JPH0214770Y2 - - Google Patents

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JPH0214770Y2
JPH0214770Y2 JP5047785U JP5047785U JPH0214770Y2 JP H0214770 Y2 JPH0214770 Y2 JP H0214770Y2 JP 5047785 U JP5047785 U JP 5047785U JP 5047785 U JP5047785 U JP 5047785U JP H0214770 Y2 JPH0214770 Y2 JP H0214770Y2
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hook
thread
needle
outer hook
full
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、本縫ミシンの垂直および水平全回転
かまに関する。
背景技術 第7図は従来からの垂直全回転かま組の正面図
であり、第8図は第7図に示す外かまと上糸の関
係の要部を表した斜視図である。第7図および第
8図に示す従来からのかま組においては針7が加
工品9に貫通し、さらに針板10の針穴30を通
過して最下点位置に下降してから、上昇に伴う過
程で上糸8に形成させる上糸輪を方向Rに回動す
る外かま1の爪11の稜線22に摺接させながら
爪の根本まで移行させることにより、上糸8は加
工品9の上面側よりかまに引き込まれ、拡大され
て内かま2の外周をくぐらせる。このとき爪11
は、軸線X−Xに対してα(通常40〜60度位)な
る角度をもつた傾斜した稜線22と、針逃げ縁2
8とによる鋭角的三角形状を構成している。
考案が解決しようとする問題点 このような先行技術では、外かま1の回動にほ
ぼ比例的にかまに引き込まれる上糸8と、同時期
に上昇している針7とが、加工品に針7であけら
れた貫通穴29の内部で摩擦して糸8の「すべ
り」を阻害するばかりか、これに伴つて針7の発
熱を助長している。この現象は一般に想像されて
いるより過大で、特に加工品が天然皮革類、極厚
物(5〜10mm厚)、太糸(日本工業規格#4〜
#0〜#00)の場合、糸の損傷、溶断などの状況
を助長する。さらに糸が合成また化学繊維ででき
ている場合には、前記のような不都合が頻繁に発
生することになる。
さらに爪11の先端部の外側面21は、内かま
2のかま止め溝部の外周円31と半径方向にほぼ
同一位置かやや大きくなるように位置している構
造となつているため、上糸輪を針7の糸穴部で爪
11が確実に捕促せず、目とびを発生させ、また
上糸8を損傷させるなど不都合を発生させ、結果
的に加工品の品質の低下、不良などの問題を引起
している。目とびの現象ならびにその時期の状況
を解析してみると、その結果は次の通りである。
(イ) 完全な目とびが発生したときには、縫い目が
形成されない。
(ロ) 爪11の先端部が上糸8に接触するときには
上糸切れ、また上糸の損傷などが発生すること
が予想され、上糸の単糸切れ、上糸の毛羽立
ち、加工品の縫合部の強度不足、加工品全体の
耐久不足など種々の不都合が発生すると考えら
れる。
特に厚物、太糸での縫製加工のうちで、極厚物
(3〜5mm厚位)、超極厚物(6〜15mm厚位)の縫
製には縫糸すなわち上糸および下糸が日本工業規
格#5〜#0〜#00と太いものが数多く、しか
も、比較的熱特性の低いナイロン、ビニロン等化
学合成繊維を素材とした縫糸が使用されることが
多い。
これらの加工品の素材は天然皮革、人工皮革、
合繊織布などが多く、縫製加工時の条件は多様で
特に荷役用関係製品、安全ベルトなどの製品では
縫合部(接合部)の耐久強度の規格が指定されて
いるものが多い。
また天然皮革の縫製加工においては皮革の質、
硬さ、厚さなどの条件が一定せず、ミシンを使用
しての縫製加工の際、想像以上の困難な状況に直
面しているのが現状である。
このような状況にあるとき、かまによつて操ら
れる上糸の疲労を軽減させる必要がある。
本考案の目的は前述の各種の不都合を軽減さ
せ、総合的に加工品の品質向上と縫製作業の能率
向上をねらうことである。
問題点を解決するための手段 本考案は、外かま5の基端部が回転駆動され、
この外かまの遊端部側から内かま6が嵌合され、
この内かま6は外かまを回転可能にして回り止め
され、この外かま5には上糸輪を捕促する爪11
が形成されている全回転かまにおいて、前記爪1
1は軸線X−Xに対して、第1角度αを有する1
本の稜線12と、この稜線12から外かま5の前
記基端部側に連なり、かつ前記第1角度αよりも
大きく、かつ90度末端の第2角度βで延びるもう
