JPH02132111A - 耐衝撃性ニトリル系樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
耐衝撃性ニトリル系樹脂組成物の製造方法Info
- Publication number
- JPH02132111A JPH02132111A JP28374888A JP28374888A JPH02132111A JP H02132111 A JPH02132111 A JP H02132111A JP 28374888 A JP28374888 A JP 28374888A JP 28374888 A JP28374888 A JP 28374888A JP H02132111 A JPH02132111 A JP H02132111A
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- Japan
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- polymerization
- acid
- parts
- resin composition
- peak
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、耐衝撃性に優れたニトリル系樹脂組成物の製
造方法に関するものである. 〔従来の技術〕 ニトリル系樹脂は、ガス及び蒸気に対するバリャー性、
そして耐溶剤性に優れた熱可塑性重合体であり、近年食
品や農医薬品、化粧品等の分野での包装材料として、そ
の実用価値が認められている.ニトリル系樹脂の製造方
法においては、耐衝撃性を付与する目的でゴム存在下に
不飽和ニトリルを主成分とする単量体混合物をグラフト
重合する方法が一殻的に知られており、それに関する多
数の技術が示されている。
造方法に関するものである. 〔従来の技術〕 ニトリル系樹脂は、ガス及び蒸気に対するバリャー性、
そして耐溶剤性に優れた熱可塑性重合体であり、近年食
品や農医薬品、化粧品等の分野での包装材料として、そ
の実用価値が認められている.ニトリル系樹脂の製造方
法においては、耐衝撃性を付与する目的でゴム存在下に
不飽和ニトリルを主成分とする単量体混合物をグラフト
重合する方法が一殻的に知られており、それに関する多
数の技術が示されている。
例えば、共役ジエン系ゴムに不飽和ニトリルとアクリル
酸アルキルエステルをグラフト重合する方法(特公昭4
6−25005号公報)あるいは、共役ジエン系ゴムに
不飽和ニトリル及び芳香族ビニル化合物をグラフト重合
する方法(特開昭50−75294号公報)等が示され
る. このようなニトリル系樹脂組成物の製造において重要な
点は、耐衝撃性のちととなるゴム相とその周辺のマトリ
ックス相とのグラフト率のコントロール及び加工性を左
右するマトリックス相の分子量コントロールであり、こ
の両物性をいかにバランスよく重合体に1(1与するか
で得られる樹脂の実川性の良否がきまる。
酸アルキルエステルをグラフト重合する方法(特公昭4
6−25005号公報)あるいは、共役ジエン系ゴムに
不飽和ニトリル及び芳香族ビニル化合物をグラフト重合
する方法(特開昭50−75294号公報)等が示され
る. このようなニトリル系樹脂組成物の製造において重要な
点は、耐衝撃性のちととなるゴム相とその周辺のマトリ
ックス相とのグラフト率のコントロール及び加工性を左
右するマトリックス相の分子量コントロールであり、こ
の両物性をいかにバランスよく重合体に1(1与するか
で得られる樹脂の実川性の良否がきまる。
耐衝撃性を向上させるには、重合開始前にゴ・ムを単量
体の一部で前膨潤させる方法(特開昭50−75294
号公報)が示されるものの、一方加工性の向上に関して
はメルカプタン類等の分子fill整剤を使用し、更に
分子ffi洲節剤の効果を高める為にpHm節剤を使用
する方法が知られている(特開昭54−71839号公
報). 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、重合反応機構に与えるメルカプタンの影響は単
に分子itill節のみならずグラフト率も左右するた
め、耐衝撃性にも影響を与え、両物性が適度にバランス
した樹脂を得るのは難しく、例えば分子量!Il節剤を
増量すれば、加工性は向上するが、耐衝撃性は実用に耐
えぬほど低下する.父上記重合法は、重合体のダイスウ
エリングが不安定で、既知の熱可塑性樹脂材料に使用さ
