製品脱型のつど行い、その
塗布量は、養生中に昇温した脂肪酸がコンクリート側へ
浸透して防水膜を作るため減った皺を補うに足る量であ
ることが好ましい。
(作 用) 鋼板上に塗装して剥離し難く、充填したコンクリートと
の剥離性のよい合成樹脂の塗料、例えばポリフェニンサ
ルファイドを選んで、型枠内面にその塗膜を形成すると
、鋼板型枠の完全防錆と、硬化コンクリートとの完べき
な剥離性が得られる。しかし、その塗膜は砂利を含んだ
コンクリート投入を繰返すと、急速に摩耗して、鋼板を
露出させるに至る弱さがある。
この塗膜の摩耗を防ぐ手段として、コンクリート投入前
に、塗膜の上にワセリンン等の脂肪酸を塗布する。この
脂肪酸の被膜が投入コンクリートと型枠側塗膜との間の
防護層となって、塗膜の摩耗を著減させ、また脱型時の
剥離剤の作用もする。
脂肪酸被膜はコンクリート投入ごとに、ある程度、コン
クリート側に移って薄められるので、合成樹脂塗膜の地
肌か出ないように補給する必要があるが、従来の塗油作
業のように毎回行わなくてもよい。
なおコンクリート投入後の養生中、昇温した型枠内面の
脂肪酸被膜が流動性を得て、コンクリート側へ幾分か浸
透するため、脱型した製品に防水被膜を作る作用もある
この発明を実施するには請求項(2)に記載したように
、合成樹脂の塗膜は焼付塗装法により、脂肪酸の塗装は
揮発性溶剤を使ったスプレー塗装によるのか最も容易で
確実である。
また請求項(3)の記載のように予め型枠内面に硬質粉
粒材を薄膜状に溶着、圧着、又は接着しておいて、その
上に上記合成樹脂塗膜を形成すると、硬質粉粒材による
粗面が塗膜で平らに覆われる。
この状態の塗膜は、投入コンクリートか脂肪酸被膜を破
って直接、摩擦を加えても、摩耗するのは硬質な粗面の
凸部上の塗膜だけで、凸部上の塗膜の摩耗はすくない、
その結果、塗膜全体としては摩耗最少なく、塗膜本来の
特性であるコンクリート剥離性が長く保持される。
請求項(4)の記載のように、毎回、脂肪酸を補足塗布
してやれば、脱型した製品に防水膜を作ることかできる
く実 施 例〉 第1図はこの発明の内面処理を行った鋼板型枠内面の一
部断面図で、1は型枠鋼板、2はその上に形成した合成
樹脂塗膜、3はその上に塗った脂肪酸(ワセリン)の被
膜である。
第2図は第1図の型枠内面が充填されたコンクリートC
に接した状態を示す、一部で骨材(砂利)4か脂肪酸被
膜3を破って合成樹脂塗膜2に多少食い込んでいる。
第3図は第2図のコンクリートCか脱型のため型枠内面
から離れはじめた状態を示す。コンクリートCの表面に
は、養生時の昇温により、型枠側の脂肪酸3か流動性を
得て、一部かコンクリートC表面へ浸透して生じた薄い
脂肪酸被膜3′ができている。これは製品表面を防水性
にする効果かある。製品表面に十分な防水膜を作るには
、製品の脱型のつど、必要な量だけ脂肪酸を余分に塗布
してやる。
型枠鋼板lの脂肪酸被膜3はコンクリートC側へ移った
分だけ薄くなって残り、骨材4を押込まれた部分は、一
部、合成樹脂塗膜2まで食込んで圧[5を作っている。
第4図は上述のコンクリート投入、脱型を数回繰返して
脂肪酸被膜3が薄くなったため、揮発性溶剤(アルコー
ル等)に溶かした脂肪酸を吹付は塗布した状態を示す、
溶剤は吹付は後30分ないし1時間程度で揮発し去り、
第1図に示した使用前の脂肪酸被膜3の厚みに戻る。も
っとも合成樹脂塗膜2に作られた圧痕5は残るが実用上
全く問題かない。
合成樹脂塗膜2の実用上の寿命が尽きるのは、鋼板lに
達するような深い圧痕5か広がり、コンクリートの剥離
性を維持できなくなった時である。
その合成樹脂の塗膜2の寿命を大きく増大するため、型
枠内面の鋼板lに塗l!2を焼付は塗装する前の事前処
理として、硬質粉粒材6を薄く溶着した実施例の断面図
を第5図に示す。
鋼板1の表面をガスバーナで加熱し、その上に硬質粉粒
材6としてセラミック粒を均等に撒布して作ったもので
あるが、ローラ等により粉粒材6を押しつけ圧着させて
もよい、また加熱しなくても、鋼板1玉に接着剤を塗布
し、そこに、粉粒材6を撒布して軽く押付けてもよく、
粉粒材6を鋼板1に付着する方法は任意である。
第5図の実施例は、粉粒材6を鋼板1上に薄く付着した
後、前述の合成樹脂塗膜2を焼付は塗装で作り、その上
に脂肪酸被膜3を吹付は塗布したものの断面である。
第6図は、第5図の合成樹脂塗膜2が長期rIF1のコ
ンクリート投入、脱型の繰返しにより大きく摩耗しても
、またコンクリート剥離性を維持し′Cいる状態を示す
、当初、鎖線で示す2゛の高さまであった塗[2が、脂
肪酸被膜3を押破ったコンクリート骨材の摩擦、打撃に
より、太きくS耗している。しかし第6図に実線で示し
た塗膜2のように、粉粒材6による凹凸粗面の凹部の塗
膜2は凸部の陰に入って摩擦、打撃を受けず、剥離性を
保つに十分な塗膜面積を維持している。凸部上の塗Wi
成分は摩擦、打撃により大きく摩耗して、はとんど粉粒
材6の上端が露出するようになるが、それは広い塗Il
!!2の表面に点々と散在するだけであり、第6図では
略した脂肪酸被膜3に檀われるため、コンクリートをそ
こに付着させ、!1#性を低下させるような付着力を生
