JPH0216004Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216004Y2 JPH0216004Y2 JP1985145120U JP14512085U JPH0216004Y2 JP H0216004 Y2 JPH0216004 Y2 JP H0216004Y2 JP 1985145120 U JP1985145120 U JP 1985145120U JP 14512085 U JP14512085 U JP 14512085U JP H0216004 Y2 JPH0216004 Y2 JP H0216004Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- surge tank
- blow
- gas
- distribution hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はサージタンクとエンジン本体内の各気
筒とを吸気マニホルドを介して接続するようにし
たエンジンにおけるブローバイガスの処理装置に
関するものである。
筒とを吸気マニホルドを介して接続するようにし
たエンジンにおけるブローバイガスの処理装置に
関するものである。
(従来技術)
サージタンクとエンジンの各気筒とを吸気マニ
ホルドを介して接続するようにしたエンジンのな
かには、吸気の動的効果特に慣性過給を得るた
め、限られたエンジンルームスペース内で吸気通
路を極力長くすべく、サージタンクより各気筒に
連なる独立吸気通路を、当該サージタンクを取巻
くように配設したものが提案されている(実開昭
58−20333号公報参照)。
ホルドを介して接続するようにしたエンジンのな
かには、吸気の動的効果特に慣性過給を得るた
め、限られたエンジンルームスペース内で吸気通
路を極力長くすべく、サージタンクより各気筒に
連なる独立吸気通路を、当該サージタンクを取巻
くように配設したものが提案されている(実開昭
58−20333号公報参照)。
ところで、エンジン本体からのブローバイガス
は、吸気通路すなわち各気筒へ還流することが、
一般に行われており、従来は、このブローバイガ
スをサージタンクへ導入することにより、該サー
ジタンクより各独立吸気通路を介して各気筒へ分
配するようにしていた。
は、吸気通路すなわち各気筒へ還流することが、
一般に行われており、従来は、このブローバイガ
スをサージタンクへ導入することにより、該サー
ジタンクより各独立吸気通路を介して各気筒へ分
配するようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来のようにブローバイガ
スをサージタンクへ還流した場合、液化したブロ
ーバイガスがサージタンクの底壁に滞留され易
く、このためサージタンクの腐触の原因となつた
り、あるいはこの液化した多量のブローバイガス
がエンジンの過渡時等において急激に各気筒へ供
給されてしまう、というような問題を生じ易かつ
た。
スをサージタンクへ還流した場合、液化したブロ
ーバイガスがサージタンクの底壁に滞留され易
く、このためサージタンクの腐触の原因となつた
り、あるいはこの液化した多量のブローバイガス
がエンジンの過渡時等において急激に各気筒へ供
給されてしまう、というような問題を生じ易かつ
た。
また、ブローバイガスは、冷却され易いすなわ
ちアイシングを生じ易く、このアイシング防止の
点においても何等かの対策が望まれることにな
る。
ちアイシングを生じ易く、このアイシング防止の
点においても何等かの対策が望まれることにな
る。
したがつて、本考案の目的は、吸気通路途中に
おけるブローバイガスの滞留を防止すると共に、
アイシングをも防止し得るようにしたエンジンの
ブローバイガス処理装置を提供することにある。
おけるブローバイガスの滞留を防止すると共に、
アイシングをも防止し得るようにしたエンジンの
ブローバイガス処理装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)
前述の目的を達成するため、本考案にあつて
