JPH0213787Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0213787Y2 JPH0213787Y2 JP1188584U JP1188584U JPH0213787Y2 JP H0213787 Y2 JPH0213787 Y2 JP H0213787Y2 JP 1188584 U JP1188584 U JP 1188584U JP 1188584 U JP1188584 U JP 1188584U JP H0213787 Y2 JPH0213787 Y2 JP H0213787Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- oil
- piston
- abutment
- vibration isolator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、油圧防振器のシリンダ内油中に生じ
た気体を外部へ排出するための機構を有する油圧
防振器に関するものである。
た気体を外部へ排出するための機構を有する油圧
防振器に関するものである。
支持体に固定した油ケース内に配管系等の被支
持体に連結したシリンダを沈め、それの両側に、
油ケース内に相対向して突設した2つのピストン
体を挿入すると共に、2つのピストン体にはシリ
ンダ内外を連通する連通孔を設け、これに逆止弁
を介設し、油圧作用により、被支持体の熱膨張等
による緩慢な変位はこれを許容するが、地震等に
基づくそれの急激な変位はこれを拘束する定置型
の油圧防振器が出願人によつて提案されている。
このような油圧防振器においては、シリンダ内の
油が酸化し、あるいは放射線を浴びた場合等に、
化学変化して微量なガスを生じることが確認され
ている。ところがこのガスがシリンダ内にたまる
と、油圧により被支持体を確固に拘束することが
できなくなる。
持体に連結したシリンダを沈め、それの両側に、
油ケース内に相対向して突設した2つのピストン
体を挿入すると共に、2つのピストン体にはシリ
ンダ内外を連通する連通孔を設け、これに逆止弁
を介設し、油圧作用により、被支持体の熱膨張等
による緩慢な変位はこれを許容するが、地震等に
基づくそれの急激な変位はこれを拘束する定置型
の油圧防振器が出願人によつて提案されている。
このような油圧防振器においては、シリンダ内の
油が酸化し、あるいは放射線を浴びた場合等に、
化学変化して微量なガスを生じることが確認され
ている。ところがこのガスがシリンダ内にたまる
と、油圧により被支持体を確固に拘束することが
できなくなる。
本考案は従来の油圧防振器の上記のような問題
点に着目してなされたもので、シリンダに嵌合す
るピストンに、ピストンリングを、それの合口を
上に向けて嵌込み、この合口とシリンダ内周との
間に形成される通気間〓からガスをシリンダ外へ
排出するようにすることにより上記問題点を解決
することを目的としている。
点に着目してなされたもので、シリンダに嵌合す
るピストンに、ピストンリングを、それの合口を
上に向けて嵌込み、この合口とシリンダ内周との
間に形成される通気間〓からガスをシリンダ外へ
排出するようにすることにより上記問題点を解決
することを目的としている。
以下図について本考案の実施例を説明する。油
ケース1は建屋の床などの支持体S上に水平に固
着されている。油ケース1上には開口2を有する
カバー3が取付けられている。油ケース1内には
シリコン油等の作動油0が容れられている。
ケース1は建屋の床などの支持体S上に水平に固
着されている。油ケース1上には開口2を有する
カバー3が取付けられている。油ケース1内には
シリコン油等の作動油0が容れられている。
シリンダ4は油ケース1内の作動油0中に沈め
られ、水平に移動自在である。シリンダ4内中央
部には、これを2つに区切る仕切壁5が設けられ
ている。しかして、シリンダ4は、油ケース1か
ら上方へ突出するブラケツト6を有する保持体7
に抱持され、ブラケツト6に一端が枢支された連
結部材8を介して図示しない配管系等の被支持体
に連結されている。
られ、水平に移動自在である。シリンダ4内中央
部には、これを2つに区切る仕切壁5が設けられ
ている。しかして、シリンダ4は、油ケース1か
ら上方へ突出するブラケツト6を有する保持体7
に抱持され、ブラケツト6に一端が枢支された連
結部材8を介して図示しない配管系等の被支持体
に連結されている。
ピストン体9,10は、油ケース1の長手方向
両側壁1a,1bの内側に相対向して突設され、
夫々内方がシリンダ4の両側に摺動自在に挿入さ
れている。これらピストン体9,10により、シ
リンダ4内には、仕切壁5の両側に2つの油室1
1,12が形成される。各ピストン体9,10に
は、各油室11,12と外部とを連通する油通路
13,14が穿たれ、それらには夫々逆止弁1
5,16が取付けられている。逆止弁15,16
は、各油室11,12から油通路13,14を通
つて流出しようとする作動油0が所定以上の速度
をもつたときにその圧力に押されて油通路13,
14を閉じるものである。
両側壁1a,1bの内側に相対向して突設され、
夫々内方がシリンダ4の両側に摺動自在に挿入さ
れている。これらピストン体9,10により、シ
リンダ4内には、仕切壁5の両側に2つの油室1
