JPH02169624A - 芳香族ポリエステルの製造方法 - Google Patents

芳香族ポリエステルの製造方法

Info

Publication number
JPH02169624A
JPH02169624A JP32458488A JP32458488A JPH02169624A JP H02169624 A JPH02169624 A JP H02169624A JP 32458488 A JP32458488 A JP 32458488A JP 32458488 A JP32458488 A JP 32458488A JP H02169624 A JPH02169624 A JP H02169624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aromatic polyester
aromatic
reaction
borane
dicarboxylic acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32458488A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Tanitsu
忠男 谷津
Akio Ikeda
秋夫 池田
Hiromi Ueki
上木 弘美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP32458488A priority Critical patent/JPH02169624A/ja
Publication of JPH02169624A publication Critical patent/JPH02169624A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、芳香族ジカルボン酸のジアリールエステルと
21ilfiフエノールとから芳香族ポリエステルを製
造する方法に関する。
発明の技術的背景 芳香族ポリエステル、特に全芳香族ポリエステルは、耐
熱性、高強度、耐薬品性、電気的性質、低吸湿性などの
特徴に優れており、工業材料としては極めて有用が高い
従来、このような芳香族ポリエステルの製造方法として
は、2価フェノールのアルカリ水溶液と、水と相溶しな
い有機溶剤に溶解した芳香族ジカルボン酸ハライドとを
反応させる界面重合法(例えば11.M、Eareks
on、 J、Polym、Sc1..40.399(1
959)参照)、芳香族ジカルボン酸と2価フェノール
のカルボン酸エステルとを溶融重合させる方法(例えば
米国特許第4130545号公報参照)、あるいは芳香
族ジカルボン酸のジアリールエステルと21i!Iiの
フェノールとを溶融重合させる方法(例えば、特公昭3
8−15247公報参照)などが知られている。
しかしながら、例えば、上記の界面重合法においては、
反応の際に大量の溶媒を使用しなければならず、しかも
反応終了後には使用した大量の溶媒を回収しなければな
らない。さらに、反応により析出した芳香族ポリエステ
ルを、分離、洗浄、および乾燥等の工程にかけて処理し
なければならず、溶融重合に比較してプロセス的に複雑
で設備費も高価になる。また、この界面重合法では、モ
ノマーとしてジカルボン酸のハライドを使用するのが一
般的であり、この・ジカルボン酸のハライドは高価であ
るので、得られる芳香族ポリエステル自体も高価になり
、この方法はコスト的に不利である。
殊にこの方法で使用する・ジカルボン酸のハライドは、
不安定であり着色しやすいという性質をもつために、生
成した芳香族ポリエステルの分離、洗浄が不充分で芳香
族ポリエステル中にこのジカルボン酸のハライドが残存
すると、得られる芳香族ポリエステルが着色する。従っ
て、この方法を採用した場合には、透明性の高い芳香族
ポリエステルを製造することが困難である。
また、芳香族ジカルボン酸と2価のフェノールのカルボ
ン酸エステルとを溶融重合させることにより芳香族ポリ
エステルを得る方法は、重合に長時間を要する場合があ
り、さらに、得られる芳香族ポリエステルの重合度が充
分に高くならないことがある。また、この方法では、カ
ルボン酸が副生じ、重合時にこの副生じたカルボン酸を
重合系外に除去する必要がある。ところが、この副生じ
たカルボン酸を分解させずに完全に系外に除去すること
は難かしく、カルボン酸の分解物あるいは残存するカル
ボン酸によって得られる芳香族ポリエステルが着色する
ことがある。
さらに、芳香族ジカルボン酸のジアリールエステルと2
価フェノールとを溶融重合することにより芳香族ポリエ
ステルを製造する方法においても、上記の方法と同様に
重合に長時間を要する場合があり、また色相が優れた芳
香族ポリエステルは得られ難かった。
すなわち、例えば、特公昭38−15247公報に開示
された実施例によると、触媒として水素化リチウムを使
用して、テレフタル酸ジフェニルと2,2−ビス(4−
ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパンとを溶融重
縮合させた場合には、固有粘度が0.53の芳香族ポリ
エステルを製造するのに6時間15分を要し、しかも得
られた芳香族ポリエステルは褐色に着色していることが
記載されている。また同公報の別の実施例によると、触
媒としてカリウム硼水素化物を使用して、テレフタル酸
ジフェニルおよびイソフタル酸ジフェニルの等型温合物
と、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
(ビスフェノールA)とを溶融重縮合させた場合、固有
粘度が0.65の芳香族ポリエステルを得るのに6時間
20分を要し、しかも得られた芳香族ポリエステルは黄
褐色に着色していることが記載されている。
このように芳香族ポリエステルを製造するための従来の
方法を採用して、着色の少ない芳香族ポリエステルを製
造することは非常に困難であり、しかも反応速度が低い
ため、反応に長時間を要し、このような点で改善が望ま
れていた。
発明の目的 本発明は、芳香族ポリエステルを製造する新規な方法を
提供することを目的としている。
さらに詳しくは、本発明は、特定の触媒を用いることに
より、色相が優れた高重合度の芳香族ポリエステルを短
時間で製造することができる新規な方法を提供すること
を目的としている。
発明の概要 本発明に係る芳香族ポリエステルの製造方法は、ボラン
−第3級アミン錯塩化合物および/または第4級アンモ
ニウムボロハイドライド化合物の存在下に、次式[I]
で表わされる少なくとも一種類の芳香族ジカルボン酸の
ジアリールエステル;(ここで、Arn1は、炭素原子
数が6〜2oのアリーレン基であり、A r lは、炭
素原子数が6〜10のアリール基である。)と、 次式[R1で表わされる少なくとも一種類の2価フエ書
−ル; HO−Arn2−OH−[■] (ここで、Arn2は、炭素原子数が6〜20のアリー
レン基である。)とを反応させることを特徴としている
本発明の方法によれば、触媒としてボラン−第3級アミ