は、底壁が大きな面積を有してブローバイガスが
滞留し易いサージタンクに対してブローバイガス
を還流(通過)させることなく、このサージタン
クとエンジン本体内の各気筒とを接続する吸気マ
ニホルドのうちエンジン本体側部分は暖熱化され
易いという点に着目して、この吸気マニホルドの
エンジン本体近傍部分からブローバイガスを還流
させるようにしてある。具体的には、 サージタンクとエンジン本体の各気筒とが吸気
マニホルドを介して接続されたエンジンにおい
て、 前記サージタンクが前記吸気マニホルドの上方
に位置されると共に、該吸気マニホルド内の各独
立吸気通路と前記サージタンクの底壁面との間
に、前記エンジン本体近傍において肉厚部が設け
られ、 前記肉厚部に気筒配列方向に伸びるブローバイ
ガス用の分配孔が形成され、 前記各独立吸気通路に対して、前記分配孔より
下方へ伸びる分岐口が開口され、 前記分配孔に対して、前記エンジン本体からの
ブローバイガスを導く共通導入口が開口されてい
る、 ことを特徴とするエンジンのブローバイガス処理
装置、とした構成としてある。
は、底壁が大きな面積を有してブローバイガスが
滞留し易いサージタンクに対してブローバイガス
を還流(通過)させることなく、このサージタン
クとエンジン本体内の各気筒とを接続する吸気マ
ニホルドのうちエンジン本体側部分は暖熱化され
易いという点に着目して、この吸気マニホルドの
エンジン本体近傍部分からブローバイガスを還流
させるようにしてある。具体的には、 サージタンクとエンジン本体の各気筒とが吸気
マニホルドを介して接続されたエンジンにおい
て、 前記サージタンクが前記吸気マニホルドの上方
に位置されると共に、該吸気マニホルド内の各独
立吸気通路と前記サージタンクの底壁面との間
に、前記エンジン本体近傍において肉厚部が設け
られ、 前記肉厚部に気筒配列方向に伸びるブローバイ
ガス用の分配孔が形成され、 前記各独立吸気通路に対して、前記分配孔より
下方へ伸びる分岐口が開口され、 前記分配孔に対して、前記エンジン本体からの
ブローバイガスを導く共通導入口が開口されてい
る、 ことを特徴とするエンジンのブローバイガス処理
装置、とした構成としてある。
このような構成とすることにより、サージタン
クでのブローバイガスの滞留ということが全く生
じないのは勿論のこと、肉厚部の分配孔はエンジ
ン本体そのものに極力近いため、エンジン本体か
らこの分配孔へ至るまでの間のブローバイガス通
路を絶対的に短くすることができ、この間でのア
イシングやブローバイガスの滞留も防止される。
また、上記肉厚部は、エンジン本体からの熱を受
け易く、十分に暖熱化される一方、分配孔周縁部
の肉厚部はブローバイガスの保有熱を外部へ放熱
することを極力防止することになる。このため、
このことによつても、アイシングが防止される。
クでのブローバイガスの滞留ということが全く生
じないのは勿論のこと、肉厚部の分配孔はエンジ
ン本体そのものに極力近いため、エンジン本体か
らこの分配孔へ至るまでの間のブローバイガス通
路を絶対的に短くすることができ、この間でのア
イシングやブローバイガスの滞留も防止される。
また、上記肉厚部は、エンジン本体からの熱を受
け易く、十分に暖熱化される一方、分配孔周縁部
の肉厚部はブローバイガスの保有熱を外部へ放熱
することを極力防止することになる。このため、
このことによつても、アイシングが防止される。
しかも、上記肉厚部が各独立吸気通路とサージ
タンクの底壁面との間に設けられていることか
ら、ブローバイガスを各独立吸気通路に対してエ
ンジン本体よりも上流側(もちろん、サージタン
クよりも下流側)において導くことができること
になり、エンジン本体の肉厚部に分配孔等を形成
してブローバイガスを吸気通路に導入するような
場合に比べて、ブローバイガスの導入個所から吸
気弁までの距離を長くすることができることにな
る。このため、その距離の確保によつてブローバ
イガスのミキシングを適切に行うことができる。
タンクの底壁面との間に設けられていることか
ら、ブローバイガスを各独立吸気通路に対してエ
ンジン本体よりも上流側(もちろん、サージタン