れる従来の成形方法すなわち押出成形、射出成形、ブロ
ー成形、インフレ製膜等において、成形時の形状、面状
態の悪化等の問題が生じていた.これらの問題点に鑑み
、本発明者らは重合体の転化率が5〜90wt%である
間、重合系のpHをを5以下に調節し、かつ、分子量調
節剤をも連続あるりは分割して装入する方法を開示した
がいまだ不充分であった. 本発明の目的は、耐衝撃性と加工性のバランスしたニト
リル系樹脂の製造方法を提供することにある. 〔課題を解決する為の手段〕 本発明者らは、更に鋭意検討した結果遂に本発明に到達
した. すなわち、本発明は、共役ジエン系単量体を50重量%
以上含むジエン系ゴム状重合体1〜40重量部の存在下
、不飽和ニトリル及びこれと共重合可能な他の単量体と
の混合物100重量部を分子量禰整剤とともに水性媒体
中で重合するに際し、重合開始直後から重合ピーク時ま
での重合系のp Hを5以下にすることを特徴とする耐
衝撃性ニトリル系樹脂組成物の製造方法である. 本発明に用いるジエン系ゴム状重合体とは、共役ジエン
系単量体とこれと共重合可能な不飽和ニトリル、芳香族
ビニル化合物、不飽和カルボン酸エステル等から選ばれ
る、少なくとも一種の単量体との共重合体である.共役
ジエン系単量体としては、1−3ブタジェン、2.3−
ジメチル−1.3−ブタジエン、2.3−ジエチル−1
.3−プタジエン、イソプレン、クロロブレン等が例示
され、好ましくは13ブタジエンである.不飽和ニトリ
ルとしては、アクリロニトリル、メタクリ口ニトリル、
α−クロロアクリロニトリル等が例示され、好ましくは
アクリロニトリルである.芳香族ビニル化合物としては
、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビ
ニルキシレン類が例示され、好ましくはスチレンである
.不飽和カルボン酸エステルとしては、アクリル酸ある
いはメタクリル酸のメチル、エチル、プロビル、プチル
等の↓ステルを挙げることができる.好ましくはアクリ
ル酸メチルメタクリル酸メチルである.このジエン系ゴ
ム状重合体は、公知の種hの方法で製造できるが、乳化
重合法が好適である. 不飽和ニトリルと共重合可能な他の単量体としては不飽
和カルボン酸エステル、芳香族ビニル化合物、α−オレ
フィン、ビニルエーテル、ビニルエステルが挙げられ、
このうち不飽和ニトリル、不飽和カルボン酸エステル、
芳香族ビニル化合物については、上記例示したものを使
用できる.α−オレフィンとしては、イソブテン、2−
メチル−1−フテン、2−メチル−1−ベンテン、2−
メチル−1−ヘキセン、2−メチル−1−ヘプテン、2
−エチル−1−プテン、2−プロビル−1−プテン等が
挙げられ好ましくは、イソブテンである. ビニルエーテルとしては、メチルビニルエーテル、エチ
ルビニルエーテル、プロビルビニルエーテル類、プチル
ビニルエーテル類、イソプロビルビニルエーテル等が挙
げられ、好ましくはメチルビニルエーテルである. ビニルエステルとして、酢酸ビニル、プロビオン酸ビニ
ル、酪酸ビニル類が挙げられ、好ましくは酢酸ビニルで
ある. ジエン系ゴム状重合体の添加量は1〜40重量部であり
好ましくは5〜30重量部である.添加量が40重量部
を越えると、加工性が悪くなり、1重量部未満では耐衝
撃性が悪くなる.本発明に用いる分子量訓整剤としては
、アルキルメル力ブタン類で、例えばn−ドデシルメル
カブタン、Ler t− ドデシルメルカブタン、n−
ドデシルチオールアセタート、ペンタエリスリトールテ
トラキス(β−メルカプトブ口ビオネート)、リモネン
ジメル力ブタン等があり、好ましくはメルカブタン臭が
実質的に無臭であるという点で、分子内に2個以上のメ
ルカプト基を含む有機メルカブト化合物、例えばペンタ
エリスリトールテトラキス(β−メルカプトブロピオネ
ート)、リモネンジメルカブタンである. 分子量調整剤の添加量は、必要とする分子量により決定
されるが、多量に添加すると、耐熱性および機械的性質
の低下をもたらすので、重合させる単量体基準で0.1
〜3重量%が適当である.本発明における重合ピーク時
とは、該重合反応中で反応率が最も高くなった時点をい
い、いいかえれば系内のモノマー消費率が最も高くなっ
た時点である. 重合ピークの起こる時期は、触媒の量、連鎖移動剤の量
等でコントロールすることができるが該重合反応開始後
4時間目までにピークをもってくるのがよい. 重合ピークまでの時間が4時間を越えると、反応が異常
に長引き、消費されるリン酸量も増えコスト高になる.