ン錯塩化合物および/または第4級アンモニウムボロハ
イドライド化合物を用いて、芳香族ジカルボン酸のジア
リールエステルと2価フェノールとの溶融重縮合反応を
行なっているので、重縮合の反応時間が短縮され、かつ
色相が優れた高重合度の芳香族ポリエステルを製造する
ことができる。特に本発明に係る製造方法は、全芳香族
ポリエステルの製造に適している。
発明の詳細な説明 次に本発明に係る芳香族ポリエステルの製造方法につい
て具体的に説明する。
本発明に係る芳香族ポリエステルの製造方法は、特定の
触媒の存在下に、芳香族ジカルボン酸のジアリールエス
テルと2価フェノールとを反応させることを特徴として
いる。
本発明で用いられる芳香族ジカルボン酸のジアリールエ
ステルは、次式[IFで表わすことができる。
ただし、上記式[I]において、Arntは炭素原子数
が6〜20のアリーレン基であり、A r 1は炭素原
子数が6〜10のアリール基である。
ここで、Arn1で表わされる炭素原子数が6〜20の
アリーレン基の例としては、以下に(1)、(2)およ
び(3)として記載する基を挙げることができる。
(1)次式[In]あるいは[IV]によってそれぞれ
表わされるような置換基を有するパラまたはメタのフェ
ニレン基、あるいは置換基を有しないパラ若しくはメタ
のフェニレン基。
てそれぞれ表わされる置換を有するパラまたはメタのビ
スフェノール残基、あるいは置換基を有しないパラまた
はメタのビスフェノール残基。
ただし、上記式[V]   [VI]および[■]にお
いて、Yは、 ただし、上記式[I11]および[IV]において、X
lはFSCj1%Brのようなハロゲン原子、炭素原子
数が1〜8のアルキル基および炭素原子数が6〜18の
アリール基の中から選択される原子若しくは基であり、
nは0〜4である。また上記式Cm]およびCN3にお
いて、Xlが複数あるときには、これらのXlは同一で
あっても異な−)ていてもよい。
(2)次式[V]   [VI]あるいは[■]により
のような二価の基(但し、式中R1およびR2はそれぞ
れ独立に水素原子、炭素原子数1〜8のアルキル基また
はハロアルキル基のうちのいずれかの基または原子であ
る)を表わし、X2はFlCl、、B「等のハロゲン原
子、炭素原子数が1〜8のアルキル基、および炭素原子
数が6〜8のアリール基のうちのいずれかの原子若しく
は基であリ、mは0〜4である。また、上記式[V][
VI]および[■]において、Yを介さずに芳香族環が
直接結合していてもよい。
なお、上記式[V]   [VI]およσ[■]におい
て、X2が複数あるときには、これらのX2は同一であ
っても異なっていてもよい。
(3)次式[■]によって表わされる置換を有するナフ
チレン基、または置換基を有しないナフチレン基。
ただし、上記式[■]において、X3は、F%C9,B
rのようなハロゲン原子、炭素原子数が1〜8のアルキ
ル基および炭素原子数が6〜8のアリール基のうちから
選択されるいずれかの原子若しくは基であり、またgお
よびnは0〜4である。
なお、上記式[■]において、X3が複数ある場合には
、これらのX3は同一であっても異なっていてもよい。
上記式[I]におけるA rn、は、例えば芳香族ジカ
ルボン酸から誘導することができ、このような芳香族ジ
カルボン酸の具体的な例としては、テレフタル酸、イソ
フタル酸、4.4−ジカルボキシジフェニル、3.4−
ジカルボキシジフェニル、ビス(4−カルボキシフェニ
ル)エーテル、ビス(4−カルボキシフェニル)メタン
、2.2−ビス(4−カルボキシフェニル)プロパン、
ビス(4−カルボキシフェニル)ケトン、ビス(4−カ
ルボキシフェニル)スルホン、1.4−ナフタリンジカ
ルボン酸、1.5−ナフタリンジカルボン酸、■、6−
ナフタリンジカルボン酸、■、7−ナフタリンジカルボ
ン酸、2.6−ナフタリンジカルボン酸、2.7−ナフ
タリンジカルボン酸を挙げることができる。さらにこれ
らの芳香族ジカルボン酸の芳香族環の水素原子は、前述
のようにハロゲン原子、アルキル基、アリール基等で置
換されていてもよい。
これらの芳香族ジカルボン酸の中で上記式[I]におけ
るA rnlを誘導するために用いられる芳香族ジカル
ボン酸としては、入手の容易性および価格を考慮すると
テレフタル酸およびイソフタル酸がとくに有用である。
さらにテレフタル酸とイソフタル酸との混合物を使用す
ることが特に好ましい。
次に上記式[I]においてA r 1で表わされる炭素
原子数が6〜10のアリール基について説明する。
このA r rは、次式[IX]によって表わされる置
換基を有するフェニル基あるいは置換基を有しないフェ
ニル基である。
ただし、上記式[IX]において、X4は、F%C9,
Brのようなハロゲン原子、炭素原子数が1〜4のアル
キル基、炭素原子数が1〜4のアルコキシル基および炭
素原子数が2〜4のケトアルキル基のうちから選択され
る原子若しくは基であり、kは0〜5である。なお、X
4が複数ある場合には、これらX4は同一であっても異
なっていてもよい。
従って、上記式[I]で表わされる芳香族ジカルボン酸
のエステルにおけるアリール基(Art)の具体的な例
として、は、フェニル基、−一トリル基、p−トリル基
、−一エチルフェニル基、p−エチルフェニル基、−プ
ロピルフェニル基、p−プロピルフェニル基、1−イソ
プロピルフェニル基、p−イソプロピルフェニル基、l
−ブチルフェニル基、p−ブチルフェニル基、腹−イソ
ブチルフェニル基、p−イソブチルフェニル基、−一タ
ーシャリブチルフェニル基、p−ターシャリブチルフェ
ニル基、3.4−ジメチルフェニル基、3,5−ジメチ
ルフェニル基、場−メトキシフェニル基、p−メトキシ
フェニル基、属−エトキシフェニル基、p−エトキシフ
ェニル基、鵬−クロロフェニル基、p−クロロフェニル
基、■−ブロモフェニル基、p−ブロモフェニル基など
を挙げることができる。
これらの芳香族ジカルボン酸のエステルを形成するアリ
ール基は、重縮合の際に、相当する1価フェノールにな
る。そしてこの1価フェノールは、通常反応系から除去
する必要がある。このためにアリール基としては、低沸
点の1価フェノールを生成し得る基であることが好まし
い。したがって、好ましいアリール基としては、フェノ
ールを生成するフェニル基、−一あるいはp−トロール
をそれぞれ生成する1−トリル基、p−トリル基を挙げ
ることができ、さらにこれらの中ではフェノールを生成
するフェニル基がもっとも好ましい。
なお、上記式[I]で表わされる芳香族ジカルボン酸の
アリールエステルにおいて、このエステルの両末端を構
成するA r lは同一の基であっても異なる基であっ
てもよい。
したがって、以上のことから本発明で用いられる式[I
]で表わされる芳香族ジカルボン酸のジアリールエステ
ルの具体的な例としては、テレフタル酸、イソフタル酸
、4,4−ジカルボキシジフェニル、3.4−ジカルボ
キシジフェニル、ビス(4−カルボキシフェニル)エー
テル、ビス(4−カルボキシフェニル)メタン、2.2
−ビス(4−カルボキシフェニル)プロパン、ビス(4
−カルボキシフェニル)ケトン、ビス(4−カルボキシ