クよりも下流側)において導くことができること
になり、エンジン本体の肉厚部に分配孔等を形成
してブローバイガスを吸気通路に導入するような
場合に比べて、ブローバイガスの導入個所から吸
気弁までの距離を長くすることができることにな
る。このため、その距離の確保によつてブローバ
イガスのミキシングを適切に行うことができる。
(実施例)
以下本考案の実施例を添付した図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図において、1はエンジン本体で、これは
実施例では、シリンダブロツク2とシリンダヘツ
ド3とシリンダブロツク2内に嵌挿したピストン
4とによつて主燃焼室5が画成される一方、シリ
ンダヘツド2に、噴口6を介して主燃焼室5と連
通された副室7を有する副室式の4気筒デイーゼ
ルエンジンとされている。上記主燃焼室5には、
吸気弁8により周知のタイミングで開閉される吸
気ポート9が開口され、後述する吸気通路部材A
を介して当該吸気ポート9へ吸気が供給されるよ
うになつている。
実施例では、シリンダブロツク2とシリンダヘツ
ド3とシリンダブロツク2内に嵌挿したピストン
4とによつて主燃焼室5が画成される一方、シリ
ンダヘツド2に、噴口6を介して主燃焼室5と連
通された副室7を有する副室式の4気筒デイーゼ
ルエンジンとされている。上記主燃焼室5には、
吸気弁8により周知のタイミングで開閉される吸
気ポート9が開口され、後述する吸気通路部材A
を介して当該吸気ポート9へ吸気が供給されるよ
うになつている。
上記吸気通路部材Aは、互いに2分割構成とさ
れて、上側に位置するサージタンクA1と下側に
位置する吸気マニホルドA2とを弾性部材10を
介して固定することによりなり、このような吸気
通路部材Aは、吸気マニホルドA2をボルト11
によつてエンジン本体1(シリンダヘツド3)に
固定することにより、当該エンジン本体1に固
定、保持される。
れて、上側に位置するサージタンクA1と下側に
位置する吸気マニホルドA2とを弾性部材10を
介して固定することによりなり、このような吸気
通路部材Aは、吸気マニホルドA2をボルト11
によつてエンジン本体1(シリンダヘツド3)に
固定することにより、当該エンジン本体1に固
定、保持される。
前記サージタンクA1は、第2図、第3図に示
すように、気筒配列方向(第1図紙面直角方向)
に長く伸びて内部に吸気拡大室12を画成するタ
ンク部13と、このタンク部13(吸気拡大室1
2)より個々独立して伸びる上流側独立吸気通路
14Aを構成する上流側独立吸気管部15Aとを
有している。また、吸気マニホルドA2は、上記
上流側独立吸気通路14Aに連なる下流側独立吸
気通路14Bを内部に有する下流側独立吸気管部
15Bを構成すると共に、後述するように、サー
ジタンクA1に対する結合時において、タンク部
13すなわち吸気拡大室12の底壁を構成するも
のとなつている。
すように、気筒配列方向(第1図紙面直角方向)
に長く伸びて内部に吸気拡大室12を画成するタ
ンク部13と、このタンク部13(吸気拡大室1
2)より個々独立して伸びる上流側独立吸気通路
14Aを構成する上流側独立吸気管部15Aとを
有している。また、吸気マニホルドA2は、上記
上流側独立吸気通路14Aに連なる下流側独立吸
気通路14Bを内部に有する下流側独立吸気管部
15Bを構成すると共に、後述するように、サー
ジタンクA1に対する結合時において、タンク部
13すなわち吸気拡大室12の底壁を構成するも
のとなつている。
前記上流側および下流側独立吸気通路14A,
14Bからなる独立吸気通路14(両吸気管部1
5A,15Bからなる独立吸気管部15)は、実
施例では、極力長く構成するため、その上流側独
立吸気通路14Aが、気筒配列方向に伸びる軸心
を中心とするよう略半円弧状に形成されている。
すなわち、上流側独立吸気通路14Aは、タンク
部13のエンジン本体1側面より導出されて一旦
上方へ立ち上がつた後、サージタンク部13の上
壁に沿つた後、タンク部13のエンジン本体1の
反対側壁に沿つて下方へ伸びて、最終的に下方へ