また、3時間より早い時期に重合ピークがおこる場合は
、急激な反応による発熱がおこり除熱が困難になる.好
ましくは、3時間目から4時間目までである.本発明で
は、重合開始直後から重合ピーク時までの重合系内のp
Hを5以下とするが、そのために用いるpHl節剤とし
ては、無機酸、有機酸のいずれでもよく、無機酸として
は、リン酸、硫酸、塩酸、臭化水素酸、硝酸があげられ
、有機酸としては、酢酸、ブロピオン酸、クエン酸、3
−メルカプトプロピオン酸、アスコルビン酸、リン酸エ
ステルなどがあげられる.好ましい酸は、酢酸、クエン
酸、リン酸、3−メルカブトプロビオン酸である. 本発明において、p }Iの!Pl節は一般的にpH=
9〜10であるゴム状重合体ラテックスを使用してグラ
フト重合をおこなう際に、pH−6〜8の中性に調節し
て重合を開始する従来の目的とは異なったものであり重
合反応系のP Hを5以下のほぼ完全酸性域下にするこ
とにより、分子ffigl1節剤としてのメルカプタン
が、グラフト反応には影響を与えず、本来の目的である
分子tJl節剤コントロールにのみ有効に作用する.こ
のPHは、重合反応器等の材質上の問題から好ましくは
、2.5〜4の範囲である. pHm節の時期は、重合開始時のみ、あるいは重合開始
から終了までの長時間に行うのはあまり効果があがらず
、該重合反応における重合開始直後から反応ピーク時ま
での間継続して行うことで所望の重合体が得られる. 本発明において用いられる重合開始剤は、過硫酸、過酢
酸、及び過フタル酸等の過酸触媒、過硫酸カリウム等の
過酸塩触媒、過酸化水素、過酸化ヘンゾイル、過酸化ク
ロルベンゾイル、過酸化アセチル、過酸化ラウリル、過
酸化ジクミル等の過酸化物触媒があり、これらは、単独
あるいは、2種類以上を混合して用いられる. 本発明で好適な乳化剤は、ミリスチン酸、バルミチン酸
、ステアリン酸、ラウリル酸、オレイン酸等のナトリウ
ム又はカリウム塩、セチル硫酸、ラウリル硫酸、オレイ
ンスルホン酸、ステアリルスルホン酸等のナトリウム、
カリウム又はアンモニウム塩、ラウリルアミンヒド口ク
ロリド、ステアリルアミンヒドロブロミド等の高級アミ
ン塩、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、メチルセルロース等の高分子物質等がある.本発明
に好適な重合方法は、乳化重合でありO〜100゜Cの
任意の温度で、ラジカル重合開始剤存在下で重合を行い
、重合生成物はラテックスとして得られる.このラテッ
クスを常法により凝固、水洗、乾燥して重合体を得る.
