JPH021491Y2 - - Google Patents
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- JPH021491Y2 JPH021491Y2 JP12341084U JP12341084U JPH021491Y2 JP H021491 Y2 JPH021491 Y2 JP H021491Y2 JP 12341084 U JP12341084 U JP 12341084U JP 12341084 U JP12341084 U JP 12341084U JP H021491 Y2 JPH021491 Y2 JP H021491Y2
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- Japan
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- pinion
- air motor
- piston
- drive shaft
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 8
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はデイーゼル機関や小型ガスタービン等
を始動するために用いるベーン型エアモータで構
成した機関始動装置に関する。
を始動するために用いるベーン型エアモータで構
成した機関始動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より内燃機関の始動手段として、ベーン型
エアモータを用いたベンデイツクス形始動装置が
や該ベンデイツクス形におけるピニオンを駆動軸
とともに飛び出せる始動装置(米国特許第
4126113号明細書)が知られている。かかる始動
装置は、内燃機関が例えば低温始動困難なとき
や、機関のシリンダー容積が人手で操作する範囲
以上のとき、更には、自動制御機構を有するとき
には必要とされている。ところが、例えば、前記
ベーン型空気モータを用いたベンデイツクス形始
動装置自体に始動性の問題があれば、機関始動が
円滑且つ迅速に行われない。加えて、機関が始動
した後は、当該始動装置が直ちに機関と離脱する
必要、すなわち、ピニオンとリングギヤとの係合
が離脱する必要がある。ところが、従来のかかる
始動装置では、特に、米国特許第4126113号明細
書記載の始動装置では、ピニオンとリングギヤの
噛合いの運動に、エアモータ用の圧縮エアを利用
する構成となつているので、ピニオンの後退時、
作動に用いたエアが迅速に大気に迄戻らず、残圧
によりピニオンとリングギヤとの離脱がおくれ、
ピニオンを若干損傷している。そのため、かかる
損傷が度重なれば、エアモータの破壊につなが
る。
エアモータを用いたベンデイツクス形始動装置が
や該ベンデイツクス形におけるピニオンを駆動軸
とともに飛び出せる始動装置(米国特許第
4126113号明細書)が知られている。かかる始動
装置は、内燃機関が例えば低温始動困難なとき
や、機関のシリンダー容積が人手で操作する範囲
以上のとき、更には、自動制御機構を有するとき
には必要とされている。ところが、例えば、前記
ベーン型空気モータを用いたベンデイツクス形始
動装置自体に始動性の問題があれば、機関始動が
円滑且つ迅速に行われない。加えて、機関が始動
した後は、当該始動装置が直ちに機関と離脱する
必要、すなわち、ピニオンとリングギヤとの係合
が離脱する必要がある。ところが、従来のかかる
始動装置では、特に、米国特許第4126113号明細
書記載の始動装置では、ピニオンとリングギヤの
噛合いの運動に、エアモータ用の圧縮エアを利用
する構成となつているので、ピニオンの後退時、
作動に用いたエアが迅速に大気に迄戻らず、残圧
によりピニオンとリングギヤとの離脱がおくれ、
ピニオンを若干損傷している。そのため、かかる
損傷が度重なれば、エアモータの破壊につなが
る。
そこで本考案は、エアモータを用いた内燃機関
の始動装置で、エア駆動による急激な運動特性に
注意しながら、そこに用いられる圧縮エア自体で
その始動装置の作動を行い、始動装置と内燃機関
との噛合い瞬間に生ずる衝撃破損を回避するとと
もに、機関始動後の噛合いを迅速に離脱しピニオ
ン損傷を防ぎ、信頼性の高い機関始動装置を提供
するものである。
の始動装置で、エア駆動による急激な運動特性に
注意しながら、そこに用いられる圧縮エア自体で
