JPH02171644A - 電子計数装置 - Google Patents

電子計数装置

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JPH02171644A
JPH02171644A JP32835688A JP32835688A JPH02171644A JP H02171644 A JPH02171644 A JP H02171644A JP 32835688 A JP32835688 A JP 32835688A JP 32835688 A JP32835688 A JP 32835688A JP H02171644 A JPH02171644 A JP H02171644A
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voltage
light
measurement
humidity
anode
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JP32835688A
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English (en)
Inventor
Masayuki Uda
応之 宇田
Atsushi Manmoto
敦 万本
Hiroshi Ishida
博志 石田
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Hochiki Corp
RIKEN
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Hochiki Corp
RIKEN
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Publication date
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分界J 本発明は、光エネルギーの照射で試料から放出された電
子の数を計数する電子計数装置に関する。
[従来技術] 従来、例えば半導体等の試料表面に形成された酸化膜の
膜厚を計測する方法として、試料表面に光を照射し、光
の照射により試料上の薄膜を通って外部に放出される電
子を電子検出部により計数して膜厚を計測する方法が知
られている(特開昭60−262005号等)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の電子計数装置にあって
は、電源を投入した際に、計測開始に先立って試料に照
射する光量、電子検出部の陽極電圧や格子電圧等を最適
状態に初期設定しているが、計測中に温度、気圧及び湿
度が変化すると、初期設定した最適計測条件から外れる
ようになり、これに気付かずに計測を行なっていた場合
には良好な計測結果が得られないという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、電源投入時及び計測中の計測環境条件の変化に影
響されることなく常に最適計測条件のもとに信頼性の高
い計測結果が得られるようにした電子計数装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明にあっては、試料に光を
照射し、該試料から放出される電子を電子検出部に導入
して電子の数を計数する電子計数装置に於いて、計測場
所近傍の温度、気圧及び湿度を検出する検出手段と;電
源投入時に前記検出手段による少なくとも温度および湿
度の検出出力が一定範囲内に入るように安定した時に測
定を開始する制御手段と:前記検出手段の検出値が予め
定めた閾値を越えて変化した事を判別して出力する環境
判別手段と:前記環境判別手段の判別出力を受けたとき
に、光量、陽極電圧及び格子電圧の初期設定を要求表示
する表示手段と;を設けるようにしたものである。
[作用コ このような構成を備えた本発明の電子計数装置によれば
