JPH0217643Y2 - - Google Patents
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- JPH0217643Y2 JPH0217643Y2 JP14749083U JP14749083U JPH0217643Y2 JP H0217643 Y2 JPH0217643 Y2 JP H0217643Y2 JP 14749083 U JP14749083 U JP 14749083U JP 14749083 U JP14749083 U JP 14749083U JP H0217643 Y2 JPH0217643 Y2 JP H0217643Y2
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- piston
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鋼板圧延装置において、圧延ローラ
を冷却させるのに用いる圧力水噴射ノズル弁に関
する。
を冷却させるのに用いる圧力水噴射ノズル弁に関
する。
鋼板の熱間圧延作業に伴なう圧延ローラの冷却
装置としては、第1図に示すようなものが従来よ
り知られている。この冷却装置Bは、圧延ローラ
Rに向けて多数の噴射ノズルNを該圧延ローラR
の全長に亘つて配設し、この噴射ノズルNから高
圧水(一般に150Kg/cm2)を噴射して、圧延ロー
ラRを冷却させるようにしている。この場合圧力
水は主配管30を経て噴射ノズルNに至るのであ
るが、作業終了に伴ない主弁31(スプール弁)
を閉鎖して給水を停止すると、噴射ノズルNの噴
射口から空気が主配管30内に入り込み、次に主
弁31を開放して給水を行なうと、主配管30内
に空気が溜つていることから、空気が急激に圧縮
された後に急激に膨張するというウオーターハン
マー現象が起り、その激しい衝撃によつて各部が
破裂、破損するという事故が発生する。
装置としては、第1図に示すようなものが従来よ
り知られている。この冷却装置Bは、圧延ローラ
Rに向けて多数の噴射ノズルNを該圧延ローラR
の全長に亘つて配設し、この噴射ノズルNから高
圧水(一般に150Kg/cm2)を噴射して、圧延ロー
ラRを冷却させるようにしている。この場合圧力
水は主配管30を経て噴射ノズルNに至るのであ
るが、作業終了に伴ない主弁31(スプール弁)
を閉鎖して給水を停止すると、噴射ノズルNの噴
射口から空気が主配管30内に入り込み、次に主
弁31を開放して給水を行なうと、主配管30内
に空気が溜つていることから、空気が急激に圧縮
された後に急激に膨張するというウオーターハン
マー現象が起り、その激しい衝撃によつて各部が
破裂、破損するという事故が発生する。
そこで、この事故を防止する方策として、従来
では、第1図に示すように補助配管32によつて
低圧水(30Kg/cm2)を常時給水して、この低圧水
を噴射ノズルNから垂れ流して空気の流入を防止
させるようにしていた。しかしながら、この従来
の方法では、水を常時垂れ流すため水の無駄使い
が生じるという大きな問題があつた。
では、第1図に示すように補助配管32によつて
低圧水(30Kg/cm2)を常時給水して、この低圧水
を噴射ノズルNから垂れ流して空気の流入を防止
させるようにしていた。しかしながら、この従来
の方法では、水を常時垂れ流すため水の無駄使い
が生じるという大きな問題があつた。
又、圧延対象となる鋼板Mが圧延ロールRの長
さより短い場合、例えば第1図で示すようにH幅
の鋼板Mでは、圧延ロールRが熱せられる部分は
この鋼板Mの幅に対応して部分的にしか熱せられ
ないのであるが、従来ではこの部分加熱の場合で
も全ての噴射ノズルNから圧力水を噴射するよう
にしており、これによつても水の無駄が生じてい
た。
さより短い場合、例えば第1図で示すようにH幅
の鋼板Mでは、圧延ロールRが熱せられる部分は
この鋼板Mの幅に対応して部分的にしか熱せられ
ないのであるが、従来ではこの部分加熱の場合で
も全ての噴射ノズルNから圧力水を噴射するよう
にしており、これによつても水の無駄が生じてい
