JPH0215833Y2 - - Google Patents

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JPH0215833Y2
JPH0215833Y2 JP9347486U JP9347486U JPH0215833Y2 JP H0215833 Y2 JPH0215833 Y2 JP H0215833Y2 JP 9347486 U JP9347486 U JP 9347486U JP 9347486 U JP9347486 U JP 9347486U JP H0215833 Y2 JPH0215833 Y2 JP H0215833Y2
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flanges
roof
reinforcing plate
reinforcing
storage tank
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は組立式貯槽に関し、詳しくは屋根の
補強構造に関する。
(従来の技術) 組立式貯槽においては、水平方向に並べられた
複数の屋根パネルが、それらの外周縁部に形成さ
れたフランジにおいて互いに重ね合され、それら
フランジがボルトにより締結されることによつ
て、屋根が構成される。
ところで、この組立式貯槽において4枚の屋根
パネルの各接合面が相交わる接合交点部分は構造
的に弱くなる部分であり、このため従来より種々
の方法でこの接合交点部分を補強することが行わ
れている。第7図及び第8図はその補強手段の具
体例を示したものである。第7図の例は、ほぼコ
字形状の補強具100を、互いに隣接し且つ同一
方向に延びる一対のフランジ102の内面にあた
がつてボルトで締結するようにしたものであり、
また第8図に示す例は、L字状をなす4つの補強
具104を、互いに隣接する4枚の屋根パネル1
06のフランジの各内面にあてがつて、ボルトに
より締結するようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、これらは何れも屋根パネルのフ
ランジの内面側に補強具を配設するものであるた
め、補強具が貯槽内部の雰囲気に曝されることと
なつて、貯槽内部の塩素イオンなどによつて錆び
易いという欠点があつた。
また、第7図に示すものにおいては、互いに締
結すべきフランジ102と直角な方向に延びるフ
ランジ108との干渉を避けるために、補強具1
00に凹所110を設けなければならない問題が
あり、また第8図に示すものにおいては、接合交
点部分一箇所について計4つの補強具104が必
要であり、貯槽全体としてみると、部品点数が多
くなる他、組付け作業も面倒となる問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような問題点を解決するために
なされたものであり、その要旨は、薄板状をな
し、板の延びる方向に前記ボルトを挿通するため
の複数の貫通穴が配列された補強プレートを、4
枚の前記屋根パネルのフランジとフランジとの各
接合面が交わる接合交点部分において、相対面す
るフランジ外面間に介設し、該補強プレートによ
つて該接合交点部を補強するようにしたことにあ
る。
(作用) かかる本考案においては、補強プレートがフラ
ンジの外面と外面との間に配設されて、貯槽内部
の雰囲気中に曝されず、或いは曝されるとしても
下端の極く一部にすぎないため、補強プレートの
錆びはそれほど問題とはならない。
また補強プレートは、互いに締結すべきフラン
ジと直角方向に延びるフランジとの干渉を避ける
必要がないために、前述の補強具100のように
凹所を形成する必要がなく、更にこの補強プレー
トは屋根パネルの接合交点部分においてフランジ
外面間に配置されるため、接合交点部分1個所に
ついてただ1つで足り、貯槽全体として必要な数
も少なくて済む。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
第2図は本考案に係る組立式貯槽の一例を示し
たものである。図において10はコンクリートベ
ース、12は架台であり、この架台12の上に、
単位パネルとしての底パネル14、側壁パネル1
6、屋根パネル18を、それらのフランジにおい
て互いに締結して組み立てた貯槽が載置されてい
る。尚、底パネル14及び屋根パネル18は、そ
れぞれ1m×1mの正方形状のものが用いられて
いるが、側壁パネル16は、1m×2mの縦長の
大型パネルが用いられている。
4枚の屋根パネル18の各接合面が相交わる各
接合交点部分には、第1図に示すように、補強プ
レート25がそれぞれ配設されている。補強プレ
ート25は、第3図に示すように厚さ1mm〜2mm
の矩形の薄板状をなし、上記接合交点部分におい
て、互いに隣接するフランジ20a及び20c
と、フランジ20b及び20dとの間にまたがつ
て、且つフランジ20a及び20bの各外面と、
フランジ20c及び20dの各外面との間に配設
されている。尚、図示は省略されているが、これ
らフランジ20a及び20bと20c及び20d
との間にはシール材が配設されており、従つて補
強プレート25はこれらシール材の間に埋没した
状態となつている。
この補強プレート25には、第3図に示すよう
に計4つのボルト穴22,24が長手方向に沿つ
て一列に設けられている。ボルト穴22,24の
配列は、それらの中心を結ぶ線が、フランジ20
