JPH0216940Y2 - - Google Patents

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JPH0216940Y2
JPH0216940Y2 JP9744784U JP9744784U JPH0216940Y2 JP H0216940 Y2 JPH0216940 Y2 JP H0216940Y2 JP 9744784 U JP9744784 U JP 9744784U JP 9744784 U JP9744784 U JP 9744784U JP H0216940 Y2 JPH0216940 Y2 JP H0216940Y2
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reaction force
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pressure
steering
valve
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【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] この考案は動力舵取装置において、車速に比例
して操舵反力を自動的に制御する反力調整装置に
関する。
[考案の背景] 動力舵取装置には運転者に適当な操舵感覚を与
えるように反力装置が併設してある。一般に操舵
抵抗は車輛などが停止しているときのいわゆるす
え切り時が最大で車輛が高速走行時には非常に小
くなる。従つて高速走行時にはほとんど動力舵取
装置の機能を働かせる必要がないのであり、この
ために前記のような反力装置を備えるのである。
しかし反力をあまり大きくとると据切りの時には
不都合が生じることは明らかで、これら両者の調
和を図るように適当な反力値を設定せんとして特
公昭56−42507号公報に示されるような操舵抵抗
に応じて反力値を自動的に調整し得る反力制御装
置が提案されている。
この従来の自動反力調整装置では、第4図に示
されるように、バルブスプール2の両端に形成さ
れている反力室4,4A,4Bに油圧ポンプから
の圧油を導く通路8,8A,8Bはスプール2内
に形成されており、またポンプポート12からパ
ワーシリンダへの供給圧が反力室4A,4B内の
圧力の影響を受けないように、あるいは更に反力
室4A,4B内の圧力をゼロに制御できるよう
に、通路8A,8B内にはそれぞれ固定オリフイ
ス10,10A,10Bが設けられている。しか
し、両通路8A,8B内に全く同一開口面積の固
定オリフイス10を形成することは非常に難し
く、オリフイス10A,10Bの開口面積がそれ
ぞれ異なることにより反力室4A,4B内の圧力
が必ずしも均一とならず、そのため左右の操舵の
バランスが悪くなるという欠点があつた。またバ
ルブスプール2内に通路8及びオリフイス10を
形成する作業は難しく、加工性が悪いという問題
点もあつた。
なお、第4図において、符号14は反力室4
A,4Bからタンクポート16に延びる通路途中
に設けられた可変オリフイス機構を備えた圧力制
御弁で、車速に応じ通路開口面積を変えることに
より反力室8A,8B内の圧力を制御できるよう
になつている。
[考案の目的] 本考案は前記従来技術の問題点に鑑み成された
もので、その目的は左右の操舵バランス性に優れ
た反力調整装置を提供することにある。
[考案の概要] 本考案に係る自動反力調整装置は、バルブハウ
ジング内に両反力室を連通する連通路を形成する
と共に、一個の固定オリフイスを介してこの連通
路に圧油源からの高圧を導くようにしたことを特
徴とするもので、これにより両反力室内の圧力は
常に同一に保持されるので、左右両方向への操舵
力はバランスし、走行安定性が一層向上するとい
うものである。またバルブスプール内に反力室へ
の圧油供給用通路を設けなくてもよいことから、
装置の加工性にも優れることとなる。
[考案の実施例] 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の実施を示すものである。
本実施例に係る自動反力調整装置は、操舵軸の
操舵により移動してパワーシリンダ(図示せず)
への圧油供給方向を切換えるバルブスプール30
と、バルブスプール両端に形成されるポンプ80
から圧油が供給されてスプール30の移動を抑制
する反力室50とを備えたパワーシリンダ制御バ
ルブ機構20と、反力室50からオイルタンク8
2への流路途中に設置され、コントローラ84か
らの信号により反力室50内の圧力を制御する反
力制御弁70とから構成されている。
車輛のハンドルは、操舵軸(図示せず)を介し
てピニオン軸22に接続され、ピニオン軸22に
はピニオン(図示せず)が固着されている。ピニ
オンと噛合するラツク(図示せず)がピニオン軸
22と直交して延在され、このラツクはパワーシ
リンダ内のピストンに連接されている。パワーシ
リンダ内のピストンは車輪のタイロツド連接され
ており、ハンドル操作によつてピニオン軸22を
介してラツクが摺動させられて車輪が転舵される
