JPH0218264Y2 - - Google Patents
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- JPH0218264Y2 JPH0218264Y2 JP1984143695U JP14369584U JPH0218264Y2 JP H0218264 Y2 JPH0218264 Y2 JP H0218264Y2 JP 1984143695 U JP1984143695 U JP 1984143695U JP 14369584 U JP14369584 U JP 14369584U JP H0218264 Y2 JPH0218264 Y2 JP H0218264Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- exhaust
- outlet pipe
- exhaust outlet
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は消音器に関し、特に内燃機関用の消
音器に関する。
音器に関する。
(従来技術)
従来の消音器としては、例えば第2図に示すよ
うなものが知られている(「自動車公害防止技術
に関する第4次報告」昭和57年5月環境庁自動車
公害防止技術評価検討会発行)。
うなものが知られている(「自動車公害防止技術
に関する第4次報告」昭和57年5月環境庁自動車
公害防止技術評価検討会発行)。
第2図において、1は両端が閉止板2,3によ
り閉止された外筒であり、外筒1内は仕切板4,
5により、閉止板2側より順次Uターン型拡張室
6,7および共鳴室8が画成されている。また、
9は図示しない排気マニホルドを介してエンジン
に連通する排気入口管であり、排気入口管9は拡
張室6を貫通して拡張室7に開口している。さら
に、10は大気に開口する排気出口管10であ
り、排気出口管10は共鳴室8および拡張室7を
貫通して拡張室6に突出、開口している。また、
拡張室6と拡張室7とは仕切板4に固設された連
通管11によつて連通しており、拡張室7と共鳴
室8とは仕切板5に固設された頚管12によつて
連通している。
り閉止された外筒であり、外筒1内は仕切板4,
5により、閉止板2側より順次Uターン型拡張室
6,7および共鳴室8が画成されている。また、
9は図示しない排気マニホルドを介してエンジン
に連通する排気入口管であり、排気入口管9は拡
張室6を貫通して拡張室7に開口している。さら
に、10は大気に開口する排気出口管10であ
り、排気出口管10は共鳴室8および拡張室7を
貫通して拡張室6に突出、開口している。また、
拡張室6と拡張室7とは仕切板4に固設された連
通管11によつて連通しており、拡張室7と共鳴
室8とは仕切板5に固設された頚管12によつて
連通している。
このような消音器にあつては、排気入口管9か
ら拡張室7に導入された排気は、拡張室7でUタ
ーンして連通管11から拡張室6に流れ、拡張室
6でUターンして排気出口管10を通つて大気外
に放出される。そしてエンジンから伝達される騒
音は、排気入口管9と拡張室7および連通管11
と拡張室6とで構成される各拡張型消音要素にお
いて主として中高周波数領域の騒音が低減され、
頚管12と共鳴室8とで構成されるヘルムホルツ
共鳴器(共鳴型消音要素)において低周波数領域
の騒音が低減される。
ら拡張室7に導入された排気は、拡張室7でUタ
ーンして連通管11から拡張室6に流れ、拡張室
6でUターンして排気出口管10を通つて大気外
に放出される。そしてエンジンから伝達される騒
音は、排気入口管9と拡張室7および連通管11
と拡張室6とで構成される各拡張型消音要素にお
いて主として中高周波数領域の騒音が低減され、
頚管12と共鳴室8とで構成されるヘルムホルツ
共鳴器(共鳴型消音要素)において低周波数領域
の騒音が低減される。
しかしながら、このような従来の消音器にあつ
ては排気がUターン型拡張室6,7において2度
の拡張、収縮とUターンをして大気に放出される
構成となつていたため、エンジンが高回転となり
排気の流量が増加して流速が大きくなると、排気
損失が増大するとともに2次気流騒音が増大す
る。その結果、エンジン出力が低下し、燃費が悪
化するとともに排気騒音が大きくなるという問題
点があつた。
ては排気がUターン型拡張室6,7において2度