得られた重合体は熱可塑性樹脂であり、通常の配合剤で
ある酸化防止剤、安定剤、着色剤、滑剤等を加えて、押
出成形、射出成形、カレンダー成形、ブロー成形等の加
工成形が可能である. 本発明の方法によって得られる樹脂は、従来技術による
ゴム強化ニトリル系重合体にくらべ、高耐衝撃性であり
、かつ易加工性であり耐溶剤性及び蒸気、ガスに対する
遮断性も備えていることから、食品、農医薬品、化粧品
等のボトル、フィルム、シート等の成形材料として有用
である。
体の一部で前膨潤させる方法(特開昭50−75294
号公報)が示されるものの、一方加工性の向上に関して
はメルカプタン類等の分子fill整剤を使用し、更に
分子ffi洲節剤の効果を高める為にpHm節剤を使用
する方法が知られている(特開昭54−71839号公
報). 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、重合反応機構に与えるメルカプタンの影響は単
に分子itill節のみならずグラフト率も左右するた
め、耐衝撃性にも影響を与え、両物性が適度にバランス
した樹脂を得るのは難しく、例えば分子量!Il節剤を
増量すれば、加工性は向上するが、耐衝撃性は実用に耐
えぬほど低下する.父上記重合法は、重合体のダイスウ
エリングが不安定で、既知の熱可塑性樹脂材料に使用さ
れる従来の成形方法すなわち押出成形、射出成形、ブロ
ー成形、インフレ製膜等において、成形時の形状、面状
態の悪化等の問題が生じていた.これらの問題点に鑑み
、本発明者らは重合体の転化率が5〜90wt%である
間、重合系のpHをを5以下に調節し、かつ、分子量調
節剤をも連続あるりは分割して装入する方法を開示した
がいまだ不充分であった. 本発明の目的は、耐衝撃性と加工性のバランスしたニト
リル系樹脂の製造方法を提供することにある. 〔課題を解決する為の手段〕 本発明者らは、更に鋭意検討した結果遂に本発明に到達
した. すなわち、本発明は、共役ジエン系単量体を50重量%
以上含むジエン系ゴム状重合体1〜40重量部の存在下
、不飽和ニトリル及びこれと共重合可能な他の単量体と
の混合物100重量部を分子量禰整剤とともに水性媒体
中で重合するに際し、重合開始直後から重合ピーク時ま
での重合系のp Hを5以下にすることを特徴とする耐
衝撃性ニトリル系樹脂組成物の製造方法である. 本発明に用いるジエン系ゴム状重合体とは、共役ジエン
系単量体とこれと共重合可能な不飽和ニトリル、芳香族
ビニル化合物、不飽和カルボン酸エステル等から選ばれ
る、少なくとも一種の単量体との共重合体である.共役
ジエン系単量体としては、1−3ブタジェン、2.3−
ジメチル−1.3−ブタジエン、2.3−ジエチル−1
.3−プタジエン、イソプレン、クロロブレン等が例示
され、好ましくは13ブタジエンである.不飽和ニトリ
ルとしては、アクリロニトリル、メタクリ口ニトリル、
α−クロロアクリロニトリル等が例示され、好ましくは
アクリロニトリルである.芳香族ビニル化合物としては
、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビ
ニルキシレン類が例示され、好ましくはスチレンである
.不飽和カルボン酸エステルとしては、アクリル酸ある
いはメタクリル酸のメチル、エチル、プロビル、プチル
等の↓ステルを挙げることができる.好ましくはアクリ
ル酸メチルメタクリル酸メチルである.このジエン系ゴ
ム状重合体は、公知の種hの方法で製造できるが、乳化
重合法が好適である. 不飽和ニトリルと共重合可能な他の単量体としては不飽
和カルボン酸エステル、芳香族ビニル化合物、α−オレ
フィン、ビニルエーテル、ビニルエステルが挙げられ、
このうち不飽和ニトリル、不飽和カルボン酸エステル、
芳香族ビニル化合物については、上記例示したものを使
用できる.α−オレフィンとしては、イソブテン、2−
メチル−1−フテン、2−メチル−1−ベンテン、2−
メチル−1−ヘキセン、2−メチル−1−ヘプテン、2
−エチル−1−プテン、2−プロビル−1−プテン等が
挙げられ好ましくは、イソブテンである. ビニルエーテルとしては、メチルビニルエーテル、エチ
ルビニルエーテル、プロビルビニルエーテル類、プチル
ビニルエーテル類、イソプロビルビニルエーテル等が挙
げられ、好ましくはメチルビニルエーテルである. ビニルエステルとして、酢酸ビニル、プロビオン酸ビニ
ル、酪酸ビニル類が挙げられ、好ましくは酢酸ビニルで
ある. ジエン系ゴム状重合体の添加量は1〜40重量部であり
好ましくは5〜30重量部である.添加量が40重量部
を越えると、加工性が悪くなり、1重量部未満では耐衝
撃性が悪くなる.本発明に用いる分子量訓整剤としては
、アルキルメル力ブタン類で、例えばn−ドデシルメル
カブタン、Ler t− ドデシルメルカブタン、n−
ドデシルチオールアセタート、ペンタエリスリトールテ
トラキス(β−メルカプトブ口ビオネート)、リモネン
ジメル力ブタン等があり、好ましくはメルカブタン臭が
実質的に無臭であるという点で、分子内に2個以上のメ
ルカプト基を含む有機メルカブト化合物、例えばペンタ
エリスリトールテトラキス(β−メルカプトブロピオネ
ート)、リモネンジメルカブタンである. 分子量調整剤の添加量は、必要とする分子量により決定
されるが、多量に添加すると、耐熱性および機械的性質
の低下をもたらすので、重合させる単量体基準で0.1
〜3重量%が適当である.本発明における重合ピーク時
とは、該重合反応中で反応率が最も高くなった時点をい
い、いいかえれば系内のモノマー消費率が最も高くなっ
た時点である. 重合ピークの起こる時期は、触媒の量、連鎖移動剤の量
等でコントロールすることができるが該重合反応開始後
4時間目までにピークをもってくるのがよい. 重合ピークまでの時間が4時間を越えると、反応が異常
に長引き、消費されるリン酸量も増えコスト高になる.
