JPH021500A - コンアルブミン及びその金属複合体の製造方法 - Google Patents
コンアルブミン及びその金属複合体の製造方法Info
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- JPH021500A JPH021500A JP4355488A JP4355488A JPH021500A JP H021500 A JPH021500 A JP H021500A JP 4355488 A JP4355488 A JP 4355488A JP 4355488 A JP4355488 A JP 4355488A JP H021500 A JPH021500 A JP H021500A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は純度の高いコンアルブミン及びその金属複合体
を製造する方法に関するものである。
を製造する方法に関するものである。
卵白中に存在し、卵白タンパク質のほぼ13%を占める
コンアルブミン(別名オボトランスフェリン)は、その
−特性として鉄、銅、マンガン、亜鉛等の金属イオンと
結合する能力を有することから、例えばこれら金属要求
性の微生物の成長を阻止するための培地用試薬として、
またエビダーマルグロースファクターとのノ(存の下血
清代替成分として作用しうることから動物細胞用培地試
薬(特開昭58−111682号公報)として従来より
利用されている。
コンアルブミン(別名オボトランスフェリン)は、その
−特性として鉄、銅、マンガン、亜鉛等の金属イオンと
結合する能力を有することから、例えばこれら金属要求
性の微生物の成長を阻止するための培地用試薬として、
またエビダーマルグロースファクターとのノ(存の下血
清代替成分として作用しうることから動物細胞用培地試
薬(特開昭58−111682号公報)として従来より
利用されている。
近年のバイオテクノロジーの目覚ましい発展に伴い上記
したような従来の利用分野に限らず今後の利用拡大にお
いてもコンアルブミンは増々高純度のものが要求されて
きているのが現状である。
したような従来の利用分野に限らず今後の利用拡大にお
いてもコンアルブミンは増々高純度のものが要求されて
きているのが現状である。
コンアルブミンの製造方法として従来、有機溶媒分画法
(特公昭46−38544号公報)、硫安分画法(Ne
w Food Industry Vol、24.No
、1.p88−89(1982))等がよく知られてい
る。
(特公昭46−38544号公報)、硫安分画法(Ne
w Food Industry Vol、24.No
、1.p88−89(1982))等がよく知られてい
る。
有機溶媒分画法は、卵白に無機塩と共に3価の鉄イオン
を供給しうる物質の溶液を加えてコンアルブミン・鉄塩
合体を形成させ、次いで典型的にはアセトンでまずコン
アルブミン以外の蛋白性物質を沈澱、除去したのち再び
アセトンでコンアルブミン・鉄塩合体を沈澱させ、コン
アルブミンをこのようなi重合体の形態で分取する方法
である。
を供給しうる物質の溶液を加えてコンアルブミン・鉄塩
合体を形成させ、次いで典型的にはアセトンでまずコン
アルブミン以外の蛋白性物質を沈澱、除去したのち再び
アセトンでコンアルブミン・鉄塩合体を沈澱させ、コン
アルブミンをこのようなi重合体の形態で分取する方法
である。
この方法ではアセトンのような有機溶媒を使用するため
に取扱上細心の注意が必要とされるだけではなく、アセ
トンでのコンアルブミン回収後の卵白は食品分野は無論
のこと他分野への利用も図り難いという問題がある。
に取扱上細心の注意が必要とされるだけではなく、アセ
トンでのコンアルブミン回収後の卵白は食品分野は無論
のこと他分野への利用も図り難いという問題がある。
また、硫安分画法は、卵白に等量の硫酸アンモニウムを
加えてまずアルブミン(炉液)とグロブリン(沈澱物)
とを分画した後、アルブミン画分に酸を添加してオボア
ルブミンを沈澱除去したのち更に硫酸アンモニウムを加
えてコンアルブミン画分を沈澱させて分取し、こうして
得られた両分を透析−エタノール沈澱させた後クエン酸
第二鉄を加えてコンアルブミン・鉄塩合体を形成させ、
再び透析−エタノール沈澱させてコンアルブミンを複合
体の形態で分取する方法である。このような塩析法では
大まかな分画はなし得ても卵白中に存在する多数のタン
パク質から選択的にコンアルブミンのみを沈澱させるこ
とはできず、高純度化には限度があるという問題が指摘
されている。
加えてまずアルブミン(炉液)とグロブリン(沈澱物)
とを分画した後、アルブミン画分に酸を添加してオボア
ルブミンを沈澱除去したのち更に硫酸アンモニウムを加
えてコンアルブミン画分を沈澱させて分取し、こうして
得られた両分を透析−エタノール沈澱させた後クエン酸
第二鉄を加えてコンアルブミン・鉄塩合体を形成させ、
再び透析−エタノール沈澱させてコンアルブミンを複合
体の形態で分取する方法である。このような塩析法では
大まかな分画はなし得ても卵白中に存在する多数のタン
パク質から選択的にコンアルブミンのみを沈澱させるこ
とはできず、高純度化には限度があるという問題が指摘
されている。
これら従来法において一層高純度の最終製品(コンアル
ブミン・鉄塩合体)を目的とする場合には、例えば有機
溶媒分画法では通常前述の操作を繰返し実施しているが