の拡張、収縮とUターンをして大気に放出される
構成となつていたため、エンジンが高回転となり
排気の流量が増加して流速が大きくなると、排気
損失が増大するとともに2次気流騒音が増大す
る。その結果、エンジン出力が低下し、燃費が悪
化するとともに排気騒音が大きくなるという問題
点があつた。
そこで、このような問題点を解決するために、
本出願人は先に第3図に示すような消音器(特願
昭58−240569号、参照)を出願している。この消
音器は、内部に第1室21、第2室22、および
第3室23を画成した外筒24と、第1室21を
貫通して第2室22に開口するとともに、第1室
21に連通する多数の小孔24Aを形成した排気
入口管25と、第2室22、および第3室23を
貫通して第1室21に開口するとともに、第3室
23に連通する多数の小孔26Aを形成した排気
出口管26と、第1室21と第3室23とを連通
するとともに、第2室22に連通する多数の小孔
27Aを形成した連通管27と、を有している。
本出願人は先に第3図に示すような消音器(特願
昭58−240569号、参照)を出願している。この消
音器は、内部に第1室21、第2室22、および
第3室23を画成した外筒24と、第1室21を
貫通して第2室22に開口するとともに、第1室
21に連通する多数の小孔24Aを形成した排気
入口管25と、第2室22、および第3室23を
貫通して第1室21に開口するとともに、第3室
23に連通する多数の小孔26Aを形成した排気
出口管26と、第1室21と第3室23とを連通
するとともに、第2室22に連通する多数の小孔
27Aを形成した連通管27と、を有している。
したがつて、排気入口管25に送出された排気
は、その一部が小孔25Aを通つて第1室21に
流入し、残りの大部分は第2室22へと流れ込
む。第2室22に流入した排気は小孔27Aを通
つて連通管27へ流入し、第1室21からこの連
通管27へ導入された少量の排気と合流して第3
室23へ流れ込む。さらに、この排気は小孔26
Aを通つて排気出口管26へ流入し、第1室21
から排気出口管26へ流入した少量の排気と合流
して大気へと放出される。ここで、第1室21か
ら連通管27および排気出口管26を流れる少量
の排気は、その負圧効果により第2室22及び第
3室23からの小孔26A,27Aを介しての排
気の流入を促進して排圧を低減するとともに、小
孔26A,27Aから管径方向に流入する排気に
対して排気出口管26の下流側へその流れを方向
づけし、さらに、整流作用により管内の流速分布
を均一化する。このため、小孔26A,27Aを
通過し、連通管27および排気出口管26内を流
れる大部分の排気は、その排圧損失が極めて低く
抑制されるとともに乱流の発生も抑制される。ま
た、排気入口管25と第2室22および連通管2
7と第3室23とでそれぞれ構成される各拡張型
消音要素において、排気騒音は大部分が消音され
る。特に、これらの効果はエンジンが高回転大排
気流量時に顕著である。
は、その一部が小孔25Aを通つて第1室21に
流入し、残りの大部分は第2室22へと流れ込
む。第2室22に流入した排気は小孔27Aを通
つて連通管27へ流入し、第1室21からこの連
通管27へ導入された少量の排気と合流して第3
室23へ流れ込む。さらに、この排気は小孔26
Aを通つて排気出口管26へ流入し、第1室21
から排気出口管26へ流入した少量の排気と合流
して大気へと放出される。ここで、第1室21か
ら連通管27および排気出口管26を流れる少量
の排気は、その負圧効果により第2室22及び第
3室23からの小孔26A,27Aを介しての排
気の流入を促進して排圧を低減するとともに、小
孔26A,27Aから管径方向に流入する排気に
対して排気出口管26の下流側へその流れを方向
づけし、さらに、整流作用により管内の流速分布
を均一化する。このため、小孔26A,27Aを
通過し、連通管27および排気出口管26内を流
れる大部分の排気は、その排圧損失が極めて低く
抑制されるとともに乱流の発生も抑制される。ま
た、排気入口管25と第2室22および連通管2
7と第3室23とでそれぞれ構成される各拡張型
消音要素において、排気騒音は大部分が消音され
る。特に、これらの効果はエンジンが高回転大排
気流量時に顕著である。
(問題点)
しかしながら、このような従来の消音器にあつ
ては、エンジンの高回転大排気流量時に排圧が高
