JPH02168546A - 電界放射形電子銃の電圧制御方法 - Google Patents
電界放射形電子銃の電圧制御方法Info
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- JPH02168546A JPH02168546A JP63321559A JP32155988A JPH02168546A JP H02168546 A JPH02168546 A JP H02168546A JP 63321559 A JP63321559 A JP 63321559A JP 32155988 A JP32155988 A JP 32155988A JP H02168546 A JPH02168546 A JP H02168546A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、電界放射形電子銃の加速電圧および引き出し
電圧を制御する方法に関する。
電圧を制御する方法に関する。
[従来の技術]
電界放射形電子銃は、小さな曲率を有する金属に強い電
界を作用させると非常に大きな電流密度の電子ビームが
得られることを利用した電子銃であり、概略第3図に示
すような構成を有している。
界を作用させると非常に大きな電流密度の電子ビームが
得られることを利用した電子銃であり、概略第3図に示
すような構成を有している。
第3図において、30は陽極、31は電子を放射するエ
ミッタ、32は当該陽極30とエミッタ31との中間に
配置され前記エミッタから電子を引き出すための電界を
形成する引き出し電極である。前記陽極30と引き出し
電極32にはそれぞれ孔が設けてあり、協働して引き出
した電子を集束させる静電レンズを形成している。33
はエミッタ31から放射された電子ビームである。また
、34は加速電圧印加手段、35は引き出し電圧印加手
段、36は電流設定手段である。なお、前記エミッタ3
1としては、半径tooo〜2000Aの単結晶タング
ステン(結晶方位31o)などが用いられる。
ミッタ、32は当該陽極30とエミッタ31との中間に
配置され前記エミッタから電子を引き出すための電界を
形成する引き出し電極である。前記陽極30と引き出し
電極32にはそれぞれ孔が設けてあり、協働して引き出
した電子を集束させる静電レンズを形成している。33
はエミッタ31から放射された電子ビームである。また
、34は加速電圧印加手段、35は引き出し電圧印加手
段、36は電流設定手段である。なお、前記エミッタ3
1としては、半径tooo〜2000Aの単結晶タング
ステン(結晶方位31o)などが用いられる。
同図において、陽極30とエミッタ31との間には、加
速電圧印加手段34によってエミッタ31に負電圧すな
わち加速電圧(−V・)が印加されると共に、引き出し
電極32とエミッタ31の間には、引き出し電圧印加手
段35によって引き出し電極32に正電圧すなわち引き
出し電圧V+が印加される。これらの加速電圧(−V*
)と引き出し電圧V+ とを適当に設定し、エミッタ3
1に強い電界を作用させると、エミッタ31が約60〜
90”の頂角で電子を放射する。この放射された電子の
一部は引き出し電極32に流入し、また別の一部は陽極
30に流入するが、陽極孔を通り抜けた電子は所要の電
子ビーム33として利用されることになる。
速電圧印加手段34によってエミッタ31に負電圧すな
わち加速電圧(−V・)が印加されると共に、引き出し
電極32とエミッタ31の間には、引き出し電圧印加手
段35によって引き出し電極32に正電圧すなわち引き
出し電圧V+が印加される。これらの加速電圧(−V*
)と引き出し電圧V+ とを適当に設定し、エミッタ3
1に強い電界を作用させると、エミッタ31が約60〜
90”の頂角で電子を放射する。この放射された電子の
一部は引き出し電極32に流入し、また別の一部は陽極
30に流入するが、陽極孔を通り抜けた電子は所要の電
子ビーム33として利用されることになる。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、この電子ビーム33の強度すなわちエミッシ