、得られる純度は精々75%程度であり、また硫安分画
法では前述の操作を繰返し実施するか、あるいはゲル濾
過法、イオン交換クロマトグラフィー等の他の精製手段
を併用しているのが一般的であるが、得られる純度は精
々80%程度である。しかもいずれも純度を上げるにつ
れ最終収率はかなり低下するという問題があった。
ブミン・鉄塩合体)を目的とする場合には、例えば有機
溶媒分画法では通常前述の操作を繰返し実施しているが
、得られる純度は精々75%程度であり、また硫安分画
法では前述の操作を繰返し実施するか、あるいはゲル濾
過法、イオン交換クロマトグラフィー等の他の精製手段
を併用しているのが一般的であるが、得られる純度は精
々80%程度である。しかもいずれも純度を上げるにつ
れ最終収率はかなり低下するという問題があった。
このような状況下にあって、本発明は、上記したような
従来法による諸問題を伴うことなく、工業的規模で簡易
に、しかも従来法に比べて一段と純度の高いコンアルブ
ミンを製造しつる方法を提供することを目的とする。
従来法による諸問題を伴うことなく、工業的規模で簡易
に、しかも従来法に比べて一段と純度の高いコンアルブ
ミンを製造しつる方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の目的に即して鋭意研究を重ねたと
ころ、陽イオン交換樹脂により卵白からコンアルブミン
を吸着抽出した後その溶出液中のコンアルブミンを一畦
金属凌合体化し、次いでこの金属複合体の溶解液を再度
陽イオン交換樹脂を用いて精製するならば、従来法に比
べて簡易な操作でしかも極めて純度の高いコンアルブミ
ン・金属複合体、延いてはコンアルブミンが得られるこ
とを見出した。
ころ、陽イオン交換樹脂により卵白からコンアルブミン
を吸着抽出した後その溶出液中のコンアルブミンを一畦
金属凌合体化し、次いでこの金属複合体の溶解液を再度
陽イオン交換樹脂を用いて精製するならば、従来法に比
べて簡易な操作でしかも極めて純度の高いコンアルブミ
ン・金属複合体、延いてはコンアルブミンが得られるこ
とを見出した。
本発明はこのような知見に基づいて完成されたものであ
って、本発明は第一に、コンアルブミンを吸着せる陽イ
オン交換樹脂に中性塩水溶液を接触させてコンアルブミ
ンを溶出させ、得られたコンアルブミン溶出液に2価あ
るいは3価の金属イオンを供給しうる物質を添加してコ
ンアルブミンの金属複合体を沈澱させ、次いて分取した
沈澱物を塩基性水溶液に溶解させたのちこの溶解液に陽
イオン交換樹脂を添加して夾雑タンパク質を吸着除去す
ることを特徴とするコンアルブミン−金属複合体の製造
方法を提(jl、するものである。
って、本発明は第一に、コンアルブミンを吸着せる陽イ
オン交換樹脂に中性塩水溶液を接触させてコンアルブミ
ンを溶出させ、得られたコンアルブミン溶出液に2価あ
るいは3価の金属イオンを供給しうる物質を添加してコ
ンアルブミンの金属複合体を沈澱させ、次いて分取した
沈澱物を塩基性水溶液に溶解させたのちこの溶解液に陽
イオン交換樹脂を添加して夾雑タンパク質を吸着除去す
ることを特徴とするコンアルブミン−金属複合体の製造
方法を提(jl、するものである。
更に、本発明は第二に、上記の方法により夾雑タンパク
質を吸着除去後得られた溶液に酸を加え、コンアルブミ
ン・金属複合体から金属イオンを切離したのち溶液中の
金属塩を除去することを特徴とするコンアルブミンの製
造方法を提供するものである。
質を吸着除去後得られた溶液に酸を加え、コンアルブミ
ン・金属複合体から金属イオンを切離したのち溶液中の
金属塩を除去することを特徴とするコンアルブミンの製
造方法を提供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の方法において、コンアルブミンを吸着せる陽イ
オン交換樹脂の作成は、卵白から陽イオン交換樹脂によ
ってコンアルブミンを吸着抽出することにより行えばよ
く、この実際の操作は任意である。一般的には、クエン
酸、塩酸等の酸添加によりpHを4.5〜5,5、好ま
しくは5.1〜5.2、に調整しくpHが4.5より低
いと卵白タンパク質は沈澱し易くなって好ましくない)
かつ充分にホモジナイズした卵白液にその液量の約1/
3倍容量の陽イオン交換樹脂を添加し、ゆっくりと数時
間(約1〜2時間)撹拌して卵白中のコンアルブミンを
上記陽イオン交換樹脂に吸着させ、次いで通常充分に水
洗してコンアルブミン吸着樹脂を作成する。ここにおい
て原料の卵白としては生卵白に限られず、冷凍卵白、乾
燥卵白あるいは公知の方法でリゾチーム、アビジン等を
抽出した後の卵白なども用いうる。尚、冷凍卵白は解凍
したものを、また乾燥卵白は卵白液に再調整したものを
用いることはいうまでもない。また、ここにおいて陽イ
オン交換樹脂としては市販されている、例えば下記のよ
うなものが好ましく用いうる。
オン交換樹脂の作成は、卵白から陽イオン交換樹脂によ
ってコンアルブミンを吸着抽出することにより行えばよ
く、この実際の操作は任意である。一般的には、クエン
酸、塩酸等の酸添加によりpHを4.5〜5,5、好ま
しくは5.1〜5.2、に調整しくpHが4.5より低
いと卵白タンパク質は沈澱し易くなって好ましくない)
かつ充分にホモジナイズした卵白液にその液量の約1/
3倍容量の陽イオン交換樹脂を添加し、ゆっくりと数時
間(約1〜2時間)撹拌して卵白中のコンアルブミンを