くならないよう管径を設定すると、エンジンの低
回転小排気流量時においては流速が低下して、ま
た、その排圧もエンジンの出力損失として問題と
ならない値よりさらに低下することとなる。ま
た、逆に低回転小流量時には管径が大き過ぎるた
め消音性能が低下し、排気騒音中に示す排気脈動
の基本次数成分が大きくなる。これらの結果、当
該消音器において低回転小流量時は消音量の増加
が必要となるという問題点を有していた。
ては、エンジンの高回転大排気流量時に排圧が高
くならないよう管径を設定すると、エンジンの低
回転小排気流量時においては流速が低下して、ま
た、その排圧もエンジンの出力損失として問題と
ならない値よりさらに低下することとなる。ま
た、逆に低回転小流量時には管径が大き過ぎるた
め消音性能が低下し、排気騒音中に示す排気脈動
の基本次数成分が大きくなる。これらの結果、当
該消音器において低回転小流量時は消音量の増加
が必要となるという問題点を有していた。
(問題点を解決するための手段)
この考案はこのような問題点を解決するために
なされたもので、内部に第1室、第2室および第
3室が画成された外筒と、第1室を貫通して第2
室に開口するとともに第1室に連通する多数の小
孔を形成した排気入口管と、第2室を貫通して第
1室と第3室に開口するとともに第2室を貫通す
る部分に多数の小孔を形成した連通管と、第2室
および第3室を貫通して第1室に開口するととも
に第3室を貫通する部分に多数の小孔を形成した
第1排気出口管と、第1排気出口管の小孔形成部
分より下流に設けられ、エンジンの低回転運転時
に第1排気出口管の通路断面積を減少させる制御
弁と、第1排気出口管よりも小径で、かつ第2室
および第3室を貫通して第1室に開口するととも
に第3室を貫通する部分に多数の小孔を形成した
第2排気出口管と、を備えたものである。
なされたもので、内部に第1室、第2室および第
3室が画成された外筒と、第1室を貫通して第2
室に開口するとともに第1室に連通する多数の小
孔を形成した排気入口管と、第2室を貫通して第
1室と第3室に開口するとともに第2室を貫通す
る部分に多数の小孔を形成した連通管と、第2室
および第3室を貫通して第1室に開口するととも
に第3室を貫通する部分に多数の小孔を形成した
第1排気出口管と、第1排気出口管の小孔形成部
分より下流に設けられ、エンジンの低回転運転時
に第1排気出口管の通路断面積を減少させる制御
弁と、第1排気出口管よりも小径で、かつ第2室
および第3室を貫通して第1室に開口するととも
に第3室を貫通する部分に多数の小孔を形成した
第2排気出口管と、を備えたものである。
(作用)
このような構成を有するこの考案にあつては、
エンジンの高回転大排気流量時には出口管の通路
面積を大きくして排圧損失と2次気流音を低減す
る。一方、エンジンの低回転小流量時には出口管
の通路面積を減少させて排気騒音の中心となる脈
動音を効果的に抑制すると共に消音量を増大す
る。
エンジンの高回転大排気流量時には出口管の通路
面積を大きくして排圧損失と2次気流音を低減す
る。一方、エンジンの低回転小流量時には出口管
の通路面積を減少させて排気騒音の中心となる脈
動音を効果的に抑制すると共に消音量を増大す
る。
(実施例)
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、同図において、31
は両端が閉止板32,33により閉止された外筒
であり、外筒31内は仕切板34,35により閉
止板32側から順次、第1室36、第2室37お
よび第3室38に画成されている。エンジンの排
気マニホルドに接続する排気入口管39は、この
第1室36を貫通して第2室37に突出、開口し
ており、また、この排気入口管39の第1室36
貫通部分の管壁には多数の小孔40が穿設されて
いる。したがつて、排気入口管39と第2室37
とは拡張型消音要素を、多数の小孔40と第1室
36とは多孔共鳴型消音要素をそれぞれ構成する
ことになる。41は第2室37を貫通する連通管
であり、この連通管41の一端は第1室36に、
他端は第3室38にそれぞれ突出、開口してい
る。また、この連通管41の第2室37貫通部分
の管壁には多数の小孔42が穿設されている。し
たがつて、この連通管41と第3室38とは拡張
型消音要素を構成することになる。一方、43は
第1排気出口管であり、この第1排気出口管43