た。
本考案は、かかる従来の問題点を解消せんとな
されたもので、その目的とするところは、噴射ノ
ズル自体に弁機能を持たせて、主弁の閉鎖に伴な
い自動的に噴射ノズル内の弁を閉鎖させ、この噴
射ノズルからの空気の流れを防止して、ウオータ
ーハンマー現象の発生を防止させ、また、その開
閉動作を主弁の開閉に伴なう水圧を利用して行な
わせることで、別段の動力を用いることなく自動
的に開閉できるようにさせ、更に、噴射ノズル内
の弁を開放させようとする水圧が作用しても、そ
の水圧に抗して弁を閉鎖状態に保持させることが
できるようにした圧力水噴射ノズル弁を提供する
ことにある。
されたもので、その目的とするところは、噴射ノ
ズル自体に弁機能を持たせて、主弁の閉鎖に伴な
い自動的に噴射ノズル内の弁を閉鎖させ、この噴
射ノズルからの空気の流れを防止して、ウオータ
ーハンマー現象の発生を防止させ、また、その開
閉動作を主弁の開閉に伴なう水圧を利用して行な
わせることで、別段の動力を用いることなく自動
的に開閉できるようにさせ、更に、噴射ノズル内
の弁を開放させようとする水圧が作用しても、そ
の水圧に抗して弁を閉鎖状態に保持させることが
できるようにした圧力水噴射ノズル弁を提供する
ことにある。
即ち、この目的を達成するために、本考案の圧
力水噴射ノズル弁は、ノズル軸方向の後端に流入
口を、前端に噴射口を有するノズル弁において、
ノズル内軸方向に先端開放型のシリンダ室と、シ
リンダ室内に後部のピストン部を摺動自在に嵌合
させると共に該ピストン部の前面中央にピストン
部の外径より小径に形成した噴射口開閉用の弁部
を接続しピストン部の前面に受圧面を形成したピ
スト弁と、シリンダ室内に摺動自在に嵌合されピ
ストン弁のピストン部の後面と圧縮状態にしたバ
ネを介して対向したピストン体と、を各々設け、
ピストン弁のピストン部の受圧面と弁部の接続部
の周囲に第1集合流路を設けると共に、前記噴射
口の入口周囲に第2集合流路を設け、前記シリン
ダ室内壁に、シリンダ室の後端面とピストン体の
後端面間に加圧流体を給排可能にした連通孔を設
けると共にピストン体の前端面とピストン弁のピ
ストン部の後端面間に空気を吸排する空気抜き孔
を設け、前記シリンダ室の周囲に、前記流入口と
第1集合流路に連通する複数の流通孔を形成する
と共にピストン弁の弁部の周囲に、前記第1集合
流路と第2集合流路に連通する複数の流通孔を形
成した構成とした。
力水噴射ノズル弁は、ノズル軸方向の後端に流入
口を、前端に噴射口を有するノズル弁において、
ノズル内軸方向に先端開放型のシリンダ室と、シ
リンダ室内に後部のピストン部を摺動自在に嵌合
させると共に該ピストン部の前面中央にピストン
部の外径より小径に形成した噴射口開閉用の弁部
を接続しピストン部の前面に受圧面を形成したピ
スト弁と、シリンダ室内に摺動自在に嵌合されピ
ストン弁のピストン部の後面と圧縮状態にしたバ
ネを介して対向したピストン体と、を各々設け、
ピストン弁のピストン部の受圧面と弁部の接続部
の周囲に第1集合流路を設けると共に、前記噴射
口の入口周囲に第2集合流路を設け、前記シリン
ダ室内壁に、シリンダ室の後端面とピストン体の
後端面間に加圧流体を給排可能にした連通孔を設
けると共にピストン体の前端面とピストン弁のピ
ストン部の後端面間に空気を吸排する空気抜き孔
を設け、前記シリンダ室の周囲に、前記流入口と
第1集合流路に連通する複数の流通孔を形成する
と共にピストン弁の弁部の周囲に、前記第1集合
流路と第2集合流路に連通する複数の流通孔を形
成した構成とした。
即ち、本考案の圧力水噴射ノズルは、熱間圧延
設備に付設するデスケーリングノズル、鋼板冷却
用ノズル、圧延ロール冷却用ノズル等に用いるも
のである。つまり、噴射口の入口を開閉する弁体
が多少摩滅しても圧力水が所定圧に達すると迅速
確実に弁体が開動作し所定圧未満では迅速確実に
閉止動作させるため、前記第1集合流路とこれに
前端面を露出して受圧面とするピストン部を有す
るピストン弁を設けたものである。又、コンパク
トな構造で且つ噴射口から多量の高圧力水を噴射
することができると共に噴射反力に対してもこの
