JPH0214822A - 易燒結性ジルコニア粉末 - Google Patents

易燒結性ジルコニア粉末

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JPH0214822A
JPH0214822A JP63315780A JP31578088A JPH0214822A JP H0214822 A JPH0214822 A JP H0214822A JP 63315780 A JP63315780 A JP 63315780A JP 31578088 A JP31578088 A JP 31578088A JP H0214822 A JPH0214822 A JP H0214822A
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zirconia
tetragonal
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Kenichiro Miyahara
健一郎 宮原
Masaki Takemoto
嶽本 正基
Yasuo Saito
斉藤 康男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は焼結時に加えられる加熱により、結晶相の体積
割合が()〜9%の単斜晶ジルコニアと49〜100%
の正方晶ジルコニアと0〜51%の等軸晶ジルコニアに
転移することを特徴とする易焼結性ジルコニア粉末に関
する。
[従来の技術] 従来よりジルコニアは高耐食性高温材料として使用され
ているが、その変態に伴う破滅的な膨張収縮を防止また
は軽減するために、安定化元素を固溶させた、いわゆる
、安定化ジルコニアまたは部分安定化ジルコニアとした
ものが一般的である、この安定化ジルコニアまたは部分
安定化ジルコニアは熱的に安定な構造である等軸重と単
斜晶との複合よりなり、熱衝撃特性に優れてはいるが、
機械的応力に対しては十分な強度を有していなかった・ これに対し最近では、早安定の正方晶ジルコニアよりな
るセラミックが研究・開発され、機械的応力に強く、か
つ靭性に冨む材料として注目されている。
この正方晶ジルコニアよりなるセラミックスは例えば(
1)在米の等軸重のみからなる安定化ジルコニアセラミ
ックスまたは、単斜晶と等軸重の混晶よりなる部分支足
化ジルコニアヒラミックスを正方晶が熱的に安定な温度
領域において、長時間エージング処理を施した後、急冷
して正方晶を凍結させたり、或は(2)ジルコニウム化
合物と安定化元素の化合物とを中和共沈・加水分解・噴
霧熱分解せしめて作成された、いわゆる、湿式性微粉末
を用いて前記エージングや急冷処理を行なわずに造るこ
とができる。
しかしながら、上記前者の方法では、小さな試料の作成
に可能であっても、工業材料として使われる程度の大き
さのものは、急冷処理により亀裂が発生することがあり
、また後者の場合には、生成した湿式法微粉本中には、
安定化元素を固溶していないジルコニア粒子が混在する
こと、細かな一次粒子の凝集した比較的固い二次粒子が
形成されていることなど、種々の原因により安定した高
品質の焼結体を得ることができなかった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は正方晶ジルコニアよりなるセラミックスを製造
するにあたり亀裂を発生させることなく、また安定した
高品質のジルコニアセラミックスを得ることができる易
焼結性ジルコニア粉末を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、本発明
による易焼結性ジルコニア粉末はY、0.を3.2〜7
.5重用%、残部は実質的にZr0iよりなる組成物を
溶融した後、急冷して得た正方晶ジルコニアを含む凝固
体を造り、この凝固体を破砕および粉砕することにより
得られる。
上記凝固体は十分な世の正方晶を含有しており、これを
破砕粉砕した場合、正方晶はマルテンサイト変態により
qt斜品に変り、このとき体積膨張を(’F−なうので
、内部に歪が蓄積された高活性状態となり、得られる粉
