JPH02160920A - 耐熱ウレタン糸の製造法 - Google Patents

耐熱ウレタン糸の製造法

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JPH02160920A
JPH02160920A JP31723888A JP31723888A JPH02160920A JP H02160920 A JPH02160920 A JP H02160920A JP 31723888 A JP31723888 A JP 31723888A JP 31723888 A JP31723888 A JP 31723888A JP H02160920 A JPH02160920 A JP H02160920A
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村元 康男
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吉本 聖
Yasuhiro Ogawa
康弘 小川
Yoshiaki Morishige
森重 吉明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野) 本発明はポリウレタン弾性糸に関するものであり、詳し
くは溶融紡糸法により耐熱性のすく゛れたポリウレタン
弾性糸を製造する方法Gこ関する。
〔従来の技術〕
ポリウレタン弾性体の製造方法には紡糸力tfxより大
別して乾式紡糸法、湿式紡糸法、溶a紡糸法の三つの方
法がある。この中で溶融紡糸法は溶媒の使用が不要で、
かつ紡糸速度が大きく、装置の互換性がある等の利点を
有し、工業的製造法として有利である。
しかし溶融紡糸法により得られたポリウレタン弾性体は
溶融紡糸可能な熱可塑性ポリウレタンを使用するため耐
熱性が劣り、高温における変形からの回復が不充分であ
る、等の問題点を有する。
この問題を解決するために次のような方法が提案されて
いる。
(1)  重合等に多官能性化合物を添加する方法(2
)  重合系より直接紡糸する方法(3)  半硬化ポ
リマーを溶融紡糸し、イソシアネート固定温度、又は硬
化剤中に押出す方法(4)  紡糸後熱処理を行う方法 〔発明が解決しようとしている問題点〕この内(1)の
方法については剛熱性の改良に充分な程の架橋を与える
と、ポリマーの溶融温度が高くなるため、紡糸温度を高
くする必要を生じ、紡糸が不安定になるという欠点があ
る。
(2)の方法については重合反応のコントロールが難し
く、重合糸から紡糸系に至る過程での滞留、熱安定性等
の問題がある。
(3)及び(4)の方法については、ウレタン弾性糸の
耐熱性及び高温における変形からの回復性に関して有効
な方法であるが、処理装置が大きくなり、工業的製造法
としてはコスト高となり不利であると言える。
又、この他に溶融紡糸法でかつ耐熱性にすぐれたポリウ
レタン弾性糸の製造方法として、我々は特公昭58−4
6573号公報に記載された方法を提出している。
従って我々の先に提出した方法を鋭意研究した結果、驚
くべきことに更に優れた耐熱性をもつポリウレタン弾性
糸を製造する方法をみいだした。
本発明の目的は、溶融紡糸法でかつ耐熱性にすぐれたウ
レタン弾性糸を製造する方法を提供するにある。他の目
的は、かかるポリウレタン弾性糸を安定かつ工業的に有
利な製造方法を提供するにある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明の耐熱ウレタン糸の製造法は、熱可塑性ボリウレ
クン弾性体を溶融糸するに際し、2官能ポリオール成分
とジイソシアネ−1・成分とから重合されかつ該ポリオ
ール成分のOH基に対するジイソシアネ−1・成分のN
CO&のモル比(RIt )2〜4の範囲であるプリポ
リマー化合物を溶融したポリウレタンに添加混合した後
紡糸することを特徴とする。
本発明のプリポリマー化合物を構成する2官能ポリオー
ル成分としてはポリテトラメチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、ポリブチレンアジペー)・ジオー
ル、ポリカブラクトンジオール、ポリカーボネートジオ
ールからなる群より選ばれた少なくとも1ケを含むジオ
ールが好適に使用できる。この2官能分子量としては3
00〜2500が好ましく、800〜2000がより好
ましい。300より小さいと、ジイソシアネ−1・との
