JPH02159301A - 射出成形用材料 - Google Patents
射出成形用材料Info
- Publication number
- JPH02159301A JPH02159301A JP31464788A JP31464788A JPH02159301A JP H02159301 A JPH02159301 A JP H02159301A JP 31464788 A JP31464788 A JP 31464788A JP 31464788 A JP31464788 A JP 31464788A JP H02159301 A JPH02159301 A JP H02159301A
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- Japan
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- binder
- powder
- injection molding
- molded product
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は金属もしくは合金粉末に樹脂を混じた射出成形
用材料に関する。
用材料に関する。
(従来の技術)
従来、金属若しくは合金の粉末を用いて成形し、各種加
工部品を得る為に、上記粉末をプレスにて圧粉体に成形
した后、適切な条件にて焼結処理する方法が採られてい
たが、三次元的に複雑な形状を有する製品、薄肉部やナ
イフェツジ部等の薄肉部を有する製品の製造は困廻であ
った。
工部品を得る為に、上記粉末をプレスにて圧粉体に成形
した后、適切な条件にて焼結処理する方法が採られてい
たが、三次元的に複雑な形状を有する製品、薄肉部やナ
イフェツジ部等の薄肉部を有する製品の製造は困廻であ
った。
これら加工上の難点を解消しようとして、平均粒径が1
0μm以下の粉末にバインダーを混じた混合物を所定形
状の金型にて射出成形し、得られた射出成形体を低温に
て加熱して脱バインダーした后に高温で焼結処理し、金
属もしくは合金焼結晶を入手する方法が提示されてる(
特開昭57−16103号、特開昭57−26105号
)。
0μm以下の粉末にバインダーを混じた混合物を所定形
状の金型にて射出成形し、得られた射出成形体を低温に
て加熱して脱バインダーした后に高温で焼結処理し、金
属もしくは合金焼結晶を入手する方法が提示されてる(
特開昭57−16103号、特開昭57−26105号
)。
(発明が解決しようとする課題)
然し乍ら、前記方法は平均粒径が10μm以下の金属も
しくは合金粉末を使用する為、焼結密度の高い製品が得
られるが、逆に脱バインダーに長時間を要している。そ
の結果、材料の回転率が低く生産性を害していた。
しくは合金粉末を使用する為、焼結密度の高い製品が得
られるが、逆に脱バインダーに長時間を要している。そ
の結果、材料の回転率が低く生産性を害していた。
亦、従来方法によって得られた射出成形体からバインダ
ーを除去する操作を強制的に加速させる目的で分解速度
の早いバインダーを用いることもなされているが、脱バ
インダー工程で成形体にクラック、ふくれ、変形などの
欠陥が生じ易かった。
ーを除去する操作を強制的に加速させる目的で分解速度
の早いバインダーを用いることもなされているが、脱バ
インダー工程で成形体にクラック、ふくれ、変形などの
欠陥が生じ易かった。
逆に、分解速度の早いバインダーに分解速度の遅いバイ
ンダーを加えて、上記の欠陥を改善しようとする試みも
なされていが、これによっても脱バインダー性は改善さ
れず、分解速度の早いバインダー程常温に於ける強度、
特に曲げ強度が弱くなると云う欠点もあった。
ンダーを加えて、上記の欠陥を改善しようとする試みも
なされていが、これによっても脱バインダー性は改善さ
れず、分解速度の早いバインダー程常温に於ける強度、
特に曲げ強度が弱くなると云う欠点もあった。
従って、脱バインダー性として取り上げられている製造
工程でのクラック、ふくれ、変形等の発生の問題は、単
に低温化或いは脱バインダー時間を圧縮するだけでは解
決されないのが実状であった。
工程でのクラック、ふくれ、変形等の発生の問題は、単
に低温化或いは脱バインダー時間を圧縮するだけでは解
決されないのが実状であった。