体は易焼結性のもので、かつ湿式性粉体のような一次粒
子の固く凝集した二次粒子−を形成しない、粉体の粒度
は3μm以下であることが望ましい。このマルテンサイ
ト変態により生成したjp、別品を含む粉体な原料に作
製された焼結体はこの単斜晶が逆転移して生成した準安
定正方晶を含む高エネルギー状態であり、従ってその破
壊強度は十分に大きい。
Y2O,添加量が3.21Mm%以下の場合急冷体中に
]−分な世のマルテンサイト変態に関与する正方晶が生
成せず1機械的強度も十分でなく、また、粉砕粉の焼結
性は不良であった。
Y富0=が7.5ffi遣%以上では急冷体は略1()
0%正方晶よりなり、粉砕に伴なう機械的応力によって
も単斜晶が殆ど生成せず、結局急冷体中の大部分の正方
晶は、マルテンサイト変態に寄与し得ないものとなる。
マルテンサイト変態に寄与する正方晶と寄与しない正方
晶の区別およびその生成機構は明らかではない、現象的
には融液を徐冷すれば等軸重として存在すべき部分が急
冷により正方晶となった場合、機械的応力を受けても、
この正方晶はマルテンサイト変態してlit斜品に変わ
ることはない、逆にマルテンサイト変態に寄与できる正
方晶は徐冷体では、単斜晶として存在すべきものである
ということができる。
以上述べたように本願発明者は、単に正方晶を多く含め
ば良いとは考えておらず、 (1)凝固体においては正方晶が多いものが望ましいが
、その正方晶はマルテンサイト変態して単斜晶に変わり
得るものである必要がある。 (100%正方晶でもこ
の変態が少なければ駄目である。)(2)粉体において
は凝固体中の正方晶がマルテンサイト変態して生成した
弔別品をより多く含むものが望ましい。
(3)焼結体においては粉体中の単斜晶が逆転移して生
成した準安定正方晶を多く含むものが望ましい。
この三点の条件を満たすことが本発明にとって必須条件
であり、本発明のY、0.含有型が3.2〜7.5i砒
%とじたのはこのような理由による。
本発明において、徐冷とは略18にgの溶融体を黒鉛製
の型に鋳造後、直らに型から除去し、アルミナ微粉中に
埋没して徐冷する如き操作を言い、急冷とは溶融体を黒
鉛板上に約1.5cmの厚さに流し出した後、別の冷却
した黒鉛板上に移し換えて急冷する如き操作を言う。
前記徐冷操作では溶融体の凝固開始から常温までの冷却
時間は24時間以−L要し、急冷操作では、24時間よ
り少ない時間で終了するが10時間以下がより好ましい
、また急冷操作は上記のような方法の他に溶融体の1I
IIIItを高速回転している回転物に当てる、あるい
はエアのジェット流を吹き当てるという数秒(又はそれ
以下)で常温まで冷却するような方法でも行なうことが
できる。
[実施例] 実施例 本発明において使用したジルコニア原料は南アフリカ産
のバデライト鉱を塩化精製処理したものを用い(Zr0
□99%以上) 、 yzosは工業用試薬を用いた。
また溶融は300KVAt11−相アーク炉を用いた。
 徐冷体は前記方法をもちい、鋳造後手で触ることので
きる温度になるまでご30時間を要して作製され、急冷
体は黒鉛板上に溶融体を2〜3C11の厚さに流し出す
方法で凝固開始から5時間で手で触れる温度まで冷却し
で作製した。また5徐冷体、急冷体のX線回折は粉砕試
料によらず、研磨面を用いた。これは粉砕試料の8整を
行なうとマルテンサイト変態により、相変化が起るため
、これをさける試料調整法を検討した結果によるもので
ある。研磨はl 200メツシユのダイアモンドグライ
ンダーによった。X線回折の結果は、徐冷体ではY2O
,含有量の低い場合、単科品十等軸重からなり、Y2O
3含有量が増加するにしたがって等軸重が増加し、Y、
037.9重用%以上では等軸重100%となり、急冷
体ではYJs含有呈の低い場合41斜品十正方晶からな
り、hos含有含有増加にしたがって正方晶が増加し、
Y、0,4.5 fflfft%以上では正方晶100
%となることが示された。またX線回折により各相の定
量を行なった。この定量は用斜品+Il+1 、 +1
111回折線の積分強度b*(1111゜l11(11
11,正方晶[+11)回折線の積分強度It!+11
