JPH0217946A - エポキシ化触媒として有用なモリブデン/アルキレングリコールコンプレックスの製造方法 - Google Patents

エポキシ化触媒として有用なモリブデン/アルキレングリコールコンプレックスの製造方法

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JPH0217946A
JPH0217946A JP15824288A JP15824288A JPH0217946A JP H0217946 A JPH0217946 A JP H0217946A JP 15824288 A JP15824288 A JP 15824288A JP 15824288 A JP15824288 A JP 15824288A JP H0217946 A JPH0217946 A JP H0217946A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モリブデン化合物の製造法に関し、更に詳し
くは、オレフィンのエポキシ化触媒として有用なモリブ
デンアルコールコンプレックスの改良された製造方法に
関する。
にお る の オレフィン類をエポキシ化して種々のエポキシド化合物
を得ることは、当業者によって長期間にわたって研究さ
れてきた0種々のオレフィン類の反応性が二重結合を有
する炭素原子上の置換基の数によって異なることは周知
である。エチレン自体は相対的に最も低いエポキシ化速
度を有し、プロピレン及び他のαオレフイン類がその次
に遅いものである0式:R*C=CR* (式中、Rは
単にアルキル又は他の置換基を示す)の化合物は極めて
速やかにエポキシ化することができる。しかして、二重
結合炭素上の置換基の数が増えると、該結合部分をエポ
キシ化することがより容易になる。
エチレンからのエチレンオキシドの製造は、長い間、銀
触媒上での分子状酸素との反応によって行なわれてきた
。数多くの特許がエチレンオキシド製造のための種々の
鍜接触法に対して与えられている。不都合なことに、銀
触媒法はエチレン以外のオレフィン類に関しては商業化
されなかった。長期間の間、プロピレンオキシドの商業
的な製造は、煩雑なりクロヒドリン法を経由しなければ
行なうことができなかった。
プロピレンのようなα−オレフィン類から置換オキシド
類を製造する他の商業的な方法は、Johnにolla
rの1960年代における業績に至るまで発見されなか
った。彼の米国特許節3.351゜635号においては
、モリブデン、タングステン、チタン、コロンビウム、
タンタル、レニウム、セレニウム、クロム、ジルコニウ
ム、テルル又はウラン触媒の存在下で、オレフィン系不
飽和化合物と有機ヒドロペルオキシドとを反応させるこ
とによって有機オキシド化合物を製造することができる
ことが教示されている。 Kollarの米国特許節3
,350,422号においては可溶性バナジウム触媒を
用いる同様の方法が教示されている。
しかしながら、Kollarの業績は、クロロヒドリン
法によらない商業的なプロピレンオキシド法の開発にお
いて極めて重要なものであると認められているが、Ko
llarの接触法(モリブデンが好適な触媒である)は
数多くの問題点を有することが認められている0例えば
、用いるペルオキシドに対応する多量のアルコールが生
成する。共反応物としてt−ブチルヒドロペルオキシド
を用いると実質的に当モル量のオレフィンエポキシド及
び1−ブチルアルコールが生成する。他の問題点は、オ
レフィンオリゴマー類が副生成物として生成することで
ある。プロピレンがエポキシ化されるオレフィンである
場合は、種々のプロピレンニ量体、場合によってはいわ
ゆるヘキセン類が通常生成する。これはプロピレンの所
望の用途でないという点において望ましくないことのほ
かに、生成混合物から所望のプロピレンオキシドを分離
する際に問題が起こる。更に、モリブデン触媒は安定で
ないか、又は、再循環用に関する触媒の回収率が低い。
種々の方法がプロピレンのモリブデン接触エポキシ化を
改良する試みにおいて研究されている。
一つの方法は触媒自体を改良することを試みたものであ