また、3時間より早い時期に重合ピークがおこる場合は
、急激な反応による発熱がおこり除熱が困難になる.好
ましくは、3時間目から4時間目までである.本発明で
は、重合開始直後から重合ピーク時までの重合系内のp
Hを5以下とするが、そのために用いるpHl節剤とし
ては、無機酸、有機酸のいずれでもよく、無機酸として
は、リン酸、硫酸、塩酸、臭化水素酸、硝酸があげられ
、有機酸としては、酢酸、ブロピオン酸、クエン酸、3
−メルカプトプロピオン酸、アスコルビン酸、リン酸エ
ステルなどがあげられる.好ましい酸は、酢酸、クエン
酸、リン酸、3−メルカブトプロビオン酸である. 本発明において、p }Iの!Pl節は一般的にpH=
9〜10であるゴム状重合体ラテックスを使用してグラ
フト重合をおこなう際に、pH−6〜8の中性に調節し
て重合を開始する従来の目的とは異なったものであり重
合反応系のP Hを5以下のほぼ完全酸性域下にするこ
とにより、分子ffigl1節剤としてのメルカプタン
が、グラフト反応には影響を与えず、本来の目的である
分子tJl節剤コントロールにのみ有効に作用する.こ
のPHは、重合反応器等の材質上の問題から好ましくは
、2.5〜4の範囲である. pHm節の時期は、重合開始時のみ、あるいは重合開始
から終了までの長時間に行うのはあまり効果があがらず
、該重合反応における重合開始直後から反応ピーク時ま
での間継続して行うことで所望の重合体が得られる. 本発明において用いられる重合開始剤は、過硫酸、過酢
酸、及び過フタル酸等の過酸触媒、過硫酸カリウム等の
過酸塩触媒、過酸化水素、過酸化ヘンゾイル、過酸化ク
ロルベンゾイル、過酸化アセチル、過酸化ラウリル、過
酸化ジクミル等の過酸化物触媒があり、これらは、単独
あるいは、2種類以上を混合して用いられる. 本発明で好適な乳化剤は、ミリスチン酸、バルミチン酸
、ステアリン酸、ラウリル酸、オレイン酸等のナトリウ
ム又はカリウム塩、セチル硫酸、ラウリル硫酸、オレイ
ンスルホン酸、ステアリルスルホン酸等のナトリウム、
カリウム又はアンモニウム塩、ラウリルアミンヒド口ク
ロリド、ステアリルアミンヒドロブロミド等の高級アミ
ン塩、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、メチルセルロース等の高分子物質等がある.本発明
に好適な重合方法は、乳化重合でありO〜100゜Cの
任意の温度で、ラジカル重合開始剤存在下で重合を行い
、重合生成物はラテックスとして得られる.このラテッ
クスを常法により凝固、水洗、乾燥して重合体を得る.
