JPH021579Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH021579Y2 JPH021579Y2 JP17170783U JP17170783U JPH021579Y2 JP H021579 Y2 JPH021579 Y2 JP H021579Y2 JP 17170783 U JP17170783 U JP 17170783U JP 17170783 U JP17170783 U JP 17170783U JP H021579 Y2 JPH021579 Y2 JP H021579Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- bobbin
- solenoid
- magnetic
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 239000011553 magnetic fluid Substances 0.000 claims description 12
- 239000003302 ferromagnetic material Substances 0.000 claims description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 3
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 description 26
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
産業上の利用分野
この考案は、内燃機関の燃料装置等に使用され
る電磁弁用ソレノイドに関するものである。 従来技術 従来、第1図に示すような流体制御用電磁弁
が、一般に使用されている。すなわちソレノイド
1の強磁性材からなるプランジヤー2で作動され
る弁子3によつて、弁本体4を開閉制御するもの
である。5は非磁性材からなるボビンで、軸方向
の中心孔5aを有する円筒状本体5bの両端部に
それぞれフランジ5cを設けている。6はボビン
5に巻かれたコイルで、リード線6aから入力さ
れる。ボビン5の中心孔5aには、同じく非磁性
材からなり、一端に底部を有するパイプ7が嵌合
されている。パイプ7の底部側には、プランジヤ
ー2が往復動可能に挿入されている。パイプ7の
開口部側には固定鉄心8が挿入され、パイプ7の
底部に当接した開状態におけるプランジヤー2の
自由端面とのエア・ギヤツプAが所定の値となる
位置で固定されている。固定鉄心8の外側端部に
は、ボビン5の端面を覆うフランジ8aが設けら
れている。さらに固定鉄心8の外側端部は、弁本
体4の側部開口4aに嵌合される縁材8bが外方
に突出し、縁材8bの内側は、弁子3を収容する
凹部8cを形成している。凹部8cの底部中心に
は、固定鉄心8の軸心を貫通する案内孔8dが設
けられている。案内孔8dには、作動ロツド9が
摺動可能に挿入され、その先端はプランジヤー2
に固定され、他端は、プランジヤー2の開状態の
とき、凹部8cの底面と同一面に位置している。
弁子3の上端には、ゴム等からなるシール部材3
aが固着されている。10は強磁性材からなる円
筒容器状のケースで、底部中央に設けた取付け穴
10aにパイプ7の底部が嵌合され、ボビン5お
よびコイル6を収容している。ケース10の開口
端部は、固定鉄心8の外周とかしめ加工などで結
合されている。11aはOリングで、パイプ7と
固定鉄心8の間をシールしている。 弁本体4は、軸方向に流入口13a、中間通路
13b、流出口13cが連続して設けられ、流体
通路13を構成している。中間通路13bの側面
は、側部開口4aと連通しており、側部開口4a
のほぼ中央位置には、流体通路13を前後に仕切
る隔壁14が設けられている。隔壁14で仕切ら
れた上流側の側部開口4aの周縁部と、隔壁14
の露出した外周部とで、弁座4bが形成されてい
る。弁本体4の側部開口4aに、固定鉄心8の縁
材8bの外周が圧入され、側部開口4aの肩部と
縁材8bの端面との間にはシール用Oリング11
bが嵌合されている。弁座4bの外周には圧縮ス
プリング12が装着され、弁子3を凹部8cの底
面に押圧して、コイル6に通電されないときは、
流体通路13を開状態に保つている。 実開昭57−112181号公報は、上記ケース10
を、板金の塑性加工で形成した電磁弁用ソレノイ
ドを開示している。すなわちケース10を板金加
工により形成した第1および第2の磁気枠片によ