反力が作用するノズル軸方向に後端流入口を位置
させ、この流入口に接続するヘツダーなどで受け
させて特殊な支持機構を不要とするもので、ノズ
ル軸心上にシリンダ室−ピストン体−ピストン弁
を配設すると共にノズル内圧力水流路をノズル軸
方向に沿つて流入口−シリンダ室周囲の複数の流
通孔−第1集合流路−ピストン弁の弁体周囲の複
数の流通孔−第2集合流路−噴射口の順に形成し
たものである。
設備に付設するデスケーリングノズル、鋼板冷却
用ノズル、圧延ロール冷却用ノズル等に用いるも
のである。つまり、噴射口の入口を開閉する弁体
が多少摩滅しても圧力水が所定圧に達すると迅速
確実に弁体が開動作し所定圧未満では迅速確実に
閉止動作させるため、前記第1集合流路とこれに
前端面を露出して受圧面とするピストン部を有す
るピストン弁を設けたものである。又、コンパク
トな構造で且つ噴射口から多量の高圧力水を噴射
することができると共に噴射反力に対してもこの
反力が作用するノズル軸方向に後端流入口を位置
させ、この流入口に接続するヘツダーなどで受け
させて特殊な支持機構を不要とするもので、ノズ
ル軸心上にシリンダ室−ピストン体−ピストン弁
を配設すると共にノズル内圧力水流路をノズル軸
方向に沿つて流入口−シリンダ室周囲の複数の流
通孔−第1集合流路−ピストン弁の弁体周囲の複
数の流通孔−第2集合流路−噴射口の順に形成し
たものである。
以下、本考案の実施例を図面に示して説明す
る。第2図は本考案の一実施例である圧力水噴射
ノズル弁Aを示す断面図である。
る。第2図は本考案の一実施例である圧力水噴射
ノズル弁Aを示す断面図である。
本実施例では、第2図に示す如く、ノズル弁A
の噴射口21を下向きにして使用する例のため、
ノズル軸方向の後端側を上側、前端側を下側とし
た位置関係で説明している。
の噴射口21を下向きにして使用する例のため、
ノズル軸方向の後端側を上側、前端側を下側とし
た位置関係で説明している。
第2図において、1は弁本体で、給水管部1
a、上側胴部1b、下側胴部1c、ノズル管部1
dと、を上部より順に一体に連設した構造となつ
ている。上記給水管部1aは、上面に流入口2を
開口させるとともに、底面に略円錐状の開口部3
を形成させて、流入口2から開口部3に至る流入
路aを形成させている。
a、上側胴部1b、下側胴部1c、ノズル管部1
dと、を上部より順に一体に連設した構造となつ
ている。上記給水管部1aは、上面に流入口2を
開口させるとともに、底面に略円錐状の開口部3
を形成させて、流入口2から開口部3に至る流入
路aを形成させている。
上側胴部1bは、上面に円錐突起4を突設させ
るとともに、上面から底面に貫通して流路bとな
る複数個(実施例では8個)の流通孔5,5…を
等配間隔で形成させ、かつ底面中央部に有底孔6
を形成し、該有底孔6の奥部をシリンダ室7とし
て、該シリンダ室7にピストン体8を摺動自在に
嵌合させるとともに、このシリンダ7の奥部に連
通孔9を形成して、該連通孔9を介して加圧流路
10をシリンダ室7に連通させている。
るとともに、上面から底面に貫通して流路bとな
る複数個(実施例では8個)の流通孔5,5…を
等配間隔で形成させ、かつ底面中央部に有底孔6
を形成し、該有底孔6の奥部をシリンダ室7とし
て、該シリンダ室7にピストン体8を摺動自在に
嵌合させるとともに、このシリンダ7の奥部に連
通孔9を形成して、該連通孔9を介して加圧流路
10をシリンダ室7に連通させている。
尚、実施例では、前記加圧流路10からシリン
ダ室7内に圧縮空気を供給して、前記ピストン体
8の上面に形成した受圧面8aに圧力を加えて、
該ピストン体8を下方に押し下げるようにしてい
る。なお、11は空気配管の接続金具である。
ダ室7内に圧縮空気を供給して、前記ピストン体
8の上面に形成した受圧面8aに圧力を加えて、
該ピストン体8を下方に押し下げるようにしてい
る。なお、11は空気配管の接続金具である。
次に、下側胴部1cは、上面に第1集合流路c
となる凹孔12を形成させるとともに、該凹孔1
2から底面にかけてネジ孔13を形成させてい
る。又、ノズル管部1dは、前記上側胴部1bの