反応物の活性が大きいため貯蔵中度質し易く又、取扱い
が困難となる。他方、分子量が大きくなりすぎると、所
定のR比に調節する場合、添加すべきポリオール成分の
量が多くなり、取扱い性が困難となり易い。
プリポリマー化合物を構成するイソシアネート成分とし
ては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジ
イソシアネ−1−,1,5−ナフタレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネートもしくはそれらの変性
物、イソボンロンジイソシアネート、水添加p、p’ 
 −ジフェニルメタンジイソシアネート等を使用できる
。好ましくはジフェニルメタンジイソシアネートである
上記ポリオール成分とイソシアネート成分とからプリポ
リマーを重合する方法としては、溶融イソシアネート成
分に混合ポリオール成分をイソシアネート成分のNGO
基がポリオール成分のOH基よりも過剰となるように、
即ち、R比が2〜4となるように反応させれば良い。こ
の際、系の粘度が上昇して脱泡が困難となる場合には、
系内にあらかじめ脱泡剤を添加してもよい。
本発明に使用する熱可塑性ポリウレタン弾性体は公知の
セグメントポリウレタン共重合体を含むものであり、分
子量500〜6000のポリオールたとえばジヒドロキ
シポリエーテル、ジヒドロキシポリエステル、ジヒドロ
キシポリラクトン。
ジヒドロキシポリエステルアミト、ジヒドロキシカーボ
ネーI・およびこれらのプロ・2り共重合体等と、分子
量500以下の有機ジイソシアネートたとえばp、p’
  −ジフェニルメタンジイソシアネト、トリレンジイ
ソシアネー1− 、水素化p、pジフェニルメタンジイ
ソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、イソボロンジイソシアネ
ート、15−ナフチレンジイソシアネート等と、鎖伸長
剤たとえば水、ヒドラジン、ジアミン、グリコール等と
の反応により得られるポリマーである。
これらのポリマーのうち、ポリオールとしてポリテトラ
メチレンエーテルグリコールまたはポリカプロラクトン
ポリエステル、ポリカーボネートジオール ポリへキザ
メチレンアジベート、ポリブチレンアジペート、ポリネ
オペンチレンアジペト、ポリへキサメチレン/ブチレン
アジペート共重合体ジオール、ポリカーボネート/ヘキ
サメチレンアジペート共重合体ジオール、ポリネオペン
チレン/ヘキサメヂレンアジベート共重合体ジオールか
らなる群より選ばれた少なくとも1種を含むジオールを
用いたポリマーが好ましい。また有機ジイソシアネート
としてはp、p’  −ジフェニルメタンジイソシアネ
ートが好適である。また鎖伸長剤としてはグリコールが
特に好適で、14−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベ
ンゼンおよび1.4ブタンジオールが好適である。この
ように本発明に於ては紡糸原料の熱可塑性ポリウレタン
としては原則として分岐剤或は架橋剤を用いないで合成
したポリマーを使用する。このため紡糸温度を低いレヘ
ルに保つことが可能であり、ポリウレタンの熱劣化を抑
えることが出来る。勿論、紡糸温度を極端に高くしない
程度の分岐或いは架橋を含むポリマーも好適に使用する
ことが出来る。
本発明に於て使用する熱可塑性ポリウレタンの合成方法
としては、ポリオールと有機ジイソシアネート化合物を
あらかしめ反応せしめた後鎖伸長剤を反応させるいわゆ
るプレポリマー法または反応原料をすべて一時に混合す
るいわゆるワンショソ1−法のいずれも採用することが
出来る。ポリマー合成時に溶剤或は希釈剤を使用するこ
とも可能であるが、溶剤紡糸のためのポリマーペレット
を製造するためには塊状重合を行うことがより好適であ
る。塊状重合の方法としては押出機を用いて連続または
半連続的にポリマーを採取する方法或はハツチ反応によ
りブロック状、粉末状またはフレーク状のポリマーを得
る方法等が好適に用いられる。
本発明に於てはポリウレタン弾性体の成型物の分野で使
用されるポリマー合成反応が充分に完結した完全熱可塑
性ポリウレタン以外に、いわゆる不完全熱可塑性エラス
トマー、即ち、極くわずかのイソシアネート基の残存し
たペレットを使用し成型後に架橋を生せしめることもで
きる。しかしこのようなペレットは貯蔵時に湿気、温度