上記陽イオン交換樹脂に吸着させ、次いで通常充分に水
洗してコンアルブミン吸着樹脂を作成する。ここにおい
て原料の卵白としては生卵白に限られず、冷凍卵白、乾
燥卵白あるいは公知の方法でリゾチーム、アビジン等を
抽出した後の卵白なども用いうる。尚、冷凍卵白は解凍
したものを、また乾燥卵白は卵白液に再調整したものを
用いることはいうまでもない。また、ここにおいて陽イ
オン交換樹脂としては市販されている、例えば下記のよ
うなものが好ましく用いうる。
ロームアンドバースト社製の、アンバーライトIRC−
50,IRC−84、CG−50、ダイヤモンド・ジャ
ムロックケミカル社製の、デニオライ1−C5−101
、CC−3、ES−80、C−464V、ダウケミカル
社製のダウエックスCCR−2、バイエル社製の、レバ
チットGNP。
50,IRC−84、CG−50、ダイヤモンド・ジャ
ムロックケミカル社製の、デニオライ1−C5−101
、CC−3、ES−80、C−464V、ダウケミカル
社製のダウエックスCCR−2、バイエル社製の、レバ
チットGNP。
CNP−80、三菱化成工業(株)製の、ダイヤイオン
WK−10、WK−11、WK−20等。
WK−10、WK−11、WK−20等。
尚、実際の使用に際してこれら陽イオン交換樹脂は、卵
白液に添加する前にカセイソーダその他のアルカリ剤で
処理して約0.8〜1.1ミリ当量/m!(樹脂)の陽
イオン(Hを除いたNa5K。
白液に添加する前にカセイソーダその他のアルカリ剤で
処理して約0.8〜1.1ミリ当量/m!(樹脂)の陽
イオン(Hを除いたNa5K。
NH4等の陽イオン)置換形として用いると、pHを調
整した卵白液に添加した際卵白液のpHがほとんど変化
しないので管理上都合がよい。
整した卵白液に添加した際卵白液のpHがほとんど変化
しないので管理上都合がよい。
本発明の方法によれば、上記のようにして得られたコン
アルブミン吸着樹脂に中性塩水溶液を接触させてコンア
ルブミンを溶出させる。溶出に用いる中性塩水溶液とし
ては、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アン
モニウム、硫酸ナトリウム等の水溶液でpHが中性付近
のものが好ましく、通常4.0〜8.0部程度の塩濃度
で用いる。;濃度が4.096より低いと溶出効率は低
下してくるが上記範囲内であると吸亡コンアルブミンを
ほぼ完全に溶出させることができるのであえて8、
IJ%より高い濃度とする必要はない。溶出の操作は成
否樹脂からコンアルブミンを溶出させうる限り任意であ
る。一般的には容量比で眼前樹脂1部に対して中性塩水
溶液を1〜2部程度の割合で加えて30〜60分間程度
撹拌に付せばよい。
アルブミン吸着樹脂に中性塩水溶液を接触させてコンア
ルブミンを溶出させる。溶出に用いる中性塩水溶液とし
ては、例えば塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アン
モニウム、硫酸ナトリウム等の水溶液でpHが中性付近
のものが好ましく、通常4.0〜8.0部程度の塩濃度
で用いる。;濃度が4.096より低いと溶出効率は低
下してくるが上記範囲内であると吸亡コンアルブミンを
ほぼ完全に溶出させることができるのであえて8、
IJ%より高い濃度とする必要はない。溶出の操作は成
否樹脂からコンアルブミンを溶出させうる限り任意であ
る。一般的には容量比で眼前樹脂1部に対して中性塩水
溶液を1〜2部程度の割合で加えて30〜60分間程度
撹拌に付せばよい。
次いで樹脂を常法に弗じて、例えば濾過してコンアルブ
ミン溶出液を得る。
ミン溶出液を得る。
本発明の方法によれば、こうして得られたコンアルブミ
ン溶出液に21ilfあるいは3g6の金属イオンを供
給しうる物質を添加してコンアルブミンの金属複合体を
沈澱させる。ここにおいて2価あるいは3価の金属イオ
ンを供給しうる物質とは、例3+ 2+ えばFe 、Cu %Mn2”、Zn2+等コンア
ルフミンと結合して複合体を形成しうる金属イオンを供
給しうる無機あるいは有機の金属塩を意味する。このよ
うな物質として例えば、コンアルブミンと特に結合性の
強いFe3+を供給しうる金属塩、具体的には硝酸第二
鉄、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、クエン酸第二鉄、コハク
酸第二鉄等が好ましく用いられる。実際の使用に際して
これら金属塩は1〜10部程度の塩濃度の水溶液として
、一般的には容量比で溶出液1部に対して1150〜1
/70部程度の割合で用いるのが好ましい。卵白タンパ
ク質中コンアルブミンのみが上記金属イオン、特にFe
”h結合して複合体を形成する性質をHすることから、
このような操作によって溶出液中に存在していると思わ
れるリゾチーム、アビジン等の等電点がフンアルブミン
よりアルカリ側にある卵白タンパク質をこの段階で分離
除去することが可能となる。尚、卵白の原料として、既
にリゾチーム、アビジン等を抽出した後の卵白を用いた
場合であっても、リゾチームやアビジン等の卵白タンパ
ク質は溶出液中に依然極く住か残存していると思われる
ところから、上記の操作は必要である。
ン溶出液に21ilfあるいは3g6の金属イオンを供
給しうる物質を添加してコンアルブミンの金属複合体を
沈澱させる。ここにおいて2価あるいは3価の金属イオ
ンを供給しうる物質とは、例3+ 2+ えばFe 、Cu %Mn2”、Zn2+等コンア