有底孔6に嵌着させるシリンダ部14と、下側胴
部1cのネジ孔13に螺合させるノズル部15
と、を脚16を介して連設し、かつ前記シリンダ
部14の中央にシリンダ孔17を形成し、又、ノ
ズル部15の上面中央部に弁受け孔18を形成す
るとともに、該弁受け孔18の奥部に第2集合流
路19を形成し、かつ前記弁受け孔18の周囲に
前記第2集合流路19に貫通する数個(実施例で
は6個)の流通孔20を形成し、かつ底面の中央
に形成した噴射口21から前記第2集合流路19
に貫通する噴出孔22を形成して、前記流通孔2
0から第2集合流路19を介して噴出孔22に連
通する噴出流路dを形成している。
となる凹孔12を形成させるとともに、該凹孔1
2から底面にかけてネジ孔13を形成させてい
る。又、ノズル管部1dは、前記上側胴部1bの
有底孔6に嵌着させるシリンダ部14と、下側胴
部1cのネジ孔13に螺合させるノズル部15
と、を脚16を介して連設し、かつ前記シリンダ
部14の中央にシリンダ孔17を形成し、又、ノ
ズル部15の上面中央部に弁受け孔18を形成す
るとともに、該弁受け孔18の奥部に第2集合流
路19を形成し、かつ前記弁受け孔18の周囲に
前記第2集合流路19に貫通する数個(実施例で
は6個)の流通孔20を形成し、かつ底面の中央
に形成した噴射口21から前記第2集合流路19
に貫通する噴出孔22を形成して、前記流通孔2
0から第2集合流路19を介して噴出孔22に連
通する噴出流路dを形成している。
そして、前記流入管部1aの下端部と上側胴部
1bの上端部を嵌合させ、かつ上側胴部1bの下
端部と下側胴部1c上端部を嵌合させ、かつ下側
胴部1cのネジ孔13にノズル管部1dのノズル
部15を螺合させるととともに、シリンダ部14
を有底孔6に嵌着させることにより、各流路a,
b,c,dを一連に連通させて、弁本体1に流入
口2から噴射口21に至る流路Eを形成させるよ
うにしている。尚、36は溶接部、又、17aは
シリンダ孔17を大気に連通させる空気抜き孔で
ある。
1bの上端部を嵌合させ、かつ上側胴部1bの下
端部と下側胴部1c上端部を嵌合させ、かつ下側
胴部1cのネジ孔13にノズル管部1dのノズル
部15を螺合させるととともに、シリンダ部14
を有底孔6に嵌着させることにより、各流路a,
b,c,dを一連に連通させて、弁本体1に流入
口2から噴射口21に至る流路Eを形成させるよ
うにしている。尚、36は溶接部、又、17aは
シリンダ孔17を大気に連通させる空気抜き孔で
ある。
次に、23はピストン弁で、前記シリンダ孔1
7内に摺動自在に嵌合させるピストン部24と、
前記弁受け孔18内に摺動自在に嵌合させる弁部
25と、を一体に形成し、かつ該弁部25の先端
に円錐状の弁体26を形成して、該弁体26を噴
射口21に臨ませた状態で、該弁体26をシート
面27に圧接或いは離反させることにより、流路
Eを開閉させるようにしている。又、前記ピスト
ン部24の外径を弁部25の外径よりも大径に形
成させて、その段部面を前記流水路E内の圧力水
による水圧を受ける受圧面28としている。
7内に摺動自在に嵌合させるピストン部24と、
前記弁受け孔18内に摺動自在に嵌合させる弁部
25と、を一体に形成し、かつ該弁部25の先端
に円錐状の弁体26を形成して、該弁体26を噴
射口21に臨ませた状態で、該弁体26をシート
面27に圧接或いは離反させることにより、流路
Eを開閉させるようにしている。又、前記ピスト
ン部24の外径を弁部25の外径よりも大径に形
成させて、その段部面を前記流水路E内の圧力水
による水圧を受ける受圧面28としている。
また、29はバネで、ピストン体8とピストン
部24との間に圧縮状態で介装され、その弾発力
によりピストン弁23を下向きに付勢して、弁部
25の弁体26をシート面27に圧接させるよう
にしている。
部24との間に圧縮状態で介装され、その弾発力
によりピストン弁23を下向きに付勢して、弁部
25の弁体26をシート面27に圧接させるよう
にしている。
次に、第3図は前記圧力水噴射ノズル弁Aを用
いた圧延ローラ冷却装置Cの説明図である。