その始動装置の作動を行い、始動装置と内燃機関
との噛合い瞬間に生ずる衝撃破損を回避するとと
もに、機関始動後の噛合いを迅速に離脱しピニオ
ン損傷を防ぎ、信頼性の高い機関始動装置を提供
するものである。
以下、本考案の構成を添付図面に示す実施例に
もとづき詳細に説明する。第1図は全体の概略
図、第2図は一部省略したエアモータの断面図、
第3図はメインバルブ・パイロツトバルブの拡大
断面図を示す。
もとづき詳細に説明する。第1図は全体の概略
図、第2図は一部省略したエアモータの断面図、
第3図はメインバルブ・パイロツトバルブの拡大
断面図を示す。
第1図において、1は図示しないコンプレツサ
ーにより圧縮されたエアを貯蔵するエアタンク、
2はリユーブリケータで、後述のエアモータ4の
ブレード19のため注油する。3はメインバル
ブ、5はメカニカルバルブ、6はパイロツトバル
ブ、7はピスト、8はシリンダー、9はピニオ
ン、10は起動指令用電磁弁を示す。
ーにより圧縮されたエアを貯蔵するエアタンク、
2はリユーブリケータで、後述のエアモータ4の
ブレード19のため注油する。3はメインバル
ブ、5はメカニカルバルブ、6はパイロツトバル
ブ、7はピスト、8はシリンダー、9はピニオ
ン、10は起動指令用電磁弁を示す。
かかる始動装置の作動の概略は、起動指令用電
磁弁10をスイツチオンにより開口すれば、エア
タンク1より圧縮エアが該電磁弁10を通り、パ
イロツトバルブ6を介してエアモータ4とピスト
ン・シリンダー7,8へ供給される。ここでエア
モータ4への圧縮エアの供給は絞られているの
で、エアモータ4を低速で回転させる。また、ピ
ストン・シリンダー7,8へ圧縮エアが供給され
ると、ピストン7を前進させ、したがつて、ピニ
オン9を前進させて図示しない内燃機関のリング
ギヤと噛合う(その噛合いの状態は後述する)。
また前記電磁弁10より分流された圧縮エアはメ
カニカルバルブ5の所に来ておるので、ピストン
7の前後進に伴い、該メカニカルバルブ5を開
き、該分流された圧縮エアがエアモータ4のメイ
ンバルブ3を開く。該メインバルブ3を開くと、
エアタンク1より大量の圧縮エアがエアモータ4
へ導入され、エアモータ4を高速回転させ、ひい
てはピニオン9を減速しながら回転させる。その
結果、内燃機関のリングギヤを回転させ、機関を
始動させる。なお、機関始動後のピニオン9とリ
ングギヤとの離脱、および、始動装置の停止につ
いては後述する。
磁弁10をスイツチオンにより開口すれば、エア
タンク1より圧縮エアが該電磁弁10を通り、パ
イロツトバルブ6を介してエアモータ4とピスト
ン・シリンダー7,8へ供給される。ここでエア
モータ4への圧縮エアの供給は絞られているの
で、エアモータ4を低速で回転させる。また、ピ
ストン・シリンダー7,8へ圧縮エアが供給され
ると、ピストン7を前進させ、したがつて、ピニ
オン9を前進させて図示しない内燃機関のリング
ギヤと噛合う(その噛合いの状態は後述する)。
また前記電磁弁10より分流された圧縮エアはメ
カニカルバルブ5の所に来ておるので、ピストン
7の前後進に伴い、該メカニカルバルブ5を開
き、該分流された圧縮エアがエアモータ4のメイ
ンバルブ3を開く。該メインバルブ3を開くと、
エアタンク1より大量の圧縮エアがエアモータ4
へ導入され、エアモータ4を高速回転させ、ひい
てはピニオン9を減速しながら回転させる。その
結果、内燃機関のリングギヤを回転させ、機関を
始動させる。なお、機関始動後のピニオン9とリ
ングギヤとの離脱、および、始動装置の停止につ
いては後述する。
さて、本実施例では、メインバルブ3およびエ
アモータ4については以下のような構成となつて
いる。
アモータ4については以下のような構成となつて
いる。
第2図において、エアモータ4はベーン形モー
タで、シリンダー11内で該シリンダーに対し偏
心したロータ12を収容し、該ロータ12はその
両側に突設したロータ軸13,14によつて両サ
イドハウジング15,16にボールベアリング1
7およびローラベアリング18を介して回転自在
に支承されている。該ロータ12には複数個の軽
量のブレード19がロータ12の中心に対し放射
状に摺動自在に設けられ、これらブレード19の
外端は常にシリンダー11に内接されている。該
シリンダー11には入口側にエアの流入通路溝2
0と出口側に流出通路21をそれぞれ溝状にして
複数個設けており、入口側は、第1図で説明した
リユーブリケータ2側に、出口側は図示しないサ
イレンサに連通している。それらの機構は公知に