ようになつている。
バルブハウジング24内を貫通してピニオン軸
22が配設されており、バルブハウジング24に
はピニオン軸22と直交する方向にスプール挿通
孔32が形成され、このスプール挿通孔32内に
バルブスプール30が摺動可能に配設されてい
る。バルブスプール30には上下に貫通するピン
孔34が形成されており、このピン孔34とピニ
オン軸22は揺動レバ28によつて連結されてい
る。揺動レバ28には下端支点29回りに第1図
左右方向に揺動できるようになつており、揺動レ
バ28の揺動によりバルブスプール30が左右方
向に摺動するようになつている。スプール挿通孔
32内周面には、ポンプポート(図示せず)、こ
のポンプポートを挟んでシリンダポート35,3
9及びタンクポート37が設けられており、ポン
プポートにはポンプ82から高圧流体が供給さ
れ、タンクポート37からはオイルタンク82へ
流体が排出されるようになつている。
一方、バルブスプール30の外周面には、ポン
プポートに臨む位置に環状溝38が形成されてお
り、この環状溝38を介して高圧油がシリンダポ
ート35または36に選択供給されこれによつて
パワーシリンダが作動されるようになつている。
バルブスプール30の両端部には反力室50,
50A,50Bが形成され、バルブハウジング2
4内にはスプール挿通孔32と平行に延びて両反
力室50A,50Bを連通する連通路40が形成
されている。この連通路40にはバルブスプール
30の環状溝38にのぞむ開口通路42が形成さ
れ、ポンプポートから環状溝38、通路42、連
通路40を介して両反力室50A,50B内に圧
油が供給されるようになつている。また、この通
路42には固定オリフイス43が設けられてお
り、反力室50内の圧力をゼロに制御することが
できると共に、パワーシリンダ内の圧力が反力室
50内の圧力の影響を受けないようになつてい
る。
反力室50,50A,50Bにはピストン46
がそれぞれ組込まれており、ばね44に押されて
スプール側に押し付けられているが、反力室50
はスプール挿通孔32より膨径しており、ピスト
ン46はスプール挿通孔32内には入り込めず第
1図に示されるような中立状態では反力室の圧力
およびばね44のばね力がバルブスプール30に
作用しないようになつている。
連通路40のほぼ中央部にはオイルタンク82
に延びるオイル帰路となる通路86が設けられて
いる。この通路には通路の開口面積を制御できる
比例ソレノイド型圧力制御弁70が設置されてい
る。この圧力制御弁70の流体通路には車速に応
じて開口部を変化させる自動可変オリフイス72
が形成されている。この自動可変オリフイス72
は、流体の流出入口が互に直交状態に設けられた
流体通路内に絞り部74を設けると共に、この絞
り部41に臨ませたパイロツトスプール76の部
分76Aを円錐形に形成しソレノイド77の励磁
作用によつて摺動軸78と共にパイロツトスプー
ル76を摺動させて絞り部74の流体通路開口面
積を変えることができるようになつている。この
圧力制御弁70はコントローラ84に接続されて
おり、コントローラ84は例えばプロペラシヤフ
トなどに組付けられた車速センサ88に接続され
ている。そして比例ソレノイド77はコントロー
ラ84からの信号によつて車速に比例して通路開
口面積を変えるようになつており、これによつて
反力室50A,50B内の圧力が調整されて第3
図に示されるように、操舵トルク・パワーシリン
ダ出力特性が車速に応じて制御されることとな
る。即ち、第3図は、縦軸にパワーシリンダの出
力P、横軸に操舵トルクTをとつて示したもので
あるが、度V(V1<V2…Vn)が大きくなればな
る程△P/△Tが小さくなるように反力制御弁70を して反力室50内の圧力が制御されるのである。
次に、本実施例に係る自動反力調整装置の作用
を説明する。
いまハンドルを右方向(第1図矢印A方向)に
回動させると、ラツクの抵抗が大きいためピニオ
ン軸22はラツクに沿つてラツク移動方向と逆方
向に変位しようとして揺動レバ28を支点29を
中心に同方向(矢印B方向)に揺動させる。これ
によつてバルブスプール30が同方向(C方向)
へ移動してポンプポートとシリンダポート36が
環状溝38を介して連通し、ポンプ80からの圧
油がパワーシリンダに供給されてアシスト力が発
生する。
同時に連通路40を介して両反力室50A,5
0Bに高圧流体が作用し、バルブスプール30は
反力室50B内の高圧流体の抗力を受ける。とこ
ろでこの流体は可変オリフイス72を介してタン
ク側へと環流するため、上記抗力としてバルブス
プール30の端面に作用する流体圧力は固定オリ
フイス43と可変オリフイス72間の流体圧力比
によつて定められることとなる。そしてこの抗力
はバルブ反力として運転者に操舵感覚を与えるべ
く、揺動レバ28、ピニオン軸22、ハンドルな
どその他の構成部材を介してフイードバツクされ
るものである。
ところで、車輛が停止した状態で転向、即ち、
据切りを行う場合、車速センサ88からコントロ
ーラ84を介しての入力はないからソレノイド7
7は励磁せず、パイロツトスプール76は変位し
ない。このため自動可変オリフイス72の開口面