得られた重合体は熱可塑性樹脂であり、通常の配合剤で
ある酸化防止剤、安定剤、着色剤、滑剤等を加えて、押
出成形、射出成形、カレンダー成形、ブロー成形等の加
工成形が可能である. 本発明の方法によって得られる樹脂は、従来技術による
ゴム強化ニトリル系重合体にくらべ、高耐衝撃性であり
、かつ易加工性であり耐溶剤性及び蒸気、ガスに対する
遮断性も備えていることから、食品、農医薬品、化粧品
等のボトル、フィルム、シート等の成形材料として有用
である。
以下、実施例により本発明を説明する.なお、以下の「
部」及び[%』は重量基準による. J瞳上 (A)ジエン系ゴムラテックスの製造 下配成分からなる混合物をステンレス製重合反応器にて
、窒素雰囲気で、攪拌をし45゜Cで20時間重合を行
い、転化率90%で重合を終了した.重合終了後、過剰
の単量体をストリッピングにより除き、固形分濃度30
%の合成ゴムラテックスを得た. アクリロニトリル 40 部1−3ブタジ
エン 60 部脂肪酸セッケン
2.4部アゾビスイソブチロニトリル 0.3
部クーシャルドデシルメルカブタン0.5部水
200部また、ラテッ
クスを乾燥後、固形分を回収し、元素分析によりゴム中
のアクリロニトリル含量を求めたところ313wt%で
あった. (B)グラフト重合体の製造 重合反応器に下記の組成の原料を仕込み窒素雰囲気化で
攪拌しながら58゜Cで重合を開始した.重合開始時の
pl1は7.4であった.水
200部アクリロニトリル
75 部メチルアクリレート 25 部上
記(A)のゴムラテックス 33 部(固形分 10
部) ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 1.31部 ポリビニルビロリドン 0.47部過硫酸カリ
ウム 0.06部ターシャルドデシルメ
ル力ブタン2.0部重合開始30分から重合系にリン酸
を連続的に添加して反応ピーク時までP H = 3を
保持し、さらに58゜Cで5時間重合を行った. なお、反応ピークは重合開始から3時間目に起こった. 得られたラテックスを希硫酸アルミニウム水溶液(il
1度45%)を加えて凝固させ、水洗、乾燥して粉末状
重合体を得た. この重合体を170゜C, 140 kg/cイで加圧
成形し透明、淡黄色のシートを得た.このシ一トより作
成した試験片のアイゾット衝撃強度(23゜C AS
TM D256に準ず)及び得られた重合体のメルト
インデックス(ASTM D1238)を測定した結
果を第1表に示す. 〔比較例!〕 実施例1において、重合系のPH調節を行わない点を除
いては実施例1と同様にして重合した。
部」及び[%』は重量基準による. J瞳上 (A)ジエン系ゴムラテックスの製造 下配成分からなる混合物をステンレス製重合反応器にて
、窒素雰囲気で、攪拌をし45゜Cで20時間重合を行
い、転化率90%で重合を終了した.重合終了後、過剰
の単量体をストリッピングにより除き、固形分濃度30
%の合成ゴムラテックスを得た. アクリロニトリル 40 部1−3ブタジ
エン 60 部脂肪酸セッケン
2.4部アゾビスイソブチロニトリル 0.3
部クーシャルドデシルメルカブタン0.5部水
200部また、ラテッ
クスを乾燥後、固形分を回収し、元素分析によりゴム中
のアクリロニトリル含量を求めたところ313wt%で
あった. (B)グラフト重合体の製造 重合反応器に下記の組成の原料を仕込み窒素雰囲気化で
攪拌しながら58゜Cで重合を開始した.重合開始時の
pl1は7.4であった.水
200部アクリロニトリル
75 部メチルアクリレート 25 部上
記(A)のゴムラテックス 33 部(固形分 10
部) ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 1.31部 ポリビニルビロリドン 0.47部過硫酸カリ
ウム 0.06部ターシャルドデシルメ
ル力ブタン2.0部重合開始30分から重合系にリン酸
を連続的に添加して反応ピーク時までP H = 3を
保持し、さらに58゜Cで5時間重合を行った. なお、反応ピークは重合開始から3時間目に起こった. 得られたラテックスを希硫酸アルミニウム水溶液(il
1度45%)を加えて凝固させ、水洗、乾燥して粉末状
重合体を得た. この重合体を170゜C, 140 kg/cイで加圧
成形し透明、淡黄色のシートを得た.このシ一トより作
成した試験片のアイゾット衝撃強度(23゜C AS
TM D256に準ず)及び得られた重合体のメルト
インデックス(ASTM D1238)を測定した結
果を第1表に示す. 〔比較例!〕 実施例1において、重合系のPH調節を行わない点を除
いては実施例1と同様にして重合した。
生成した重合体のアイゾソト衝撃強度とメルトインデッ
クスの値を第1表に示す. 〔比較例2〕 実施例lにおいて、重合開始時において重合系のPHを
3に合わせた後、それ以後のpHgJl節を行わない点
を除いてはは実施例1と同様にして重合した. 生成した重合体のアイゾット衝撃強度とメルトインデッ
クスの値を第1表に示す. 〔比較例3〕 実施例1において、重合開始時において重合系のPHを
3に合わせた後、重合終了時までの重合系のpHを3に
維持するようリン酸を連続的に添加した. 生成した重合体のアイゾット衝撃強度とメルトインデッ
クスの値を第1表に示す. 〔実施例2〕 実施例1において重合開始から重合ピーク時までの重合