鍔ン電流1.の値は、当該電子銃の使用目的等に応じて
適当に制御することが必要で娶る。
鍔ン電流1.の値は、当該電子銃の使用目的等に応じて
適当に制御することが必要で娶る。
また、特別な制御を必要としない場合であっても、エミ
ッタ1ン電流■、の値が大きくなりすぎるとエミッタ3
1が加熱し損傷することがあるため、エミッシ四ン電流
1.に上限値を設け、当該上限値以下の一定の値にエミ
ッシーン電流■、を保持することが求められる。
ッタ1ン電流■、の値が大きくなりすぎるとエミッタ3
1が加熱し損傷することがあるため、エミッシ四ン電流
1.に上限値を設け、当該上限値以下の一定の値にエミ
ッシーン電流■、を保持することが求められる。
従来、このエミフシロン電流1.の制御は、第3図に示
された電流設定手段36によって引き出し電極電流I、
を検出し、この引き出し電極電流I+ の検出値をエミ
ッシ鱈ン電流1.の検出値に代用させることによって行
っている。すなわち、当該引き出し電極電流I+ の検
出値をエミッション電流!、の設定値と比較し、両方の
値が等しくなるように引き出し電圧印加手段35によっ
て引き出し電圧v1の値を設定するようにしている。
された電流設定手段36によって引き出し電極電流I、
を検出し、この引き出し電極電流I+ の検出値をエミ
ッシ鱈ン電流1.の検出値に代用させることによって行
っている。すなわち、当該引き出し電極電流I+ の検
出値をエミッション電流!、の設定値と比較し、両方の
値が等しくなるように引き出し電圧印加手段35によっ
て引き出し電圧v1の値を設定するようにしている。
しかしながら、第4図に示すように、加速電圧(−V・
)の絶対値が引き出し電圧v1の絶対値よりも小さい場
合と逆に大きい場合とで、エミッタ1ン電流1.の値と
引き出し電極電流I+ の値の関係が大きく変化する。
)の絶対値が引き出し電圧v1の絶対値よりも小さい場
合と逆に大きい場合とで、エミッタ1ン電流1.の値と
引き出し電極電流I+ の値の関係が大きく変化する。
すなわち、加速電圧(−V・)の絶対値が引き出し電圧
V、の絶対値よりも小さい場合には、引き出し電極32
の電位が陽極30の電位よりも正側になるため、エミッ
タ31から放射された電子はほとんど全部が引き出し電
極32に流入し、したがってエミッション電流1.の値
と引き出し電極電流I+の値はほぼ等しくなっている。
V、の絶対値よりも小さい場合には、引き出し電極32
の電位が陽極30の電位よりも正側になるため、エミッ
タ31から放射された電子はほとんど全部が引き出し電
極32に流入し、したがってエミッション電流1.の値
と引き出し電極電流I+の値はほぼ等しくなっている。
ところが、加速電圧(−V・)の絶対値が引き出し電圧
V+ の絶対値よりも大きい場合には、いわゆる電子銃
としての作用を行うことによりエミッタ31から放射さ
れた電子は陽極孔を通過して電子ビーム33を形成する
ようになる。したがって、引き出し電極電流I+ はエ
ミッタ1ン電流1.の一部にすぎないものとなって、そ
のままではもはやエミッシーン電流1.の代用値として
の機能を持たなくなってしまうものである。
V+ の絶対値よりも大きい場合には、いわゆる電子銃
としての作用を行うことによりエミッタ31から放射さ
れた電子は陽極孔を通過して電子ビーム33を形成する
ようになる。したがって、引き出し電極電流I+ はエ
ミッタ1ン電流1.の一部にすぎないものとなって、そ
のままではもはやエミッシーン電流1.の代用値として
の機能を持たなくなってしまうものである。
しかも、電子銃の始動時には加速電圧(V@)も引き出
し電圧V、もともに0あるいは低い電圧値から上昇(絶
対値として)させるものであるが、両者の上昇手順等は
特に定められていないのが現状であり、どの時点で加速
電圧(−V@)の絶対値と引き出し電圧V+の絶対値の
大小関係が入れ替わるのか場合によって一定していない
。
し電圧V、もともに0あるいは低い電圧値から上昇(絶
対値として)させるものであるが、両者の上昇手順等は