本発明は、金属もしくは合金粉末を原料とする精密部品
の射出成形にあって、従来の組成物によってはなし得ら
れ難かった脱バインダー性の改善に用益する射出成形用
材料を提供することを目的とするものである。
の射出成形にあって、従来の組成物によってはなし得ら
れ難かった脱バインダー性の改善に用益する射出成形用
材料を提供することを目的とするものである。
(課題を解決する為の手段)
上記課題を解決する為の本発明の射出成形用材料は、金
属及び合金の1種もしくは2種以上よりなる焼結用粉末
と、バインダーとから成る射出成形用材料であり、該バ
インダーは重量比にて20〜80%のパラフィン系ワッ
クス、10〜60%の酢酸ビニル共重合体及び5〜35
%のホウ酸エステルを含み、上記焼結用粉末と上記バイ
ンダーとの配合割合が容積比にて前者が30〜80%、
後者が70〜20%であることを特徴とするものであり
、これにより薄肉部を有する製品の製造を可能にし、射
出成形品の利用範囲を広げることができる。
属及び合金の1種もしくは2種以上よりなる焼結用粉末
と、バインダーとから成る射出成形用材料であり、該バ
インダーは重量比にて20〜80%のパラフィン系ワッ
クス、10〜60%の酢酸ビニル共重合体及び5〜35
%のホウ酸エステルを含み、上記焼結用粉末と上記バイ
ンダーとの配合割合が容積比にて前者が30〜80%、
後者が70〜20%であることを特徴とするものであり
、これにより薄肉部を有する製品の製造を可能にし、射
出成形品の利用範囲を広げることができる。
本発明で用いられる焼結用粉末としては、銅。
鉄、ニッケル、チタン等の周知の金属粉やステンレス鋼
、低合金鋼、コバルト合金などの合金粉末。
、低合金鋼、コバルト合金などの合金粉末。
更にはこれらを混合した混合粉末等が使用可能である。
必要に応じ、これら金属粉末にセラミックス粉末を混合
したサーメット粉末も使用することができる。更に、金
属繊維、セラミックス繊維、ガラス繊維等を適宜混合使
用することも可能である。
したサーメット粉末も使用することができる。更に、金
属繊維、セラミックス繊維、ガラス繊維等を適宜混合使
用することも可能である。
パラフィン系ワックスとしては通常のパラフィンワック
スが用いられる。また、ホウ酸エステルとしてはトリグ
リコールジボレート類、トリアルキルボレート類、グリ
セロールボレート類、及びアルキンジボレート類より選
ばれた1種もしくは2種以上であり、更に詳しくはトリ
グリコールジボレート類としては、例えば1.6−ビス
(5−エチル−4−プロピル−1,3,2−ジオキサボ
ラ−2−シクロへキシルオキシ)ヘキサン、あるいは1
,4−ビス(5−エチル−4−プロピル−1,3,2−
ジオキサボラ−2−シクロヘキシルオキシ)ブタンなど
、またトリアルキルボレート類としては、例えばトリメ
チルボレート、トリエチルボレート、トリブチルボレー
ト、トリアミルボレートなど、またグリセロールボレー
ト類とし。
スが用いられる。また、ホウ酸エステルとしてはトリグ
リコールジボレート類、トリアルキルボレート類、グリ
セロールボレート類、及びアルキンジボレート類より選
ばれた1種もしくは2種以上であり、更に詳しくはトリ
グリコールジボレート類としては、例えば1.6−ビス
(5−エチル−4−プロピル−1,3,2−ジオキサボ
ラ−2−シクロへキシルオキシ)ヘキサン、あるいは1
,4−ビス(5−エチル−4−プロピル−1,3,2−
ジオキサボラ−2−シクロヘキシルオキシ)ブタンなど
、またトリアルキルボレート類としては、例えばトリメ
チルボレート、トリエチルボレート、トリブチルボレー
ト、トリアミルボレートなど、またグリセロールボレー
ト類とし。
では、例えばグリセロールボレートステアレー1・、ポ
リオキシエチレングリセロールボレートパルミテートな
ど、アルキンジボレート類としては、例えばメチルシボ
レート、エチルシボレート類が挙げられる、特に好まし
いものとして、トリグリコールジボレート類が挙げられ
る。
リオキシエチレングリセロールボレートパルミテートな
ど、アルキンジボレート類としては、例えばメチルシボ
レート、エチルシボレート類が挙げられる、特に好まし
いものとして、トリグリコールジボレート類が挙げられ
る。
これらのホウ酸エステルは1種または2種以上の組み合
わせとしても使用することができ、他の成分と混合する