向けて開口されている。そして、この下方へ開口
された上流側独立吸気通路14Aに連設して、下
流側独立吸気通路14Bが、タンク部13の下方
を通つて吸気ポート9へ至るようにされている。
なお、弾性部材10には、上記独立吸気通路14
A,14Bに連なる切欠10aあるいは連通口1
0bが形成されている(第5図参照)。
14Bからなる独立吸気通路14(両吸気管部1
5A,15Bからなる独立吸気管部15)は、実
施例では、極力長く構成するため、その上流側独
立吸気通路14Aが、気筒配列方向に伸びる軸心
を中心とするよう略半円弧状に形成されている。
すなわち、上流側独立吸気通路14Aは、タンク
部13のエンジン本体1側面より導出されて一旦
上方へ立ち上がつた後、サージタンク部13の上
壁に沿つた後、タンク部13のエンジン本体1の
反対側壁に沿つて下方へ伸びて、最終的に下方へ
向けて開口されている。そして、この下方へ開口
された上流側独立吸気通路14Aに連設して、下
流側独立吸気通路14Bが、タンク部13の下方
を通つて吸気ポート9へ至るようにされている。
なお、弾性部材10には、上記独立吸気通路14
A,14Bに連なる切欠10aあるいは連通口1
0bが形成されている(第5図参照)。
上述した独立吸気通路14を内部に構成する独
立吸気管部15そのものは、サージタンクA1側
すなわち上流側独立吸気管部15A側において
は、タンク部13におけるエンジン本体1側面お
よび反対側面さらには上壁面をこの吸気管15の
一管壁としても兼用して構成されている(この兼
用された壁面を隔壁16として示す)。また、吸
気マニホルドA2は、その上壁面がタンク部13
(吸気拡大室12)の底壁面を構成すると共に、
内部に独立吸気通路14を有する一体成形された
分岐管形状として構成されており、上記底壁面と
各独立吸気通路14との間には、第1図に示すよ
うに、エンジン本体1近傍において肉厚部Pが設
けられている。このように、サージタンクA1
は、吸気拡大室12および上流側独立吸気通路1
4Aの両部分共に下方に大きく解放される一方、
吸気マニホルドA2は上記吸気拡大室12部分お
よび上流側独立吸気通路14A部分に対応して上
面側が大きく解放されている(第4図参照)。
立吸気管部15そのものは、サージタンクA1側
すなわち上流側独立吸気管部15A側において
は、タンク部13におけるエンジン本体1側面お
よび反対側面さらには上壁面をこの吸気管15の
一管壁としても兼用して構成されている(この兼
用された壁面を隔壁16として示す)。また、吸
気マニホルドA2は、その上壁面がタンク部13
(吸気拡大室12)の底壁面を構成すると共に、
内部に独立吸気通路14を有する一体成形された
分岐管形状として構成されており、上記底壁面と
各独立吸気通路14との間には、第1図に示すよ
うに、エンジン本体1近傍において肉厚部Pが設
けられている。このように、サージタンクA1
は、吸気拡大室12および上流側独立吸気通路1
4Aの両部分共に下方に大きく解放される一方、
吸気マニホルドA2は上記吸気拡大室12部分お
よび上流側独立吸気通路14A部分に対応して上
面側が大きく解放されている(第4図参照)。
このように、吸気通路部材Aが、上方あるいは
下方に大きく解放されたサージタンクA1あるい
は吸気マニホルドA2の分割構成とされているた
め、該両者A1とA2との内部には全周囲が閉じ
られた閉空間が存在することがなく、その製造
(一般には鋳造)が容易に行われる。そして、タ
ンク部13の底壁部分のみを除いた大半の表面積
を構成するサージタンクA1は、エンジン本体1
に対して、十分な肉厚(弾性)を有する弾性部材
10を介してエンジン本体1の振動がサージタン
クA1特にタンク部13に伝達されるのが効果的
に防止される。
下方に大きく解放されたサージタンクA1あるい
は吸気マニホルドA2の分割構成とされているた
め、該両者A1とA2との内部には全周囲が閉じ
られた閉空間が存在することがなく、その製造
(一般には鋳造)が容易に行われる。そして、タ
ンク部13の底壁部分のみを除いた大半の表面積
を構成するサージタンクA1は、エンジン本体1