特に定められていないのが現状であり、どの時点で加速
電圧(−V@)の絶対値と引き出し電圧V+の絶対値の
大小関係が入れ替わるのか場合によって一定していない
。
したがって、従来のものでは加速電圧(−V*)の絶対
値と引き出し電圧vIの絶対値とがどのような関係の下
でエミッション電流!、の制御を行っているのか定かで
なく、エミッション電流I。
値と引き出し電圧vIの絶対値とがどのような関係の下
でエミッション電流!、の制御を行っているのか定かで
なく、エミッション電流I。
を一定値に制御しているようにみえて、実は正確に制御
できていないという問題点があった。
できていないという問題点があった。
また一方、始動時にエミッション電流■、が所定値にな
るように引き出し電圧V、を設定し、その後当該用き出
し電圧V、の値を一定に保持していても、電子銃を使用
しているうちにエミッシ四ン電流1.が低下してしまう
という現象が発生する。この現象について説明すれば、
電子銃は超高真空中で使用されてはいるが、幾分かは残
留ガス分子が存在するとともに、放射された電子が引き
出し電極32や陽極30に流入する際にガス分子をたた
き出す。そして、これらのガス分子がエミッタの表面に
付着する。この付着ガスがエミッシロンの障害となるた
め、引き出し電圧V+の値を一定に保持していたのでは
、経時的にエミッシロン電流1.が低下してくるものと
考えられる。
るように引き出し電圧V、を設定し、その後当該用き出
し電圧V、の値を一定に保持していても、電子銃を使用
しているうちにエミッシ四ン電流1.が低下してしまう
という現象が発生する。この現象について説明すれば、
電子銃は超高真空中で使用されてはいるが、幾分かは残
留ガス分子が存在するとともに、放射された電子が引き
出し電極32や陽極30に流入する際にガス分子をたた
き出す。そして、これらのガス分子がエミッタの表面に
付着する。この付着ガスがエミッシロンの障害となるた
め、引き出し電圧V+の値を一定に保持していたのでは
、経時的にエミッシロン電流1.が低下してくるものと
考えられる。
このような経時的なエミッシーン電流1.の低下現象に
対して常にエミッシーン電流!、の値を一定に保とうと
すれば、エミッシロン電流1.の低下に合わせて引き出
し電極電流I+も低下することを利用し、これを検出し
て適当な下限値で引き出し電圧VIを高めてやる必要が
ある。
対して常にエミッシーン電流!、の値を一定に保とうと
すれば、エミッシロン電流1.の低下に合わせて引き出
し電極電流I+も低下することを利用し、これを検出し
て適当な下限値で引き出し電圧VIを高めてやる必要が
ある。
しかしながら、電子銃使用時で加速電圧(−V・)の絶
対値が引き出し電圧v1の絶対値よりも大きくなってい
る場合、引き出し電極電流I、の値はエミッシーン電流
!、の値と等しくない領域にあり(第4図参照)、シた
がって従来の方法、すなわち単純に引き出し電極電流1
1の検出値をエミッシ1ン電流1.の値に代用するもの
では、この場合にも正確な制御が行えないという問題点
があるものであった。
対値が引き出し電圧v1の絶対値よりも大きくなってい
る場合、引き出し電極電流I、の値はエミッシーン電流
!、の値と等しくない領域にあり(第4図参照)、シた
がって従来の方法、すなわち単純に引き出し電極電流1
1の検出値をエミッシ1ン電流1.の値に代用するもの
では、この場合にも正確な制御が行えないという問題点
があるものであった。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、電子銃
の始動時でも使用途中でも、常にエミッシ鱒ン電流!、
の値を正確に所定の一定値に保持することができる加速
電圧(−V・)および引き出し電圧vIの制御方法を提
供することを目的とするものである。
の始動時でも使用途中でも、常にエミッシ鱒ン電流!、
の値を正確に所定の一定値に保持することができる加速
電圧(−V・)および引き出し電圧vIの制御方法を提
供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するために、本出願第1発明の電界放