なつている(特開昭57−91375号公報)。
タで、シリンダー11内で該シリンダーに対し偏
心したロータ12を収容し、該ロータ12はその
両側に突設したロータ軸13,14によつて両サ
イドハウジング15,16にボールベアリング1
7およびローラベアリング18を介して回転自在
に支承されている。該ロータ12には複数個の軽
量のブレード19がロータ12の中心に対し放射
状に摺動自在に設けられ、これらブレード19の
外端は常にシリンダー11に内接されている。該
シリンダー11には入口側にエアの流入通路溝2
0と出口側に流出通路21をそれぞれ溝状にして
複数個設けており、入口側は、第1図で説明した
リユーブリケータ2側に、出口側は図示しないサ
イレンサに連通している。それらの機構は公知に
なつている(特開昭57−91375号公報)。
次に、エアモータ4に連結した減速機構につい
て述べれば、前記ロータ軸14の延出端部にピニ
オン23を刻設し、該ピニオン23を内歯歯車2
2と噛合させ、ロータ12の回転を内歯歯車22
で減速しながら後述の駆動軸30を回転する。該
内歯歯車22にはそれより小径(同径にも設計可
能)となつた筒体24を一体延設して伝動軸と
し、これら内歯歯車22と筒体24はボールベア
リング25およびローラベアリング26によつて
支承されている。該ボールベアリング25は前記
サイドハウジング16に支承され、該ローラベア
リング26はシリンダー8に支承され、該シリン
ダー8の基部はケーシング27に嵌合されてい
る。前記筒体24の内周にはネジスプライン29
を刻設し、該ネジスプライン29は駆動軸30に
刻設したネジスプラインと噛合つている。該ネジ
スプライン29の形状は被駆動側の回転を停止し
ようとすれば駆動軸30が前進するようにしてあ
る。該駆動軸30のネジスプライン29側の端部
にはストツパー31を固着し、他方の端部には第
1図で説明したピニオン9がスプライン結合して
いる。該ピニオン9とネジスプライン29との中
間にはスラストをも受けるローラベアリング32
を設け、該ローラベアリング32とストツパー3
1で駆動軸30を支承している。また、前記シリ
ンダー8とケーシング27とで形成されたリング
状空間では、第1図で説明したピストン7が摺動
可能に設けられ、該ピストン7により押圧される
延長部34内に前記ローラベアリング32が内蔵
されているので、ピストン7の摺動によつてロー
ラベアリング32とともに駆動軸30も一体とな
つて前進する。
て述べれば、前記ロータ軸14の延出端部にピニ
オン23を刻設し、該ピニオン23を内歯歯車2
2と噛合させ、ロータ12の回転を内歯歯車22
で減速しながら後述の駆動軸30を回転する。該
内歯歯車22にはそれより小径(同径にも設計可
能)となつた筒体24を一体延設して伝動軸と
し、これら内歯歯車22と筒体24はボールベア
リング25およびローラベアリング26によつて
支承されている。該ボールベアリング25は前記
サイドハウジング16に支承され、該ローラベア
リング26はシリンダー8に支承され、該シリン
ダー8の基部はケーシング27に嵌合されてい
る。前記筒体24の内周にはネジスプライン29
を刻設し、該ネジスプライン29は駆動軸30に
刻設したネジスプラインと噛合つている。該ネジ
スプライン29の形状は被駆動側の回転を停止し
ようとすれば駆動軸30が前進するようにしてあ
る。該駆動軸30のネジスプライン29側の端部
にはストツパー31を固着し、他方の端部には第
1図で説明したピニオン9がスプライン結合して
いる。該ピニオン9とネジスプライン29との中
間にはスラストをも受けるローラベアリング32
を設け、該ローラベアリング32とストツパー3
1で駆動軸30を支承している。また、前記シリ
ンダー8とケーシング27とで形成されたリング
状空間では、第1図で説明したピストン7が摺動
可能に設けられ、該ピストン7により押圧される
延長部34内に前記ローラベアリング32が内蔵
されているので、ピストン7の摺動によつてロー
ラベアリング32とともに駆動軸30も一体とな
つて前進する。
該ピストン7のヘツド側には作動室35が、ス
カート側にはカム36がそれぞれ設けられ、該ピ
ストン7はスプリング38で常に作動室35へ押
圧付勢されている。
カート側にはカム36がそれぞれ設けられ、該ピ
ストン7はスプリング38で常に作動室35へ押
圧付勢されている。
また、前記駆動軸30の他方の端部にはピニオ
ン10が直状スプライン70を介して係合してい
る。該ピニオン10は駆動軸30の先端に常にあ