などにより変質いやすいという問題点があるため反応の
完結した熱可塑性ポリウレタンを用いるのが好都合であ
る。
本発明のプリポリマー化合物の添加量は、紡糸に供する
熱可塑性ポリウレタン弾性体と該プリポリマー化合物と
の混合物に対して3〜30重量%が好適であり特に好ま
しくは5〜20i量%である。添加量は使用するポリイ
ソシアネート化合物の種類により異るものであるが、添
加量が少い場合は目的とするウレタン糸の熱的性能の改
良が不充分である。また添加量が多ずぎると混合不均一
や糸質低下環を生じやすく、紡糸が不安定となり好まし
くない。
本発明の溶融紡糸は、熱可塑性ポリウレタン弾性体を溶
融押出する部分に、プリポリマー化合物を添加し、混合
する部分および紡糸ヘッドを備えた紡糸装置により実施
することが好適である。このような紡糸装置としては、
紡糸中に改質剤を添加するために用いられる公知の装置
を使用することが出来る。プリポリマー化合物を溶融状
態のポリウレタンに添加、混合する部分には、回転部を
有する混練装置を使用することも可能であるが、より好
ましいのは、静止系混練素子を有する混合装置を用いる
ことである。静止系混練素子を有する混合装置としては
公知のものを用いることが出来る。静止系混練素子の形
状およびエレメント数は、使用する条件により異るもの
であるが、ポリウレタン弾性体とプリポリマー化合物と
が紡糸口金から吐出される前に充分に混合が完了してい
るように選定することが肝要であり、通常20〜90エ
レメント設ける。
以下に本発明実施の様態の一例を説明する。ホッパーか
ら熱可塑性ポリウレタン弾性体のペレットを供給し、押
出機で加熱、溶融する。溶融温度ハ190〜230℃の
範囲が好適である。一方、プリポリマー化合物は供給タ
ンク内で100℃以下の温度で溶融し、あらかじめ脱泡
しておく。溶融温度が高すぎるとプリポリマー化合物の
変質を生じやずいため、溶融可能な範囲で低い方が望ま
しく室温から100℃の間の温度が適宜用いられる。溶
融したプリポリマー化合物を計量ポンプにより計量し、
必要に応してフィルターにより濾過し、押出機先端に設
けられた会合部で溶融したポリウレタンに添加する。プ
リポリマー化合物とポリウレタンとは静止系素子を有す
る混練装置によって混練される。この混合物は計量ポン
プにより計量され、紡糸ヘッドに導入される。紡糸ヘッ
ドは通常の合繊紡糸用の装置を用い得るが、出来るだけ
該混合物の滞留部の少ない形状に設計することが好まし
い。必要により紡糸ヘッド内に設けられた濾層で金網或
はガラスピーズ等の濾材により異物を除去した後、該混
合物は口金から吐出され、空冷され、油剤付与された後
捜取られる。捲取速度は通常400〜1500 m /
 m i nが用いられる。
紡糸ボビンに捲取られたウレタン糸は、紡糸直後には強
度が劣る場合もあるが、室温に放置する間に(例えば2
時間〜6日間)強度が向上し、また高温度での伸長から
の回復特性も向上する。このように紡糸されたポリウレ
タン弾性糸が、経時により糸質および熱的性能を変化す
るのは、紡糸原料として用いた熱可塑性ポリウレタン弾
性体と混合されたプリポリマー化合物の反応が紡糸中に
は完結セずに、紡糸後にも進行するためと推定される。
この反応はポリウレタンとプリポリマー化合物とのアロ
フッネート結合による分岐或は架橋ポリマーの生成であ
ると考えられる。
以下、本発明の好適な実施様態を整理して記しておく二 (イ)2官能ポリオール成分が、ポリテトラメチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレンア
ジペートジオール、ポリカブラクトンジオール、ポリカ
ーボネートジオールからなる群より選ばれた少な(とも
1種を含むジオールである特許請求の範囲第1項記載の
方法。
(I+)  ジイソシアネート成分がp、  p+  
−ジフェニルメタンジイソシアネートである特許請求の
範囲第1項記載の方法。
(ハ)熱可塑性ポリウレタン弾性体に使用するポリオー
ルが500〜6000の数平均分子量を有するポリテト
ラメチレングリコール又はポリカプロラクトンジオール
2ポリブチレンアジペートジオール、ポリへキサメチレ
ンアジペートジオール、ポリカーボネートジオール、ポ
リネオペンチレンアジベート、ポリへキザメヂレン/ベ
チレンアジベート共重合体ジオール、ポリカーボネート
/ヘキサメチレンアジペート共重合体ジオール、ポリネ
オベンチシン/へギザメチレンアジペート共重合体ジオ