射形電子銃の電圧制御方法は、陽極、当該陽極に対し負
電圧(加速電圧)を印加されるエミッタ、および前記陽
極と前記エミッタとの間に配置され前記エミッタに対し
て正電圧(引き出し電圧)を印加される引き出し電極を
備えた電界放射形電子銃における前記負電圧および正電
圧を制御する方法において、前記負電圧の絶対値が前記
正電圧の絶対値よりも小さい状態を保ちながら引き出し
電極電流の検出値がエミッシリン電流の設定値に等しく
なるまで前記正電圧を上昇させ、しかるのち当該正電圧
の値を固定した状態で前記負電圧の絶対値を所定の値に
まで上昇させることを特徴とするものである。
射形電子銃の電圧制御方法は、陽極、当該陽極に対し負
電圧(加速電圧)を印加されるエミッタ、および前記陽
極と前記エミッタとの間に配置され前記エミッタに対し
て正電圧(引き出し電圧)を印加される引き出し電極を
備えた電界放射形電子銃における前記負電圧および正電
圧を制御する方法において、前記負電圧の絶対値が前記
正電圧の絶対値よりも小さい状態を保ちながら引き出し
電極電流の検出値がエミッシリン電流の設定値に等しく
なるまで前記正電圧を上昇させ、しかるのち当該正電圧
の値を固定した状態で前記負電圧の絶対値を所定の値に
まで上昇させることを特徴とするものである。
また、同じく本出願第2発明の電界放射形電子銃の電圧
制御方法は、陽極、当該陽極に対し負電圧(加速電圧)
を印加されるエミッタ、および前記陽極と前記エミッタ
との間に配置され前記エミッタに対して正電圧(引き出
し電圧)を印加される引き出し電極を備えた電界放射形
電子銃における前記負電圧および正電圧を制御する方法
において、引き出し電極電流の検出値に所定の補正係数
を乗算した値がエミッシロン電流の設定値に等しくなる
まで前記正電圧および前記負電圧の絶対値を上昇させる
と共に、その際前記補正係数の値を前記正電圧と前記負
電圧の絶対値とに対応させて切り換えることを特徴とす
るものである。
制御方法は、陽極、当該陽極に対し負電圧(加速電圧)
を印加されるエミッタ、および前記陽極と前記エミッタ
との間に配置され前記エミッタに対して正電圧(引き出
し電圧)を印加される引き出し電極を備えた電界放射形
電子銃における前記負電圧および正電圧を制御する方法
において、引き出し電極電流の検出値に所定の補正係数
を乗算した値がエミッシロン電流の設定値に等しくなる
まで前記正電圧および前記負電圧の絶対値を上昇させる
と共に、その際前記補正係数の値を前記正電圧と前記負
電圧の絶対値とに対応させて切り換えることを特徴とす
るものである。
[作用]
本出願第1発明の電界放射形電子銃の電圧制御方法では
、常にエミッシ1ン電流1.と引き出し電極電流I+
とが等しい範囲で引き出し電極電流I+ の検出値とエ
ミッシ靜ン電流!、の設定値とを比較して電圧制御する
ようにしているため、エミッシ鐸ン電流1.を正確に所
定値にセットし保持することが可能となる。
、常にエミッシ1ン電流1.と引き出し電極電流I+
とが等しい範囲で引き出し電極電流I+ の検出値とエ
ミッシ靜ン電流!、の設定値とを比較して電圧制御する
ようにしているため、エミッシ鐸ン電流1.を正確に所
定値にセットし保持することが可能となる。
また、本出願第2発明の電界放射形電子銃の電圧制御方
法では、加速電圧(−V*)の絶対値と引き出し電圧V
、の大小関係に応じて変化する引き出し電極電流1+の
検出値とエミッシ日ン電流■、の実際値との比を補正係
数として設定しておき、この補正係数を引き出し電極電
流I+の検出値に乗算したものをエミッシ日ン電流1.
の設定値と比較して電圧制御するようにしているため、
この場合もエミッシロン電流■、を正確に所定値にセッ
トし保持することが可能となる。
法では、加速電圧(−V*)の絶対値と引き出し電圧V
、の大小関係に応じて変化する引き出し電極電流1+の
検出値とエミッシ日ン電流■、の実際値との比を補正係
数として設定しておき、この補正係数を引き出し電極電
流I+の検出値に乗算したものをエミッシ日ン電流1.