る0種々のモリブデンエポキシ化触媒の製造を包含する
特許としては、1ollarに与えられた米国特許節3
.362.972号が挙げられる。
モリブデンが+6の原子価を有するモリブデン化合物、
又は、バナジウムが+5の原子価を有するバナジウム化
合物を、カルボキシル基1個あたり少なくとも4個の炭
素原子を有する。炭素原子数4〜50のカルボン酸と共
に加熱することによって、モリブデン又はバナジウムの
炭化水素可溶性塩を製造することができる。 Beck
erに与えられた米国特許節3.578.690号にお
いては、カルボン酸とモリブデン化合物とを、生成する
水を除去しながら直接反応させることによってモリブデ
ン酸塩を製造することができることが開示されている。
三酸化モリブデンと、4〜22個の炭素原子を有する一
価の飽和アルコール類、又は、モノ−もしくはポリアル
キレングリコールモノアルキルエーテルあるいはこれら
の混合物とを反応させてオレフィンエポキシ化触媒を製
造することが、Bonettiらに与えられた米国特許
節3.480゜563号に開示されている。これらの触
媒はモリブデンを0.07〜0.93%しか含んでおら
ず、モリブデン含有量は商業的に用いるには低過ぎるも
のであり望ましくない、 Bonettiらは、モリブ
デン含有量を最大にし、更に、可溶性の活性エポキシ化
触媒を提供するためには、モリブデン化合物反応物質に
対するアルコールの比が重要であることを認識していな
かった。彼らはまた、調製物に水酸化アンモニウムを加
えることによるいかなる有利性も、三酸化モリブデンを
2−エチル−1−ヘキサノールと反応させた際に見出さ
れる重要なファクターも示していない。
ARCOに与えられた米国特許節4,434゜975号
において、発明者らは、エチレングリコール又はプロピ
レングリコールのような1〜4個の炭素原子を有する飽
和アルコール類又はグリコール類を、金属モリブデン及
び有機ヒドロペルオキシド、ペルオキシド又はH*Om
と反応させることによってモリブデン触媒を製造するこ
とができることを見出した。アンモニウム含有モリブデ
ン酸をヒドロキシ化合物、例えば有機第一級又は第二級
アルコール、グリコール類又はフェノール類と反応させ
ることによって製造されるモリブデン化合物が、(:a
vittに与えられた米国特許筒3.784.482号
及び3,787,329号に記載されている。
更に、Sorgentiに与えられた米国特許筒3゜5
73.226号においては、モリブデン粉末を、未反応
のtert−ブチルヒドロペルオキシド、及び、分子量
的200〜300を有し、分子あたり4〜6個の水酸基
を有する多価化合物を含有する混合流と共に加熱するこ
とによって、モリブデン含有エポキシ化触媒溶液を製造
することができることが開示されている。これらの触媒
は、 Sorgrntiに与えられた米国特許筒3.6
66.777号によるプロピレンのエポキシ化に用いら
れる。
Linesらに与えられた米国特許筒3,953゜36
2号においては、酸素含有モリブデン化合物と、過酸化
水素及びアミン類、並びに、場合によっては水又はアル
キレングリコールとを昇温下で反応させることによって
新規モリブデンエポキシ化触媒を製造することができる
ことが開示されている。同じ(Linesらに与えられ
た米国特許筒4.009,122号にしたがって、酸素
含有モリブデン化合物を、アミン類及びアルキレングリ
コールと昇温下で反応させることによって同様の触媒が
調製される。
Mattucciらに与えられた米国特許は、また、ア
セチルアセトン酸モリブデンから製造され、固体として
単離されるモリブデングリコール触媒に関するものであ
る。該物質をエポキシ化触媒として用いる場合には、炭
化水素溶媒を用いて溶液中で用いなければならない、エ
ポキシ化触媒としても有用なモリブデン誘導体化合物は
、Hagstromらに与えられた米国特許筒3.99
1.090号にしたがって、アセチルアセトン酸モリブ
デン、モリブデン酸類、及び酸化モリブデン類のような
酸素含有モリブデン化合物と、ビシナル(vicina
l )な水酸基を有する有機化合物とを、フッ化水素酸
、塩化水素酸などのようなハロゲン化水素酸の存在下で