いた圧延ローラ冷却装置Cの説明図である。
図において、33はコンプレツサに接続した空
気主管で、この空気主管33から多数の空気枝管
34を分岐して、該空気枝管34をそれぞれ圧力
水噴射ノズル弁Aに接続している。又、35は前
記空気枝管34にそれぞれ設けたコツクである。
尚、この第3図に示した圧延ローラ冷却装置Cに
おいて、第1図で示した従来の圧延ローラ冷却装
置Bの構成と同一部分については図面の符合を同
一にした。
気主管で、この空気主管33から多数の空気枝管
34を分岐して、該空気枝管34をそれぞれ圧力
水噴射ノズル弁Aに接続している。又、35は前
記空気枝管34にそれぞれ設けたコツクである。
尚、この第3図に示した圧延ローラ冷却装置Cに
おいて、第1図で示した従来の圧延ローラ冷却装
置Bの構成と同一部分については図面の符合を同
一にした。
従つて、上述のように構成された圧力水噴射ノ
ズル弁Aを第3図に示す圧延ローラ冷却装置Cに
取付けた場合、まず、主弁31を閉鎖した状態で
は、ノズル弁Aの内部に水圧が加わらないため、
第2図に示すようにピストン弁23を付勢するバ
ネ29の弾発力によつて、弁部26がシート面2
7に圧接し、流路Eは密封閉鎖された状態とな
る。次に圧延作業に際し、主弁31を開放する
と、圧力水が主配管30からノズル弁A内に流入
し、この圧力水による水圧が受圧面28に作用し
てピストン弁23をバネ29に抗して押し上げ、
弁体26をシート面27から離反させて流路Eを
開放し、下端の噴射口21から圧力水を噴出し
て、圧延ローラRを冷却させることになる。
ズル弁Aを第3図に示す圧延ローラ冷却装置Cに
取付けた場合、まず、主弁31を閉鎖した状態で
は、ノズル弁Aの内部に水圧が加わらないため、
第2図に示すようにピストン弁23を付勢するバ
ネ29の弾発力によつて、弁部26がシート面2
7に圧接し、流路Eは密封閉鎖された状態とな
る。次に圧延作業に際し、主弁31を開放する
と、圧力水が主配管30からノズル弁A内に流入
し、この圧力水による水圧が受圧面28に作用し
てピストン弁23をバネ29に抗して押し上げ、
弁体26をシート面27から離反させて流路Eを
開放し、下端の噴射口21から圧力水を噴出し
て、圧延ローラRを冷却させることになる。
そして、作業終了に伴ない主弁31を閉鎖する
と、ノズル弁A内の圧力が低下し、バネ29の弾
発力によつて前記した第2図の状態にピストン弁
23が押し下げられ、弁体26をシート面27に
圧接して流路Eを密封閉鎖し、噴射口21からの
空気の流入を阻止して、主配管30内に空気が溜
ることによるウオーターハンマー現象を防止させ
ることができるものである。尚、弁部26とシー
ト面27との密封が害されて空気の流入が生じる
という不測の事故に対応するため、補助配管32
から低圧水を常時給水して、漏洩部から水を垂れ
流すことができるようにしており、この場合には
バネ29の弾発力を低圧水による圧力よりも大き
くさせて、低圧水の圧力ではピストン弁23が作
動しないようにする。
と、ノズル弁A内の圧力が低下し、バネ29の弾
発力によつて前記した第2図の状態にピストン弁
23が押し下げられ、弁体26をシート面27に
圧接して流路Eを密封閉鎖し、噴射口21からの
空気の流入を阻止して、主配管30内に空気が溜
ることによるウオーターハンマー現象を防止させ
ることができるものである。尚、弁部26とシー
ト面27との密封が害されて空気の流入が生じる
という不測の事故に対応するため、補助配管32
から低圧水を常時給水して、漏洩部から水を垂れ
流すことができるようにしており、この場合には
バネ29の弾発力を低圧水による圧力よりも大き
くさせて、低圧水の圧力ではピストン弁23が作
動しないようにする。
又、第3図で示すように、鋼板Mの幅が圧延ロ
ーラRの長さより短く、該圧延ローラRが幅Hの
範囲で部分的に熱せられる場合においては、冷却
を必要としない部分のノズル弁に接続した空気枝
管34のコツク35を開放して、圧縮空気をシリ
ンダ室7内に供給し、この圧縮空気による空気圧
でピストン体8をバネ29に抗して押し下げ、こ
のピストン体8の下面をピストン部24の上面に