は第2室37および第3室38を貫通しており、
その入口端が第1室36に、また出口端が大気に
開口している。また、この第1排気出口管43の
第3室38を貫通する部分には多数の小孔44が
穿設されており、その後端部43Aは拡径化され
ている。45は第1排気出口管43より小径の第
2排気出口管であり、この第2排気出口管45も
第2室37および第3室38を貫通しており、そ
の入口端が第1室36に開口し、その出口端は前
記第1排気出口管43の後端部43Aを貫通して
後端部43A内に開口している。したがつて、第
1排気出口管43の後端部43A内において、第
2排気出口管45の出口端側は同心円状に配置さ
れ、2重管構造をなしている。この場合、後端部
43Aの内周面と第2排気出口管45の外周面と
により画成される円環状の空間の断面積と第2排
気出口管45の断面積との和がエンジンの高回転
大排気流量時に最適な開口断面積となるように設
定されている。なお、第2排気出口管45の第3
室38を貫通する部分には多数の小孔46が穿設
されている。
は両端が閉止板32,33により閉止された外筒
であり、外筒31内は仕切板34,35により閉
止板32側から順次、第1室36、第2室37お
よび第3室38に画成されている。エンジンの排
気マニホルドに接続する排気入口管39は、この
第1室36を貫通して第2室37に突出、開口し
ており、また、この排気入口管39の第1室36
貫通部分の管壁には多数の小孔40が穿設されて
いる。したがつて、排気入口管39と第2室37
とは拡張型消音要素を、多数の小孔40と第1室
36とは多孔共鳴型消音要素をそれぞれ構成する
ことになる。41は第2室37を貫通する連通管
であり、この連通管41の一端は第1室36に、
他端は第3室38にそれぞれ突出、開口してい
る。また、この連通管41の第2室37貫通部分
の管壁には多数の小孔42が穿設されている。し
たがつて、この連通管41と第3室38とは拡張
型消音要素を構成することになる。一方、43は
第1排気出口管であり、この第1排気出口管43
は第2室37および第3室38を貫通しており、
その入口端が第1室36に、また出口端が大気に
開口している。また、この第1排気出口管43の
第3室38を貫通する部分には多数の小孔44が
穿設されており、その後端部43Aは拡径化され
ている。45は第1排気出口管43より小径の第
2排気出口管であり、この第2排気出口管45も
第2室37および第3室38を貫通しており、そ
の入口端が第1室36に開口し、その出口端は前
記第1排気出口管43の後端部43Aを貫通して
後端部43A内に開口している。したがつて、第
1排気出口管43の後端部43A内において、第
2排気出口管45の出口端側は同心円状に配置さ
れ、2重管構造をなしている。この場合、後端部
43Aの内周面と第2排気出口管45の外周面と
により画成される円環状の空間の断面積と第2排
気出口管45の断面積との和がエンジンの高回転
大排気流量時に最適な開口断面積となるように設
定されている。なお、第2排気出口管45の第3
室38を貫通する部分には多数の小孔46が穿設
されている。
ここで、47は電磁制御弁であり、この電磁制
御弁47は第1排気出口管43の小孔44形成部
分よりも下流の第1排気出口管43の通路内に配
設されたバタフライ型絞り弁48と、リンク49
を介して絞り弁48の弁軸に連結されたロツド5
0と、ロツド50及びリンク49を介して絞り弁
48が該出口管43の通路を閉止するよう付勢す
るスプリング51と、通電されるとロツド50を
スプリング51の付勢力に抗して吸引するソレノ
イドコイル52と、を有している。したがつて、
ソレノイドコイル52への通電時にはロツド50
が吸引されてリンク49を介して絞り弁48が開
き、非通電時(エンジンの低回転運転時)にはス
プリング51の付勢力により絞り弁48が閉じ
る。53はコントロールユニツトであり、このコ
ントロールユニツト53には図示していない回転
数センサからのエンジンの回転数信号Nが入力さ
れているとともに、電源Vから電源電圧が供給さ
れている。コントロールユニツト53はエンジン
の回転数が所定値を越えると作動信号をソレノイ
ドコイル52へ出力する。
御弁47は第1排気出口管43の小孔44形成部
分よりも下流の第1排気出口管43の通路内に配
設されたバタフライ型絞り弁48と、リンク49
を介して絞り弁48の弁軸に連結されたロツド5