反応させることによって製造することができる。
[エポキシ化触媒として有用なモリブデン/アルキレン
グリコールコンプレックスの合成(Synthesis
 of Mo1ibdenun+/Alkylene 
GlycolComp’1exes Useful a
s Epoxidation Catalysts l
 Jと題された1986年12月2日付でMarqui
sらに与えられた米国特許筒4.626.596号にお
いては、実質的に、希釈されていないプロピレングリコ
ールのようなアルキレングリコールと、希釈されていな
いヘプタモリブデン酸アンモニウム四水和物のようなア
ンモニア含有モリブデン化合物とを、モリブデンのグラ
ム原子数あたりアルキレングリコール7〜20モルの比
で混合して成る反応混合物を、少量の水の存在下80〜
130℃に加熱し、次に反応生成物を温和な条件でスト
リッピングして、最終的に約0.5〜6重量%の含水率
を有するモリブデンコンプレックスを提供することによ
る、触媒的に活性なモリブデンコンプレックスの製造方
法が開示されている。
Marquisらが1985年12月6日に出願し、審
査にかかっている「酸化モリブデン/アルカノールコン
プレックスの合成(Synthesis ofMoly
bdenum 0xide/Alkanol Comp
lexes ) J と題された米国特許出願筒06/
804.132号においては、水酸化アンモニウム水溶
液の存在下で開始され、120℃〜190℃で3〜8時
間行なわれる方法によって、2−エチル−1−ヘキサノ
ールのような06〜CI3アルカノールを三酸化モリブ
デンのような酸化モリブデン類と反応させ、発生するア
ンモニア及び水を実質的に完全に除去し、未反応アルカ
ノール中に溶解したモリブデン/アルカノールコンプレ
ックスの液状反応生成物を得る方法が開示されている。
Marquisらが1985年12月6日に出願した「
モリブデン酸アンモニウム/アルカノールコンプレック
スの合成(Synthesis of Ammoniu
mMo1ybdate/Alkanol Comple
xes ) Jと題された米国特許出願第06/804
.131号は、制御量の2−エチル−1−ヘキサノール
のようなC8〜C+sアルカノールと、ヘプタモリブデ
ン酸アンモニウム四水和物のようなモリブデン酸アンモ
ニウム類とを、水の存在下、大気圧下、120〜190
℃の温度で3〜8時間反応させ、発生するアンモニア及
び水を実質的に完全に除去して、水の含有量が0.1重
量%未満であり、未反応アルカノール中に溶解したモリ
ブデン/アルカノールコンプレックスからなる液状反応
生成物を得る方法に関するものである。
安定で、製造が容易で、高いモリブデン含有量を有する
エポキシ化触媒が今なお求められている。
光歴し11! 本発明は、アンモニウム含有モリブデン化合物と、アル
キレングリコールとを、減圧下、はぼ雰囲気温度(例え
ば25℃)〜約150℃以下の範囲の温度において反応
させることによるモリブデンコンプレックスの改良され
た製造方法に関する。
1   の言細な8日 Marquisらの米国特許第4.626.956号に
おいては、モリブデン化合物に対するアルキレングリコ
ール反応物質の比が、生成反応混合物の濾過の容易性、
及び、生成コンプレックス溶液が長時間の間明澄で固形
分を含まないままで保持される安定性に影響を与えると
いう発見に部分的に基くモリブデン/アルキレングリコ
ールコンプレックスの改良された製造方法が開示されて
いる。生成コンプレックスがエポキシ化触媒として最終
的に利用される際に良好であるか不良であるかを決定す
るうえでは、モリブデンコンプレックス調製物の実際の
由来が極めて重要であることも見出されている。さらに
、EG(エチレングリコール)又はPG(プロピレング
リコール)から製造されたモリブデンコンプレックスな
エポキシ化触媒として用いる場合には、反応温度は、高
すぎるとコンプレックス中のモリブデン含有量が低くな
り固形分が大量に形成されるので、高すぎ(165〜1
80℃)ではならない、また、コンプレックスがエポキ
シ化触媒として有用であるためには、グリコールな留去