積は充分大きくなるから、反力室50A,50B
内の流体圧力は非常に小さく、従つてバルブスプ
ール30が受ける反力も小さなものとなり、据切
りの転舵力は動力舵取によつて丁度よい軽さにな
る。
そして、車輛が走行を開始すると、このとき車
速は車速センサ88によつて検出されコントロー
ラ84を介してソレノイド77に励磁信号を送
る。このコントローラ84からソレノイド77に
送られる励磁電流は車速に比列して増大するよう
になつている。
ソレノイド77の励磁作用により、摺動軸78
と一体となつてパイロツトスプール76は絞り部
74の方向に摺動し、オリフイス開口面積は縮小
して反力室50A,50B内の流体圧は高まる。
即ち、車速が増大し接地抵抗が増大すると、こ
のとき転向を行えば動力舵取によりハンドルは軽
くなりすぎて操舵感覚が失われるのであるが、上
記したように操舵反力を得るための反力室50
A,50Bの圧力は増大し揺動レバ28その他の
構成部材を介してハンドルにフイードバツクされ
るので、常に車速に応じた最適な一定の操舵力を
維持するのである。
また、高速運転時に自動可変オリフイス72を
全閉状態としてパワーシリンダ制御バルブ機構2
0における反力室50A,50Bへの供給圧力を
最大にすることにより、Vn曲線が最大に重い操
舵感覚の反力特性となり、更にこれを必要に応じ
第3図符号MSで示すようなマニユアルな状態に
近付けるようにすることも勿論可能である。
本実施例では、1個の固定オリフイス43を介
して両反力室50A,50B内に圧油を供給せし
める構造となつているので、両反力室50A,5
0B内の圧力は常に同一とされ、左右いずれの方
向に操舵しても操舵反力に差異が生じない。その
結果、安定した旋回走行が可能となる。
また、前記実施例で使用される圧力制御弁70
は、流体の流出入方向が直交する方向となつてい
るが、第2図に示されるように流体の流出入方向
が同方向となるように構成した圧力制御弁を用い
るようにしてもよい。この圧力制御弁90は、流
体通路内に、流体流れ方向と直交状態に、外周に
流体流出入口91,92に臨む環状溝93が形成
されたパイロツトスプール94を配設して構成さ
れ、ソレノイド95の励磁作用によつて摺動軸9
6と共にパイロツトスプール94を摺動させて環
状溝93と流体流入口91に設けられた絞り部9
1Aとの流体通路開口面積を変えることができる
ようになつている。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば左右方向の操舵反力のバランス性能がよくなつ
て安定した操舵が可能となる。またバルブスプー
ル内に反力室内への圧油供給通路を加工する必要
がなくなるので装置の加工性がよくなるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の概要図、第2図は本
考案に使用される圧力制御弁の他の実施例を示す
断面図、第3図は本実施例に係る自動反力調整装
置の操舵トルク・パワーシリンダ出力特性を示す
図、第4図は従来の自動反力調整装置の断面図で
ある。 20……パワーシリンダ制御バルブ機構、30
……バルブスプール、40……連通路、43……
固定オリフイス、50,50A,50B……反力
室、70……自動可変オリフイスを備えた反力制
御弁、80……ポンプ、82……オイルタンク、
84……コントローラ、88……車速センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操舵反力を制御バルブのバルブ反力として得る
    ようにバルブスプールの両端に反力室を有しこの
    バルブスプールの変位時に反力室に油圧源からの
    高圧を固定絞りを介して導く通路を設け、かつこ
    の反力室からタンク側へと圧油を逃す通路に自動
    可変オリフイスを設け、この自動可変オリフイス
    を車速を検出して動作する制御機構と連係し、車
    速の増加に応じて自動可変オリフイスを絞り油圧
    反力を増大させるようにした自動反力調整装置に
    おいて、前記反力室に高圧を導く通路は、両反力
    室を連通する連通路としてバルブハウジング内に
    形成されると共に、一個の固定絞りを介してポン
    プポートに接続され油圧源からの高圧がこの連通
    路に導かれるようになつていることを特徴とする
    自動反力調整装置。
JP9744784U 1984-06-28 1984-06-28 動力舵取装置の自動反力調整装置 Granted JPS6111472U (ja)

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JPS6111472U JPS6111472U (ja) 1986-01-23
JPH0216940Y2 true JPH0216940Y2 (ja) 1990-05-10

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ID=30657002

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