の設定値と比較して電圧制御するようにしているため、
この場合もエミッシロン電流■、を正確に所定値にセッ
トし保持することが可能となる。
[実施例]
以下、図面を・参照しつつ実施例を説明する。
第1図は、本出願第1発明の電界放射形電子銃の電圧制
御方法を説明するための図である。
御方法を説明するための図である。
図中、10は陽極、11はエミッタ、12は引き出し電
極、13は電子ビーム、14は加速電圧印加手段、15
は引き出し電圧印加手段、16は電流設定手段である。
極、13は電子ビーム、14は加速電圧印加手段、15
は引き出し電圧印加手段、16は電流設定手段である。
第1図において、まず電子銃の始動時にエミッション電
流!、をセットする場合について説明する。この実施例
において従来のものと異なる点は、電流設定手段16が
引き出し電圧印加手段15だけでなく、加速電圧印加手
段14も制御する点である。
流!、をセットする場合について説明する。この実施例
において従来のものと異なる点は、電流設定手段16が
引き出し電圧印加手段15だけでなく、加速電圧印加手
段14も制御する点である。
すなわち、まず加速電圧印加手段14でVs&−gOk
vに設定した状態で引き出し電圧印加手段15を動作さ
せ、引き出し電圧V、を徐々に上昇させていく。すると
、引き出し電極電流I+が流れ出すが、このときには確
実にV+ >1−VsIの関係となっているため、引き
出し電極電流I+の値はエミッション電流1.の値とほ
ぼ等しくなっている。したがって、この引き出し電極電
流りの値を電流設定手段16で検出するとともにエミッ
ション電流!、の設定値と比較し、両者が等しくなるま
で引き出し電圧印加手段15を制御して引き出し電圧V
+を上昇させる。そして引き出し電極電流11の検出値
がエミッション電流1.の設定値と等しくなったところ
で引き出し電圧V+ の上昇を止めてそこで固定し、最
後に加速電圧印加手段14を動作させて所定の加速電圧
(−V・)まで上昇させるようにしている。
vに設定した状態で引き出し電圧印加手段15を動作さ
せ、引き出し電圧V、を徐々に上昇させていく。すると
、引き出し電極電流I+が流れ出すが、このときには確
実にV+ >1−VsIの関係となっているため、引き
出し電極電流I+の値はエミッション電流1.の値とほ
ぼ等しくなっている。したがって、この引き出し電極電
流りの値を電流設定手段16で検出するとともにエミッ
ション電流!、の設定値と比較し、両者が等しくなるま
で引き出し電圧印加手段15を制御して引き出し電圧V
+を上昇させる。そして引き出し電極電流11の検出値
がエミッション電流1.の設定値と等しくなったところ
で引き出し電圧V+ の上昇を止めてそこで固定し、最
後に加速電圧印加手段14を動作させて所定の加速電圧
(−V・)まで上昇させるようにしている。
次に、電子銃の使用中にエミッション電流I。
が低下してきたときに、当該エミッション電流1、を所
定の値にまで回復させる場合について説明する。この場
合にはまず、加速電圧印加手段14を動作させてV+
>l−v・1の関係が成立する値まで加速電圧(−V・
)を低下させる。そしてその状態を保持したまま、引き
出し電圧印加手段15を制御してエミッション電流1.
が所定Φ値に回復するまで引き出し電圧V+を上昇させ
る。
定の値にまで回復させる場合について説明する。この場
合にはまず、加速電圧印加手段14を動作させてV+
>l−v・1の関係が成立する値まで加速電圧(−V・
)を低下させる。そしてその状態を保持したまま、引き
出し電圧印加手段15を制御してエミッション電流1.