1,12が形成される。各ピストン体9,10に
は、各油室11,12と外部とを連通する油通路
13,14が穿たれ、それらには夫々逆止弁1
5,16が取付けられている。逆止弁15,16
は、各油室11,12から油通路13,14を通
つて流出しようとする作動油0が所定以上の速度
をもつたときにその圧力に押されて油通路13,
14を閉じるものである。
ピストン体9,10の外周のシリンダ4内周と
の摺接部には、ピストンリング17が嵌込まれて
いる。このピストンリングは、第4,5図に示す
如く、合口18を有する。この合口18は、装着
時にシリンダ4内周との間に狭小な通気間〓を形
成するものとする。
の摺接部には、ピストンリング17が嵌込まれて
いる。このピストンリングは、第4,5図に示す
如く、合口18を有する。この合口18は、装着
時にシリンダ4内周との間に狭小な通気間〓を形
成するものとする。
19はブラケツト6に嵌込まれた摺動カバーで
あり、カバー3上を摺動自在である。
あり、カバー3上を摺動自在である。
次に作用を説明する。図示しない被支持体に連
動してシリンダ4が水平に動くと、いずれか一方
の油室11,12が拡大し、他方が縮小する。縮
小した方の油室内の油は、油通路13,14を通
つてケース1へ流出しようとするが、シリンダ4
の動きが急激である場合には、油圧により逆止弁
15,16が押されて油通路13,14を閉じ、
シリンダ4の移動を阻止する。これが被支持体の
制振力となる。一方拡大する方の油室11,12
には、油通路14,13を通してケース1内の油
0が吸入される。これに対して熱膨張等により被
支持体が緩慢に変位する場合には、シリンダ4は
ゆつくりと移動する。このため、油室11,12
内の油は逆止弁13,14を閉じることなく油通
路13,14から排出される。従つて被支持体の
緩慢な変位は無理なく許容される。シリンダ4内
の油は酸化により、あるいは放射線を浴びること
により微量のガスを発生する。このガスはシリン
ダ4の上部に集まり、被支持体の移動により各油
室が拡大、縮小することにより、ピストンリング
17とシリンダ4の内周との間の通気間〓を通つ
て外部へ排出される。従つてガスの圧縮性がなく
なり、制振効果に影響を及ぼさない。また、装置
の組込み時に、シリンダ4内の空気を抜く場合に
は、強制的にシリンダ4を往復動させて逆止弁1
5,16にポンプ作用をさせ各油室11,12内
に強制的に油を送り込んで、同じく通気間〓から
空気を抜くことができる。従つて、特別の栓付空
気抜き孔を要しない。さらに、被支持体の振動に
より各油室11,12が拡大、縮小し、逆止弁1
5,16が開、閉を繰返すが、振動がおさまつた
ときに被支持体が一方の油室11,12を縮小し
た位置で静止した場合には、縮小した油室側の逆
止弁は閉路状態のままとなつてしまう。ところ
が、本防振器にあつては、各油室11,12の油
が徐々に通気間〓を通つて流通するので、逆止弁
はしばらくすれば元位置に復する。従つて、逆止
弁15,16にこれを防止するための特別の配慮
を要しない。
動してシリンダ4が水平に動くと、いずれか一方
の油室11,12が拡大し、他方が縮小する。縮
小した方の油室内の油は、油通路13,14を通
つてケース1へ流出しようとするが、シリンダ4
の動きが急激である場合には、油圧により逆止弁
15,16が押されて油通路13,14を閉じ、
シリンダ4の移動を阻止する。これが被支持体の
制振力となる。一方拡大する方の油室11,12
には、油通路14,13を通してケース1内の油
0が吸入される。これに対して熱膨張等により被
支持体が緩慢に変位する場合には、シリンダ4は
ゆつくりと移動する。このため、油室11,12
内の油は逆止弁13,14を閉じることなく油通
路13,14から排出される。従つて被支持体の
緩慢な変位は無理なく許容される。シリンダ4内
の油は酸化により、あるいは放射線を浴びること
により微量のガスを発生する。このガスはシリン
ダ4の上部に集まり、被支持体の移動により各油
室が拡大、縮小することにより、ピストンリング
17とシリンダ4の内周との間の通気間〓を通つ
て外部へ排出される。従つてガスの圧縮性がなく
なり、制振効果に影響を及ぼさない。また、装置
の組込み時に、シリンダ4内の空気を抜く場合に
は、強制的にシリンダ4を往復動させて逆止弁1
5,16にポンプ作用をさせ各油室11,12内
に強制的に油を送り込んで、同じく通気間〓から
空気を抜くことができる。従つて、特別の栓付空
気抜き孔を要しない。さらに、被支持体の振動に
より各油室11,12が拡大、縮小し、逆止弁1
5,16が開、閉を繰返すが、振動がおさまつた
ときに被支持体が一方の油室11,12を縮小し
た位置で静止した場合には、縮小した油室側の逆
止弁は閉路状態のままとなつてしまう。ところ
が、本防振器にあつては、各油室11,12の油
が徐々に通気間〓を通つて流通するので、逆止弁
はしばらくすれば元位置に復する。従つて、逆止
弁15,16にこれを防止するための特別の配慮
を要しない。
シリンダ4はわずかに傾斜して設置されること
が想定される。これを考慮し、仕切壁5の外周に
もピストンリング17を嵌めることができる。こ
の場合、ガスは傾斜上方へ登り、仕切壁5とシリ
ンダ4内周との間の通気間〓を通つて傾斜上部の
油室に入り、それに嵌合しているピストン体9,