せしめることによらずに、モリブデンのグラム原子数に
対するグリコールの比を調節することによって高いモリ
ブデン含有量を達成しなければならない、グリコールな
留去してコンプレックスのモリブデン含有量を高めると
、コンプレックスの含水量が低くなりすぎて、消費され
る有機ヒドロペルオキシドを基準とする選択性が低くな
り、エポキシ化触媒としての作用が不良なものになる。
米国特許第4゜626.956号の好適な方法は、モリ
ブデンのグラム原子数に対するグリクールのモル数の比
を8:1−16:1の範囲に設定して、90〜120℃
における1時間の熟成後に実質的に固形分を含まない反
応混合物を得ることを含む0次に、缶底残留物が充填物
の80〜95重量%になるように減圧ストリッピングを
行ない、水、アンモニア等を除去する。
の   な 本発明によれば、ジモリブデン酸アンモニウムと過剰量
のエチレングリコールとを、反応容器内において、雰囲
気条件の温度及び圧の下で混合し、次に、同時に反応容
器内の圧を約5〜約150amHgに減圧し、発生反応
副生成物を生成と同時に除去しながら、撹拌下、雰囲気
温度(例えば25℃)〜約150℃に約5〜約60分間
かけて加熱し、次に、反応混合物を雰囲気条件の温度及
び圧に戻して、得られる、溶解モリブデン含有量約10
〜約15重量%のモリブデンを有し、水約0.5〜約5
重量%を含有する、未反応エチレングリコール中のモリ
ブデン/エチレングリコールコンプレックスの溶液から
成る実質的に明澄な反応生成物を回収する各工程を含む
層流減圧製造方法によって、Marquisらの米国特
許第4.626,596号のモリブデン/エチレングリ
コールコンプレックスと実質的に同一のモリブデン/エ
チレングリコールコンプレックスを迅速かつ有効に製造
することができることが見出された、好ましくは、混合
物を、圧約10〜約80mmHgの圧力下で、25〜1
20℃に、約10〜50分かけて加熱し、この温度に約
4〜25分保持する。更に好ましくは、混合物を、約1
5〜60mmHgの圧力下、25〜100℃に、15〜
40分かけて加熱し、この温度に約6〜20分保持する
本発明にかかるモリブデン出発物質はジモリブデン酸ア
ンモニウムである。
エチレングリコールが、本発明のモリブデンコンプレッ
クスを製造するために用いる他の共反応物である。
ジモリブデン酸アンモニウム中のモリブデンのグラム原
子数に対するグリコールの比(エチレングリコールのモ
ル数)は、最終コンプレックス中に存在するモリブデン
の量及び処理容易性を決定する上で重要である。
本発明のエチレングリコール/ジモリブデン酸アンモニ
ウム系に関して、好ましい反応物質の比は、ジモリブデ
ン酸アンモニウム化合物中のモリブデンのグラム原子数
に対するエチレングリコールのモル数で表わすと7=1
〜20:lである。
特に好適なモリブデンのグラム原子数に対するグリコー
ルのモル数の比は9:1−11:1である。モリブデン
含有量、処理容易性及び保存安定性の点で最良のコンプ
レックスを得るためには、コンプレックス中に残存する
水の割合は0.5〜5重量%の範囲内でなければならな
い。発明コンプレックスを製造するための反応温度は約
25〜150℃、好ましくは25〜120℃の間でなけ
ればならず、最終圧は約5〜約100mmHg、より好
ましくは約10〜約80mmHgの減圧状態でなければ
ならない。
反応混合物を所望の最終温度に加熱すると同時に反応混
合物の圧を減少せしめなければならず、この工程は約5
〜約60分、より好ましくは約5〜約60分で行なわな
ければならない、最終温度における反応混合物の保持時
間を長くする必要はなく、7〜13分の保持時間が適当
であることが見出された(実施例1.2及び3を参照)
概して1本発明の最良のコンプレックスに関しては濾過
は必要ではない、塔底のコンプレックスの量が充填量の
約85〜95重量%となるのに十分な量の塔頂物が反応
中に除去され、触媒の水含有量は好ましくは0.5〜5
.0重量%の範囲である。特にエポキシ化の用途におい
ては、最終コンプレックスの含水量は概して約1〜3重
量%の間でなければならない。