、電源投入直後にあっては、光源及び回路等の発熱で装
置内の測定環境温度は上昇を始め、また装置内に対する
ドライエアの供給開始により測定環境湿度は下がり始め
るようになり、この電源投入直後における温度及び湿度
のセンサ出力を監視し、温度及び湿度が一定範囲内に安
定したことを検出した時、具体的には温度及び湿度の時
間変化率(微分値)が一定値以下となった時に、測定を
開始させることになる。
この測定開始は、まず光源装置の光量、電子検出部の陽
極電圧及び格子電圧の初期設定を行なうことになるが、
このとき測定環境の温度及び湿度は一定範囲内に落ち着
いているため、安定状態で最適な初期設定ができ、その
俊の温度及び湿度の変動は比較的少ないため、計測中に
おける再度の初期設定を必要最小限に抑えることができ
る。
また計測開始復に、初期設定された温度、気圧及び湿度
の初期値の各々に対し、例えば温度については±5°C
以上、気圧については±10mmHg、湿度については
±10%以上の変化が生ずると、光量Lp、陽極電圧V
a、及び格子電圧Vgl。
VCl2の再度の初期設定の要求表示が出され、現在の
設定条件のもとでは最適計測結果が得られないことを報
知する。
このような初期設定の要求表示が出されたならば、オペ
レータの手動操作若しくは自動的に光量、陽極電圧及び
格子電圧が現在の環境条件のもとに最適となるように初
期値の再設定が行なわれ、その結果、常に最適計測条件
のもとに計測作業を行なうことができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示した説明図である。
第1図において、1は電子検出部であり、下部に検出窓
2を開口した金属性のケース3を有し、ケース3は接地
接続されている。ケース3内には陽極リング4が配置さ
れ、陽極リング4には高電圧源23から陽極電圧Vaが
印加され、@接電圧Vaは必要に応じてva−3,0K
V〜4.0KVの範囲で可変することができる。
陽極リング4の検出窓2側には第1格子電極5と第2格
子電@6とが順次配置される。
第1格子電極5には第1パルス発生器20の出力が接続
され、第1パルス発生器20は第1格子電極5に第1格
子電圧G1として例えばG1−100■を印加している
。また、第2格子電極6には第2パルス発生器22の出
力が接続され、第2パルス発生器22は第2格子電圧G
2として例えばG2=80Vを印加している。
第1パルス発生器20及び第2パルス発生器22は陽極
リング4の電圧変化をコンデンサCを介して取出す増幅
器18の出力が接続される。
陽極リング4の印加電圧は検出窓2より電子を導入した
ときに生ずる気体放電により第2図(a)に示すように
パルス的に立下がり、増幅器18より陽極電圧の立上が
り変化が第1パルス発生器20に与えられると、第1パ
ルス発生器20は第2図(b)に示すように、それまで
の第1格子電圧G1を気体放電を阻止するため所定電圧
△Vだけアップしたフェンチングミ圧vqとなる矩形波
パルスをクエンチング時間τに亘って出力する。ここで
フェンチングミ圧VQを与える電圧ΔVとしては例えば
ΔV=300Vに設定されており、従って電圧パルスを
受けると第1格子電極5の電圧G1はそれまでの100
Vから300Vアツプした400Vに変化する。
一方、第2パルス発生器22は増幅器18より電圧パル
スを受けると第2図(C)に示すように、それまでの第
2格子電圧G2を一30Vにクエンチング時間τに亘っ
て変化させる矩形波パルスを発生する。例えば第2格子
電圧G2=80Vであったとすると、1’lOV下げた
矩形波パルスを発生するようになる。
この第1パルス発生器20及び第2パルス発生器22に
よるクエンチング時間τに亘る矩形波パルスの作用は、
試料12から放出された電子が陽極リング4に近づくと
陽極リング4の近傍の高電界によって電子が加速されて
気体放電現象を引き起こす。そして、この放電により生
じた光や陽イオンによる2次電子が連続して次の気体放
電を弓き起こそうとする。このとき第1パルス発生器2