ルフミンと結合して複合体を形成しうる金属イオンを供
給しうる無機あるいは有機の金属塩を意味する。このよ
うな物質として例えば、コンアルブミンと特に結合性の
強いFe3+を供給しうる金属塩、具体的には硝酸第二
鉄、塩化第二鉄、硫酸第二鉄、クエン酸第二鉄、コハク
酸第二鉄等が好ましく用いられる。実際の使用に際して
これら金属塩は1〜10部程度の塩濃度の水溶液として
、一般的には容量比で溶出液1部に対して1150〜1
/70部程度の割合で用いるのが好ましい。卵白タンパ
ク質中コンアルブミンのみが上記金属イオン、特にFe
”h結合して複合体を形成する性質をHすることから、
このような操作によって溶出液中に存在していると思わ
れるリゾチーム、アビジン等の等電点がフンアルブミン
よりアルカリ側にある卵白タンパク質をこの段階で分離
除去することが可能となる。尚、卵白の原料として、既
にリゾチーム、アビジン等を抽出した後の卵白を用いた
場合であっても、リゾチームやアビジン等の卵白タンパ
ク質は溶出液中に依然極く住か残存していると思われる
ところから、上記の操作は必要である。
本発明の方法によれば、生じたコンアルブミン・金属複
合体の沈澱物を次いで分取したのち塩基性水溶液に溶解
させ、この溶解液に陽イオン交換樹脂を添加してその他
の夾雑タンパク質を更に吸着除去する。ここにおいて沈
澱物の分取は常法に準じて、例えば濾過によって行えば
よい。本発明者らは、こうして分取した沈澱物を直ちに
目的とするコンアルブミンや金属複合体とせずに、この
ものを塩基性水溶液に溶解させたのち百度陽イオン交換
樹脂で処理したところ意外にもその他の夾雑タンパク質
(等電点がアルカリ側にある夾雑タンパク質)が吸着除
去し得ることを見出した。尚、ここにおける「溶解」に
は、一部溶解、および分散あるいは一部分散状態にある
ものも含まれるものとする。
合体の沈澱物を次いで分取したのち塩基性水溶液に溶解
させ、この溶解液に陽イオン交換樹脂を添加してその他
の夾雑タンパク質を更に吸着除去する。ここにおいて沈
澱物の分取は常法に準じて、例えば濾過によって行えば
よい。本発明者らは、こうして分取した沈澱物を直ちに
目的とするコンアルブミンや金属複合体とせずに、この
ものを塩基性水溶液に溶解させたのち百度陽イオン交換
樹脂で処理したところ意外にもその他の夾雑タンパク質
(等電点がアルカリ側にある夾雑タンパク質)が吸着除
去し得ることを見出した。尚、ここにおける「溶解」に
は、一部溶解、および分散あるいは一部分散状態にある
ものも含まれるものとする。
この廃用いる塩基性水溶液は、水に溶かしたとき塩基性
を呈しうる例えば通常の水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム等のアルカリ剤の水溶液でよい。尚、実際の操作に
際しては最終的に塩基性の水溶液中に溶解させた状態と
なし得る限りその手段はff−意であり、例えば沈澱物
を水に溶解させたのち水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等を添加して中性付近から塩基性、好ましくはpH6
,5〜6.8、としてもよい。
を呈しうる例えば通常の水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム等のアルカリ剤の水溶液でよい。尚、実際の操作に
際しては最終的に塩基性の水溶液中に溶解させた状態と
なし得る限りその手段はff−意であり、例えば沈澱物
を水に溶解させたのち水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等を添加して中性付近から塩基性、好ましくはpH6
,5〜6.8、としてもよい。
また、この廃用いる陽イオン交換樹脂は卵白からコンア
ルブミンを吸着抽出する廃用いるものと何ら異ならない
。尚、使用に際して陽イオン交換樹脂は、これを中性付
近から塩基性水溶液中、好ましくはpH6,5〜6.8
、で用いることからr・めカセイソーダその他のアルカ
リ剤で処理して約1.0〜1.4ミリ当量/m1(樹脂
)の陽イオン置換形としておくとpHの管理上都合がよ
い。
ルブミンを吸着抽出する廃用いるものと何ら異ならない
。尚、使用に際して陽イオン交換樹脂は、これを中性付
近から塩基性水溶液中、好ましくはpH6,5〜6.8
、で用いることからr・めカセイソーダその他のアルカ
リ剤で処理して約1.0〜1.4ミリ当量/m1(樹脂
)の陽イオン置換形としておくとpHの管理上都合がよ
い。
ここで用いた陽イオン交換樹脂は使用後多少着色される
が、通常の酸、アルカリ処理あるいは加熱処理等により
脱色した後再使用に供することができる。尚、卵白から
コンアルブミンを吸着抽出する廃用いた樹脂も適宜陽イ
オン置換形に再生したのちユニにおいて再使用に供し得
ることはいうまでもない。
が、通常の酸、アルカリ処理あるいは加熱処理等により
脱色した後再使用に供することができる。尚、卵白から
コンアルブミンを吸着抽出する廃用いた樹脂も適宜陽イ
オン置換形に再生したのちユニにおいて再使用に供し得
ることはいうまでもない。
このような陽イオン交換樹脂での実際の吸着除去操作は
、特に限定的でないが、−膜内には沈澱物溶解液にその
液量と等容量の樹脂を添加し、ゆつくりと0.5〜1時
間撹拌して行えばよい。
、特に限定的でないが、−膜内には沈澱物溶解液にその