が所定Φ値に回復するまで引き出し電圧V+を上昇させ
る。
そして最後に加速電圧印加手段14を動作させて加速型
、圧(−V−)を所定の値まで上昇させるようにしてい
る。
、圧(−V−)を所定の値まで上昇させるようにしてい
る。
なお、以上の説明では加速電圧印加手段14を引き出し
電圧印加手段15と時間的にずれをもたせて動作させる
場合について説明してきたが、v+>1−vslの関係
が保たれる範囲であれば、加速電圧印加手段14と引き
出し電圧印加手段15とを同時に動作させ、引き出し電
圧■1と加速電圧(Vi)とを同時に上昇させていって
もよい。要するにv l> l −v s lの関係を
保持した状態で引き出し電極電流■、の値を検出すれば
よく、同時に動作させればそれだけ設定に要する時間を
短縮できる効果がある。
電圧印加手段15と時間的にずれをもたせて動作させる
場合について説明してきたが、v+>1−vslの関係
が保たれる範囲であれば、加速電圧印加手段14と引き
出し電圧印加手段15とを同時に動作させ、引き出し電
圧■1と加速電圧(Vi)とを同時に上昇させていって
もよい。要するにv l> l −v s lの関係を
保持した状態で引き出し電極電流■、の値を検出すれば
よく、同時に動作させればそれだけ設定に要する時間を
短縮できる効果がある。
次に、第2図は、本出願第2発明の電界放射形電子銃の
電圧制御方法を説明するための図である。
電圧制御方法を説明するための図である。
図中、20は陽極、21はエミッタ、22は引き出し電
極、23は電子ビーム、24は加速電圧印加手段、25
は引き出し電極印加手段、26は電流設定手段、27は
補正係数設定手段である。
極、23は電子ビーム、24は加速電圧印加手段、25
は引き出し電極印加手段、26は電流設定手段、27は
補正係数設定手段である。
第2図において、従来のものと異なる点は、補正係数設
定手段27が設けられているとともに、電流設定手段2
8が加速電圧(−V@)の値1.引き出し電圧V、の値
、および前記補正係数設定手段27の設定値を取り込ん
でいる点にある。
定手段27が設けられているとともに、電流設定手段2
8が加速電圧(−V@)の値1.引き出し電圧V、の値
、および前記補正係数設定手段27の設定値を取り込ん
でいる点にある。
ここで、補正係数設定手段27では、引き出し電圧V+
の値と加速電圧(−V・)の絶対値とをパラメータと
して、エミッション電流■、の値と引き出し電極電流1
+の値の比(I−/I+)を設定しておく。これらの設
定値は、あらかじめ実験等を行うことによって第4図に
示したような特性曲線を測定し、例えば記憶手段にマツ
プとして記憶させるようにすればよい。
の値と加速電圧(−V・)の絶対値とをパラメータと
して、エミッション電流■、の値と引き出し電極電流1
+の値の比(I−/I+)を設定しておく。これらの設
定値は、あらかじめ実験等を行うことによって第4図に
示したような特性曲線を測定し、例えば記憶手段にマツ
プとして記憶させるようにすればよい。
この実施例においてエミッション電流1.を所定値にセ
ットするには、加速電圧印加手段24と引き出し電圧印
加手段25とを適宜動作させて、加速電圧(−vs)と
引き出し電圧V+ とを上昇させていく。その際、その
加速電圧(−Vi)の値と引き出し電圧V、の値とを電
流設定手段26に入力する。電流設定手段26では従来
と同様に引き出し電極電流■1の値を検出するとともに
、前記加速電圧(V@)の値と引き出し電圧V。
ットするには、加速電圧印加手段24と引き出し電圧印
加手段25とを適宜動作させて、加速電圧(−vs)と
引き出し電圧V+ とを上昇させていく。その際、その
加速電圧(−Vi)の値と引き出し電圧V、の値とを電
流設定手段26に入力する。電流設定手段26では従来
と同様に引き出し電極電流■1の値を検出するとともに
、前記加速電圧(V@)の値と引き出し電圧V。
の値とをパラメータとして、補正係数設定手段27から
補正係数(1,/I+)を読み出す。そして、この補正
係数(1,/I+)を引き出し電極電流11の検出値に
乗算し、その乗算した値をエミッシ關ン電流■、の設定
値と比較して、両者が一致したところで引き出し電圧v
Iの上昇を止めるようにしている。
補正係数(1,/I+)を読み出す。そして、この補正
係数(1,/I+)を引き出し電極電流11の検出値に
乗算し、その乗算した値をエミッシ關ン電流■、の設定
値と比較して、両者が一致したところで引き出し電圧v
Iの上昇を止めるようにしている。
この第2発明の方法によれば、上述した第1発明に比べ
て、始動時の設定時間を短縮できるとともに、使用途中
で電子銃の動作を停止しなくてすむという利点がある。
て、始動時の設定時間を短縮できるとともに、使用途中
で電子銃の動作を停止しなくてすむという利点がある。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、これ