上記記載の方法によって得られる反応混合物は、未反応
エチレングリコール中のモリブデン/エチレングリコー
ルコンプレックスの明澄で実質的に固形分を含まない溶
液であり、濾過を行なうことなく回収して用いることが
できる。該溶液は、溶解モリブデン含有量約10〜約1
5重量%及び含水量的0.5〜5.0重量%を有する、
保存安定性を有し、触媒的に活性な物質である。好適な
操作方法によって製造すると、溶液は通常モリブデン約
11−14重量%、水約1〜3重量%を含み、充填材料
の合計重量の約90〜92重量%を構成する。
本発明のモリブデン/エチレングリコールコンプレック
スは、カルボン酸基のような更なる遊離酸性基を有して
いないにもかかわらず、酸として滴定されるので、酸触
媒成分としてのその用途も同様であると考えられる0例
えば、本コンプレックスは、1.4−ブタンジオールか
らのテトラヒドロフランの製造及びヒドロキシエチルピ
ペラジンからのトリエチレンジアミンの製造におけるよ
うな、水を解離する有用な環化触媒として用いることが
できる1本発明のコンプレックスは、ヒドロペルオキシ
ドの存在下でのトルエンからのレソルシノールの製造の
ようなヒドロキシル化、オレフィン類、二酸化炭素及び
ヒドロペルオキシド類からのカーボネート形成、並びに
、炭化水素類及び有機ヒドロペルオキシド類からの酸素
化物の生成のための触媒として用いることができる。こ
れらコンプレックスに関する他の触媒用途としては、上
記記載のもののほかに、縮合、脱水、エステル化、オリ
ゴ重合、重合、不均化及び転位が挙げられる。モリブデ
ン/グリコールコンブレックスは、また、不凍液配合物
中の腐食抑制剤として、また、油類、グリース類及び他
の潤滑液に対する直接添加剤として試みることができる
本発明のモリブデン/エチレングリコール溶液はエポキ
シ化触媒として用いるのに極めて適している。エポキシ
化反応混合物を加える前に、通常、コンプレックス触媒
溶液を反応物質の一つ、通常はt−ブチルヒドロペルオ
キシド(TBHP)のt−ブチルアルコール(TBA)
溶液のようなヒドロペルオキシドと予め混合する。
可溶化モリブデンコンプレックスが、t−ブチルヒドロ
ペルオキシドの存在下でのプロピレンのプロピレンオキ
シドへのエポキシ化に有効に触媒作用を及ぼすことは周
知である0本発明のアルキレングリコール/モリブデン
コンプレックスは、驚くべきことに、かかる反応におい
て、TBHP転化率約98〜98.4%において、98
〜99%のオーダーのプロピレンオキシドへの選択率を
あたえると同時に、プロピレンニ量体の生成を最小にし
、ギ酸メチルの生成を極めて低くする。
エポキシ化は、通常、触媒及び溶媒の存在下でオレフィ
ンを有機ヒドロペルオキシドと反応させることによって
行なわれる。好ましくは、オレフィンはプロピレンであ
り、ヒドロペルオキシドはTBHPである。これらの反
応物質を用いた場合、所望の生成物はプロピレンオキシ
ド(PO)及びt−ブチルアルコールである。
触媒の濃度は、好ましくは、オレフィン及び有機ヒドロ
ペルオキシドの合計を基準として200〜600ppn
+である。更に、反応は、50〜180℃、好ましくは
90〜140℃、特に好ましくは約100〜130℃の
範囲の温度で行なわれるべきである。この反応温度は、
他の商業的方法と比べて比較的低いものである。他の通
常的でない特徴は、ヒドロペルオキシドに対するオレフ
ィンの好ましいモル比が非常に低く、約0.9:1〜3
.0:lのオーダーであることである。
エポキシ化の他の好ましい態様は、反応を、反応時間が
ほぼ等しく、第1段階が第2段階よりも低い温度で行な
われる2段階反応で行なうことから成る6例えば、反応
の最初の1時間を好ましくは50〜120℃の範囲の温
度で行ない、2番目の最後の1時間の反応を約120〜
150℃で行なう。
本発明を以下の実施例によって更に説明するが、これら
は例示の目的で与えられたものであり、本発明の範囲を
制限するものではない。
マグネチックスクーラー、温度計、K−ヘッド及び凝縮
器を具備した500m1の丸底フラスコに、EG  1
91.6g (3,0903モル)及びジモリブデン酸
アンモニウム58.4g(ADM、モリブデン0.34