液量と等容量の樹脂を添加し、ゆつくりと0.5〜1時
間撹拌して行えばよい。
上記操作によって吸着除去される夾雑タンパク質は、電
気泳動法で調べたところ分子量’)0. 00(1〜6
(’)、000の卵白タンパク質であることがわかった
が、今だそれらが何であるか特定されていない。多分、
オボアルブミンあるいはコンアルブミンの変性物質では
ないかと考えられる。
気泳動法で調べたところ分子量’)0. 00(1〜6
(’)、000の卵白タンパク質であることがわかった
が、今だそれらが何であるか特定されていない。多分、
オボアルブミンあるいはコンアルブミンの変性物質では
ないかと考えられる。
本発明の方法によれば、夾雑タンパク質を吸着させた陽
イオン交換樹脂は次いで常法により分離、例えば炉別し
、こうして得られるか液を、所望する場合はそのまま、
あるいは更に乾燥処理に付し、例えば凍結乾燥に付して
コンアルブミン・金属複合体として製品とすることがで
きるが、通常、この炉液に酸を加えてコンアルブミン・
金属複合体から金属イオンを切離したのち生じた金属塩
を溶液から除去し、コンアルブミンを製造する。
イオン交換樹脂は次いで常法により分離、例えば炉別し
、こうして得られるか液を、所望する場合はそのまま、
あるいは更に乾燥処理に付し、例えば凍結乾燥に付して
コンアルブミン・金属複合体として製品とすることがで
きるが、通常、この炉液に酸を加えてコンアルブミン・
金属複合体から金属イオンを切離したのち生じた金属塩
を溶液から除去し、コンアルブミンを製造する。
夾雑タンパク質を除去した後のコンアルブミン・金属複
合体溶液に加える酸としては、無機あるいは白°機のい
ずれの酸も用いうるが、−膜内にはクエン酸、硝酸、塩
酸等が好ましく用いられる。
合体溶液に加える酸としては、無機あるいは白°機のい
ずれの酸も用いうるが、−膜内にはクエン酸、硝酸、塩
酸等が好ましく用いられる。
これらの酸は通常5〜20%程度の水溶液として一般的
には容量比で上記溶液1部に対して1/20〜1/35
部程度の割合で用いるのが好ましい。この操作は酸溶液
を添加後通常0.5〜1時間程撹拌を続けて行う。
には容量比で上記溶液1部に対して1/20〜1/35
部程度の割合で用いるのが好ましい。この操作は酸溶液
を添加後通常0.5〜1時間程撹拌を続けて行う。
上記操作によって複合体から切離された金属イオンは添
加酸によって直ちに金属塩とされるが、こうして形成さ
れた金属塩を次いで溶液から除去する。この除去操作は
特に限定的でなく、例えば、陰イオン交換樹脂を用いる
吸む除去法、あるいは限外ン濾過法等いずれの方法によ
ってもよい。陰イオン交換樹脂による吸む除去法が操作
が容易でかつ効率も良いことから好ましい。陰イオン交
換樹脂としては市販の、例えばアンバーライトIRA−
45、IRA−410;デュオライトA−561、A−
368;ダウエックスMWA−1、WGR,ダイヤイオ
ンWAIO1WA20、WA30等が好ましく用いられ
る。このような樹脂を用いた吸着除去操作は、−膜内に
は容量比で対象溶液1部に対して吸着樹脂を1/3〜1
15部程度の割合で加えて20〜40分間程撹拌に付せ
ばよい。尚この際吸着効率を上げるために、例えばI
NMCIを用いて溶液のpHを4.0〜4.5に維持す
るとよい。
加酸によって直ちに金属塩とされるが、こうして形成さ
れた金属塩を次いで溶液から除去する。この除去操作は
特に限定的でなく、例えば、陰イオン交換樹脂を用いる
吸む除去法、あるいは限外ン濾過法等いずれの方法によ
ってもよい。陰イオン交換樹脂による吸む除去法が操作
が容易でかつ効率も良いことから好ましい。陰イオン交
換樹脂としては市販の、例えばアンバーライトIRA−
45、IRA−410;デュオライトA−561、A−
368;ダウエックスMWA−1、WGR,ダイヤイオ
ンWAIO1WA20、WA30等が好ましく用いられ
る。このような樹脂を用いた吸着除去操作は、−膜内に
は容量比で対象溶液1部に対して吸着樹脂を1/3〜1
15部程度の割合で加えて20〜40分間程撹拌に付せ
ばよい。尚この際吸着効率を上げるために、例えばI
NMCIを用いて溶液のpHを4.0〜4.5に維持す
るとよい。
金属塩を吸着させた陰イオン交換樹脂は次いで常法によ
り分離、例えばか別し、こうして得られるン戸液はその
まま、あるいは更に他の脱塩操作、例えば電気透析、モ
ザイク荷電膜脱塩、メンプラン?濾過等との組合せ操作
を実施したのち乾燥処理に付し、例えば凍結乾燥に付し
て粉末状物としてコンアルブミンの製品とすることがで
きる。
り分離、例えばか別し、こうして得られるン戸液はその
まま、あるいは更に他の脱塩操作、例えば電気透析、モ
ザイク荷電膜脱塩、メンプラン?濾過等との組合せ操作
を実施したのち乾燥処理に付し、例えば凍結乾燥に付し
て粉末状物としてコンアルブミンの製品とすることがで
きる。
上記したような本発明の方法により得られるコンアルブ
ミンは通常純度94〜95%あるいはそれ以上の製品で
あり、また原料卵白からの収率は通常0.796〜0.
896程度である。これらの値は、後述の試験例の結果
から明らかなように、従来の白゛機溶媒分画法ではその
純度および収率がそれぞれ高々75%および0.6%で
あり、硫安分画法ではそれぞれ高々80%および0.5
%であることから、極めて高いことがわかる。
ミンは通常純度94〜95%あるいはそれ以上の製品で
あり、また原料卵白からの収率は通常0.796〜0.