るように、若干弱いスプリング71を介在させて
いる。駆動軸30の前進でピニオン10がリング
ギヤに当接した際、駆動軸30は尚前進するが、
ピニオン30は該スプリング70に抗して若干後
退し、リングギヤとの噛合を最適位置に迄逆転し
て整合し噛合う。
ン10が直状スプライン70を介して係合してい
る。該ピニオン10は駆動軸30の先端に常にあ
るように、若干弱いスプリング71を介在させて
いる。駆動軸30の前進でピニオン10がリング
ギヤに当接した際、駆動軸30は尚前進するが、
ピニオン30は該スプリング70に抗して若干後
退し、リングギヤとの噛合を最適位置に迄逆転し
て整合し噛合う。
次に、パイロツトバルブ6について述べれば、
第3図において、エアモータ本体のシリンダー1
1における入口側に、メインバルブ3の本体を載
置固定し、該バルブ3に該パイロツトバルブ6が
添設してある。
第3図において、エアモータ本体のシリンダー1
1における入口側に、メインバルブ3の本体を載
置固定し、該バルブ3に該パイロツトバルブ6が
添設してある。
メインバルブ3は、弁40、弁バネ41および
弁棒42からなり、該弁棒42は該バルブ3の中
間フレーム43で上下方向に案内されて摺動す
る。弁棒42の上端にピストン44が固定され、
該ピストン44の背部と前記中間フレーム43と
で作動室45を形成している。39′はエアタン
ク1(第1図参照)側に連通する開口部を示す。
弁棒42からなり、該弁棒42は該バルブ3の中
間フレーム43で上下方向に案内されて摺動す
る。弁棒42の上端にピストン44が固定され、
該ピストン44の背部と前記中間フレーム43と
で作動室45を形成している。39′はエアタン
ク1(第1図参照)側に連通する開口部を示す。
パイロツトバルブ6は、上部ピストン47、下
部円錐弁48、弁案内49および弁座50からな
り、ピストン47の突棒51と下部円錐弁48の
突棒52が当接し、接合離反可能に弁案内49内
を上下に摺動する。上部ピストン47および下部
円錐部48はともに、圧縮付勢のバネ53,54
を有し上方に押圧付勢されている。
部円錐弁48、弁案内49および弁座50からな
り、ピストン47の突棒51と下部円錐弁48の
突棒52が当接し、接合離反可能に弁案内49内
を上下に摺動する。上部ピストン47および下部
円錐部48はともに、圧縮付勢のバネ53,54
を有し上方に押圧付勢されている。
パイロツトバルブ6のポートについて述べれ
ば、第1のポート55は第1図で図示したコント
ロールチユーブCと連通しているが、該コントロ
ールチユーブCは起動指令用電磁弁10を介して
エアタンク1側に連通している。該第1のポート
55は下部円錐弁48が内蔵された円錐部室56
に臨設している。第2のポート57は第2図で説
明した作動室35とチユーブAを介して連通する
とともに、前記円錐弁室56に臨設している。第
3のポート58は円錐弁室56と連通するととも
に、逆止弁33を介してシリンダー11の入口側
に臨設している。第4のポート59は前記メイン
バルブ6の作動室45に連通するとともに、上部
ピストン47の作動室60に連通している。該作
動室60は第5のポート64を介して第1図およ
び第2図で説明したメカニカルバルブ5に連通し
ている。
ば、第1のポート55は第1図で図示したコント
ロールチユーブCと連通しているが、該コントロ
ールチユーブCは起動指令用電磁弁10を介して
エアタンク1側に連通している。該第1のポート
55は下部円錐弁48が内蔵された円錐部室56
に臨設している。第2のポート57は第2図で説
明した作動室35とチユーブAを介して連通する
とともに、前記円錐弁室56に臨設している。第
3のポート58は円錐弁室56と連通するととも
に、逆止弁33を介してシリンダー11の入口側
に臨設している。第4のポート59は前記メイン
バルブ6の作動室45に連通するとともに、上部
ピストン47の作動室60に連通している。該作
動室60は第5のポート64を介して第1図およ
び第2図で説明したメカニカルバルブ5に連通し
ている。
本実施例の構成は、以上のようになつているの
で、次のような作動を行う。
で、次のような作動を行う。
先ず、スイツチを押し起動指令用電磁弁10を
開くと、第1のポート55にエアタンク1より圧
縮エアが導入され、弁バネ54によつて持ち上げ
られた下部円錐弁48と弁座50との間から圧縮
エアは円錐弁室56から第2のポート57と第3
のポート58とに分流されて流出する。第2のポ
ート57より分流した圧縮エアは、チユーブAを