フェニル)スルホン、l、4−ナフタリンジカルボン酸
、■、5−ナフタリンジカルボン酸、1.6−ナフタリ
ンジカルボン酸、1.7−ナフタリ、ンジカルボン酸、
2,6−ナフタリンジカルボン酸、2.7−ナフタリン
ジカルボン酸およびこれらの核置換誘導体の、フェニル
エステル、トリルエステル、エチルフェニルエステル、
プロピルフェニルエステル、イソプロピルフェニルエス
テル、ブチルフェニルエステル、イソブチルフェニルエ
ステル、ターシャリ−ブチルフェニルエステル、ジメチ
ルフェニルエステル、メトキシフェニルエステル、エト
キシフェニルエステル、アセチルフェニルエステル、ク
ロロフェニルエステル、ブロモフェニルエステルなどを
挙げることができる。
これらの芳香族ジカルボン酸のジアリールエステルは単
独で使用することもできるし、また組み合わせて使用す
ることもできる。
これらの芳香族ジカルボン酸のジアリールエステルの中
では、テレフタル酸ジフェニルおよびイソフタル酸ジフ
ェニルが好適に用いられる。そして、テレフタル酸ジフ
ェニルまたはイソフタル酸ジフェニルを単独で使用する
よりも、テレフタル酸ジフェニルとイソフタル酸ジフェ
ニルとを混合して用いることが好ましい。このように2
種類のジフェノールエステルを用いる場合、両者の混合
組成は適宜設定することができるが、生成する芳香族ポ
リエステル中におけるテレフタル酸から誘導される単位
とイソフタル酸から誘導される単位がモル比で5=95
〜95:5の範囲内になるようにテレフタル酸単位を含
む原料およびイソフタル酸を含む原料を混合して使用す
ることが好ましく、例えばテレフタル酸ジフェニルとイ
ソフタル酸ジフェニルとを混合して用いる場合、両者の
合計重量に対してテレフタル酸ジフェニルが5〜95モ
ル%の範囲であり、対応してイソフタル酸ジフェニルが
95〜5モル%の範囲にある混合物を用いることが好ま
しい。
上述したような本発明で用いられる芳香族ジカルボン酸
のジアリールエステルは一般によく知られているいくつ
かのエステル化反応によって得ることができる。
すなわち、対応する芳香族ジカルボン酸のシバライドと
対応する1価フェノールとを反応させる方法、対応する
芳香族ジカルボン酸と対応する1価フェノールの炭酸エ
ステルとを反応させる方法、対応する芳香族ジカルボン
酸と対応する1価フェノールとを触媒の存在下で反応さ
せる方法、対応する芳香族ジカルボン酸のジアルキルエ
ステルと対応する1価フェノールとを触媒の存在下で反
応させる方法などを挙げることができる。
このような方法によって得られる芳香族ジカルボン酸の
ジアリールエステルは、そのまま使用することもできる
が、再結晶あるいは真空蒸留などの方法を利用して精製
することが好ましい。特に芳香族ジカルボン酸のジアリ
ールエステルのハーゼン値が50以下、好ましくは40
以下、特に好ましくは30以下になるように精製するこ
とが望ましい。すなわち、芳香族ジカルボン酸のジアリ
ールエステルを精製して混在する不純物を除去すること
により、芳香族ジカルボン酸のジアリールエステル自体
の着色がなくなり、このような芳香族ジカルボン酸のジ
アリールエステルを使用することにより、優れた色相を
有し、しかも高い重合度を有する芳香族ポリエステルを
製造することが容易になる。
本発明において用いられる2価フェノールは次式[■]
で表わされる化合物である。
HOA rn2− OH・・・[II ]ただし、上記
式[■]において、Arn2は炭素原子数が6〜20の
アリレーン基である。
ここで、Arn2で表わされる炭素原子数が6〜20の
アリーレン基の例としては、上述の芳香族ジカルボン酸
のジアリールエステルにおけるArn1の説明の際に(
1) 、(2)および(3)として説明した基を挙げる
ことができる。ただし、本発明においては、Anrlと
Arn2とは同一であっても異なっていてもよい。
したがって、本発明において用いられる2価フェノール
の具体的な例としては、ハイドロキノン、レゾルシン、
4,4°−ジヒドロキシジフェニル、8.4゛−ジヒド
ロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)エ
ーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン1,2
.2−ビス(4−已ドロキシフェニル)プロパン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)スルホン、2.2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)゛ヘキサフルオロプロパン、■、4−ナフ
タリンジオール、l、5−ナフタリンジオール、1.6
−ナフタリンジオール、1.7−ナフタリンジオール、
2.6−ナフタリンジオール、2.7−ナフタリンジオ
ールおよびこれらの核置換誘導体を挙げることができる
これらの2価フェノールの中で、入手の容易性を考慮す
ると、本発明において式[n]で表わされる2価フェノ
ールとしては、ハイドロキノン、レゾルシン、4.4’
−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)エーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン
、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス(4−
ヒドロキシフェニル)スルホン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)へキサフルオロプロパン、2.6−
ナフタリンジオール、ビス(3,5−ジメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)メタンおよび2.2−ビス(3,5
−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパンが好ま
しい。これらの2価フェノールは単独で、あるいは組み
合わせて使用することができる。
さらにこれらの中では、2.2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパンは、工業的に製造されており安価に
大量に容易に入手できるので、とくに有用である。
なお、このような2価フェノールは、公知の方法を利用
して精製して使用することが好ましい。
特にハーゼン値が50以下、好ましくは40以下、特に
好ましくは30以下になるように精製して使用すること
が望ましい。
本発明の芳香族ポリエステルの製造方法は、上記のよう
な芳香族ジカルボン酸のジアリールエステルと2価フェ
ノールとを以下に記載するようなボラン−第3級アミン
錯体化合物およびヅまたは第4級アンモニウムボロハイ
ドライド化合物を用いて反応させる。
本発明において触媒として使用されるボラン第3級アミ
ン錯塩化合物は次式[X]で表わすことができる。
ここで、RI R2R3は、それぞれ独立に、炭素原子