に対して、十分な肉厚(弾性)を有する弾性部材
10を介してエンジン本体1の振動がサージタン
クA1特にタンク部13に伝達されるのが効果的
に防止される。
ここで、弾性部材10を介してサージタンクA
1と吸気マニホルドA2との結合部位を拡大して
第6図に示してある。すなわち、吸気マニホルド
A2の固定用フランジ部には、第4図にも示すよ
うに複数(実施例では12個)のねじ孔17が形成
されて、サージタンクA1の固定用フランジ部を
貫通するボルト18を当該ねじ孔17に螺合する
ことにより、サージタンクA1と吸気マニホルド
A2とが固定されている。
1と吸気マニホルドA2との結合部位を拡大して
第6図に示してある。すなわち、吸気マニホルド
A2の固定用フランジ部には、第4図にも示すよ
うに複数(実施例では12個)のねじ孔17が形成
されて、サージタンクA1の固定用フランジ部を
貫通するボルト18を当該ねじ孔17に螺合する
ことにより、サージタンクA1と吸気マニホルド
A2とが固定されている。
なお、第6図中19,20はスリーブであり、
スリーブ19は、ボルト18の外周面に位置する
と共に、弾性部材10に形成された位置決め孔2
1に嵌合してこの弾性部材10の位置ずれを防止
するようになつており、同様にスリーブ20は、
サージタンクA1の位置決め孔22に嵌合してそ
の位置決めを行うようになつている。また、第6
図中31はワツシヤである。
スリーブ19は、ボルト18の外周面に位置する
と共に、弾性部材10に形成された位置決め孔2
1に嵌合してこの弾性部材10の位置ずれを防止
するようになつており、同様にスリーブ20は、
サージタンクA1の位置決め孔22に嵌合してそ
の位置決めを行うようになつている。また、第6
図中31はワツシヤである。
さて次に、ブローバイガス還流用の通路部分に
ついて説明すると、このブローバイガスは、吸気
マニホルドA2内の吸気通路14,14Bへ供給
するようにしてある。この点を詳述すると、吸気
マニホルドA2の肉厚部Pには、エンジン本体1
の近傍において、例えばキリ加工により気筒配列
方向に伸びる分配孔23が形成され(第4図参
照)、吸気マニホルドA2の上端面よりこの分配
孔23を通つて吸気通路14へ至る分岐口24
が、気筒数に応じた数だけキリ加工により形成さ
れている。そして、この分岐口24の形成に伴う
吸気マニホルドA2上端面側への開口部分は、弾
性部材10により閉塞されるようになつている。
一方、弾性部材10が位置しない箇所において、
吸気マニホルドA2には、その上端面より上記分
配孔23へ至る1つの共通導入口25がキリ加工
により形成され、この導入口25に嵌合されたパ
イプ26に対して、L字状の接続パイプ27を介
してシリンダヘツドカバー28より伸びるブロー
バイガス導出口29が接続されている。
ついて説明すると、このブローバイガスは、吸気
マニホルドA2内の吸気通路14,14Bへ供給
するようにしてある。この点を詳述すると、吸気
マニホルドA2の肉厚部Pには、エンジン本体1
の近傍において、例えばキリ加工により気筒配列
方向に伸びる分配孔23が形成され(第4図参
照)、吸気マニホルドA2の上端面よりこの分配
孔23を通つて吸気通路14へ至る分岐口24
が、気筒数に応じた数だけキリ加工により形成さ
れている。そして、この分岐口24の形成に伴う
吸気マニホルドA2上端面側への開口部分は、弾
性部材10により閉塞されるようになつている。
一方、弾性部材10が位置しない箇所において、
吸気マニホルドA2には、その上端面より上記分
配孔23へ至る1つの共通導入口25がキリ加工
により形成され、この導入口25に嵌合されたパ
イプ26に対して、L字状の接続パイプ27を介
してシリンダヘツドカバー28より伸びるブロー
バイガス導出口29が接続されている。
これにより、シリンダヘツドカバー29内のブ
ローバイガスは、接続パイプ27、共通導入口2
5を通つて分配孔23へ供給され、この分配孔2
3から各分岐口24より各独立吸気通路14へ分
配、供給される。この場合、この吸気マニホルド
A2そのものは、エンジン本体1に対して通常の