0でクエンチング時間τに亘ってフェンチングミ圧Vq
にアップすることで、陽極リング4と第1格子電極5と
の電位差が例えばへV=300V分だけ下がり、放電電
圧に達することができず、なだれ的な放電は阻止される
また、第2パルス発生器22のクエンチング時間τに回
り一30Vに下げる矩形波パルスの出力は、増幅作用を
伴う気体放電により発生した陽イオンを第、2格子電極
6で捕捉して中和し、これによって陽イオンが試料12
に到達して光電子の放出作用に影響を及ぼすことを防ぐ
と同時に、外部からの電子の導入を遮断する。
電子検出部1の検出窓2の下方には試料台13が設けら
れ、試料台13にセットされた試料12に対しては光源
装置7より所定の単波長光が照射されている。光源装置
7は重水素ランプ等の光源8と、光源8からの光を単波
長化するモノクロメータ9を備え、更にモノクロメータ
9の前後に光強度を調整するためのスリット10.11
を設けている。モノクロメータ9は所定の波長域、例え
ば200nm〜350nmの範囲で単波長光を走査する
機能を持ち、この波長走査により例えば試料12の仕事
関数を求めるための測定結果を得ることができる。
試料台13における試料12をセットしない状態での光
源装置7からの光の照射位置には受光素子15が設置さ
れており、受光素子15の受光出力は光量測定手段16
に与えられ、試料12の測定前における光源装置7から
の光量を検出できるようにしており、この光量測定手段
16の測定結果に基づいて、後の説明で明らかにする初
期設定の際の光量設定(補正係数の設定)が行なわれる
一方、電子検出部1の増幅器18より出力される電圧パ
ルスに基づいて電子数を計数する計測回路として計数手
段24が設けられ、計数手段24は例えば単位時間当り
の電子計数率(cps)を出力する。計数手段24の出
力は演算手段26に与えられており、演算手段26は計
数手段24から得られる電子計数率Nに基づいて陽極リ
ング4の陽極電圧va、第1格子電極5の格子電圧G1
及び第2格子電極6の格子電圧G2を初期設定の際に最
適値に制御する演算処理機能を有する。また、演算手段
26には光量測定手段16の測定出力が与えられている
ことから、演算手段26は光量測定手段16で検出され
た光量に基づいて電子計数率Nを補正して出力する。
演算手段26に続いては表示手段28が設けられ、表示
手段28は計数手段24で得られた電子計数率Nをその
まま表示するか、若しくは演算手段26で得られた試料
12の表面に形成された酸化膜の膜厚Tの演算結果を表
示するようになる。
一方、計測場所の環境条件の変化を判別するため環境モ
ニタ手段32が設けられ、環境モニタ手段32には温度
センサ34、気圧センサ36及び湿度センサ38が接続
されている。
環境モニタ手段32は、次の2つの制′nIEN能を有
する。
■電源投入時に温度センサ34及び湿度センサ38の検
出出力が一定範囲に入るように安定した時に測定開始を
指令する制御機能:■計測開始後に、温度センサ34、
気圧センサ36、湿度センサ38の少なくともいずれか
1つの検出出力が予め定めた閾値を越えて変化したこと
を判別して出力する機能: 具体的には、■の機能については、電源投入後に温度セ
ンサ34及び湿度センサ38の検出出力を一定周期でサ
ンプリングし、検出値の時間変化率、即ち微分値が一定
値以下となった時に安定状態に入ったと判定して演算手
段に測定開始を指令する。
また■の機能については、測定開始で最初に行なう光量
、陽極電圧及び格子電圧の初期設定の際に、温度センサ
34、気圧センサ36及び湿度センサ38の検出値を初
期値として読込んで記憶し、計測中にあっては所定の検
出サイクル毎に各検出値を初期値と比較し、初期値に対
し予め定めた閾値以上の変化を生じたときに環境変化の
判別出力を生ずる。ここで環境モニタ手段32における
温度、気圧及び湿度の変化を判別する閾値としては、例
えば温度については±5°C1気圧については±10m
mHg、湿度については±10%が設定される。
このような環境モニタ手段32にあわせて本発明にあっ