896程度である。これらの値は、後述の試験例の結果
から明らかなように、従来の白゛機溶媒分画法ではその
純度および収率がそれぞれ高々75%および0.6%で
あり、硫安分画法ではそれぞれ高々80%および0.5
%であることから、極めて高いことがわかる。
以下、本発明を実施例でもって更に詳しく説明する。尚
、本発明において%は重量%を意味する。
、本発明において%は重量%を意味する。
実施例I
A、コンアルブミン吸着樹脂の作成:
lNHClの添加でpHを5.2にし、かつ充分にホモ
ジナイズした卵白液(リゾチームおよびアビジン抽出後
の卵白液)5000mlに対して、予めアルカリ処理し
て1.Oミリ当ffi/ml (樹脂)のNa−形とし
た陽イオン交換樹脂(ダイヤイオンWK −10) 1
500mlを添加し、ゆるやかに撹拌しつつ2時間保持
した。次いで卵白液を傾斜、濾過により除去したのち清
水で充分に洗浄してコンアルブミン吸着樹脂を得た。
ジナイズした卵白液(リゾチームおよびアビジン抽出後
の卵白液)5000mlに対して、予めアルカリ処理し
て1.Oミリ当ffi/ml (樹脂)のNa−形とし
た陽イオン交換樹脂(ダイヤイオンWK −10) 1
500mlを添加し、ゆるやかに撹拌しつつ2時間保持
した。次いで卵白液を傾斜、濾過により除去したのち清
水で充分に洗浄してコンアルブミン吸着樹脂を得た。
B、コンアルブミンの溶出:
上記のようにして得られたコンアルブミン吸着樹脂15
QOmlに55食塩水3000mIを添加し、30分間
ゆるやかに撹拌しつつコンアルブミンを液中に溶出させ
た。次いで溶出液を炉別した樹脂にもう一度同一濃度の
食塩水500m1を添加して押出しを行ない、この液と
先の溶出液とを合わせた。
QOmlに55食塩水3000mIを添加し、30分間
ゆるやかに撹拌しつつコンアルブミンを液中に溶出させ
た。次いで溶出液を炉別した樹脂にもう一度同一濃度の
食塩水500m1を添加して押出しを行ない、この液と
先の溶出液とを合わせた。
C,コンアルブミン・金属複合体の製造:こうして得ら
れたコンアルブミン溶出液350(’1m+に5%の硝
酸第二鉄水溶液60m1を加え、コンアルブミン・鉄塩
合体を沈澱させた。次いで濾過してこの沈澱物を分取し
たのち清水10100Oに溶解させ、INの水酸化ナト
リウム水溶液でpHを6.5とした。この塩基性溶解成
約10100Oに予めアルカリ処理して1.2ミリ当量
/ml(樹脂)のNa−形とした陽イオン交換樹脂(ダ
イヤイオンWK−10)1000mlを添加し、ゆるや
かに撹拌しつつ30分間保持した。
れたコンアルブミン溶出液350(’1m+に5%の硝
酸第二鉄水溶液60m1を加え、コンアルブミン・鉄塩
合体を沈澱させた。次いで濾過してこの沈澱物を分取し
たのち清水10100Oに溶解させ、INの水酸化ナト
リウム水溶液でpHを6.5とした。この塩基性溶解成
約10100Oに予めアルカリ処理して1.2ミリ当量
/ml(樹脂)のNa−形とした陽イオン交換樹脂(ダ
イヤイオンWK−10)1000mlを添加し、ゆるや
かに撹拌しつつ30分間保持した。
次いで夾雑タンパク質を吸着させた樹脂をン戸別し、コ
ンアルブミン・鉄塩合体を含むン戸液を得た。
ンアルブミン・鉄塩合体を含むン戸液を得た。
D、コンアルブミンの製造:
夾雑タンパク質を除去した後のコンアルブミン・鉄塩合
体溶液に20%クエン酸水溶液30m1を加え、1時間
撹拌を行なった。次いで陰イオン交換樹脂(ダイヤイオ
ンWA−10)300mlを添加し、30分間ゆるやか
に撹拌を続けた。尚、この際lNHClを用いて溶液の
pHを4.0〜4.5に維持した。
体溶液に20%クエン酸水溶液30m1を加え、1時間
撹拌を行なった。次いで陰イオン交換樹脂(ダイヤイオ
ンWA−10)300mlを添加し、30分間ゆるやか
に撹拌を続けた。尚、この際lNHClを用いて溶液の
pHを4.0〜4.5に維持した。
金属塩を吸着させた陰イオン交換樹脂を炉別し、得られ
たか液は更に電気透析、メンブラン濾過((’1.45
μm)に付し1次いで常法に準じて凍結乾燥させて粉末
状物(純度95%)38K (原料卵白液からの収率0
,76%)を得た。尚、純度は電気泳動法により測定し
た。
たか液は更に電気透析、メンブラン濾過((’1.45
μm)に付し1次いで常法に準じて凍結乾燥させて粉末
状物(純度95%)38K (原料卵白液からの収率0
,76%)を得た。尚、純度は電気泳動法により測定し
た。
実施例2
A、コンアルブミン吸着樹脂の作成:
INHClでpHを5.2に調整し、かつ充分にホモジ
ナイズした卵白液(割卵後卵黄を分離して得た卵白液)
5400mlに対して、予めアルカリ処理して0.9ミ
リ当量/ml(樹脂)のNa−形とした陽イオン交換樹
脂(ダイヤイオンWK−10)2000mlを添加し、
ゆるやかに撹拌しつつ2時間保持した。次いで卵白液を
傾斜、濾過により除去したのち清水で充分に洗浄してコ
ンアルブミン吸着樹脂を得た。
ナイズした卵白液(割卵後卵黄を分離して得た卵白液)
5400mlに対して、予めアルカリ処理して0.9ミ
リ当量/ml(樹脂)のNa−形とした陽イオン交換樹
脂(ダイヤイオンWK−10)2000mlを添加し、
ゆるやかに撹拌しつつ2時間保持した。次いで卵白液を