ガスケツト30のみを介して固定されているた
め、当該エンジン本体1からの熱を十分に受けて
暖熱化され、これによりブローバイガスのアイシ
ングが効果的に防止される。しかも、肉厚部Pに
分配孔23が形成されることから、分配孔23の
周縁部の肉厚を厚くすることができることにな
り、分配孔23のブローバイガスの保有熱が外部
へ放熱されることを極力防止できることになる。
このため、この点からも、アイシングの防止を図
ることができることになる。また、ブローバイガ
スの通路部分には、途中に特に滞留が生じるよう
な大きな面積を有する底壁(特に凹部状の底壁)
が格別形成されることもないので、常にスムーズ
に各気筒に対して分配、供給される。さらに、前
記肉厚部Pに分配孔23、各分岐口24を形成す
ることから、各分岐口24が各独立吸気通路14
に対して、エンジン本体よりも上流側であつてサ
ージタンクA1よりも下流側において開口するこ
とができることになり、サージタンクA1でのブ
ローバイガスの滞留を回避しつつ、ブローバイガ
スと吸気とのミキシングのために、該分岐口24
から吸気弁8までの距離を適切にとることができ
ることになる。
ローバイガスは、接続パイプ27、共通導入口2
5を通つて分配孔23へ供給され、この分配孔2
3から各分岐口24より各独立吸気通路14へ分
配、供給される。この場合、この吸気マニホルド
A2そのものは、エンジン本体1に対して通常の
ガスケツト30のみを介して固定されているた
め、当該エンジン本体1からの熱を十分に受けて
暖熱化され、これによりブローバイガスのアイシ
ングが効果的に防止される。しかも、肉厚部Pに
分配孔23が形成されることから、分配孔23の
周縁部の肉厚を厚くすることができることにな
り、分配孔23のブローバイガスの保有熱が外部
へ放熱されることを極力防止できることになる。
このため、この点からも、アイシングの防止を図
ることができることになる。また、ブローバイガ
スの通路部分には、途中に特に滞留が生じるよう
な大きな面積を有する底壁(特に凹部状の底壁)
が格別形成されることもないので、常にスムーズ
に各気筒に対して分配、供給される。さらに、前
記肉厚部Pに分配孔23、各分岐口24を形成す
ることから、各分岐口24が各独立吸気通路14
に対して、エンジン本体よりも上流側であつてサ
ージタンクA1よりも下流側において開口するこ
とができることになり、サージタンクA1でのブ
ローバイガスの滞留を回避しつつ、ブローバイガ
スと吸気とのミキシングのために、該分岐口24
から吸気弁8までの距離を適切にとることができ
ることになる。
第8図は本考案の第2実施例を示すもので、前
記実施例と同一構成要素には同一符号を付してそ
の説明は省略する(このことは以下のさらに他の
実施例についても同じ) 本実施例では、吸気マニホルドA2に形成され
るブローバイガス分配用の分配孔23として、吸
気マニホルドA2の上端面すなわちサージタンク
A1に対する分割面に開口する「溝」の形式とし
て構成したものであり、この溝形式とされた分配
孔23の上方開口部は、弾性部材10により気密
に塞ぐようにしてある。
記実施例と同一構成要素には同一符号を付してそ
の説明は省略する(このことは以下のさらに他の
実施例についても同じ) 本実施例では、吸気マニホルドA2に形成され
るブローバイガス分配用の分配孔23として、吸
気マニホルドA2の上端面すなわちサージタンク
A1に対する分割面に開口する「溝」の形式とし
て構成したものであり、この溝形式とされた分配
孔23の上方開口部は、弾性部材10により気密
に塞ぐようにしてある。
第9図は本考案はの第3実施例を示すものであ
り、ブローバイガス用の分配孔23を第8図に示
すものと同様に溝形式とする一方、この分配孔2
3と各独立吸気通路14とを、分岐口24を構成
するパイプ24′で連通させたものとなつている。
このようなパイプ24′を用いることにより、分
配孔23の下方を肉抜きすることが可能となつ
て、吸気マニホルドA2を極力軽量とする上で有
利となる。また、本実施例では、共通導入口25
が、サージタンクA1の壁内に形成されたものと
なつている。