圧接させて、水圧によるピストン弁23の上昇を
規制すれば、流路Eを閉鎖されて圧力水の噴射は
停止されることになり、これにより、ノズル弁A
を多数並設して使用する場合においても、圧延ロ
ーラRに対する冷却範囲を自在に調節することが
できるものである。
ーラRの長さより短く、該圧延ローラRが幅Hの
範囲で部分的に熱せられる場合においては、冷却
を必要としない部分のノズル弁に接続した空気枝
管34のコツク35を開放して、圧縮空気をシリ
ンダ室7内に供給し、この圧縮空気による空気圧
でピストン体8をバネ29に抗して押し下げ、こ
のピストン体8の下面をピストン部24の上面に
圧接させて、水圧によるピストン弁23の上昇を
規制すれば、流路Eを閉鎖されて圧力水の噴射は
停止されることになり、これにより、ノズル弁A
を多数並設して使用する場合においても、圧延ロ
ーラRに対する冷却範囲を自在に調節することが
できるものである。
以上、本考案の一実施例について説明したが、
本考案の具体的な構成は前記実施例に限定される
ものではない。
本考案の具体的な構成は前記実施例に限定される
ものではない。
例えば、材質的に、本実施例では弁本体1をス
テンテレスとし、ピストン弁23を超硬合金とし
ているが、これに限らず耐触性、強度、加工性、
価格等を勘案して任意に選定できる。
テンテレスとし、ピストン弁23を超硬合金とし
ているが、これに限らず耐触性、強度、加工性、
価格等を勘案して任意に選定できる。
また、流路の具体的形状についても実施例に限
定されるものではないが、ただ実施例のような流
通孔5,20を設けた流路構造にすると、乱流状
態で流入した圧力水を層流状態にして流れを円滑
にできるし、また、水あかの付着防止にも役立つ
という利点が生じ、この点から本実施例の流路E
は好適な実施例といえる。
定されるものではないが、ただ実施例のような流
通孔5,20を設けた流路構造にすると、乱流状
態で流入した圧力水を層流状態にして流れを円滑
にできるし、また、水あかの付着防止にも役立つ
という利点が生じ、この点から本実施例の流路E
は好適な実施例といえる。
又、実施例では加圧流路の流体に圧縮空気を用
いているが、これに限らず油圧装置による作動油
を用いてもよい。
いているが、これに限らず油圧装置による作動油
を用いてもよい。
尚、本考案の圧力水噴射ノズル弁は、主として
圧延ローラの冷却用として使用するのであるが、
この他に、鋼板のスケール除去用としても使用で
きる。
圧延ローラの冷却用として使用するのであるが、
この他に、鋼板のスケール除去用としても使用で
きる。
以上説明したように、本考案によれば、噴射ノ
ズル自体に弁機能を持せた構造にしたので、給水
を停止した場合に噴射ノズルから空気が流入する
という不都合を防止して、ウオーターハンマー現
象による破裂や破損を防止できる。
ズル自体に弁機能を持せた構造にしたので、給水
を停止した場合に噴射ノズルから空気が流入する
という不都合を防止して、ウオーターハンマー現
象による破裂や破損を防止できる。
また、圧力水の水圧を利用して弁を開閉させる
ので、弁の開閉に別段の装置を用いる必要がな
く、しかもその構造を簡単にさせることができ
る。
ので、弁の開閉に別段の装置を用いる必要がな
く、しかもその構造を簡単にさせることができ
る。
又、加圧流路を設けているので、ノズル弁を多
数並設して使用する場合において、その噴射範囲
を任意に調節でき、水の無駄使いを防止できるも
のである。
数並設して使用する場合において、その噴射範囲
を任意に調節でき、水の無駄使いを防止できるも
のである。
第1図は従来の圧延ローラ冷却装置を示す説明
図、第2図は本考案の一実施例である圧力水噴射
ノズル弁の断面図、第3図は該圧力水噴射ノズル
弁を用いた圧延ローラ冷却装置の説明図である。 A:圧力水噴射ノズル弁、C:圧延ローラ冷却
装置、E:流水路、1:弁本体、2:流入口、
7:シリンダ室、8:ピストン体、8a:受圧
面、10:加圧流路、17:シリンダ孔、21:
噴射口、23:ピストン弁、24:ピストン部、
25:弁部、26:弁体、27:シート面、2
8:受圧面、29:バネ。