ては時間計測手段30が設けられ、時間計測手段30は
計測開始からの経過時間を計測し、予め定めた設定時間
、例えば4時間に達したときに時間計測出力を生ずる。
環境モニタ手段32及び時間計測手段30の出力は演算
手段26に与えられており、演算手段26は電源投入後
に環境モニタ手段32より温度及び湿度が安定したこと
の判定出力を受けると光量、陽極電圧、及び格子電圧の
初期設定を行なって測定を開始し、また測定中に環境モ
ニタ手段32の環境変化判別出力及び又は時間計測手段
32の夕。
イムアップ出力を受けたとき、演算手段26は表示手段
28に再度の初期設定の要求表示をランプ点灯若しくは
ブザー鳴動等により行なわせる。
また、この実施例にあっては、演算手段26は光量、陽
極電圧及び格子電圧の自動設定機能を有することから、
時間計測手段30又は環境モニタ手段32の出力を受け
ると自動的に光量、陽極電圧及び格子電圧の初期設定及
び再度の初期設定を行なうようになる。
第3図は第1図の実施例における電源投入時の初期設定
(測定開始)及び計測中の再度の初期設定の処理動作を
示したフローチャートである。
まず装置の電源を投入すると第3図のフローが開始され
、ステップS1で温度センサ34及び湿度センサ38の
センサ出力を読込む。続いてステップS2で検出した温
度と湿度の各々につき単位時間当りの変化量が所定の閾
値以内に収まっているか否か判定し、所定の範囲に収ま
るまでステップ31.32の処理を繰り返す。ステップ
S2で温度及び湿度の両方が所定の範囲に収まって安定
したことが判定されるとステップS3に進み、演算手段
を経由して表示手段28に初期設定の要求表示を行なう
。次にステップS4で初期設定の要求表示を見たオペレ
ータの手動操作又は演算手段26による自動制御によっ
て光量、陽極電圧及び格子電圧の初期設定が行なわれ、
計測が開始しされる。
この計測開始時にはステップS5に示すようにステップ
S2の安定状態に使用すべくステップS1で読込まれた
最新の温度センサ34、気圧センサ36及び湿度センサ
38の検出値を初期値To。
po 、woとして記憶し、同時に時間計測手段30の
タイマをスタートする。
続いてステップS6に准み、所定の検出サイクルに達し
たときに温度センサ34、気圧センサ36及び湿度セン
サ38のセンサ出力を読込み、ステップ87〜S9のそ
れぞれで検出値と初期値との差の絶対値を、予め定めた
閾値Δ丁、ΔP、△Wと比較する。更に、ステップSI
Oでは計測手段30の計測時間が設定時間に到達したか
否か判別する。ステップS7〜S9でセンサ検出値のい
ずれかが閾値を越えると、ステップS3に戻って演算手
段26を経由して表示手段28に初期設定の要求表示を
行ない、ステップS4に進んで初期設定要求表示を見た
オペレータの手動操作、又は演算手段26による自動制
御によって光量、陽極電圧及び格子電圧の再度の初期設
定が行なわれる。
勿論、ステップSIOで計測時間が設定時間に到達した
場合も同様である。
次に、演算手段26で初期設定の際に行なわれる光量、
陽極電圧及び格子電圧の設定制御を説明する。
まず、光源装置7からの光量調整を説明する。
第4図は光源装置7のモノクロメータ9により試料12
に照射する単波長光を所定の波長域で走査したときの光
量変化を示したグラフ図である。
このグラフ図に実線Aで示すように、初期状態にあって
は光源装置7の光源8及びレンズ等に汚れがないことか
ら、モノクロメータ9により波長走査を行なったときの
光量は各波長において最大光量として得られる。
ところで光源8の分光特性は各波長で一定とはならず、
例えば第4図の曲線Aに示すように強度変化を示す。
そこで演算手段26にあっては、光源装置7の分光強度
の変動に対し、例えば波長λOにあける光IWOで与え
られる一定の基準光ff1Woとなるように電子計数率
Nの補正を施す。
即ち、モノクロメータ9により波長域λO〜λnの範囲
で波長走査を行なって各波長λO2λ1.λ2、・・・
λi、・・・λnのそれぞれにおける光量WO2W1.