系のpHを4にあわせる点を除いては実施例lと同様に
して重合を行った. 生成した重合体のアイゾット衝撃強度とメルトインデッ
クスの値を第1表に示す. 第1表 〔発明の効果〕 本発明により得られるニトリル系樹脂組成物は、従来技
術による樹脂に比べ耐fli u性に優れており工業的
に価値が大である. 特許出願人 三井東圧化学株式会社 ■ZOD:アイゾッド衝撃強度( kg−cva/ C
l):メルトインデックス( g/10min
クスの値を第1表に示す. 〔比較例2〕 実施例lにおいて、重合開始時において重合系のPHを
3に合わせた後、それ以後のpHgJl節を行わない点
を除いてはは実施例1と同様にして重合した. 生成した重合体のアイゾット衝撃強度とメルトインデッ
クスの値を第1表に示す. 〔比較例3〕 実施例1において、重合開始時において重合系のPHを
3に合わせた後、重合終了時までの重合系のpHを3に
維持するようリン酸を連続的に添加した. 生成した重合体のアイゾット衝撃強度とメルトインデッ
クスの値を第1表に示す. 〔実施例2〕 実施例1において重合開始から重合ピーク時までの重合
系のpHを4にあわせる点を除いては実施例lと同様に
して重合を行った. 生成した重合体のアイゾット衝撃強度とメルトインデッ
クスの値を第1表に示す. 第1表 〔発明の効果〕 本発明により得られるニトリル系樹脂組成物は、従来技
術による樹脂に比べ耐fli u性に優れており工業的
に価値が大である. 特許出願人 三井東圧化学株式会社 ■ZOD:アイゾッド衝撃強度( kg−cva/ C
l):メルトインデックス( g/10min
Claims (1)
- 1、共役ジエン系単量体を50重量%以上含むジエン系
ゴム状重合体1〜40重量部の存在下、不飽和ニトリル
及びこれと共重合可能な他の単量体との混合物100重
量部を分子量調整剤とともに水性媒体中で重合するに際
し、重合開始直後から重合ピーク時までの重合系のpH
を5以下に調節することを特徴とする耐衝撃性ニトリル
系樹脂組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28374888A JPH02132111A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 耐衝撃性ニトリル系樹脂組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28374888A JPH02132111A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 耐衝撃性ニトリル系樹脂組成物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02132111A true JPH02132111A (ja) | 1990-05-21 |
| JPH0551609B2 JPH0551609B2 (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=17669599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28374888A Granted JPH02132111A (ja) | 1988-11-11 | 1988-11-11 | 耐衝撃性ニトリル系樹脂組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02132111A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100620478B1 (ko) * | 1999-05-24 | 2006-09-13 | 텍스트론 인크. | 구동 시스템 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52139187A (en) * | 1976-05-17 | 1977-11-19 | Standard Oil Co | Activation of mercaptan by acid in copolymerization of acrylonitrile |
-
1988
- 1988-11-11 JP JP28374888A patent/JPH02132111A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52139187A (en) * | 1976-05-17 | 1977-11-19 | Standard Oil Co | Activation of mercaptan by acid in copolymerization of acrylonitrile |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100620478B1 (ko) * | 1999-05-24 | 2006-09-13 | 텍스트론 인크. | 구동 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0551609B2 (ja) | 1993-08-03 |
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