10とシリンダ4との通気間〓を通つて外部へ排
出される。
が想定される。これを考慮し、仕切壁5の外周に
もピストンリング17を嵌めることができる。こ
の場合、ガスは傾斜上方へ登り、仕切壁5とシリ
ンダ4内周との間の通気間〓を通つて傾斜上部の
油室に入り、それに嵌合しているピストン体9,
10とシリンダ4との通気間〓を通つて外部へ排
出される。
以上説明してきたように、本考案は、支持体S
に固定され油ケース1の油中に相対向して突設さ
れた2つのピストン体9,10を、被支持体に連
結され、かつ中央で仕切られたシリンダ4の両側
に挿入し、ピストン体9,10には、シリンダ4
と外部とを連通する連通孔14を設けてこれに逆
止弁15,16を介設した油圧防振器において、
前記ピストン体9,10のシリンダ4との摺接部
に、ピストンリング17を、その合口18を上に
向けて嵌込み、合口18とシリンダ4内周との間
に狭小な間〓を形成した構成であるため、作動油
中に生じたガスや組込み時の内部空気を通気間〓
を通じて自然に排出でき、また逆止弁15,16
を確実に復元させることができる構造簡単で安価
な油圧防振器を提供することができる。
に固定され油ケース1の油中に相対向して突設さ
れた2つのピストン体9,10を、被支持体に連
結され、かつ中央で仕切られたシリンダ4の両側
に挿入し、ピストン体9,10には、シリンダ4
と外部とを連通する連通孔14を設けてこれに逆
止弁15,16を介設した油圧防振器において、
前記ピストン体9,10のシリンダ4との摺接部
に、ピストンリング17を、その合口18を上に
向けて嵌込み、合口18とシリンダ4内周との間
に狭小な間〓を形成した構成であるため、作動油
中に生じたガスや組込み時の内部空気を通気間〓
を通じて自然に排出でき、また逆止弁15,16
を確実に復元させることができる構造簡単で安価
な油圧防振器を提供することができる。
第1図は平面図、第2図は縦断正面図、第3図
は第2図−断面図、第4図はピストンリング
の拡大平面図、第5図は同拡大正面図である。 1……油ケース、4……シリンダ、5……仕切
壁、9,10……ピストン体、13,14……連
通孔、15,16……逆止弁、17……ピストン
リング、18……合口、0……作動油。
は第2図−断面図、第4図はピストンリング
の拡大平面図、第5図は同拡大正面図である。 1……油ケース、4……シリンダ、5……仕切
壁、9,10……ピストン体、13,14……連
通孔、15,16……逆止弁、17……ピストン
リング、18……合口、0……作動油。
Claims (1)
- 支持体に固定された油ケース内の油中に相対向
して突設された2つのピストン体を、被支持体に
連結され、かつ中央で仕切られたシリンダの両側
に挿入し、前記ピストン体には、シリンダと外部
とを連通する連通孔を設けてこれに逆止弁を介設
した油圧防振器において、前記ピストン体のシリ
ンダとの摺接部に、ピストンリングをその合口を
上に向けて嵌込み、合口とシリンダ内周との間に
狭小な間〓を形成したことを特徴とする油圧防振
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1188584U JPS60127140U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 油圧防振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1188584U JPS60127140U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 油圧防振器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60127140U JPS60127140U (ja) | 1985-08-27 |
| JPH0213787Y2 true JPH0213787Y2 (ja) | 1990-04-16 |
Family
ID=30494423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1188584U Granted JPS60127140U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 油圧防振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60127140U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7508471B2 (ja) * | 2019-10-01 | 2024-07-01 | 古河電気工業株式会社 | 補強スリーブ、光ファイバ接続部の補強構造及び補強方法 |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1188584U patent/JPS60127140U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60127140U (ja) | 1985-08-27 |
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