W2.・・・Wi、・・・Wnを求め、この測定光量を
基準光量WOに補正するための補正係数KO−knを次
式により各波長毎に求める。
Ko =Wo /W。
Kl =Wo /WI K2 =Wo /W2 に+=Wo/W ・ ・ ・ (1) Kn =WO/Wn 一方、計測手段24で計測した電子数Noは第2図に示
したようにデッドタイムとなるクエンチング時間τを除
いた時間での電子数であることから、例えば、 N=No/ (1−No ・τ) ・・・(2)但し、
N :放出電子数 NO=測定した電子数 τ :クエンチング時間 としてデッドタイムとしてのクエンチング時間τ分の電
子数を補正した放出電子数Nを求める。
そして、演算手段26は各走査波長で得られた前記第(
2)式で得られる放出電子数Nについて前記第(1)式
で与えられる対応波長の補正係数を用いて、 Nt =N −Kr       ・・・ (3)どじ
で基準光IWOの照射で得られる真の放出電子数Ntを
求める。
次に、第4図の破線Bで示すように、光源装置7の光学
部材の汚れ等により試料12に照射される光量が減少し
たときには、具体的には時間計測手段30又は環境モニ
タ手段32の出力に基づいて初期設定の要求表示が行な
われたときには、試料12の測定に先立ってモノクロメ
ータ9により波長域λO〜λnの範囲で単波長光を走査
しく自動又は手動)、光量測定手段16によって第4図
の破線Bで示すような走査波長に対する光量特性を求め
る。
このようにして光量が減少した破線Bの光量を走査波長
範囲で求めたならば、前記第(1〉式における分母WO
1〜Wniに置き換えて補正係数KO〜Knを求め、そ
の後に計数手段24で得られた試料12からの測定電子
数Noから前記第(2)式によって放出電子数Nを求め
、更に第(1)式で求めた補正係数1(iを用いて測定
波長λiにおける真の放出電子数Ntを前記第(3)式
から演算するようになる。
この結果、光源装置7における光源8の劣化若しくは光
学部材の汚れ等により試料12に照射される光量が減少
したとしても、常に初期状態における光量(但し、分光
特性を一定値に補正)と同じ光量の照射を受けたと同じ
状態で真の放出電子数Ntを求めることができる。
尚、第1図の光量測定手段16にあっては、受光素子1
5で検出された光量が予め定めた閾値レベル以下となっ
たときには警報信号を出力して光学系の清掃や光源8の
交換を促すようにしても良い。
次に、演算手段26における初期設定の際の陽極電圧y
a及び格子電圧G1.G2の設定制御を説明する。
第5図は演算手段26における電極電圧の設定処理を示
したフローチャートである。
まず、第5図のステップS1から84までの処理により
高圧電源23を制御して陽極リング4に印加する陽極電
圧vaの最適設定処理が行なわれる。
この最適陽極電圧の設定処理は、第1図に示すように試
料台13に適宜の基準となる試料12をセットした状態
で光源装置7より所定波長の単波長光を照射して電子を
放出させ、試料12から放出された電子を電子検出部1
に導入して計数手段24により電子数Nを測定する。
即ち、初期状態にあって演算手段26は高圧電源23に
よる陽極電圧Vaを電圧可変範囲3.0〜4.0KVの
最低値Va =3.0KVに設定しており、この初期状
態からステップS1に示すように陽極電圧vaを上昇さ
せる。ステップS1の陽極電圧の上昇に対し次のステッ
プS2において計数手段24から得られる電子計数率(
単位時間当りの電子数〉Nをバックグラウンドノイズで
定まる閾値Noと比較しており、電子計数率Nが閾値N
o以上になることを判別すると、このときの陽極電圧を
放電開始電圧Vsとして検出し、次のステップS3に進
む。ステップS3においては放電開始電圧VSに予め定
まっているプラトー電圧幅pwの半分の電圧を加え合わ
せた電圧を最適陽極電圧vaOとして演算し、次のステ
ップS4で最適陽極電圧Vaoとなるように高圧電源2
3を制御する。
ここで、陽極電圧Vaを変化させたときの計数率Nは第
6図に示す特性となる。即ち、陽極電圧Vaを増加させ
ていくと、ある電圧でバックグラウンドノイズで定まる
閾値Noを越える計数率Nが得られ、この閾値Noを越
える電圧を放電開始電圧VSとして検出している。更に
、陽極電圧を増加させると陽極電圧の変化に対しある範
囲では計数率Nが略一定値に収まっており、この陽極電