a,20cとフランジ20b,20dとの境界部
位に向つて斜め上方に傾くような山形配列となつ
ている。
次にこのような補強プレート25の、屋根パネ
ル18の接合交点部分に対する補強作用について
説明する。
本例の組立式貯槽においては、フランジ20a
及び20bと補強プレート25、更にフランジ2
0c及び20dとが三層に重ねられた状態で、締
結用ボルトが補強プレート25のボルト穴22,
24及び各フランジのボルト穴26に挿通されて
締め込まれる。而してこの補強プレート25は、
同一方向に延びるフランジ20a,20cと20
b,20dとをしつかりと結合して、構造上の弱
点部分となる上記パネル接合交点部分を補強す
る。
本例の補強プレート25は、この他ボルト締込
時にパネル18a,18bとの接合部を上方に持
ちあげる作用をなす。フランジ20a〜20dの
ボルト穴26が水平方向に形成されているのに対
して、補強プレート25のボルト穴22,24は
山形状に配列しているため、これらのボルト穴2
2,24,26にボルトを挿通して締め上げる
と、補強プレート25の曲げ剛性に基づいて、パ
ネル接合部が持ちあげられるのである。この結
果、貯槽の屋根は第5図に示すように全体が太鼓
形状に僅かに膨出した状態となる。このため、積
雪により或いは屋根の上に人が乗つたりして屋根
に重量がかかつた場合にも、屋根全体の垂れ下り
が防止される。
尚、本例の補強プレートは屋根パネルのフラン
ジ外面間に配設される関係上、その厚さが薄いも
のに限定される。この結果、上記形態の補強プレ
ート25により補強効果にも一定の限界がある
が、このような場合には第6図に示すように、補
強プレート28下部をL字状に曲げると効果的で
ある。折曲げ部30の形成によつて、補強プレー
ト28の断面係数が大となり、補強プレート28
の曲げ剛性が高まるからである。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は
その主旨を逸脱しない範囲において当業者の知識
に基づき様々な変形を加えた形態で構成可能であ
る。
(考案の効果) 上に詳しく述べたように、本考案は屋根パネル
の接合交点部分において、フランジの外面間に、
ボルト挿通用の貫通穴が配列された補強プレート
を配設したものである。
これにより、補強プレートの錆びが抑制される
とともに、補強プレートを単純な形状で形成する
ことが可能となり、更に屋根の補強に必要な補強
プレートの数も少なくてすむ等の利点が生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である組立式貯槽の
屋根の補強部分を簡略的に示す図である。第2図
はその組立式貯槽の一部切欠斜視図であり、第3
図は第1図における補強プレートの正面図であ
る。第4図は第1図における補強部分の分解斜視
図であり、第5図は第1図、第3図及び第4図の
補強プレートの作用を説明するための説明図であ
る。第6図は本考案の他の実施例に用いられる補
強プレートの斜視図であり、第7図及び第8図は
従来の屋根の補強構造を説明するための説明図で
ある。 18:屋根パネル、20a,20b,20c,
20d:フランジ、22,24:ボルト穴(貫通
穴)、25,28:補強プレート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の屋根パネルを水平方向に並べるととも
    に、それぞれの外周縁部に形成したフランジを
    互いに重ね合せて、それらフランジをボルトに
    より締結することにより、屋根を構成するよう
    にした組立式貯槽において、 薄板状をなし、且つ板の延びる方向に前記ボ
    ルトを挿通するための複数の貫通穴が配列され
    た補強プレートを、4枚の前記屋根パネルのフ
    ランジとフランジとの各接合面が相交わる接合
    交点部分において、相対面するフランジ外面間
    に介設し、該補強プレートによつて該接合交点
    部を補強するようにしたことを特徴とする組立
    式貯槽における屋根の補強構造。 (2) 前記補強プレートの貫通穴が、前記接合交点
    部分において同一方向に延びるフランジとフラ
    ンジとの境界部位に近ずく程斜め上方に移行
    し、該貫通穴の配列が全体として該境界部位を
    頂部とする山形配列をなしている実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の屋根の補強構造。
JP9347486U 1986-06-18 1986-06-18 Expired JPH0215833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9347486U JPH0215833Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

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JP9347486U JPH0215833Y2 (ja) 1986-06-18 1986-06-18

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JPS6311392U JPS6311392U (ja) 1988-01-25
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