際には、例えばベンゼン、トルエン、キシレンなどの溶
剤に溶解して60−80重量%程度の溶液として配合す
ることが望ましく、これにより金属粉末と有機バインダ
ーの混合性が一層向上する。従って、この場合には、バ
インダー組成物は、一定量の溶剤も成分として含有する
ことになる。
わせとしても使用することができ、他の成分と混合する
際には、例えばベンゼン、トルエン、キシレンなどの溶
剤に溶解して60−80重量%程度の溶液として配合す
ることが望ましく、これにより金属粉末と有機バインダ
ーの混合性が一層向上する。従って、この場合には、バ
インダー組成物は、一定量の溶剤も成分として含有する
ことになる。
更に、本発明に使用される酢酸ビニル共重合体の流動度
は、J I SK7210に規定された方法で測定して
50〜250 g / 10分であることが望ましい。
は、J I SK7210に規定された方法で測定して
50〜250 g / 10分であることが望ましい。
(作用)
本発明射出成形用材料は、プラスチックの射出成形に用
いられる設備、装置をそのまま利用して射出成形され、
加熱による脱バインダー処理後焼結処理をして前記精密
加工部品等が得られるが、この時、下達によって理由づ
けられる重量%による成分組成範囲及び容積%による配
合割合を尊守する限り、以下の作用を奏する。
いられる設備、装置をそのまま利用して射出成形され、
加熱による脱バインダー処理後焼結処理をして前記精密
加工部品等が得られるが、この時、下達によって理由づ
けられる重量%による成分組成範囲及び容積%による配
合割合を尊守する限り、以下の作用を奏する。
即ち、射出成形時に適度の流動性を有し、射出成形体の
強度が大であり1表面欠陥が生じることがない。また、
脱バインダー時間が短く且つ脱バインダー温度を低くす
ることが出来、これによる強度劣化や金型から取り出す
際の形状保持性が低下することがなく、クラック、ふく
れ、変形などの欠陥が生じる懸念がない。
強度が大であり1表面欠陥が生じることがない。また、
脱バインダー時間が短く且つ脱バインダー温度を低くす
ることが出来、これによる強度劣化や金型から取り出す
際の形状保持性が低下することがなく、クラック、ふく
れ、変形などの欠陥が生じる懸念がない。
而して、焼結粉末の配合量を30〜80容量%と規定し
たのは、焼結粉末が80容量%を超えると、射出成形時
に適度の流動性を持たせることが出来ず、その結果射出
成形操作を続けることが不可能となる為であり、30容
量%未満では射出成形体の強度低下に加えて表面欠陥を
生じ易くなって射出成形性が悪くなるからである。亦、
バインダーの組成として、パラフィン系ワックスの含有
量を20〜80重量%と規定したのは、20重量%未満
であると脱バインダー時間が長くなると共に脱バインダ
ーに高温を要し製品の射出成形性が悪くなるからであり
、80重量%を超えると射出成形体の強度並びに形状保
持が不充分となり、射出成形処理層に於いて金型から射
出成形体を取り外す場合に射出成形体が崩壊し、所望す
る成形体形状が得にくくなると共に、脱バインダー時に
成形体にクラック、ふくれ、変形などの欠陥が生じ易く
なる為である。更に、酢酸ビニル共重合体の含有量を1
0〜60重量%と規定したのは、10重量%未満である
と、脱バインダーに要する時間が短くなるものの、射出
成形体の強度並びに形状の保持が困難となり、脱バイン
ダー処理工程へ廻す為に金型から成形体を取り出す場合
に成形体が破壊し易くなる為であり、60重量%を超え
ると脱バインダーに要する温度を高くし、しかも長時間
行なわなければならなくなる為である。更に亦、バイン
ダーの組成の一つとしてホウ酸エステルを用いた理由(
±、ホウ酸エステルは粉末分散効果が格段に優れる為、
射出成形体中の焼結粉末の均一性を高めると共に焼結粉
末とバインダーとの混和性を向上させ、ひいては射出成
形性並びに脱バインダー性が良くなるからである。そし
て、該ホウ酸エステルの配合量を5〜35重量%と規定
したのは、5重量%未満の場合上記混和性が充分発揮さ
れず、射出成形時にバインダ一部が分離したり。
たのは、焼結粉末が80容量%を超えると、射出成形時
に適度の流動性を持たせることが出来ず、その結果射出
成形操作を続けることが不可能となる為であり、30容
量%未満では射出成形体の強度低下に加えて表面欠陥を
生じ易くなって射出成形性が悪くなるからである。亦、