数が1〜10のアルキル基、シクロアルキル基、アリー
ル基を表わし、さらにRとR2■ とが共同して環を形成していてもよく、またこの環中に
は二重結合が形成されていてもよい。すなわちRとR2
とが連結してアルキレン基を形成■ していてもよく、さらにRとR2とが連結してアルキリ
デン基を形成していてもよい。
したがって、これらのボラン−第3級アミン錯塩化合物
の具体的な例としては、ボラン−トリメチルアミン錯体
、ボラン−トリエチルアミン錯体、ボラ7−トリn−プ
ロピルアミン錯体、ボラン −トリイソプロピルアミン
錯体、ボラン−トリn−ブチルアミン錯体、ボラン−ト
リイソブチルアミン錯体、ボラン−トリn−ペンチルア
ミン錯体、ボラン−トリn−ヘキシルアミン錯体等のボ
ラン−トリアルキルアミン錯体; ボラン−シクロへキシルジメチルアミン錯体等のシクロ
アルキル基を有するアミンのボラン錯体;ボラン−トリ
ベンジルアミン錯体、ボラン−NN−ジメチルアニリン
錯体等のアリール基を有するアミンのボラン錯体; ボラン−4−ジメチルアミノピリジン錯体、ボラン−4
メチルモルホリン錯体、ボラン−4−エチルモルホリン
錯体、ボラン−4−フェニルモルホリン錯体、ボラン−
ピリジン錯体等のへテロ環を有するアミンのボラン錯体
を挙げることができる。
本発明においては、上記のボラン−第3級アミン錯塩化
合物の中でも、特にボラン−トリアルキルアミン錯塩を
使用することが好ましく、さらにボラン−トリメチルア
ミン錯体、ボラン−トリエチルアミン錯体、ボラン−ピ
リジン錯体、ボラン−4−メチルモルホリン錯体、ボラ
ン−4−エチルモルホリン錯体が特に好ましく使用され
る。
これらのボラン−第3級アミン錯塩化合物は、単独で使
用することもできるし、また組み合わせて使用すること
もできる。
また、本発明で使用される第4級アンモニウムボロハイ
ドライド化合物は次式[XI]で表わすことができる。
ここでR4R5R8R7は、それぞれ独立に、炭素原子
数が1−10のアルキル基、シフ結合が形成されていて
もよい。すなわち、RとR5またはRとR7とが連結し
てアルキレン基を形成していてもよく、さらにR4とR
5またはRとR7とが連結してアルキリデン基を形成し
ていてもよい。なお、RとRまたはR6とR7とが共同
して環を形成している場合、式[X!]において環の数
は1つである必要はなく、2個の環が形成されていても
よい。
したがって、本発明において使用することかできる第4
級アンモニウムボロハイドライド化合物の具体的な例と
しては、テトラメチルアンモニウムボロハイドライド、
テトラエチルアンモニウムボロハイドライド、テトラn
−プロピルアンモニウムボロハイドライド、テトラn−
ブチルアンモニウムボロハイドライド、テトラn−ペン
チルアンモニウムボロハイドライド、テトラ−n−ヘキ
シルアンモニウムボロハイドライドのようなアルキルボ
ロハイドライド; トリメチルシクロヘキシルメチルアンモニウムボロハイ
ドライドのようなシクロアルキルアンモニウムボロハイ
ドライド; トリメチルベンジルアンモニウムボロハイドライドのよ
うなアリールアンモニウムボロハイドライド; 4−トリメチルアミノピリジンボロハイドライドなどを
挙げることができる。
これらの第4級アンモニウムボロハイドライド化合物の
中では、テトラメチルアンモニウムボロハイドライドが
容易に入手できるので好ましい。
本発明において、触媒として、上記のボラン−第3級ア
ミン錯塩化合物および第4級アンモニウムボロハイドラ
イドの両者、もしくはボラン−第3級アミン錯塩化合物
および第4級アンモニウムボロハイドライドのうちのい
ずれか一方を使用する。
本発明の製造方法において、上記式[I1で表わされる
芳香族ジカルボン酸のジアリールエステルと上記式[n
]で表わされる2価フェノールとは、化学量論的に両者
の使用割合が、等モル±5モル%の範囲内になるような
量で使用することができ、等モル上3モル%の範囲内の
量で使用することが好ましく、さらに等モル上1モル5
以内の範囲内の量で使用することが特に好ましい。すな
イ〕ち芳香族ジカルボン酸のジアリールエステルを基準
にすれば、芳香族ジカルボン酸のジアリールエステル1
モルに対して、2価フェノールは通常0.95〜1.0
5モル、好ましくは0.97〜1.03モル、さらに好
ましくは0.99〜1.01モルの範囲内の量で使用さ
れる。
本発明において、芳香族ジカルボン酸のジアリールエス
テル[I1と2価フェノール[I1]との使用割合が上
記範囲を逸脱すると、還元比粘度[η  ]が0.6以
上の芳香族ポリエステsp/c ルを製造しにくくなる。このような還元比粘度[η  
]が0.6より大きい芳香族ポリエステsp/c ルは、分子量が高いので、機械強度などの物性に優れて
いる。
また、上記重合反応において触媒として、上記のボラン
−第三級アミン錯塩化合物および/または第4級アンモ
ニウムボロハイドライド化合物は、上記[I1で表わさ
れる芳香族ジカルボン酸のジアリールエステルに対して
、通常は0.0001〜10モル%、好ましくは0.0
005〜5モル%、とくに好ましくは0.001〜1モ
ル%の範囲内の量で使用され、る。
また、本発明においては、触媒としてボラン−第三級ア
ミン錯塩化合物および第4級アンモニウムボロハイドラ
イド化合物のいずれか一方を使用することができるから
、両者を併用する場合に、両者の配合割合に特に制限は
ないが、ボラン−第三級アミン錯塩化合物および第4級
アンモニウムボロハイドライド化合物とを、モル比で、
100:1〜1:100の範囲内にすることが好ましい
触媒の使用量を上記範囲内にすることにより、反応が円
滑に進行すると共に、触媒を使用したことに伴なう芳香
族ポリエステル樹脂の色相の低下もみられない。
なお、本発明において、上記の芳香族ジカルボン酸のジ
アリールエステルと2価フェノールとを特定の触媒の存
在下で反応させることにより、重合度が高く、しかも色
相の優れた芳香族ポリエステルを製造することができる
が、例えば、ジフェニルカーボネート、ジトリルカーボ
ネートなどのジアリールカーボネート、あるいはp−ヒ
ドロキシ安息香酸のフェニルエステル、■−ヒドロキシ
安息香酸のフェニルエステル、6−ヒトロキシナフタレ
ンー2−カルボン酸のフェニルエステルなどヒドロキシ
芳香族カルボン酸のアリールエステル等の他の成分が少
量存在していても重合反応の反応性が低下することはな
い。
また、上記重合反応の際には、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレートなどポリエステルの
製造の際に熱分解による着色を防止するために通常使用
されている安定剤を添加して、このような安定剤の共存
下で重合反応を行なうこともできる。このような安定剤
の例としては、リン酸、亜リン酸、リン酸エステル、亜
リン酸エステル(例えばトリフェニルホスフェート)な
どのリン化合物を挙げることができる。
上記重合反応は、通常は、溶媒を用いずに、芳香族エス
テルが溶融状態になるように加熱して行われる。ただし
、反応系における原料混合物あるいは生成する芳香族ポ