0と、ロツド50及びリンク49を介して絞り弁
48が該出口管43の通路を閉止するよう付勢す
るスプリング51と、通電されるとロツド50を
スプリング51の付勢力に抗して吸引するソレノ
イドコイル52と、を有している。したがつて、
ソレノイドコイル52への通電時にはロツド50
が吸引されてリンク49を介して絞り弁48が開
き、非通電時(エンジンの低回転運転時)にはス
プリング51の付勢力により絞り弁48が閉じ
る。53はコントロールユニツトであり、このコ
ントロールユニツト53には図示していない回転
数センサからのエンジンの回転数信号Nが入力さ
れているとともに、電源Vから電源電圧が供給さ
れている。コントロールユニツト53はエンジン
の回転数が所定値を越えると作動信号をソレノイ
ドコイル52へ出力する。
次に作用を説明する。
まず、エンジンの高回転大排気流量時にはコン
トロールユニツト53がソレノイドコイル52に
通電し、ロツド50が図中下方に吸引されて絞り
弁48が開弁する。その結果、第1排気出口管4
3の通路が開口し、高回転大流量時に最適の開口
通路面積が確保される。
トロールユニツト53がソレノイドコイル52に
通電し、ロツド50が図中下方に吸引されて絞り
弁48が開弁する。その結果、第1排気出口管4
3の通路が開口し、高回転大流量時に最適の開口
通路面積が確保される。
ここで、排気マニホルドを介して排気入口管3
9に送出される大量の排気はその一部が小孔40
を通つて第1室36に流入し、残りの大部分は第
2室37へと流れ込む。第2室37に流入した排
気は小孔42を通つて連通管41内に流入し、第
1室36から連通管41内へ導びかれた少量の排
気と合流して、第3室38へ流れ込む。第3室3
8に流入した排気は小孔44,46を通つて第
1、第2排気出口管43,45内へそれぞれ流入
し、二分されたこれらの排気は第1室36より第
1、第2排気出口管43,45へそれぞれ導びか
れた少量の各排気とそれぞれ合流し、さらにこれ
らの排気は後端部45A内で合流して大気に放出
される。一方、第1室36から連通管41および
第1、第2排気出口管43,45に流れ込む少量
の各排気は各管41,43,45内で圧縮流とな
つて流速が高まり、これに伴つて各管41,4
3,45内の負圧が高まるため、大部分の排気が
小孔42,44,46に流入しやすくなる。また
少量の排気流は小孔42,44,46を通つて管
径方向に流入する排気に対して下流方向にその流
れを方向づけするとともに、その整流作用によ
り、管41,43,45内の流速分布を均一化す
る。このため、排気が小孔42,44,46を通
過し、各管41,43,45内を流れるときの排
圧損失が抑制されるとともに乱流の発生が防止さ
れて2次気流音が抑制される。また、排気騒音は
排気入口管39と第2室37および連通管41と
第3室38とでそれぞれ構成される各拡張型消音
要素においてその大部分が消音される。
9に送出される大量の排気はその一部が小孔40
を通つて第1室36に流入し、残りの大部分は第
2室37へと流れ込む。第2室37に流入した排
気は小孔42を通つて連通管41内に流入し、第
1室36から連通管41内へ導びかれた少量の排
気と合流して、第3室38へ流れ込む。第3室3
8に流入した排気は小孔44,46を通つて第
1、第2排気出口管43,45内へそれぞれ流入
し、二分されたこれらの排気は第1室36より第
1、第2排気出口管43,45へそれぞれ導びか
れた少量の各排気とそれぞれ合流し、さらにこれ
らの排気は後端部45A内で合流して大気に放出
される。一方、第1室36から連通管41および
第1、第2排気出口管43,45に流れ込む少量
の各排気は各管41,43,45内で圧縮流とな
つて流速が高まり、これに伴つて各管41,4
3,45内の負圧が高まるため、大部分の排気が
小孔42,44,46に流入しやすくなる。また
少量の排気流は小孔42,44,46を通つて管
径方向に流入する排気に対して下流方向にその流
れを方向づけするとともに、その整流作用によ
り、管41,43,45内の流速分布を均一化す
る。このため、排気が小孔42,44,46を通
過し、各管41,43,45内を流れるときの排
圧損失が抑制されるとともに乱流の発生が防止さ
れて2次気流音が抑制される。また、排気騒音は
排気入口管39と第2室37および連通管41と
第3室38とでそれぞれ構成される各拡張型消音