35グラム原子)を加えた。モリブデンのグラム原子数
に対するEGのモル数の比は9/1であった。スターラ
ーを始動し、加熱を開始すると同時に減圧吸引を行なっ
た。9時15分(25℃)に減圧度30mn+Hgで加
熱を開始した。9時27分(12分後)に温度が100
℃になった(減圧度40m+++Hg)−反応混合物は
淡黄色で僅かに固形分を有していた。100℃における
加熱を、反応物質が明澄で固形分を有さなくなるまで8
分以上だけ継続した(減圧度は40mmHgから25m
mHgとなった)、加熱を停止した0反応混合物は冷却
しても明澄で固形分を含んでいなかった。触媒製造には
、加熱から反応終了まで全部で僅か20分しかかからな
かった。受はフラスコ中の塔頂物の重量はts、5g(
水分35.5%)であり冷トラップの重量は1.4g 
(水分87.5%)であった、生成物の重量は227.
2g (充填量の90.88%)であった、生成物は、
モリブデン14.0%(原子吸光法により測定)、水2
.27%(Karl Ficherにより測定)、N。
1.10%(Kjeldahlにより測定)を有し、試
料Igあたり168.17mgKOHの酸価を有してい
た。
実施例1に記載のように各装置を具備したフラスコに、
EG196.2g (3,16452モル)及びADM
53.8g (モリブデン0.3165グラム原子)を
加えた。モリブデンのグラム原子数に対するEGのモル
数の 比 は10.0/lであった。スクーラーを始動
し加熱と減圧を同時に開始した。午前7時55分(温度
23℃)に加熱を開始すると、反応混合物は僅か10分
のうちに100℃に達した(減圧度40mmHg)、反
応混合物は淡黄色で多少の固形分を有していた。加熱を
100℃で更に13分継続すると減圧度が40mmHg
から25mmHgになり反応混合物が明澄で固形分を有
さなくなった。
触媒製造には、加熱開始から冷却まで全部で僅か23分
しかかからなかった。塔頂物の重量は15.7g(水分
37.9%)であった、冷トラップの重量は1.6g 
(水分89.83%)であった、生成物の重量は228
.1g (充填量の91.24%)であった、生成物は
、モリブデン13.2%、水1.06%及びN13.1
6%を有し、試料1gあたり159.24mgKOHの
酸価を有していた。
実施例1に記載のように各装置を具備したフラスコに、
EG  200.1g (3,2274モル)及びAD
M  49.9g (モリブデン0.2935グラム原
子)を加えた。モリブデンのグラム原子数に対するEG
のモル数の比は11.0/1であった。スターラーを始
動し加熱と減圧を午前10時40分(24℃)に開始し
た。午前10時53分において反応混合物が100℃に
達した(減圧度35mn+Hg)(加熱を開始してから
13分が経過した)0反応混合物を、減圧を35mml
(gから30+n+sHgにしながら、100℃に更に
7分間保持した。この時点で反応混合物を冷却すると、
固形分が存在しないことが確認された。加熱及び反応に
かかった時間は全部で20分であった。塔頂物の重量は
14.9g(水分37.68%)であった、冷トラップ
の重量は1.2g (水分87.47%)であった。
生成物の重量は229.7gであった。生成物は、モリ
ブデン11,8%(原子吸光法により測定)、水2.8
1%及びNa3.09%を有し、試料1gあたり140
.65mgKOHの酸価を有していた。
メカニカルスターラー、温度計、窒素導入口、K−ヘッ
ド、凝縮器及び受はフラスコを具備した500m1の丸
底フラスコに、EG191.6g (3,0903モル
)及びジモリブデン酸アンモニウム58.4g (AD
M、モリブデン0.3435グラム原子)を加えた。モ
リブデンのグラム原子数に対するEGのモル数の比は9
/lであった。午前8時OO分に反応物質をフラスコに
加え加熱を開始した。大気圧下で窒素を充填した。午前
8時20分に反応混合物が100℃に達し、色は乳白色
であった(20分が経過した)6反応混合物を100℃
に1.0時間保持しく午前9時20分迄、固形分が残存
していた)、60℃に冷却しく午前10時35分)、こ