リエステルの粘度を調整し反応を円滑に進行させるため
等の目的で、反応溶媒を用いることもできる。
本発明の製造方法において、反応溶媒を使用する場合に
は、反応溶媒としては上記のような反応に対する反応性
を有しておらず、しかも比較的高い沸点(例えば180
℃以上、好ましくは200℃以上)の溶媒が好ましく使
用される。このような反応溶媒の具体的な例としては、
ジクロルベンセン、ジクロルエチルベンゼン、ベンゾフ
ェノン、ジフェニルエーテル、ジフェニルスルホン、ト
リフェニルエーテル、テトラフェニルエーテル、ターフ
ェニル、メタターフェニル、塩素化ビフェニル、臭素化
ビフェニル、塩素化ナフタレン、臭素化ナフタレンなど
を挙げることができる。これらの反応溶媒は、単独で使
用することもてきるし、組み合わせて使用することもで
きる。本発明において反応溶媒を使用する場合には、反
応溶媒の使用量は、生成する芳香族ポリエステル1重量
部に対して、通常は3重量部以下、好ましくは2重量部
以下、さらに好ましくは1重量部以下である。
反応溶媒を使用した場合、反応溶媒は、所望の段階で除
去することができる。例えば、反応溶媒は、重合の終期
の段階で系外に留去される。あるいは重合終了後に抽出
などの方法によって生成した芳香族ポリエステル中から
分離することもできる。
また、本発明の製造方法における反応温度、反応時間、
反応圧力などの製造条件は、得ようとする芳香族ポリエ
ステルの重合度等を考慮して適宜設定することができる
特に本発明の芳香族ポリエステルの製造方法は、還元比
粘度[η  ]か0.6以上の芳香族ポリsp/c エステルの製造方法として特に適しており、このような
芳香族ポリエステルを製造する際には、初期の反応温度
を通常は180℃〜320℃、好ましくは200℃〜3
00℃の範囲内にし、初期の反応圧力を常圧あるいはわ
ずかに減圧に設定することが望ましい。このような温度
および圧力条件で重合反応を行なうことにより、反応の
際に副生するフェノールのような1価アルコールを反応
系外に除去しながら初1期反応を円滑に行なうことがで
きる。このようにして初期の反応を行なった後、反応の
進行とともに生成するポリエステルの重合度が向上し、
反応速度が遅くなるので、次第に反応温度を上昇させる
と共に、真空度を上げ、撹拌下に反応を進行させる。こ
の場合、反応圧力を、例えば1關Hg以下になるように
高真空条件にし、反応温度は、通常270℃〜390℃
、好ましくは280℃〜380℃、さらに好ましくは3
00℃〜360℃の範囲内に設定される。
上記のような温度範囲に反応温度を設定して重合反応を
行なうことにより、原料あるいは生成する芳香族ボ′リ
エステルの熱分解反応を伴なわずに重合反応を進行させ
ることができ、さらに、反応速度も充分に高いので、還
元比粘度[η  ]がsp/e 016以上の芳香族ポリエステルを製造し易くなる。な
お本発明において、還元比粘度[η  ]Sp/c は、溶媒として0−クロルフェノールルを用いて1%の
溶液を調製し、25℃で測定した値である。
上記のような条件で反応を行なった場合の反応時間は、
通常0.5〜6時間、好ましくは0.8〜5.5時間、
さらに好ましくは1〜5時間の範囲である。
上記のようにして生成した芳香族ポリエステルは、常法
によって反応系から取り出され、溶媒を使用したような
場合には必要があればそれを除去したのち、チップ化な
どの通常の後処理が施される。
さらに上記のように溶融または溶液重合反応によって得
られた芳香族ポリエステルは、場合によっては、粉末状
、チップ状あるいは糸状にして、150℃以上の温度で
、しかも芳香族ポリエステルが固体状態を保持する温度
に加熱して、窒素などの不活性ガス気流中あるいは減圧
下に固相重合することもa効である。
また、本発明の製造方法は、多量の溶媒を使用して溶液
中で行なうこともできる。
上記のようにして得られた芳香族ポリエステルは、還元
比粘度[η  ]が0.6以上であり、sp/c さらにこの芳香族ポリエステルを用いて製造された厚さ
2II11のシートのL値(明度)は、通常85以上、
多くの場合88以上であり、またb値(黄着色度)は通
常0〜5.0、多くの場合0.5〜4.0の範囲内にあ
り、重合度が高いと共に、色相に優れている。特に本発
明の製造方法は、上記のような特性を有する全芳香族ポ
リエステルを製造する方法として特に適している。
発明の効果 本発明の製造方法によれば、重合度の高い芳香族ポリエ
ステルを短時間で製造することができる。
しかもこのようにして得られた芳香族ポリエステルは色
相が優れている。このような芳香族ポリエステルを用い
て、糸、フィルム、その他の形状の成形品を得ることが
できる。そして、このようにして色相が優れた芳香族ポ
リエステルを使用することにより、優れた色相の成形品
を得ることが可能になる。
さらにこのようにして製造された芳香族ポリエステルは
、耐薬品性、耐熱性、電気的性質にも優れ、さらに吸湿
性も低く、産業資材として広範囲の用途に使用すること
ができる。
実施例 以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
ただし、本発明は、これらの実施例によって限定される
ものではない。
実施例中、原料である芳香族ジカルボン酸のジアリール
エステルおよび2価フェノールの色相はJISK410
1に準じて、内径23mm、全長約180 ms+の共
栓付きガラス管に溶融後の試料の量が50 mlになる
ように試料を採取し、窒素置換後それぞれの試料の融点
より約20℃高い温度に加熱して試料を溶融し、そのノ
\−ゼン値を求めた。
また回収した芳香族ポリエステルの還元比粘度は、芳香
族ポリエステルの0−クロルフェノール1重量/容量%
溶液を調製し、この溶液を用いて25℃におけるこの溶
液の落下速度を測定し、次の式に従って求めた。
(T/To)−1 [η  ]− sp/c ただし、上記式における記号の意味は次の通りである。
T・・・ポリマー溶液の落下秒数 To・・・0−クロロフェノールの落下秒数C−・・濃
度(i g/ 100m1)また芳香族ポリエステルの
色相は、厚さ2順のシートを作製し、ロ本電色工業■製
、ND−1001DP型色差計を用いてL値(明度)お
よびb値(黄着色度)を測定した。
なお、以下に記載する実施例および比較例において、「
部」との表現は、特に限定しないかぎり「重量部」を表
わす。
実施例1 ハーゼン値30の2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン228.3部、ハーゼン値10のイソフタ
ル酸ジフェニル318.3部およびテトラメチルアンモ
ニウムボロハイドライド0.022部を、窒素導入管、
触媒導入管、攪拌機および留出管を装備したガラス製重
合器に装填し、重合器内を充分に窒素ガスで置換した後
反応混合物の温度を約20 (1℃に上げ攪拌下約10
分間かけて原料を溶融した。
その状態で約50分間保持した。次に反応温度を約29
0℃まで昇温し、かつ反応系を約10分間かけて約15
mmHgまで減圧した。この状態で約10分間保持した
。さらに約10分間かけて反応温度を約320℃まで昇