バインダーの組成として、パラフィン系ワックスの含有
量を20〜80重量%と規定したのは、20重量%未満
であると脱バインダー時間が長くなると共に脱バインダ
ーに高温を要し製品の射出成形性が悪くなるからであり
、80重量%を超えると射出成形体の強度並びに形状保
持が不充分となり、射出成形処理層に於いて金型から射
出成形体を取り外す場合に射出成形体が崩壊し、所望す
る成形体形状が得にくくなると共に、脱バインダー時に
成形体にクラック、ふくれ、変形などの欠陥が生じ易く
なる為である。更に、酢酸ビニル共重合体の含有量を1
0〜60重量%と規定したのは、10重量%未満である
と、脱バインダーに要する時間が短くなるものの、射出
成形体の強度並びに形状の保持が困難となり、脱バイン
ダー処理工程へ廻す為に金型から成形体を取り出す場合
に成形体が破壊し易くなる為であり、60重量%を超え
ると脱バインダーに要する温度を高くし、しかも長時間
行なわなければならなくなる為である。更に亦、バイン
ダーの組成の一つとしてホウ酸エステルを用いた理由(
±、ホウ酸エステルは粉末分散効果が格段に優れる為、
射出成形体中の焼結粉末の均一性を高めると共に焼結粉
末とバインダーとの混和性を向上させ、ひいては射出成
形性並びに脱バインダー性が良くなるからである。そし
て、該ホウ酸エステルの配合量を5〜35重量%と規定
したのは、5重量%未満の場合上記混和性が充分発揮さ
れず、射出成形時にバインダ一部が分離したり。
脱バインダー后に多孔体を生じることが多くなる為であ
り、35重量%を超えると射出成形体の強度が低下する
傾向となるからである。
り、35重量%を超えると射出成形体の強度が低下する
傾向となるからである。
(実施例)
平均粒径が15μmのステンレス鋼粉末(ガスアトマイ
ズ法による5US316粉末)を表1に示す組成を有す
る種々のバインダーと組み合わせて第1図に示すような
シャープなエツジを有する焼結製品1及び第2図に示す
ような焼結体の特性評価用の引っ張り試験片2を製造し
た。
ズ法による5US316粉末)を表1に示す組成を有す
る種々のバインダーと組み合わせて第1図に示すような
シャープなエツジを有する焼結製品1及び第2図に示す
ような焼結体の特性評価用の引っ張り試験片2を製造し
た。
即ち、ステンレス鋼粉末にバインダーを第1表に示す量
を添加すると共に混合、混練し、第1図のギア形状に射
出成形し、この時の射出成形性を調べた。次に、射出成
形体を窒素ガス雰囲気中で加熱して、バインダー残量が
成形体の1重量%以下になるまで脱バインダー処理後、
成形体の外観をIlt察した。更に、成形体の外観が良
好であるものを選んで1250℃で1時間焼結処理し、
長さ50mm、幅10mm、厚さ10ntnの直方体の
試験片(「粉末冶金技術協会」標準の板状試験片)2と
し。
を添加すると共に混合、混練し、第1図のギア形状に射
出成形し、この時の射出成形性を調べた。次に、射出成
形体を窒素ガス雰囲気中で加熱して、バインダー残量が
成形体の1重量%以下になるまで脱バインダー処理後、
成形体の外観をIlt察した。更に、成形体の外観が良
好であるものを選んで1250℃で1時間焼結処理し、
長さ50mm、幅10mm、厚さ10ntnの直方体の
試験片(「粉末冶金技術協会」標準の板状試験片)2と
し。
これを3点曲げ試験方法によってその機械的強度を評価
した。上記射出成形性、外観及び機械的強度の評価の結
果を脱バインダーの加熱温度1時間と共に第1表に纏め
て示す。
した。上記射出成形性、外観及び機械的強度の評価の結
果を脱バインダーの加熱温度1時間と共に第1表に纏め
て示す。
尚、第1表に於ける従来例は、バインダーの構成材料が
本発明と異なることを示す。また実験例は本発明の範囲
外のものであり、具体的には、実験例1.2はバインダ
ーの添加量が本発明の範囲外であること、実験例3,4
はバインダーのパラフィンワックスの含有量が本発明の
範囲外であること、実験例5.6は同ホウ酸エステルの
含有量が本発明の範囲外であること、更に実験例7,8
は同酢酸ビニル共重合体が本発明の範囲外であること、
を夫々表す。
本発明と異なることを示す。また実験例は本発明の範囲
外のものであり、具体的には、実験例1.2はバインダ
ーの添加量が本発明の範囲外であること、実験例3,4