の時点で減圧吸引を行ない(35+u+Hg)100℃
への再加熱を開始し、午前10時47分において反応混
合物が100℃に達しく45mn+Hg)反応混合物を
減圧下(45+a+wHg)更に8分間(午前10時5
5分迄)100℃に保持した。
この時点で触媒調製物を冷却すると明澄で固形分を含ん
でいないことが確認された。最初の加熱から調製物の冷
却まで2時間55分(175分)を要した。塔頂物の重
量は9.5g (水分49.85%)であった、冷トラ
ップの重量は1.0g (水分92.42%)であり、
生成物の重量は234.7g (充填量の93.88%
)であった、生成物を分析すると、モリブデン13.5
%、N、  1.21%、水2.32%を有し、試料1
gあたり164.91mgKOHの酸価な有しているこ
とが確認された。
実施例4に記載のように各装置を具備したフラスコに、
EG  196.2g (3,164モル)及びADM
  53.80g (モリブデン0.3165グラム原
子)を加えた。モリブデンのグラム原子数に対するEG
のモル数の比は10/1であった。午前10時55分に
反応物質をフラスコに加え加熱を開始した(大気圧下、
窒素充填)、午前11時lO分に反応混合物が100℃
に達しく15分経過)、100℃における加熱を1.0
時間継続しく午後12時10分迄)、次に5分間で速や
かに85℃に冷却した(全経過時間は1時間20分であ
った)1次に反応混合物を減圧下(開始時45mmHg
)で100℃に再加熱すると僅か10分で100℃に達
しく30mmHg)、これを更に減圧下(30mmHg
)で100℃に10分間保持した後に冷却した。固形分
は存在していなかった。最後の冷却は午後12時35分
に開始した。加熱の開始から冷却まで、製造工程に1時
間40分(100分)を要した。塔頂物の重量は13.
6g(水分49.39%)であり、冷トラップの重量は
1.9g (水分92.96%)であった、生成物の重
量は229.9g (充填量の91.96%)であった
、生成物を分析すると、モリブデン13.2%、Na1
.07%、水1.54%を有し、試料1gあたり156
.81mgKOHの酸価を有していることが確認された
衷胤皿旦二 EGのモル  モ1プデンのグラム   の =11 
 1 、         =118    5990
一実施例4に記載のように各装置を具備したフラスコに
、EG  200.12g (3,228モル)及びA
DM  49.88g (モリブデン0.3074グラ
ム原子)を加えた。モリブデンのグラム原子数に対する
EGのモル比は11.0/1であった。午前7時35分
に反応物質をフラスコに加え加熱を開始した(23℃、
窒素充填、大気圧下)、午前7時55分に反応混合物が
100℃に達しく20分経過)、100℃に1.0時間
保持しく午前8時55分)、次に速やかに65℃に冷却
した(15分を要し、時間は午前9時10分であった)
、65℃において減圧をかけ(35mmHg)、加熱を
開始した(午前9時lO分)、約13分後に反応混合物
が100℃に達しく午前9時23分)、減圧度は25a
+mHgになった0反応混合物を100℃(25+u+
Hg)に更に10分間保持し、観察すると(午前9時3
3分)、固形分が存在していないことが認められ、最後
に冷却した。最初の加熱から冷却までの全製造時間は1
時間58分(118分)であった、塔頂物の重量は14
.3g(水分40.50%)であり、冷トラップの重量
は1.9g(水分91.93%)であった、生成物の重
量は229.2g (充填量の91.68%)であり、
これを分析すると、モリブデン11.9%(原子吸光法
により分析、理論値=12.29%)、N、  0.9
2%、水1.24%を有し、試料1gあたり143.4
4mgKOHの酸価を有していることが確認された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)モリブデンのグラム原子数に対するエチレン
    グリコールのモル数の比が約7:1〜約20:1の範囲
    であるような量比の、実質的に希釈されていないエチレ
    ングリコールと実質的に希釈されていないジモリブデン