温し、減圧度を約0.5mmHgまで高めた。この状態
で約3時間30分攪拌を続けた。
このようにして反応を行なうことにより、重合器に装備
した留出管より反応生成物であるフェノールが留去され
た。
反応終了後、系内に窒素ガスを導入して系の圧力を常圧
にもどし反応物を反応槽からストランド状に抜き出し、
水中に浸漬して冷却した後裁断してペレット化した。得
られたペレットを約100℃で減圧下に乾燥させた。
このようにして得られたペレットを分析した結果、還元
比粘度[η8./。]は0.78であった。
またこのようにして、得られた芳香族ポリエステルのペ
レットをプレス成形機によって約270℃、100kg
/cjの条件で圧縮成形して厚みが約2II+1のシー
トを作製した。このシートの色相を調べた結果り値(明
度)は92であり、またb値(黄着色度)は1.2であ
った。
実施例2〜6 実施例1においてイソフタル酸ジフェニルのかわりに表
1に記載したノ\−ゼン値の芳香族ジカルボン酸ジアリ
ールエステルおよびそれらの混合物を表1に記載の量で
用いた以外は実施例1と同様にして、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパンと表1記載の芳香族ジ
カルボン酸ジアリールエステルとの芳香族ポリエステル
のペレットを製造した。
得られた芳香族ポリエステルのペレ・ソトを実施例1と
同tIに乾燥して、そのベレ・ソトの分析を行なった結
果、芳香族ポリエステルの還元比粘度[η  ]はそれ
ぞれ表1記載の通りであった。
sp/c また、このようにして得られた芳香族ポリエステルのベ
レットをプレス成形機によって約280℃、100kg
/c#の条件で圧縮成形して厚みが約2!Imのプレス
シートを作製した。このプレスシートの色相を測定した
結果、L値(明度)およびb値(黄着色度)はそれぞれ
表1記載の通りであった。
比較例1 実施例3における芳香族ポリエステルの製造において、
テトラメチルアンモニウムボロハイドライドを用いずに
反応を行なった以外は同様にして芳香族ポリエステルの
ペレットを製造した。
このようにして得られたペレットを実施例1と同様にし
て乾燥した。そのペレットを分析した結果、芳香族ポリ
エステルの還元比粘度[η  ]sp/c は0,50であった。
また、そのペレットを実施例2と同様にプレス成形して
作製した厚みが約211IIIのプレスシートの色相を
測定した結果り値(明度)は88であり、またb値(黄
着色度)は8であった。
比較例2 ハーゼン1ii30の2.2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン228.3部、ハーゼン値20のイソ
フタル酸ジフェニル159.2部、ハーゼンl1n20
のテレフタル酸ジフェニル159.2部および水素化リ
チウム2部を実施例1における芳香族ポリエステルを製
造したときに用いたと同じ装置に装填し、重合器内を充
分に窒素ガスで置換した後、反応混合物の温度を約20
0℃に上げ攪拌下約10分間かけて溶融した。その状態
で約10分間保持した。
次に反応温度を約290℃まで昇温し、かつ反応系を約
10分間かけて約15mmHgまで減圧した。この状態
で約10分間保持した。さらに約10分間かけて反応温
度を約320℃まで昇温し、減圧度を約0.5m■Hg
まで高めた。この状態で約4時間攪拌を続けた。これら
の反応中、装置に装備した留出管より反応生成物である
フェノールが留去された。
反応終了後、系内に窒素ガスを導入して系の圧力を常圧
にもどし、反応物を反応槽からストランド状に抜き出し
、水中に浸漬して冷却した後裁断してペレット化した。
得られたペレットを実施例1と同様に乾燥させた。
このようにして得られた芳香族ポリエステルのペレット
を分析した結果、芳香族ポリエステルの還元比粘度[η
  ]は0.82であった。また、sp/c その芳香族ポリエステルを実施例2と同様にプレス成形
して作製した厚みが約2 amのプレスシートの色相を
測定した結果、L値(明度)は88であり、またbli
fl(黄着色度)は13であった。
実施例7 実施例3における芳香族ポリエステルの製造において、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのか
わりにハーゼン値35の2.2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン182.6ffl(とハーゼン値2
0の4,4°−ジヒドロキシジフェニル37.2部との
混合物を用いた以外は同様にして反応を行ない、芳香族
ポリエステルのペレットを製造した。
得られたペレットを実施例1と同様に乾燥して分析を行
なった結果、還元比粘度[η  ]はsp/c 0.92であった。
また、その芳香族ポリエステルを実施例2と同様にプレ
ス成形して作製した厚みが約2市のプレスシートの色相
を調べた結果、L値(明度)は92であり、またb値(
黄着色度)は1.8であった。
実施例8 実施例3における芳香族ポリエステルの製造において、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのか
わりに、ハーゼン値20の2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン114.2部とハーゼン1il1
5のビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル
)メタン128.2部とを用いた以外は同様にしてテレ
フタル酸、イソフタル酸、2.2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパンおよびビス(3,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフェニル)メタンから誘導される成分単
位を有する芳香族ポリエステルのペレットを製造した。
得られたペレットの分析を行なった結果、還元比粘度[
η  ]は0.90であった。
sp/c また、その芳香族ポリエステルを実施例2と同様にプレ
ス成形して作製した厚みが約2關のプレスシートの色相
はL値(明度)が92であり、またb値(黄着色度)が
1.5であった。
実施例3における芳香族ポリエステルの製造において、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのか
わりに表2に記載したハーゼン値の2価フェノールを表
2記載の通りに用いた以外は同様にして芳香族ポリエス
テルのペレットを製造した。
得られたペレットを実施例1と同様に乾燥して分析を行
なった結果、還元比粘度[η  ]は表sp/c 2記載の通りであった。
また、これらの芳香族ポリエステルを実施例2と同様に
プレス成形して厚みが約2 mmのプレスシートを作製
した。このプレスシートの色相を測定した結果、L値(
明度)およびb値(黄着色度)は表2記載の通りであっ
た。
実施例11 実施例3の芳香族ポリエステルの一製造において、2.