まで不可能に近かったエミッシ鱈ン電流の所定値への設
定および保持を確実に行うことができる。
まで不可能に近かったエミッシ鱈ン電流の所定値への設
定および保持を確実に行うことができる。
第1図は本出願第1発明の電界放射形電子銃の電圧制御
方法を説明するための図、第2図は本出願第2発明の電
界放射形電子銃の電圧制御方法を説明するための図、第
3図は従来の電界放射形電子銃の電圧制御方法を説明す
るための図、第4図は加速電圧と引出し電圧の関係に対
するエミッタ1ン電流と引き出し電極電流の特性を表し
た図である。 10、20. 30・・・陽極、 11、21、31・
・・エミッタ、 12,22.32・・・引き出し電極
、 13.23.33・・・電子ビーム、14.24.
34・・・加速電圧印加手段、15.25.35・・・
引き出し電圧印加手段、16.26.36・・・電流設
定手段、17・・・補正係数設定手段。 出 願 人 日本電子株式会社 代理人 弁理士 菅 井 英 雄(外5名)第1図 第2図 e
方法を説明するための図、第2図は本出願第2発明の電
界放射形電子銃の電圧制御方法を説明するための図、第
3図は従来の電界放射形電子銃の電圧制御方法を説明す
るための図、第4図は加速電圧と引出し電圧の関係に対
するエミッタ1ン電流と引き出し電極電流の特性を表し
た図である。 10、20. 30・・・陽極、 11、21、31・
・・エミッタ、 12,22.32・・・引き出し電極
、 13.23.33・・・電子ビーム、14.24.
34・・・加速電圧印加手段、15.25.35・・・
引き出し電圧印加手段、16.26.36・・・電流設
定手段、17・・・補正係数設定手段。 出 願 人 日本電子株式会社 代理人 弁理士 菅 井 英 雄(外5名)第1図 第2図 e
Claims (2)
- (1)陽極、当該陽極に対し負電圧を印加されるエミッ
タ、および前記陽極と前記エミッタとの間に配置され前
記エミッタに対して正電圧を印加される引き出し電極を
備えた電界放射形電子銃における前記負電圧および正電
圧を制御する方法において、前記負電圧の絶対値が前記
正電圧の絶対値よりも小さい状態を保ちながら引き出し
電極電流の検出値がエミッション電流の設定値に等しく
なるまで前記正電圧を上昇させ、しかるのち当該正電圧
の値を固定した状態で前記負電圧の絶対値を所定の値に
まで上昇させることを特徴とする電界放射形電子銃の電
圧制御方法。 - (2)陽極、当該陽極に対し負電圧を印加されるエミッ
タ、および前記陽極と前記エミッタとの間に配置され前
記エミッタに対して正電圧を印加される引き出し電極を
備えた電界放射形電子銃における前記負電圧および正電
圧を制御する方法において、引き出し電極電流の検出値
に所定の補正係数を乗算した値がエミッション電流の設
定値に等しくなるまで前記正電圧および前記負電圧の絶
対値を上昇させると共に、その際前記補正係数の値を前
記正電圧と前記負電圧の絶対値とに対応させて切り換え
ることを特徴とする電界放射形電子銃の電圧制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63321559A JPH02168546A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 電界放射形電子銃の電圧制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63321559A JPH02168546A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 電界放射形電子銃の電圧制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02168546A true JPH02168546A (ja) | 1990-06-28 |
Family
ID=18133919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63321559A Pending JPH02168546A (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 電界放射形電子銃の電圧制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02168546A (ja) |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP63321559A patent/JPH02168546A/ja active Pending
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