ールからなる群から選ばれた少なくとも1種を含むポリ
オールである特許請求の範囲第1項記載の方法。
(ニ)熱可塑性ポリウレタン弾性体に使用する鎖伸長剤
が分子量500以上のグリコールまたはトリオールであ
る特許請求の範囲第1項記載の方法。
(ネ)熱可塑性ポリウレタン弾性体に使用する有機ジイ
ソシアネートがp、p’ −ジフェニルメタンジイソシ
アネーI・である特許請求の範囲第1項記載の方法。
(へ)プリポリマー化合物の添加量が、熱可塑性ポリウ
レタン弾性体とプレポリマーとの総重量に対して3〜3
0重量%である特許請求の範囲第1項記載の方法。
())混合を静止系混練素子を配設した装置で実施する
特許請求の範囲第1項記載の方法。
〔発明の効果〕
本発明により得られる糸は、耐熱性に優れているため、
種々の用途、例えばソックス、水着、ファンデーション
等、特に耐熱性が要求される分野にも適用することがで
きる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例1 脱水した水酸基価54.8のポリへキサメチレンアジペ
ートジオール65.6部と、1.4−ブタンジオール6
.6部とをジャケット付のニーダーに仕込み、撹拌しな
がら充分に溶解した後85℃の温度に保ち、これにP、
P′−ジフェニルメタンジイソシアネート27.7部を
加えて反応させた。
得られた反応物を、ニーダ−から取出し、これを押出機
によりベレット状に成形した。この成型体は、25℃で
ジメチルホルムアミド中の相対粘度が2.22であった
一方、プレポリマー化合物のRが2.59となるように
、脱水した水酸基値132のポリカプロラフ1〜ンジオ
ール56.8部を撹拌機を偏えた重合釜中で80℃の温
度で溶解しであるP、P’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート43,2部中へ添加し、約30分間反応させて
粘稠なプレポリマー化合物を得た。更に、この化合物を
真空にかけ脱泡操作をおこなった。
このようにして得られた熱可塑性ポリウレタン弾性体の
ペレットとプリポリマー化合物とを紡糸原料として、ポ
リイソシアネート化合物供給装置及び静止型混練素子を
有する混練装置を備えた紡糸機により紡糸を行った。紡
糸口金としては直径0.5φのノズルを用い、捲取速度
は500mm/m i nとし40デニールのフィラメ
ントを紡糸した。ウレタン糸中に添加するプレポリマー
化合物の量を変えて紡糸した結果を第1表に示す。
尚、第1表の糸質及び熱セツト回復率は紡糸したウレタ
ン糸のボビンを室温で5日間放置した後に測定した値で
ある。190℃の熱セツト回復率は、30%伸長したウ
レタン糸を190 ’Cの乾熱で1分間熱処理した時の
回復率 である。
第1表からプレポリマー化合物を添加しない場合は、測
定中に溶融してしまい測定不可であるが、この化合物を
添加して紡糸することにより、熱セツト回復率が大きく
なり、従って耐熱性が大巾に改良されることがわかる。
実施例2 実施例1と同一の熱可塑性ポリウレタン弾性体を用い、
プレポリマー化合物は、実施例1と原料組成は同じであ
るが、R比を第2表の如く変化させて、実施例1と同様
の装置を用いて紡糸した。
なお、プレポリマー添加量は18wt%に固定した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性ポリウレタン弾性体を溶融紡糸するに際
    し、2官能ポリオール成分とジイソシアネート成分とか
    ら重合されかつ該ポリオール成分のOH基に対するジイ
    ソシアネート成分のNCO基のモル比が2〜4の範囲で
    あるプリポリマー化合物を溶融したポリウレタンに添加
    混合した後紡糸することを特徴とする耐熱ウレタン糸の
    製造法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5846573A (ja) * 1981-09-11 1983-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5846573A (ja) * 1981-09-11 1983-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池

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