り、ブローバイガス用の分配孔23を第8図に示
すものと同様に溝形式とする一方、この分配孔2
3と各独立吸気通路14とを、分岐口24を構成
するパイプ24′で連通させたものとなつている。
このようなパイプ24′を用いることにより、分
配孔23の下方を肉抜きすることが可能となつ
て、吸気マニホルドA2を極力軽量とする上で有
利となる。また、本実施例では、共通導入口25
が、サージタンクA1の壁内に形成されたものと
なつている。
以上実施例について説明したが、分配孔23か
ら各分岐口24への分配性を極力良好にするた
め、この分配孔23の底壁を、共通導入口25か
ら離れるにしたがつて、徐々に低くなるようにし
てもよい。この場合、第1図、第7図に示すよう
に分配孔23をキリ加工により形成する場合は、
吸気マニホルドA2の気筒配列方向各端部から共
通導入口25へ向けて、徐々に高くなるように傾
斜させてキリ加工すればよい。
ら各分岐口24への分配性を極力良好にするた
め、この分配孔23の底壁を、共通導入口25か
ら離れるにしたがつて、徐々に低くなるようにし
てもよい。この場合、第1図、第7図に示すよう
に分配孔23をキリ加工により形成する場合は、
吸気マニホルドA2の気筒配列方向各端部から共
通導入口25へ向けて、徐々に高くなるように傾
斜させてキリ加工すればよい。
(考案の効果)
本考案は以上述べたように、吸気通路途中にお
けるブローバイガスの滞留を防止できると共に、
アイシングをも効果的に防止でき、しかも、吸気
系においてブローバイガスのミキシングを適切に
行うことができる。
けるブローバイガスの滞留を防止できると共に、
アイシングをも効果的に防止でき、しかも、吸気
系においてブローバイガスのミキシングを適切に
行うことができる。
第1図は本考案の一実施例を示すもので第2図
−線に相当する部分での断面図。第2図は吸
気通路部材(サージタンク)の上面図。第3図は
吸気通路部材(サージタンクおよび吸気マニホル
ド)をエンジン本体に対する取付面側より見た側
面図。第4図は吸気マニホルドの上面図。第5図
は弾性部材の上面図。第6図はサージタンクと吸
気マニホルドと弾性部材との結合部分を示す拡大
断面図。第7図はブローバイガス導入部分を示す
拡大断面図。第8図、第9図はそれぞれ本考案の
他の実施例を示すもので第7図に対応した部分で
の拡大断面図。 A:吸気通路部材、A1:サージタンク、A
2:吸気マニホルド、1:エンジン本体、9:吸
気ポート、10:弾性部材、12:吸気拡大室、
13:タンク部、14:独立吸気通路、14A:
上流側独立吸気通路、14B:下流側独立吸気通
路、15:独立吸気管、15A:上流側独立吸気
管部、15B:下流側独立吸気管部、23:分配
孔、24:分岐口、25:通導入口、27:接続
パイプ、29:ブローバイガス導出口。
−線に相当する部分での断面図。第2図は吸
気通路部材(サージタンク)の上面図。第3図は
吸気通路部材(サージタンクおよび吸気マニホル
ド)をエンジン本体に対する取付面側より見た側
面図。第4図は吸気マニホルドの上面図。第5図
は弾性部材の上面図。第6図はサージタンクと吸
気マニホルドと弾性部材との結合部分を示す拡大
断面図。第7図はブローバイガス導入部分を示す
拡大断面図。第8図、第9図はそれぞれ本考案の
他の実施例を示すもので第7図に対応した部分で
の拡大断面図。 A:吸気通路部材、A1:サージタンク、A
2:吸気マニホルド、1:エンジン本体、9:吸
気ポート、10:弾性部材、12:吸気拡大室、
13:タンク部、14:独立吸気通路、14A:
上流側独立吸気通路、14B:下流側独立吸気通
路、15:独立吸気管、15A:上流側独立吸気
管部、15B:下流側独立吸気管部、23:分配
孔、24:分岐口、25:通導入口、27:接続
パイプ、29:ブローバイガス導出口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 サージタンクとエンジン本体の各気筒とが吸気
マニホルドを介して接続されたエンジンにおい
て、 前記サージタンクが前記吸気マニホルドの上方
に位置されると共に、該吸気マニホルド内の各独