傾斜、濾過により除去したのち清水で充分に洗浄してコ
ンアルブミン吸着樹脂を得た。
B、 コンアルブミンの溶出二
上記のようにして得られたコンアルブミン吸着樹脂20
00 ml L 596食塩水2000m1を添加し、
30分間ゆるやかに撹拌しつつコンアルブミンを液中に
溶出させた。
00 ml L 596食塩水2000m1を添加し、
30分間ゆるやかに撹拌しつつコンアルブミンを液中に
溶出させた。
C,コンアルブミン・金属複合体の製造:樹脂を炉別し
て得られたコンアルブミン溶出液2000m1l:1%
の硝酸第二鉄水溶液300m1を加え、コンアルブミン
・鉄塩合体を沈澱させた。
て得られたコンアルブミン溶出液2000m1l:1%
の硝酸第二鉄水溶液300m1を加え、コンアルブミン
・鉄塩合体を沈澱させた。
次いで濾過してこの沈澱物を分取したのち清水1010
0Oに溶解させ、INの水酸化ナトリウム水溶液でpH
を6.4とした。この塩基性溶解成約10100Oに予
めアルカリ処理して1.2ミリ当量/ml(樹脂)のN
a−形とした陽イオン交換樹脂(ダイヤイオンWK −
10) 1000mlを添加し、ゆるやかに撹拌しつつ
30分間保持した。
0Oに溶解させ、INの水酸化ナトリウム水溶液でpH
を6.4とした。この塩基性溶解成約10100Oに予
めアルカリ処理して1.2ミリ当量/ml(樹脂)のN
a−形とした陽イオン交換樹脂(ダイヤイオンWK −
10) 1000mlを添加し、ゆるやかに撹拌しつつ
30分間保持した。
次いで夾雑タンパク質を吸着させた樹脂を炉別し、コン
アルブミン・鉄塩合体を含むン戸液を得た。
アルブミン・鉄塩合体を含むン戸液を得た。
D、コンアルブミンの製造:
夾雑タンパク質を除去した後のコンアルブミン・鉄塩合
体溶液に20%クエン酸水溶液40m1を加え、30分
間撹拌を行なった。次いで陰イオン交換樹脂(ダイヤイ
オンWA −10) 300mlを添加し、30分間ゆ
るやかに撹拌を続けた。尚この際lNHClを用いて溶
液のpHを4,5に維持した。
体溶液に20%クエン酸水溶液40m1を加え、30分
間撹拌を行なった。次いで陰イオン交換樹脂(ダイヤイ
オンWA −10) 300mlを添加し、30分間ゆ
るやかに撹拌を続けた。尚この際lNHClを用いて溶
液のpHを4,5に維持した。
金属塩を吸着させた陰イオン交換樹脂をン戸別し、得ら
れたン戸液は更にモザイクQT&膜脱塩処理に付し、次
いで常法に準じて凍結乾燥させて粉末状物(純度95%
)37g (原料卵白液からの収率0、7%)を得た。
れたン戸液は更にモザイクQT&膜脱塩処理に付し、次
いで常法に準じて凍結乾燥させて粉末状物(純度95%
)37g (原料卵白液からの収率0、7%)を得た。
純度測定は上記実施例1の場合と同様に電気泳動法によ
り行なった。
り行なった。
本発明の方法によれば従来法に比べて一段と純度の高い
コンアルブミン・金属複合体および/あるいはコンアル
ブミンが得られることを、従来の有機溶媒分画法あるい
は硫安分画法による場合と比較試験を行なった結果でも
って実証する。
コンアルブミン・金属複合体および/あるいはコンアル
ブミンが得られることを、従来の有機溶媒分画法あるい
は硫安分画法による場合と比較試験を行なった結果でも
って実証する。
比較試験
■6本発明法
上記実施例2のA−Cの工程を実施して得たコンアルブ
ミン・鉄塩合体溶液を、常法に準じて凍結乾燥に付し、
コンアルブミン・鉄塩合体粉末を得た。この製品の純度
を電気泳動法により測定したところ9426であった。
ミン・鉄塩合体溶液を、常法に準じて凍結乾燥に付し、
コンアルブミン・鉄塩合体粉末を得た。この製品の純度
を電気泳動法により測定したところ9426であった。
・また、原料卵白液からの収率は0.896であった。
次いで、このコンアルブミン・鉄塩合体粉末の20%水
溶液を調整し、上記実施例2のD工程と同一条件の下で
この溶液からコンアルブミンを粉末状物として製造した
ところ、この製品の純度は95%で、原料卵白液からの
収率は0. 7%であった。
溶液を調整し、上記実施例2のD工程と同一条件の下で
この溶液からコンアルブミンを粉末状物として製造した
ところ、この製品の純度は95%で、原料卵白液からの
収率は0. 7%であった。
■、白°機溶媒分画法
この従来法は、特公昭46−38544号公報で開示せ
る実施例2の方法に準じて以下の通りに実施した。
る実施例2の方法に準じて以下の通りに実施した。
上記実施例2で用いた卵白液と同じように、割卵後卵黄
を分離して得た卵白液5000mlに食塩160gを加
え、次いでクエン酸第二鉄水溶液125m1を徐々に添
加して撹拌した。この溶液をpH8,5に調整後、アセ
トン2.51)ヲ徐々に加え、生じた沈澱を除去後、得
られた炉液をpH8,0に調整した後更にアセトン2.
5j?を撹拌しながら加え、コンアルブミン・鉄塩合
体を沈澱させた。この沈澱物を炉底し、セライトを用い
た成心、溶出方法で精製したのち凍結乾燥して赤色の乾
燥粉末85gを得た。
を分離して得た卵白液5000mlに食塩160gを加
え、次いでクエン酸第二鉄水溶液125m1を徐々に添
加して撹拌した。この溶液をpH8,5に調整後、アセ
トン2.51)ヲ徐々に加え、生じた沈澱を除去後、得
られた炉液をpH8,0に調整した後更にアセトン2.