圧の変化に対し計数率Nhり一定値に収まっている範囲
をプラトー電圧幅pwと定義する。
更に、プラトー電圧幅PWを越えて陽極電圧を増加させ
ると、計数率Nが急激に増加して計数不能状態となる。
この第6図に示す計数率が略一定となる陽極電圧の範囲
を与えるプラトー電圧幅PWは、第2図(b)に示した
フェンチングミ圧■qを与える第1格子電圧G1の変化
分Δ■に等しい電圧幅として与えられる。
従って、第5図のステップS3で求める最適陽極電圧■
aOとしては、第6図に示した特性曲線におけるプラト
ー電圧幅pwの中心の電圧を最適陽極電圧vaOとして
設定することになる。
このように陽極最適電圧VaOがプラトー幅pwの中心
に設定された場合、気圧や温度の変化に対し第6図に示
す特性曲線は破線で示すようにシフトする変動を生ずる
が、この変動幅が±Pw/2以内にある限り最適陽極電
圧yaoはプラトー幅PWの中に収まっており、気圧や
温度が変動しても計数率Nはほとんど変動せず、気圧や
温度の変動に対し安定した計数結果を得ることができる
再び第5図を参照するに、ステップS4までの処理によ
り最適陽極電圧Vaoへの設定が終了したならば、次の
ステップS5において第1格子電圧G1を初期電圧Vl
aに設定する。例えば第1格子電圧G1はG1=80〜
120Vの範囲で可変できることから、V1a=80V
に設定される。
このように第1格子電圧G1をG’1=V1aと初期電
圧に設定した状態で次のステップS6において第2格子
電圧G2を、例えば40〜110Vの範囲で可変する。
そして、次のステップS7においてステップS6におけ
る第2格子電圧G2を可変したときの計数率Nを監視し
、計数率Nが最大となる第2格子電圧G2としてG2=
V2aを検出する。続いて、ステップS8で第1格子電
圧G1の最終設定が終了したか否かチエツクし、最終設
定が終了していなければステップS9に戻り、それまで
の第1格子電圧G1に所定電圧Δv1を加えた新たな第
1格子電圧の設定を行ない、同様にステップ86〜S8
の処理を繰り返す。
第7図は第5図のフローチャートにおけるステップ86
〜S9の処理で得られた第2格子電圧G2に対する計数
率Nの関係を示した特性グラフである。
この第7図の特性グラフは、第1格子電圧G1をvla
、vlb、vlc、・・・v1gドア段階ニ可変し、各
第1格子電圧において第2格子電圧G2を可変したとき
の計数率Nの変化を示しており、この特性グラフから明
らかなように、第1格子電圧G1を一定としたときの第
2格子電圧G2の可変で得られる計数率Nのピーク値N
 a、 N b、・・・Neを与える第2格子電圧G2
がG2=V2a、 V2b。
・・・V2c+として検出することができる。
再び第5図を参照するに、ステップS8で第1格子電圧
G1の最終設定が判別されたならば、次のステップ31
0に進み、例えば第7図に示したように第2格子電圧V
2a、 V2b、  ・・・V2C]の中から最大計数
率N maxを与える第2格子電圧G2、例えばG2=
V2eを検出する。
続いて、ステップ811においてステップS10で検出
された第2格子電圧G2=2eとこれに対応した第1グ
リツド電圧G1=V1eをそれぞれ最適格子電圧として
第1パルス発生器20及び第2パルス発生器22に設定
する。
以上の処理により最適格子電圧の設定処理を終了するが
、更に第5図のフローチャートにあっては、ステップS
12において電子検出部1をバックグラウンド計数モー
ドとして電子計数率を求める。
このバックグラウンド計数モードは第8図の信号波形図
に示すように、第2パルス発生器22により第2格子電
極6に印加する電圧を一30に固定して外部からの電子
の導入を遮断した状態であり、このため電子検出部1の
内部でノイズ的に発生する電子のみを計数するモードと
なる。
ステップS12でバックグラウンド計数モードとするこ
とによるバックグラウンドノイズを与える計数率を計数
したならば、次のステップS13においてバックグラウ
ンドノイズの閾値Noと比較し、計数率Nが閾値Noよ
り小さければ格子電圧の最適設定処理が正常に行なわれ
たものとして設定処理を終了する。一方、バックグラウ
ンド計数モードにおける計数率Nが閾値Noより大きい
ときにはステップS14に進んで警報を出し、電子検出
部1自体の調整を促す。
尚、第1図の実施例にあっては、電源投入時の安定状態