介して第2図で示す作動室35へ導入され、ピス
トン7をピニオン9の前進方向に摺動させる。一
方、第3のポート58より逆止弁33を介して絞
られて流出した圧縮エアは、通路Bを介してシリ
ンダー11内に導入され、ロータ12を低速で回
転させる。その結果、符号23→22→24によ
り、ネジスプライン29を介して駆動軸30は回
転するとともに、ピストン7の摺動によつてロー
ラベアリング32を介して駆動軸30は前進方向
に進もうとする。しかしながら、前記ネジスプラ
イン29は回転している駆動軸30を止めれば前
進するようにネジ切りされているので、ピストン
7で駆動軸30を前進させようとすれば、かえつ
て駆動軸30は逆転されるようになり、ピニオン
9の回転は更に緩慢な状態となり、ピニオン9と
リングギヤと噛合い位置をさがした後、リングギ
ヤとの係合が若干行われる。そして、一旦、ピニ
オン9とリングギヤとの噛合によつて駆動軸30
が回転阻止されるとこれがネジスプライン29に
作用し、ピストン7の前進速度より速くなつて、
駆動軸30はすみやかに前進し、すなわちストン
と嵌まりピニオン9とリングギヤとの噛合は完全
となる。この位置は、駆動軸30のストツパー3
1が筒体24の段部66に当接する位置で、これ
により駆動軸30の前進は停止する。しかも同位
置はピストン7が移動してカム36がメカニカル
バルブ5が開きエアタンク1より圧縮エアが作動
室45に導入する位置でもある。
開くと、第1のポート55にエアタンク1より圧
縮エアが導入され、弁バネ54によつて持ち上げ
られた下部円錐弁48と弁座50との間から圧縮
エアは円錐弁室56から第2のポート57と第3
のポート58とに分流されて流出する。第2のポ
ート57より分流した圧縮エアは、チユーブAを
介して第2図で示す作動室35へ導入され、ピス
トン7をピニオン9の前進方向に摺動させる。一
方、第3のポート58より逆止弁33を介して絞
られて流出した圧縮エアは、通路Bを介してシリ
ンダー11内に導入され、ロータ12を低速で回
転させる。その結果、符号23→22→24によ
り、ネジスプライン29を介して駆動軸30は回
転するとともに、ピストン7の摺動によつてロー
ラベアリング32を介して駆動軸30は前進方向
に進もうとする。しかしながら、前記ネジスプラ
イン29は回転している駆動軸30を止めれば前
進するようにネジ切りされているので、ピストン
7で駆動軸30を前進させようとすれば、かえつ
て駆動軸30は逆転されるようになり、ピニオン
9の回転は更に緩慢な状態となり、ピニオン9と
リングギヤと噛合い位置をさがした後、リングギ
ヤとの係合が若干行われる。そして、一旦、ピニ
オン9とリングギヤとの噛合によつて駆動軸30
が回転阻止されるとこれがネジスプライン29に
作用し、ピストン7の前進速度より速くなつて、
駆動軸30はすみやかに前進し、すなわちストン
と嵌まりピニオン9とリングギヤとの噛合は完全
となる。この位置は、駆動軸30のストツパー3
1が筒体24の段部66に当接する位置で、これ
により駆動軸30の前進は停止する。しかも同位
置はピストン7が移動してカム36がメカニカル
バルブ5が開きエアタンク1より圧縮エアが作動
室45に導入する位置でもある。
前記のようにピストン7の移動によりメカニカ
ルバルブ5が開き、圧縮エアは第5のポート64
より作動室60に導入され、上部ピストン47を
下方に押し下げ、下部円錐弁48を弁座50に着
座させ、その結果、圧縮エアは第4のポート59
を介して作動室45に導入され、ピストン44を
押し上げ、メインバルブ3の弁体40を開く。そ
の結果、エアタンク1からの圧縮エアはシリンダ
ー11へ大量に導入され、ロータ12を高速回転
する。この際、逆止弁33により第3のポート5
8へ圧縮エアは導入されない。
ルバルブ5が開き、圧縮エアは第5のポート64
より作動室60に導入され、上部ピストン47を
下方に押し下げ、下部円錐弁48を弁座50に着
座させ、その結果、圧縮エアは第4のポート59
を介して作動室45に導入され、ピストン44を
押し上げ、メインバルブ3の弁体40を開く。そ
の結果、エアタンク1からの圧縮エアはシリンダ
ー11へ大量に導入され、ロータ12を高速回転
する。この際、逆止弁33により第3のポート5
8へ圧縮エアは導入されない。
ロータ12の高速回転で内燃機関は始動する
が、内燃機関の始動によりリングギヤの回転がピ
ニオン9の回転より速くなり、駆動軸30をより
速く回転させようとする力が動くので、スプリン