1つの第2稜線13とを有し、第1稜線12と第
2稜線13との稜線分岐点14が嵌り込む外かま
5の内周面に形成された軌溝の前記基端部寄りの
位置よりも内かま6の底面部34に近い側で軌帯
26の側面27の位置より更に底面部34寄りに
位置していることを特徴とする全回転かまであ
る。
本考案の好ましい実施例は、外かま5の糸捌斜
壁15の糸捌端16が前記27の位置より内かま
26の底面部34に近い側に位置することを特徴
とする全回転かまである。本考案の他の好ましい
実施例は、外かま5に回転するように組合わされ
た内かま6のかま止め溝25の外周円32が前記
外かまの爪11の外側面23よりHなる寸法で半
径方向に必ず大きく位置することを特徴とする全
回転かまである。
作 用 上下運動する針が最下点よりわずかに上昇(通
常1.5〜3mm)したとき、針の糸穴部付近に形成
される上糸を外かまの爪が確実に捕促して目とび
が発生しないような構造とし、さらに捕促した上
糸輪を外かまの爪が拡大して、捲糸を内蔵する内
かまの外周をくぐらせて縫い目を形成させるとき
に上糸の動きを制御して縫い目をより美しく仕上
げるとともに、上糸の損傷、タオル目の発生など
を防止して総合的に縫性能を向上させることがで
きる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の平面図であり、第
2図はその正面図、第3図は外かまと上糸8の関
係の要部を表わす斜視図である。第2図、第3図
に示す外かま5の爪11の稜線部分に軸線X−X
とα(通常40゜〜60゜)なる角度をもつ稜線12と、
さらに外かま5に回転できるように組付けられた
内かま6の底面部34に近い側で軌帯26の側面
27の位置より更に底面部34の方に位置する稜
線分岐点14から前記軸線に対してαより5゜〜
30°常に大きくなるようにし、かつ90゜未満のβな
る角度でさらに伸びる稜線13とを形成させると
ともに、糸捌斜壁15の糸捌端16を前記爪11
の外側面部分に前記内かま6の底面部34に近い
側で軌帯の側面27の位置より必ず底面部34寄
りに位置するように配設した構造とする。
このようにすれば、外かま5が方向Rに回動す
るときの上糸8のかまへの引き込み速度が制御で
きるようになる。すなわち、上糸8の上糸輪が爪
11の先端で捕捉されてから、爪11の根本まで
摺動しながら移行する際に、針逃げ縁28と稜線
12、稜線13とそれぞれ異つた三角形状を呈し
ながら、前記針逃げ縁28、稜線12,13に摺
接するため上糸8の速度はそれぞれの爪11の形
状に沿つて引き込まれることになり、加工物9の
貫通穴29の内部で同時期上昇している針7の速
度に対して相対的におそくなるように制御され
る。したがつてこの時期に針7と上糸8の摩擦は
軽減される結果となり、針の発熱の程度は軽減さ
れ上糸の損傷も少なくなるとともに、上糸8のす
べりも阻害される程度が減少する。そして捲糸を
内蔵した内かま6の外周部をくぐるときの抵抗も
少なくなり、結果的に良好な美しい縫い目を得る
ことが可能になる。
上糸8の損傷と美しい縫い目を阻害する問題点
をより改良の方向に導くには、目とびの現象を皆
無の状態とする必要がある。このためには前記上
糸輪が外かまの爪の先端部に確実に捕捉される必
要があると考えられる。
この実施例は、上記諸問題の解決を目的として
示すものである。内かま25の外周円32を外か
ま5の爪11の先端部の外側面23よりHなる寸
法でばね4の内周円24に接触しない程度で半径
方向に常に大きく位置するように構成させること
により、針7が最下点より上昇して上糸8に上糸
輪を形成させる際に、内かま6の針落壁33で内
糸8のゆるみを制御して針7の糸穴部付近で外か
ま5の爪11の先端側に安定した形状を提供する
ようにして、爪11の先端部が確実に上糸輪を捕
捉できるようにしたものである。
更に本考案の他の実施例では、第4図1に示す
ように外かま5の爪11の先端平面部37と内か
ま6の針落側壁38との幅W1を第4図2に示す
従来例のかまの同様な幅Wより使用されるはりの
太さ等に合わせて調整(実施例の場合W>W1)
し、針7の糸引込み側の縦溝を持つた面39と、
前記針落側壁38との「間隙」を実用最小限とす
ることにより、爪11の先端に捕捉される時期の
上糸輪は前記針落側壁38の制御作用によつて、
安定した形状を繰返し提供されるため、目とびが
発生する機会は減少する。
第5図は、上軸回転角と糸の量との関係を示す
グラフである。l1は天びんの糸ゆるめ量を示
し、l2はかまの糸引込み量を示す。l3は第4
図2に示される従来例における針棒の状態を表わ
す針棒上下曲線であり、l4は第4図1に示され
る本考案の一実施例における針棒の状態を表わす
針棒上下曲線である。外かま6の爪11の先端に