要素においてその大部分が消音される。
次に、エンジンの低回転小流量時においては、
コントロールユニツト53がソレノイドコイル5
2へ通電を停止し、絞り弁48はスプリング51
の付勢力により閉弁している。その結果、第1排
気出口管43の通路は閉止されるので、第2排気
出口管45のみが大気に開口している。したがつ
て、第1室36の断面積に対する第1、第2排気
出口管43,45の開口断面積の割合および第3
室38の断面積に対する第1、第2排気出口管4
3,45の開口断面積の割合は絞り弁48の開弁
時のそれらに比較してそれぞれ小さくなる。換言
すれば、第3図の従来例に比較して、従来と同一
容積を有する第1室36および第3室38に対す
る出口管の管径を小径化することと等価となる。
その結果、排気騒音を一層低減することができ、
エンジンの低回転小流量時に排気騒音の中心をな
す排気脈動の基本次数成分に対して充分な消音効
果を得ることができる。ところで、第1排気出口
管43を閉止することにより、第2排気出口管4
5内の排気の流速が増大し、2次気流音が増大し
てしまう恐れがあるが、エンジンの低回転時にあ
つては排気流量が少ないので、2次気流音の増加
はごくわずかである。また、第1排気出口管43
を閉止することにより、排圧が増大し、エンジン
の出力が低下することも考えられるが、前記のよ
うに排気流量が少ないので、排圧の絶対値は増加
せず、またエンジンの出力が低下することもな
い。すなわち、排気量が3000c.c.のエンジンにおい
て、その出力損失を5%以下に抑制するために
は、第1排気出口管43の内径を60mmに、第2排
気出口管45の内径を34.9mmに、それぞれ設定し
た場合、エンジンの回転数が4000r.p.m.以上に上
昇するときは両排気出口管43,45をともに開
口する必要がある。しかし、エンジンの回転数が
4000r.p.m.以下の場合には第2排気出口管45の
みを開口すれば出力損失は5%以内に抑制するこ
とができるのである。このように、エンジンの低
回転小流量時においても、エンジンの出力を低下
させることなく消音量を増大することができる。
コントロールユニツト53がソレノイドコイル5
2へ通電を停止し、絞り弁48はスプリング51
の付勢力により閉弁している。その結果、第1排
気出口管43の通路は閉止されるので、第2排気
出口管45のみが大気に開口している。したがつ
て、第1室36の断面積に対する第1、第2排気
出口管43,45の開口断面積の割合および第3
室38の断面積に対する第1、第2排気出口管4
3,45の開口断面積の割合は絞り弁48の開弁
時のそれらに比較してそれぞれ小さくなる。換言
すれば、第3図の従来例に比較して、従来と同一
容積を有する第1室36および第3室38に対す
る出口管の管径を小径化することと等価となる。
その結果、排気騒音を一層低減することができ、
エンジンの低回転小流量時に排気騒音の中心をな
す排気脈動の基本次数成分に対して充分な消音効
果を得ることができる。ところで、第1排気出口
管43を閉止することにより、第2排気出口管4
5内の排気の流速が増大し、2次気流音が増大し
てしまう恐れがあるが、エンジンの低回転時にあ
つては排気流量が少ないので、2次気流音の増加
はごくわずかである。また、第1排気出口管43
を閉止することにより、排圧が増大し、エンジン
の出力が低下することも考えられるが、前記のよ
うに排気流量が少ないので、排圧の絶対値は増加
せず、またエンジンの出力が低下することもな
い。すなわち、排気量が3000c.c.のエンジンにおい
て、その出力損失を5%以下に抑制するために
は、第1排気出口管43の内径を60mmに、第2排
気出口管45の内径を34.9mmに、それぞれ設定し
た場合、エンジンの回転数が4000r.p.m.以上に上
昇するときは両排気出口管43,45をともに開
口する必要がある。しかし、エンジンの回転数が
4000r.p.m.以下の場合には第2排気出口管45の
みを開口すれば出力損失は5%以内に抑制するこ
とができるのである。このように、エンジンの低
回転小流量時においても、エンジンの出力を低下
させることなく消音量を増大することができる。
(効果)
以上説明してきたように、この考案によれば、
エンジンの高回転大排気流量時においては排圧損
失および2次気流音を大巾に低減でき、その結
果、排気騒音の低減およびエンジンの出力低下の