グ38の弾力も加わり、駆動軸30は後退し、ピ
ニオン9とリングギヤとはその噛合が外れる。駆
動軸30の後退によつてピストン7も作動室35
の圧縮エアに抗して後退し、メカニカルバルブ5
を閉じる。そのため、作動室60に導入された圧
縮エアは、メカニカルバルブ5の大気開放によ
り、大気圧となる。その結果、上部ピストン47
がバネ53の弾力により元の位置にもどる。した
がつて、メインバルブ3の作動室45は圧縮エア
がたたれる。
が、内燃機関の始動によりリングギヤの回転がピ
ニオン9の回転より速くなり、駆動軸30をより
速く回転させようとする力が動くので、スプリン
グ38の弾力も加わり、駆動軸30は後退し、ピ
ニオン9とリングギヤとはその噛合が外れる。駆
動軸30の後退によつてピストン7も作動室35
の圧縮エアに抗して後退し、メカニカルバルブ5
を閉じる。そのため、作動室60に導入された圧
縮エアは、メカニカルバルブ5の大気開放によ
り、大気圧となる。その結果、上部ピストン47
がバネ53の弾力により元の位置にもどる。した
がつて、メインバルブ3の作動室45は圧縮エア
がたたれる。
この際、第1のポート55には圧縮エアは、供
給され続けているので、円錐弁室56は加圧され
ており、弁バネ54に抗して下部円錐弁48は着
座したままとなり、起動指令用電磁弁10の閉じ
操作をしなくても、ピニオン9は不用意に再飛び
出すことなく、いわばロツクされている。
給され続けているので、円錐弁室56は加圧され
ており、弁バネ54に抗して下部円錐弁48は着
座したままとなり、起動指令用電磁弁10の閉じ
操作をしなくても、ピニオン9は不用意に再飛び
出すことなく、いわばロツクされている。
次いで起動指令用電磁弁10を閉じれば、下部
円錐弁48は弁バネ54により上昇し、初期の状
態にもどる。
円錐弁48は弁バネ54により上昇し、初期の状
態にもどる。
ここにおいて、本実施例では、ピニオン9とリ
ングギヤとの噛合の離脱を迅速にしようとするも
ので、前記のごとく、内燃機関の始動によりリン
グギヤの回転がピニオン9の回転より速くなり、
駆動軸30を更に速く回転させようとする力がリ
ングギヤより伝達されるようになる。そこで、ネ
ジスプライン29の存在により、更にスプリング
38の付勢力が加味することにより、駆動軸30
およびピストン7は後退する。ところが、従来例
ではピストン7の後退には、作動室35の残圧に
抗しながら後退するため、その後退が迅速に行わ
れない。しかしながら、本実施例では、作動室3
5は、チユーブAを介して下部円錐弁48が着座
したまま、すなわち、棒状弁72がランド73よ
り離れて位置している状態の円錐弁室5へ連通し
ているため、作動室35の残圧は大気孔74より
直ちに排出される。したがつて、ピストン7の後
退は迅速に行われる。
ングギヤとの噛合の離脱を迅速にしようとするも
ので、前記のごとく、内燃機関の始動によりリン
グギヤの回転がピニオン9の回転より速くなり、
駆動軸30を更に速く回転させようとする力がリ
ングギヤより伝達されるようになる。そこで、ネ
ジスプライン29の存在により、更にスプリング
38の付勢力が加味することにより、駆動軸30
およびピストン7は後退する。ところが、従来例
ではピストン7の後退には、作動室35の残圧に
抗しながら後退するため、その後退が迅速に行わ
れない。しかしながら、本実施例では、作動室3
5は、チユーブAを介して下部円錐弁48が着座
したまま、すなわち、棒状弁72がランド73よ
り離れて位置している状態の円錐弁室5へ連通し
ているため、作動室35の残圧は大気孔74より
直ちに排出される。したがつて、ピストン7の後
退は迅速に行われる。
本実施例の構成は叙上のごとくなつているの
で、以下の効果を奏する。
で、以下の効果を奏する。
エアモータを駆動する圧縮エアを分流して、ピ
ニオン前進用ピストンを作動させるので、油圧等
の他の機構を設けることなく構造簡単になるのは
勿論、該ピストンを作動させた圧縮エアが、パイ
ロツトバルブを介して直ちに大気に開放されるの
で、ベーン型エアモータの急激な運動特性にマツ
チし、ピストンの進退が迅速にでき、ひいては、
ピニオンとリングギヤとの離脱が迅速にできる。
殊に、ピストンを作動させた圧縮エアの大気開放
が、パイロツトバルブで行うので、その通路距離
を短縮できるばかりではなく、エアモータのメイ
ンバルブの開閉に連動しているので、始動装置の
操作ごとに直ちに開放され、ピニオンとリングギ
ヤとの離脱の際の損傷が防止できる。
ニオン前進用ピストンを作動させるので、油圧等