対する針7の高さ方向の位置は、前記Hにほぼ相
当する高さ(第4図のH1)だけ従来位置より上
昇させることも可能となり、第5図に示すように
爪11が針と出合う点Aの角度はω度だけ早める
ことも可能となり、天びんの糸引上げ時期(第5
図のC)に対してかま組の糸越し時期Bを従来よ
りω度にほぼ相当する角度(実施例では外かま5
の回転角で5度〜15度)だけ速くできる。このた
め内かま6の外周をくぐる上糸8の動きは、前記
外かま5の第2稜線13の効果も加わつて安定し
た姿勢で動作し、糸越しの時の抵抗も軽減され、
結果的に美しい縫い目が得られることになる。更
に前記針7の高さ方向の位置を上昇させることに
より、針先が加工物に突入する時期は第5図点D
に示すように従来時期よりδ度だけ「遅く」なる
ため、送り歯先端の運動も針板上面より下降する
時期を従来時期よりγ1度だけ「遅らせる」こと
が可能となる。
第6図は、送り歯の運動を示すグラフである。
l5は第4図2に示される従来例における送り歯
の状態を表わす運動曲線であり、l6は第4図1
に示される本考案の実施例における送り歯の状態
を表わす運動曲線である。したがつて前記送り歯
先端の上昇時期も第6図点Eに示すように従来時
期よりγ度(γ1≠γ)だけ「遅く」制御される
このため加工物を貫通してかまに引き込まれる上
糸8が受ける抵抗は、前述の状態よりも一段と軽
減されることになる。
本考案は垂直全回転かまだけでなく水平全回転
かまに関しても実施することができる。
効 果 以上のように本考案によれば、上下運動する針
が最下点よりわずかに上昇したとき、針の糸穴上
に形状される上糸を外かまの爪が確実に捕捉して
目とびが発生しないような構造とし、さらに捕捉
した上糸輪を外かまの爪が拡大して、捲糸を内蔵
する内かまの外周をくぐらせて縫い目を形成させ
るときに上糸の動きを制御して縫い目をより美し
く仕上げるとともに、上糸の損傷、タオル目の発
生などを防止して総合的に縫性能を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の垂直回転かま組の
平面図、第2図は第1図に示される実施例の正面
図、第3図は本考案の一実施例の垂直全回転かま
組と上糸との関係を表わす斜視図、第4図は本考
案の実施例と従来例とを対比し要部を示す断面
図、第5図は上軸回転角と針棒や糸量等の関係を
示すグラフ、第6図は上軸回転角と送り歯との関
係を示す図、第7図は従来からの垂直全回転かま
組の正面図、第8図は先行技術の垂直全回転かま
組と上糸との関係を表わす斜視図である。 5……外かま、6……内かま、11……爪、1
2,13……稜線、15……糸捌斜壁、16……
糸捌端、23……外側面、25……かま止溝、2
7……下側面、32……外周面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外かま5の基端部が回転駆動され、この外か
    まの遊端部側から内かま6が嵌合され、この内
    かま6は外かまを回転可能にして回り止めさ
    れ、この外かま5には上糸輪を捕捉する爪11
    が形成されている全回転かまにおいて、前記爪
    11は軸線X−Xに対して、第1角度αを有す
    る1本の稜線12と、この稜線12から外かま
    5の前記基端部側に連なり、かつ前記第1角度
    αよりも大きく、かつ90度未満の第2角度βで
    延びるもう1つの第2稜線13とを有し、第1
    稜線12と第2稜線13との稜線分岐点14が
    嵌り込む外かま5の内周面に形成された軌溝の
    前記基端部寄りの位置よりも内かま6の底面部
    34に近い側で軌帯26の側面27の位置より
    更に底面部34寄りに位置していることを特徴
    とする全回転かま。 (2) 外かま5の糸捌斜壁15の糸捌端16が、前
    記側面27の位置より底面部34寄りに位置す
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の全回転かま。 (3) 外かま5に回転するように組みあわされた内
    かま6のかま止め溝25の外周円32が前記外
    かまの爪11の外周面23よりHなる寸法で半
    径方向に必ず大きく位置することを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の全回転か
    ま。
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JPS61167181U JPS61167181U (ja) 1986-10-16
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