    酸アンモニウムとを、反応容器中、雰囲気条件下で混合
    し、 (b)該混合物を、揮発した反応副生成物を除去しなが
    ら、撹拌下で、約5〜約60分間の間、同時に圧を約5
    〜約100mmHgに減少せしめながら約25℃〜約1
    00℃の温度に加熱し、 (c)その後、該反応混合物を雰囲気条件に戻して、モ
    リブデン含有量約10〜約15重量%を有する、実質的
    に固形分を含まない、触媒的に活性な、モリブデン/エ
    チレングリコールコンプレックスの未反応エチレングリ
    コール中溶液を回収することを特徴とする触媒的に活性
    なモリブデンコンプレックスの製造方法。 2、反応出発混合物におけるモリブデンのグラム原子数
    に対するエチレングリコールのモル数の比が約9〜11
    の範囲内であり、 反応混合物が、約15〜約40分の間、 同時に圧を約15〜60mmHgに減少せしめながら約
    100℃の温度に加熱し、 次に反応混合物を雰囲気条件の温度及び圧に戻し、 発生する反応生成物を除去した塔頂物が原料混合物の約
    8〜約10重量%を構成し、最終生成物がモリブデン約
    11〜約14重量%を含む請求項1記載の方法 3、(a)モリブデンのグラム原子数に対するエチレン
    グリコールのモル数の比が約7:1〜約20:1の範囲
    であるような量比の、実質的に希釈されていないエチレ
    ングリコールと実質的に希釈されていないジモリブデン
    酸アンモニウムとを、反応容器中、約20〜約30℃の
    温度及び大気圧下で、混合することによって原料混合物
    を調製し、 (b)該原料混合物を、揮発した反応副生成物を除去し
    ながら、撹拌下で、約10〜約50分間の間、同時に圧
    を約10〜約80mmHgに減少せしめながら約25℃
    〜約150℃の温度に加熱し、 (c)該混合物を、該温度及び工程(b)において設定
    された減圧条件下で、約2〜約30分の、該未反応エチ
    レングリコール中の該コンプレックスの固形分を含まな
    い溶液の形成によって示される、コンプレックス形成反
    応を完了せしめるのに十分な時間保持し、 (d)その後、該反応混合物を出発条件の温度及び圧に
    戻し、 (e)モリブデン含有量約10〜約15重量%を有する
    、実質的に固形分を含まない、触媒的に活性な、モリブ
    デン/エチレングリコールコンプレックスの未反応エチ
    レングリコール中溶液を回収することからなり、 工程(e)における、かかる回収コンプレックスが原料
    混合物の約88〜約95重量%を構成し、水約1〜約3
    重量%を含有することを特徴とする触媒的に活性なモリ
    ブデンコンプレックスの製造方法。 4、工程(a)において、モリブデンのグラム原子数に
    対するエチレングリコールのモル数の比が約9〜約11
    の範囲であり、 工程(b)において、原料混合物を、約10〜約50分
    間、同時に圧を約10〜約88mmHgに減少せしめな
    がら約25℃〜約120℃の温度に加熱し、 工程(c)において、混合物を工程(b)において設定
    された温度及び圧に約4〜約25分間保持し、 工程(e)で回収されるコンプレックスが原料の約88
    〜約95重量%を構成する請求項3記載の方法。 5、工程(a)において、モリブデンのグラム原子数に
    対するエチレングリコールのモル数の比が約9〜約11
    の範囲であり、 工程(b)において、原料混合物を、約10〜約50分
    間、同時に圧を約15〜約60mmHgに減少せしめな
    がら約25℃〜約100℃の温度に加熱し、 工程(c)において、混合物を工程(b)において設定
    された温度及び圧に約6〜約20分間保持し、 工程(e)で回収されるコンプレックスが原料の約90
    〜約92重量%を構成し、モリブデン約11〜約14重
    量%を含有する請求項3記載の方法。
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