の他の機構を設けることなく構造簡単になるのは
勿論、該ピストンを作動させた圧縮エアが、パイ
ロツトバルブを介して直ちに大気に開放されるの
で、ベーン型エアモータの急激な運動特性にマツ
チし、ピストンの進退が迅速にでき、ひいては、
ピニオンとリングギヤとの離脱が迅速にできる。
殊に、ピストンを作動させた圧縮エアの大気開放
が、パイロツトバルブで行うので、その通路距離
を短縮できるばかりではなく、エアモータのメイ
ンバルブの開閉に連動しているので、始動装置の
操作ごとに直ちに開放され、ピニオンとリングギ
ヤとの離脱の際の損傷が防止できる。
第1図は全体の概略図、第2図はメインバル
ブ・パイロツトバルブを省略したエアモータの断
面図、第3図はメインバルブ・パイロツトバルブ
の拡大断面図を示す。 3……メインバルブ、5……メカニカルバル
ブ、6……パイロツトバルブ、7……ピストン、
9……ピニオン、30……駆動軸、74……大気
孔、A……チユーブ、C……コントロールチユー
ブ。
ブ・パイロツトバルブを省略したエアモータの断
面図、第3図はメインバルブ・パイロツトバルブ
の拡大断面図を示す。 3……メインバルブ、5……メカニカルバル
ブ、6……パイロツトバルブ、7……ピストン、
9……ピニオン、30……駆動軸、74……大気
孔、A……チユーブ、C……コントロールチユー
ブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エアモータで駆動される駆動軸の先端にピニ
オンを設け、該駆動軸を回転させるとともに前
後進させて該ピニオンを機関のリングギヤと係
合離脱させる機関始動装置において、該駆動軸
の外周に係止した駆動軸前後進用のピストン3
5、前記エアモータ用圧縮エアを分流し該ピス
トン35に臨設した第1の通路C,A、該第1
の通路C,Aの途中に設けたパイロツトバル
ブ、該パイロツトバルブより更に分流し大気に
開口した第2の通路74からなるベーン型エア
モータを用いた機関始動装置。 (2) パイロツトバルブより逆止弁を介してエアモ
ータ入口に分流し、該エアモータを低速回転さ
せる実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載のベ
ーン型エアモータを用いた機関始動装置。 (3) ピストンの前進によりメカニカルバルブを開
き、該メカニカルバルブの開口によつて、エア
モータのメインバルブを開く実用新案登録請求
の範囲第(1)項または第(2)項に記載のベーン型エ
アモータを用いた機関始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12341084U JPS6137468U (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | ベ−ン型エアモ−タを用いた機関始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12341084U JPS6137468U (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | ベ−ン型エアモ−タを用いた機関始動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6137468U JPS6137468U (ja) | 1986-03-08 |
| JPH021491Y2 true JPH021491Y2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=30682161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12341084U Granted JPS6137468U (ja) | 1984-08-10 | 1984-08-10 | ベ−ン型エアモ−タを用いた機関始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6137468U (ja) |
-
1984
- 1984-08-10 JP JP12341084U patent/JPS6137468U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6137468U (ja) | 1986-03-08 |
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