の判定をセンサで検出した温度と湿度について行なって
いるが、気圧を含めて行なうようにしても良い。
また第1図の実施例にあっては、環境モニタ手段32又
は時間計測手段30の出力を受けて初期設定の要求表示
が行なわれたときに演算手段26で自動的に光量、陽極
及び格子電圧の初期設定を行なう場合を例にとるもので
あったが、初1定の要求表示を受けてオペレータが手動
で初期設定を行なうようにしても良いことは勿論である
更に、第1図の実施例における環境モニタ手段32にお
ける温度、気圧及び湿度の変化を判別する閾値は、実施
例の数値に限定されず、適宜の閾値を設定することがで
き、検出精度を更に高めたい場合にはより小さい閾値を
設定すれば良い。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、電源投入直後
の温度及び湿度の変化が大きい状態での測定開始により
不安定な測定結果が得られることを未然に防止し、また
計測中に最適計測条件から逸脱するような温度、湿度及
び気圧等の環境条件の変化を判定して光量及び電子検出
部の各電極電圧を最適状態に再設定することから、環境
条件の変化があっても常に最適計測条件の元に信頼性の
高い計測データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した説明図:第2図は第
1図の電子検出部に設けた各電極の印加電圧を示した信
号波形図: 第3図は第1図の実施例における環境条件の変化および
計測時間に基づく初期設定処理を示したフローチャート
; 第4図は光源波長に対する光量の関係を示したグラフ図
; 第5図は本発明における陽極電圧及び格子電圧の最適設
定処理を示したフローチャート;第6図は陽極電圧に対
する電子計数率の関係を示したグラフ図; 第7図は第1格子電圧G1をパラメータとして第2!8
子電圧G2に対する計数率Nの関係を示した特性グラフ
図; 第8図はバックグラウンド計数モードの電極電圧を示し
た信号波形図である。 1:電子検出部 2:検出窓 3:ケース 4:陽極リング 5:第1格子電極 6:第2格子電極 7:光源装置 8:光源 9、モノクロメータ 10.11ニスリツト 12:試料 13:試料台 15:受光素子 16:光量計測手段 18、増幅器 20:第1パルス発生器 22:第2パルス発生器 23、高圧電源 24:計数手段 26:演算手段 表示手段 時間計測手段 環境モニタ手段 温度センサ 気圧センサ 湿度センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 試料に光を照射し、該試料から放出される電子を電子検
    出部に導入して電子の数を計数する電子計数装置に於い
    て、 計測場所近傍の温度、気圧及び湿度を検出する検出手段
    と; 電源投入時に前記検出手段による少なくとも温度及び湿
    度の検出出力が一定範囲に入るように安定した時に測定
    を開始する制御手段と; 該測定開始後に、前記検出手段による温度、湿度又は気
    圧の少なくともいずれか1つの検出出力が予め定めた閾
    値を越えて変化したことを判別して出力する環境判別手
    段と; 前記環境判別手段の判別出力を受けたときに、光量、陽
    極電圧及び格子電圧の初期設定を要求表示する表示手段
    と; を備えたことを特徴とする電子計数装置。
JP32835688A 1988-12-26 1988-12-26 電子計数装置 Pending JPH02171644A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524286U (ja) * 1991-05-21 1993-03-30 松下電器産業株式会社 部品吸着装置における吸着完了検出装置
JP2005326189A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Matsushita Electric Works Ltd 光電子測定装置および光電子測定方法
JP2009081454A (ja) * 2008-11-17 2009-04-16 Topcon Corp 半導体デバイス検査装置

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