1゜等軸重(I + 11回折線の積分強度1c (I
 I I)を測定し、 GarvieとN1chols
onにより示された次式を用いて行なった。
徐冷体 × (体積チ) × (体積チ) 急冷体 (体fitチ) × (体積チ) このフ11定結果を表1に示した。
(l (2: 表−1には実施例と実験例を併記したもので、試料1〜
6は実施例である。
急冷体の破砕は、ジクークラッシャーを用い、次いでス
タンプミル、ボールミルを用いて3μm以下まで粉砕し
た。
得られた粉体についてX線回折により、構成相の同定を
行なったところ、全ての組成物について単斜晶子正方晶
よりなっていたが、Y、0.含有量の増加にしたがって
単斜晶mは減少する傾向があった。相の定量を1111
に述へた(iarvie−Nicholsonの式(3
1,+41を用いて行なった。これを表−2に示す。
表−1および表−2を比較して、粉砕によりマルテンサ
イト変態を起こして、正方晶から単斜晶に変わったこと
が試!:+I〜ににおいても明瞭に認められる。この急
冷凝固体中の正方晶がマルテンサイト変態を起こして生
成した単科晶型を表−2に併記したが、Y!0.3.4
〜7.1重に%(実施例1〜6)の範囲でその生成型は
20体積%以上であり特にY!034.0〜5 ()重
臣%の範囲では最大■となる。
次に萌記粉体を5(IX 50X fuamの仮(イに
1トン/C11”の圧力下で、ラバープレス成形し、1
550℃で2時間大気中で加熱し、焼結体中のジルコニ
アの相構成、密度、三点曲げ強度を測定し、これを表−
3に示す。
X線回折によるとY、0.含有量2.0〜3.4重M%
の範囲では単斜晶子正方晶であり、YtOp含有社が多
くなるにしたがって正方晶型が増加しYつG、2.2I
t%では100%正方晶となる。その後YxOsの増加
に伴って等軸重が生成し、y、oaが増加するとその量
も増加した。相の定石は単斜晶子正方晶のものはGar
vieとN1cholsonの式(31,(41を用い
て行なったが、正方晶十等軸重の場合、両者の(l l
 l)回折線が嬌めて近接して分離できないのでGar
vicとN1cholsonの式はそのまま使用できな
い。
従って、本発明ではこの二相の定■をGarvieとN
1cholsonの式が導かれた時、単斜晶(III)
 、  +111)回折線の積分強度の合叶はそれが高
温に加熱された時、正方晶または等軸重に転移するがそ
の転移正方晶または等軸重の積分強度1uflll)に
等しいという仮定をしたという原点の考えに立ち帰り、
下記に示す仮定のもとに行なった。すなわち正方晶(3
11)、 (1131と等軸重(3目)の回折線はそれ
ぞれ分離しておりその積分強度値を測定することができ
るので、1丁方品(3111,Tl13)回折線の積分
強度の台用は高温において正方晶から転移する等軸重(
3111回折線の積分強度に等しいと仮定して ILf3111  +1t(1+3) 正方晶m− It(3111+ lNl131  + Ic(311
1xloo   (体積%) 等軸重量=100−IE方品徂 (体積%)の式で走用
された。ここでIt(311)、 It(113)Ic
(311)はそれぞれIE正方晶3111 、 f11
31回折線の等軸重(3111回折線の積分強度値であ
る。焼結体中に生成する等軸重は急冷凝固体中の正方晶
で破砕粉砕によりマルテンサイト変態を起こさず、その
まま粉体中に正方晶として残留したものが転移生成した
ものと考えられるが、一方正力量は上記粉体中のマルテ
ンサイト変態により生成した単斜晶が逆転移して生成し
たものと−・部扮体中の正方晶がそのまま正方晶として
残ったものであると考えられ、この西ト者は盟約に区別
できる0表−3にはこの粉体中のIll料品別品転移し
て生成した正方晶の鼠を併記したが、Y2O,含有@3
.4〜5゜0@世%の範囲の組成物で大きな値となり、
これは焼結体の曲げ強度の大きさと大体対応している以
上本発明について述べてきたが、急冷凝固体中の正方晶
頃、粉体中のマルテンサイト変態により生成した単斜晶
ヱ、焼結体中のm斜品が逆転移して生成した正方晶■、
Y、0.含有量との関係を図1に示すが、本発明が3.