5j?を撹拌しながら加え、コンアルブミン・鉄塩合
体を沈澱させた。この沈澱物を炉底し、セライトを用い
た成心、溶出方法で精製したのち凍結乾燥して赤色の乾
燥粉末85gを得た。
こうして得られたコンアルブミン・鉄塩合体製品の純度
を電気泳動法によりalll定したところ70%であっ
た。また原料卵白液からの収率は0. 796であった
。
を電気泳動法によりalll定したところ70%であっ
た。また原料卵白液からの収率は0. 796であった
。
次いで、このコンアルブミン・鉄塩合体製品の20%水
溶液を調製し、上記実施例2のD工程と同一条件の下で
この溶液からコンアルブミンを粉末状物として製造した
ところ、この製品の純度は75%で、原料卵白液からの
収率は0. 6%であった。
溶液を調製し、上記実施例2のD工程と同一条件の下で
この溶液からコンアルブミンを粉末状物として製造した
ところ、この製品の純度は75%で、原料卵白液からの
収率は0. 6%であった。
■、硫安分画法
コノ従来法は、New Food IndusLry
Vol、24.No。
Vol、24.No。
+ 、p8g−89(1982)で開示せる方法に準じ
て以下の通りに実施した。
て以下の通りに実施した。
上記実施例2で用いた卵白卵と同じように、割卵後卵黄
を分離して得た卵白液5400m1に等量の飽和硫酸ア
ンモニウム溶液を加え、生じた沈澱物を除去し、次いで
0.5M硫酸溶液でpH4,6に調整後、更に硫酸アン
モニウム865gを加え、生じた沈澱物を集めて冷所で
透析した。
を分離して得た卵白液5400m1に等量の飽和硫酸ア
ンモニウム溶液を加え、生じた沈澱物を除去し、次いで
0.5M硫酸溶液でpH4,6に調整後、更に硫酸アン
モニウム865gを加え、生じた沈澱物を集めて冷所で
透析した。
生じた少量の沈澱物を除去した後pHを6,0とし、ン
戸液に対し濃度が0.02Mとなるように食塩を添加し
、次いで20v/v%の濃度にエタノールを加え、沈澱
を生じさせた。この沈澱物を分取し、これに5%クエン
酸第二鉄水溶液60m1を添加後、pHを9.0として
透析し、次いでpHを6.0にa整し、更に濃度が0.
02Mとなるように食塩を添加した。次いで15v/v
%となるようエタノールを添加し、赤色のコンアルブミ
ン・鉄調合体を得た。
戸液に対し濃度が0.02Mとなるように食塩を添加し
、次いで20v/v%の濃度にエタノールを加え、沈澱
を生じさせた。この沈澱物を分取し、これに5%クエン
酸第二鉄水溶液60m1を添加後、pHを9.0として
透析し、次いでpHを6.0にa整し、更に濃度が0.
02Mとなるように食塩を添加した。次いで15v/v
%となるようエタノールを添加し、赤色のコンアルブミ
ン・鉄調合体を得た。
次いで、こうして得られたコンアルブミン・鉄塩合体製
品の20%水溶液を調製し、上記実施例2のD工程と同
一条件の下でこの溶液からコンアルブミンを粉末状物と
して製造したところ、この製品の純度は80%で、原料
卵白液からの収率は0.59oであった。
品の20%水溶液を調製し、上記実施例2のD工程と同
一条件の下でこの溶液からコンアルブミンを粉末状物と
して製造したところ、この製品の純度は80%で、原料
卵白液からの収率は0.59oであった。
上記比較試験例および前記実施例1および2の結果から
、本発明の方法によれば従来法に比べて一段と純度の高
いコンアルブミン・金属複合体、延いてはコンアルブミ
ンを製造しうることが明らかである。しかも本発明の方
法では有機溶媒を全く用いないのでその取扱上の煩雑さ
がないばかりか、原料卵白がそれによって汚染されるこ
ともないのでコンアルブミン回収後の卵白の9効利用が
図れるという利点がある。その上、本発明の方法によれ
ば一回の操作で高純度の製品が得られ、しかもその操作
は簡易であるので工業的規模での実施が可能である。
、本発明の方法によれば従来法に比べて一段と純度の高
いコンアルブミン・金属複合体、延いてはコンアルブミ
ンを製造しうることが明らかである。しかも本発明の方
法では有機溶媒を全く用いないのでその取扱上の煩雑さ
がないばかりか、原料卵白がそれによって汚染されるこ
ともないのでコンアルブミン回収後の卵白の9効利用が
図れるという利点がある。その上、本発明の方法によれ
ば一回の操作で高純度の製品が得られ、しかもその操作
は簡易であるので工業的規模での実施が可能である。
出願人代理人 佐 藤 −雄
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、コンアルブミンを吸着せる陽イオン交換樹脂に中性
塩水溶液を接触させてコンアルブミンを溶出させ、得ら
れたコンアルブミン溶出液に2価あるいは3価の金属イ
オンを供給しうる物質を添加してコンアルブミンの金属
複合体を沈澱させ、次いで分取した沈澱物を塩基性水溶
液に溶解させたのちこの溶解液に陽イオン交換樹脂を添
加して夾雑タンパク質を吸着除去することを特徴とする
コンアルミブミン・金属複合体の製造方法。 2、請求項1の方法により夾雑タンパク質を吸着除去後
得られた溶液に酸を加え、コンアルブミン・金属複合体
から金属イオンを切離したのち溶液中の金属塩を除去す
ることを特徴とするコンアルブミンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4355488A JPH021500A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | コンアルブミン及びその金属複合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4355488A JPH021500A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | コンアルブミン及びその金属複合体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH021500A true JPH021500A (ja) | 1990-01-05 |
Family
ID=12666972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4355488A Pending JPH021500A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | コンアルブミン及びその金属複合体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH021500A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5284832A (en) * | 1991-10-16 | 1994-02-08 | Mediolanum Farmaceutici S.P.A. | Iron complexes containing conalbumin and its derivatives |
| EP0875249A1 (en) * | 1997-04-30 | 1998-11-04 | Laboratori Derivati Organici S.P.A. | Complexes consisting of FE(III), a polyhydroxylated compound, and ovalbumin |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP4355488A patent/JPH021500A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5284832A (en) * | 1991-10-16 | 1994-02-08 | Mediolanum Farmaceutici S.P.A. | Iron complexes containing conalbumin and its derivatives |
| EP0875249A1 (en) * | 1997-04-30 | 1998-11-04 | Laboratori Derivati Organici S.P.A. | Complexes consisting of FE(III), a polyhydroxylated compound, and ovalbumin |
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