防止を達成できる。また、エンジンの低回転小排
気流量時においても、エンジンの出力を低下させ
ることなく排気の騒音、特に脈動音を効果的に抑
制することができる。
エンジンの高回転大排気流量時においては排圧損
失および2次気流音を大巾に低減でき、その結
果、排気騒音の低減およびエンジンの出力低下の
防止を達成できる。また、エンジンの低回転小排
気流量時においても、エンジンの出力を低下させ
ることなく排気の騒音、特に脈動音を効果的に抑
制することができる。
第1図はこの考案に係る消音器の一実施例を示
すその断面図、第2図および第3図は従来の自動
車用消音器を示す各断面図である。 31……外筒、36……第1室、37……第2
室、38……第3室、39……排気入口管、40
……小孔、44……小孔、43,45……排気出
口管、44……小孔、46……小孔、47……電
磁制御弁(制御弁)。
すその断面図、第2図および第3図は従来の自動
車用消音器を示す各断面図である。 31……外筒、36……第1室、37……第2
室、38……第3室、39……排気入口管、40
……小孔、44……小孔、43,45……排気出
口管、44……小孔、46……小孔、47……電
磁制御弁(制御弁)。
Claims (1)
- 内部に第1室、第2室および第3室が画成され
た外筒と、第1室を貫通して第2室に開口すると
ともに第1室に連通する多数の小孔を形成した排
気入口管と、第2室を貫通して第1室と第3室に
開口するとともに第2室を貫通する部分に多数の
小孔を形成した連通管と、第2室および第3室を
貫通して第1室に開口するとともに第3室を貫通
する部分に多数の小孔を形成した第1排気出口管
と、第1排気出口管の小孔形成部分より下流に設
けられ、エンジンの低回転運転時に第1排気出口
管の通路断面積を減少させる制御弁と、第1排気
出口管よりも小径で、かつ第2室および第3室を
貫通して第1室に開口するとともに第3室を貫通
する部分に多数の小孔を形成した第2排気出口管
と、を備えたことを特徴とする消音器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984143695U JPH0218264Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984143695U JPH0218264Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6158610U JPS6158610U (ja) | 1986-04-19 |
| JPH0218264Y2 true JPH0218264Y2 (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=30701985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984143695U Expired JPH0218264Y2 (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0218264Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57167216U (ja) * | 1981-04-16 | 1982-10-21 | ||
| JPS5864814U (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-02 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の排気消音装置 |
| JPS59131511U (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-04 | 日産自動車株式会社 | 自動車用マフラ |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP1984143695U patent/JPH0218264Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6158610U (ja) | 1986-04-19 |
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