しさせない。
第7図に断面を示す型枠7はコンクリートU字溝C′を
成形するもので、コンクリート充填後、両側板7a、 
7aを左右へ鎖線位置まで開いて、製品を上方へ脱型す
る。その後1回転ブラシにより型枠内面全体を清掃する
のであるか、両側板7aの北端の狭い屈折面8だけ自動
操作される回転ブラシにかエリにくい問題かあった。
そのため、この発明の内面処理法をその屈折面8付近た
けに適用したちのて、型枠7の製作時、上記屈折面8の
付近たけサンドブラストし、剥離特性に優れた市販の熱
可塑性樹脂(ポリフェニンサルファイド)を焼付塗装し
、使用時、脂肪酸を切らせない程度に吹付け、他部は従
来通り毎回塗油して使用すれば、屈折面8の清掃は全く
不要になる。
上記焼付は塗装の前に、サンドブラストした鋼板をバー
ナー加熱して第5図のようにセラミック粒を付着する事
前処理を施したものは、半永久的に清掃なしで使用でき
る。
以上、本発明の詳細な説明したが、この発明はその要旨
を変えることなく、実施条件により。
技術者の公知技術と工夫により、多様に変化、応用し得
ることはいうまてもない。
〈発明の効果〉 この発明は発錆しやすく、コンクリート剥離性の悪い鋼
板型枠には、毎回の清掃、塗油作業は不可欠とした従来
の固定概念を破り、初めて完全に清掃作業を不要にした
型枠内面処理法を提供し得た。
すなわち、この発明は型枠鋼板とコンクリートとの接触
を絶つため鋼板表面を合成樹脂塗膜で覆い、摩耗しやす
いその塗膜を、粘性固体である脂肪酸被膜で覆うことに
より守る。その脂肪酸は脱型時、剥離剤の作用もするの
である。
弱い合成樹脂塗膜と、時々その上に補給する脂肪酸の被
膜との組合わせで、鋼板型枠でもコンクリート付着、残
存を皆無とし、製品脱型後の清掃を完全に不要にした。
そして脂肪酸は従来の油性剥離剤塗布面のように薄い被
膜でなく、流下することもないから、数回のコンクリー
ト投入、脱型に耐えられ、従来の塗油作業も著減する。
この発明の内面処理法の実施は、周知の焼付塗装により
合成樹脂塗膜を形成し、揮発性溶剤で薄めた脂肪酸をス
プレー塗装すれば、極めて容易に行い得る。
また上記合成樹脂塗膜の下地に硬質粉粒剤の薄層な付け
ることにより、摩耗しやすい上記塗膜の欠点を大幅に改
善した。
また毎回、型枠内面に吹付けた脂肪酸が養生温度でコン
クリート側へ浸透して、製品表面に防水膜を作る。
この発明により、従来、進歩の無かった鋼板型枠の清掃
、塗油作業の合理化が促進される技術的効果も大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した型枠内面の部分断面図、第
2図はそれにコンクリートか充填された状態の断面図、
第3図はそのコンクリートが脱型のため型枠内面から離
れはじめた状態の断面図、第4図は使用後の上記型枠内
面に脂肪酸を吹付は補給して復旧させた状態の断面図、
第5図は合成樹脂塗膜の下地に、事前処理として硬質粉
粒材の薄層を付着した場合の型枠内面の部分断面図、第
6図は第5図のものの摩耗状態を示す断面図。 第7図はこの発明を局部的に適用した型枠の横断面説明
図で、図中、2は合成樹脂の塗膜、3は脂肪酸の被膜、
6は硬質粉粒材を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート成形用鋼板製型枠の内面に、鋼板か
    ら剥離し難く、コンクリート剥離性のよい合成樹脂によ
    る塗膜を形成し、コンクリート投入前に、上記塗膜の上
    に、さらに脂肪酸を塗布することを特徴とするコンクリ
    ート型枠の内面処理法。
  2. (2)請求項(1)に記載のコンクリート型枠の内面処
    理法において、 上記合成樹脂の塗膜は焼付塗装法によって形成し、上記
    脂肪酸の塗布は、揮発性溶剤を使ってスプレー塗装する
    ことを特徴とするコンクリート型枠の内面処理法。
  3. (3)請求項(1)に記載のコンクリート型枠の内面処
    理法において、 上記塗膜を形成する前に、型枠内面に硬質粉粒材の薄層
    を溶着、圧着、又は接着して、粗面とすることを特徴と
    するコンクリート型枠の内面処理法。
  4. (4)請求項(1)または(3)に記載のコンクリート
    型枠の内面処理法において、 上記脂肪酸の塗布は、製品脱型のつど行い、その塗布量
    は、養生中に昇温した脂肪酸がコンクリート側へ浸透し
    て防水膜を作るため減った量を補うに足る量であること
    を特徴とするコンクリート型枠の内面処理法。
JP28379588A 1988-11-11 1988-11-11 コンクリート型枠の内面処理法 Granted JPH02130102A (ja)

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JP2008308882A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 鋼板コンクリート構造
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