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンの代りに
、ハーゼン値20のハイドロキノン55.1部トハーゼ
ン値15のレゾルシン55.1部とを用いた以外は同様
にして反応しハイドロキノン、レゾルシン、イソフタル
酸およびテレフタル酸から誘導される成分単位を有する
芳香族ポリエステルのペレットを製造した。
得られたペレットを実施例1と同様にして乾燥し、分析
した結果、芳香族ポリエステルの還元比粘度[η  ]
は0.88であった。
sp/c また、その芳香族ポリエステルを実施例2と同様にプレ
ス成形して作製した厚みが約2 mmのプレスシートの
色相を測定した結果、b値(明度)は91であり、また
b値(黄着色度)は2,2であった。
実施例12 実施例1の芳香族ポリエステルの製造において、2.2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのかわりに
ハーゼン値20のレゾルシン110.1部を用い、また
イソフタル酸ジフェニルのかわりにハーゼン値20のテ
レフタル酸ジフェニル318.2部を用いた以外は同様
にしてレゾルシンおよびテレフタル酸から誘導される成
分単位を有する芳香族ポリエステルのペレットを製造し
た。
そのペレットを実施例1と同様に乾燥して分析した結果
、芳香族ポリエステルの還元比粘度[η  ]は0.9
0であった。
sp/c また、その芳香族ポリエステルを実施例2と同様にプレ
ス成形して作製した厚みが約2wl11のプレスシート
の色相を測定した結果、b値(明度)は92であり、ま
たb値(黄着色度)は1.8であった。
実施例13 実施例3の芳香族ポリエステルの製造において、2.2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンのかわりに
ハーゼン値30の2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン114.1部とハーゼン値30の2.2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)へキサフルオロプロパ
ン168.1部を用いた以外は同様にして芳香族ポリエ
ステルのペレットを製造した。そのペレットを実施例1
と同様にして乾燥した。
得られたペレットを分析した結果、芳香族ポリエステル
の還元比粘度[η  ]は0.90でsp/c あった。
また、その芳香族ポリエステルを実施例2と同様にプレ
ス成形して作製した厚みか約2m−のプレスシートの色
相を7I#1定した結果、Lla(明度)は90であり
、b値(黄着色度)は2.8であった。
実施例14 実施例3の芳香族ポリエステルの製造において、テトラ
メチルアンモニウムボロハイドライドのかわりに、テト
ラn−ブチルアンモニウムボロハイドライド0.064
部を用いた以外は同様にして芳香族ポリエステルのペレ
ットを製造した。そのペレットを実施例1と同様に乾燥
した。
得られたペレットを分析した結果、芳香族ポリエステル
の還元比粘度[η  ]は0.95であsp/c った。
また、その芳香族ポリエステルのペレットを実施例2と
同様にプレス成形して作製した厚みが約2關のプレスシ
ートの色相を測定した結果、L(直は92であり、また
b値は1.3であった。
実施例15 実施例3の芳香族ポリエステルの製造において、安定剤
としてトリフェニルホスフェート0.14部を用い、原
料である2、2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、イソフタル酸ジフェニルおよびテレフタル酸ジフ
ェニルと上記の安定剤とを同時に反応器に装填した以外
は同様にして反応を行ない、芳香族ポリエステルのペレ
ットを製造した。
そのペレットを実施例1と同様にして乾燥した。
得られたペレットを分析した結果、芳香族ポリエステル
の還元比粘度[ηsp/c]は0.92であった。
また、そのペレットを実施例2と同様にプレス成形して
作製した厚みが約2IIIlのプレスシートの色相を7
tJP+定した結果、L値(明度)は92であり、また
b値(黄着色度)は1.0であった。
実施例16〜17 実施例3において、テトラメチルアンモニムボロハイド
ライドのかわりに表3に記載したボラン−第3級アミン
錯塩化合物を表3に記載の量で用だ以外は実施例3と同
様にして芳香族ポリエステルのベレットをそれぞれ製造
した。
得られた芳香族ポリエステルのベレットを実施例1と同
様に乾燥してそのベレットの分析を行なった結果、芳香
族ポリエステルの還元比粘度[η  ]はそれぞれ表3
に記載の通りであった。
sp/e また、このようにして得られた芳香族ポリエステルを実
施例3と同様にプレス成形して作製した厚みが約21の
プレスシートの色相を測定した結果、L値(明度)およ
びb値(黄色着色度)はそれぞれ表3記載の通りであっ
た。
比較例3 ハーゼン値35の2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンジアセテート312部とハーゼン値20の
イソフタル酸83.0部とハーゼン値20のテレフタル
酸83.0部およびチタニウムテトラブトキシド0.8
部を実施例1における芳香族ポリエステルを製造したと
きに用いたと同じ装置に装填し、重合器内を充分に窒素
ガスで置換した後、反応混合物の温度を約200℃に上
げ攪拌下、約10分間かけて溶融した。その状態で約1
0分間保持した。
次に反応温度を約290℃まで昇温し、かつ反応系を約
10分間かけて約15mmHgまで減圧した。この状態
で約10分間保持した。さらに10分間かけて反応温度
を約320℃まで昇温し、減圧度を約0.5 am H
gまで高めた。この状態で約4時間攪拌を続けた。これ
らの反応中、装置に装備した留出管より反応生成物であ
る酢酸が留去された。
反応社r後、系内に窒素ガスを導入して系の圧力を常圧
にもどし、反応物を反応槽からストランド状に抜き出【
7、水中に浸漬して冷却した後裁断してペレット化した
。得られたベレットを実施例1と同様にして乾燥した。
このようにして得られた芳香族ポリエステルのベレット
を分析した結果、芳香族ポリエステルの還元比粘度[η
  ]sp/c は0.76であった。また、その芳香族ポリエステルを
実施例2と同様にプレス成形して作製j7た厚みが約2
關のプレスシートの色相を11?1定した結果、L値(
明度)は86であり、またb値(Re色度)は12てあ
った。
比較例4 攪拌機を装備した3日フラスコにメチレンクロライド3
50部とテレフタロイルジクロライド10.2部および
イソフタロイルジクロライド10.2部の混合物を装填
する。水450部中に2.2−ビス(4−ヒドロキシフ
エニ、ル)プロパン22.8部とトリメチルベンジルク
ロライド1部および水酸化ナトリウム8.5部を含む溶
液を激しく攪拌りながら10分間にわたって添加する。
反応温度を約20℃に保ちつつ約90分間攪拌を続ける
。反応後、塩化メチレン相と水槽を分離して、水槽を除
去した後、ポリマー層に水2500部、濃塩酸2部を加
え、攪拌し、ポリマー槽を洗浄する。再び水槽を除去し
洗液が中性になるまで数回ポリマー槽を水洗する。その
後ポリマー槽にアセトンを加え、芳香族ポリエステルを
析出させた。得られた芳香族ポリエステルを約100℃
で減圧下に乾燥させる。
このようにして得られる芳香族ポリエステルの還元比粘
度[η  ]は0.88である。また、sp/c この芳香族ポリエステルを実施例2と同様にプレス成形