り構成し、それらの磁気枠片同士を互いに広い面
積で密着させて、コイルを囲む磁路における磁気
抵抗を軽減し、大きな電磁力を得られるようにし
ている。 しかしながら、上記のような構成のソレノイド
1は、コイル6とケース10の間にエア・ギヤツ
プCがあり、この間の熱放散が悪く、またボビン
5には、合成樹脂等の熱伝導率の小さい材料を使
用することが多いので、パイプ7や固定鉄心8へ
の熱放散も悪い。そのためコイル6の表面積を大
きくして熱放散を良くするか、コイル6の抵抗を
大きくして発熱量を少なくすることによつて、コ
イル6の温度上昇を低くしなければならず、ソレ
ノイド1は大型化されていた。 またプランジヤー2とパイプ7の間には、プラ
ンジヤー2の往復動を円滑にするためのエア・ギ
ヤツプBが設けられているので、パイプ7の板厚
とも重なつてプランジヤー2とケース10の間の
磁気抵抗が大きくなり、ケース10の磁気回路断
面積も小さいので、大きな吸引力が得られない。
そのためコイル6を大きくするか、磁気抵抗を小
さくするためにケース10の厚さを増加しなけれ
ばならず、ソレノイド1は大型化され、従つてケ
ース10のプレス加工も困難となつていた。 考案の目的 この考案は、コイルの周囲の熱放散を良くし、
また磁気回路の抵抗を低減して小型化した電磁弁
用ソレノイドの提供を目的とする。 考案の構成 上記目的を達成するため、この考案はボビンに
巻かれたコイルと、ボビンの軸方向に設けた中心
孔の一端側に挿入固定された固定鉄心と、中心孔
の反対側に往復動可能に挿入され圧縮スプリング
によつて固定鉄心と一定間隙を保つて対向した可
動鉄心とを有し、強磁性材からなるケースでコイ
ルの外側を覆つた電磁弁用ソレノイドにおいて、
コイルの周囲に磁性流体を封入したことによつ
て、コイルの周囲の熱放散を良くし、また磁気回
路の抵抗を低減する。 実施例 以下実施例を示す図面に基づいて、この考案を
説明する。第2図はこの考案の実施例の縦断面図
である。第2図においても第1図と同一の構成に
は、同一番号を付して説明は省略する。この考案
によるソレノイド21では、第3図の平面図およ
び第4図の一部断面正面図に示すようなボビン2
2を使用する。ボビン22は、中心孔22aを有
する円筒状本体22bの内面に、第4図に示すよ
うな凸部23と残りの面からなる凹部23aを設
け、パイプ7との間に凹部23aにより空間を形
成する。凸部23は、エア・ギヤツプAをとりま
く位置に設け、幅はエア・ギヤツプAの幅より大
きくする。両フランジ22cの端面にも、外周部
に間隔を置いて位置した凸部24と残りの面から
なる凹部24aを設け、固定鉄心8のフランジ8
aおよびケース10との間にそれぞれ凹部24a
による空間を形成する。また凹部23aおよび凹
部24aには、複数個の貫通穴25および26を
それぞれ設けてある。このようなボビン22に巻
かれたコイル6とケース10の間のエア・ギヤツ
プCならびにボビン22の凹部23a,24aお
よび穴25,26には、磁性流体27が封入され
ている。磁性流体27は、強磁性微粉末を液相媒
体中に安定に分散させたもので、強磁性微粉末に
はFe3O4,Fe,Co等の微粉末とし、液相媒体に
は水、油、水銀等を使用する。パイプ7の底部が
嵌合されたケース10の取付け穴の内周面上に
は、ゴム等からなるOリング11cを嵌合し、リ
ード線6aが貫通するケース10の穴は、接着剤
28等で隙間をうめて、磁性流体27の漏れを防
止してある。 上記のように構成された電磁弁用ソレノイド2
1は、リード線6aからコイル6に電流を印加す
ると、第2図の矢線で示すように磁束のループが
でき、プランジヤー2が固定鉄心8に吸引されて
弁本体4が閉じる。コイル6は、巻線の抵抗損失
が原因で次第に温度が上昇する。コイル6に発生
した熱は、その表面からエア・ギヤツプCおよび
ボビン22を伝わつて放熱され、発熱量が放熱量
と等しくなると、コイル6の温度は一定となる。
コイル6の抵抗をR(Ω)、電流をI(A)とする
と、発熱量Wは次のようになる。 W=I2R(W) コイル6の表面積をS(m2)、熱放散係数をλ
(W/℃m2)とすると、コイル6の上昇温度θfは
次のようになる。 θf=W/λS(℃) そこで次表に示すように、エア・ギヤツプCの
空気やボビン22の合成樹脂より、はるかに熱伝
導率の高い磁性流体27を、コイル6の周囲に封
入すると、上式の熱放散係数λが大きくなるの
で、コイル6の上昇温度は小さくなる。この温度
低下に相当する発熱量の増加を許容すれば、コイ
ル6を小さくできソレノイド21を小型化するこ
とができる。