図、第2図は本考案の一実施例である圧力水噴射
ノズル弁の断面図、第3図は該圧力水噴射ノズル
弁を用いた圧延ローラ冷却装置の説明図である。 A:圧力水噴射ノズル弁、C:圧延ローラ冷却
装置、E:流水路、1:弁本体、2:流入口、
7:シリンダ室、8:ピストン体、8a:受圧
面、10:加圧流路、17:シリンダ孔、21:
噴射口、23:ピストン弁、24:ピストン部、
25:弁部、26:弁体、27:シート面、2
8:受圧面、29:バネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ノズル軸方向の後端に流入口2を、前端に噴射
口21を有するノズル弁において、 ノズル内軸方向に先端開放型のシリンダ室7
と、シリンダ室7内に後部のピストン部24を摺
動自在に嵌合させると共に該ピストン部24の前
面中央にピストン部24の外径より小径に形成し
た噴射口開閉用の弁部25を接続しピストン部2
4の前面に受圧面28を形成したピストン弁23
と、シリンダ室7内に摺動自在に嵌合されピスト
ン弁23のピストン部24の後面と圧縮状態にし
たバネ29を介して対向したピストン体8と、を
各々設け、ピストン弁23のピストン部24の受
圧面28と弁部25の接続部の周囲に第1集合流
路cを設けると共に、前記噴射口21の入口周囲
に第2集合流路19を設け、前記シリンダ室7内
壁に、シリンダ室7の後端面とピストン体8の後
端面間に加圧流体を給排可能にした連通孔9を設
けると共にピストン体8の前端面とピストン弁2
3のピストン部24の後端面間に空気を吸排する
空気抜き孔17aを設け、前記シリンダ室7の周
囲に、前記流入口2と第1集合流路cに連通する
複数の流通孔5を形成すると共にピストン弁23
の弁部25の周囲に、前記第1集合流路cと第2
集合流路19に連通する複数の流通孔20を形成
したことを特徴とする圧力水噴射ノズル弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14749083U JPS6058266U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 圧力水噴射ノズル弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14749083U JPS6058266U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 圧力水噴射ノズル弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6058266U JPS6058266U (ja) | 1985-04-23 |
| JPH0217643Y2 true JPH0217643Y2 (ja) | 1990-05-17 |
Family
ID=30327968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14749083U Granted JPS6058266U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | 圧力水噴射ノズル弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058266U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3136949B2 (ja) * | 1995-05-01 | 2001-02-19 | サラヤ株式会社 | 流体噴射装置 |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP14749083U patent/JPS6058266U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6058266U (ja) | 1985-04-23 |
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