はバインダーのパラフィンワックスの含有量が本発明の
範囲外であること、実験例5.6は同ホウ酸エステルの
含有量が本発明の範囲外であること、更に実験例7,8
は同酢酸ビニル共重合体が本発明の範囲外であること、
を夫々表す。
次に、焼結用粉末の種類を変えたものについて上記と同
様の要領で焼結試験片を作成し、その機械的強度を測定
した。その評価結果を第2表に示す6尚、バインダーの
組成は、パラフィンワックス60重量%、酢酸ビニル共
重合体20重量%。
様の要領で焼結試験片を作成し、その機械的強度を測定
した。その評価結果を第2表に示す6尚、バインダーの
組成は、パラフィンワックス60重量%、酢酸ビニル共
重合体20重量%。
ホウ酸エステル系分散剤20重量%である。また。
第2表中機械的強度の欄の括弧内の数値はバインダーを
用いずP/M法により作成した比較サンプルによる評価
データである。
用いずP/M法により作成した比較サンプルによる評価
データである。
(以下余白)
第1表から次の点が理解される。即ち、従来例1は良好
な成形体が得られるが、射出成形圧力が高く、脱バイン
ダー性が良くない。従来例2はパラフィンワックスを多
量に含んでいる為、脱バインダー温度が低く、時間も短
いが脱バインダー後成形体の一部が変形する。従来例3
は成形体の寸法収縮が大きく、脱バインダー温度が高く
、また脱バインダー時間が長い。亦、実験例1は射出成
形時に面引けをおこし、成形体強度が小さく、脱バイン
ダー後一部変形する。実験例2は成形不可である。実験
例3は成形体強度が小さく、脱バインダー後変形する。
な成形体が得られるが、射出成形圧力が高く、脱バイン
ダー性が良くない。従来例2はパラフィンワックスを多
量に含んでいる為、脱バインダー温度が低く、時間も短
いが脱バインダー後成形体の一部が変形する。従来例3
は成形体の寸法収縮が大きく、脱バインダー温度が高く
、また脱バインダー時間が長い。亦、実験例1は射出成
形時に面引けをおこし、成形体強度が小さく、脱バイン
ダー後一部変形する。実験例2は成形不可である。実験
例3は成形体強度が小さく、脱バインダー後変形する。
実験例4は脱バインダー後の外観は良好であるが脱バン
ダー温度が高くしかも時間が長くかかる。実験例5は成
形体強度が小さく、脱バインダー後変形する。実験例6
はバインダーが分離し、成形体強度も小さく更に成形体
がポーラスとなる。実験例7は脱バインダー後の外観は
良好であるが脱バインダー温度が高くしかも時間が長く
かかる。実験例8は成形体強度が小さく、脱バインダー
後変形する。尚、上記ステンレス鋼粉末のみ(バインダ
ーを使用せずに)を溶製法及び通常のP/M法にて作成
した成形サンプルについて機械的強度を測定したところ
、溶製法での引張強度が115kg/mm2、同伸びが
12.5%。
ダー温度が高くしかも時間が長くかかる。実験例5は成
形体強度が小さく、脱バインダー後変形する。実験例6
はバインダーが分離し、成形体強度も小さく更に成形体
がポーラスとなる。実験例7は脱バインダー後の外観は
良好であるが脱バインダー温度が高くしかも時間が長く
かかる。実験例8は成形体強度が小さく、脱バインダー
後変形する。尚、上記ステンレス鋼粉末のみ(バインダ
ーを使用せずに)を溶製法及び通常のP/M法にて作成
した成形サンプルについて機械的強度を測定したところ
、溶製法での引張強度が115kg/mm2、同伸びが
12.5%。
P/M法での引張強度が116kg/m”、同伸びが1
3.1%であった。このことから、本発明実施例がこれ
らより優るとも劣らないことが理解される。
3.1%であった。このことから、本発明実施例がこれ
らより優るとも劣らないことが理解される。
亦、第2表から、焼結用粉末の種類によって機械的強度
に差があるが、いずれも実用上問題がないことが理解さ
れる。しかも、バインダーを用いない場合に比べいずれ
も優れた機械的強度を保有することが理解される。
に差があるが、いずれも実用上問題がないことが理解さ
れる。しかも、バインダーを用いない場合に比べいずれ
も優れた機械的強度を保有することが理解される。
(発明の効果)
本発明によれば、複雑な形状を有する粉末焼結製品で特
に薄肉部やナイフェツジ部を有する製品を製造する場合
、脱バインダー処理を低温、短時間で達成出来ると共に
出来上がった製品には欠陥がみられず、製品の効率的な