る電磁弁用ソレノイドに関するものである。 従来技術 従来、第1図に示すような流体制御用電磁弁
が、一般に使用されている。すなわちソレノイド
1の強磁性材からなるプランジヤー2で作動され
る弁子3によつて、弁本体4を開閉制御するもの
である。5は非磁性材からなるボビンで、軸方向
の中心孔5aを有する円筒状本体5bの両端部に
それぞれフランジ5cを設けている。6はボビン
5に巻かれたコイルで、リード線6aから入力さ
れる。ボビン5の中心孔5aには、同じく非磁性
材からなり、一端に底部を有するパイプ7が嵌合
されている。パイプ7の底部側には、プランジヤ
ー2が往復動可能に挿入されている。パイプ7の
開口部側には固定鉄心8が挿入され、パイプ7の
底部に当接した開状態におけるプランジヤー2の
自由端面とのエア・ギヤツプAが所定の値となる
位置で固定されている。固定鉄心8の外側端部に
は、ボビン5の端面を覆うフランジ8aが設けら
れている。さらに固定鉄心8の外側端部は、弁本
体4の側部開口4aに嵌合される縁材8bが外方
に突出し、縁材8bの内側は、弁子3を収容する
凹部8cを形成している。凹部8cの底部中心に
は、固定鉄心8の軸心を貫通する案内孔8dが設
けられている。案内孔8dには、作動ロツド9が
摺動可能に挿入され、その先端はプランジヤー2
に固定され、他端は、プランジヤー2の開状態の
とき、凹部8cの底面と同一面に位置している。
弁子3の上端には、ゴム等からなるシール部材3
aが固着されている。10は強磁性材からなる円
筒容器状のケースで、底部中央に設けた取付け穴
10aにパイプ7の底部が嵌合され、ボビン5お
よびコイル6を収容している。ケース10の開口
端部は、固定鉄心8の外周とかしめ加工などで結
合されている。11aはOリングで、パイプ7と
固定鉄心8の間をシールしている。 弁本体4は、軸方向に流入口13a、中間通路
13b、流出口13cが連続して設けられ、流体
通路13を構成している。中間通路13bの側面
は、側部開口4aと連通しており、側部開口4a
のほぼ中央位置には、流体通路13を前後に仕切
る隔壁14が設けられている。隔壁14で仕切ら
れた上流側の側部開口4aの周縁部と、隔壁14
の露出した外周部とで、弁座4bが形成されてい
る。弁本体4の側部開口4aに、固定鉄心8の縁
材8bの外周が圧入され、側部開口4aの肩部と
縁材8bの端面との間にはシール用Oリング11
bが嵌合されている。弁座4bの外周には圧縮ス
プリング12が装着され、弁子3を凹部8cの底
面に押圧して、コイル6に通電されないときは、
流体通路13を開状態に保つている。 実開昭57−112181号公報は、上記ケース10
を、板金の塑性加工で形成した電磁弁用ソレノイ
ドを開示している。すなわちケース10を板金加
工により形成した第1および第2の磁気枠片によ
り構成し、それらの磁気枠片同士を互いに広い面
積で密着させて、コイルを囲む磁路における磁気
抵抗を軽減し、大きな電磁力を得られるようにし
ている。 しかしながら、上記のような構成のソレノイド
1は、コイル6とケース10の間にエア・ギヤツ
プCがあり、この間の熱放散が悪く、またボビン
5には、合成樹脂等の熱伝導率の小さい材料を使
用することが多いので、パイプ7や固定鉄心8へ
の熱放散も悪い。そのためコイル6の表面積を大
きくして熱放散を良くするか、コイル6の抵抗を
大きくして発熱量を少なくすることによつて、コ
イル6の温度上昇を低くしなければならず、ソレ
ノイド1は大型化されていた。 またプランジヤー2とパイプ7の間には、プラ
ンジヤー2の往復動を円滑にするためのエア・ギ
ヤツプBが設けられているので、パイプ7の板厚
とも重なつてプランジヤー2とケース10の間の
磁気抵抗が大きくなり、ケース10の磁気回路断
面積も小さいので、大きな吸引力が得られない。
そのためコイル6を大きくするか、磁気抵抗を小
さくするためにケース10の厚さを増加しなけれ
ばならず、ソレノイド1は大型化され、従つてケ
ース10のプレス加工も困難となつていた。 考案の目的 この考案は、コイルの周囲の熱放散を良くし、
また磁気回路の抵抗を低減して小型化した電磁弁
用ソレノイドの提供を目的とする。 考案の構成 上記目的を達成するため、この考案はボビンに
巻かれたコイルと、ボビンの軸方向に設けた中心
孔の一端側に挿入固定された固定鉄心と、中心孔
の反対側に往復動可能に挿入され圧縮スプリング
によつて固定鉄心と一定間隙を保つて対向した可
動鉄心とを有し、強磁性材からなるケースでコイ
ルの外側を覆つた電磁弁用ソレノイドにおいて、
コイルの周囲に磁性流体を封入したことによつ