して作製した厚みが約2關のプレスシートのL&n(明
度)は91であり、またb値(黄軒色度)は6である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ボラン−第3級アミン錯塩化合物および/または
    第4級アンモニウムボロハイドライド化合物の存在下に
    、次式[ I ]で表わされる少なくとも一種類の芳香族
    ジカルボン酸のジアリールエステル; ▲数式、化学式、表等があります▼ ・・・[ I ] (ここで、Arn_1は、炭素原子数が6〜20のアリ
    ーレン基であり、Ar_1は、炭素原子数が6〜10の
    アリール基である。)と、 次式[II]で表わされる少なくとも一種類の2価フェノ
    ール; HO−Arn_2−OH・・・[II] (ここで、Arn_2は、炭素原子数が6〜20のアリ
    ーレン基である。)とを反応させることを特徴とする芳
    香族ポリエステルの製造方法。
  2. (2)ボラン−第3級アミン錯塩化合物が、ボラン−ト
    リアルキルアミン錯塩であることを特徴とする請求項第
    1項記載の芳香族ポリエステルの製造方法。
  3. (3)第4級アンモニウムボロハイドライド化合物が、
    テトラアルキルアンモニウムボロハイドライドであるこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の芳香族ポリエステル
    の製造方法。
JP32458488A 1988-12-22 1988-12-22 芳香族ポリエステルの製造方法 Pending JPH02169624A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32458488A JPH02169624A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 芳香族ポリエステルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32458488A JPH02169624A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 芳香族ポリエステルの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02169624A true JPH02169624A (ja) 1990-06-29

Family

ID=18167447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32458488A Pending JPH02169624A (ja) 1988-12-22 1988-12-22 芳香族ポリエステルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02169624A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6538065B1 (en) 2001-07-26 2003-03-25 General Electric Company Method for preparing copolyestercarbonates and articles therefrom
EP4400531A4 (en) * 2022-11-14 2025-07-30 Lg Chemical Ltd MONOMER COMPOSITION FOR SYNTHESIS OF RECYCLED PLASTIC, PREPARATION METHOD THEREOF, AND RECYCLED PLASTIC AND MOLDED ARTICLES USING THE SAME

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6538065B1 (en) 2001-07-26 2003-03-25 General Electric Company Method for preparing copolyestercarbonates and articles therefrom
EP4400531A4 (en) * 2022-11-14 2025-07-30 Lg Chemical Ltd MONOMER COMPOSITION FOR SYNTHESIS OF RECYCLED PLASTIC, PREPARATION METHOD THEREOF, AND RECYCLED PLASTIC AND MOLDED ARTICLES USING THE SAME

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2181141B1 (en) Insoluble and branched polyphosphonates and methods related thereto
US3395119A (en) Process for the preparation of linear thermoplastic mixed polyesters
US4617368A (en) Process for the production of colorless aromatic polyester and polyester carbonates
JPH07103231B2 (ja) 製造時ホスフアイトの添加による安定性に優れた芳香族ポリエステルの製造法
JPS60156724A (ja) 芳香族ポリエステル−カ−ボネ−トの製造法
US4123454A (en) Thermoplastic copolyesters
JPH023807B2 (ja)
EP0093891B1 (en) Heat-resisting aromatic polyester and process for preparing the same
US4171421A (en) Thermoplastic copolyesters
JPH0138788B2 (ja)
JP3365444B2 (ja) 芳香族ポリカーボネート及びその製造法
JPH0826142B2 (ja) ポリカーボネートの製造法
US5519106A (en) Process for the preparation of aromatic polycarbonate resins
JPH02169625A (ja) 芳香族ポリエステルの製造方法
JPH0420523A (ja) ポリカーボネートの製造方法
JPH02169623A (ja) 芳香族ポリエステルの製造方法
GB2045785A (en) Melt process for preparing copolyesters using triarylphosphine catalysts
JPH03128926A (ja) 芳香族ポリエステルの製造方法
JP2698667B2 (ja) 芳香族ポリエステルの製法
JPH03259919A (ja) 芳香族ポリエステルの製造法
JPH04236224A (ja) 芳香族ポリエステルの製造方法
JPH03128928A (ja) 香芳族ポリエステルの製造方法
JPH03128927A (ja) 芳香族ポリエステルの製造方法
JPH0733866A (ja) 芳香族ポリカーボネート樹脂の製造法
JPS585929B2 (ja) コウブンシリヨウリンガンユウジユウゴウタイノセイゾウホウホウ