2〜7.5重社%の範囲YIOsを含むジルコニア質組
成物において達成されることが同図に示されている。
次にカーボン仮急冷より早い速度で冷却凝固されたもの
について述べる。 Y、O,の含有量が4.0重量%に
なるように配合された精製バデライト鉱と工業用イツト
リア粉末との混合物をカーボン電離アーク炉で溶融し、
溶融体の細流を亜音速の圧縮エアで吹き飛ばしたものと
、この細流を300Orpmで回転している直径300
mmの円盤に当てて2種類の凝固体を得た。この時の冷
却速度は凝固開始から常温に達するのに数秒程度である
。この凝固体はエアで吹き飛ばしたものが中空球状で回
転円盤に当てたものがフレーク状を呈していた。
これら凝固体および凝固体を前記同様に粉砕して得た粉
体、およびこの粉体を原料として作製したジルコニアセ
ラミックスの相構成と、セラミックスの三点曲げ強度と
を測定したところ表−4の如き結果が得られた。
この結果は圧縮エア急冷、回転円盤急冷とも前に示した
カーボン板急冷に比べ幾分急冷が効き凝固体中の正方晶
四が多いものの、この凝固体から得られる粉体、焼結体
はほぼ同様な特徴を有し、この焼結体を5NP432の
形状に成形したバイトチップは鋳鉄の荒削りに便用した
時従来からのアルミナ質のものに比ベチッピングを起こ
しにくく、より高速重切削に適していた。
このように本願発明は急冷凝固体を用いて達成されるの
であり、溶融物の凝固開始から24時間以、Fを要する
徐冷体を用いた場合、同じ範囲のY2O,を含む組成物
でも本願発明に示した効果は得られず、凝固体の強度も
弱く正方晶を含まないのでこの凝固体から得られる粉体
中にはマルデンサイト変態により生成したIll 14
品が含まれず、したがって歪エネルギーを多く含む高活
性状態が達成されに<<焼結性が悪いので、この粉体か
ら作製される焼結体は逆転移iE方品を含まず、かつ曲
げ強度も低い。
例えば表−3における曲げ強度の測定値について説明す
ると寅施例Not−NO6では焼結体の曲げ強度が91
〜108Kg/mm”であるのに対し、比較例すなわち
実験例A、B、Cではいずれも80 K g / m 
m ”以Fである。このように緻密に焼結した場合でも
、低い曲げ強度の焼結体しか得られない原料粉末は本発
明に含まれない。
[発明の効果] 本発明のジルコニア粉末を用い焼結体を得た場合、次に
示すような効果が得られる。
本発明粉末は変態により礪めて高い活性状態にあるため
容易に十分な密度の焼結体が得られ、焼結時の転移によ
り発生した内部歪のため高い曲げ強度を有する焼結体が
得られる。そして2安定化元素を固溶していないジルコ
ニア粒子が混在せず、また細かな一次粒子の凝集した比
較的固い二次粒子も混在していないので、安定した焼結
体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、凝固体、81体、焼結体の相構成(体積%)
を示すグラフ、第2図は曲げ強度を示すグラフ、 特許出願人 東芝モノフラックス株式会社票暮鴫(唸豐
R) 手続7市正書(方式) 平成 元年 6月14日 昭和63年 特 許 願 第315780号 2、発 明の名称 易焼結性ジルコニア粉末 3、補正をする者 4、代 理 人 〒160 電話03−354−4084 平成 1年 5月30日(発進口) 6、補正により増加する発明の数 なし 7、?Iti 正 の 対 象 イ、明細書の発明の詳細な説明を次の如く補正する。 (1)明細書第16頁から第19頁の表−11表−2゜
表−4を別紙の如く浄書する。 口9代理権を証明する書面を別紙の如く補正する。 ハ、願書の特許出願人の代表者を別紙の如く補正する。 表−3゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  Y_2O_3が重量割合で3.2〜7.5%で、残部
    が実質的にZrO_2からなり、X線分析による結晶相
    の体積割合が、20〜75%の単斜晶ジルコニアと25
    〜80%の正方晶ジルコニアの2つの結晶相からなる溶
    融粉末であって、この粉末は焼結時に加えられる加熱に
    より、結晶相の体積割合が0〜9%の単斜晶ジルコニア
    と49〜100%の正方晶ジルコニアと0〜51%の等
    軸晶ジルコニアに転移することを特徴とする易焼結性ジ
    ルコニア粉末。
JP63315780A 1988-12-13 1988-12-13 易燒結性ジルコニア粉末 Granted JPH0214822A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5280371A (en) * 1992-07-09 1994-01-18 Honeywell Inc. Directional diffuser for a liquid crystal display
US7799716B2 (en) * 2006-03-03 2010-09-21 Sulzer Metco (Us), Inc. Partially-alloyed zirconia powder

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5280371A (en) * 1992-07-09 1994-01-18 Honeywell Inc. Directional diffuser for a liquid crystal display
US7799716B2 (en) * 2006-03-03 2010-09-21 Sulzer Metco (Us), Inc. Partially-alloyed zirconia powder

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