て、コイルの周囲の熱放散を良くし、また磁気回
路の抵抗を低減する。 実施例 以下実施例を示す図面に基づいて、この考案を
説明する。第2図はこの考案の実施例の縦断面図
である。第2図においても第1図と同一の構成に
は、同一番号を付して説明は省略する。この考案
によるソレノイド21では、第3図の平面図およ
び第4図の一部断面正面図に示すようなボビン2
2を使用する。ボビン22は、中心孔22aを有
する円筒状本体22bの内面に、第4図に示すよ
うな凸部23と残りの面からなる凹部23aを設
け、パイプ7との間に凹部23aにより空間を形
成する。凸部23は、エア・ギヤツプAをとりま
く位置に設け、幅はエア・ギヤツプAの幅より大
きくする。両フランジ22cの端面にも、外周部
に間隔を置いて位置した凸部24と残りの面から
なる凹部24aを設け、固定鉄心8のフランジ8
aおよびケース10との間にそれぞれ凹部24a
による空間を形成する。また凹部23aおよび凹
部24aには、複数個の貫通穴25および26を
それぞれ設けてある。このようなボビン22に巻
かれたコイル6とケース10の間のエア・ギヤツ
プCならびにボビン22の凹部23a,24aお
よび穴25,26には、磁性流体27が封入され
ている。磁性流体27は、強磁性微粉末を液相媒
体中に安定に分散させたもので、強磁性微粉末に
はFe3O4,Fe,Co等の微粉末とし、液相媒体に
は水、油、水銀等を使用する。パイプ7の底部が
嵌合されたケース10の取付け穴の内周面上に
は、ゴム等からなるOリング11cを嵌合し、リ
ード線6aが貫通するケース10の穴は、接着剤
28等で隙間をうめて、磁性流体27の漏れを防
止してある。 上記のように構成された電磁弁用ソレノイド2
1は、リード線6aからコイル6に電流を印加す
ると、第2図の矢線で示すように磁束のループが
でき、プランジヤー2が固定鉄心8に吸引されて
弁本体4が閉じる。コイル6は、巻線の抵抗損失
が原因で次第に温度が上昇する。コイル6に発生
した熱は、その表面からエア・ギヤツプCおよび
ボビン22を伝わつて放熱され、発熱量が放熱量
と等しくなると、コイル6の温度は一定となる。
コイル6の抵抗をR(Ω)、電流をI(A)とする
と、発熱量Wは次のようになる。 W=I2R(W) コイル6の表面積をS(m2)、熱放散係数をλ
(W/℃m2)とすると、コイル6の上昇温度θfは
次のようになる。 θf=W/λS(℃) そこで次表に示すように、エア・ギヤツプCの
空気やボビン22の合成樹脂より、はるかに熱伝
導率の高い磁性流体27を、コイル6の周囲に封
入すると、上式の熱放散係数λが大きくなるの
で、コイル6の上昇温度は小さくなる。この温度
低下に相当する発熱量の増加を許容すれば、コイ
ル6を小さくできソレノイド21を小型化するこ
とができる。
【表】
(注) 磁性流体の熱伝導率は、溶媒の熱伝
導率とほぼ等しく、流体中の微粒粉末
の種類や量の影響はあまり受けない。
また第2図の矢線で示す磁束ループが通る磁気
回路において、プランジヤー2とケース10の間
は、磁性流体27を封入しない状態では、エア・
ギヤツプBとパイプ7の板厚との合計距離x(m)
の透磁率μ0が小さく、磁気抵抗R1が大きくなつ
ている。μ0=4π×10-7(H/m)は真空の透磁率
であるが、空気および非磁性材の透磁率もほぼ同
じ値である。この部分の磁気回路の有効面積はケ
ース10の断面積S1(m2)に等しく、R1は次式で
表わされる。 R1=x/μ0S1(AT/Wb) ボビン22の凹部23a,24aおよび穴2
5,26に磁性流体27を封入した状態では、有
効断面積S2(m2)がS1より大きくなり、この場合
の磁気抵抗R2は R2=x/μ0S2(AT/Wb) で表わされ、R2はR1より小さくなる。従つてこ
の部分で消費される部分起磁力も小さくなり、そ
れがエア・ギヤツプAの部分起磁力を大きくする
ことになり、吸引力が大きくなる。 さらに上記以外でも、磁気回路に沿つた磁性流
体27の中の磁束が通り、磁気回路の抵抗が低減
される。この磁気抵抗の減少に対応して、ケース
10の断面積を小さくすることができる。従つて
所定吸引力に対しては、ソレノイド21を小型化
することができ、またケース10を薄くすること
によつて加工性を良くすることができる。 第5図および第6図は、この考案の別の実施例
のボビン32を示す。ボビン32は、円筒本体2
2bに設けた穴35と、両フランジ22cに設け
た穴36の形状が、ボビン22と相違するだけ
で、他はボビン22と同一構成であり、それらに
はボビン22と同一番号を付けて説明は省略す