立吸気通路と前記サージタンクの底壁面との間
に、前記エンジン本体近傍において肉厚部が設け
られ、 前記肉厚部に気筒配列方向に伸びるブローバイ
ガス用の分配孔が形成され、 前記各独立吸気通路に対して、前記分配孔より
下方へ伸びる分岐口が開口され、 前記分配孔に対して、前記エンジン本体からの
ブローバイガスを導く共通導入口が開口されてい
る、 ことを特徴とするエンジンのブローバイガス処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985145120U JPH0216004Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985145120U JPH0216004Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6254209U JPS6254209U (ja) | 1987-04-03 |
| JPH0216004Y2 true JPH0216004Y2 (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=31056363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985145120U Expired JPH0216004Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0216004Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2557543B2 (ja) * | 1990-03-22 | 1996-11-27 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関の吸気通路 |
| DE4038509A1 (de) * | 1990-12-03 | 1992-06-11 | Mann & Hummel Filter | Ansaugverteiler fuer eine brennkraftmaschine |
| JP4484407B2 (ja) * | 2001-09-21 | 2010-06-16 | 本田技研工業株式会社 | 多気筒内燃機関の吸気マニホルド |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56145648U (ja) * | 1980-04-02 | 1981-11-02 | ||
| JPS5713228A (en) * | 1980-06-28 | 1982-01-23 | Yamaha Motor Co Ltd | Intake system of multi cylinder engine |
| JPS5896005U (ja) * | 1981-12-24 | 1983-06-29 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関のブロ−バイガス処理装置 |
| JPS5940511U (ja) * | 1982-09-01 | 1984-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関のブロ−バイガス還元装置 |
| JPS6043109U (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-27 | ダイハツ工業株式会社 | 過給機付エンジンにおけるブロ−バイガス還流装置 |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP1985145120U patent/JPH0216004Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6254209U (ja) | 1987-04-03 |
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