量産化に大きく寄与することは必至である。
に薄肉部やナイフェツジ部を有する製品を製造する場合
、脱バインダー処理を低温、短時間で達成出来ると共に
出来上がった製品には欠陥がみられず、製品の効率的な
量産化に大きく寄与することは必至である。
第1図は本発明の射出成形用材料による焼結成形品の一
例を示す正面図並びに側面図、第2図は同焼結体の特性
評価用の引っ張り試験片の正面図及び側面図である。 (符号の説明) 1・・・焼結成形品、 2・・・引っ張り試験片。 −以上−
例を示す正面図並びに側面図、第2図は同焼結体の特性
評価用の引っ張り試験片の正面図及び側面図である。 (符号の説明) 1・・・焼結成形品、 2・・・引っ張り試験片。 −以上−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金属及び合金の1種もしくは2種以上よりなる焼結
用粉末と、バインダーとから成る射出成形用材料であり
、該バインダーは重量比にて20〜80%のパラフィン
系ワックス、10〜60%の酢酸ビニル共重合体及び5
〜35%のホウ酸エステルを含み、上記焼結用粉末と上
記バインダーとの配合割合が容積比にて前者が30〜8
0%、後者が70〜20%であることを特徴とする射出
成形用材料。 2、焼結用粉末が、銅、鉄、ニッケル、チタン等の金属
粉やステンレス鋼、低合金鋼、コバルト合金などの合金
粉末、更にはこれらを混合した混合粉末のいずれかの粉
末であり、一方ホウ酸エステルがトリグリコールジボレ
ート類、トリアルキルボレート類、グリセロールボレー
ト類及びアルキンジボレート類より選ばれた1種もしく
は2種以上である請求項1記載の射出成形用材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31464788A JPH068441B2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 射出成形用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31464788A JPH068441B2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 射出成形用材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02159301A true JPH02159301A (ja) | 1990-06-19 |
| JPH068441B2 JPH068441B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=18055847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31464788A Expired - Lifetime JPH068441B2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | 射出成形用材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068441B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100361741B1 (ko) * | 1999-12-24 | 2002-11-23 | 주식회사 풍산 | 분말사출성형용 결합제 및 이를 이용한 혼합체의 강도향상방법 |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP31464788A patent/JPH068441B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100361741B1 (ko) * | 1999-12-24 | 2002-11-23 | 주식회사 풍산 | 분말사출성형용 결합제 및 이를 이용한 혼합체의 강도향상방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH068441B2 (ja) | 1994-02-02 |
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