る。この実施例の穴35,36は図のように1個
の形状を大きくして個数を減らし、加工性を良く
したものであり、作用効果はボビン22とほぼ同
じである。 考案の効果 この考案は以上説明したように、電磁弁用ソレ
ノイドのボビンの周囲のエア・ギヤツプ、ならび
にボビンに設けた凹部および穴に、空気や合成樹
脂より熱伝導率の大きい磁性流体を封入したこと
によつて、コイルの熱放散が良くなり、ソレノイ
ドを小型化できる効果がある。また磁性流体を封
入したことによつて、磁気回路の断面積が増加し
て磁気抵抗が低減するので、吸引力が増大し、所
定吸引力に対してはケースの厚さを薄くすること
ができ、ソレノイドを小型化できるとともに、加
工性が向上する効果がある。
導率とほぼ等しく、流体中の微粒粉末
の種類や量の影響はあまり受けない。
また第2図の矢線で示す磁束ループが通る磁気
回路において、プランジヤー2とケース10の間
は、磁性流体27を封入しない状態では、エア・
ギヤツプBとパイプ7の板厚との合計距離x(m)
の透磁率μ0が小さく、磁気抵抗R1が大きくなつ
ている。μ0=4π×10-7(H/m)は真空の透磁率
であるが、空気および非磁性材の透磁率もほぼ同
じ値である。この部分の磁気回路の有効面積はケ
ース10の断面積S1(m2)に等しく、R1は次式で
表わされる。 R1=x/μ0S1(AT/Wb) ボビン22の凹部23a,24aおよび穴2
5,26に磁性流体27を封入した状態では、有
効断面積S2(m2)がS1より大きくなり、この場合
の磁気抵抗R2は R2=x/μ0S2(AT/Wb) で表わされ、R2はR1より小さくなる。従つてこ
の部分で消費される部分起磁力も小さくなり、そ
れがエア・ギヤツプAの部分起磁力を大きくする
ことになり、吸引力が大きくなる。 さらに上記以外でも、磁気回路に沿つた磁性流
体27の中の磁束が通り、磁気回路の抵抗が低減
される。この磁気抵抗の減少に対応して、ケース
10の断面積を小さくすることができる。従つて
所定吸引力に対しては、ソレノイド21を小型化
することができ、またケース10を薄くすること
によつて加工性を良くすることができる。 第5図および第6図は、この考案の別の実施例
のボビン32を示す。ボビン32は、円筒本体2
2bに設けた穴35と、両フランジ22cに設け
た穴36の形状が、ボビン22と相違するだけ
で、他はボビン22と同一構成であり、それらに
はボビン22と同一番号を付けて説明は省略す
る。この実施例の穴35,36は図のように1個
の形状を大きくして個数を減らし、加工性を良く
したものであり、作用効果はボビン22とほぼ同
じである。 考案の効果 この考案は以上説明したように、電磁弁用ソレ
ノイドのボビンの周囲のエア・ギヤツプ、ならび
にボビンに設けた凹部および穴に、空気や合成樹
脂より熱伝導率の大きい磁性流体を封入したこと
によつて、コイルの熱放散が良くなり、ソレノイ
ドを小型化できる効果がある。また磁性流体を封
入したことによつて、磁気回路の断面積が増加し
て磁気抵抗が低減するので、吸引力が増大し、所
定吸引力に対してはケースの厚さを薄くすること
ができ、ソレノイドを小型化できるとともに、加
工性が向上する効果がある。
第1図は従来の一般的な流体制御用電磁弁の縦
断面図、第2図はこの考案の実施例の縦断面図、
第3図および第4図はこの考案によるボビンの平
面図および一部断面正面図、第5図および第6図
は別の実施例のボビンの平面図および一部断面正
面図である。 2……プランジヤー、4……弁本体、8……固
定鉄心、22,32……ボビン、22a……中心
孔、27……磁性流体、A,B,C……エア・ギ
ヤツプ。
断面図、第2図はこの考案の実施例の縦断面図、
第3図および第4図はこの考案によるボビンの平
面図および一部断面正面図、第5図および第6図
は別の実施例のボビンの平面図および一部断面正
面図である。 2……プランジヤー、4……弁本体、8……固
定鉄心、22,32……ボビン、22a……中心
孔、27……磁性流体、A,B,C……エア・ギ
ヤツプ。
Claims (1)
- 軸方向の中心孔を有するボビンに巻かれたコイ
ルと、前記中心孔の一端側に挿入固定された固定
鉄心と、前記中心孔の反対側に往復動可能に挿入
され圧縮スプリングによつて前記固定鉄心と一定
間隙を保つて対向した可動鉄心と、前記コイルの
外側を覆う強磁性材からなるケースとを有する電
磁弁用ソレノイドであつて、前記コイルの周囲に
磁性流体を封入したことを特徴とする電磁弁用ソ
レノイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17170783U JPS6078110U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 電磁弁用ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17170783U JPS6078110U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 電磁弁用ソレノイド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6078110U JPS6078110U (ja) | 1985-05-31 |
| JPH021579Y2 true JPH021579Y2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=30374497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17170783U Granted JPS6078110U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 電磁弁用ソレノイド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6078110U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000205436A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Toyota Motor Corp | 電磁弁 |
| KR100416705B1 (ko) * | 2001-01-30 | 2004-02-05 | 위니아만도 주식회사 | 식품저장고용 솔레노이드 밸브 |
| JP6169453B2 (ja) * | 2013-09-13 | 2017-07-26 | 株式会社ケーヒン | 圧力流体制御装置 |
| JP6169452B2 (ja) * | 2013-09-13 | 2017-07-26 | 株式会社ケーヒン | 圧力流体制御装置 |
| JP6936770B2 (ja) | 2018-05-28 | 2021-09-22 | 日立Astemo株式会社 | 電磁弁およびブレーキ制御装置 |
-
1983
- 1983-11-02 JP JP17170783U patent/JPS6078110U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6078110U (ja) | 1985-05-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5815730Y2 (ja) | 電磁弁 | |
| US8736409B2 (en) | Solenoid for electromagnetic valve | |
| JPS6116662Y2 (ja) | ||
| JPH0215751B2 (ja) | ||
| JPS63119983U (ja) | ||
| JPS59127978U (ja) | 比例制御電磁弁 | |
| JPH0248793B2 (ja) | ||
| JPS5931977Y2 (ja) | 流体制御用電磁弁 | |
| JPH0521847Y2 (ja) | ||
| JP3680393B2 (ja) | 電磁弁装置 | |
| JPS6012245Y2 (ja) | 電磁弁におけるソレノイド | |
| JP2539141Y2 (ja) | ソレノイド | |
| JPS6355770B2 (ja) | ||
| JPH035737Y2 (ja) | ||
| JPH0651654U (ja) | ソレノイドバルブ | |
| JPS6116651Y2 (ja) | ||
| JP2540784Y2 (ja) | 電 磁 弁 | |
| JPH0142701Y2 (ja) | ||
| JPS6116663Y2 (ja) | ||
| JP2529324Y2 (ja) | 電磁弁 | |
| JPS58106276A (ja) | 電磁弁装置 | |
| JPH073602Y2 (ja) | 電磁石式アクチュエータ | |
| JPH067241Y2 (ja) | 超薄型電磁弁 | |
| JPS59105663U (ja) | 電磁弁 | |
| JPS5820447B2 (ja) | リ−ドリレ− |